ガヴ「天使と学ぶプログラミング言語」 (27)
SS形式で初心者向けの内容になります
多分、終わる頃には基本情報技術者くらい取れるようになってるんじゃないかな(適当)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498275359
~ネットサーフィン中~
ガヴ「2020年から小学生にプログラミング授業が導入?」
ガヴ「そんなの嘘だろwありえないってwww」バンバン
ヴィーネ「残念ながら事実よ……」
ヴィーネ「今後、大人でもプログラミングできないと」
ヴィーネ「職に困る時代になっちゃうでしょうね……」
ガヴ「そ、そんな……!じゃあ私はこれからどうすればいいんだよ……!」
サターニャ「安心しなさいガヴリール!」ドンッ
ガヴ「なんだよいきなり……勝手に部屋入ってくんなよ!」
サターニャ「別にいいじゃない!それよりもプログラミングの話よ!」
サターニャ「プログラミングを始めるのに遅いって事はないの!」
サターニャ「今から勉強しても十分時間はあるわ」
ガヴ「そうなのか……少し希望が持てたよ」
ガヴ「楽しそうだし、ちょっとだけならプログラミングの勉強してみようかな?」
ヴィーネ「殊勝な心掛けね」
ガヴ「で、まずは何からすればいいんだ?」
サターニャ「そうね、まずは勉強していくプログラミング言語を決める必要があるわ!」
ガヴ「ふーん?オススメの言語とかあるの?」
ヴィーネ「オススメはJava言語よ」
ガヴ「どうして?理由が分からないと前向きな気持ちになれないぞ」
ヴィーネ「理由としては、Java言語は型にはまっていて覚えやすいし」
ヴィーネ「オブジェクト指向プログラミングに合わせて開発されているから」
ヴィーネ「オブジェクト指向の学習も簡単……」
ヴィーネ「多言語習得の叩き台としても優秀と言えるからかしら?」
ガヴ「なるほど、じゃあそのJava言語?にしようかな」
サターニャ「勉強する言語が決まったら、次は開発環境の構築よ!」
サターニャ「開発環境が整っていないとプログラミングはできないわ!」
サターニャ「と、言っても……開発環境の構築は凄く面倒くさい……」
サターニャ「ここで挫折する人間も沢山いるほどよ……」
サターニャ「だから今回は代わりに、とっておきの秘密道具、Dokojavaを使うわよ!」
ガヴ「Dokojava?」
ヴィーネ「DokojavaはJavaの開発環境がクラウド上にあるの」
ヴィーネ「だから自分で開発環境を構築しなくてもすぐにプログラミングを始められるのよ」
ガヴ「そりゃまた便利だな!」
※Dokojavaのリンク
http://dokojava.jp/pc/index.html
ガヴ「リンクを開いたら訳わからん英文が出てきたぞ……」
ガヴ「なんだこれ?」
サターニャ「その英文すべてひっくるめて『ソースコード』って言うわ!」
サターニャ「プログラマーはソースコードを数万行って書いてプログラムを作っていくのよ」
ガヴ「気が遠くなりそうだ……」
ガヴ「『コンパイル』と『実行』についても詳しく教えてよ」
サターニャ「コンパイルはソースコードに誤りが無いかチェックする機能」
サターニャ「実行はソースコードを実行する機能だと思えばいいわ」
ガヴ「なるほど……」
ヴィーネ「とりあえず初歩的なことから始めてみましょうよ!」
ヴィーネ「ガヴ、+の所をクリックしてクラス名を入力してみて?」
ガヴ「えっと……こうか?」
public class program {
}
サターニャ「惜しいわね……クラス名は必ず大文字で始めるってルールがあるのよ」
サターニャ「この場合、programじゃなくてProgramにする必要があるわ」
ガヴ「クラス名は必ず大文字……よしっできたぞ!」
public class Program {
}
ヴィーネ「上出来ね♪」
サターニャ「ところでガヴリール、このソースコードを見て気になるところはない?」
ガヴ「急にそんなこと言われても……」
ガヴ「あっ!この{ }はなんだ?ちょっと気になるぞ!」
サターニャ「それは『クラスブロック』よ
サターニャ「次はクラスブロックの中に以下のソースコードを入力して頂戴」
public static void main(String[] args){
}
ガヴ「結構長いな……っと……終わったぞ!!」
public class Program {
public static void main(String[] args){
}
}
サターニャ「直感的に分かりにくいと思うけど」
サターニャ「クラスブロックの中に入力したソースコードにも{ }があるのわかる?」
public class Program {
public static void main(String[] args){←ここから
ここまで→}
}
サターニャ「これを『メソッドブロック』と言うのよ」
ガヴ「結構ややこしいな……」
ヴィーネ「甘えたら駄目よガヴ!今書いたソースコードは要暗記!」
public class Program {
public static void main(String[] args){
}
}
ヴィーネ「これを口で唱えられるようになるまでしっかりと復唱するのよ♪」
ガヴ「もしかして……今から?」
ヴィーネ「もちろんよ」
ガヴ「そういえば今日、予定があったんだった!一旦勉強は終わりにしよう!」
ヴィーネ「復唱、早くしなさい……!」ギロ
ガヴ「ひゃ、ひゃい……」ブツブツブツブツ
サターニャ「(これからヴィネットには逆らわないようにした方がいいわね)」ガタガタ
3時間後
ガヴ「や、やっと覚えられた……」レイプ目
ヴィーネ「次は基本構文の宣言型について勉強しましょうか」
ガヴ「宣言型?」
サターニャ「とりあえずこれを見て……これを、どう思う?」ボロン
int
double
boolean
String
ガヴ「凄く、わからないです……」
サターニャ「この4つの英単語は『型』って言うの」
サターニャ「『int』は整数の型、『double』は小数の型」
サターニャ「『boolean』は真偽の型、『String』は文字列の型よ」
サターニャ「本当はもっと沢山の型があるんだけど」
サターニャ「主に使われるのはこの4つだから、初心者はこれさえおさえとけばいいわよ」
ガヴ「で、その型とやらで一体何をするんだよ?」
サターニャ「型はプログラムでデータを扱う際に必要なモノよ」
サターニャ「例えば、『114514』と言う整数のデータを扱いたいとするじゃない?」
サターニャ「この場合、int型を使う必要があるの」
ガウ「ふむふむ」
サターニャ「int age = 114514;とソースコードを書くことで114514を扱えるようになるわ」
ガヴ「ちょっとまて!int型を使うのは分かるけど、ageとか = ってなんだ?」
サターニャ「ageは変数よ、データを格納する入れ物って感じね」
サターニャ「変数の名前は基本的に自由だけど、型などの『予約語』を変数名にできないわ」
サターニャ「予約語は50個くらいあるから無理に覚える必要はないけど……」
サターニャ「 = は代入のことよ、int age = 114514;はageに114514を代入するって意味ね」
サターニャ「だから、114514を扱いたい場合、そのデータは変数ageに格納されているって事を意識しなきゃダメよ!」
ガヴ「はい」
サターニャ「まとめると『扱いたいデータの型 変数名 = データ;』と書くことで」
サターニャ「データを利用できる……という感じよ」
ガヴ「よくわからんけどわかりました」
ヴィーネ「習うより慣れろ、よ!……その為の、右手、右手…」
ヴィーネ「あと、その為の拳?」
ガヴ「拳?」
ヴィーネ「ソース!コード!書く!ソース!コード!書く!って感じで……」
ガヴ&サターニャ「…………」(完全なる無視)
ヴィーネ「>>10のメソッドブロックの中に、以下のソースコードを追加で入力してみて!」
int age = 801;
System.out.print(age);
ヴィーネ「ちなみにSystem.out.print(age);は変数ageを表示するソースコードね」
ガヴ「よしー!がんばるぞい!……っと出来たぞ!」
public class Program {
public static void main(String[] args){
int age = 801;
System.out.print(age);
}
}
ガヴ「おー、なんか実行結果に801って表示されてるな」
※
文頭の半角スペースは掲示板だと反映されないので全角にしてます
なのでこのままソースコードコピって貼り付けても、半角じゃないからDokojavaだとエラー出ると思います
くぅ疲
今日はこれにて終わりです
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