これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです
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P「最近暑いよな」
奈緒「突然だな、まぁ確かに暑いよなー 無駄に蒸し蒸しする」
P「昼間暑いくせに夜は寒い時があるからなぁ」
奈緒「それはわかる、夜寝る時に扇風機つけるか悩むんだよなぁ」
P「寒暖差激しいと風邪ひくから気をつけろよ?」
奈緒「それは不摂生しているプロデューサーもだろ?」
P「それを言われちゃ何も言い返せないな」
奈緒「もう夏かぁ…」
P「夏と言えば夏祭りの季節だよな」
奈緒「まぁ、夏って付くくらいだしな」
P「綿菓子作る機械になりたい…」
奈緒「確かに…うん…は?」
P「綿菓子の機械になりたいんだよ」
奈緒「ごめん、それは訳がわからん」
P「綿菓子の機械になりたいんだよ」
奈緒「何回も言わなくてもわかってるよ!!」
P「わかってくれるか?」
奈緒「言葉の意味はわかるけど真意がわからん」
奈緒「どっかの別事務所のプロデューサーはママになりたいとか言ってるらしいんだけど、うちのPもついにその病気?にかかったか?」
P「病気とはなんだ、病気とは」
奈緒「だって無機物になりたいとかいきなり言い出す大人って何だよ」
P「大人には無機物になりたいって時もあるんだよ」
奈緒「訳がわかんねぇ」
P「わからなくてもいいから、俺の話を聞いてはくれないか?」
奈緒「気は進まない」
P「気は進まなくても頼むよ」
奈緒「しかたねーな」
P「ありがとう奈緒、カワイイ」
奈緒「カワイイは余計だよ!!」
奈緒「それで?なんで綿菓子の機械になりたいんだよ?」
P「よくぞ聞いてくれた」
奈緒「いや、聞けって言ったんじゃん」
P「綿菓子の機械ってさ、あんなふわふわしたモノを自分の力で生み出せるんだぞ?」
奈緒「まぁ生み出してるって言うか綿菓子を作るためだけに作られた機械だしなぁ」
P「それで俺はアイドルもふわふわしてるモノだと思うんだよ」
奈緒「ふわふわしてるモノなのか?」
P「おれたちプロデューサーはふわふわしたモノを作ると言うよりは磨き上げるって言う方が近いと思うんだよ」
奈緒「え?なにいい話になるのか、これ?」
P「ならおれは自分であんなにふわふわしているモノを作れるようになりたい、そう思うんだよ」
奈緒「なんか変に感動するように持っていってるけど、無機物になりたいってそんな話だよな?」
P「そうだけど?」
奈緒「何でこんないい話に?」
P「そのほかにも理由はあるんだ」
奈緒「お?他にも理由があるのか」
P「なんだかんだ奈緒も聞きたくなってきてるじゃないか」
奈緒「うるせぇ、早く話せよな!」
P「照れなくてもいいのに。まぁ他にも仕事が単純で楽そうだからってのもあるよな」
奈緒「まぁ綿菓子作るだけの仕事だしな」
P「そうなんだよ、綿菓子の機械になれたら訳のわからない仕事をしなくて済むんだぞ?」
奈緒「プロデューサーの仕事ってそんなに大変なのか?」
P「そりゃもう想像を絶するくらいに」
奈緒「例えばどんな仕事が嫌なんだ?手伝えることなら何でも言ってくれ」
P「ありがとう、奈緒は優しいな」
奈緒「そういうのいいから!アタシは単純にいつも頑張ってくれてるプロデューサーに倒れられても困るからな」
P「ほんとに…限定担当ガチャで爆死したり、難易度の高い曲をフルコン寸前で通知が来て台無しになったり…」
奈緒「そんなゲームへの個人的憎悪の話を聞いてるんじゃねぇよ!!」
P「まぁそのほかにもたくさん仕事はある訳なんだが」
奈緒「要するに仕事がしたくないってことか」
P「そこまで言ったら悪魔に消されかねないから控えめにな」
ちひろ「何か言いましたか?」
P「ひぃ、何でも無いです」
奈緒「あの形相で凄まれたら何も言えなくなるよな」
P「限定ガチャ…無に帰すのがわかっててもつぎ込むのをやめられない…」
奈緒「それこそほんとに病気だろ」
P「奈緒の限定がほしいんだよ!!」
奈緒「おぉう!?そんなこと言われたら照れるな…」
P「欲を言えば加蓮も欲しい!!」
奈緒「強欲だな」
P「奈緒のビジュアル特化と加蓮のダンス特化…欲しいんだよぉ」
奈緒「そんなに言わなくてもア、ア、ア、アタシは…ずっとプロデューサーの側に居るだろ?」
P「奈緒、カワイイ(数分ぶり、2回目)」
奈緒「もういいから!!!」
P「いまの録音したいからもう一回言ってくれない?」
奈緒「あー!!!もうほんといいから!!」
P「話を戻そう」
奈緒「また急だな」
P「実は最後にもう一つ理由があるんだ」
奈緒「まだあるのか?」
P「あぁ、最後だから思い切って言うけど」
奈緒「今までもずいぶん思い切って話してたけどな」
P「最後のだけはほんとにやばいかもしれないんだ」
奈緒「正直聞きたくは無いけどここまで聞いたんなら最後まで聞くよ…」
P「ほんとにいいんだな?」
奈緒「ここまで聞いたんだからな、もう何でも来いって感じなんだよな」
P「綿菓子の機械って自分の出した白いモノを女の子が口にするんだぞ?興奮しないか?」
奈緒「ほんとに最低な理由だった」
P「何でだよ!!わかんねぇか!?」
奈緒「なんでアタシがわかると思ったんだよ」
P「まぁ最後まで聞いてくれるって言ったから」
奈緒「まぁ言ったけどな!!?そんな話だとは思ってなかったぞ!?」
P「そんな話?」
奈緒「そ…そんなえっちな(小声)」
P「えっち?なんで?」
奈緒「え?だって白い…(小声)」
P「自分の作ったモノをおいしいって言ってもらえるってうれしいし、そんなこと言われたら興奮しちゃうだろ?」
奈緒「アァ、あぁ!!なるほどね!!」
P「え?他になんかあるか?」
奈緒「もういい!!詮索するな!!」
P「え?奈緒、何を想像してたの?」
奈緒「もういいから!!やめてくれ!!」
P「奈緒カワイイ(4レスぶり3回目)」
奈緒「もういいから!!!!」
P「まぁそんな理由で綿菓子の機械になりたい」
奈緒「とてつもなくしょうも無い話だったな」
P「しょうも無いって言うなよ、真剣に悩んでたんだから」
奈緒「しょうも無いものはしょうも無いんだよ」
P「と言うわけで明後日この近くで夏祭りがあるらしいんだよ」
奈緒「へーそうなのか、そこで綿菓子の機械になるのか?」
P「一緒に夏祭り行かないか?」
奈緒「…へ?」
P「だから、一緒にその夏祭りに遊びに行かないか?」
奈緒「それって…デートのお誘いってことか?」
P「まぁそうなるな」
奈緒「まっ…まぁ、そこまで言うならしょーがねーな!!」
ちひろ「いちゃいちゃし始めるあらよそでやってください!!!」
以上です
お付き合いありがとうございました
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