毎月22日は佐城雪美ちゃんの日ということで、
今回は月宮さんと雪美ちゃんのお話です。
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雪美「雅…………みやび………。私………雪美…………」
雅「違うよぉ、みやびぃはみやびぃだけど雅にはお上品って意味もあるんだよぉ」
雪美「雅………お上品………。違う………?」
雅「みやびぃ、お上品かなぁ?」
雪美「うん………ヨーグルト………ふた………、なめない…から………」
雅「判断基準そこ?雪美ちゃんはなめるの?」
雪美「ううん………ペロ………なめる………ペロペロって………ふふっ…………」
雅「ペロちゃんはくいしんぼさんなんだねぇ」
雪美「うん………なんでも………、食べる……」
雅「そういえば今日はペロちゃんと一緒じゃないの?」
雪美「ペロ…………今日…お留守番………」
雅「そうなんだぁ」
雪美「雅……事務所………、お留守番……?」
雅「そうだよぉ、ちひろさんが帰って来るまでみやびぃが事務員さんだよぉ」
雪美「電話……取る………?」
雅「取るよぉ」
雪美「すごい…………。雅……大人…………」
雅「普段から美紗希ちゃんや彩華ちゃんに鍛えられてるからねぇ」
雪美「がーるず…………ぱわー…………」
雅「雪美ちゃんも入っちゃう?」
雪美「私…………女子力…………………無い……………………」
雅「そんなことないよぉ、雪美ちゃんも女子力あるよぉ」
雪美「女子力……………………何……………?」
雅「う~ん、難しいよねぇ」
雪美「キャットフード………素手で…………開ける………?」
雅「それはどっちかというと男子力かもぉ~」
雪美「焼き鳥…………取り分ける…………」
雅「それはなんだか女子力っぽいかもぉ」
雪美「私……………苦手…………。いつも………飛び散る……」
雅「そのうちうまくなるよぉ」
雪美「雅……女子力……………高い………。だから……焼き鳥……得意そう………」
雅「みやびぃも苦手だよぉ。彩華ちゃんが一番上手だよぉ」
雪美「彩華………羽……ある………、鳥……気持ち…………わかる………?」
雅「そうかもぉ」
雪美「私も………衣装………羽根…………生やす…………」
雅「雪美ちゃんに羽が生えたら天使みたいだねぇ」
雪美「違う………もっと………かっこいいやつ………。蘭子……みたいな……」
雅「雪美ちゃんああいうのが好きなのぉ?」
雪美「うん………かっこいい…………。ついでに……エクステ………」
雅「ついでなの!?」
雪美「それから………外ハネ………ドライバ………まあるいやつ……眼帯……おだんご……かに……」
雅「えっ、なになに?クイズぅ?」
雪美「かぶりもの……だじゃれ……ばななすし……ヒーロー……ゲーム………」
雅「あっ、わかったかもぉ」
雅「後はお魚と焼き鳥だねぇ」
雪美「乃々……焼かないで……………」
雅「ごめんさっき焼き鳥の話ししてたからついやっちゃったぁ」
雪美「おいしそう…………。間違えた…………かわいそう…………」
雅「雪美ちゃんもいうよねぇ」
雪美「ちょっと…………お腹…………空いてきた……………」
雅「確かに小腹がすいてきちゃったよねぇ」
雪美「冷蔵庫……おやつ…ある……。あるよ……………」
雅「勝手に食べて大丈夫?」
雪美「おいしいから………大丈夫………」
雅「全然大丈夫じゃないよぉ」
雪美「しょうがない…………………。ペロ……おやつ…………食べる…………」
雅「それもだめぇ」
雪美「最終手段………自分の…おやつ………」
雅「最初からそれをだそうよぉ。あっ、みやびぃもおやつもってるから交換しよっか」
雪美「うん…………いいよ…………」
雅「みやびぃのおやつはこれ、いちごのキャンディだよぉ」
雪美「私……………これ…………。にぼし…………」
雅「渋い!!」
雪美「おばあちゃん………くれた…………」
雅「雪美ちゃんはおばあちゃんっこなのぉ?」
雪美「私………おばあちゃん……違う…………、違うよ………」
雅「ううんそうじゃないよぉ。雪美ちゃんはおばあちゃん好き?」
雪美「うん………好き……………」
雅「そうなんだぁ。みやびぃはね、ママが好きなのぉ」
雪美「ママ…びぃ…………?」
雅「ママびぃ…なんだかかわいくて良いかもぉ」
雪美「ママびぃ……パパびぃ……ペロびぃ……」
雅「ペロちゃんも月宮ファミリーになっちゃう?雪美ちゃんも?」
雪美「私…………さじょびぃ………?」
雅「なんで名字!? 雪美ちゃんはみやびぃのかわいい妹だからシスびぃだよぉ」
雪美「雅………お姉ちゃん…………」
雅「はぁい、雪美ちゃんのお姉さんのみやびぃだよぉ」
雪美「雅……お姉さん………。ママびぃ……どんな…人……………?」
雅「ママはねぇ、昔アイドルになりたかったんだってぇ」
雪美「アイドル…………」
雅「だからみやびぃにアイドルになりなさいってしつこいんだよぉ」
雪美「そう…………大変……………ね………」
雅「そんなことないよぉ、みやびぃもママの夢を叶えたいって思うしぃ。何よりアイドル楽しいもん」
雅「彩華ちゃんや美紗希ちゃんとも出会えたしぃ。こんなにかわいい妹もできたしねぇ」
雪美「私も…アイドル………楽しい…………」
雅「そうだよねぇ、だからアイドルにしてくれたママに感謝してるんだぁ。あっ、もちろんモバPさんにもだよぉ」
雪美「…………うん」
ちひろ「ただいま戻りました〜」
雪美「………おかえり」
雅「おかえりなさぁい」
ちひろ「雅ちゃん、留守番ご苦労様です」
雅「雪美ちゃんと一緒だったから楽しかったよぉ」
ちひろ「そうでしたか。そんな留守番してくれた二人にはお土産があります」
雅「すご〜い、ケーキだ」
雪美「きらきら…………おいしそう…………」
ちひろ「好きなの一つ………選んで下さい………」
雅「あっ、みやびぃ紅茶淹れてくるね」
ちひろ「ありがとうございます」
雪美「ありがとう……………」
ちひろ「雪美ちゃん、どれがいいですか?」
雪美「いちご……ショートケーキ…………」
雪美「でも………モンブラン……………、捨てがたい…………」
ちひろ「珍しいですね、雪美ちゃんなら迷わずショートケーキだと思ってました」
雪美「たまには…………寄り道………、大切………」
雪美「う〜ん……………」
雅「お紅茶入りましたぁ」
ちひろ「ありがとうございます」
雅「雪美ちゃんはどれにするの?」
ちひろ「それが、ショートケーキとモンブランで悩んでるみたいなんです」
雅「だったらみやびぃとはんぶんこしようよぉ」
雪美「…………いいの………?」
雅「いいよぉ」
雪美「ありがとう…………」
雅「じゃあ切り分けるねぇ」
雪美「うん……………」
雅「はいどうぞ」
雪美「いちご…………いいの………?」
雅「いいよぉ。みやびぃはいちごを食べるよりいちごを食べてる雪美ちゃんを見たいもん」
雪美「ありがとう…………!」
ちひろ(ふふっ、雅ちゃんっておっとりしてるけれどもとても繊細で奥ゆかしい感性の持ち主なんですね)
雪美「雅…………とっても…雅……ね………。ふふっ………」
終わり
以上です。
これからも膝の上の恋人こと佐城雪美ちゃんをよろしくお願いします。
前作です。
【デレマスSS】酒と雪美と熟語と肇
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