【安価】異世界侵略オンライン【オリ】 (35)


はじめに

・基本遅速です。下げ進行でまったり参加をお願いします。
・オリジナルの世界を安価で造ったキャラが安価で行動するssです。
・このssは現実パートとオンラインパートに分かれます
・基本爽やかハートフルファンタジーですが、場合によっては……になります。


現実ルール
・主人公は高校生です。明らかに無理のある言動は夢オチにされてしまいます。
・現実では事件や事故が起きます。主人公はそれに対しての行動を安価で決めてもらいます。
・特殊ステータス【闇堕ち】が高くなると、主人公自身が危険な存在となります。

オンラインルール
・主人公の言動は自由です。ただし、オンラインゲームなのでレイプや拷問などはできません。(それを口にすることはできます)
・一つの世界に対して滞在期間は一年(現実の一か月)です。それ以上は滞在できなくなります。
・主人公が性格と異なる言動をとると、【闇堕ち】ポイントが高まります。闇堕ちが高まると現実に影響がでます。


それでは、長々と説明を続けてもつまらないと思うのでさっそく本編に入りたいと思います。



 異世界侵略 オンライン

    —START—





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371433847

・とあるスレで決まった主人公の情報・

≪主人公≫

名前:月見里誠也(やまなしせいや)
職業:高校二年生
性別:男性
性格:社交的で積極的

異世界侵略オンライン上のアバターネーム
ネーム:クレイ
ジョブ:戦士
性格:現実と変わらない

所属ギルド:雪月花(男女年齢バランスがとれた中堅ギルド)

備考:侵略オンラインを開始して数か月経つが未だにこのゲームの本質に懐疑的で、仲間とトラブルになる。



 このゲームは、人間のあらゆる�闇”を顕在化する……


【現実パート】

 西暦21××年。猫型ロボットが現れることは当分ないだろう世界に僕は生まれた。

 それでも、空飛ぶ車くらいはなんとか開発され、人々の暮らしは圧倒的に�楽”になった。

「誠也ー、お前今日も�部活”か?」

 誠也……ああ、僕の名前か。僕の名前は�月見里誠也(やまなしせいや)”この学園で�何でも屋”紛いのボランティア部に所属している高校二年生だ。

「ああ、うん。だって部長が泣くし」

 部長という単語を出した途端に『うげっ』と言った嫌そうな表情を見せたのはクラスメイトで友達の水谷だ。水谷は基本的に馬鹿だけど優しい。

「バカだから優しいのか?」

「あ? バカにしてるのか?」

「いやいや、馬鹿にしてない訳がないじゃないか」

「えっっと……つまり、ん?」

 水谷は難しいことが嫌いだ。僕は時折わけわからないことを言っては彼をわざと混乱させる。

「とにかく、僕は行くよ。それじゃ」

 何度も首を傾げている水谷をその場に残し、僕は部室へと急ぐ。

『あなたの最後の砦ボランティア部』

 相変わらず必要性のない前置きだ。ボランティアというのは基本的に頼まれてすることじゃない。こちらから奉仕したいという前提で�やらせてもらう”のがボランティアだ。

 あなたの最後の砦だと、それは悩みに悩みぬいた誰かが、他に頼るものもなくなって最後の最後に見つけた希望みたいじゃないか。

「そんなものはボランティアじゃない」

 がちゃり。

 ドアノブを回すとそこには仁王立ちの女子生徒がいた。

 彼女はまるで三流漫画で主人公が危機に陥った時に現れた一筋の光のような眩しい笑顔で言った。



「やぁ、さっそく君に依頼だ」



 だからそれはボランティアではない。

 僕は苦笑いをしながら答える。


「はいはい」


「それで、今回も�あれ”関係ですか?」

 あれ。言葉を濁したくなるような事象。そう、浮気調査だ。

「ああ、浮気調査だ」

 部長は堂々と言い放つ。そういう所は嫌いではないが、TPOによっては嫌いだ。

「部長の目から見て、どうだったんですか?」

 そう言い放った瞬間、僕はハッと口をつぐんだ。——時すでに遅し。

「2人きりの時に私を部長と呼ぶなぁあああ」

 教室いっぱいに女性特有の甲高い悲鳴が駆け巡った。

「す、すいません! �    ”さん!!」


 部長の名前は?安価↓1


「す、すいません! 安曇さん!」

 この人、来島安曇(くるしまあづみ)三年生は部長という肩書を極度に嫌う。その理由は様々で月曜日では堅苦しいのが嫌いだと言っては金曜にはそれほどぼ器ではないと笑う。おそらく、自意識過剰に判断するなら、�名前で呼んでほしい”のだ。

「よろしい。この�苦しま”ずに殺してあげるの来島安曇に対して部長だなんて肩書はお荷物にしかならないわ」

 苦しまずに殺すの来島安曇。

 このキャッチフレーズのすごい所は、これを言い出したのが本人ではないところだ。

「えっ、もしかして今回も?」

「ええ、もちろん。苦しまずに社会的抹殺を約束してあげたわ」

 安曇部長が�依頼”——特に罪悪がはっきりしているものに関しては、容赦という言葉がカゴから飛んでしまう。

「いやいや、浮気って言ったって若気のいた「誠也君」

 甘い声。いや、�甘いことにしときたい声”。安曇部長の一声で僕は口を開けることはできない。

「君の名前、�誠也”。とってもいい名前だわ」

 上唇に人差し指を当て、上目遣いでこちらをじっと見つめてくる。

 状況によってはとても幸せなことなんだろうけど、僕はまさに蛇に睨まれたカエルの気分だ。

「あなたは私の知る限りもっとも誠実な男性。だけど、……そう、月見里という名前の通りあなたには人を上から見る気概が足りないわ」

「人を上から見る……」

 確かに、僕は僕の人生において誰かより上に立ったと思ったことは一度もない。尊敬する人はたくさんいるが彼らは上から見下ろすというよりは空を自由に駆け回っている感じだ。

「平等の精神は素敵なことだわ。天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず……」

 安曇部長の顔が妖艶な笑顔からほんの少し、光の加減くらいの変化で真剣なまなざしを帯びる。




「人が同じ高さでしか物を見られなくなったら。人類滅亡はもう目の前だわ」




 悲しい顔だった。

 悲しそうな、ではない。その笑顔はまるで�そうなることを知っている”かのような、達観した諦観した表情だった。

「あ………」

 僕はそんな世界から置き去りにされた彼女に対してなんて答えればいいんだ。



 誠也はなんと返す?安価↓1

「甘い考えかもしれませんが……」

 僕は暗闇の中からたったひと粒の砂を探るように言葉を選んだ。安曇部長は笑顔のまま、僕の言葉を待つ。

「たとえ、たとえ軽蔑すべき相手がいたとして……」

 本当にあっているのか。これは先輩に届けるべき言葉なのか。

「僕はその人物が将来的に更生する可能性があるならば、軽蔑すべき対象ではないと思うんです」

 それが例え、自分という存在に敵意のナイフを向けているような人間でも。

「僕は信じたいんです」

 ……疲労感がすごい。安積部長と話すということは寿命を削るようなものだと毎度思ってしまう。





「そう、それがあなたなら、私はそんなあなたごと愛するだけよ」





 今までの疲労感を押しつぶすような徒労感が押し寄せて来た。

 なんだよ、答えなんてなかったのかよ。

 ボランティア部の部室はまるで探偵事務所のように設備が充実している。部長用の大きなデスク。応接間のような革張りの大きなソファー二つとそれを挟むようにガラスの机が一つ。

 ちょっと依頼者を呼んでくるわ。安曇部長は川の流れのようにスルリと部屋から出て行った。

「………今回も必要かなぁ」

 正義感の塊……いや違うな。自己中心主義の塊である安曇部長が、悪い言い方で言えば“日和見主義”である僕に依頼を譲る理由。

 それは、僕の持つ人とは違う能力にある。

 2100年代になっても、人々は外見上1000年代とほぼ変わってはいない。二足歩行だし手で物を掴むし目で物を見る。
 そんな中、一つだけ変わったことがあると言えば、それは“能力”と呼ばれる科学では説明できない力だ。

 それは物に手を触れずに動かしたり、空を飛んだり、心を読んだり多種多様だが、その中でも僕の能力は特殊だ。




 誠也の持つ能力とは?



1他人に質問をして嘘をつかせない能力。
2他人に命令をして必ず従わせる能力。
3他人の最も怖れていることを知る能力。


※これらの能力は現在は現実でしか使えません。

 安価↓1

「さ、彼女が今回の依頼者よ」

 


「は、初めまして! 私は1年二組の長谷川です!」

 ぺこり。深々と下げる彼女を見て、僕は大体の人間性を予測した。人間というのは便利なもので、わざわざ記憶を引き出しから机の上に持ち出さなくても、照合し鑑定し結果を出してくれる。

「僕の名前は月見里誠也です。よろしくお願いします」

 僕は彼女に負けないくらい深々と頭を下げた。

 彼女の中で僕という存在が信用に足る人間だと判断してもらうためには、多くの手順を踏む必要がある。

「さ、二人ともそんなお見合いみたいなやり取りしてないで、座ってくださるかしら」

 安曇部長の言葉にはそこはかとなく棘があった。もちろん、長い間一緒にいるから分かることで、長谷川さんは嬉しそうに『ありがとうございます』と腰かけた。———その瞬間、

 ちらり、安曇部長は僕に目配せした。

 僕は目線を上下に一回動かして了解の合図をとる。

 

 “この子から本心を引き出しなさい”



 十中八九そういうことだろう。しかも、やみくもに手を突っ込んでかき回すのではなく、あくまで優しく撫でるように触れろ、と。



 


 少し、ほんの少しでいいから僕の言葉を聞いてほしい。

 僕の能力についてだ。

 僕の能力は他人に質問した時のみ嘘をつかせない。どれだけ調教されたスパイであろうと、だ。



 もちろん、制約はいくつかある。

 一つ、質問はイエスかノーでしか返せない。相手に何かを語らせるような質問はできない。

 二つ、相手の質問に答える場合も嘘がつけない。

 三つ、一人に質問できるのは一日一度まで。



 まさにもろ刃の剣。僕は常に本音を語ってしまう恐怖におびえているのだ。

 例えば、電車で不良が騒いでいる時におっさんが注意して、僕に同意を求めてきたら…、



「はい! そうですね!」



 と、僕は嬉々として頷くだろう。そして、不良達の餌食となる。

 それでも、この能力はとても役に立っているし、“自身に似合った”能力だとも思っている。


「長谷川さんは、誰の浮気調査を依頼されるんですか?」

 こんなどうでもいい、安曇部長にでも聞けばわかる質問でも、イエスノーで答えられる質問にしてしまったら僕の能力は本日の営業を終了してしまう。会話には細心の注意が必要だ。

「えっと………」モジモジ

 彼女の様子がどこかおかしい。安曇部長に聞くか?

「………」

 安曇部長は首を横に振った。おそらく依頼までしか話が通ってないのだろう。




 僕は、思考を深く深く落としていった。

【推理安価】

 現実世界で状況を安価すると、その通りに物語が動いてしまいます。

 答えは予め決められており、正解だとオンラインのアイテムが貰えます。

 気軽に考えてましょう。




 長谷川の浮気しているかどうか調べて欲しい相手は?

(名前は適当に考えてくれてもいいですし、Aとかでもおっけーです)




 安価↓1


 きっと彼女が渋っているのは恥ずかしいからだ。

「えっと、それで———」

 言葉の途中で疑問が浮かぶ。


 ———きっと?


 なぜ、僕はきっとなんて予想的な言葉を使用したんだ。これからそれを前提に話を進めていくのだからもっと確信をもたないと……。

「それで、彼氏さんの浮気相手はある程度予測されてるんですか?」

 いま大事なのは相手に僕の実力を信用してもらうことだ。ここは間違っているとしても力強く話さなくてはいけない。

「あ、えっと……」

 彼女の顔がゆっくりと赤くなっていく。やはり知らない男に彼氏の話をするのは恥ずかしいのか。

「ふふふ、“良かったな”長谷川」

 安曇部長が含んだ言い方で彼女に笑いかける。彼女はさらに真っ赤になってしまった。

「たぶん……なんですけど、保健室の葛城先生かと……」




 え。




「月見里、気持ちは分かるが自らの常識に囚われると解決できるものもできなくなるぞ」

 安曇部長の凛とした声で僕の意識は現実まで“ぶん投げられた”。

「……なぜ、葛城先生だと思ったんですか?」

 そして、現実は小説より奇なりと知る。




「この間、保健室で抱き合ってるのを見たんです」




「そ、それはどの程度の話……なんでしょうか」

 抱き合っている。僕が中学生なら間違いなく言葉通りギュッと抱きしめ合っているだけだと判断しただろう。

 だが、僕はもう高校生だ。子供と大人の境界線に片足立ちしてる状態だ。

「どの程度とは“どの程度”なのかはっきりさせてくれんかね?」

 安曇部長が“悪意しかない”表情で僕を見つめてくる。まるで『童貞君、はっきりしないと男らしくないわよ』と言ってるようだ。

「………せ、セックスしてたのかどうかって話です」

 僕は全身の温度が高まるのを感じた。体中から嫌な汗が溢れる。

「せせせ、セックスですかぁ!?」

 彼女の顔はさらに真っ赤になっていた。どうやら、僕は深読みしすぎて墓穴を掘ったらしい。

「くくく、本当に面白いね、君は」

 安曇部長が僕の耳元まで近づき、柔らかな吐息と共に囁いた。

「それじゃ、ここから先は私が“障害”になるかもしれないので、外で待ってることにするよ」

 そして、安曇部長はこの部屋に“混乱”だけを残して去っていった。



 沈黙が流れる。



 僕はこの流れを分断するため、新たに質問することにした。どんな質問をしようか。

【推理安価】

 現実世界で状況を安価すると、その通りに物語が動いてしまいます。

 答えは予め決められており、正解だとオンラインのアイテムが貰えます。






 現在判明していること

・長谷川の彼氏を調査してほしい。
・長谷川はセックスという単語で顔を真っ赤にする。
・予想される相手は葛城先生(保健室の先生)



 月見里の次の質問は?


 安価↓1


 そうだな。まずはオーソドックスに現況を聞いておくか。

「長谷川さん、あなたの彼氏はその時以外に浮気をしている素振りはありましたか?」

 僕の質問に彼女は少し首をかしげた。質問の意図が分からないのだろうか。

「例えば、最近付き合いが悪いとか、妙によそよそしいとか……」

 例を出して、彼女は理解したと頷いたが、少し表情を曇らせた。

「私……元々そんなに仲が良い関係じゃないんです」

 プラトニックな関係だし、男子高校生の性欲が浮気を呼び込んだのか。

「あの人、テニスしてる時と私だけが心のよりどころだ。とか言ってたのに……」

 どうやらテニス部らしい。テニス部と言えば浮気しそうな奴に何人か心当たりがあるが。

「あ……でも、一つだけ前と違うことがあります」

「なんですか?」

「……休みの日に遊んでくれなくなったんです」

 学生にとって休日は朝から晩まで遊び倒せる貴重な日だ。

「今までは一緒に遊んでたの?」

「いえ、そういうわけではないんですが、……でも、相手にもしてくれなくなって…」

 感極まったのか、彼女が肩をふるわせ始めた。

 ショートカットの良く似合う笑顔の可愛い子なのに。僕は彼氏に怒りがわいてきた。



 そして、能力を使う決意をした。



 

【結論チャンス】


 月見里は彼氏の相手を特定するために能力を使います。


 他人に質問した時に嘘をつかせない。

 制約

 一つ、質問はイエスかノーでしか返せない。相手に何かを語らせるような質問はできない。

 二つ、相手の質問に答える場合も嘘がつけない。

 三つ、一人に質問できるのは一日一度まで。



 長谷川の彼氏だと思われる人物を選んでください。


 1テニス部部長  イケメン 斎藤
 2テニス部エース 高身長  池上
 3テニス部一年  チャラ男 海藤
 4テニス部顧問  数学教師 成田



 安価↓1


 よし、決めた。高身長の池上だ。彼はテニス部エースだけあってモテるはず。

 僕は、左手の親指を人差し指で挟んだ。形はオッケーのポーズに似ている。

 “キュイィィィィィン”と、まるで歯医者のあの音に近い金属音が脳味噌を駆け巡る。正直これは好きじゃない。

 だけど、それは使用許可が下りた合図。僕はゆっくりと口を開いた。


「ところで君の彼氏は池上君ですか?」


 彼女はきょとんとした表情で僕を見つめ、少しはにかみながら、


「いいえ」


 と、答えた。そして、“やっぱり良いです”とだけ伝え、部屋から出て行った。


 疲れた。

「お疲れさま、どうやらダメだったみたいね」

 後ろから包み込むように優しい声が流れて来た。

「すみません。なんだか考えすぎたようです」

「ふふ、それはどうかしら」

 安曇部長はクスクスと意地悪な笑いを乗せながら説明を始めた。

「まず、テニス部のエース池上君だとしたら、私たちの所へ相談にきたかしら」

 そうだ。それは僕も疑問に思った。

 例えば、僕が安曇先輩と付き合っていたとして、安曇先輩が浮気してたかもしれないと思ったら……凹む。

 いや、そんな場合ではない。一大事だ。

 まずは水谷にでも相談しよう。バカだけど親友だ。何とかしてくれる。

 水谷で無理だったらどうしよう。……そうだ、どこかの部活に浮気した奴を抹殺してしまうような危なっかしい集団がいたな。



 ………待て待て。



「高校生が浮気相手を社会的に抹殺するなんて思考に至るかしら」

 安曇部長は笑顔なのだが嫌味がない。それが余計に悔しくて僕は部長が良い終わるまでに犯人を当てようと思った。

「次に、名前を出し渋ったのは何故かしら」

 そこも疑問に思った。テニス部のエースと言えば部活動の花形的存在だ。そんな男と付き合うという時点で隠すことなどできないと誰でも思うはずだ。それを今更見ず知らずの俺に言うのが恥ずかしいのか。そんなわけはない。

「……なぜ、“彼氏”という単語に対して、安曇部長は“良かったな”と言ったんだ?」

 
 その理由を答えよ。

 安価↓1

「そうだ……。普段隠さなければならない相手、もしくは誰にもはっきり付き合ってると公言できない相手と付き合っていたからだ」

 なぜ僕はこんなことにも気付かなかったんだ。今頃になって後悔の波が押し寄せてくる。

「ふふっ、どうやら分かったようね。そう、社会的に抹殺をしたくなる相手で付き合ってると公言できず、それほど仲がいいわけでもないのにそこまで感情が高ぶってしまう相手」



 ———顧問の成田だよ。



「………」

 僕は天井を仰いだ。相変わらず規則的に空けられた穴の一つ一つが僕を笑っている気がする。

「ふふ、まぁそんなこともあるさ。ここはボランティア部だ。探偵事務所じゃない。気にする必要はない」

 その後、色んな話を安曇部長は展開したのだが、そのどれも記憶に残っていなかった。




 ———そして、僕は帰宅後すぐに耳の後ろにあるプラグに線を差し込んだ。



【オンラインパート】

クレイ「……てなことがあってさー」

??「ふーん、大変だったなぁ」

クレイ「分かってくれるかー社会人のくせに」

??「俺はまだ20代前半、ピチピチだっ」

クレイ「え、Tシャツが?」

??「おいぃいいい!!」

??「二人ともおもしろーい♪」



クレイ(月見里)と話してる同ギルド雪月花のメンバー二人のゲーム内の名前は?

20台前半の社会人、ツッコミ担当。男。見た目けっこういかついおっさんアバター。

安価↓1

リック「面白いってなんだよ。俺は真面目だっつーの」

??「ふふっ、リックが真面目なのは知ってるよ。侵略オンラインなのに侵略しないし」

リック「そりゃお前だってクレイだって一緒じゃねーか」

クレイ「それでも、リックは偉いよ。社会という荒波に揉まれた可愛そうな子なのにゲームのキャラにまで愛情を注ぐんだから」

リック「うるせwww それよりお前はなんで侵略しねーんだよ」


※オンライン上のチャットを表すため、オンラインパートでは草を生やすことが多いです。


??「私? 私はねー」


女の子の名前を決めてください。

リックとクレイが大好き。

自称女子高生年齢不詳

アバタ—は小さめの可愛いキャラを使っている。

安価↓1

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