錦織「今回もタイトル取れなかったか…」

錦織「このままメジャータイトルが取れなかったら………はぁ」

錦織「とりあえず移動の準備を…
ってこんな荷物あったっけ?」

錦織「ダンテの荷物が混じったのかな？ とりあえず中身を確認して……」

錦織「ん、なんだ これは…ランプ…?」



ボボボボボボボボボーン

魔人「ハーーーーーーーーイ

私あなたに幸せをお届けするラン プの魔人でーーーす
封印を解いたあなたに３つの願いが叶えられる権利が与えられま～～す」



錦織「うわあああああああ！？！？」

(ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ)

ダンテ「どうしたんだケイ！？」

錦織「だっダンテこいつを見てくれ！？」

ダンテ「？？… 古ぼけたランプだな
買ったのか?」

錦織「えっ」

ダンテ「大丈夫そうでよかったよ…
ああ あと飛行機の時間が迫ってるから急いで準備してくれ それじゃあ俺も急ぐから」
(ﾊﾞﾀﾝ)



錦織「…俺以外には見えてない？」

魔人「そのとうりでマジン」

魔人「私はご主人様以外には見えないようになっているでマジン」

錦織「…… さっき言ってた３つの願いってのは？」

魔人「本当の事でマジンよ
ただし 残念ながら魔人の力も何でもできると言うわけでないでマジン
あくまでも実現可能なものしかできないでマジン 超能力者になるとかアメリカの大統領とかはムリでマジンね」

錦織「……うーん」

錦織「..............」

魔人「ご主人様はテニス選手なのだからテニスに関わることでいいと思うでマジン」

錦織「……そうか
じゃあ
GS優勝…
世界ランク1位 とかか…?
」

魔人「一年以内のGS優勝、
二年以内の世界ランク1位でいいでマジン?」

錦織「…別にいいけど どうして時期まで…」

魔人「そっちの方が都合がいいでマジン」

魔人「３つめの願いはどうするでマジン?」

錦織「んじゃ 生涯グランドスラムかな…」

魔人「3年以内の生涯グランドスラムでいいでマジンね」

錦織「……ちょっと待てよ その言い方だとまるで目標みたいじゃ…」

魔神「それじゃあいくでマジンよ～」


(ぽわわわ～ん)

錦織「えっもうやったの？」

魔人「ハイ 魔法をかけました」

錦織「へぇー これで本当にさっきの願いは叶うのか」

魔人「頑張らないといけないでマジンね」

錦織「えっ 魔法はかけたんじゃないのか」

錦織「ええ かけたでマジンよ」

魔人「さっきの願いが実現しないと

"あなたが死ぬ"

魔法をかけたでマジン」











錦織「え」