提督「コンナハズハー」 吹雪「?」【安価有り】 (1000)
何十番煎じか分からないほど使い古され、熟成されてもうもとの味も忘れてしまったようなネタ
そう!!! 好感度安価!!!
提督
「(俺は今日、それに挑戦するッッッ!!!)」
提督
「(明石の作ってくれたこの《ミエルンデスメガネ》を使えば、あの子やこの子の好感度丸わかり!!)」
提督
「(特に艦娘の好感度に興味はないけどたまには悪のりの感覚でこういう遊びをするのも悪くはない)」
提督
「さてと、まずは仕様書を見るか。なになに……」
仕様書
それ以下 殺される危険あり、逃げて
01~10 大嫌い
11~20 嫌い
21~30 ちょっと嫌い
31~40 苦手
41~50 普通
51~60 友人
61~70 親友
71~80 気になる人
81~90 好き
91~00 愛してる
それ以上 やばい、逃げて
提督
「ふむ、これはよくある奴だな」
好感度判定コンマ安価の↓1のコンマがゾロ目だった場合、その下一桁分好感度が倍になる
ただし↓1のコンマが00~05だった場合、好感度が0になる
提督
「おお、怖い怖い……つまりあれだな、まず好感度を判定し、その一個下がゾロ目だったら好感度がはねあがる、ファンブル引いたらヤバいってことだな」
コンコン
ガチャ
吹雪
「失礼します!」
提督
「おう、吹雪か」
提督
「せっかくだ、吹雪で試してみよう」
吹雪の好感度 コンマ安価↓1
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1494558112
提督
「(35、ふむ。苦手に思われているようだな)」
吹雪
「お疲れ様です! あの……本日は……」
提督
「今日は休みだと伝えた筈だが?」
吹雪
「は、は、はい! 申し訳ありません! それはしっかりと聞いていたのですが、一応ご確認をと……司令官が休みを取るのがしばらくぶりだったもので……」
提督
「そうか」
吹雪
「あ、あの……失礼します……」
提督
「まぁ待て吹雪、とりあえず座れ」
吹雪
「ぴっ!?」
提督
「なに怖がってんだ? 良いから座れって」
吹雪
「は、はい……」
提督
「………………」カチカチ……ボッ……スー……ハー
吹雪
「………………」
提督
「俺とお前が出会ってから、もう一年も経つのか」
吹雪
「へ……?」
提督
「思えば、初めのうちは右も左も分からんお前に何度も助けられたな」
吹雪
「……そう、でしたっけ……?」
提督
「覚えていないか? はは、お互いにいっぱいいっぱいだったものな」
吹雪
「は、はい……」
提督
「俺は、今でもお前ら艦娘がよくわかんねぇ、正直怖いよ、お前らが」
吹雪
「え?」
提督
「意外か? 普段偉そうにふんぞり返ってる俺が、こんなことを言うなんて」
吹雪
「ふんぞり返ってなんていませんよ! 司令官はとても頑張っています!」
提督
「おいおい、俺のことを苦手に思っているだろうお前にそんな風に言ってもらえるなんてな、これこそ意外だ」
吹雪
「えっ!? わ、私はそんな」
提督
「あぁ隠さんでも良い。お前らは普通の人間とそう変わらん、好みのものも違えば、食べ物の好き嫌いもバラバラだ。当然、他者に対する好き嫌いもそうなんだろうさ」
吹雪
「…………ごめんなさい……私は……司令官が、何を考えて、どう思いながら私たちと共にあるのか……分からなくて……怖いんです……」
提督
「………………はっ。人も艦娘も変わらんもんだ」
吹雪
「え?」
提督
「俺はお前ら艦娘が分からなくて怖い。お前は俺という人間が分からなくて怖い。結局、互いに溝作っちまってるって訳だ」
吹雪
「…………そう、ですね……」
提督
「悪かったな、時間をもらって。お前も休日はしっかりと有効活用しろよ」
吹雪
「……はい……失礼します……」
提督
「あぁ、そうそう。俺はそれでも、お前らを信じてるよ。仲間としてな」
吹雪
「……! …………私もです」ニッコリ
グッドコミュニケーション!
提督
「……ふむ、吹雪には辛い役目を背負わせてしまっているのかもしれないな。甘えていた部分もあるか、反省としよう」
提督
「だが、吹雪の好感度が去り際に上がっていたな。この調子で鎮守府の連帯感を高めるのも、良いかもしれんな」
提督
「そうと決まれば散歩がてら艦娘を探そうか」
↓1 次の艦娘
好感度安価のみやでゾロ目
提督
「……ふぅ……鎮守府をゆっくりと見るのも久々だな。所々汚れなんかも目立つか」
提督
「まったく、心に余裕を持つことを忘れてはいけんな。さてと、誰かいないかな」
阿武隈
「提督?」
提督
「む……」
阿武隈の好感度 コンマ安価↓1
提督
「お……(82か……まさか、阿武隈に好かれていたとは)」
阿武隈
「今から遊びに行こうと思ってたんですよ! ふふ、丁度良かったです!」
提督
「なにか用事か?」
阿武隈
「用事がないと会っちゃダメですか?」ニコニコ
提督
「いや、そんなことはないが……」
阿武隈
「提督はどこに行くつもりだったんですか? 一緒に行きましょう!」
提督
「ふむ……それも良いな。とは言え、悪いが俺も散歩しているだけなのだがな」
阿武隈
「えへへ……それでも良いですよ?」グッ
提督
「ぬ……腕を掴まれると歩きにくいぞ?」
阿武隈
「たまには良いじゃないですか! ね?」
提督
「そうか、そうだな。たまにはいいか」
提督
「(いつになく機嫌が良さそうだな。付き合ってやろう)」
阿武隈
「そういえば提督、メガネ変えました?」
提督
「ん? あぁ、よくわかったな。明石に作ってもらったものだ。前のとほぼ同じ作りだが、アレの腕前はさすがの一言に尽きる。それにしてもよく気づいたな? 外見はほぼ同一だというのに」
阿武隈
「気付きますよー。いつも見てますから」
提督
「そうか(ふーむ、好きという感情に気付いてしまうと、攻めてきているのがよくわかってしまってこれはこれで辛い)」
提督
「(提督として気持ちに応えてやることもできん以上、どうにもな)」ウーン
阿武隈
「悩み事ですか?」
提督
「む? あぁいや、たまには、な」
阿武隈
「たまには、ですね」
提督
「おう」
阿武隈
「……そういえば、提督は誰とするつもりなんですか?」
提督
「する? ……何を?」
阿武隈
「……あれ?」
提督
「すまんが、誰とも特別な約束はしていないぞ。なんの話だ?」
阿武隈
「……あの……ケッコンカッコカリ、というのは……」
提督
「結婚(仮)? 流行りの遊びか?」
阿武隈
「え……えー!!? 提督、知らないんですか!? あれ、おかしいなぁ! もう最近はその話題で持ちきりなのに……あの! 大本営からの命令書とか来てないんですか!?」
提督
「大本営から……? そういえばなにか来ていたような……丁度新海域の攻略中だったから後回しにしていたような気もする。そこまで優先度の高い命令でもなかったしな」
阿武隈
「……は……はー……」ガックリ
提督
「どうした? 急に元気をなくして」
阿武隈
「いえ……しっかり、目を通しておいてください……」トボトボ
提督
「うーむ……なんだったんだ」
提督
「なにか、とてつもない罪悪感を感じてしまうな。後で目を通しておかなければ」
提督
「心なしか、僅かに好感度が下がってしまっていたか。気を付けよう」
↓1 次の艦娘
提督
「んむ……青空のなんと気持ちの良いことか。本日も晴天である」
望月
「ふぁーぁ……」
提督
「そんな晴れやかな天気の真下、怠そうに欠伸をするものもいるわけだ」
望月の好感度 コンマ安価↓1
提督
「(51、友人か。中々良い位置と言えるな)」
望月
「やっほー……ふぁー……」
提督
「夜更かしでもしたのか?」
望月
「今日休みだっていうから、こんなときくらいってねー、ねみー……」
提督
「休日の過ごし方にとやかくは言わんが、腑抜けんようにな」
望月
「よゆーよゆー。今から寝るし」
提督
「……ふっ……」
望月
「ん? なに?」
提督
「いや、すまんな。兄を思い出した」
望月
「なんでさー」
提督
「いつも適当なことばかり言ってはだらけていたが、やるときはやる。そしていつも俺よりも良い成功をする。そんな男だった」
望月
「わー、けなされてるようで物凄い評価を受けてる」
提督
「兄を越えることを目標にしていたが、ついぞ叶うことは無かった」
望月
「…………」
提督
「あぁいや、死んだわけではない。嫁を貰ってな、この嫁がまた出来た嫁で。兄は大きいことに挑戦しないようになり、可もなく不可もない人生を歩むようになったんだ」
望月
「ちょっと心配して損した……」
提督
「ふ、お前も、何れ俺に越されんようにな」ポンポン
望月
「逆に司令官に優ってるところが思い付かないんだけど……」
艦娘安価取るついでに好感度も取っちまったほうが書くの楽だしリズムもよくなるんじゃね?
おはようございます
>>20
それだ
じゃあ今後は艦娘安価でゾロ目判定
その下で好感度判定やりますかね
提督
「未だに子供自慢をされるのは鬱陶しくもあるが……幸せな家庭そうで羨ましく思うときもある」
提督
「俺もいずれ……とは思うが、相手を見つけるところからだな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
「提督」ガシッ
提督
「ぐおっ!?」
加賀
「何をしているんですか?」
提督
「加賀……なぜいきなり首を掴む……」
加賀
「あら、ごめんなさい。気付いたら手が出ていたわ」
提督
「構わんが、お前らの腕力だと手加減していても致死性は高いから気を付けてくれ」
加賀
「それで、何をしていたのかしら?」
提督
「散歩だ」
加賀
「そう」
提督
「…………その責めるような視線の意味を理解できないんだが、何かあるのか?」
加賀
「いえ。提督が自分から他の子に近づいていくのが見えたので」
提督
「なに……ってちょっと待て」
加賀
「なんでしょうか」
提督
「(96? 流石にこの数字は冗談だろ? いつもムスッとしているこいつが? 俺を愛している?)」
加賀
「あら? 眼鏡を変えたのね」
提督
「ん、あ、あぁ……」
加賀
「……様子がおかしいわね。何かありました?」
提督
「いや……なぁ加賀、お前は最近の調子はどうだ?」
加賀
「どう、とは? 健康そのものですが」
提督
「ん、そうか。そうだな」
加賀
「なに? 変な人ね」
提督
「……あー、そうだな……加賀、お前はその、好きなやつはいるのか?」
加賀
「好きな人……?」
提督
「(馬鹿か俺は……直接聞く奴があるか)」
加賀
「それは、分かってて言っているのね?」
提督
「(ば、バレた……?)いや、加賀、俺はな……なんだ、その」
加賀
「言わなくても良いわ。あなたのことは分かっているもの」
提督
「……あー……すまん……」
加賀
「いえ」
提督
「(気まずくなってしまった……余計なことをいってしまったな……)」
加賀
「でも……」
提督
「ん?」
加賀
「私だって女よ。他の子と仲良くしているあなたを見たら、嫉妬してしまうわ」ニコッ
提督
「……」
提督
「か、加賀ってあんな奴だったか……? それよりも加賀の笑顔など初めて見たな……」
提督
「まったく、ここは男の心臓に悪い場所だ……」クイッ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「そろそろ食堂にでも行くか……」
早霜
「あ……」
提督
「………………ふむ」
早霜
「…………」
提督
「(いやはや……20、好感度としては嫌いか)」
提督
「(まったく、提督失格だな俺は。ここまで深刻な問題になっていたのに気づけなかったとは……)」
提督
「そう怖い顔をするなよ。別になにもしない」
早霜
「そう……それじゃ」
提督
「まぁ待て。あからさまに部下に嫌われていれば俺も気になる、話をしようじゃないか。早霜」
早霜
「私とあなたは上司と部下……あなたは私に命令をし、私はその通りに任務を全うする。それだけの関係よ。それ以上に深く詮索される理由はないわ」
提督
「それはその通りだ。だが俺はお前らを仲間として見ている。仲間から嫌悪の表情を向けられていれば、傷もつくというものだ」
早霜
「…………なんて……」ボソッ
提督
「人間なんて……か。確かに海軍には腐ってる輩はいくらでもいるな。お前の前にいたところの話も聞いてはいた。だがひとくくりにしないでくれ」
早霜
「……! そう……あなた、知っていたのね……。ならもう話すことは無いでしょ? 人間はみんな、私たちのことなんて兵器としてしか見てないわ。私たちもそれで良い、考えなくて良いなら、それが楽よ」
提督
「(放置していれば傷も癒えると考えていたが……予想以上に溝の深い)」
提督
「俺は……お前たちを兵器として見たことは一度たりとも無い。確かに戦うのはお前らを艦娘だ。俺は安全なところで指示を出すだけ。無力な自分に腹をたてることもよくあるよ」
提督
「だがそれでも、俺はお前らを大切な部下として見ている。今まで意思疎通をしてこなかったのは悪かった、言わなくても通じるだろうと考えていたのは浅はかだったよ」
提督
「……早霜。もしお前が人間なんて信じられないと言うのなら、これからは俺のすべてをかけて、お前ら艦娘に俺を、人を信じさせてやる。約束してやる」クイッ
早霜
「……嘘よ」
提督
「俺は嘘が大嫌いだ」ニヤッ
何で提督はクイッってしたの?
ナッパの真似?
早霜
「…………面倒よ……そんなの……信じるなんて……いつか、裏切られるに決まってるわ……」
提督
「早霜ッッッ!!!」バッ!!
早霜
「ひっ!」
提督
「我々は日本を守るために日々戦っている!! 一人残らず未来を信じて歩み、戦っている!!」
提督
「停滞するな! 歩みを止めるな! 信じることをやめるな! 仲間を疑うな! 希望を捨てるな!」
提督
「我々は強い! 恐怖に必ず打ち勝てる! 信じろ! 自分を! 仲間を!」
提督
「…………こうして声に出すのは恥ずかしいが、俺はこれらの言葉が好きだ。人は恐怖に呑まれるとなにも信じられなくなる。勝て、早霜。お前の過去に」
早霜
「……ふ、ふふふ……司令官って、顔に似合わず熱血なのね」
提督
「……ふっ、お前の笑顔は美しいな」
早霜
「………………」
>>34
帽子をクイッて
提督
「久しぶりに叫んだ気がするな、訓練時代以来か。早霜もまだしばらくは難しいかもしれないが、いずれ克服してくれるだろう」
提督
「信じるだけじゃない、声にだそう。共に戦うことを忘れないでな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
利根
「む? 提督じゃったか」
提督
「む? 利根か。どうかしたか?」
利根
「叫び声のようなものが聞こえたから来てみたんじゃが、何かあったのかのぅ?」
提督
「個人的なことだ、気にするな」
利根
「それなら良いんじゃが。提督の声に聞こえて慌てて来たのじゃ!」
提督
「(79……好きになる一歩手前か。どうもこう、極端だな)」
利根
「我輩の顔になにかついているのか?」サワサワ
提督
「いや、問題ないさ。……場所を変えようか、人が集まってくる可能性がある」
利根
「そうじゃな」
利根
「にしても、急に鎮守府全体を休みにしてどうしたのじゃ、提督よ?」
提督
「何かあったわけではない。ただ、改めて己を見返して見たときに根を詰めすぎてる自分に気がついてな」
提督
「お前らともあまり交流できていなかった気がしたから、こうして誰かに会っては会話をしている所だ」
利根
「ほほう……確かに寂しい思いをしている者も多いぞ! 我輩は大丈夫じゃが、もう少し仲良くするのが良いじゃろうな! 我輩は大丈夫じゃが!」
提督
「そんなに強調しなくても分かっている。俺は今まで、お前らの為に仕事をして、お前らを守るために何でもやろうとしていたが……先程わかったが、それは間違いだったようだ」
利根
「ふむ?」
提督
「今俺に必要なのは、お前らと触れ合うことなんだな。悪かった、利根」ナデ
利根
「む、むむ! て、提督! わ、我輩を子供扱いするでない!」ムフー!
提督
「今まではそばにいるだけでお前らにはわかってもらっているつもりだったが……それだけじゃいけないんだな」クイッ
利根
「それはそうじゃろう! 言わなければわからんことの方が多いぞ! 先日もそれで筑摩と喧嘩をしてな……」
提督
「ふっ……仲良くな」
利根
「当然なのじゃ!」
提督
「いくら成長した気になっても、俺はいつまでも若輩者だ」
提督
「いつもそれに気づかせてくれるのは、艦娘達だったな」
提督
「俺もあいつらと共に成長しているということだ」クイッ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「ん? 那珂」
那珂
「……げ…………」
提督
「(05…………)」
提督
「人の顔を見て第一声がそれか」
那珂
「だって那珂ちゃん、提督のことだいっ嫌いだしー?」ニコッ
提督
「笑顔で毒を吐くな。流石は自称アイドルだ」
那珂
「は? 自称ってなに?」
提督
「……怒るなよ、悪かったな。まさかここまでお前に嫌われてると思ってなくて、正直どうしていいか分からない自分がいる」
那珂
「へー」
提督
「おお、まるで興味もないと。まぁ良い。那珂、お前にも悪いことをしたと思っている」
提督
「お前が俺を嫌っている理由に検討はつかんが、それに気付こうともしないで無視をしていたことは俺が悪い」
那珂
「……いきなりなんですか?」
提督
「いや? だが、お前にはチャンスを貰いたい。俺は今まで不甲斐ない提督だったが、もしお前に許す余裕があるなら俺は頑張りたい」
提督
「お前に嫌われたままでいるのは嫌だ」
那珂
「……な、なんですか本当に……悪いものでも食べました?」
提督
「現実が見えた、それだけの話だ。さて、ところでお前が俺を嫌う理由を聞きたいな。改善できるなら改善する」
那珂
「……そりゃー……どんなときも冷静で他人に無関心、常に無表情、ミスしても怒らない頑張っても褒められない……そんな人を好きになる方がおかしくない?」
提督
「とても耳に痛い……いや待て、褒めてはいただろ?」
那珂
「はー!? 『よくやった、ご苦労。休め』以上! こんなんで納得できるとか思ってるんですか!?」
提督
「…………………………那珂。今までご苦労、お前のおかげで助かっている。お前がいなければ、この鎮守府はこう上手くは回らん。これからも、共に戦ってくれ」
那珂
「…………ほ、褒め慣れてないですね……」
提督
「難しいんだ……」
那珂
「……ま、いいですよ! これからの提督次第で那珂ちゃんの好感度、上げてあげますから!」
提督
「善処しよう……」
05でこの対応してくれる那珂ちゃんはやっぱりアイドルっすね(白目)
提督
「……とにかくだ。これから頑張るから、見ていてくれ。お前に、お前らにちゃんと認められる提督になることを約束するさ」
那珂
「…………分かりました。那珂ちゃんも……ごめんなさい、提督。提督が頑張ってるのは、分かってました」
那珂
「でも私たちのことなんてどーでも良いみたいな感じがして……嫌ってました! ごめんなさい!」バッ!
提督
「…………そんなわけ無い。俺は実はお前らのことが大好きだからな」クイッ
那珂
「やーん! ごめんなさーい! 今日はOFFなんでご遠慮くださーい!」
提督
「知ってるよ」ハハッ
那珂
「じゃあ、これからも……よろしくね、提督♪」
提督
「あぁ、よろしく」
提督
「那珂とも和解できて良かった、まだまだ好感度は低いが……これからいくらでも努力してやるさ」
提督
「それが俺にできることなら、なんだってな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
>>51
那珂ちゃんのファン辞めまーす
>>「……そりゃー……どんなときも冷静で他人に無関心、常に無表情、ミスしても怒らない頑張っても褒められない……そんな人を好きになる方がおかしくない?」
確かにそんな感じの性格な気もするけど>>1のときのテンションとの差が……
ひっくい好感度が続くなぁ
そういえば会話で好感度勝手に上げてるけど、変動後の好感度って書いた方が良いのかな
>>58
基本>>1の提督は別人だと捉えてくれれば幸い
提督
「(好感度09……誰だ?)」
日向
「ん……」
提督
「なん……だと……」
日向
「提督か。なんだ?」
提督
「い、いや……ちょっと信じたくないことがあってな……」
日向
「ふむ……そういう時は寝て忘れるに限る」
提督
「……そ、うだな……なぁ、日向……」
日向
「なんだ?」
提督
「お前は……表情を隠すのが上手いな……」
日向
「まぁ、あまり感情は表に出さない方だと自分でも思ってはいるな」
提督
「……そうか……今まで無理をさせたみたいで、すまなかった……」
日向
「何の話かは分からないが、大丈夫だ」
提督
「なぁ、日向。俺のことをどう思っている?」
日向
「どうとは? 上司だと思っているが?」
提督
「人として、だ」
日向
「好ましくはないな。友人や家族だったら即日絶縁する」
提督
「コンナハズハー」
提督
「……ふ、そうか……」
日向
「私は他人にたいして無関心な態度でいる人間は大嫌いなんだ」
提督
「すまん……すまん……」
日向
「だが話を聞こうとするのは珍しいな。何かあったのか?」
提督
「……いや……今までの自分を振り替えると、どうかと思ってな……今日を休みにしたのも、艦娘と交流をしようと……」
日向
「今さらか? もう遅い気もするが……」
提督
「許しくれ日向……俺はまるで、頑固親父のような人間だった……これからはもっと頑張るから……」クイッ
日向
「その困ったときにする、帽子を深く被る所もコミュ障のようで気持ち悪いな」
提督
「……………………」
日向
「泣きそうな顔をするな、男だろ? 今後頑張るならそこで改めて判断するさ。自分の欠点に気付いただけでも大きな一歩目だろう」
提督
「……あぁ……」クイ…グ……
好感度低い奴らがちょっと会話しただけで態度軟化してるけどそれじゃコンマの意味なくないか?
提督
「日向が……そうか……」
提督
「人生は分からないものだ……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
今日は終わります
あれ、本当だ
ミスです、ファンブルは01~05です
占守
「しれぇ~!!」ガッ!
提督
「ぐぉっ! ……し、占守か……いつも言っているが危ないから……」
占守 100
提督
「どうしたんだ占守」
占守
「えへへ、占守は司令が大好きなだけっすよ!」
提督
「(いや待て、確かにやたらと接触は多かったが……100とは……)」
占守
「もし暇なら占守と遊んで欲しいっす! 占守、しれぇを探してたっしゅ!」
提督
「(うーむ、これは……どちらかというと男女のそれとは違うんじゃないだろうか? なら問題は無さそう……か?)」
提督
「構わない。何をして遊ぶんだ?」
占守
「おいかけっこをしたいっす! 占守が勝ったら」
提督
「(ふ、可愛いものだ)」
占守
「結婚して欲しいっす! 一生面倒見るっすよ!」
提督
「……結、婚」
占守
「はいっす! 夫婦になって、ずっとしれぇといたいっす!」
提督
「(予想外なことだが……占守は俺を男として想っているようだ)」
提督
「待て。そんな大事なことをおいかけっこの勝敗で決めて良いのか?」
占守
「なら何が良いっすか? 占守はしれぇをひとりじめできるならなんでもやるっすよ!」
提督
「……占守、良いか?」
提督
「我々は日本を守るために日夜戦っている。それは分かっているな?」
占守
「もちろんっす!」
提督
「なら、結婚をする余裕なんて無いはずだ」
占守
「ここにいる人達の中には結婚して子供もいる人も多いっすけど?」
提督
「占守、あのな? 俺は皆の安全も考えなければいけない立場だ。その俺が誰か一人を大切にすることなんて出来るわけが」
占守
「大丈夫っすよ! ……提督なんて、他にもいっぱいいるっすから。しれぇがいなくなっても、すぐに新しい人が来るだけっす」ニコッ
提督
「(……まさか……ここまで闇を抱えていたとは……これは正さねばいけんな)」
提督
「占守。俺を想ってくれるのは嬉しい。だが俺は、日本のため、ここにいる皆のために戦いたい。最後まで皆を守りたいんだ。ここで脱落する訳にはいかん。だから、分かってくれ」
占守
「いつまで待てばいいんすか? 占守、いっぱい待ってるっす。でもしれぇの周りにはいっぱい女の子がいて、いっぱいいっぱい我慢してるっす」
占守
「占守はいつまで頑張れば良いっすか? 深海棲艦がいなくなったらひとりじめできるっすか? そうなんすか?」
提督
「し、占守……」
占守
「なら頑張るっす! それで占守が我慢しなくても良いなら、いっぱい深海棲艦を倒して、もう良いってなるまで待つっす! ならしれぇも大丈夫なんすよね!」
提督
「……あ、あぁ……」
占守
「……なら、待ってるっすね……ずっと、我慢して、いっぱい、いっぱい、我慢して……しれぇと一緒にいられるようになるまで、頑張るっす」スタスタ
提督
「………………」
提督
「…………誰かの闇を、初めて見た気がする……」
提督
「しかも占守とは……予想外という話を越えているな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
国後
「……行ったわね……」
提督
「む……国後か……」
国後(51)
「何事もなくて良かったわね。最近占守の様子がおかしいと思ってたけど……こういうことか」
提督
「どうにもそのようだ……」
国後
「まったく……司令が早く一人を決めないからこうなるのよ! 言っておくけど、占守のこと弄んだら許さないから!」
提督
「そんなことするわけ無いだろう。あいつも仲間だ」
国後
「なら良いわ。もうなんなら、今すぐ占守に指輪あげちゃいなさいよ……」
提督
「そうもいかんだろ。俺にはまだやることがある」
国後
「もうっ、強情ね……いっつも「占守はいつしれぇと一緒になれるっすかね」と死んだような目で言われるあたしたちの身にもなって欲しいわ!」
提督
「強情とか言う話では」
国後
「なんでも良いけど、占守泣かせたら仕返ししてやるんだからね! ふん」
提督
「結婚にたいして、俺は夢を見すぎているのだろうか……」
提督
「いや、俺には皆を守るという責務がある。それを終えるまでは……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
皐月(54)
「おはよう司令官。まだ早い時間なのに随分くたびれてるみたいだね」
提督
「どうにもな……予想外なことが多すぎて、頭がついていかん」
皐月
「そうなんだ。ふふっ、司令官にもそういう所あるんだね! かわいいね!」
提督
「なるべくお前らには見せないようにしていただけで、泣き言なんていくらでも出てくるさ」
皐月
「なんなら、ボクが聞くよ? 溜め込むのは良くないからね!」
提督
「ふっ、皐月は可愛いな」ナデナデ
皐月
「わっ、わわっ! 急に撫でるのはダメだってば!」テレテレ
提督
「そうだな……俺は今まで、ある意味では逃げていたただの卑怯ものだったんだ」
皐月
「司令官?」
提督
「もっと頑張るよ。もっと頼れる提督になる」
皐月
「司令官は今でも頼りになるさ!」
提督
「可愛い奴め……それ!」タカイタカーイ
皐月
「わぁぁぁ! ちょっとー! はは、アハハハ!」キャッキャ
提督
「(きっと平和を取り戻す……皆揃ってだ)」
占守
「……しれぇ」
提督
「皐月に癒されてしまった。駆逐艦は良いものだ……」
提督
「父親になったような気分になる」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
大鳳
「提督ー」テトテト
提督
「大鳳。どうした?」
大鳳(68)
「特別なことじゃないんですけど……今日の予定は何かありますか?」
提督
「ゆっくりとした休日を過ごしているよ」
大鳳
「でしたら、この大鳳と間宮に行きませんか! 提督とお茶でも、と思って」
提督
「間宮か……よし、良いだろう。奢って貰う気満々みたいだが、乗せられておこう」
大鳳
「そ、そそ、そんなことないですよ!」テヘヘ
提督
「構わんさ。大鳳には世話になっているしな」
大鳳
「えへ……じゃあお言葉に甘えます!」
提督
「……女子は、よくデザートをそこまで食べられるものだな……」
大鳳
「むしろ提督はケーキひとつだけで良いんですか?」
提督
「そこまで入らん。俺も歳か……」
大鳳
「何をいってるんですか! まだ30中半くらいですよね? これからですよ!」
提督
「うーむ」
大鳳
「食べられないと思うから食べられないんですよ! はい、あーん」スー
提督
「………………あぁ……」パク
大鳳
「美味しいですね!」
提督
「うーむ、くどい……」
大鳳
「せっかく美味しいのに勿体ない……あ」
提督
「ん? スプーンがどうかしたか?」
大鳳
「い、いえ!」
親友の距離感が掴めない
提督
「挙動不審になった大鳳は、何故か顔を赤くさせて部屋に戻っていった」
提督
「風邪か? 食べ過ぎかもしれんな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
飛竜(61)
「提督ー、なにしてるの?」
提督
「いや、海を見ていた」
飛竜
「海って……なんにも見えないですよ?」
提督
「それはそうなんだがな。ずっとなんにもない、この先にはまだ敵がいるんだな……と」
飛竜
「なにか嫌なことでもあったんですか?」
提督
「逆だ。俺は皆と早く、笑ってここから出ていけるようにしたいと願ったんだ」
飛竜
「んー……それはそうね。でも、ずっと皆でここにいたい、って気持ちもあるなぁ」
提督
「……確かに、離ればなれになるのは、寂しいな」
飛竜
「へぇ……意外ね、提督がそんな風に言うなんて」
提督
「本音を隠しても仕方がないからな」
飛竜
「そうね……提督のことを怖がってる子とかもいますからね」
提督
「……多いか?」
飛竜
「気になります?」
提督
「当たり前だ。嫌われてるよりは好かれていたい。誰だってそうだろう?」
飛竜
「少なくとも……」スタスタ
ボスッ
飛竜
「私は、好きですよ。提督のこと。だから頑張ってくださいね」ニコッ
提督
「………………」クイッ
提督
「不意のことに一々胸をならしていては、ここでは持たんな……」
提督
「心頭滅却だ……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「………………」
加古(12)
「…………」ジーッ
提督
「加古」
加古
「…………なによ?」
提督
「なぜ俺を見ている?」
加古
「べっつにー?」
提督
「とりあえず、好意的な視線でないことは理解している」
加古
「鈍感な癖にそういうのだけはよくわかるようで」
提督
「刺のあることを言うな」
加古
「………………」
提督
「やはりと言うか、嫌われている理由がわからんな……。なにかしたか?」
加古
「……一生悩んでればいいよーだ!」
提督
「うーむ……」
提督
「あれか? 改二になってかっこよくなったな、と言ったことか?」
加古
「違うし」
提督
「じゃあ、お前らを褒めなかったことか? それなら、俺なりに褒めてたつもりで」
加古
「違う! 褒める褒めないなんてどーでも良いよ!」
提督
「怒るなよ……なら、なんだ……? 本当に検討もつかん」
加古
「なら言ってやろうじゃあないか! あの時の作戦指示がーーー」
くどくど
くどくど
くどくど
くどくど
加古
「……っはぁ……! 分かった!?」
提督
「あ、あぁ……」
加古
「あたしだって、嫌なこともあるし、色々考えてるんだからな! そりゃ元は兵器だけど……!」
提督
「……そんな風に言わないでくれ。すまんな、采配に関しては善処する。確かに言われて気付いたことも多い」
加古
「別に提督の言ってることの全部がおかしいってんじゃないけど、向き不向きがあるってのを忘れないでよ!」
提督
「分かった、しっかりとお前の言いたいことは汲み取る」
加古
「……~~それだけだから!!」ドスドスッ
提督
「…………まだ納得が言ってないようだな……まだ時間はあるさ」
提督
「普通に説教を受けてしまった」
提督
「そのうち、改めて加古と話をしなくてはな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
択捉
ごめんちょっと>>118は分からないから再安価取らせてもらう
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
充電死にかけてきたのでここまでにしますよ
>>69
(引き出し少なくて)すまんな
不器用なお父さんイメージで固定しちゃったおかげで話せばわかってくれるみたいなポジになってしまった反省
白露(51)
「提督ー、おはおはー!」
提督
「あぁ……」
白露
「あれ、ちょっとテンション低め?」
提督
「問題はない」
白露
「何かあったらすぐ相談した方が良いって! 悩んだ挙げ句に自殺……ダメ、ゼッタイ!」
提督
「しないから。……いや、俺もまだまだだな、と認識させられた一日だったからな」
白露
「ふんふん!」
提督
「話はそれだけだ」
白露
「えー! ぶーぶー! わかんないよそれだけじゃー! 核心!」
提督
「心配してくれてありがとう」ナデナデ
白露
「えええぇぇ!?」
提督
「なんだ? 大声だして」
白露
「なんだって! 提督の方がどうしたの!? 頭撫でるとか全然キャラじゃないよ!?」
提督
「む……それもそうか……言われてみれば馴れ馴れしすぎたか」
白露
「本当に大丈夫……? 無理しちゃだめだよ?」
提督
「本当に無理になったらちゃんと白露に相談する。その時は、頼む」
白露
「う、うん……」
提督
「距離感が掴めん……どうすれば正しく接することができるものか……」
提督
「俺はこんなにもダメな人間になっていたのだな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ちょっと同じ日設定きついことに気づいたので、適当にします
提督
「(青空をこうして眺めるのも久しくなかったな。昔はこうして、空ばかり見ていた気がする)」
提督
「(あの頃は、自分がこんなことをしているなんて想像もしてなかった)」
提督
「(見る場所や己が変わっても、空は青いままか)」
「司令」
提督
「(…………こうして一日を終えるのも、悪くはないかも知れないな)」
「司令」
提督
「……む?」
秋月(71)
「司令。おはようございます。お休みのところ申し訳ありません」
提督
「いや、構わん。急ぎの用事か?」
秋月
「あ、いえ……司令を見かけたので……」
提督
「そうか……(71……秋月は俺なんかに興味があるのか)」
提督
「暇なら隣に座るか? 話でもしよう」
秋月
「は、はい! 失礼します!」スッ
提督
「……なぁ秋月。楽しいか、ここは?」
秋月
「え? はい! 秋月は不満はありません!」
提督
「それなら良かった。お前らが笑顔でいてくれることが、俺にとってなにより重要だからな」
秋月
「え……司令……!? あ、ありがとうございます!」
提督
「はは、驚いたか。こうして本音を吐露して来たことも中々無かったからな」
秋月
「……少し……でも、秋月は司令が優しいお方なことを知っていましたから!」
提督
「ありがとう。色々と説教を受けてな。ようやく俺が間違っていることを知ることができ」
提督
「なるべく、お前らと関わりを持つことにしたんだ。遅すぎるかもしれないが、こらからもよろしく頼む」
秋月
「は、はい! 嬉しいです!」
提督
「嬉しい、か。こんなことで喜んでもらえるなら、もっと早くやっておけば良かった」ナデナデ
秋月
「ひゃっ! あ……し、司令……」キュッ
提督
「ん? どうした?」
秋月
「秋月は……その……司令を……ひっ!? あ、あの! 秋月、用事を思い出したので、失礼します!! また!!」ダダダッ
提督
「秋月? ……行ってしまったか……なんだったんだ? 何かを見ていたような……気のせいか」
提督
「秋月はいい子だな……」
提督
「秋月のような子の期待を裏切るわけにはいかんな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ごめんなさいいい忘れてましたが海外艦一隻も持ってないので勘弁してくださいお願いしますなんでもしますから
サラトガだけwiki見ながら書きますので……
持ってない艦は持ってないから無理でいいのよ?
なんだったら持ってない艦一度リストアップしたらいい
>>138
持ってないっていうのと、口調再現難しい(=英語(というか外国語)無理)っていうのもあるので……結局馬鹿を晒してしまった
提督
「(今日は海外の艦娘との合同演習だ。もう終わったみたいだな、ちょっと見に行こう)」
サラトガ(91)
「……あ!」
提督
「(待て待て……何故あんなにも好感度が高いんだ……? まだ三回目の演習だぞ……?)」
サラトガ
「提督!」ガバッ!
提督
「うぐぉっ……さ、サラトガ……久しぶりだな……」
サラトガ
「はい! 提督とまた会うことを夢見ていました……」ギュゥッ
提督
「……は、はは……お前にここまで喜ばれると、俺もうれ」
サラトガ
「提督……このまま、サラトガと愛のHegira……しましょう?」
提督
「……ま、またの機会に……」
サラトガ
「うぅ……またおあずけなんですね……」
提督
「好意は嬉しいが、俺はここの提督だからな……すまん」
サラトガ
「…………また少しの我慢です……」クスン
提督
「……俺は幸福者だな」
サラトガ
「Daddy……」
提督
「待て……それは非常にまずい気がする……」
ごめん。ごめん
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「(最近、視線を感じることが多くなった。ひとつや二つではなく、複数の視線だ)」
提督
「(行動を変えたことが注目に繋がっているのだろう。いい傾向なのだろうか)」
初月
「提督」
提督
「初月か? どうした」
初月
「ん……」ポスッ
提督
「(いきなり初月は俺の胸によしかかってきた)」
初月
「提督と触れ合いたかった、そんなときにお前を見つけた。それだけだ」クンクン
提督
「お前は犬か……」
初月
「安心する匂いだな、お前は……」
提督
「人に見られると誤解される光景だな……」
初月
「……誤解されて困る相手がいるのか?」
提督
「困る? それは困るだろう。提督が特定の誰かと仲良くしていると、不満を持たれる可能性もある」
初月
「…………ふぅ」
提督
「なんだ? 今度はため息か」
初月
「なんでもない。……もっと提督と触れ合いたいんだ。周りなんて気にせずに……」グッ
提督
「甘えん坊という奴か。ふふ、俺がそれをされるなんて、少し前までは考えたこともなかったな」
初月
「提督……少しその……僕の部屋に来ないか?」
提督
「部屋に? あ、すまん。このあと用事があるんだ。またにしてくれ」
初月
「そうかい。分かったよ」シュン
提督
「そうガッカリするな。またな、初月」ナデナデ
初月
「…………♪」
そろそろ睡魔が……おやすみなさい
提督
「甘えてもらうのも悪くはないな……」
提督
「いやだが、あくまで俺は提督……間違いだけは起こさないようにしないとな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「おはよう、鈴谷」
鈴谷(67)
「おはよー……ねーむーいー……」
提督
「また夜更かしか……困った奴だ」
提督
「(やや高め、鈴谷は思った通りだな)」
鈴谷
「分かってるんだけどね? こう、勿体ない……って気持ちになっちゃって……そういうの無かった?」
提督
「無い。夜は寝るものだ。それで朝から疲れてる方が余程勿体ない」
鈴谷
「正論とかいらないってばー!」
提督
「お前の人生なんだから好きに生きるのが良いと思うがな」
鈴谷
「はいはい……分かってますよーだ……」
提督
「…………」
提督
「だが、俺は今のお前よりは、元気のある鈴谷の方が好きだが、な」クイッ
鈴谷
「…………………………ほあ?」
提督
「さ、仕事だ」
鈴谷
「ちょちょちょ! なに誤魔化そうとしてるのさ!? え、なに、デレ期!?」
提督
「引っ付くな。……思った通りのことを言ったまでだ。お前には元気で、少しくらい喧しい方が似合っている」クイッ
鈴谷
「あ、顔隠したー!照れてる照れてる!」
提督
「からかうな……」
ちょっとご飯行ってきます
提督
「ひとしきり鈴谷にからかわれてしまった」
提督
「鈴谷が楽しそうにしていたから、良いか……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「(あそこにいるのは五月雨か)」
提督
「おはよう、五月雨」
五月雨(21)
「あ、は、はい……」
提督
「(低いな……何か彼女に失礼なことをしただろうか……?)」
提督
「……あー、と。最近はどうだ?」
五月雨
「え? あ……ちゃんと仕事はしています!」
提督
「……いや、五月雨の体調とか……不満なこととか無いか?」
五月雨
「ふぇ? …………え、ええと……何か私、ミスをしてしまいましたか……?」
提督
「(何か、物凄く脅えられてるような気がする。彼女のなかで俺はどんな存在になっているのだろうか)」
提督
「そうではない。自分の大切な部下の心配をしているだけだ」
五月雨
「……大切な……あ、あの……私は大丈夫です。ご心配していただいて、ありがとうございます」
提督
「いいや。困ったことや、思ったことがあったらいつでも言ってくれ。できる限りストレスの無い環境作りをしてやりたいからな」
五月雨
「は、はい。わかりました」
提督
「去り際に首をかしげる五月雨を見送った」
提督
「一歩ずつ前へ進んでいこう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「ふむ」
漣(75)
「ご主人様、なんですか? キモいですよ?」
提督
「行動と内心は必ずしもいっちしないんだな、と考えていた」
漣
「なんの話ですか?」
提督
「いや。漣、お前は俺に好意的だったのか……」
漣
「……は? いきなり電波受信しちゃったんですか? 流行ってないですよ?」
提督
「電波……? よくわからないが、俺も漣のことを大切に思っているぞ」
漣
「ご主人様……」
提督
「ん?」
漣
「今すぐ寝てください。漣はお薬もらってきますから。お粥も作ってきますね」
提督
「待て、俺はどこも悪くはない」
漣
「異常ですよ」
提督
「少し前から、なるべく本音を明かしていくことにしただけなんだ。本当だ」
漣
「本音を……? なんの心境の変化です?」
提督
「中には俺を嫌っている娘もいるからな。なるべくなら、俺は彼女たちと仲良くしたいと考えた。その結果だ」
漣
「……そうですか。よくわかりませんが、わかりました」
提督
「お前には嫌われているものだと思っていたんだが、やはり俺は鈍感らしいな」クイッ
漣
「(……ばーか)」
提督
「人の気持ちとはよくわからんものだな」
提督
「己のこともろくに分からんのに他人のことなんてわかるはずもないか」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「む」
磯風(31)
「ぬ」
バッタリ
提督
「……おはよう」
磯風
「あ、あぁ……」
提督
「(磯風はあまり男性に免疫がないらしい。嫌われてる訳ではないが、いつも距離感が開いている)」
磯風
「どうした?」
提督
「いや、まだ慣れないな……と」
磯風
「どうにもな……悪いとは思っているんだが」
提督
「少しずつ慣れていけば良いんだ。気にすることはない」
磯風
「そう、だな」
提督
「……お前は男の何が怖い?」
磯風
「ん……あまり周りにいなかった、というのもあるが……知り合いに乱暴な奴がいたんだ。それが、な」
提督
「なるほど……(つまり若干トラウマになっているわけだ)」
磯風
「提督がいい奴なことは分かっているんだ。すまない」
提督
「大丈夫だ。俺もまだよくわかっていないことだらけだ。お互いに、克服できるよう努力しよう」スッ
磯風
「ん……」
コツン
提督
「男の数が少ないぶん上手くやってはいるみたいだが……」
提督
「時間が解決してくれることを祈りつつ、俺も少しずつ会話をして行くようにしよう」
好感度一覧
・戦艦
日向(09)
・空母
加賀(96)
大鳳(68)
飛竜(61)
・軽空母
・重巡
利根(79)
加古(12)
鈴谷(67)
・軽巡
阿武隈(82)
那珂(05)
・駆逐
吹雪(35)
望月(51)
早霜(20)
皐月(54)
白露(51)
秋月(71)
初月(79)
五月雨(21)
漣(75)
磯風(31)
・潜水
・その他
占守(100)
国後(51)
サラトガ(91)
好感度早見表
それ以下 殺される危険あり、逃げて
01~10 大嫌い
11~20 嫌い
21~30 ちょっと嫌い
31~40 苦手
41~50 普通
51~60 友人
61~70 親友
71~80 気になる人
81~90 好き
91~00 愛してる
それ以上 やばい、逃げて
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
あっ……
一旦終了します
今更だけど飛龍まちがってんぞ
>>170
ファーwww
せっかくだから最低値組と上限突破組は安価で内容決めますかね
↓1 五十鈴に嫌われている理由
提督
「………………」カリカリカリ
コンコン
提督
「入れ」
「失礼します」
ガチャ
提督
「む……」
五十鈴(00)
「本日からこちらに配属された五十鈴です。これからよろしくお願いします」
提督
「あぁ……(最低値か……普通配属初日は、30~50くらいなんだがな)」
提督
「よろしく頼む。何か分からないことなどはあるか?」
五十鈴
「いいえ。すぐに出撃すれば良いですか?」
提督
「初日くらいはゆっくり休んでくれて構わんぞ。焦ることはないさ」
五十鈴
「そう。じゃあ明日からね」
提督
「そんなに戦果を焦る必要は無い。俺は個人の戦果で差別や優遇はしないからな」
五十鈴
「早く改修して解体したいんでしょ? 別に隠さなくても良いわよ」
提督
「……??? お前を解体する気など無いが……?」
五十鈴
「あ、そ。知ってるわよ、最初はそう言ってこっちのやる気を引き出そうとするんでしょ? なんでも良いわ、早く楽になりたいし」
提督
「ちょっと待て五十鈴。お前の言っていることの半分も理解できん」
提督
「お前はここの新しい仲間だ。ぞんざいに扱う気は無い」
五十鈴
「だから、そんな風に言わなくてもやることはやるって言ってるでしょ?」
提督
「なんの話を……ん?」
提督
「なんだそれは? ……『簡単、五十鈴牧場にススメ』……?」
五十鈴
「人間なんて皆、こうするつもりなんでしょ?」バッ
パラパラ……
提督
「…………なんだ、これは……改修し、上からの装備が届き次第受け取って解体するだけ……待て! なんだこれは! こんなことがまかり通っているのか!?」
五十鈴
「きゃっ! ……いきなり大声出さないでよ……」
提督
「待っていろ! 抗議してくる!」ガチャ! ドタドタドタ
五十鈴
「行っちゃった……ここの提督は、本当に知らなかったんだ……じゃあ私、解体されなくて済むんだ……はは」ポロポロ
五十鈴
「……頑張ろう……」
俺提督は稼ぎだとか牧場プレイをしたことがない提督です
提督
「まったく……憲兵達の仕事も甘くなったものだ」
提督
「あんな本まで出回っているなど言語道断! 厳しい処罰を下してもらわんとな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
でもオリョクルはやってるんでしょ……でち
でちっていってるしこれはでっちだろう
>>181
やったことないんだなぁこれが
提督
「ゴーヤ」
58(87)
「なんでちか?」
提督
「これはおかしくないか?」
提督の膝の上に座る58
58
「おかしいことなんて無いでち! ここはゴーヤの指定席なんでち!」
提督
「そうか……ならいいんだが……」
58
「こんな幸せが当たり前のように続いて欲しいでち~」スリスリ
提督
「(うーむ……好かれているのは素直に嬉しいが、こんな光景を見られでもしたら……)」
提督
「(端から見れば犯罪でしか無いからな)」
58
「提督……ゴーヤはね、提督のことが好きでち……優しいし、かっこいいし……ちょっと無愛想なところも味があるでち」
58
「前の提督とは全然違って……ゴーヤの一番の人なんでち!」
提督
「……………………」
58
「これからもゴーヤの大好きな提督でいてね! 提督!」チュッ
提督
「最大限善処しよう」クイッ
提督
「………………ふっ……子を持つというのは、良いものだな」
提督
「これからも俺は彼女達の良き父でいよう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
荻風
「司令、おはようございます」
提督
「あぁ。もう慣れたようで安心した」
荻風
「前にいた所から随分と待遇が改善されて、楽しくお仕事が出来てます」
提督
「なるべくなら、そこで長く働いてもらいたいんだがな……やはり艦娘は兵器だ、人間のように扱うべきではない、という人間も一定数いるからな」
提督
「お前らには悪いが、こればかりはどうにもならない。何故なら俺にも気持ちが理解できてしまうからだ」
荻風
「司令にも、ですか」
提督
「あぁ。彼女らが反逆を企てるのでは? いつか、艦娘達との立場が逆転してしまうのでは? そんな想像をしてしまったこともあった」
荻風
「そんなこと!」
提督
「分かっている。だが、人間は弱いんだ。お前らと戦えば、我々人間は負けるだろう。だからこそ、お前らを押さえ付けて有利に立とうとしたがるんだ」
提督
「勿論全員ではない。俺のように、お前らと友好的な関係を築こうとする者も多い。だがお前らより優位に立とうとする者も少なくはない」
荻風
「………………」
提督
「朝から嫌な話をしてしまったな。俺はお前らを信じている。軍人として疑わなければならない所もあるが、俺の本心は【信じたい】だ」
荻風
「……大丈夫です! 私も司令を信じていますから!」
提督
「………………と、偉そうなことを言いはしたが……俺は人間関係の構築があまり上手くない。昔から教師に不器用な子との評価を頂いていた程にな……」
荻風
「し、司令……大丈夫ですよ! 私は司令の良いところをたくさん知ってます! だからその……大丈夫ですよ!」
提督
「……ありがとう……」クイッ
提督
「友人の作り方など知らなかったし、他者との話し方もよくわからなかった」
提督
「雑談というものの楽しみ方も知らない俺だが、たくさんの娘たちに囲まれて今は幸せだ」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「三隈。出会い頭に嫌そうな顔をするな」
三隈(26)
「気をつけているつもりなんですけど、ごめんなさい」
提督
「最上のことは悪かったと思っている。だからいい加減機嫌を治せ」
三隈
「大破したモガミンを出撃させたと聞いたときは、心臓が止まるかと思いましたから」
提督
「妖精を付けていたから大丈夫だった、と説明しただろう」
三隈
「淡々と『最上が撃沈されても問題はない』とだけ言われれば驚くに決まっているでしょう!」
提督
「言い方が悪かったのは認める。だからそろそろ……」
三隈
「……一つ条件、良いかしら?」
提督
「可能な限り受けよう」
三隈
「今度の日曜日、モガミンと遊びに行きたいので外出許可と、遊園地の券を二枚……」チラ
提督
「昼食夜食もつけよう」
三隈
「大好きです、提督♪」
提督
「以後、気をつける」
提督
「言葉というのは難しい。伝えようと思うことと実際に伝わっていることが必ず正確とは言えないからだ」
提督
「本当に、以後気をつけよう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
響
「(……流石に緊張するよ。ここで上手くやっていけるのか、心配だ)」
響
「(ここの司令官は静かな人と聞いているから、落ち着いていこう)」
コンコン
「入れ」
響
「失礼するよ」
ガチャ
提督
「………………」ゴゴゴゴゴゴゴ
響
「……ッ!?(これは……なんて重圧感……!?)」
響
「ひ、ひび、きだよ……」
事情によりここからは副音声をお楽しみください
提督
「うむ。話は聞いている。お前が不死鳥と呼ばれていた響、だな」ゴゴゴゴゴゴゴ
『流石の活躍だ。これから期待している』
響
「………………」ゴクリ
提督
「そう緊張することもない。お前に望むことはただ一つ。戦って、勝て」ゴゴゴゴゴゴゴ
『それ以外の不安材料は全て俺が消し去る。安心して、ただ敵だけを見て戦ってくれればいい』
響
「あ、あぁ……分かって、いるさ」
提督
「負けてもいい。確実に立ち上がって勝て。俺が求めるものはそれだけだ」ゴゴゴゴゴゴゴ
『無理をして傷つくくらいなら、退いて力を付けてから勝てばいい。それくらいの時間は稼いでやる』
響
「……が、が、がんばります!!!」
提督
「……期待している」ゴゴゴゴゴゴゴ
『無理はしないようにな』
響
「………………う……こ、怖かった……死ぬまで戦えって言われたよ……!」
響
「か、勝たなきゃ……殺される……!」ガタガタガタガタ
~現在~
提督
「……響。何故、そんなにボロボロになるまで戦うんだ?」
響(29)
「勝つためさ……」
提督
「初めて会ったときから、響はなにか、狂気のようなものを含んでいたが……」
提督
「近いうちに話し合わねばな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
↓1 何故嵐は提督のことをヤバイほど愛している?
ここで一旦失礼
100けっこう出るなぁ……ぞろ目の方が確率上なのになんでや
乙
海防艦のヤバイ枠「は?」
あいつを初めて見たとき、俺の心が熱く燃え上がるのを感じた。
「嵐か。これからよろしく頼む」
鋭い目付き、どっしりと構えた安心というものを感じさせてくれる雰囲気、ピクリとも動かない表情。
そしてあいつに手を握られ触れられた時、俺は恋と言うものを理解した。
だが俺は恋を知らなさすぎた。
自分がそんな甘っちいものをするなんて微塵も考えていなかったからだ。
だから俺は勉強した。
姉妹にも散々話を聞いたし、恋愛漫画をそれこそ擦りきれるまで熟読した。
それでも分からなかった。
あいつの前だとおかしくなる。
好きと言うよくわからない気持ちに押し潰されちまう。
声をかけられても、返事もできない、息が詰まる。
あいつがいなくなってからようやく呼吸を思い出し、俺は自己嫌悪をした。
こんなことを何度も繰り返した。
そんな日が続いたある日。
「提督! ゴーヤを褒めるでち!」
「ふ……流石だな、ゴーヤ」ナデナデ
俺の全身の血が沸騰した。
これ以上無いほどに熱く、あいつに出会った時のあのときよりも熱く。
俺は嫉妬を知った。
嫉妬は苦しかった。
あいつが誰かを褒めれば嫉妬が起こる。
あいつが誰かを呼べば嫉妬が起こる。
あいつが誰かと話せば嫉妬が起こる。
あいつが誰かを見れば嫉妬が起こる。
あいつが俺以外と居れば……嫉妬が起こる。
俺は深海棲艦共をぶちのめして気が狂いそうになる日を誤魔化した。
それもすぐに効果が薄れていく。
出撃を重ねるたびにあいつが誰かと居るんじゃないかと、気が狂いそうになる。
俺はぶっ壊れていた。
頭のネジがぶっ飛んで、何もかもを壊してでも。
――――――。
あいつは、明石さんと何かを話していた。
しっかりと聞こえなかったが、好感度がどうとか言っていた。
俺は嫉妬した。
明石さんは、司令に近すぎる。
あいつが、加賀さんと仲良く話していた。
加賀の手が司令を掴んでいた。
司令は嫌そうにはしないで、加賀さんも怒っていながらも楽しそうにしていた。
俺は嫉妬した。
加賀さんと司令の距離感が羨ましい。
あいつは、占守と結婚の約束をしていた。
占守はあいつが好きなんだ。
顔を見れば分かる。
俺と同じ顔をしていた。
俺は嫉妬した。
素直に司令に好きだって言える占守に。
あいつは秋月と話していた。
あいつら秋月の頭を撫でた。
憎かった。
俺はずっと見た。
見ていた。
俺は見てることしかできなかった。
でも見ていた。
秋月が俺に気付いていなくなるまで、ずっと見ていた。
もうダメだ。俺はもうダメだ。
こんなのもう無理なんだ。
自分の気持ちに逆らえない。
ぶっ壊して、何もかもぶっ壊して、司令を一人占めにしてやりてぇ。
なのに……俺は……。
提督
「嵐。相変わらず呆けているな、どうかしたか? 気分が悪いなら部屋に戻って休め」
嵐(100)
「……………………し、司令の……バカヤローーー!!!」バキィッ!!!
提督
「コンナハズハー!」ドサァッ
あいつの顔を見ると、もうあいつのことしか考えられなくなっちまう。
絶対に、俺はあいつを逃がさねぇ。
必ず俺のものにしてやるから、待ってろよ、司令♪
提督
「いっ……手加減されてはいたが、かなり効いたな……にしても……100……?」
提督
「まさかこの眼鏡、壊れているんじゃないだろうか?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
これは一応下限で良いのかな……?
↓1 なんで初霜は提督を嫌っている?
荒らしは↓1で
提督
「………………」
初霜
「…………」ウー
提督
「初霜。もう怒らないから出てこい」
初霜
「提督なんて、嫌いです!」
提督
「コンナハズハー!」グサァ!
提督
「(なんという破壊力だ……! 本気で心に来るぞ……!)」
初霜
「わ、わたし、頑張ったのに! いっぱい怒って! 嫌い! だいっ嫌いです!」
提督
「は、はつ、初霜……俺はお前が心配だったんだ……お前に何かあったらと気が気でなかった……だがすまない、かける言葉を間違えてしまった……」
初霜
「知りません!」プイッ
初霜
「提督のばかぁ!!」テテテテテテ
寝ますおやすみなさい
提督
「…………………………」
提督
「思った以上に……厳しい……精神力が持たない……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
夕張
「提督、最近お疲れみたいですけど大丈夫ですか?」
提督
「大丈夫だ」
夕張
「明石から聞いてますよ。その眼鏡、好感度測定機なんですよね? もしかしてそのことで?」
提督
「あぁまぁ……夕張、お前は50と表示されている」
夕張
「可もなく不可もなく、ですね。正確です」
提督
「あぁ。俺は全員に別け隔てなく同じように接してきていた。にも関わらず、好感度の上下がある……」
提督
「他者との関係は難しいものだな……」クイッ
夕張
「それはそうですよ。十人十色、好き嫌いだって当然ありますからね」
提督
「臨機応変に、か……苦手なことのひとつだ」
夕張
「情けないこと言わないでください!」バンッ
提督
「う」
夕張
「私は提督のことを尊敬していますよ! 朝から夜まで働き詰めで、艦娘の為に頑張ってくれていますから」
夕張
「だからこれからも、尊敬のできる提督、でいてください♪」
提督
「…………最大限努力する」
私提督は何かに熱中している人を馬鹿にする人間よりも、物事に熱中して周りが見えなくなってしまう熱い馬鹿の方が好きです
提督
「夕張にも随分と苦労させてしまっているからな……」
提督
「いずれ何かで報いてやらねば」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
武蔵
デデーン
戦艦のやべー枠逝きましたー
↓1 武蔵が提督を愛した理由は?
「武蔵……お前が来てくれるのを待っていたよ。この鎮守府の為にその力、存分に見せつけてくれ」
なんだこいつは、と思ったのが初めてだ。
鋭い視線で私を精査するように見つめてきた時は、この武蔵ですら戦慄を覚えたものだ。
こんな提督の下で働いていけるだろうか、と心配にもなった。
だが知っていく内に、奴はただの優しい人間であることを知った。
「武蔵、先に休め。俺? まだやらなければならない仕事がある」
「武蔵。今日は疲れているようだな。強がるな、顔を見れば分かる。無理はするな、と言っただろう」
「武蔵……仕方の無い奴だ。おやすみ、武蔵」
提督の声を聞くたびに、私は奴に惹かれていった。
だが奴が求めた私は、凛とした強い艦娘だった。
……私は奴の求めるまま、その通りに振る舞ってやった。
それが提督に喜んでもらえるなら、それでも良かったからだ。
「……良くやった、武蔵。今回のMVPはお前だ。これからも一層、励んでくれ」
初めてのMVP、褒めてもらえたことに心踊らせてしまった。
大和に笑いながら指摘された時は、恥ずかしくて死んでしまうかとも思ったが、それ以上に提督の言葉の心地好さに溺れてしまっていた。
…………………………。
「よく頑張ったな。流石だ、利根」ナデナデ
「ふふん! 当然じゃ!」ニコニコ
…………………………。
私は頑張った。
提督に褒めてもらう為に。
この段階で私は、国のためではなく一人の人間のために戦果を得ようとしてしまっていた。
間違っているのかもしれない、だが私はそれでも良いと思うことにした。
倒して倒して倒して倒して倒して倒して倒して倒して……いくつ倒したかも忘れた頃。
「今回のMVPは武蔵、お前だ。良くやった、今後も頑張ってくれ」
褒められた。
提督に褒めてもらえた。
だが……私は、それじゃなくて……。
「む? 不服そうだな? どうかしたか?」
「……いや……」
「何かあるならハッキリと言ってくれて構わない。お前は俺の誇りだ、武蔵」ナデナデ
―――――――――――
―――――――――――
―――――――――――
倒した。倒した。倒した。
あれを忘れられなかった。
倒した倒した倒した倒した倒した倒した。
またあれを求めた。
倒して倒して倒して倒して倒して倒して倒して倒して。
褒めてもらいたい。
また撫でてもらいたい。
だから。
殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺した。
私のために。
なのに。
なのに。
なのに!!!!
「今回のMVPは漣だ」
「よく頑張ったな、嵐」
「流石だ、飛龍」
「次も頑張ってくれ、阿武隈」
褒めてもらえない。
「はー……はー……!!!」
こんなに頑張っているのに……。
「む、さし……!?」
褒めてもらえない……!!!
「提督……私は……」
ただ提督に褒められるだけで満足していたのに……!!!
「やめて、くれ……頼む……」
悪いのは提督だ。
「嫌だ……もう良い……」
悪いのは提督だ。
「褒めてもらえなくても良い……」
我慢してたのに。
「もう無理だ。悪いのはお前だ」
提督に撫でてもらいたい。
「やめ……」
「愛してくれ……」スッ
抱きしめてくれ。
提督。
とりあえずここまで、また0時くらいに来ます。
提督
「なんだったんだ……? 武蔵の奴……ひとしきりじゃれてきた後に飛び出して行ったが……」
提督
「甘えたかったのだろうか? かわいい奴だな。それにしても凄まじい力だった……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ゾロ目はあれやで、名前安価の時にゾロ目だったらやで
例
123
吹雪 コンマ99
124
阿武隈 コンマ50
だった場合、50×9で阿武隈の好感度は450となる
ちなみに00の場合は×10です
阿武隈じゃなくて吹雪でした
そういえば10人ごとに安価でイベントでもやろうかなーって思ってたのすっかり忘れてた
ちょっと試しに安価取ってみます
艦娘の名前と(複数可)こういうイベント見たい、っていうのでお願いします
↓1 10人達成イベント!
あっ(刺っし)
《最近、後ろから……》
最近背後から気配を感じることが多くなった。
振り返っても誰もいない。
歩き出すと、まあ気配を感じる。
だが誰もいない。
そんなことを繰り返す内に、いつの間にか慣れてしまった俺はそれを気にしなくなっていった。
提督
「……む」
久しぶりに背後に気配を感じて振り返ると、曲がり角から加賀が首を振りながら現れるのが見えた。
提督
「加賀、どうかしたか?」
加賀
「…………いえ、なんでもありません。提督、最近身の回りで何か変わったことはありますか?」
提督
「変わったこと……特に思い付かないな。よく背後から気配を感じるが、最近はあちらこちらから視線が来るからな」
加賀
「そう。なら良いのだけど……」
複雑そうな顔をした加賀は、そのまま去っていった。
俺は曲がり角の先がとても気になったが……知れば何か、酷く後悔するような気がして……見に行くことはしなかった。
「司令」
後ろから声が聞こえた気がした。
誰のものかはハッキリと分からなかった。
俺は、今度は振り返らなかった。
俺は久しぶりに鎮守府内の見回りをしている。
危ないからやるな、と艦娘たちに釘を刺されていたが、たまになら良いだろう。
コツン、コツン……。
点々とした明かりが、廊下の闇を晴らしてくれている。
自分の足音だけが響く廊下はなんとも不気味で、昔に学友とした肝試しを思い出した。
外は暗く、明かりで反射した室内以外はなにも見えない。
コツン、ココツン……。
提督
「ん……?」
暫く歩いてからそろそろ執務室に戻ろうと左に曲がった時、一瞬だけ自分の足音に異音が混ざったような……そんな違和感を覚えた。
振り返ってみたが、明かりしか見えない。
自分が今まで歩いてきた右の廊下にはなにもない。
が、正面を見て、ふと思い出した。
ここは、あのとき加賀と話した……。
俺はまっすぐ進み、曲がり角の向こうを確認してみることにした。
あのときは確認できなかったが、もし艦娘がいたら注意しなければならない。
夜中まで歩き回るなよ、と。
そう注意してやらなければならない。
コツン……コツン……ココツン……。
俺は、曲がり角を、ゆっくりと覗きこんだ。
………………何もない、誰もいない。
当たり前だ、考えすぎだった。
こんな時間に出歩いている子などいるわけが……いや、数名思い付くが、それにしてももう少し騒がしいだろう。
俺はホッとして、執務室への道を戻った。
コツン……コツン……コツン……コツン……。
…………………………。
今。
左の廊下に。
視界の端に。
一瞬だけ。
満面の笑みの。
占守が。
俺は反射的に左を向いた。
誰もいない。
……幻覚でも見ていたのだろうか。
最近あまり休んでいないから、疲れているのかもしれないな。
俺はそうやって、苦笑いをしながら、窓の外を見た、見てしまった。
反射した窓ガラスが俺を映している。
苦笑いしている俺が、薄く見えた。
そして俺の後ろに……人影があった。
俺は窓を見るのをやめた。
「ようやく、気づいてくれたっすね」
声が聞こえる。
占守の声だ。
早くなりかけた鼓動を、すぐに落ち着けた。
提督
「……占守。こんな時間まで何をしている」
あくまで冷静に。
振り返らずに。
背後の少女へと声をかける。
「司令を見ていたっす。我慢してるだけっす。我慢して我慢して我慢してただけっす」
提督
「早く、部屋に戻りなさい」
「いつまで我慢すれば占守は楽になれるっすか? いっで我慢してれば司令といられるっすか?」
徐々に、その声に恐怖している自分に気がついた。
仲間相手に恐怖を覚えるなど……なんていう対応も忘れてしまう程に、俺は恐怖で動けなくなっていた。
「もう我慢したくないっす。占守は、もう、我慢できないっす」
腕を掴まれる。
このままでは、取り返しのつかないことになる。
そう頭でわかっていても、動くことができない。
息が、苦しい……。
「う……」
背後から、呻くような声が聞こえた。
そして……。
「提督」
俺を呼ぶ声が聞こえて、急に重苦しい空気から解放されるのを感じる。
俺はようやく振り返った。
提督
「加賀……」
加賀
「様子を見に来て正解でした。大丈夫ですか?」
気絶しているのか、ピクリとも動かない占守を抱えた加賀がいつも通りの無表情でそこにいた。
提督
「……占守……」
加賀
「提督、愛は人を狂わせるわ。特に私たち艦娘は、誰かの愛情に餓えているの。誰かを愛することに、誰かに愛してもらうことに」
加賀
「といっても貴方は聞いてはくれないと思うのだけど、もし貴方がそのままの自分で行くのなら、その重い愛を受け入れる寛容さを持つことね」
そういって、頭を下げた加賀は占守を抱えたまま帰って行く。
提督
「加賀。俺は……それでもお前らを受け入れるよ」
加賀
「そう」
いつものように平淡な返事を返してきた加賀だったが、その背中はどこか嬉しそうだった。
終わり
あれ、ここって好感度スレですよねー!?
さて、10人ごとのイベントどうですかね?
もしテンポ悪い! どんどん次の艦娘見たい!
って人が多ければ普通に今まで通り続けます
なら帰ってからになるけどもういっちょ
↓1 20人達成イベント!
長波
「起きろ提督! 風邪ひくぞ!」
提督
「む……。長波か」
長波(77)
「まったく、なんでベンチで寝てんだよ!」
提督
「いや、すまん……(77か……)」
長波
「まったく……提督が倒れでもしたら、この鎮守府は割りとヤバイんだから気を使ってくれよ」
提督
「ふ……心配してくれてありがとう」
長波
「べ、べつに……」
提督
「長波。恋ってなんだと思う?」
長波
「は、あぁ!? いきなり何を!?」
提督
「いや、よくわからなくてな。俺はそれをしたことがない」
長波
「何って言われても……誰かを好きになること、なんじゃないか?」
提督
「長波は今、恋はしてるのか?」
長波
「し、してないよ! って、あ……もしかして、占守か?」
提督
「よくわかったな?」
長波
「そりゃな。いきなり加賀たちに連れられて一週間訓練地獄だってんなら、分かってる奴は何があったか分かるだろ」
提督
「そうか」
長波
「……想いってのは難しい上に面倒くさいからな。時に制御が利かなくなる時まである、自分のことなのにな」
長波
「あたしだって、恋したことくらいあるからな。何となく分かる。でも、怖がらないでやってくれよ? 好きな奴に怖がられるのは、流石に辛いからな」
提督
「……元よりそのつもりだ」クイッ
長波
「へへ、あたしも……そのうち覚悟決めないとな……」
とりあえずここまで、また後で来れたら来ます
提督
「…………最後のは聞かなかったことにしておこう」
提督
「知らなくても良いことなのかもしれないが、だが……知れて良かったと思う自分もいる」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
好感度一覧
・戦艦
008 日向(09)
031 武蔵(100)
・空母
004 加賀(96)
012 大鳳(68)
013 飛龍(61)
・軽空母
・重巡
006 利根(79)
014 加古(12)
019 鈴谷(67)
026 三隈(26)
・軽巡
002 阿武隈(82)
007 那珂(05)
023 五十鈴(00)
030 夕張(50)
・駆逐
001 吹雪(35)
003 望月(51)
005 早霜(20)
011 皐月(54)
015 白露(51)
016 秋月(71)
018 初月(79)
020 五月雨(21)
021 漣(75)
022 磯風(31)
025 荻風(51)
027 響(29)
028 嵐(100)
029 初霜(03)
032 長波(77)
・潜水
024 伊58(87)
・その他
009 占守(100)
010 国後(51)
017 サラトガ(91)
好感度早見表
それ以下 殺される危険あり、逃げて
01~10 大嫌い
11~20 嫌い
21~30 ちょっと嫌い
31~40 苦手
41~50 普通
51~60 友人
61~70 親友
71~80 気になる人
81~90 好き
91~00 愛してる
それ以上 やばい、逃げて
更新&出た順番追加
分からなくなりそうなので一応
大鳳
「提督、ご飯はもう食べましたか?」
提督
「む? いや、食べてないが」
大鳳
「良かった! 実は、提督の為にお弁当を作ってきました! 一緒に食べませんか?」
提督
「なんと……! あ、ありがとう大鳳。是非食べさせてくれ」
大鳳
「はい! では執務室に行きましょう!」
~執務室~
大鳳
「はい、卵焼きです! あーん」
提督
「ん……。美味いな、大鳳は甘くする派か」
大鳳
「卵焼きは甘くないとですよ!」
大鳳
「今度はキャベツです! あーん」
提督
「……大鳳、ありがたいんだが……俺ばかり食べているじゃないか。お前は食べないのか?」
大鳳
「提督に食べてもらいたいので大丈夫です!」
提督
「そんな訳にもいかないだろう」
大鳳
「……実は、その……依然提督にあーんをしてから、またやりたいと思うようになってしまったんです……」
大鳳
「ダメ、ですか?」ウワメヅカイ
提督
「ダメというわけではない。だがな……やはり恥ずかしい」
大鳳
「あ、じゃあ提督! 私にあーんってしてください!」
提督
「いや待て、余計に恥ずかしいことになってないか?」
大鳳
「大丈夫です! 誰も見てませんから!」
提督
「む、む……分かった……。ほら、あーん」
大鳳
「あ、あーん……」パク
大鳳
「……ふ、ふふふ……恥ずかしいですね……」
提督
「だろう?」
大鳳
「……あ、あの……もう一口、良いですか……?」ウルッ
提督
「うむ。ではこれを……(なにか、涙目になっていないか?)」
大鳳
「あー……」ウルウル
ガチャ……
吹雪加賀
「失礼しま」
提督
「………………」←涙目の少女におかずを差し出している
大鳳
「…………あ」←言い様の無い感動で涙目になりながら口を開けている
加賀
「何をやっているのかしら」グワシッ
提督
「か、加賀……誤解」
加賀
「二人は外に出ていなさい」
吹雪
「は、はい!」
大鳳
「あ、違うんで」
バタンッ
加賀
「覚悟は良いわね?」
提督
「ま、待て加」
<コンナハズハー!
吹雪
「えー!? ご飯食べさせあいしてただけー!?」
大鳳
「て、提督ー!」
また後で来ます
↓1 30人達成イベント!
すまん……出てる艦娘だけなんや……
複数は可やで
↓1
↓1 どんなイベント?
提督
「雪風。報告を」
雪風
「はい。0809、イ級二隻、ヘ級一隻の計三隻が3キロ先で確認されました。すぐに吹雪、漣、秋月、初月、那珂の五名で出撃しましたが、恐らく既にいないものと思われます」
提督
「少数での偵察部隊か……。奴らも知恵をつけ始めたのかも知れないな」
加賀
「知恵ですか?」
提督
「今までは現れて攻撃してくるだけの存在だったが、最近の報告を纏めると、な……」
雪風
「それでは失礼します」
提督
「ご苦労」
何日か後
提督
「……む」
雪風(17)
「そうなんですか! はいっ、楽しみです!」
荻風
「そうですね。あ、司令は」
雪風
「司令官は良いじゃないですか」ニコッ
荻風
「え?」
雪風
「今回は女の子だけで楽しみましょう!」
荻風
「あ、あー、そうですね」
白露
「あはは……雪風、まだ提督のこと嫌ってるんだねー」
雪風
「嫌いとかそんなんじゃないですよ」ニコッ
荻風
「あ、あの……司令と何かあったんですか……?」
白露
「あー……雪風、まだここに来た頃に提督と一悶着あってさ。なんだっけ?」
雪風
「……司令は雪風を信用してないんです。大丈夫だ、まだ行ける、と何度も言っているのに、無理はするな撤退しろの一点ばり……」
荻風
「そ、そんな……司令はちゃんと」
雪風
「いいんです! 別に気にしてませんから!」
荻風
「はわわ……」
提督
「………………」スッ
提督
「…………まだ気にしていたんだな、雪風」
提督
「思えばあの時の大喧嘩以来、どこかよそよそしくなったような気もしていたが……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
攻撃の間隔をずらす事か
>>309
最大れでぃかけないと繋がらないとか面倒だからやめてほしいよなー
提督
「最近はどうだ」
吹雪
「……えーと、ぼちぼち……?」
提督
「ふむ」クイッ
吹雪
「あの、どうかしましたか?」
提督
「いや? お前と話したいだけだ」
吹雪
「は、はぁ……ええと、何を話しましょう?」
提督
「…………………………」クイッ
吹雪
「(あ、話すこと必死に考えてるんだ……無理しなくても良いのに……)」クスッ
提督
「あー、そのだな。虐めとかにはあっていないか?」
吹雪
「お父さんですか! というか、それは司令官の方が詳しいのでは!?」
提督
「いや! 無いとは思っている! 思ってはいるんだが、ほら……俺の知らない所で陰湿な……」
吹雪
「無いですよ!! ここの子は皆良い子ですから!!」
提督
「う……すまん……」
吹雪
「(もう……本当、パパと話してる気分になっちゃう……)」
提督
「それなら、戦闘は厳しくないか? 辛くないか? もし辞めたくなったらいつでも言ってくれて良いんだぞ?」
吹雪
「…………」ジトー
提督
「す、すまん……」
吹雪
「はぁ……別に良いんですけどね……。あの、失礼なことを聞いても良いですか?」
提督
「む? なんだ?」
吹雪
「司令官って仕事が凄く出来るのに、なんで人間関係ってなると不器用になるんですか?」
提督
「………………」クイッ
吹雪
「(あ、ちょっと傷付いたみたい……悪いことしちゃったかな……)」
提督
「……学生の頃から、あまり積極的ではなかったんだ。周りには俺を引っ張ってくれる奴らが多くいてな……。そのまま成人するまでやって来た結果が今だ」
吹雪
「あー……」
提督
「……人の心の機微もわからん」
吹雪
「え? でも」
提督
「……ズルをしてるからな」
吹雪
「ズル?」
提督
「お前はここに俺が配属されてからの仲だからな、特別に教える。この眼鏡をかけてみろ」スッ
吹雪
「眼鏡……わ、度が……ん……? 司令官の上に、何か数字が……85?」
提督
「それは普通の眼鏡であると同時に、好感度測定機でもあるんだ。明石に作ってもらった」
吹雪
「……………………あの……私の好感度って……」
提督
「今は56だな」
吹雪
「…………………………」
提督
「…………少し前までは35だった」
吹雪
「ちちち違うんです司令官が怖かったんですごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
提督
「謝らなくて良い。その自覚はある」
吹雪
「うぅ……酷いです司令官……」
提督
「すまん」
吹雪
「司令官って、本当に不器用です……」
暁
「司令官! MVPよ!」
提督
「流石だ暁。よく頑張った」ナデナデ
暁
「も、もう! 子ども扱いしないでよっ!」ニヘヘ
吹雪
「(そう言いつつ、最近の暁ちゃんはもう顔が蕩けてます。まる)」
吹雪
「(と、言うより……)」
嵐
「………………」<●><●>
武蔵
「………………」<●><●>
吹雪
「(どうして、こんな中平気でいられるんだろう……)」
暁
「司令官! 私がもっと頑張って、皆を楽させてあげるからね! レディーだもの!」
提督
「ふ、助かる。だが、己の体調管理もしっかりとな」
暁
「大丈夫よ! 迷惑はかけないわ!」
提督
「偉いぞ、暁」ナデナデ
暁
「も、もう! だからぁ……」ニヨニヨ
武蔵
「」<●><●>
嵐
「」<●><●>
占守
「」<●><●>
吹雪
「………………」ガタガタガタガタ
提督
「吹雪は体調不良か……」
提督
「後で見舞いに行ってやらないとな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
また後で来ます
おはようございます
なんだこの時間……
天津風
「最近あなた、随分と調子が良さそうよね」
提督
「そうか?」
天津風
「何か吹っ切れたような雰囲気で、評判も良好になっていってるわよ?」
提督
「今までが悪すぎたからな。人間、いつかは成長しなければならない。俺は遅すぎたというやつだ」
天津風
「……ふーん……素敵だと思うわよ」
提督
「ありがとう。お前らには迷惑をかけるが、これからもよろしく頼む」
天津風
「程々にね……。それよりも、最近ここも物騒になってきたわよね」
提督
「そうだな。俺は近々、深海棲艦がここを強襲してくると見ている」
天津風
「それもだけど、そっちじゃないわ」
提督
「む?」
天津風
「モテモテ司令官は大変ね、って話」
提督
「モテモテ……それほどでも無いだろう。一部の艦娘が若干暴走しているだけで……」
天津風
「はいはい、鈍感男は今時流行らないわよ」
提督
「そんなつもりじゃないんだが……」
天津風
「……私も貴方には期待してるんだから、頑張ってよね」
提督
「鈍感、鈍感か……」
提督
「改めて言われると、中々厳しいな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「蒼龍、戻ったか」
蒼龍
「はーい! あー、疲れましたー……」
提督
「駆逐艦は元気の良い子が揃っているからな。大変な仕事だが、頑張ってくれ」
蒼龍
「可愛いから良いですけどね? 天龍と龍田は凄いなーって改めて思いましたよ……」
蒼龍
「もう本当返事だけは良いんだから……」
提督
「まだ子供だからな。興味のあるものに一直線になってしまうんだよ」
蒼龍
「うぅ……でも無事に終われて良かったです……」
提督
「天龍と龍田は風邪でダウンしてしまったからな……手の空いてる奴がお前しかいなかったんだ、許せ」
蒼龍
「はーい……で、提督ー? 私お腹減ったかなーって」
提督
「わかったわかった……間宮で良いか?」
蒼龍
「わーい! 提督大好きです♪」
提督
「現金なやつ、だな。ふっ」
提督
「子どもは風の子とは言うがな」
提督
「俺も、駆逐艦の面倒を見てやらねば……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
人もいないようなので、僭越ながら私がコンマ取ります
野分
「司令、今大丈夫でしょうか?」
提督
「大丈夫だ」
野分
「良かった……実はお風呂に入りたかったんですけど……」
提督
「あぁ、それか。ボイラーが故障したという報告は受けている。明日か、遅くても明後日には直るらしい」
提督
「今日は我慢してもらうか、少し面倒だが街に出て温泉に入りに行っている奴らもいるぞ」
提督
「事が事だ、すぐに外出許可を出してやろう」
野分
「あ、ありがとうございます」
ふわり
提督
「む……? 野分?」
野分
「はい、どうしました?」
提督
「いや、野分から何か匂いが……」
野分
「やっ!? だ、ダメですよ司令! マナー違反です!」
提督
「嫌な匂いでは無いぞ? 好きな匂いだ」
野分
「……そ、それでもダメなんです……!」
提督
「そういうものか……、悪かった。執務室に行こうか」
野分
「(……香水、つけておいて良かった……♪)」
提督
「野分には失礼なことをしてしまったな」
提督
「女性に対するマナーか……今度、本でも買いに行こう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
普通の友人
>>335
貴様、スナイプしたな? ……ハッ!
秋津洲
「提督ー! 秋津洲、帰ってきたかも!」
提督
「おかえり。何も問題はなかったか?」
秋津洲
「全然問題なかったかも!快適だったかも!」
提督
「…………秋津洲。いつも思っていたんだが……かも、と後ろにつけられるとどちらなのか判断がつきにくいぞ?」
秋津洲
「あー! 秋津洲のアイデンティティに文句を言うのは禁止かも!」
提督
「文句ではないんだがな……例えば、戦場で「敵がいるかも」と伝えたとして、味方が混乱しないのか、と思ってしまったんだ」
秋津洲
「大丈夫! ちゃんと意思疎通はできてるかも!」
提督
「……ど、どちらだ……?」
秋津洲
「提督は細かいこと気にしすぎー! 将来禿げるかも!」
提督
「……まずは俺と意思疎通してくれ……」クイッ
提督
「……結局秋津洲に終始翻弄されてしまった……」
提督
「だが……まぁうまく行っているのなら良い、のか……?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
連取……有り……!
この世は競争……!
テンポ良くちゃっちゃと次いきたいので連取許可してます
でもまぁ、あんまり良いことではないから次から自重するよ。すまんな
>>343
謝らんくてええんやで
安価とってくれてありがとうな
照月
「提督! おはようございます♪ えへへー」
提督
「……うむ、なにか良いことでもあったようだな?」
照月
「あ、分かります? へへー、じゃーん!」デンッ
提督
「……………………それはなんだ?」
照月
「間宮券! です!」
提督
「う、うむ」
照月
「二時間無料券なんですよ! 食べ放題! 凄いでしょ、提督!」
提督
「……あー、あぁ、スタンプか。間宮のスタンプラリーの」
照月
「はいっ! 通い続けること一年……ようやく、ようやくこの時が来ました! それでー……提督! もし良ければ一緒にいきませんか?」
提督
「なに?」
照月
「ペアチケットなんですけど、秋月姉も初月も忙しいみたいで……」
提督
「そう、か……よし、それなら遠慮なく誘われよう」
照月
「はい! では行きましょう!」
提督
「(今度、初月と秋月に間宮券をプレゼントすることにしよう)」
提督
「幸せそうに食べる奴だ。見ているだけで腹が満たされた」
提督
「女性は何故、どこにあのデザート達は消えていくのか……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「待て! 卯月!」
卯月
「ぴょんぴょーん! うーちゃんは簡単には捕まらないぴょーん♪」
提督
「なるほどな……俺を本気にさせたな、卯月……」ゴゴゴゴゴゴゴ……
卯月
「はっ、殺気ぴょん……!?」
提督
「見せてやる、我が力をー!」ダンッ!!
ズドォォン!!
ぴょーん!
ぴょーん!(エコー)
ぴょーん!(エコー)
提督
「……っふぅ、まったく……悪い奴だ……」スッ
卯月
「うぅ……あ、安心するのは早いぴょん……うーちゃんがやられても……第二第三のうーちゃんがすぐに現れるぴょん……その指輪を、求めて……」ガクッ
提督
「………………卯月。お前も俺と結婚(仮)をしたいのか?」
卯月
「う……」ピクッ
提督
「だからこれを目の前で盗んだのだろう?」
卯月(83)
「……べっ、別にうーちゃんは興味ないぴょん! ただその、司令官を困らせようとしただけぴょん!」
提督
「……悪いな。まだ俺もこれをどうするべきか、悩んでいるんだ」
卯月
「違うって言ってるぴょん! 違うもん!」
提督
「俺もお前が好きだぞ。だから、雑にする気は無いんだ、許してくれ」
卯月
「…………選んでくれるって、信じてるぴょん……」
提督
「………………」クイッ
提督
「…………こんなもの、無い方が良いのかも知れないな」
提督
「誰か一人を特別扱いにするなど、俺には似合わん」
↓1 40人達成イベント!
(艦娘の名前(複数可)と、どんなイベントかを書いてください)
どんなイベントかも合わせて頼むよ
あーあと、出てる艦娘のみで
↓1 再安価
しかし理論値が1000なんだよな…
100でこれとか300から先は軽く異常性癖に足突っ込んでそう
いったんここまでー
夜にまた来れたら来ますのよ
>>356
はは、00が連続で出るなんて奇跡でも起きない限りあり得ないだろマイケル?
(本当は100まではまだ愛してるラインだったのに間違えて病ませちゃったなんて口が割けても言えない)
イベントはまだかけてないけど時間できたから
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
清霜
「………………」
提督
「…………悪かったな、泣かせてしまって」
清霜
「な、泣いてない……」グスッ
提督
「(やってしまった……深海棲艦への尋問に同行させるべきではなかったな……)」
提督
「(泣いてしまった清霜を泣き止ませるのに、かなりの時間を労してしまった)」
清霜(36)
「び、びっくりしただけよ、本当!」
提督
「(好感度に如実に現れているがな……)」
清霜
「うぅ……恥ずかしい……というか情けない……」
提督
「普段俺の大声など聞きなれていないだろう。仕方がないことだ」
清霜
「しれーかんってあんな風に怒るのね……」
提督
「怒った訳ではない。あくまで尋問だ」
清霜
「それは分かるけど……」
『貴様らと今更分かり合う気はない……貴様らに歩み寄る気が無いことは、いつかで重々理解しているからだ』
『だから、その身体に聞くことにしよう……そいつの拘束を解け、清霜』
『過酷な道を選んだな……!!』
清霜
「ひっ……な、なんで……深海棲艦と正面から殴りあ……あー!あー!!」
提督
「(完全にトラウマになっている……すまなかった、清霜……)」
寝ます……某ゲームから得たネタ多目です
提督
「普段からそうしているから、すっかりと忘れていたが……あの光景は少しショッキングだったか……」
提督
「肉体言語、効率が良いんだがな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
生身で普通に殴りあえるのかww
舞風
『ふんふんっ♪』タンタンタタン!
舞風
『あ、提督ー! 一緒に踊る?』
提督
『……いや、大丈夫だ……』
舞風
『お……ほらほら、ちょっと踊ってみたりとか……』
提督
『いらない』ゴゴゴゴゴゴゴ
舞風
『…………!?』ゴクッ
提督
『舞風も、遊んでいないで休めよ……ふぁ……』スタスタ
舞風
『…………あ、あの男……!!』
舞風
「………………」
提督
「………………」
舞風
「なんでしょうか」
提督
「いいや。お前は体力があるな」
舞風(30)
「普段遊びで躍りを踊ってますから」ニッコリ
提督
「うむ、そうか。健康なのは良いことだ」
提督
「(どこで好感度を落としたんだろう……?)」
>>368
ジェノサイッカッタッ
提督
「舞風と分かり会えない」
提督
「何がいけないんだ……何が……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
提督
「(瑞鳳の好感度は22か、低いな……)」
瑞鳳
「えーと……? なんでしょうか」
提督
「いいや……。元気なようで安心しただけだ」
瑞鳳
「はぁ……なら失礼します」
提督
「待て瑞鳳。最近何か不満なこととかはあるか?」
瑞鳳
「不満……? そうね、提督にたいして言いたいことならあります」
提督
「なんだ?」
瑞鳳
「気安く頭を撫でるのはやめて」
提督
「……………………すまない」クイッ
瑞鳳
「良いんだけどね、皆がそれで喜ぶと思ったら大間違いよ?」
瑞鳳
「駆逐艦の子達は喜ぶ子も多いけど……私、小さくても軽空母です。馬鹿にしないでください」
提督
「コンナハズハー!」
提督
「キツい……このまま寝てしまいそうなくらいに、キツい一撃だった……」
提督
「そうか、違うのか……あいつは……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
サラトガは一回安価取ってます&海外艦はごめんなさい
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
おー、8倍しても104
さすがのゾロ目
また夜か明日来ます
あ、わすれてた
↓1 朝霜が提督のことをヤバイほど愛してる理由は?
『お前なんて、私の娘じゃない! この、化物め!』
『お前なんて産まなければ良かった!』
『お前が死ねば良かったんだ! お前が!』
………………。
毎日のように殴られ、蹴られ……倉庫のような場所に監禁されて育ってきた。
父というものは、理不尽な暴力をぶつけてくる奴だと思っていた。
生まれたときから親父に嫌われていた。
あたいのせいで母が死んだらしい。
更にあたいが艦娘だと知って、暴行は激しくなった。
それが永遠に続くものだと、あたいは思っていた。
それは、唐突に終わる。
その扉はいきなり開かれたのだ。
ドガァァァァン!!!
ガランガラン……。
「……………………」ゴゴゴゴゴゴゴ
目付きの悪い男が、重い鉄の扉を蹴破って入って来る。
あたいを見るその目は、まるでゴミでも見るかのような……。
「俺は悪くないぞ!! 俺は悪くない!! その化物が悪いんだ!! そいつが死ねば!!」
男のむこう側……外で親父が目付きの悪い男と同じ服を着た男達に押さえ込まれていた。
それを見たあたいは反射的に親父を助けようと立ち上がろうとして……。
「……あ……」ドサ
足に上手く力が入らず、尻餅をついてしまった。
歩くことをやめてもう何年も経ったから当たり前だろう。
「…………俺には尊敬する人物がいる。その男の言葉に、こんなものがある」
男が何か言いながら、親父の方へと歩いて行った。
何を言っているのか良くわからなかったが、その次の言葉はハッキリと、心に刻み込まれた。
「自分の子供に死ねという親がいるかァ!! 親は子供に生き抜けって言うものだろうがァァァ!!」
朝霜
「(それから、あたいは今の親父……提督の娘になった)」
朝霜
「(といっても艦娘として海軍預りとなった上で、親父が面倒を見てくれたという話だけど)」
朝霜
「(親父は親父だ)」
朝霜
「親父ー、入るぞー」
提督
「……提督と呼べと言っているだろうが、まったく……」
朝霜
「最近説教臭いぜぇ? 細かいことは気にすんなって」
提督
「何故こんな娘に育ってしまったんだ……俺に話しもしないでこの鎮守府に来る……言葉遣いはどこから覚えたのか……言うことも聞かない……」
朝霜
「親父が言ってくれたんだろうが、好きに生きろってよ。細かいこと気にしすぎたら禿げるしモテねーぞ」
提督
「余計なお世話だ」クイッ
朝霜
「ま、もし売れ残ったらあたいが貰ってやるって。んでさ、今度の休みっていつ?」
提督
「……日曜だ」
朝霜
「んじゃあ遊びに行こーぜ。どうせ暇だろ?」
提督
「まぁ暇だが……どこに行くつもりだ」
朝霜
「別にどこだって良いじゃんか。親子水入らずって奴だよ」
提督
「仕方ない奴だ……分かった」
朝霜
「やーり♪ 最近あんま時間取れなかったからさー」ギュー
提督
「いつまでたっても甘えん坊め」ナデナデ
朝霜
「いんだよあたいは。あたいだけの特権ってやつだし」
提督
「うーん……」
朝霜
「それと……ん!」バッ
提督
「小遣いならやらんぞ」
朝霜
「ちげーから!指輪だよ指輪!」
提督
「ゆ……やらんぞ」
朝霜
「あげる奴いんの?」
提督
「違う。今のところ予定が無いだけだ」
朝霜
「ほら、他の奴に渡すとごたつくだろ? その点あたいは親父の娘っつー点で角も立たないって奴だ」
提督
「……いや、娘に渡すってのも意味がわからないだろう」
朝霜
「(仮)だろぉ? 子供は親と大きくなったときの為の婚約ってのをするもんだぜ」
提督
「もう十分大きいだろう、お前は」
朝霜
「わかってねーなぁ。子供はいくつになっても親の子供だぜ?」
提督
「………………」
朝霜
「ま、そういうわけで……他の奴にはあげんなよ、それ。じゃあ日曜、約束な!」タタッ
提督
「確かに、いつまで経っても子供だな……」クイッ
提督
「立派に育ってくれたのは嬉しいが、親離れしてくれるものか……」
提督
「心配だ……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
そういえば、私の考える艦娘は
生まれた時から適性がある女の子達が、海軍と妖精さんが開発した装備をつけることによって艦娘になることができる
というものだと思ってます
艦娘適性=人間の身体能力の軽く10倍(個人差あり)
ほんわかこの程度
その為、例えば吹雪でも驚くほど美少女な吹雪もいれば、もっさい地味子な吹雪もいます
そして艦娘それぞれに別に本名はありつつ、本人達は艦だった頃の記憶もある……
という感じです
なので解体しても問題ないんです。艦だった頃の記憶無くなりますし
じゃあ嵐と占守書いてきます
おー……下限ですな
↓1 飛鷹が提督のことを殺したいほど嫌いな理由は?
占守
「しれぇ、ねぇ」
嵐
「……司令」
どうしてこうなった。
前門の占守、後門の嵐。
逃げるつもりなど無いが、進むべき道が見えない。
話は数十分前に遡る。
提督
「…………そうか。分かった、ありがとう。深く、感謝する。そちらの件はすぐに準備しよう」
コンコン……ガチャ
嵐
「司令、失礼するぜ」
提督
「……なんだ」ゴゴゴゴゴゴゴ
嵐
「(うぉ、目付きがいつも以上にヤバイ……かっこいい……)」ドキドキ
嵐
「(じゃなかった!)ちょっとヤバイ状況らしくてさ……隼鷹さん達を襲った深海棲艦のことは……」
提督
「…………」ゴッッッ!!
嵐
「聞いてるよな!」ドキドキ
嵐
「無事で良かったけど、最近深海棲艦がここの艦娘を狙って襲っている……って噂が立っちまってる。ようするに皆不安に思ってる訳だ」
提督
「………………理解している。隼鷹にも、悪いことをしたな……」クイッ
提督
「……お前は俺を」
嵐
「聞かれるまでもないぜ。司令の判断は正しかった。そんなもん、隼鷹さんが一番分かってると思うぞ」
提督
「………………っふぅ……」カシュ……ボッ
嵐
「(煙草……最近吸ってなかったのに。大分イラついてんな)」
提督
「…………好感度なんて、どうでもいい。俺は常に最善の行動をし、艦娘を守る。もし溢れるものがあるなら……溢す」
提督
「………………」クイッ
嵐
「(言ってて自分でショック受けてるぜ司令)」
提督
「とにかく、武蔵を隼鷹の迎えにやる。……ふぅ)」
嵐
「了解。まったく、何が起こってるんだか……」
提督
「もし……もし陸に上がってきたら……俺が仕留める……」
嵐
「海の男とは思えない言い種だな……」
提督
「とりあえず、ご苦労だった嵐」
嵐
「お、おう……」
提督
「……………………」ミシッ……
嵐
「(机が……ヤバイ……)」
提督
「……む……!?」
ゴソゴソ……
提督
「……………………占守……。いつからそこにいた……?」
占守
「え? 占守はずっとここにいたっすよ? 司令をずっと見守ってたっす」
提督
「…………とにかく出ろ」
嵐
「は!? ちょ、占守!? ずっと机の下に……えぇ!?」
提督
「…………占守。机の下は勝手に入ってはダメなんだ。分かるか?」
占守
「分かったっす! ならこれからはまた後ろに」
提督
「やめてくれ」
嵐
「……なんの話だよ?」
占守
「しれぇ……なんでっすか……?」
提督
「あのな……」
占守
「しれぇ、ねぇ」
嵐
「……司令」
と、こうなったわけだ。
嵐は普通の子だから大丈夫として、占守は……少しはまともになったとは言え、まだ不安が大分残っている。
提督
「二人とも落ち着け」
占守
「はいっす!」
提督
「嵐、報告は以上だな?」
嵐
「まさかこの状況で俺を外に出そうってんじゃないだろうな」
提督
「……特に用は無いだろう?」
嵐
「分かった。司令がこんな時だってのに占守と執務室で怪しいことしてるって誰彼構わず伝えてくるわ」
提督
「嵐。嵐、待ってくれ。落ち着」
占守
「なんで司令は嵐さんしか見てないんですか? 占守は見てくれないっすか? ねぇ司令司令司令しれぇしれぇ」
提督
「占守。お前も落ち着け。今はそんな時じゃ」
嵐
「そうなんだ……やっぱり司令は占守と……」
占守
「…………しれぇ……占守は……占守は……」
提督
「……………………」ピッ
提督
「加賀。頼む……お前だけが頼りだ……。俺一人では、無理だよ……」
<カガ。タノム……オマエダケガタヨリダ……。オレヒトリデハ、ムリダヨ……
嵐
「俺は用を思い出したから帰」
ガチャ
占守
「ひっ」
加賀
「提督。大丈夫よ、私があなたの悲しみを…………。…………なるほど」
提督
「流石だ加賀。……あとは、任せた……」
俺は、静かに窓の外を見た。
背後で二人の叫び声が聞こえる。
……すまない、不甲斐ない俺を……許してくれ……。
加賀
「提督。今度、二人だけで飲みに行ってくれますよね?」
提督
「…………分かった」
有無を聞いてないとばかりの加賀の声に、俺は頷くだけだった。
男は……無力だ……。
完
「はー……! はー……!」
「はー……! はー……!」
「はー……! はー……!」
殺す……!
『…………隼鷹のことは諦める。無事な艦はすぐに撤退しろ』
殺す……!
『提督!?』
『…………あの海域に戦艦級が出てくるなんてな……準鷹、すまん……』
『そんな!? 見捨てるなんて!! 私が! 今すぐ出ます!!』
『許可しない。頭を冷やせ』
『ふざけないで! 隼鷹は私の大事な姉妹なのよ!?』
『やめなさい。あなたが行っても、もう遅いわ』
『関係ないわ!! 隼鷹と死ねるなら』
『飛鷹!! それ以上先を言うことはこの俺が許さんぞ!!』
『ッ!!』バンッ!!
『待て飛鷹! 加賀!』
「……はー……! ……はー……!」
「分かった。ありがとう、武蔵」
「……………………ッ」
ヒュッ!
提督
「甘い……」ガッ……
カランッ
飛鷹
「っあああ!!!」
提督
「来ると思っていた。思ったよりも早かったな、飛鷹」
飛鷹
「殺してやる……! 殺してやる!!」
提督
「落ち着け。隼鷹は、無事だった。襲撃地点から大分離れた鎮守府に逃げ延びていたとのことだ」
飛鷹
「だからなに!? あんたは隼鷹を見殺しにした!! あんたは……あんたは!!」ブンッ!!
提督
「…………ここでは狭い。やるなら、表に出ようか」
飛鷹
「な…………」
提督
「頭に血が上った馬鹿への薬は昔から決まっているからな」
人間が深海棲艦も艦娘も素手で相手できるなら艦娘いらないじゃん
>>406
>>393
この世界観では、普通の人間はまず艦娘(適性持ちでも)には勝てない
ここの提督は深海棲艦相手に陸・近距離・一対一の条件を満たした場合のみ勝つことができる
艤装は海に浮くことができる、砲撃したり雷撃したりできるというもの
とここではしています
提督
「…………」
飛鷹
「……ッ!!」ブンッ!!
ガッ!!
ドサッ
提督
「ッ」
飛鷹
「え……!?」
提督
「お前の気持ちも良くわかる。兄弟姉妹が危険な目に遭っていたら、感情的になっても仕方がないだろう」
提督
「だから、一発だけ殴らせてやった。これは俺の責任故だ」
提督
「だが……感情的になって仲間を殺そうとすることは、教育点だ。どれだけ感情的になろうと、仲間に危害を加えるのは……やってはいけないことだ」
飛鷹
「う……あ……!」
提督
「お前は女だが艦娘だ。……加減は出来んぞ。頭を冷やせ! この馬鹿者がッッッ!!!」
飛鷹
「…………う……」ボロッ
提督
「………………」ボロッ
飛鷹
「提督……あなた、本当に人間なの……?」
提督
「落ち着いたようで良かった」
飛鷹
「はぁ……はぁ……前から不思議に思ってたわ……身体能力、私たちと変わらないわよね……いや、むしろ少し高いくらい……」
提督
「機密事項だ。詮索するなよ、飛鷹。面倒だからな」
飛鷹
「……ごめんなさい、提督……私、どうかしてたわ……」
提督
「気にするな。間違えは誰にでもある。それに気付き、反省し進むことを俺は望む」
飛鷹
「……ありがとう……」
提督
「……すまなかった。隼鷹のことは、想定外だったとは言え……俺のミスだ。だがそれでも……俺は前に進む。しかない。俺が死ねば、先に逝った者の意志が消えてしまうかもしれないからだ」
飛鷹
「…………ひっく……」グスッ
提督
「隼鷹……無事で良かったな……」クイッ
飛鷹
「はやだがぁぁぁぁ……!!!」
提督
「……………………」
提督
「…………人工艦娘化計画か……」ペラ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
あっ……
↓1 多摩が提督のことを死ぬときは一緒に死にたい程溺愛している理由は?
好感度一覧
・戦艦
008 日向(09)
031 武蔵(100)
・空母
004 加賀(96)
012 大鳳(68)
013 飛龍(61)
036 蒼龍(66)
・軽空母
043 瑞鳳(22)
045 飛鷹(00)
・重巡
006 利根(79)
014 加古(12)
019 鈴谷(67)
026 三隈(26)
・軽巡
002 阿武隈(82)
007 那珂(05)
023 五十鈴(00)
030 夕張(50)
046 多摩(316)
・駆逐
001 吹雪(35)
003 望月(51)
005 早霜(20)
011 皐月(54)
015 白露(51)
016 秋月(71)
018 初月(79)
020 五月雨(21)
021 漣(75)
022 磯風(31)
025 荻風(51)
027 響(29)
028 嵐(100)
029 初霜(03)
032 長波(77)
033 雪風(17)
034 暁(68)
035 天津風(75)
037 野分(74)
039 照月(62)
040 卯月(83)
041 清霜(36)
042 舞風(30)
044 朝霜(104)
・潜水
024 伊58(87)
・その他
009 占守(100)
010 国後(51)
017 サラトガ(91)
038 秋津洲(58)
好感度早見表
それ以下 殺される危険あり、逃げて
01~10 大嫌い
11~20 嫌い
21~30 ちょっと嫌い
31~40 苦手
41~50 普通
51~60 友人
61~70 親友
71~80 気になる人
81~90 好き
91~00 愛してる
それ以上 やばい、逃げて
101~200 貴方のためなら死んでもいい
201~300 死んでも離さない
301~400 死ぬときは一緒に死にたい
401~500 先に死んでほしい。そのあと死ぬから
501~600 死んでない。私のなかに生きてるから
601~700 あなたが死んでも生き続ける。そうすれば貴方と永遠に一緒だから
701~800 この世界には私と貴方しかいない。他のものは死んでもいい
801~900 こんな世界いらない。皆死んじゃえ。生き続けるのは私と貴方だけ
901~999 ここは私の世界
1000 ……………………?????
とりあえず出ちゃったんで100以上パッと書いてみました&更新
それではまた後程
多摩
「にゃあ」
提督
「……多摩」
多摩
「にゃあ」
提督
「普通に話せ」
多摩
「にゃあ?」
提督
「病気のようだ。痛い注射が必要だな」
多摩
「ひどいにゃ。多摩はどこも悪くないにゃ」
提督
「久しぶりに会えたのは嬉しいが、前まではそうじゃなかっただろうお前は」
多摩
「提督に会えない時が、多摩に素敵な贈り物をしてくれたにゃ。記憶という名の贈り物……」
提督
「記憶?」
多摩
「提督はまだみたいだにゃ。直に思い出すにゃ」
多摩
「前世の記憶……」
提督
「ぜん……せ? まて、なんの話だ?」
多摩
「嫌だにゃー。提督がご主人様で、多摩はタマだったにゃ。あの時は最後までお供できなかったにゃ、でも今回は……大丈夫にゃ」
提督
「…………多摩……待て、お前はいったい何を……?」
多摩
「先に死んでごめんにゃー。でも今回はちゃんと人として生を受けれたにゃ。にゃあ、提督……」
こうび、しよ?
提督
「からか」
多摩
「からかってないにゃ。提督への愛は前世からだったにゃ。全てを尽くして提督を愛してたにゃ」
多摩
「今回なら提督となんでもできるにゃ。話すことが終わったら……次は交尾にゃ」
提督
「ま」
多摩
「待たない。待てない。それほどに多摩は提督を愛してるにゃ」
提督
「多摩」
多摩
「ご主人様、愛して、また撫でて、好き、大好き、今度は一緒、ずっと、ずぅっと、死ぬまで、愛して、愛し合って、最期まで最期まで一緒にいて、絡み合おう、にゃ」ハイライトオフ
提督
「………………」スチャ
多摩(318)
「愛してる、もう障害は無いにゃ、全部多摩のものにゃ、にゃあ、にゃああ」シュルッ
提督
「」ブッ
提督
「(な、なんだ、318!? どういうことだ!? 100がげんか)」
それ以上 やばい、逃げて
提督
「(上限、突破……!?)」
提督
「というか多摩! 服を着ろ! 馬鹿者!」
多摩
「交尾の邪魔にゃ、提督」
提督
「交尾はしな」
多摩
「なんで?」
提督
「俺とおま」
多摩
「違うッッッ!!!」
提督
「(さっきから言葉を先読みされて主導権が……!)」
多摩
「多摩はね、提督のものにゃ。だから、提督は多摩のとのにゃ。相思相愛だから当然にゃ」
多摩
「違うなんて言わせない」
さすが球磨の妹
ワイルドだな
多摩
「生まれた頃から死ぬまでずっとずっとずっとずっと側にいた!!! 多摩を知ってるのは提督だけ!!」
多摩
「提督がどうかなんて知らないどうでもいい知りたくもない!! 多摩は提督と生きて提督と死ぬそれだけにゃあああ!!!」ビリビリ‼
提督
「ぐぅ……!」
多摩
「愛してにゃ。前のように。一緒に寝よう。好き。暖かい提督が好き。好きなところを触って。多摩は提督のもの。提督の自由にしていいんにゃ」バサッ
提督
「ッ」サッ
多摩
「なんで目をそらすにゃ!!! こっちを見ろッッ!!」ガッ!
提督
「うぉっ!?」
ガタンッ! バタンッ! ドッ……
多摩
「…………暖かい……ご主人様暖かいにゃ……」
提督
「お、降りろ……多摩……!」
多摩
「ここは多摩の位置にゃ……にゃあ……」フニャア
提督
「こい、つ」
多摩
「邪魔しないで」
提督
「……!」ゾクッ
提督
「(こいつ……! この目……! 深海棲艦のそれに似て……!?)」
多摩
「ここ、濡れてるにゃ……人間の体って不思議にゃあ……」
多摩
「愛するご主人様のことを考えるだけで、こんなになっちゃうんだからにゃ……」
提督
「(まずい……このままだと……。待てよ、猫? ……試してみるか……)」
サッ……こちょ、こちょ
多摩
「にゃっ!? あ、あぁ……ぁぁぁ…………」
提督
「効いたか……!」コチョコチョ
多摩
「にゃー……ご主人様、いきなりは反則にゃあ……」フニャー
提督
「よしいい子だ」コチョコチョ
多摩
「ぁ……ぁぁ……」ジョバ
提督
「(くっ……この光景を誰かに見られるとかなりまずいな……)」
武蔵
「今戻ったぞ」ガチャ
--------殲滅する
>>437
球磨多摩の語尾を抜いたらただのイケメンってやつめっさ好き
提督
「何か、とんでもない目にあった気がするが、記憶が飛んでいる……?」
提督
「うーむ……気にしないでおこう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ほんと寝ますおやすみ
隼鷹来ちゃったかー書くしかないね
色々あって制服が濡れたので着替えた
提督
「……隼鷹」クイッ
隼鷹
「おう……」ボロッ
提督
「良く戻った。……すまなかった」
隼鷹
「謝らないでくれって……あんたの決定に不満は無いからさ。あの状況じゃ正解も正解、むしろ他のを巻き込んで何人か沈みましたーって洒落になんないってね」
『すまない隼鷹。お前を、俺は、諦める』
隼鷹
「く……」
武蔵
「だから無理はするなと……」
隼鷹
「い、いや……ごめん、あたし……弱くなっちゃったみたいで……はは……」
提督
「…………飛鷹が心配していたぞ」クイッ
隼鷹
「おお。提督のこと恨んでそうだねぇ……」
提督
「安心しろ、ケリはつけた」
隼鷹
「あちゃー……いてて」
武蔵
「もう戻るぞ。早く怪我を治せ」
隼鷹
「はいはい……それじゃあ、ちょっと失礼しますよーっと」
提督
「隼鷹。俺を恨んでくれて構わない。俺はお前を見捨てたからだ」
隼鷹
「恨んじゃいないさ。さっきも言ったけど、提督の判断は絶対的に正しかった」
隼鷹
「……って、頭では……分かってるんだけどさぁ……!」グスッ
隼鷹
「それでも、キツいんだよね……あの時、敵に囲まれそうになった時、聞こえてきた提督の声がさぁ……」ポロポロ
『……すまない。皆のために……死んでくれ……』
提督
「……………………」クイッ
提督
「…………」グッ……バキッ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
流石に寝ますおやすみ
曙
「提督、なにしてんのよ」
提督
「休憩だ」スー……ハー……
曙
「煙草……止めたんじゃなかったの?」
提督
「…………」
曙
「あんた、いったい何企んでる訳?」
提督
「悪いがなんの話か分からないな」
曙
「何か隠してるんでしょ。見てれば分かるわよ」
提督
「仮にお前の勘が当たってたとしても、俺が何もないと言えばそれで終わりだ。下がれ」
曙
「馬鹿じゃないの? このクソ提督。皆あんたのこと心配してるって言ってるのよ」
曙
「今のあんた、前の……ずっと前、まだここに配属されて一ヶ月くらい。そのくらいの時と同じ雰囲気よ」
曙
「今のあんた、少し前のあんたしか知らない子達が怖がってるわ。気を付けなさいよね」
提督
「いらん世話だ。気にするな」
曙
「~~あーもう!」ギュッ
曙
「す、少しくらいは私たちに頼れって言ってんの! クソ提督!」
提督
「む……」
曙
「そんな明らかに思い詰めてますーって雰囲気出されると鎮守府が暗くなって迷惑だって言ってんの! なんでそんなことも分からないのよクソ提督!」ギュゥゥ
提督
「…………曙」
曙
「なによ!?」
提督
「とりあえず苦しいから離してくれ」
曙
「…………~~~この馬鹿!!」パチンッ
スタスタスタ!
提督
「痛いな……」
提督
「だが、心地いい痛みだ」
ミスった……
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
名取
「提督! 大変です!」
提督
「頼む」
名取
「近くの鎮守府が深海棲艦に落とされたとの報告が! 朝日提督の金剛さんが逃げて来て……」
提督
「……そうか」
名取
「て、提督……?」
提督
「朝日提督の詳細は」
名取
「は、はい! 艦娘の行方については分からず、安否不明……朝日提督についても分からない、と」
提督
「なるほどな」
名取
「金剛さんが、提督を助けてほしい、とずっと泣いてて……」
提督
「……救助には向かわない。それでは無駄になる」
名取
「提督……」キュ
提督
「……名取。俺はお前らを助ける為にここにいる。勿論他の鎮守府の奴らも助けられるなら助けてやりたい」
提督
「だが、朝日を助けに行けば……」
名取
「分かってます。私は提督のことを信じていますから。きっと大丈夫なんですよね。提督は何か、話せないけど……でも、大事なことをしようとしてるんですよね?」
名取
「だったら、大丈夫です! 提督はこんなとき、間違った指揮をしたことはありませんから!」
提督
「…………ありがとう、名取」クイッ
提督
「無事で何よりだ。あぁ、把握している」
提督
「お前のところの金剛はうるさいものだな。おかげで顔が引っ掻き傷だらけだ」
提督
「分かった。すぐに迎えをやるから待っていろ」
提督
「もし俺になにかあったら……後を任せるぞ」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
まさか決戦に持ち込む為にわざと負けて敵を誘導してる?
だとしたら上田城の真田が取った策のように鎮守府自体を爆弾にするつもりか。
>>457
貴様……! 貴様……!
誰に聞かれてるとも知れぬ……やめたまえ……!
策が割れては戦は出来ぬぞ……!
もうやめて!
私の為に争わないで!
争うのは深海棲艦とだけで十分よ!
マジレスすると争った奴らには嫁艦が那珂ちゃんになる呪いかけたから……
元々那珂ちゃんだったら許す。可愛いからね、仕方ないね
もっとマジレスすると展開先読みされるのは、キャラクター、会話などから割れそうだなーとは思っていたし、実際先読みされても今さら展開変えられる訳でも無いので
提督
「……大和、なんの真似だ」
大和
「分かっていますよね?」
提督
「分からんな」
大和
「………………」ジッ
提督
「ぐ…………」スッ
大和
「目をそらさないでください」グイッ
提督
「……相変わらずお前は乱暴だな……」
大和
「提督の為ならなんでもすることでお馴染みの大和ですから♪」
提督
「まったく……お前といい武蔵といい……」
提督
「だがこれは誰にも話さん。墓まで持っていくと決めている」
大和
「提督。死ぬ気ですね?」
提督
「……俺が簡単に死ぬと思うか? 」
大和
「海の上では提督は無力です」
提督
「…………」クイッ
大和
「誤魔化さないでください」
提督
「ふぅ……分かった、話そう。実はな……近々大規模な攻略作戦が行われる。知恵を身に付けた深海棲艦は厄介だという結論に至ってな」
提督
「それにここからも多数の艦娘を出すことを決定した。ここに残るのは数名程度だろう」
大和
「嘘です。それを隠す理由が提督にはありません」
提督
「本当にそうか? 俺はお前なら大丈夫だと思って話したんだぞ?」
大和(94)
「……?」
提督
「この話をすれば、数名の艦娘……あるいはもっとか。反発があると想定している。なんせこの鎮守府ががら空きになり、俺のそばにも居られないのだからな」
大和
「あ」
提督
「理解してくれたようで助かる。そしてお前も俺に協力してくれ、大和」
大和
「協力、ですか?」
提督
「うむ。加賀にも話しはしてあるが……数名ずつ、ゆっくりと遠征に出す。その中には俺が危険視している者もいる。一人に武蔵がいる」
大和
「そういうことでしたか……分かりました。この大和、必ずその役目を果たします」
提督
「頼んだ。……む……」ピー……
提督
「明日は……騒がしくなりそうだな……」
50人達成イベント!!
ザザ
ザザザ……
お前たちの心に勇気を
お前たちの未来に幸運を
………………
ドォォォォォン!!!!
ピチャン……
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「鎮守府が……粉々に……?」
「提督!! 提督ー!!」
…………………………
提督
「うむ。では、頼んだぞ皆。何人か先行しているメンバーもいる、心配するな」
利根
「うむ! この利根に任せるのじゃ! では、出撃するぞ!」
バタン
提督
「…………ふぅ……何とか予定通りに事が進んでいるな……」
日向
「そのようだな」
提督
「後は、10数名か。日向と吹雪にそれぞれ任せる」
吹雪
「分かりました!」
日向
「……それにしても、ここがこんなに静かなのも久しぶりだな」
提督
「そうだな……吹雪、後は頼んだ」
吹雪
「はい! 頑張ります!」
提督
「うむ。頼んだ」
ガチャ
日向
「これでここに残る艦娘はあと数名。……そろそろ話したらどうだ?」
提督
「……今日、恐らくこの鎮守府が襲撃に遇う」
日向
「なに?」
提督
「その前に、怪しまれないように全艦娘を避難させた」
日向
「……何故わざわざ、小分けに出撃という形を取ってまでそんなことを? 全員で動けば良いじゃないか」
提督
「俺がここに残るからだ」クイッ
日向
「……納得が行った。それをあいつらが知れば、一悶着があっただろうな」
提督
「だからこそここに最後までお前を残しておいたんだ。お前は俺を嫌っているからな」
日向
「……確かに人として君のことを好ましく思っていないのは事実だ。だがな提督……私も、艦娘だぞ?」スッ
提督
「日向。俺も遊びでこんなことを言ってはいない。今の深海棲艦は脅威だ。一網打尽にするこのチャンスを……邪魔される訳にはいかないんだよ」
日向
「………………分かった。好きにしてくれ。ただ、無様に死ぬことだけはするなよ」
提督
「せめて一匹くらいは道連れにしてやるさ」
日向
「…………君のそういう所も、大嫌いだ」スタスタ
提督
「俺はお前が大好きだよ、日向。元気でな」
日向
「別れの言葉受けとらん」バタン
提督
「…………スー……ハー……」
提督
「(俺だって無駄に死ぬなんてことはしたくない)」
提督
「(だが、これは俺にしかできないことだ。それに……)」
提督
「俺ごときの命であいつらを救えるかも知れないのなら……それは本望だ」
提督
「(憧れ、死にかけて尚なれなかった彼女たちの為なら……この命、捨ててやる)」
提督
「(勝算が無いわけでもないんだからな……)」
ピー! ピー!
警告! 警告!
深海棲艦を近くに発見!
至急応戦、または退避を開始してください!
提督
「来たか。……最後にやっておくか」
『鎮守府内に残っている者は即時退避せよ』
………………
ヒュウ……
ザッ……
タ級
「…………」
提督
「良く来たな。待っていた」
タ級
「……!?」ガジャン!
提督
「どうした、そんなに驚いて。不思議か? 自分等の手で瓦礫の山にした鎮守府に、俺がいることが」
タ級
「…………」カシャ……
提督
「慌てるな。答えを急いでも仕方があるまい。そのトリガーを引けば、確かに俺を殺すことは簡単だ。それよりも解けない謎を解きたいとは思わないか?」
タ級
「………………」
提督
「と、言ったものの……難しい話でも無いんだ。ここ、ここに秘密がある。俺の足元だ」トントン
タ級
「…………?」ジッ
提督
「答えは単純……降ってくる瓦礫を蹴散らした……ただそれだけだ!」
<ジェノサイッ……カッタッ!
タ級
「アグッッ!」
提督
「戦場で敵に隙を見せるなど愚の骨頂!! その痛みは己の慢心、弱さと知れぃ!」
タ級
「ッッ!!」ジャキッ
提督
「そしてようこそ……俺の戦場へ」
タ級
「!?」
<HAHAHA!
<ジャキンッ!
ドサァ
提督
「近距離での戦闘においては銃よりも拳、ナイフの方が有効である事が多い。死ななければ覚えておけ」
タ級
「離セ! 人間メ!」
提督
「断る……もっとも」
ゾロゾロ……
ヲ級
「…………」ザッ
リ級
「…………」シャキン
提督
「(10……20……囲まれたか)大艦隊なことだな……良いだろう、やってみろ……簡単にこの命、刈り取れると思うなよ!」
ドォドン! ドドドン!
ダァン! ドカッ
バキィッ! ドサッ
<バカな……
ドサァ!
提督
「流石に……多勢に無勢というものか……だが……」スッ
ヲ級
「ヲ?」
タ級
「貴様、何ヲ」
提督
「残念だったな……俺はただの囮だ。お前らをここに集める為の……」
タ級
「……!? 退ケ!」
提督
「遅い!!」
ポチッ
ドォォォォォン!!!!
とりあえずここまで
この自爆がしたかった……
話が安価と関係なくなってきたな
戦闘シーンに関しては私はル○ールをイメージしてるだけで、昇竜拳でも獄屠拳でもオラオラでも好きなイメージをしてください
――――――
提督
「……ぐ……少し高過ぎたか……」
提督
「我ながら中々無茶をしたものだ……。これで、上のやつらを殲滅出来ていれば」
ドスン……
提督
「いつかどこかで聞いたことがあったな……これがフラグというものか……」
タ級
「グゥ……! 貴様……ヨクモ……!!」
提督
「よく気付いたと褒めるべきか……爆発する瞬間に一部底が抜けるようになっていた。今日この日、お前たちを纏めて叩き潰す為に他の提督と何度も話し合った作戦だったが、随分と効いたようだな?」
タ級
「殺シテヤル……!」
提督
「お前らの敗因はいくつかある。鎮守府を叩き潰した段階で満足し引き上げれば良かった。わざわざ俺たちの無様な死体を見てやろうとでも思ったのだろうな」
提督
「他にもある。俺を見つけ、ただの人間と侮った。近付いた。そして攻撃を受け、味方を引き寄せてしまった。全てはお前自身の敗北だ」
タ級
「黙レ! 殺シテヤル!」
提督
「(ここまでか……)もうひとつの問題だ、深海棲艦よ。何故俺はお前を前にして余計な種明かしをしていると思う?」
タ級
「モウソノ手ニハ」
提督
「答えはこれも単純。こうなったときの為に、ここにも爆弾をつけていてな。勿論もう逃げることは出来ない、決死の自爆と言う奴だ」
タ級
「……ナ……」
提督
「敵と心中というのも、軍人の運命か」
↓1 好感度80以上の艦娘
「遅い」
ザンッ!!!
ドォォォン!
タ級
「…クッ!?」
提督
「…………!?」
武蔵
「上手く避けたか……」
提督
「武蔵!? 何をしている!?」
提督
「それはこちらの台詞だが? 一人で、貴様は、何をしているんだ?」ゴッ
提督
「(この威圧……武蔵は本気でキレているようだな……)」
提督
「……すまんな。この事を明かせばお前は、お前らは黙っていないだろう。計画の邪魔になる。だから」
武蔵
「そんなことは当たり前だァァァァ!!!!」ゴォォ!!
タ級提督
「ッ!?」
武蔵
「愛する者が簡単に死ぬかも知れないこんな計画に、この武蔵が賛同するわけが無いだろうがッッッ!!」
提督
「む、武蔵……」
武蔵
「……説教は後だ。まずは目の前の敵を……叩き潰す」ゴッ
タ級
「…………簡単二行クト……思ウナ!!」ドンッ
提督
「武蔵!」フッ
武蔵
「む……」パシ
武蔵
「…………これは……。……こんなもので、機嫌が直ると思うなよ!」キュ……
武蔵
「ぬ……!? これは……!」ゴォォッ!!
タ級
「ナニ!?」
武蔵
「……ふっ……これが愛の強さって奴か……今なら誰にも負ける気がしないなッッッ!!!」
ドッッカーーン!!!
………………
提督
「……よくやった、武蔵。これで脅威は一時取り除かれた」
武蔵
「………………」
提督
「まだ怒っているのか。仕方の無いことだったのだ。許せ」
武蔵
「馬鹿か貴様は。……こんな計画を勝手に立て、死のうとしていたんだ。許せる訳がないだろう」
提督
「結果的に生きていたんだから良いだろう……」
武蔵
「私が間に合ったからだ」
提督
「…………」
武蔵
「お前はいつもそうだ。私たちの為にならないことは切り捨て、私たちの為から命だって投げ出すことも覚悟していた」
提督
「…………」
武蔵
「何故そこまでする。何故だ、提督」
提督
「……これは極秘の機密事項だ。今から俺は一人言を言う」
武蔵
「…………」
提督
「俺は元々一般家庭のなんの取り柄もない平凡な男だった。強いて言えば俺は動くのが好きだった」
提督
「ある日、俺の住んでいた街が深海棲艦の襲撃にあった。親は死に、近所の知り合いが死に、友人も大勢死んだ。だが俺は」
提督
「一人の艦娘に助けられた」
提督
「深海棲艦から逃げ延び、海に落ちた俺を助けてくれたのは……誰だったかは定かではない」
提督
「俺は憧れた。艦娘の強さに。この強さがあれば、皆を救えたかもしれないと、本気で憧れた」
提督
「だから俺は体を鍛えた。様々な格闘技を勉強し、手当たり次第に覚えていった。だが……人間が艦娘に追い付くことは到底できるはずもなく……」
提督
「俺は、ある話に飛び付いた」
武蔵
「……ある話?」
提督
「人工艦娘化計画……人工的に作られた艦娘適性を普通の人間に移植し、誰もが艦娘になれるようにするための計画だ」
武蔵
「……提督のその強さは……」
提督
「計画は大失敗に終わった。被験者は100人ほどいたが、ほぼ全員が死に至った」
提督
「残ったのは俺含めて五人。俺たちは艦娘と同じ身体能力を得ることができた」
提督
「だが、その誰もが艤装を装備することができなかったんだ。しかも人工的に艦娘を作ろうとしたことが妖精さんたちに知られてしまい猛反発。結局当時の総理大臣が辞職することになり計画は倒壊」
提督
「俺はそれでも艦娘たちと共に戦いたいと願い、提督になった」
武蔵
「………………」
提督
「なってからも大変だったな。人生の大半を己を鍛えることに費やし、多くの時間を被験者として過ごした俺は他者の感情に鈍感になっていてな」
提督
「……艦娘に憧れ、なろうとし、なれなくても諦めきれず、己の命をかけてでも艦娘と共にいたいと願った。そんな提督の話だ」
武蔵
「馬鹿……そんな話でほだされると思うなよ……」
提督
「なんのことだかわからんな」
提督
「………………ようやく地上まで戻ってきたな。眩しいが、また拝めることに感謝したい」
武蔵
「鎮守府は跡形もないな、復興に時間がかかりそうだ」
提督
「それはそうだろうな。俺もしばらくは病院生活だ」
武蔵
「…………なぁ、それはそうと」
提督
「む?」
武蔵
「この指輪をくれたと言うことは、私は貴様に選ばれたと言うことで良いんだな?」
提督
「……いやそれは艦娘を強化するための物で」
武蔵
「関係無いなそんなことは。お前は私を選んだ。そうだな?」
提督
「待て待て落ち着け。選ぶ選ばないなんていう話じゃ」
武蔵
「結婚しよう、提督」
提督
「ぶっ……そんな訳にいくか!」
「ねぇ、しれぇ……どういうことっすか……?」
「親父……あたいとの約束、忘れたのかよ?」
「……提督、多摩のこと裏切る気かにゃ……そんなことは許さん……」
提督
「お前ら……な、何故ここに……!?」
<コンナハズハー
完
以上!
このスレ作成の経緯
某ゲームで金剛が出る
某髭に投げられるコンナハズハーを見て、艦娘達にぶっ飛ばされてコンナハズハーする提督書くかとスレ立てを決意
せっかく書くんだから自爆オチ使いたいなと考え、書き始めるが提督のキャラが真面目っぽくなってしまう
色々あったけど楽しかったです
ここまで見ていただいてありがとうございました
このあと、また日常好感度安価するか高好感度の艦娘との後日談をするか、特に何も考えてません
>>500
そう見えるかもしれないけど、好感度低いと心配されなかったりなんだりとちゃんと変化はさせるつもりでしたよ!
あるいは別の提督にすげ替えて新シリーズ……?
どうせなら埋まるまで安価やりますかね
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
↓1 夕雲が提督のことを殺したいほど嫌っている理由は?
「提督、夕雲に甘えてもいいんですよ?」
「すまない、今忙しいからあとにしてくれ」
「………………」
「提督♪ お疲れの」
「パパ、最近無理しすぎじゃねぇか?」
「そうか? そうでもないつもりだが。それよりもパパなんて、どうした? 久しぶりじゃないか」
「へへ……たまには良いだろー?」ギュゥゥ
「いつまでたってもあまえん坊だな」
「………………」
「ていと」
「武蔵、大和……なんの真似だ」
「……た、たまには提督を労ってやろうと、な……」ギュッ
「はい♪ いつもお世話になってるお礼です♪」ギュッ
「こう近いと仕事が仕事が……」
「……貴様、私たちと仕事のどちらが大切なんだ」
「なに? そんなもの、比べられるものでは」
「私たちですよね♪」ギュー
「…………当然だ」クイッ
「………………」
「て」
「見ているだけで幸せなんて嘘っす。占守には無理っしゅ」ギュゥゥ
「占守……爪が、食い込んで……!」
「占守は、占守は……」
「………………」
「にゃあ……」
「多摩は可愛いな……」
「ふにゃぁ……」ゴロンゴロン
「待て、その格好で猫のようにするのは不味い」
「提督なら……良い」ジッ
「用事を思い出した、失礼する」スッ
「待てにゃ」
「………………」
提督
「……夕雲? お前、夕雲か?」
夕雲(00)
「なんでしょうか」
提督
「(おかしいな……少し前まで80以上だったと思うんだが……)」
提督
「何があった?」
夕雲
「何がでしょう」
提督
「いやその……なんだ? 覇気がないと言うか……」
夕雲
「夕雲は大丈夫ですわ」
提督
「俺になにか不満があるんじゃないか? 言ってみろ、出来ることならしてやる」
夕雲
「なら……提督……。夕雲と一緒に、死んでくれますか……?」ハイライトオフ
提督
「何がお前をそこまで追い詰めた。頼むから馬鹿なことは言わないでくれ」
夕雲
「ふふふ、うふふ……私のことを無視する提督が悪いんです……一生二人で永遠になるしか無いんですわ……」ニジリ……
提督
「無視……? するわけ無いだろう、俺が。お前のことを意図的に無視したことなど一度たりともない」
夕雲
「…………甘えて……」
提督
「なに?」
夕雲
「うふふ……提督を甘やかしてあげるの……うふ、うふ……」
提督
「夕雲……」
提督
「結局あのあと、夕雲が満足するまで膝枕をしてもらった」
提督
「艦娘の闇は深すぎて俺には何もできない……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
瑞鶴
「うー……相変わらず提督の顔って怖いわね……」ソー
加賀
「何をしているの?」
瑞鶴
「ひゃう!? か、か、加賀さん!?」
加賀
「遊んでいるのかしら」
瑞鶴
「ちがうわよ! 提督さんが来たからちょっと見てただけで……」
加賀
「提督が? ……本当ね。でも貴女が見る必要はないわ。早く準備をしなさい」
瑞鶴
「うぅ……加賀さんの方がもっと怖い……」
加賀
「なにか言ったかしら」
瑞鶴
「なんでもありません!」
加賀
「そう。……」チラ
瑞鶴
「(ん? 今加賀さん……提督の方チラ見した?)」
瑞鶴
「(え、もしかして……)」
提督
「二人とも、ご苦労。これから訓練か」
加賀
「提督。えぇ、瑞鶴の訓練を見てあげるつもりよ」サッサッ
瑞鶴
「(提督に気付かれないように髪とか直してる……わー、分かりやすい! なのに提督全然気づいてないし……)」
提督
「瑞鶴。加賀もお前には期待している、頑張れよ」ゴッ
瑞鶴
「ひゃい!」
提督
「む? 変な返事をするやつだな」
加賀
「瑞鶴は提督が苦手みたいね。提督の顔は怖いから」
提督
「……気にしているんだ、言わないでくれ」
瑞鶴
「ちょっとだけですよ! 最初に見たとき、殺される! って思っちゃったくらいで」
加賀
「…………」クス
提督
「……加賀」クイッ
加賀
「ごめんなさい、提督……」フフフ
瑞鶴
「うう……ごめんなさい……」
今日はここまでー
提督
「そんなに怖い顔か、俺は?」
提督
「む……む……。……一般的ではないな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
>>537
そりゃルガール社長じゃ仕方ないw
提督
「…………む? なんだ、これは?」
提督
「(紙が数枚入っているな……なんだ?)」
提督
「……絵だな……これは、俺か? 何々……待て、なんだこれは?」
秋雲
「うー……どこに落としたんだろ……。あんなの誰かに見られたら生きていけないよ……」
秋雲
「ましてや提督になんか見られたら……」
提督
「なんということだ……この俺が、艦娘にとんでもないことをしている……! しかも相手は秋雲だと……!」
秋雲
「ぎょわーーー!!!」ダダダダバッ!!!
提督
「ぬう!」
秋雲
「フラグにしても酷すぎる! 本人降臨シリーズとかお呼びじゃないから!?」
提督
「なんの話をしているのかサッパリだが……それは秋雲が描いたのか?」
秋雲
「違う違うそんなことしないってぇ!」
提督
「そうか。では見つけ出してきつく言ってやらんといけないな」
秋雲
「みみみみ見つけ出すってどうやって!?」
秋雲
「放送をかける。秋雲に許可なくあんなものを描くなど言語道断」
秋雲
「いや許可はした! 許可、した!」
提督
「む、そうなのか? いやだが俺にはなんの話も来ていないぞ。これを描いたのは誰だ、教えろ秋雲」
秋雲(84)
「ヴ……ヴ……ヴぁーん!!! そうだよ秋雲が描きましたよ文句ある!? 提督好きすぎて他の子と絡ませるのがいやーになって秋雲と絡ませたらついノリノリになって一晩で完成させました!! 文句あるの!?」
提督
「………………とりあえず先に説教だけはしておこう。無断で他者のこういうものを書くのはダメだ」
秋雲
「うぅ……ごめんなさい……」
提督
「それはそれとして……お前の気持ちは素直にうれしい。ありがとう、秋雲」
秋雲
「あ………………あーーー!!! あー!! あー!!」
提督
「気持ちはわかるが落ち着け」
>>540
クリザとルガを足して2で割って眼鏡をかけたらここの提督です
提督
「走って行ってしまった」
提督
「うーむ……あんな世界もあるものなのだな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
比叡
「…………」
提督
「…………なんだ」
比叡
「カレーを作ったので差し入れに来ました」
提督
「やめろ」
比叡
「悪いのはお姉さまを泣かせた司令です! 食べてくれないならせっかく作ったのにゴミ箱に捨てられたって吹聴してやりますから!」
提督
「泣かせたと言われてもな……あの時は仕方がなかったんだ」
比叡
「フンッ! そうやって仕方がなくなると誰にでも指輪を贈るんですね! この尻軽!」
提督
「意味不明な罵倒はやめろ。はぁ……俺だって生きるか死ぬかだったんだ、仕方がないだろう」
比叡
「それとこれは関係無いです!お姉さまは一時期米一粒ですら口に入れられなくなったんですからね!!」
提督
「そう言われても……分かった、カレーを食べる。だから許せ、比叡」
比叡
「カレーを食べたくらいでお姉さまの心の傷が癒せるとでも!? ナメられたものですね!」
提督
「頭がいたくなってきた……」
比叡
「とりあえずお姉さまには二度と近付かないでください!」
提督
「仕事があるだろう……」
比叡
「知りません!」バタンッ
提督
「やれやれひどい目にあった……」
提督
「最近開き直って自分の料理を凶器として使い始めたのが尚たちが悪い……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
26
「提督! もう大丈夫なの!?」
提督
「なにがだ?」
26
「なにって……深海棲艦と素手で戦った後に自爆したって!」
提督
「問題ない。大きな怪我もないからな」
26
「そうなんだ! 良かった……ニム、心配したんだよ!」
提督
「ありがとう、ニム。安心してくれ」
26
「提督ー!」バッ!
提督
「む」
26
「なんで提督はいつも自分だけでやっちゃうの? 私たちのこと、頼ってよ! ニム、提督のためなら頑張るよ!」
提督
「……信じてない訳ではないんだ。ただ、俺一人が犠牲になることでお前達を助けられるなら」
26
「だめだめだめー! そんなことになったら、ニムが悲しいからだめ!」
提督
「そう簡単には死なんさ」
26
「でもだめなの! 今度はニム、提督と一緒に行くよ!」
提督
「その時は頼むよ」ハハ
26
「うん! 任せておいてね!」
提督
「今回は皆に心配をかけてしまったからか」
提督
「しっかり謝罪しよう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
天城
「美味しいですか? 提督」
提督
「美味い。天城の淹れてくれる茶はいつも美味しいよ」
天城(96)
「提督のことを想って淹れてますから……」スッ
提督
「天城。近いぞ」
天城
「あ……ごめんなさい……提督があまりに愛しくて……」モジモジ
提督
「……お、おう」
天城
「伝えないと後悔するかも知れない……それを痛いほど理解しました。だから、私はもう提督への愛を隠す気はありません」
提督
「情熱的な口説き文句だな……って待て、近すぎるぞ!」
天城
「……提督」
提督
「な、なんだ」
天城
「指輪……私も……欲しいです……」ウルウル
提督
「……そ、そう言われてもな……あれは一つだけしか」
天城
「買えますよ?」
提督
「買え……え?」
天城
「これ。色々種類があるんです」ピラ
天城
「……提督?」チラチラ
提督
「………………」ダラダラ
スッ
天城
「はしたない女だと思われても……提督からの愛が、欲しいです……」ヒソ
提督
「…………!!」クイッ
ごめんなさい寝ます
起きてまたできそうなら続けます
提督
「おしとやかな女が燃え上がると、恐ろしいものだ……」
提督
「俺に奴のアプローチをかわし続けることなんてできる気がしない」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
好感度710……はね上がったな……
↓1 高雄がもう提督しか見てないほど愛してる理由は?
「死ぬということは、こういうことだ」
普段は優しい提督。
誰が何をしても怒らない提督。
それが今、私の首を締め付けている。
本気ではない。
だが決して遊びでもない力加減。
「良いか高雄? 誰かのために勝算の無い戦場に行くというのははこういうことだ。なにも残らん。あるのは無意味な敗北……」
貴方はどんな時、恋をしますか?
「仮にお前が行くことで勝てるなら、お前が死んでも無駄にはならんかもな。もちろんそれも許可はしないが」
デートをしたとき?
目と目があったとき?
「俺はお前ら全員が大切なんだ」
一目惚れ?
「だから高雄、簡単に死ぬなんて言うんじゃない。俺は嫌だ、誰かが死ぬのは」
私は。
「はい……提督……♪」
首を絞められた時でした。
提督
「高雄、報告を」
高雄
「はい。隠れていた深海棲艦を四体撃沈しました。flagshipが一体いて激しい抵抗があり、曙、皐月、那珂の三人が大破。既に入渠させました」
提督
「良くやった。話に聞いたが、高雄がflagshipに大打撃を与えたのだろう?」
高雄
「提督に……誉めてもらいたくて……♪」
提督
「うむ。間宮券で良いか?」
高雄
「……提督」
提督
「む……な、なんだ?」
高雄
「私の……私の首を、思いきり絞めてください!」///
提督
「」
スチャ
高雄(710)
「提督に首を絞められて以来、あのときのことを思い出す度に……」
提督
「(いかん変な性癖に目覚めてしまっている)」
高雄
「早く! 高雄を慰めてください! 手加減なんていりません、思いきり!」グイッグイッ
提督
「落ち着け! あれは仕置きのつもりで」
高雄
「え……なら……」
高雄
「悪い子になれば、いいんですか……?」ズズズ
提督
「(深海棲艦化しそうになっている!? まずい!)」
提督
「分かった! 言う通りにするから落ち着いてくれ!」
高雄
「……あ、ありがとうございますぅ……」ジュン
提督
「……こ、こうか?」ギュッ
高雄
「手加減はしないでください……」グググ
提督
「待て待て! 本気でやるとまずい!」
高雄
「あぁ……提督に絞めてもらってる……愛してもらってるぅ!」
提督
「手を離せ馬鹿者!」
ガチャ
朝霜
「親父ーいるかー?」ガチャ
提督
「お前は悪い子だな」パァン! パァン!
高雄
「ひぃん! あへぇ! 悪い子でごめんなさぁい♪ もっと叩いてぇ!」
提督
「喜ばれてはお仕置きにならないだろうが」パァン! パァン!
高雄
「言うこと聞かなくてごめんなさぁいぃ!! アヘェ!」
朝霜
「」
提督
「……あ……。朝霜……これは違うんだ。高雄が変なことを言ってくるから……」
高雄
「もっとぉ……もっと愛してぇ……」///
朝霜
「親父。親父を殺してあたいも死んでやる」ゴッ
提督
「まっ」
<コンナハズハー!
提督
「……俺が悪いのだろうか……」
提督
「元々の原因は俺……か?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
14
「提督って凄いよねー」
提督
「そうか? なにがだ?」
14
「顔の貫禄がヤバい! あと強い!」
提督
「……顔は生まれつきだ」
14
「イヨも最初にあった時は、地獄が待ってるー! ってびびったんだからね!」
提督
「良く言われる」
14
「艦娘並に強いのは軍事機密だしさー」
提督
「昔のことだ」
14
「誰が強いか議論で提督が上位にいるから不思議だなーとか思ってたこともあったけど、訓練で武蔵に手も足も出させずに勝ったのを見て絶対に逆らわないって決めたんだよね」
提督
「艤装ができなければ、いくら強かろうと基本的に意味はない」
14
「でも前の作戦で深海棲艦をいっぱいやっつけたんでしょ? 意味無くは無いよー!」
提督
「……使いようということだな」
14
「あの時は鎮守府修羅場ってて凄かったよねー……思い出すだけで鳥肌が……」
提督
「何故みんな指輪を欲しがるのだろうな。あんなものがなくても俺はみんな大好きだというのに」
14
「提督がそんな風だからじゃないかなーって。みんな確実な安心が欲しいってことだよー!」
提督
「確実な安心……」
提督
「とても深いことを言われてしまった気がする」
提督
「確実な安心か……俺のやり方では足りてないということだろうな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
球磨
「なぁ……何をしたら多摩があんな風になるんだクマ?」
提督
「俺に聞かれてもな。出会った頃はまだ普通だった。気が付いた頃にはもうあれだ」
球磨
「部屋では「提督提督」と提督のシャツを舐め回してて手に負えんクマ……昔はあんな奴じゃ無かったクマ……」
提督
「聞かなかったことにしておく。前世の記憶だとかなんだとかで俺のことをご主人様だとか言い出してるからな」
球磨
「提督がいい男ってのは認めてやるクマけど、あぁなるほどかと言われると微妙クマ」
提督
「本来はそれが普通なんだがな。姉として多摩を何とかしてくれないか?」
球磨
「無理クマ。今の多摩は姉妹だろうとなんだろうと提督との間を邪魔するやつは全員デストローイクマ」
提督
「…………」
球磨(77)
「最近「球磨なら一緒でもいいにゃ」とか言い出して揺れてる自分がいるクマ」
提督
「あの多摩にお前が加われば流石の俺でも逃げられんだろうな……」
球磨
「冗談だクマ。球磨も提督は好きクマ、でも嫌がる提督を無理矢理どうこうする気は無いクマ。一応姉として注意はしておくクマ」
提督
「すまない、ありがとう。気をつけてな」
球磨
「任せるクマ!」
提督
「翌日多摩と球磨の鬼ごっこ(本気)が始まった」
提督
「捕まえた多摩は「提督の匂いがしたにゃ。抜け駆けは許さないにゃ」と笑っていない目で答えた。球磨は半泣きだった」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
病み方がハイペース
↓1 山城が慕ってるってレベルじゃないくらい提督を愛してる理由は?
私は不幸でした。
道を歩けば犬に吠えられ、お財布は落とし、溝にはまり、上から花瓶が降ってくる。
部屋にいても足の小指をタンスの角にぶつけ、物が窓を突き破って来て、どこから入ってきたのか猫に引っ掻かれる。
そして艦娘適性があることを知って、周りから人もいなくなった。
不幸が日常で、それに慣れきっていた。
あの人に会うまでは。
「よろしく」ゴゴゴゴゴゴッ
こんな怖い提督の所に来てしまうなんて、不幸だなと思った。
でもすぐに目に見えて変化が訪れた。
犬に吠えられない。
お財布を落とさない。
何も降ってこない。
どこも怪我しない平穏無事な生活が一ヶ月、二ヶ月と続いていった。
理由は分からなかったけど、私はそれを喜んだ。
もう何も心配することはない、これからは普通の生き方ができる、と。
それは大きな勘違いだった。
提督が仕事で鎮守府を離れたとき、私は死にかけた。
それまで塞き止められていた不幸が一気に襲い掛かって来たような……そんな気がした。
幸い寸でのところで大和さんに助けられたものの、私は生きるのが怖くなった。
目を覚ましたとき、目の前に提督がいた。
とても疲れているような顔をしていて、私が声をかけると安心したように小さく笑った。
「……良かった。お前が沈みかけたと連絡があってな……命に別状がなくて、本当に良かった」
「……ごめんなさい……心配をかけて……」
すぐに怪我は治り、私は不幸な日常生活に戻っていった……筈だった。
何も起こらない。
不幸がまたピタッと止まった。
そこでふと思い出した。
以前に不幸が治まったのは、ここに来てから。
そして再び不幸な目に遇うようになったのは、提督が鎮守府から出ていった日。
まさかとは自分でも思ったが、提督が戻ってから一度も不幸は起こらなかった。
提督が不幸を吹き飛ばしてくれている……私はそう確信した。
山城
「提督……」ピト
提督
「……山城……気持ちはわかるが離れてくれ」
山城
「嫌です、私はもう提督と姉さまがいないと生きていけません」
提督
「…………あ、ありがとう……すまない、仕事が済んでいないからもう少し待ってくれ……」カリカリ
山城
「いつまでもお待ちします。提督の重荷にはなりたくないですから……」
提督
「……俺が側にいれば不幸ではなくなる、か……数奇な人生を送っているな」カリカリ
山城
「どこかで不幸に見舞われている姉さまにも早く教えてあげたいです……あぁ、姉さま……不幸です……」
提督
「未だに不幸ではないか……」カリカリ
山城
「姉さまの不幸は私の不幸ですから」
提督
「……そうか……」カリカリ
山城
「(……私には姉さまがいるのに……提督を見ているだけで幸せな気持ちになります……)」
山城(136)
「(ごめんなさい姉さま……それでも姉さまのことを想っています……)」
提督
「(山城には嫌われていたと記憶していたのだがな……いつのまにか好感度が酷いことになっていた。覚えの無いことで礼をしに来たと思えば何故か俺の後ろに居着いてしまった)」
山城
「(あぁ、抱きつきたい……提督に抱きつきたいわ……でもダメ、迷惑になる……不幸だわ……)」
提督
「(視線を感じるな……仕方ない、この仕事は後にするか)」
提督
「……これで終わりと。さて、山城。何か話があるのだろう?」
山城
「いえ……ただ、提督の側にいたくて……そうすれば、幸せなんです……」
提督
「山城、俺は気の持ちようだと思うぞ。自分が不幸だと思うから不幸になるんだ。どんなことが起きても幸運だ、と逆に考えればいい」
山城
「逆に考える……?」
提督
「足をぶつけた。大きな怪我をしなくて済んで良かった」
山城
「…………」
提督
「犬に吠えられた。噛みつかれなくて済んで良かった」
山城
「そんな……」
提督
「自分でも無茶なことを言っているのは理解しているがな。お前なら大丈夫だ」
山城
「……でも、私は……それでも……提督の側に……」
提督
「助けられる範囲でならいくらでも助けてやる。だが、俺のせいでお前が立ち方を忘れるようになってはダメだからな。気をつけろ」
山城
「……えぇ、わかりました」
提督
「良かった。お前なら分かってくれると」
山城
「提督に出会えたことが人生で最高の幸運です。ですから、逃がさないように……しっかりと捕まえます」
提督
「………………あ、あぁ……?」
山城
「提督……提督!」ガバッ!
提督
「何をする気だ!?」
山城
「提督との繋がりを作ります。提督との子供……うふ、うふふふ……」
提督
「(目が……武蔵や高雄のそれだ! このままでは本気で襲われる……!)」
山城
「大丈夫です、私は初めてですから……」スルッ
提督
「なにも大丈夫じゃ……」
<コンナハズハー!
久しぶりにしんちゃんの戦国見て泣いてロボとーちゃん見てボロ泣きして頭ガンガンしてました
もう寝ます……
提督
「いきなり床から出てきた武蔵の手に助けられた。死ぬかと思ったが」
提督
「山城には後で説教だな……」
↓1 60人達成イベント!
折角だし好感度上げてみますかね
↓1 皐月の好感度上昇コンマ安価
ゾロ目で倍
↓1 皐月がスキンシップで提督を愛するようになった理由は?
何かこんなはずはこんなはずは言ってるけど理想はどんなだったんだろうな
>>594
(俺はなにも悪いことはしていない。なのに何故怒っているのかがわからない。でも怒ってるということは何かしら俺に悪い理由があるわけで俺が反撃する訳にも行かない。話し合おう。待て、落ち着け……)コンナハズハー!
提督
「皐月。今から出るのか」
皐月
「うん! って言いたかったんだけどさ一緒に行く筈だった雷電姉妹が風邪ひいちゃってね。久しぶりの買い物だから楽しみだったんだけど……」
提督
「そうか……この体は便利なようで不便なものだ。肉体の損傷はすぐに治ると言うのに、病気はどうしようもない」
皐月
「そのおかげで戦えるんだから文句は言えないさ。外出は二人以上でないと禁止されているから、今日は諦めて散歩でもするよ」
提督
「……皐月。もしよければ俺と行くか?」
皐月
「え? でも仕事があるだろう? 無理はしなくて良いよ」
提督
「大丈夫だ。加賀に働きすぎだから休め、と口うるさく言われている。口実になるだろう。……なぁ加賀?」
加賀
「……えぇ。休んでもらえるなら急にでも問題ないわよ」
提督
「どうだ? 皐月」
皐月
「……ふふ、ボクの為にわざわざ仕事を休んでくれるなんて……可愛いね! 司令官、ありがとう!」
提督
「すぐに準備をしてくる、待っていろ」
スタスタ
皐月
「加賀、ごめん。君の気持ちはよく知っているのに、デートみたいなことをすることになって」
加賀
「そんなことは別に良いわ。その程度のことで嫉妬したりなんてしないもの。そもそも提督が今後ここで上手くやっていくにはハーレムが必至よ」
皐月
「なるほど、心構えはできてるってことか……」
加賀
「それよりも、貴女こそ気を付けることね」
皐月
「あぁ、過激派には十分気を付けるよ。それに、司令官のことは上司として尊敬はしているけど、異性としての気持ちは無いから大丈夫だよ」
加賀
「……私が気を付けて、と言ったのはそっちじゃないわ。提督によ」
皐月
「提督に? なんで?」
加賀
「……いえ、意識させると余計にダメかも知れないわね……なんでもないわ。それじゃあ」スタスタ
皐月
「……??」
あ、皐月に提督って言わせてもうた
皐月
「荷物、持ってくれてありがとう司令官」
提督
「気にするな。電、雷へのおみやげもあるから、一人では持ちきれんだろう」
皐月
「あと加賀もね」
ざわざわ……
提督
「む? 向こうが騒がしいな」
皐月
「そうだね? ちょっと行ってみよう」
タタッ
男1
「この化け物!」
男2
「お前らのせいで深海棲艦は生まれたんだろうが!」
男3
「お前らがいるから襲われるんだ! 何が艦娘だ!」
女子
「うぅ……」
提督
「…………あれは……艦娘、ではないな。適性持ちの女子か?」
皐月
「………………」グッ
提督
「……艦娘は、まだ世間一般では受け入れられていない所も多い。艦娘が生まれたせいで深海棲艦が現れたという噂まで発生している。勿論根も葉もない噂でも、知らない奴は信じてしまうものだ」
皐月
「……良いさ。いつか日本を救う、その時に認めてもらえれば、それで……。それよりも、ボクは今すぐ彼女を助けてあげたいんだけどどうだろう?」
提督
「愚問だ。艦娘適性持ちとはいえ女を集団で痛め付けるのは気に食わない。皐月は待っていろ、俺がやる」
皐月
「そう、だね。それが良いか。分かった、任せるよ」
提督
「お前ら、何をしている?」
男1
「な、なんだお前? 見てわかんだろ! 化け物がいたから、排除しようとしてんだ!」
提督
「なるほど……見たところそちらの女子は艦娘適性を持っているようだな。排除? 具体的にどうするんだ? 艦娘適性持ちは普通の人間の約10倍くらいの身体能力を有しているぞ」
男2
「痛めつけて拷問すんのよ! んで艦娘について何にも喋んなかったら、沈めて殺す。艦娘ってのは海に沈めるのが一番だって聞いたからな!」
提督
「確かにな。一部を除いて艦娘は水中では息が出来ない。一部の艦娘も艤装がなければ無理だ」
男2
「詳しいねぇ兄ちゃん! よけりゃこいつを拷問すんの付き合うか?」
男3
「へへ……美味しい思いができるぜ、ラッキーだなぁあんた」
提督
「ふむ。君、大丈夫か?」
女子
「あ……ぅ……」
提督
「可哀想に……こんなにきつく縛られて……痕が残ってしまうな、これでは」
ブチィ!!
男1
「……へ……?」
男2
「な、なにすんだテメェ!」
提督
「保護だ。そして貴様らは憲兵に突き出す」
男3
「は、はぁー!? その化け物庇うってのかよ!?」
提督
「お前らのような馬鹿にはここで何を言っても無駄だ。だからまず痛めつける。あとの講釈は憲兵に任せるさ……」
<行くぞォ!
<ジェノサイッ、カッタッ!
ジャキンッ
<あー!
<このや
<遅い!
ズドォォォン!
<あー!
<ヒィィ!!
<逃がさん……!
<HAHAHAHA!
ジャキンッ
<あー!
例のごとく戦闘描写はSFでもKOFでもGGでも好きなもので脳内再生しておくれ
提督
「(憲兵への引き渡しも完了。あの女子はどうやら艦娘適性が最近発現して保護してもらう為に俺達の鎮守府に向かっていたらしい)」
提督
「遅くなって悪かったな、皐月」
皐月
「大丈夫だよ。それにしても相変わらず提督は強いね」
提督
「相手は普通の人間だったからな」
皐月
「ふふ、可愛いねぇ」
提督
「腹は減ってないか? ご飯にしよう」
皐月
「うん! 行きたい!」
提督
「それでは行こう」
提督
「うむ、美味い」
皐月
「美味しいねー。間宮さん程ではないけど」
提督
「皐月、話したくなければ良いが……お前も艦娘になる前はひどい目に遇ったりしていたのか?」
皐月
「ボクはそれほどでもなかったよ。艦娘に理解はあったし、むしろ応援されてたかな」
提督
「……もっと、艦娘のことを広く理解してほしいものだな……」
皐月
「だから、ボクらが頑張らないとね!」
提督
「うむ、そうだな」
皐月
「ふふ……提督って本当に可愛いね」
提督
「……皐月? 顔が赤いような気がするが、大丈夫か?」
皐月
「大丈夫さ」スリスリ
提督
「何故体を寄せてくる……?」
皐月
「提督が可愛いからだよ」
提督
「そ、そうか」
皐月
「……んー……」
チュッ
提督
「!?」
ちゅう……んちゅ……
ちゅうぢゅる
バッ!
提督
「皐月!?」
皐月
「んへへ……チュー♪」
提督
「……待て、口のなかのこの匂いは……まさか!?」
皐月
「う……うふ、へへ……」トサッ
提督
「寝てしまったな……。間違えて頼んでしまったのだろうな」
提督
「……ファーストキス、奪われてしまったな」
提督
「仕方の無いやつだ」
~次の日~
皐月
「……………………」←翌日になっても記憶があるタイプ
皐月
「………………ふ、ふふ……ボク、ボクがね……」
皐月
「…………ぅぅー!!」ジタバタ
皐月
「……司令官の唇、柔らかかったな……」プニ
今日はここまでに
提督
「朝霧に感付かれそうになったりひどい目にあったな」
提督
「……楽しかったから、良いとしよう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
あ さ し も
朝 霧
村雨
「もう、提督は堅すぎるわよ!」
提督
「そんなことはない。規則は規則だ」
村雨
「ちょっと遅れたくらい大目に見てくれたって良いじゃない……」
提督
「一人を甘やかすと次もあまやかさなければならなくなる」
村雨
「うー……そもそもの罰則が古いのよー! 今時何回も同じこと書かせるなんて!」
提督
「本来の罰則は誰かを監視に着かせてのグラウンド100周だ。流石に可哀想だと俺が変えたんだが、村雨はそちらの方が良いみたいだな」
村雨
「私提督のこと大好きよー!」
提督
「まったく……良いか村雨? たまにとお前は言うし、確かにたまにのことなのかもしれない」
提督
「だがな、そういうたまにを緊急事態の時に起こしてしまわないようにさせるのが俺の役目だ」
村雨
「わ、分かってるわよ……」
提督
「納得の行かない部分があるのもよくわかるが、今はとりあえず反省だけはしてくれ。今後同じことがなければ俺も注意しなくて済むしな」
村雨
「うぅ……ごめんなさい……」
提督
「いや……俺も若い頃は疑問に思ったことがある。普段真面目な奴がそのときたったの一度だけ、うっかりミスをして酷く怒られてな」
提督
「ミス自体大したものでもなかったし、そんなに怒ることか? と思ったものだ」
提督
「そいつは戦場で、うっかりミスをやらかして深海棲艦の集中砲火を受け、乗せていた仲間ごと爆発して死んだ」
村雨
「………………」ヒヤァ
提督
「…………他人事じゃないと考えて注意しろ、村雨。俺はそんなくだらないことでお前を失いたくないからな」
村雨
「……は、はい……」
提督
「何をしてどんな結果になるかなんて、なってみないと分からんものだ」
提督
「それを理解してくれれば良いんだがな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
天龍
「提督ってよー」
提督
「ん?」
天龍
「何でモテんだ?」
提督
「いきなりなんの話だ」
天龍
「いや、ふと思っただけだけどさ。いつもムスッとしてる癖にそれでなんでモテんのかなーと」
提督
「モテている自覚は特に無いんだが」
天龍
「嘘つけ。鼻の下伸ばしてる癖に」
提督
「伸ばしてるつもりも無い。今日は妙に突っかかるな?」
天龍
「……悪い、感じ悪かったか? なんか最近変なんだよ、オレ」
提督
「不調か?」
天龍(90)
「提督が武蔵に指輪渡したとか、天城に渡す約束したとか、そんな話を聞いてさ。胸がムカムカしてくんだよ。……なんでだと思う?」チラ
提督
「……何故だろうな」
天龍
「…………わかってんだろ」
提督
「……分からない、といえば嘘になる」
天龍
「初めてだから、オレもよくわかんねーんだ。こんな気持ちになるなんて夢にも思ってなかったしな」
提督
「俺もだ。天龍が俺を異性として意識する日が来るなどと夢にも思っていなかった」
天龍
「……世の中、何があるかわかんねーもんだな」
提督
「……そうだな」
天龍
「安心しろよ、他のやつみたいに暴走する気はねーから。ただ、さ」
天龍
「俺だってマジだってこと、忘れないでくれよ」チュ
天龍
「いつか唇の方も奪ってやるぜ」
提督
「子供はやがて大人になり女になる」
提督
「問題は対象が俺に集中していることだな……俺のどこが良いのか分からない……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
夕立
「提督さん! ぽいぽい!」
提督
「あぁ」
夕立
「夕立は今日も可愛いっぽい?」
提督
「俺はそう思うよ」
夕立
「嬉しいっぽい!」
提督
「これから訓練か?」
夕立
「そうっぽい! 夕立はもっと強くなるっぽい!」
提督
「期待しているぞ。今は暇だから一緒に行こう」
夕立
「はーい!」
提督
「む? どうした?」
球磨
「提督クマか。多摩が五月病クマ、提督と一緒に居るって聞かんクマ」
提督
「訳が分からないぞ……?」
球磨
「今は提督の布団にくるまってお休みクマ。深くは聞かないでくれクマ」
提督
「苦労をかける……」
球磨
「そういうわけで人数が一人足りんクマ。球磨と多摩をそれぞれ旗艦として、駆逐艦を分けての演習をしたかったクマけど仕方ないクマ」
夕立
「そういうことなら、提督さんが入れば良いっぽい!」
球磨
「クマ? あー……まぁそれも良いクマ」
夕立
「っぽい! 提督さんなら……相手にとって不足無いっぽい」ギラッ
提督
「やれやれ……闘争本能の激しいやつだ」
提督
「爆発しない砲撃だからと拳で打ち落としたら余計に駆逐艦達から怖がられた気がする」
提督
「夕立は喜んでいたが……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
8
「提督、大丈夫ですか?」
提督
「……問題ない」
8
「顔がとても濡れてますよ。はい、タオル」
提督
「多摩に襲われてな。どうしようもなかった」
8
「毎日大変ですね」ギュッ
提督
「いっ……はち、肩を強く握られると……」
8
「あ、ごめんなさい……あの、はっちゃんも舐めて良いですか?」
提督
「………………!?」
8
「あ、いえ、提督はどんな味がするのかな、と思っただけです」
提督
「……勘弁してくれ」
8
「ごめんなさい」ギュー
提督
「はち、はち。いったん離れてくれ」
8
「…………やっぱりはっちゃんも舐めます」グイッ!
提督
「どうしてそうなる!?」
8
「……羨ましいからです」ペロ
提督
「俺を舐めても意味なんて無いぞ……!」ググ
8
「あ……本で読んだことがあります。男性が舐められて喜ぶ場所は顔じゃなくて」
提督
「仕事があるから失礼する!」
ダッ!!
8
「………………」ペロリ
はっちゃんって絶対耳年増
提督
「風紀が、風紀が乱れきっているな……」
提督
「教育が必要かも知れん……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
あー……ろーちゃん持ってないので再安価します……すまん
本気で悔しいよ……
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
朝雲
「あ……司令……」
提督
「気分が悪そうだな。大丈夫か?」
朝雲
「仕方ないでしょ! 昨日の司令、夢にまで出てきたんだから……」
提督
「そんなに怯えるな。俺程度に怯えていては戦場で戦えなくなるぞ?」
朝雲
「司令以上に怖い存在なんて中々いないわよ……」
提督
「深海棲艦の戦艦級など、俺よりも圧力があるぞ?」
朝雲
「それは分からないけど……。でもいきなり陸まで吹っ飛ばされて、待ち構えていた司令にボコボコにされたら誰でもトラウマになるってば……」ズーン
提督
「俺は言わばハンデだからな。とは言え真っ先に海から陸に上がってきた夕立にはきつくお仕置きをしてやったが、本来は陸に飛ばされる方が悪いのだぞ?」
朝雲
「わ、分かってるわよ! あ、でも司令、明石さんに海上ダッシュシューズをつくってもらってるって聞いたんだけど……」
提督
「うむ。まだ改良中だがな」
朝雲
「どこか悪いの?」
提督
「今のままだと常に足を動かしていなければならない。踏ん張れ無いのでダメージも落ちる。その場で足踏みしているだけだと沈む」
朝雲
「………………」
そこには、超スピードで海上を走り回る提督の姿が!
朝雲
「う……気分悪い……。もう部屋に戻って休む……」トボトボ
提督
「随分と顔色が悪かったようだが、それほどまでに怖がらせてしまっていたか……悪いことをしたな」
提督
「今度間宮に連れていこう……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
↓1 水無月が提督が死んだら後追い自殺するレベルで愛している理由は?
何かに怯える日々だった。
何に怯えているのか分からないが、とにかくなにかが怖かった。
深淵の底から覗かれているような、恐怖。
『殺す』
感情が削ぎ落とされ、ただそれしか考えられなくなる。
そんな夢を見た。
何を殺すのか分からない。
分からないけど殺す。
分からなくても殺す。
それが自分の存在意義なんだと、自分は理解した。
目を覚まして、汗だくになっている自分にも構わず逃げ出した。
自分が自分で無くなるような感覚が、怖かった。
自分が普通の人間でないことを知ったのはその少し後のことだった。
両親は祝福してくれた。
この国を守るための力を得た、と酷く喜んでいた。
だけど……怖かった……。
艦娘となって、鎮守府に配属した。
でも恐怖は無くならなかった。
『人間を皆殺しにしてやる』
「ァァァアアア!!!?」
悪夢で飛び起きることが多くなって来た。
怖い。
自分は艦娘なんかじゃないんだ。
深海棲艦なんだ。
そんな風に考えてしまう自分が、どうしようもなく怖くて……。
フッ……
飛び降りた。
タンッ!
ガシッ!!
強い衝撃が来ると思っていたのに、柔らかい感触に包まれた。
バシャーーン!!
何故か自分は海に落ちていて、死ぬつもりだったのに身体は無意識に酸素を求めてもがく。
だがどちらが上かも分からない。
その時、強く腕を引かれて海面に引きずりあげられた。
「ゴホッ! げほっ!」
「……何をしていた……?」
低い声が、問いかけてきた。
水無月の腕を掴んでいたのは司令官だった。
その形相に、水無月はゾッとした。
飛び降りようとした時の恐怖など比ではない程の恐怖で、身体が強張る。
司令官は水無月を抱いたまま陸に上がる。
「…………もう一度聞く。何をしていた」
「…………死のうと……してたんだよ」
「何故だ」
「…………水無月は……水無月は艦娘なんかじゃない!! 深海棲艦なんだ!!」
水無月のその言葉に、司令官は眉間にシワを寄せた。
「お前は艦娘だ? 何があった?」
「違う! 水無月は、深海棲艦なんだ! 毎日毎日、夢を見るんだよ……」
「夢?」
「人間を殺せって! 皆殺しにしろって! 声が聞こえてくるんだ!」
「………………」
「その声は……水無月の声なんだよ! 嫌だ……水無月は人殺しになんてなりたくないよ……」
「水無月。これは機密事項だが、お前は聞く権利があるから話そう」
「え……?」
「まず……艦娘と深海棲艦はほぼ同一の存在だ」
ほぼ、同一……?
それじゃあ、水無月は……。
「深海棲艦がどうやって生まれたものかは分からないが、艦娘が深海棲艦になったという事例が存在している」
「ほ、本当に!?」
「あぁ。それも少なくない事らしい。原因は不明。その内の一割ほどが『声』を聞いていると報告がある」
「じゃあ、やっぱり……」
「精神的に未成熟な者に多いらしい。放っておくとお前のように悩み抜いた挙げ句、自害する。そして……」
司令官は少し間を開けて、水無月の目を見ながらハッキリと言った。
「深海棲艦となって、鎮守府や人間を襲い出す」
「…………死んで……深海棲艦に……?」
「あぁ。轟沈した艦娘が数ヵ月後に深海棲艦となって襲いかかってきたという報告もある」
「じゃあ……!」
「そうだ。仮に俺がお前を止めてなければ、お前は明日にでも深海棲艦となってこの鎮守府を襲っていただろう」
「……そんな……死ぬこともできないなんて……どうすればいいの!?」
司令官はクイッと帽子を深く被った。
あぁ……もうどうしようもないんだ……。
水無月はすべてを理解した。
「…………はは……艦娘になって、皆を助けようって、そう思ってたのに……。なんの為に私は、生まれたの!?」
「俺はお前に深海棲艦になることを禁止する。お前は俺の部下だ。敵となって殺しあいをするなど、到底看過できない」
「水無月だって嫌だよ! でも……」
「来い。俺がお前を直々に鍛えてやる。二度と己に負けないような、強靭な精神を作り上げる」
それから、水無月は一週間毎日司令官の訓練を受けた。
正直、死ぬかと思った。
一週間の間、悪夢を見ることは一度もなかった。
というより、司令官に追いかけられる悪夢を見るようになってそれどころじゃ無かったと言うか。
とにかく、水無月はたったの一週間で、今まで散々悩まされてきた悪夢から解放されたのだった。
「清々しい気分だな」
「………………」
「疲れて声も出んか。一週間、よく頑張ったな」
死んだように倒れている水無月の頭を、優しく撫でてくれる司令官。
とても心地いい気分になった。
「水無月。誰かに負けてもいいが、自分に負けることだけは許さん」
「………………ぅん」
「もしまたそうなりそうなら、俺に言え。再び叩き直してやる」
「………………」
「お前は俺の仲間だ。俺の大切な部下だ。勝手に折れ、俺の許可なく自死することは絶対に許さんぞ」
「司令官……」
「安心しろ、お前達は俺が守る。何と引き換えにしてもな。お前達は艦娘だが、生きる義務がある。幸せになる権利がある」
心に司令官の言葉が染み渡る。
身体が動かせないぶん、耳に声が良く通る。
「水無月。俺を信じ、共に歩んでくれ。お前が俺を信じてくれれば、俺はお前を何度だって助けてやる」
「…………う、ん……」グスッ
「上手く言葉が出てこないが……つまりそういうことだ……」クイッ
「ありがとう、司令官……。ごめんなさい……」
「気にするな。たまにこういうことはあったからな。自殺するより俺に説教される方が何倍も怖いと言われて、実はちょっとショックを受けているが」
「ふふ……! 確かに……!」
「ふ……お前には笑顔が似合っているな」
…………なんでだろう。
臭い言葉ばっかりなのに……。
こんなにも胸が温かくなるのは、なんでだろうなぁ。
……もうっ!
提督
「……水無月の好感度、何故あんなに高いんだ……?」
提督
「まるで意味が分からない……俺はあいつに何かしただろうか……?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
<ジェノサイッ……カッタッ!
<あー!
提督
「ふぅ……古鷹、大丈夫か?」
古鷹
「う……。はい、一応大丈夫です……いたた」
提督
「それにしても珍しいな。古鷹が近接格闘の訓練をしたいと言ってくるとは」
古鷹
「前に拳が届く程の距離まで接近してしまった、という話を別の鎮守府の艦娘に聞いて……そうなったときの為の攻撃手段が欲しいと思っていたんです」
提督
「良い心掛けだ。艦娘は砲撃雷撃さえできればいい……などというのはただの怠慢だ。どんな状況でも敵を倒すことが出来る力があれば、生存率もぐっと上がる」
古鷹
「だから近接戦のエキスパートである提督に師事をと思いました」
提督
「俺の場合、それしかないからこそそれを鍛えに鍛えたんだがな。だが、俺に教えられることは全て教えよう。あと五分休憩したら、再開する」
古鷹
「はい!」
提督
「(古鷹は真面目で勤勉、良くできた子だ……どこに出しても恥ずかしくないな……)」
提督
「すれ違い様に……五連撃だ! 休む暇を与えるな!」
古鷹
「う……!」
提督
「(もっと全体的に能力を底上げして、全員無事に生き残る……その為に、俺の知ることを全員に教えていかねば)」
提督
「無暗に大技を使えば隙だらけだ。確実に相手を仕留められる時意外は慎重に動け!」
古鷹
「うぅ……!」
<ジェノサイッ……カッタッ!
<あー!
提督
「古鷹ならすぐに上達するだろう」
提督
「これを機に訓練メニューを追加しようか……?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
今日は……ここまで……!
海風
「提督、本日もありがとうございました」
提督
「俺に出来ることはあまり多くない。お前達の役に立てるのなら、喜んで力を貸すさ」
海風
「戦術幅が拡がった、という話も聞くようになりました。最近では近接戦闘の訓練を他鎮守府でも採用されているみたいですね」
提督
「俺が打診した。明確に対深海棲艦の動きも良くなっている。ただ問題が一つ……」
海風
「問題ですか?」
提督
「艦娘に教える人材が少ない事だ。俺たち軍人は勿論身体を鍛えてはいるが、だからと言って格闘技に精通している人間は極少数」
提督
「それに加えて艦娘と正面からやりあえるとなると、俺を含めてもたったの二人だけだ」
海風
「……え? 提督の他にもいるんですか?」
提督
「あぁ、いる。奴も喜んで艦娘に戦闘訓練を行っているらしいな」
海風
「世界は広いですね……」
提督
「そうでもないさ。そういうわけで、これからは出張も多くなるだろうな」
海風
「え? そう、なんですか?」
提督
「是非にと頼まれてな。俺としても願ってもないことだ」
海風
「……大丈夫なんでしょうか? 提督がここを離れると……」
提督
「それについても考えがある。前日に全員を疲れ果てて次の日に起き上がれなくなる程度にしごいてやるつもりだ」
海風
「なるほど……。でも、提督も大変ですよね?」
提督
「こればかりは仕方がない。それにそのもう一人の提督も出張してくれるらしいから、休める日もあるさ」
海風
「……提督、無理はしないでくださいね」キュ
提督
「無論だ。ありがとう」
提督
「何かまだ言いたいことがありそうだったな……」
提督
「今度ゆっくりと話す時間を取らねばな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
↓1 朝潮に殺意を抱かれている理由は?
司令官はロリコン。
……そんな噂を聞いたのはここに来て一ヶ月ほど経ってからでした。
そんなことありえる訳がない……と私は思っていました。
だって、司令官はとても紳士です。
朝潮がちょっとしたミスをしても怒りません。
フォローしてくれて、分からないところは優しくおしえてくれました。
………………。
朝霜
「なぁー遊ぼうぜー!」
提督
「仕方のない奴だ」
………………。
大丈夫、そんな訳ないんです。
私は司令官を信じています。
提督
「高雄! お前はまた無茶を!」
高雄
「……ごめんなさい……♪」
………………。
厳しい面も、ちゃんとあります
8
「提督……ん……」ペロペロ
提督
「は、ハチ……!」
う、嘘です……。
占守
「しれぇ……占守を愛してくださいっす……」
提督
「愛しているに決まっているだろう?」
そんな……そんな!!
皐月
「司令官……あ、あの……もう一回キス……したいなって……」
提督
「さ、皐月!? 落ち着け!」
……ロリコンだ……。
司令官は……ロリコン……!!
提督
「大潮ー、満潮ー! どこにいったんだ」
………………。
提督
「………………朝潮?」
朝潮
「なんでしょうか」
提督
「最近、様子がおかしいような気がするんだが」
朝潮
「どこがですか?」
提督
「いや……駆逐艦といるとき、お前が必ず側にいるような」
朝潮
「当然です。司令官の側は危険ですから」
提督
「なに?」
朝潮
「司令官はロリコンです。私は妹達を守る義務がありますから」
提督
「…………!?」
朝潮
「それでは」
提督
「ちょっと待て! 今のはどういうことだ!?」
朝潮
「司令官は訓練と言い張って駆逐艦の身体を触っていますよね? 私は知っています」
提督
「待て! 話を」スッ
朝潮
「触らないでください!!!!」ギロッッ!!
提督
「っ!?」
朝潮
「……気持ち悪い!」タッタッ
提督
「…………………………」
<馬鹿な……
ガックリ
提督
「なぜ、何故だ……朝潮……」
提督
「俺が……ロリコン……ロリコンなのか……!?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ルガールと対等となるとギースハワードか。
まさかゴウキなんて事はないよねw
提督。空から長門が禊をw
連続……!?
>>671
ルガールとクリザを足して2で割れば提督なんです!
ちなみに友人提督は敬虔なクリスチャンです
↓1 弥生が提督に殺意を抱いている理由は?
弥生は、許せません。
皐月
「司令官、明日は暇かな? もし暇なら、またどこか出掛けたいんだけど……」
提督
「なに? ……うむ、良いぞ。どこに行く?」
皐月
「やった! あ、そうだね……街に出て、買い物したりして、で……レストランでご飯とか……」
提督
「ふ……分かった。楽しみにしている」ナデナデ
皐月
「ふあぁ……」///
弥生は、許せません。
皐月
「あ、ごめん。今日は用事があるから……あ、司令官! えへへ、今日もかわいいねぇ!」テテ……ギュ
提督
「おっと……皐月か。どうした?」
皐月
「今日は何をするんだい? 仕事なら手伝うよ!」
提督
「そうか、それは助かる」ナデナデ
皐月
「えへへ……」ニヤニヤ
弥生は、許せません。
皐月
「また、司令官と、キスしたいな……」ボソ
弥生は…………。
許せません…………!!!
バキッ!
提督
「それで、決闘か」
弥生
「弥生が、勝ったら……! 皐月に、二度と話しかけないで、ください……!」ググッ!
提督
「……ふむ……。ではそうだな……艤装をつけろ、弥生」
弥生
「……え?」
提督
「シューズが完成したのでな。それにお前がそこまで本気でかんがえているんだ。自分の土俵で戦い負ける方が納得もしやすいだろう」
弥生
「こ、後悔、しないでください……!」
提督
「それはこちらの台詞だ。女の取り合いで決闘などと至極馬鹿らしいが理由ではあるが……部下から不満をぶちまけられ決闘を挑まれては、本気で相手にしない訳にもいかないだろう……」ゴキッ、ゴキキッ!
弥生
「ぴぃ……」
演習場
提督
「……うむ、浮くな……。問題はなさそうだ」
弥生
「(本当に、海の上に浮いてる……! で、でも……まだ慣れてない筈……それに、砲撃も使えるなら……!)」
提督
「奴も喜ぶだろうな。なにせ、深海棲艦に煮え湯を飲まされて来た同志だ……」
弥生
「(勝つ! 勝って、皐月を……!)」
ざわざわ……
加賀
「決闘なんて……久しぶりね。それも水の上なんて……」
朝霜
「親父なら大丈夫だと思うけど……ここは壁もねーし、慣れない水の上だし、不利すぎるぜ」
皐月
「な、なんで弥生が決闘……!?」
提督
「ギャラリーも集まりだしたか。格好悪いところを見せる訳には行かないな……弥生、砲撃を上空へ。それが落ちたら、開戦だ」
皐月
「…………ッ!!」ドォン!
…………
…………
…………
ボシャーン!
ドォン! ドォン!!
弥生
「(近付けない! 徹底的に遠距離を保つ!)」
弥生
「(近付かれたら……死……!)」
ドォン! ドォン!
タンッ
弥生
「え……!?」
武蔵
「砲弾を足場に……!?」
吹雪
「あー、懐かしいなぁ……昔、ここにまだ艦娘が少なかった頃、司令官も一緒に出撃してたんですよ。私の撃った砲弾に乗って深海棲艦を沈めてて……トラウマです……」
加賀
「滅茶苦茶ね……」
弥生
「な……!?」
提督
「甘いッ!!」
<HAHAHAHA!
ザシュン!
弥生
「あぐっ!」
提督
「うむ、しっかり立てるな。少し揺れるか……」
弥生
「……!」ジャキッ!
提督
「忘れたか、弥生?」
近接戦闘においては、銃よりも拳やナイフの方が有利なことが多い
弥生
「……あ……!」
提督
「構え、撃つ。その間に俺はお前に少なくとも二撃を叩き込める。その意味は分かるな」
弥生
「………………」
提督
「降参するか?」
弥生
「…………しない!」ドォン!
提督
「良い覚悟だ!!」
提督の十八番、蹴り上げ。
何度も見ていた弥生は咄嗟に上体を反らした。
あまりの早さに見てからじゃ絶対に間に合わない。
提督の呼吸に合わせ、避けた。
弥生
「(やっ……た!)」
提督
「お前は次に、隙だらけだ、と叫ぶ」
弥生
「隙だ……え!?」
提督
「カッタッ!」ジャキン!
球磨
「一撃目で跳ばず、更に踏み込んでもう片方の足で蹴り上げに行ったクマ!?」
夕立
「あれには苦労させられたっぽい……今しかない! ってプレッシャーを利用してるから余計喰らった時のダメージが大きくなるっぽい!」
弥生
「ッッ!?」
バシャァ!
提督
「……よく避けた。初見で避けられたのはお前が初めてだ」
弥生
「(夕立との訓練、見てて良かった……)」
ドォン!!
ドドドン!
バシャア!バシャン!
提督
「視界を遮りに来たか」
弥生
「(海の上での戦いなら……経験はこちらの方が、上……!)」
提督
「…………」
バシャッ
提督
「そこだ!!」ガッ!!
スカッ
提督
「む!? ぐぉ!!」
ドオォン!!
ボチャン!
弥生
「(……司令官なら、音で位置を把握しようとする筈……それくらいなら絶対にやってくる……)」
提督
「雷撃の着水音だったか……俺もまだ未熟だな」
弥生
「(……ダメージは、ある……けど軽微……)」
弥生
「(……でも、司令官への恐怖心は減った……司令官も、攻撃ができればダメージが通る普通の敵……!)」
朝霜
「とか考えてなけりゃいいけどな……」
大和
「今ので提督のスイッチ、入るわね」
天龍
「まともな攻撃受けるとテンション上がってマジの本気になっちまうからなぁ」
提督
「ふむ。お前のことを少々侮っていたようだ。よく成長したな、弥生」
弥生
「褒められても、嬉しくない……」
提督
「いいや、これは本心だ。そして……ここからは本気で相手をしてやろう……」
弥生
「……え」
ダッ!!
ガシッ!
<HAHAHAHA! 遅い!!
<あー!
提督
「…………どうだ、頭は冷えたか?」
弥生
「ぴぃ」
提督
「そう怯えるな。お前のように頭の茹で上がった奴は、こうしてやるとスッキリする。どうだ?」
弥生
「……ごめん、なさい……」
提督
「気にするな。ちょっとくらいのワガママや反抗期は許容する」
弥生
「弥生は……し、司令官が……」グスッ
提督
「嫌いならそれでも良いさ。全員に好かれるような人間ではないことは誰よりも知っている」
弥生
「ちが……! 司令官が、羨ましかった、です……。周りにいつも誰かいて……皐月も、司令官に取られて……」グスッ
提督
「……弥生。強くなれ」
弥生
「……!」
提督
「身体の事だけじゃない。心だ。今のままでは、お前は成長できない。もっともっと……誰よりも強くなれ、弥生」クイッ
提督
「……誰かにすがるな。共に歩め。引きずられるな」
弥生
「…………はい!」
提督
「弥生は、まだ少し頼りないが……それでも最近は他者と積極的に関わろうとしている」
提督
「ああいう奴は、成長するととんでもない大物になるからな……楽しみにしておこう」
↓1 70人達成イベント!
今日はここまで!
伏線回収がてらちゃんと書いたら長くなってしまった
反省
あーそうか
じゃあ
↓1 皐月の好感度上昇コンマ安価
100越えなので半分
↓2 弥生の好感度上昇コンマ安価
↓3 卯月の好感度上昇コンマ安価
ゾロ目で倍
皐月→163
弥生→64
卯月→156
さて、寝ますかー
そろほろ五人ごとにイベントやった方が好感度上げやすくなるし、一度出た艦娘も出せるしそうしてみようかな
↓1 卯月が皆と出かけた時に提督を愛するようになった理由は?
皐月
「司令官、今度はあっちを見よう!」
提督
「ライオンか……昔は怖かったが、こうしてみると可愛いものだな」
皐月
「かわいいねぇ!」
提督
「猫か……どうにも惹かれるものがあるな。ペットを飼ってみるのも良いかも知れんな」
多摩
「!!!??」
球磨
「ど、どうしたクマ?」
多摩
「……わからんにゃ……ただ、今絶対に許せないことを言われた気がしたにゃ……」ギギギ
球磨
「お、おう」
皐月
「良いね! ボクも面倒見るよ!」
提督
「もう少し周りが静かになってから本格的に考えてみよう」
卯月
「…………」
弥生
「…………」
卯月
「(むかつくぴょん……皐月ばかり!!)」イライラ
弥生
「(なんで、こんなことに……? 皐月が、遊びに行くって……)」モヤモヤ
卯月
「うー……! ぴょん!!」バッ!
提督
「うぉ! 卯月、いきなり飛び付くなといつも」
卯月
「皐月相手にデレデレしてて恥ずかしいぴょん! ロリコンみたいぴょん!」
提督
「ろ、ロリ……」ズーン
皐月
「むー……そんなことない、司令官は紳士だよ」
卯月
「うーちゃん知ってるよ! そういうのは変態紳士って言うぴょん!」
提督
「……変態紳士……」ズズズーン
皐月
「違うよ! 司令官はそんな人じゃない! それにボクは、仮にそうでも問題ない!」グイッ!
卯月
「な!? う、うーちゃんだってそうだぴょん!」グイッ!
弥生
「(端から見たら、子供二人になつかれてるお父さん……)」
提督
「ふぅ……元気だな、子供は」
弥生
「………………」
提督
「楽しくなさそうだな。弥生」
弥生
「……ごめんなさい」
提督
「もし望むなら、俺は帰るぞ」
弥生
「ダメ、皐月が楽しみにしてた……です」
提督
「……すまん」
弥生
「……悪いのは、弥生、です」
提督
「そんなことはない。……弥生、俺はお前とも友達になりたいと考えている」
弥生
「え?」
提督
「嫌われているのは嫌だからな。だから少しずつ、お互い歩み寄りたい。ダメか、弥生?」
弥生
「…………」
提督
「もし俺にどこか嫌いなところがあるなら、直す努力をする。顔と言われてはどうしようもないが、何でも言ってみてくれ」
弥生
「(司令官と、友達……。司令官と友達になってはいけない、なんて決まりは、ない……?)」
弥生(00)→(64)
「と、友達……なりたい、です」
提督
「!?」
弥生
「……うれしいです……」///
提督
「あ、あぁ……。ありがとう、弥生……?」ナデナデ
弥生
「…………」///
皐月
「弥生ばかりズルいよ! ボクも撫でてほしいな!」グイッ!
卯月
「そうだそうだー! 不公平は反逆の種になるぴょん!」グイッ!
提督
「お、おお二人とも。分かったから引っ張らないでくれ」
提督
「弥生と仲直りができた、のか?」
提督
「わからん……! 子供の事がわからん……!」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
やったぜ
↓1 荒潮が仮に提督が死んでも認めないくらいに愛してる理由は?
それは愛してるというより、打算では無いのか……?
好感度が反映されない気がするんだが、どうなんだろう。
そういうことにしよう
ちょっと用事あるので今日はここまで
おつ
あぁ^~小ネタでやって欲しいことがどんどん産まれていくんじゃ~
なお安価は取れん模様
>>717
夜中にやってるときは人少ないから比較的取りやすいよ!
っていう冗談は置いといて、このスレも終わりが近付いてきたし、小ネタ安価取っていくのもやぶさかではない
終わるまでに可能な限り希望には答えたい
↓1 指輪イベント! 好感度100以上の艦娘とイベント内容
↓2 日常イベント! 既に出てる艦娘とイベント内容
↓3 日常イベント! 既に出てる艦娘とイベント内容
↓4 日常イベント! 既に出てる艦娘とイベント内容
荒潮書いてから書き始めるよ
別に提督のことなんて好きでもなんでもなかった。
ただ、提督の事を好きな人がいっぱいいたから……。
全員を蹴落として提督の一番になってやろうと、そう思っていただけだった。
そうすることで悦に入ろうとしてた。
でも私には恋愛経験なんてある筈もなく……最初は周りの人の真似をすることしかできなかった。
「提督ぅ、頭撫でて欲しいにゃぁ……♪」
「荒潮……なんの真似だ……?」ゴゴゴゴゴ
私は知っている。
提督のこの威圧感は困惑したり戸惑っている時、緊張してる時により強くなることを。
けして怒っている訳ではない。
「荒潮は提督のペットにゃ……だから可愛がってほしいにゃぁ……♪」
「………………」ナデナデ
「………………」ジッ
「荒潮。何故そこにいる?」
今日は提督の机のしたから提督を眺めるだけ。
お仕事も終わったから、好きなだけ提督にアプローチできる。
「提督を見ているだけよぉ?」
「………………とにかく出ろ」
提督に手を引かれて無理矢理出されてしまった。
その隙を見逃さない。
チュッ……チュゥゥ!
「ん!? ふ……あ、荒潮!? 何故キスをする!?」
「あらあら……キスの意味が分からない子供でもないですよねぇ……? うふふふふ……」
そのまま提督を押し倒し、その逞しい胸に頬擦りをする。
あぁ、良い匂い……♪
「荒潮……!」
「パパぁ……荒潮を可愛がってぇ……?」ペロ
「んおっ!?」
うふふ、可愛いわぁ。
あぁ可愛い……食べちゃいたい。
そうやって提督にアプローチを続けること一週間。
それなりの手応えは感じている。
提督の私を見る目が、少しだけ変わっていた。
「(うふふ……この調子でいけば、提督を落とすのも時間の問題ねぇ……)」
私にとってはただの遊びみたいなもの。
提督は嫌いじゃないけど……ただそれだけ。
……私は、自分の変化に気付いていなかった。
「(……あ、提督。少し眠そうねぇ……)」
無意識に提督を目で追っていた。
「(今日の提督も、素敵~。勇ましいわぁ……)」
無意識に提督を見て喜んでいた。
「(……………………仲良さそう……)」
無意識に提督と話す誰かを恨んでいた。
「(もっと提督と話さないと。もっと提督と仲良くならないと。先に誰かに取られちゃう……)」
無意識に提督を求めていた。
「(武蔵さんは、提督に褒めてもらうのに必死……提督のためになんでもやる……)」
他の娘の思考をトレースして、提督へのアプローチのために使い続けた。
「(……寂しい……提督は今、他の娘と仲良くしてるのかしら……)」
「(寂しい………………)」
「(……愛してほしい……昔のように……)」
「(パパ……もっと甘えさせてほしい……)」
「(褒めて!! もっと褒めて!! 提督!!)」
「(提督がいないと私、生きていけない……幸せになれないの……)」
「(変な声が聞こえる。殺してでも奪えって、毎晩毎晩……)」
提督
「荒潮!!!」
荒潮
「…………あ……? 提督……?」
提督
「目を覚ましたか……この馬鹿が!! 何故こんなことをした!」
荒潮
「もっと叱って……声が聞こえるの……殺して奪えって……パパ、もっと近くにいて……」
提督
「何を言って……!?」
荒潮
「提督のペットなんだから何しても良いにゃ……褒めて!! 提督!!」ガバッ!!
提督
「荒潮!? 落ち着け!」
荒潮
「あぁぁ……愛しい……愛しいわぁ……うふ、うふふふ……」ペロペロ
提督
「これは……?」
大和
「遅かったみたいですね……」
提督
「大和? なにか知っているのか」
大和
「いえ……最近荒潮ちゃんの様子がおかしかったので注意していたのですが……他の人の闇に触れ、呑み込まれてしまった……みたいです」
提督
「闇に……? なんの話だ、分かるように言ってくれ」
大和
「提督。荒潮ちゃんの話を聞いて、何か思い当たることはありませんか?」
提督
「なに? …………多摩……それに武蔵、朝霜、水無月もか……!?」
大和
「提督のことが大好きな子達。その子達の真似をして、提督に好かれようとしてたみたいです……」
大和
「最初はただ真似をしていただけだったから、私も様子を見ていたのですが……まさか、ここまで意識を同調することができるとは……それも複数……」
大和
「一人ぶんでも負担はかなりのものです。それを複数人なんて、こんな風になってしまっても仕方がありません……ごめんなさい、提督……私が見ていながら……」
提督
「それは良い! 荒潮は大丈夫なのか!?」
大和
「……後は任せてください。私と武蔵で様子を見ておきますから」
提督
「……結局任せることしかできなかった……」
提督
「俺のせいなのか……?」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
このあとから指輪とイベントやってきます
いったんここで失礼
※ 安価とは関係ありません
友人提督もテンションが上がったようです
提督
「これは良いものですね。これなら深海棲艦と戦うことも可能でしょう」
天龍
「な、なぁ……本気で出撃する気か? そりゃ確かに海の上に浮けるようになっただろうけどよ……お前が死んだらもう終わりなんだぜ?」
提督
「構いません。私は提督……神が産んだすべての命を守る使命がありますから」
天龍
「提督の仕事じゃ無い気がすんだけど……」
赤城
「……というより……提督が出撃すると、私たちの立場が……」
提督
「いえ、私はまだ海上戦の経験が浅い若輩者……皆さまのサポートによって、私はようやく戦えるのです」
摩耶
「初めての海上戦で加賀を沈めたのに何いってんだこいつ……」
提督
「さぁ、出撃の時間です。命を何とも思わないあの悪魔の使徒、深海棲艦に……天罰を……」ゴゴ……ゴゴゴゴゴ……!!!
曙
「ひぃぃ……」ブルブル
川内
「夜戦♪ 夜戦♪」
天龍
「戦艦2! あと駆逐2!」
赤城
「空母と重巡もいます!」
提督
「皆さまに、神の御加護があらんことを……行きます!」バチャバチャ!!!
天龍
「っておい!! 先行すんじゃ」
<神罰です!
ドンッッ!!!
天龍
「おい! なんで海に叩きつけてんのにコンクリートに叩きつけられたみたいな音が出るんだよ!」
赤城
「………………」
『私と私の友人の昔話は以上です。良いですね? この話は他言無用……貴女を信用してこの話をしました。神はいつも、貴女を見ています』
赤城
「凄いですね!! やっぱり提督は流石です!!」
<お別れです!
曙
「掴んで投げ飛ばした……どんな腕力してんのよ……」
川内
「ってこれじゃ夜戦にならないじゃん! もー!!」
<遅いですねぇ! 神罰です!
<光が……
提督(MVP)
「……まだまだですね……艦娘のようにはいかないものです」
天龍
「どこがだよ……!」
提督
「私は所詮陸の人間……早急に遠距離での戦闘を行う方法を彼と共に考えなければ……」
曙
「やめてー! 艦娘いらなくなっちゃうからやめてー!」
ゲニ提督も恐るべき艦娘計画の五人の生き残りの一人です
どこかで出したかったのですが、番外編での出演でした
ここですか?が遠距離なんじゃあ
>>742
kofのあの人この人っぽいキャラ付けをしてるだけで、風だのカイザーウェーブだのの非現実的なことはできませんのよ
好きなキャラになると、ルガゲニ社京庵になりますな
まぁこのスレが終わってからまた何かやるかもしれません
おやすみなさい
何かやる前に建ててる別スレ進めなよ
喧嘩が強い上に男前
>>749
か、書きためてるから……
最近、どうも卯月の様子がおかしい。
今までも変わった奴で、いたずら好きではあったのだが……。
どうにも度が過ぎるようになってきていた。
昨日は味噌汁の中に大量のわさびを入れられていた。
今日は……。
「……!?」バチンッ!
書類を出そうとした瞬間、静電気のようなものが走った。
身体が驚いて瞬時に腕を下げてしまい、肘を壁に強く打った。
だが俺はそんなことは気にも止めずに扉の方を見る。
「………………」パタン
またこれだ……。
卯月は今まで、悪戯が成功すると決まって飛び出して来ては笑い転げていた。
そしてひとしきり笑ったあとに、俺に甘えてくる。
だが最近のやつは隙間から俺を冷たい眼差しで見るだけで、すぐに帰ってしまうのだ。
慌てて卯月を追って廊下に出たが、卯月は既にどこにもいない。
未だに俺は、卯月の意図がハッキリと分からないままでいた。
何か意味があるはずなのだが、口に出して言ってもらえないと俺は分からない。
何とかして卯月を捕まえねば……と意気込んで、既に一週間は経過していた。
「………………卯月」
「なんだぴょん」
「うお!?」
今まで何度も捕まえようと試みていた相手が急に目の前に現れた。
癖というか訓練の賜物というか、即座に卯月の腕を掴んだ。
卯月
「別にもう逃げないぴょん」
提督
「あ、あぁ……卯月、話がある」
卯月
「うーちゃんも話があるぴょん」
提督
「む、なんだ?」
卯月
「………………うーちゃんは最近、しれいかんにいっぱい意地悪したぴょん。悪戯じゃなくて意地悪。ぜんっぜん楽しくなかったぴょん」
提督
「それはそうだろう」
卯月
「最初は仕返しのつもりだったぴょん。しれいかんは皆にモテて皆にデレデレしてるから、ムカついたぴょん。……でも楽しくないし、心のモヤモヤも無くならないぴょん」
提督
「…………」
卯月
「……ねぇしれいかん。いつ、うーちゃんに指輪……くれるの?」
提督
「…………そういうことだったか……」
卯月
「うーちゃんはね、切なくて死んじゃいそうなんだよ。しれいかんが他の女の子と遊んでるって考えるだけで、胸のムカムカが取れないの」
卯月
「……しれいかんはうーちゃんのこと、選んでくれないの……?」
提督
「そんなわけがないだろう!」ギュッ!
提督
「お前だって大切な仲間だ」
卯月
「うーちゃんはね……大切な仲間じゃ、もうだめなんだ……」ギュ
提督
「……心得ている」
スッ
卯月
「え……これ……?」
提督
「カッコカリの指輪だ。貰ってくれ」
卯月
「………………」
提督
「嫌か?」
卯月
「ち、ちが……あ! いや、な、んでうーちゃんに!?」
提督
「悪いが、お前だけではない。人数分発注はした。数人ぶんはもう届いている」
卯月
「……」
提督
「あ……すまない、こういうものは隠しておくのがマナーだったな……。ただ、機嫌取りの為に渡すわけではない。俺は、もし望まれるのならば全員の夫になる覚悟がある」
卯月
「しれいかん……」
提督
「お前が嫌なら構わない。ただそれでも俺を求めるなら……」
卯月
「しれいかん」
提督
「む……」
卯月
「しれいかんに……はめてほしい、ぴょん」
………………
卯月
「……………………!!!!!」バッ
提督
「む!?」
卯月
「作戦大成功だぴょん! しおらしくすれば指輪を渡すと思ってたぴょん! やーいやーい騙されたぴょん~!」
提督
「……卯月。おいで」
卯月
「う……」
スス……ギュゥ
卯月
「……うーちゃんは嫉妬深いぴょん」
提督
「慣れているよ」
卯月
「すぐ悪戯するぴょん」
提督
「知っている」
卯月
「…………しれいかんのこと、大好きだよ」
提督
「俺もお前のことを好いている」
チュッ
完
>>750
でもゴリラなんでしょ?
次回秋月照月編
書きためてきます
秋月
「あ、あの……本当に良いのでしょうか……」
提督
「気にすることはない。二人のお陰で作戦は大成功し、攻略海域を大幅に延ばすことができた。その祝いだ」
提督
「……ということになっている。すまんな、俺としてもお前らが気疲れするだろうからと遠慮したんだが……元帥閣下がこういうときくらい楽しめ、と」
秋月
「そんな、司令が謝ることでは!」
照月
「今さら引き返せないし……なら、楽しんじゃおうよ!」
提督
「それが良い。幸いにも……ん、ごほん。大変残念なことだが元帥閣下は多忙で同席できなかったが、好意は頂こう」
秋月照月
「はい!」
ピピピ
提督
「(メール……?)」
幸いにも出席できなかった私だ
生意気になったものだな、昔は生まれたてのヒヨコのように私の後ろを着いてきていたというのに。
その事についてはまた後日じっくりと話し合おう。
本題だが、お前に頼みたいことがある。
近接戦を艦娘に学ばせるという計画には目を通した、それで早速だが中々成果の上がらない鎮守府に出張してもらいたい。
期間は二週間だ。その間お前の鎮守府は近くの神馬鹿と朝日の二人にフォローしてもらう。
勿論否応は聞いていない。やれ。命令だ。
今度、あの神馬鹿と三人で飯を食いに行こう。
またな。
秋月
「おいしい……こんなお肉、初めてです……」
照月
「私も! 何枚でも食べられ」
提督
「」バターン!
照月
「って提督!? どうしたの!?」
秋月
「大丈夫ですか!? 司令!」
提督
「すま、すまない……動揺してしまっただけだ……」ガクガク
照月
「何かあったんですか……?」
提督
「ちょっとな……妖怪が……。いや、それよりも……まぁ気にしないでくれ……。肉……美味いな……」ハイライトオフ
秋月
「……何があったのかしら……」
朝潮
「荒潮! 荒潮!」
荒潮
「………………」ボー
朝潮
「……ッ! あなた、のせい、で……」ググッ
提督
「言い訳はしない。部下のメンタルを把握しきれていなかった俺に原因はある」
朝潮
「何をのうのうと! ふざけないでください!」ガッ!
提督
「殴るなら殴れ。それで気が済むならな」
朝潮
「…………」ギリッ
荒潮
「パパ? パパ、いるの!? パパ! 褒めてよ! 私、パパの為にいっぱい殺したよ! だから褒めてにゃ!!」
朝潮
「荒……潮……」
提督
「明石が定期的にメンタルケアを試みているが、まるでうまくいかん。俺の声にのみ反応する。そして俺の声を聞いた瞬間に発狂し、暴れだす。それ故に、ベッドに縛り付けるしか無かった」
提督
「……お前の妹をこんな目にあわせて、すまないと思っている」クイッ
朝潮
「!!」ガンッ!
提督
「ぐっ!?」
朝潮
「謝って済むわけないじゃないですか!! 荒潮……帰るわよ……」カチャカチャ
提督
「朝潮……やめるんだ、今の荒潮は……」
朝潮
「それでも! 私の、大事な妹」
グイッ!
荒潮
「提督を殴ったわね?」
ガンッ!!!
朝潮
「がっ!!」
ドサッ! ドンッ!!
提督
「朝潮!」
荒潮
「許せない……許せないわぁ……私の愛する御主人パパに危害を加えるなんて……あなたを殺してまたパパに褒めてもらうのぉ♪」
提督
「やめろ! 荒潮!!」
荒潮
「なんで庇うの。その女の方が良いにゃ? 許せない。許せない。いつまで我慢していればいいの? 荒潮は提督のことが大好きなのに。ねぇパパ! 褒めてよ! 荒潮は我慢してました。褒めて! 結婚しよ?」
提督
「……致し方ない……眠らせてやろう」グッ
朝潮
「待ってください!!」
提督
「……朝潮」
朝潮
「荒潮は……私の妹だから……大切な妹だから!! 私が、姉である私が受けとめなきゃいけないんです!!」ダッ!!
ガッ! ドッ……
朝潮
「荒潮!! 目を覚ましなさい!!」
パァン!!
荒潮
「………………」
朝潮
「…………荒」
荒潮
「ぁぁぁアアアアあ!!!!」
バキィッ!!
荒潮
「邪魔するなァァ!!」ガッ! バキッ! バキッ!
朝潮
「あっ!? ぐっ!!」
荒潮
「提督は私のもの!! 誰にも渡さない!! お前も!! お前にも!!」ガッ! ガッ! ガッ!
提督
「荒潮!!」
朝潮
「ぅあああ!!」バキッ!
荒潮
「あ……!?」ドサッ
朝潮
「はぁ、はぁ……お姉ちゃんナメんなぁぁ!!」
ダンッ! ドゴッ!!
荒潮
「う…………」
朝潮
「はぁ……! 荒潮! いつまで寝惚けてるの! 早く……起きなさい!!」パァァン!!
荒潮
「きゃぁ!!」ガタッ……
朝潮
「……荒潮……ごめんなさい……」スッ
荒潮
「…………」
提督
「朝潮! まだだ!」
荒潮
「提督に褒めてもらうのは私だッッ!!」ガッ!!
朝潮
「ッ!!」
<ジェノサイッ……
荒潮
「……あ……?」
<カッタッ!
荒潮
「なん……!!」
ドカァガッシャーン!
提督
「………………勤勉な朝潮なら、すぐに使えるようになるとは思っていたが……フォームは完璧だな」
朝潮
「っ……はぁ、はぁ……!」ドサッ
荒潮
「ぅ……うう……ねえ……さん……」ガクッ
提督
「……朝潮のことが分かったのか? 今まで俺以外にはなんの反応も……いや……」
朝潮
「…………」グスッ……グス
提督
「姉妹の絆、か」クイッ
今日はここまでにします
なんか、荒潮にごめんなさい
安価が……安価が悪いんや……俺は悪くねぇ……
あっ
そういえば好感度上げるの忘れてた
↓1 秋月好感度上昇コンマ安価
↓2 照月好感度上昇コンマ安価
↓3 荒潮好感度上昇コンマ安価
↓4 朝潮好感度上昇コンマ安価
↓5 朝潮好感度上昇コンマ安価
日常イベントなので1/3になります
ぎゃー秋月100越えたー!
仕方ない別途でイベントやるか……というか秋月照月で97出すとかどうなってんだお……
秋月(71)→(104)
照月(62)→(95)
荒潮(528)→(545)
朝潮(00)→(38)
↓1 秋月が提督のことを愛するようになった理由は?
当スレは健全健康()をモットーにやっております
その上で夜戦やってきます
また後程
あれ、そもそもここってR-18禁止だっけ?
朝潮
「…………」ムスッ
提督
「荒潮も順調に回復している。お前のおかげだ。だから」
朝潮
「別に私はなにもしてません。何かプレゼントという話でしたら荒潮にどうぞ」
提督
「いや……荒潮にはもう決まっている。朝潮、お前を労いたい」
朝潮
「結構です」
提督
「そ、そうか……」クイッ
朝潮
「(きっと司令官は私のことも狙っているんだ……だから)」
『提督は、そんな人じゃないわよぉ……信じてあげて……?』
朝潮
「…………」
提督
「うまいか、朝潮」
朝潮
「は、はい……」モグモグ
提督
「…………朝潮、まだ俺へのロリコン疑惑は晴れないのか?」
朝潮
「卯月さんとケッコンして数日なのに何をいってるんですか」
提督
「返す言葉もない」
朝潮
「……ただ、司令官への勘違いを一つだけ反省しました」
提督
「む、なんだ」
朝潮
「司令官は、小さい女の子【も】大丈夫な人だったんですね。よく考えれば、武蔵さんともケッコンしていましたので」
提督
「待て、まるで俺が女なら誰でも良いみたいな勘違いをしていないか?」
朝潮
「違いましたか?」
提督
「いや……俺は性的な目で見たことはほとんどない……」
朝潮
「ほとんど?」
提督
「俺だって男だ。魅力的な女性に囲まれているこの環境でまったく無いとは俺には言えん」
朝潮
「…………そうですか」
朝潮
「私は、まだ司令官のことを信用していません。司令官は自分の欲望のために私の妹たちを好き放題しようと考えている……そう考えてしまいます」
提督
「本当にそんな事実は一切ないんだがな……。否定しようにも勿論証拠なんて出しようがない」
朝潮
「……でも、もうちょっとだけ、司令官のことをしっかり見ようと思います」
朝潮
「私も盲目になりすぎていたところがありました。噂話を真に受けて一部しか見ていないのに司令官のことを知った気になっていて……」
朝潮
「ごめんなさい、司令官」
提督
「気にするな。……ところで、その噂は誰から聞いたんだ?」
朝潮
「誰……えーと……確か……あれ? 卯月、さん?」
提督
「今日は美味しいものを食べに行こう。今度は荒潮も一緒にな」
朝潮
「え? あ、はい! ありがとうございます」
提督
「………………」ゴゴゴゴゴゴ
卯月
「くちゅん! ……うぅ……しれいかんが噂してるぴょん……」
とりあえずここまで
朝にでも暇あれば秋月やります
「ん……!」
「静かにしろ……」
静寂……。
水の音……。
闇……。
司令の匂い……。
「………………」
「司令……」
司令を含めた六人の第二艦隊(?)で出撃した私達は、数十からなる敵の大艦隊に遭遇。
司令の命令ですぐさま撤退を始めたものの、敵の攻撃が開始された。
そして運悪く私は被弾してしまった。
置いていかれる……そう恐怖した私の目の前に司令が現れ、私を担いだまま撤退戦になってしまう。
降り注ぐ砲弾を回避・撃墜しながら、日が暮れた頃にようやく小さな島に隠れることができた。
「……ごめんなさい……私のせいで……」
「大丈夫だ。気にするな」
「私がいなければ司令は逃げ切れたのに……」
「俺はむしろ幸運だと考えている。お前を守ることができた。もし俺がいなければ、お前を失っていただろう」
「司令……」
微笑みながら私の頭を撫でてくれる。
こんなときなのに、まったく不安にならないのは、司令がそばにいてくれるからだろう。
「皆は……大丈夫でしょうか……」
「恐らくな。奴らはお前と俺に気をとられていた。水柱もあって先に逃げていた方を追うことは困難だろう」
「…………ごめんなさい……」
「…………ふ、気にするなというのに。ここで待っていろ、俺が様子を見てくる」
「だめです……!」
「いつまでもここに隠れている訳にはいかん。どこかで隠れていることは敵も分かっている筈だ、しらみ潰しをされるかもしれん」
「でも……」
「安心しろ。……お前のことは守る」
そう言うと、私の手を優しく離して司令は行ってしまった。
途端に不安になる。
世界に自分だけが取り残されたような孤独感。
ドォン!!
「きゃ……!?」
砲撃の音!?
司令!!
提督
「こっちだ!! 来てみろ!!」
ドォン!! ドドドォォン!!
提督
「(これで秋月の逃げる時間は稼げる。願わくば秋月がちゃんと逃げてくれることを祈る)」
提督
「(一人なら……逃げ切れるか)」
提督
「(……あるいは、少しでも多く敵を倒して……)」
ボォン!!
提督
「っぐぉ!!」
提督
「(待ち伏せ! しまった、囲まれた……!?)」
提督
「(薄いところを突破する……!)」
ドドドォンン!!
提督
「む!?」
深海棲艦達
「グァァァ!!?」
武蔵
「提督!!」ドドォン!!
シャアアア……ガシッ!!
提督
「武蔵!」
武蔵
「まったく無茶をする! どれだけ心配したと」
提督
「その話しは後だ! 戦力は!」
武蔵
「話を聞いてすぐに飛び出してきた! 着いてきたのは加賀、大和、多摩、占守、荒潮だ!」
武蔵
「それと援軍も着いている!」
<フンッ! お別れです!
<ちょっ! だから前に出んなって!
提督
「あれは……頼もしい援軍だな……」クイッ
提督
「秋月は!」
武蔵
「こちらに向かっている途中、同じくここに向かっていた所を保護した!」
提督
「あの馬鹿……」
武蔵
「馬鹿はお前だ! あとで全員で説教してやるからな!」
提督
「それは怖いな……」
提督
「なんとか追い返せたか……」
秋月
「司令!!」ダキッ!
提督
「秋月! 何故逃げなかった!」
秋月
「司令を置いて逃げられる訳がないです!!」グスッ
武蔵
「お前が一番の阿呆だ! なにも告げずに囮をするなんて!」ガンッ!
提督
「ぐっ……」
提督
「二人とも逃げ切るにはそれしか」
加賀
「結果的に貴方は囲まれていたようだけれど」
提督
「う……それは……」
多摩占守
「<●><●>」
提督
「そんな目で見るな、二人とも……悪かった……」
神父提督
「そう責めないであげてください。彼の人生にも色々とあったのです。勿論褒められたことではありませんが、私には彼の気持ちがよくわかります」
提督
「救援、感謝する。大分慣れたようだな」
神父提督
「えぇ、貴方も。それにしても深海棲艦を相手に随分追い込まれてしまったようですね」
提督
「情けない限りだ。最近の深海棲艦の統率力は脅威だ……近いうちにまた何とかしなければな……」
秋月
「ぅっ……! ひっく……」グスグスッ
提督
「泣くな秋月。お互い無事であったことを祈ろう」
秋月
「バカバカ……! 司令のばかぁ……!」グスグスッ
提督
「うむ……すまなかった、秋月……」
ちょっと待って!夜戦(意味深)がないやん!
秋月
「……」ボー
照月
「おーい」
秋月
「…………」ボー
照月
「だめだこりゃ……。あ、提督ー」
秋月
「司令! おはようございます!」
照月
「……おはよう?」
秋月
「て、照月……? あれ、司令は……」
照月
「ウーソ。提督は今入院中でしょ? 最近ボーッとしてること多いけど大丈夫?」
秋月
「え、えぇ……私は大丈夫よ……」
照月
「ふーん……。もしかして、提督のこと考えてる?」
秋月
「そんなことないわ!」
照月
「提督かっこいいなーとか、抱きつきたいなーとか……キスしたい、とか」
秋月
「あ…………う……」
照月
「図星か。うーん……秋月姉、もっと積極的にならないとダメだよ! そんなんじゃケッコンしてもらえないよ?」
秋月
「でも……私、司令に迷惑かけちゃったし……」シュン
照月
「それについては提督も悪いってことになったでしょ?」
秋月
「そうじゃなくて! 被弾した私を助けに来てくれたから!」
照月
「それを後悔するのって提督に失礼じゃない? 提督、喜んでたんでしょ?」
秋月
「それは……」
照月
「理由つけて逃げるなんてカッコ悪いよ! 艦娘でしょ!」
秋月
「…………そう、よね……。うん……ありがとう、照月」
照月
「頑張って! 秋月姉!」
完
>>795
何とどう夜戦したかなんて書いてなかったし……
というかエロはほら、書けないから……
霞
「おいこのクズ」
提督
「……出会って早々クズとは……」
霞
「クズのことをクズっていって何が悪いの? 役立たずのクズ司令官」
提督
「そこまで言われることをした覚えはない」
霞
「は? 無駄に強いだけで作戦は基本まっすぐ行ってぶっ飛ばせ、でなければ撤退」
霞
「それでも無理なら囮を使ってまとめてボン……それでよくそんなこと言えるわね」
提督
「まっすぐ行ってぶっ飛ばせなんて命令をした覚えはない。勝てない相手から逃げるのは当然のことだ。囮は必要なら使うが死なせる気はない」
霞
「あんた本当に頭の中まで腐ってんじゃないの? 自分を囮に使った作戦とも言えない作戦、指揮官が自ら囮になるとかなに考えてんの」
提督
「よく考えればクズといわれる理由があったな。すまなかった」
霞
「べつにあんたが死んでもどうでもいいけどね。ただもう少し考えたら?」
提督
「返す言葉もないとはこの事だな……すまん……」
霞
「あと出撃もやめなさい。皆迷惑してるわよ」
提督
「………………」
霞
「それじゃ」
提督
「………………」
提督
「…………明石に早急に作ってもらわなければならないな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
清霜はもうとったことありますな
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
陽炎
「はぁい、司令! 退院できたのね!」
提督
「ん、あぁ。大変だったな……代わる代わるボコボコにされた」
陽炎
「そうもなるわよ。私だって心配したんだから!」
提督
「ありがとう陽炎。この痛みも何もかも生きているからこそだな……」
陽炎
「それにしても皆乱暴よね。なにもここまですることないじゃない……可哀想に……」ナデナデ
提督
「身体はほぼ艦娘と変わらないから入渠できるんだがな……加賀に反省しろとこのままにされた」
陽炎
「そうね、司令はもう少し冷静になった方がいいわよ。なんでそんなに自分でなんでもやりたがるの?」
提督
「……俺で済むのなら、それの方が良いだろう」
陽炎
「それで納得する子がいないからこんなことになってると思うのだけど」
提督
「……艦娘が死ぬくらいなら、俺が死ぬ方が良い」
陽炎
「本気で言ってるなら怒るわよ」
提督
「本気だ。それは俺が【こうなった】時から、変わることは無い」
陽炎
「はぁ……今の話、他の子には聞かせられないわね……。人の過去を詮索する気はないわ、けど……」
陽炎
「もう少し、頼ってほしいわ。今のままじゃ、私達は貴方に信用されてないと思っちゃうから」
提督
「そんなことは無いんだ……それは本当だ。だが……俺の命がお前らよりも重要とは思えないんだ、どうしても……」
提督
「すまん……失礼する」クイッ
陽炎
「あ……。……何があったのかしら……司令……」
提督
「生きるとは何か、か……」
提督
「俺には永遠に答えを見つけることはできないだろうな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
今日はここまで
上のはなんだ
お、11出たか
ゾロ目11出たら↓1コンマ下一桁の数分倍にしようと思ってたので
↓1 コンマ下一桁分倍
1だったら倍なしやね
>>809
なんの話だろう……?
島風
「遅いよ!」ドンッ! タタタッ!
提督
「ぬぅ……!」ガッガッ
島風
「こっち!」ドォン! タタタッ!
提督
「チッ!」ブンッ
島風
「(見えた!)」ピタッ
提督
「なに……?」
島風
「この距離なら外さないよ! ってぇぇ!」ドォン!
提督
「ぐぉっ!」
<まさか……!
天龍
「おー! やるじゃねーか! ほぼ触らせないで勝つなんて!」
島風
「どうですか! 私、早かったでしょ!」
提督
「………………」バサッ
球磨
「待つクマ。なに無言で上着脱いでるクマ」
天龍
「悔しいのは分かるけど大人気ねーぞ? 今回は脱がない約束だろーが」
提督
「く……。強くなったな、島風……」
島風
「えへへ! もっと褒めてくれても良いんですよ?」
提督
「次は本気だ」
天龍
「お前ってかなり負けず嫌いだよな……」
島風
「私は負けませんよ! だって速いもん!」
提督
「速ければ良いというものではない。その内に教えてやろう」ゴゴゴゴ
島風
「えー!? だって今回は勝ちましたよ?」
提督
「………………」ゴゴゴゴゴゴ
島風
「むー!」
提督
「少し大人気なかったかもしれんな」
提督
「だが速さ至上主義だけは許さん。次回は本気でやってやろう」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
やったぜ
↓1 満潮が提督を憎んでる理由は?
「ねぇ。司令官って臭くない?」
ここに配属されてからずっと思っていたこと。
ここに来て唯一の不満点だったが、誰にも言わないで来たこと。
ついに耐えきれなくなって、賛同者を探そうと皆に聞いてみることにした。
結果は聞くまでもなく、否定的なのは顔を見るだけで分かった。
「そんなことないと思うけど……」
「臭くなんてありませんよ? むしろ……あ、なんでもありません!」
「おい、間違っても本人には言うなよ?」
「臭い……クマにはよくわからんクマ。気のせいじゃないかクマ?」
「そんな風に感じたことないけど? それ本人に言っちゃダメだからね」
出会った人で聞いても大丈夫そうな人を狙って聞いたけど、誰も私と同じ人はいなかった。
自分がおかしいんだ、と思うことにして我慢することにした。
だが、どうにも臭い……どんな臭いとも言えないが、とにかく不快だ。
「…………臭い……」
「なに? 何か臭うか?」
つい、ふと口に出してしまった。
司令官は自分が言われたとは露ほども思っていないようで、臭いの元を探そうと辺りを見回した。
何とか誤魔化さないと……頭では分かっていた筈なのに。
私の口は、溜めに溜めていた言葉をついに口から吐き出してしまった。
「司令官が臭いのよ」
「………………なに?」
「臭い……臭い……臭い臭い臭い!」
一度決壊するともう止められない。
理解できない、そんな顔をする司令官を見ると、更に苛立ちが込み上げてきた。
「人のことも考えなさいよ! そんな臭いでよく生きてられるわね!」
「…………そんなに臭いか?」
「えぇもう! 臭すぎて何度辞めようと思ったか分からないわ!」
「………………。分かった、下がってくれ満潮」
「言われないでも!」
廊下に出た私は、頭を抱えてうずくまった。
やってしまった……。
室内に充満していた司令官の臭いに耐えきれなくなってしまった。
どうしよう……!
「ん? なにしてるクマ?」
「…………あ……その……」
執務室の前で頭を抱える私に、球磨さんが声をかけてくれる。
私はなにも言えない。
口ごもる私を見て、そして執務室の方を見て、球磨さんは何かを察したようにため息を吐いた。
「まったく……仕方ない奴クマ。球磨が話してくるから部屋に戻れクマ」
「あ……」
球磨さんは冷たくそう言って執務室に入っていってしまう。
取り残された私は、言われるままに部屋へ戻りベッドに倒れこんだ。
「…………なんでなの? なんで私だけ、司令官の臭いがあんなに臭く感じるのよ……これじゃ、私ここにいられないじゃない……」
………………
………………
………………
満潮
「(いつの間にか寝てたみたい……。今は……夜か……)」
満潮
「(……私、これからどうなるんだろう……。異動? ……解体?)」
満潮
「(ここの皆のことは好きだから、どこにも行きたくないな……)」グスッ
朝潮
「ん……満潮……どうしたの……?」ムニャムニャ
満潮
「あ、ごめん。大丈夫だから」
朝潮
「そう……」スー……スー……
満潮
「…………」タッタッ
パタン
満潮
「……………………」
提督
「む。こんな時間に何をしている」
満潮
「あ……司令官……」
提督
「あぁ、寝ていたのか。変な時間に目を覚ましたな」
満潮
「あの……昼は……」
提督
「気にするな。球磨より以前から俺の臭いを気にしていたと聞いた。満潮しか気にしていないともな」
提督
「恐らく満潮は俺の臭いに特別敏感なのだろう。そういうこともある」
満潮
「でも……ごめんなさい! それでも、言って良いことと悪いことがあるわ!」ガバッ
提督
「大丈夫だ。今後はなるべく俺との距離を離した所で仕事をさせるようにする」
満潮
「……ごめんなさい……」
提督
「謝るなと言っているだろう。俺は大丈夫だ」
満潮
「(……司令官の目、少しだけ腫れてるじゃない……)」
提督
「多分俺とお前の相性が悪いのだろう。そんな場合もある。もしまだ耐えられないというのならば異動させることも」
満潮
「それは嫌よ!」
提督
「だろう? ふ、今後も頑張ってくれ」クイッ
タッタッタ
満潮
「(…………なんで私は、司令官の臭いがダメなのよ……!)」ドンッ!
提督
「……情けないな、まったく」
提督
「今度球磨に何かしてやらないとな」
75人達成イベント!
ザァァ……ザァァ……
提督
「……ふむ。ここか」
スタスタ
「何か用でしょうか」
提督
「本日から短い間だがこちらで世話になる提督という者だ。身分証もある」
「あ、そうでしたか! ……はい、確かに。お疲れ様です」
提督
「ご苦労」
スタスタ……
提督
「(……ふむ……少しボロボロだな)」
提督
「(何となくだが、全体的に覇気も感じん。聞いた通りだな……)」
ガチャ……スタスタ……
提督
「(迎えもないとは……)」
提督
「(ここが執務室か)」
コンコン
提督
「………………いないのか?」
ガチャ
「誰だ?」
提督
「…………伝えていたと思うが、今日から短い間ここで指導を行うことになった、提督少将だ。モブ提督だな?」
モブ提督
「あぁ! これはこれは……お待ちしておりましたよ」
提督
「……艦娘は?」
モブ提督
「ここは人手が足りないもんで……全員出払っています」
提督
「…………原則、秘書艦は置いておく決まりになっている。忘れたわけではあるまいな」
モブ提督
「これでこの鎮守府は回っていますんで。なんならそちらの艦娘を少しこちらに回してくれればありがたいんですがね?」
提督
「………………上に話しはしてみよう」
モブ提督
「期待して待っていますよ。部屋に案内します」
提督
「(…………ここはあまり重要ではない拠点だ、あまり艦娘もいないと聞いていたが……秘書艦も配置できない程なのか?)」
提督
「(そこまでカツカツになるほど厳しい場所は無いと思っていたが……)」
提督
「………………」
提督
「とりあえず明日からここで面倒を見ることにしよう」
↓1 最初に出会った艦娘
提督
「……む。ようやく戻ったか」
松風
「……ん?」
提督
「(随分と疲れているようだな……休みはしっかりととっているのか?)」
松風
「あ……! こ、こんにちは! 僕は松風、です!」ビシッ!
提督
「俺は提督だ。他の艦娘はどうした?」
松風
「はい! 遠征に行っています! ちゃんと働いています!」
提督
「…………俺がここにいる理由は理解しているか?」
松風
「近接戦闘訓練ですよね! わざわざご足労ありがとうございます!」
提督
「(なんだ、何かに怯えているようだな……どういうことだ?)」
提督
「艦娘がいなければ話にならん。それは理解しているな?」
松風
「は、はい……」
スタスタ
モブ提督
「何をしている?」
松風
「て、提督……」
提督
「おい。どうなっている? 戻ってはすぐに遠征の繰り返し、これではいつまでたっても俺の仕事ができないんだが」
モブ提督
「……はぁ……あのねぇ……こっちにも都合ってもんがあるんですよ。いきなり来るって言われて、こんな小さい鎮守府がほいほい仕事停止させられると思いますか?」
モブ提督
「少将殿の鎮守府はさぞ艦娘が多いのでしょうなぁ、羨ましい限りですわ」
提督
「……ほう……。その分、ある程度こちらに資材が送られている筈だが?」
モブ提督
「あんな少しの資材でどうにかなるなら、こんなことになっちゃいないんですよねぇ。あれの五倍は出してくれないと」
提督
「ほう……。なるほどな」
モブ提督
「お分かりいただけましたら、どうぞ部屋にお戻りを。あぁ、艦娘の寝る時間を削って訓練させるってなら止めはしませんよ」
松風
「ぇ……!」
提督
「(………………)」
モブ提督
「松風、お前も次の遠征があるんだからさっさと準備しろ」
松風
「は、はい!」
提督
「待て。この艦娘は疲労が限界だ、休ませてやれ」
モブ提督
「…………だからぁ……口出ししないでもらえませんかねぇ? 私のところはこれで纏まってるんですから」
提督
「……松風、大丈夫なのか?」
松風
「ぼ、僕は……」
モブ提督
「…………」ギロッ
松風
「大丈夫です! すぐに準備します!」
タッタッタ!
提督
「…………」
モブ提督
「それじゃあ失礼しますよ。まったく、大変なときに来てくれたもんです」スタスタ
提督
「目上の立場への発言とは思えんな、少佐」
モブ提督
「なら私たちに死ねとでも? くだらない訓練のために? あなたは邪魔なんですよ、ここにとっては」
提督
「…………さてと、どうしたものか。もう少し話を聞いてみるべきだな。あの男への制裁はそれからだ」
提督
「ここで待っていれば、いつか帰ってくるだろう」
↓1 次の艦娘
黒潮
「はー……しんど……もう無理や……」
提督
「泣き言とは感心しないな」
黒潮
「ひゃ!? あ、指導しに来た……!?」
提督
「疲れているところ悪いが、話を聞きたい。大丈夫か?」
黒潮
「あ、その……このあとまた遠征で……」
提督
「今にも倒れそうな顔をしているのに?」
黒潮
「大丈夫や、これくらい……」
提督
「……はっきり言ってここは異常だ。そこまで無理をするほどの鎮守府とは思えない」
黒潮
「そんなことないでー……その……」チラ
黒潮
「ほんまに大丈夫やから……」
提督
「(今、何を見た? ……何がある?)」
黒潮
「……それじゃ……」スタスタ
提督
「(…………これでは話が進まん)」
提督
「待て」ガシッ
黒潮
「離してや! ほんまに大丈夫やって!」バッ!
提督
「何に怯えている」
黒潮
「ッ!」ビクッ
提督
「…………脅されているな? 理由はなんだ? 誰に脅されている?」
黒潮
「ほっといて!」タッタッタッ!
提督
「(否定はしないか。なるほどな)」
「………………」
提督
「(今、誰かに見られていたな……)」
提督
「(追いかけるか? それとも……)」
↓1 次の艦娘
ここまでに
しばらく謎の鎮守府編続きます
酒匂
「あ、あの……!」
提督
「む。なんだ?」
酒匂
「…………」キョロキョロ
酒匂
「お話があります……」ヒソヒソ
酒匂
「ここではあれなので、着いてきてください……」ヒソヒソ
提督
「…………」コクリ
提督
「それで、話とは?」
酒匂
「あの、実は! ……あ……ぁ……!」
提督
「(視線は、俺の後ろ!)」
提督
「誰だ! ……隠れても無駄だ、出てこい」
………………
提督
「出てこないのならば……こちらから」
ダダダダダッッ!!!
提督
「が……ぁ!?」ドサッ!!
提督
「(後ろ……酒匂……足を撃たれた……!)」
モブ提督
「よくやった、酒匂……。まさか、わざわざ進んで邪魔者を排除してくれるだなんて……成長したなぁ」ナデナデ
酒匂
「ひっく……! ごめんなさい……ごめんなさい……!」グスッグスッ
モブ提督
「やぁ少将殿、お元気ですか? まったくとんだタイミングで来てくれましたねぇ……まぁいいでしょう、上の立場の人間は何かと都合がいい。貴方には私の手駒になってもらうとしましょうか」
提督
「…………なんの、話だ……」
モブ提督
「別に知っていただかなくて結構ですよ。運べ」
チンピラ風な男
「了解です」
ヤクザのような男
「チッ、だりぃ仕事だぜ」
どうみてもゴリラ
「さっさと終わらせようぜ」
ズルッ……ズルッ……
モブ提督
「さて、少し遅らせたが新しい駒も手に入ったのでよしとするか」
提督
「俺をどうする気だ……!」ズルッ……ズルッ……
モブ提督
「知る必要は無いと言ったでしょうに。あんたは今日から俺の奴隷になってもらうんだよ」
提督
「そんなものになる訳がない……! 元帥閣下に訴えてやるぞ……!」ズルッ……ズルッ……
モブ提督
「ハハッ! できるなら良いけどな。もう少将は普通の人間じゃ無くなるんですよ、残念ながら」
提督
「なに……?」
モブ提督
「……おい、待て」
チンピラ
「なんだ?」
モブ提督
「撃たれた傷はどこだ? 血も出てないぞ?」
ヤクザ
「あ? そういや」
ブンッ!! ガッ!!
ヤクザ
「ぐぉ……!」ヨロ……
タンッ!
提督
「…………」バッ!
モブ提督
「防弾チョッキか何かか? ま、良いさ……おい、相手してやれ」
モブ提督
「こいつらは俺の作った最強の兵士たちだ。全員が艦娘と同程度の力を有している」
提督
「なんだと?」
モブ提督
「人工艦娘化計画……なんて知らんよなぁ? 昔に一度つぶれた計画を、この俺が蘇らせたのさ。より完璧な状態でな」
モブ提督
「俺の言うことには絶対服従さ。素晴らしいだろ?」
提督
「………………」
ゴリラ
「ハッ! やってくれたな。後悔させてやるぜ……」ギラリ
モブ提督
「適当に痛め付けてぶちこんでおけ!」
寝ていた! そして何か小議論になってた
すまん説明する……
まず寝不足のなか書いたせいでかなり描写粗く書いてすいません
そもそも酒匂が使った銃は艤装じゃなくて普通の人間が使うサブマシンガンでした
そして私は今までの人間の兵器は深海棲艦(&艦娘)には通用しなかった、という設定を採用しているので、
モブ提督は酒匂に(というか艦娘に)普通のサブマシンガンを持たせており、邪魔な人間のようの対策とさせていた
というものを書きたかったんです
そして>>848で足を撃たれて倒れる提督の時、モブ提督はどこを撃たれたかハッキリとは見ていません
普通の人間だから撃たれた時点で(勝った! 第二部完!)と慢心しました
というわけでした
投稿する前に寝ておけば良かった
ゴリラ
「オォラァ!!」
提督
「(確かに、強い……艦娘と比べても遜色ない……だが)」
<ジェノサイッ! カッタッ!
ゴリラ
「うぐぉぉあ!?」ドサッ
提督
「俺の敵では無い!」
モブ提督
「なに!?」
提督
「人工艦娘化計画……ここでその名前を聞くことになるとはな。貴様、どうやってその情報を知った」
チンピラ
「おっと! 動くんじゃねぇ!」
提督
「棒使いか……確かに手の届かない距離から攻撃できるのは強いかも知れんな」
チンピラ
「オラァ!」ブンッ!
ガッ!!
ダッ!! ドォォン!!
チンピラ
「かは……!?」
提督
「遅い!」
<HAHAHAHA! ジャキンッ!
チンピラ
「な、なんて威力だ……!」ドサッ!!
モブ提督
「ど、どうなっている!? ただの人間じゃどうにもならない筈だ!」
提督
「残念ながら俺はただの人間ではないんでな」
ヤクザ
「この雑魚がァ……!」ブンッ!
<ジェノサイッ! カッタッ!
ヤクザ
「ガハッ! チッ……!」ヒュッヒュッ!!
<ジェノサイッ! カッタッ!
ヤクザ
「ぐぉぉ! ……俺の攻撃が全部読まれてやがるってのか……!?」ドサッ!!
モブ提督
「ひっ!」
提督
「…………言い残すことはあるか?」
モブ提督
「ま、まさか……お前……人工艦娘化計画の生き残りか……!?」
提督
「言いたいことはそれだけか」スタスタ
モブ提督
「来るな!! ……酒匂! 来い! 来なかったらお前の家族がどうなるか分かってるんだろうな!?」
酒匂
「ひ……! う……!!」
提督
「……貴様……まさか、人質を……?」
まだ眠いからこれだけ投下して落ちます
モブ提督
「は、はは! 艦娘はな、人間様に使われる道具だ! 制御する為にできることをするのは当然のことだろうが! 酒匂、行け!」
酒匂
「ごめんなさい……! ごめんなさい……!」
提督
「……謝るな。俺からも謝っておく。なるべく痛くはしない、すまないな」
酒匂
「うぁぁぁ!!」ブンッ!!
提督
「遅い!」ガッ……ドカァッ!!
酒匂
「あぐ! ……う……」ヨロヨロ……ググッ……
提督
「……く……。貴様ぁ……俺にこんなことをさせたこと、後で必ず後悔させてやろう……!!」ブンッ!
酒匂
「きゃぁ!!」ドサッ!!
モブ提督
「誰か! は、早く来い!! 家族がどうなってもいいのか!! お、俺が命令すればすぐにどうとでもなるんだぞ!?」
提督
「この野郎……見下げ果てたクズが!!」
↓1 次の艦娘
シリアスなのかもしれないが
<ジェノサイッ! カッタッ!
のせいでギャグにしか見えないな
>>863
シリアスは苦手なんだ
ゴッ!! ドン!
提督
「づ……!」タンッタタッ
霧島
「…………離れてください」
モブ提督
「お、遅いぞ! 使えんゴミが!」
提督
「お前、は……!?」
『子供を見つけました! まだ息があります!』
『もう大丈夫だから……安心してね』
モブ提督
「さっさとあいつを黙らせろ!」
霧島
「了解です……」
提督
「……どうなっている!? 何故彼女がここに!?」
モブ提督
「はぁ? なんの話だ? おい、いつまで倒れてんだ!」
ゴリラ
「いてて……やりやがったなこの野郎……」
ヤクザ
「地獄の苦しみを身体に刻んでやるぜ……」
提督
「おい! お前はあの時の……霧島だろう!?」
モブ提督
「知りあいってわけか? 艦娘を辞めようとしてた廃棄物を引き取って役に立たせてやったんだ、そいつにはもう記憶も自分の意思もねぇんだよバーカ!」
提督
「………………」グッ
モブ提督
「おっと動くんじゃねぇ!! ……このスイッチを押せば、ここの艦娘の大事なもんが全部消えて無くなるぜ?」
酒匂
「や、やめてください!! なんでもしますから!! お願いですから!!」
モブ提督
「うるせぇ! 邪魔だ!」ゲシッ
酒匂
「あう……!」ドサッ
提督
「………………」
モブ提督
「あんたは貴重な成功例のようだからな、殺しはしねぇよ。確か艤装はできねぇんだったか……まぁいい、すぐにどうとでも」
提督
「よくも……」
モブ提督
「なる……あ?」
提督
「よくも俺の……俺の夢を……希望を……思い出を……。汚してくれたな、クズ如きが……」グッ
モブ提督
「う、動くなっていってんだろうが!! 押すぞ! お前のせいで何人死ぬと思ってん」
提督
「改二……実装……!」
ゴォッ!!
モブ提督
「…………は?」
ボトッ
まさかのシノ氏ネタ
>>867
あっ
意図せず被ってしまった
一応ですが、艦娘は常時改二状態です
モブ提督
「…………あ? あ……あぁ!! アァァァァア!!!??」
モブ提督
「う、腕がァ……!!」ドサッ
チンピラ
「何をしやがった!?」
ゴリラ
「足で、真空刃を作りやがったんだ……! 止めるぞ!」
提督
「やってみろ。模造品風情が」
霧島
「敵を排除しま」
提督
「二手遅い。寝てろォォ!」ドォン!!
霧島
「……!? きゃあああ!!」ダンッダン……
モブ提督
「な、なんだ貴様……!? 何故、改二を……」
提督
「答えてやる義理はないが……特別に教えてやろう。元々俺達は身体能力を艦娘並みにする実験の為の被験体だった」
提督
「それ事態はお前のやったことと変わらん。そして艤装をつけることには失敗してしまった。当時はまだ技術力不足で100人と少しいた我が同胞の殆どは死んでしまったよ」
提督
「だから実験は次の段階に進んだ。改二の実装……更に身体能力を向上させ、強化に強化を重ねて艦娘のおよそ2倍から3倍の出力を出すことができるようになった」
提督
「艤装はこれから、という時に非人道的な実験ということで計画は白紙」
モブ提督
「ば、バケモノが!」
提督
「他の全生物に聞いてみろよ、人間の方が余程バケモノだと答えるだろうな」
ヤクザ
「野郎……ぶっ殺してやる!」
ガシッ
提督
「…………燃えろ。灰の一欠片も残さずに」
ボンッッ!!
ヤクザ
「ぎ―――」ジュッ
モブ提督
「ひっ!?」
提督
「難点があるとすれば、改二の実装後調整ができなかった事だ。常時改二状態でいることはできないし、解除した瞬間身体に重大な負担が掛かる」
<見せてやる……我が力を!!
いまちょっと見返したんだが
>>そもそも酒匂が使った銃は艤装じゃなくて普通の人間が使うサブマシンガンでした
>>そして私は今までの人間の兵器は深海棲艦(&艦娘)には通用しなかった、という設定を採用しているので、
>>モブ提督は酒匂に(というか艦娘に)普通のサブマシンガンを持たせており、邪魔な人間のようの対策とさせていたというものを書きたかったんです
これ全然意味がわからん
酒匂はサブマシンガンを使った←分かる
人間の兵器は艦娘や深海棲艦には効かない設定←これも分かる
だからサブマシンガンを持たせて人間(だと思っていた)の提督を撃たせた←???
全く繋がらないぞ?別に艤装の機銃とかで撃てばよくね?
仕事終わって帰ってから続けようと思ったら即死した
>>873
まず雑魚三人組の存在は全艦娘が知っていることは大前提
雑魚三人組は艦娘と同程度の身体能力保有、人間の武器は効かない、近接戦では勝てない
これを踏まえた上で
1、鎮守府内で、近距離で機銃なんて使えば避けられない
いくら艦娘並みの力を得てるとは言え、近距離で撃たれたらヤバイ
なので剥奪
2、サブマシンガン(つまり人間が使える武器)にすれば、三人の雑魚は安全
ついでに邪魔者を排除したときに万が一があっても最悪テロかなにかだと言うこともできる
3、モブ提督はなるべく損傷の少ない状態で回収したいと考えていた、その方が手駒にしたときにより万全の状態で使えるから
闇に葬れば良いじゃないと思うかも知れないけど、大した階級じゃなければそれも良いけどある程度となるとさすがに無理
の三つの要素があるので鎮守府内で艤装させないようにしています
状況が艦娘に有利な気がするんだけどそのマシンガンでモブ撃っちまえよって思ったんだけど駄目かね?
人質取られてるだけってならちょっとでも隙を見せた瞬間に蜂の巣にできそうだが(死と連動して遠隔で云々ってなら別だけど)
サブマシンガンを持たせている主目的は三人の保護、次いで人間の邪魔者が現れたら……ってことだね
分かるように書いたつもりだったけど不足だったか
>>883
不確定要素がある状態で行動できる艦娘がいるならモブ提督が好き勝手できる訳がない……ということで
提督
「いきがっていた割りには呆気ない。お前もあの人形と同じように燃え散らしてやろうか?」
モブ提督
「……お、俺に何かあったら……人質を殺すように命令してある……! い、良いのか……!」
提督
「だからなんだ? 俺が脅しに屈するとでも思っているのか? 人を人とも思わん奴をのさばらせて置くくらいならば、艦娘の恨みを買ってでもここで殺すまでだ」ボンッ!!
モブ提督
「ぎゃぁぁあ!!! 熱いィィ!!」
提督
「すぐには殺さんよ。ゆっくりと嬲り殺してやる」
「そこまでです」
提督
「……お前は……」
神父提督
「私の前で命をゴミのように扱うことは許しませんよ」
提督
「…………。なるほど、そういうことか……俺は囮か」
神父提督
「察しが良くて助かります」
提督
「何故俺に説明はされなかった?」
神父提督
「元帥閣下も確かなことを掴めていなかったので、何も知らない貴方を送り込み私がそれを監視することになっていました」
神父提督
「貴方は隠し事が苦手ですからね。正しい役割配分でしょう。さぁ、改二を解除しなさい」
提督
「………………」ドサッ
神父提督
「おっと。しかしあの三人には悪いことをしましたね。作られた命とは言え、命は命……せめて神の元へ行けることを祈りましょう」
モブ提督
「ふ、ふはは……! 俺から離れろ!! ……スイッチを押すぞォ!」
提督
「貴様……!」
神父提督
「ご自由にどうぞ。既に避難は完了させましたので」
モブ提督
「…な………………」
神父提督
「さて……。私は命を軽く見ている人が嫌いです。貴方のように、自分以外の命をなんとも思っていないようなクズは特に」
モブ提督
「ひっ!」
神父提督
「神のご加護があらんことを」
↓1 松風の好感度コンマ安価
↓2 黒潮の好感度コンマ安価
↓3 酒匂の好感度コンマ安価
久しぶりに94と98umやってたら思いの外はまって気がついたらこんな時間
やっぱりルガールには勝てなかったよ……また明日来ます
提督
「…………ん……?」
酒匂
「あ! おはよう! 良かった、目を覚まして……」ガバッ!
提督
「うぉ!? 酒匂か……ここはどこだ?」
酒匂
「司令の部屋だよ!」
提督
「……そういえばそうか……。なんで俺は寝ていたんだ……?」
酒匂
「覚えてないの?」
提督
「待て…………。あぁ……思い出した。そうか、改二になったんだったな」
酒匂
「はい! とてもかっこ良かったよ、司令!」
提督
「かっこいいものでもない。未完成品だからな」
酒匂
「未完成……あ、そういえば……司令も艦娘なの?」
提督
「いや、艦娘ではないな……。能力は後付けだ、改二も実装してみたは良いが長い時間使っていられないんだ」
提督
「色々あってしっかりとした物にすることができなかったから、思い出さないようにしていたが……俺もまだ未熟だな……我を忘れてしまうなど」
酒匂
「でも、そのおかげで……あたしたちは助かりました!」ギュッ
提督
「ならそれでいい。あとのことは神父提督がなんとかしてくれたのだろう?」
酒匂
「家族も無事に助けてもらえて、後行き先の無い艦娘たちの半分は引き受けてくれて……」
提督
「半分?」
酒匂
「『残りの半分はそちらでお願いします』と! あたしは司令の方なの!」
提督
「そうか……。分かった。……っと……」ヨロ
酒匂
「ぴゃっ! まだ起きちゃダメだよ!」ガシッ
提督
「すまない……」
酒匂
「あ……その、司令のこと……攻撃して、ごめんなさい!!」バッ!
提督
「気にするな。お前じゃなくても、いずれ同じことが起きてたさ」
提督
「……っそうだ! 霧島は!?」
酒匂
「ぴゃぁ! き、霧島さんは神父提督が……」
提督
「そうか……」
酒匂
「あ、お腹減ってない? 今何か持ってくる!」
提督
「すまない、ありがとう」
酒匂
「そうだ! 司令の鎮守府から連絡があったんだった! こっちに来るって! それじゃあ待っててね!」
提督
「………………………………」ダラダラ
提督
「ふぅ……色々とあったが、万事上手く行って良かった。早く鎮守府に戻りたいものだな」
提督
「それにしても……まさか、あの計画がまだ動いていたとは……」
提督
「…………霧島……」
提督
「……まだ、これは氷山の一角なのだろうな……。艦娘たちを守らなければ……それが俺の……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
せっかくの00なのに白露はもうでてるっていう
残念!
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
速吸
「………………」ボー
提督
「速吸? こんなところでどうした」
速吸
「え? あ、提督さん……いえ、今までずっと休む暇もなく出撃させられていたので……急に休みになると、手持無沙汰で」
提督
「あぁ、なるほど……」
速吸
「……でも、提督さんが来てくれて良かったです。ここはいつ破綻してもおかしくなかったですから……」
速吸
「何人かは、前の提督に何かされたのか、様子がおかしくなってて……速吸も、いつ自分の番か、と怖かったです……」
提督
「これからは俺たちがお前たちを守ってやる。安心しろ」
速吸
「……はい! 前の提督は最初にあったときから嫌な雰囲気でしたけど、提督さんは……安心できる雰囲気で……」テレ
提督
「そういってもらえるとありがたい」ナデナデ
速吸
「あ……」
提督
「俺にとって、艦娘は皆家族……娘のようなものだ。何があっても助けてやる。俺の命に変えてもな」
速吸
「……それはだめです。提督さんが頑張るなら、速吸も……皆で頑張りますから」
提督
「ありがとう、速吸」
速吸
「(提督さんの匂い……本当にお父さんの匂いみたい……)」
提督
「まだこの鎮守府は暗い雰囲気に包まれているが、俺の鎮守府で心と身体を癒してもらおう」
提督
「慣れてくれるとありがたいな」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
嫁がようやくキターーー!!!やったぜ
と思ったけどまさかここで出てきちゃったか……
また後でか夜にでも来ます
提督
「……美味い」ズズッ
鳳翔
「ありがとうございます」
提督
「悪かったな、こちらの艦娘が騒がしくしてしまって」
鳳翔
「いえ、そんな……。今までが静かすぎたので、私は好きですよ」
提督
「そうか……。こちらの鎮守府はいつも騒がしい。飽きない場所だ」
鳳翔
「ふふ、楽しみです」
提督
「(なんというか……優しい雰囲気のある人だな……。母を思い出してしまうのは何故だろうか)」
鳳翔
「どうかしましたか?」
提督
「あ……すまない。……死んだ母を、お前に見てしまっただけだ」
鳳翔
「え? ……そうでしたか」ニコッ
提督
「……忘れてくれ」
鳳翔
「ふふ……いいんですよ、甘えてくださっても」
提督
「この歳になると流石にな……」
鳳翔
「……私は提督に返しきれない恩を受けてしまいましたから。提督に言われれば、なんでもしますよ?」
提督
「そんなつもりで助けた訳ではない。気持ちだけ貰っておく」
鳳翔
「フラれちゃいましたね」
提督
「そ、そういうわけでは……」
鳳翔
「冗談ですよ、ふふっ。……でも、本当に感謝してもしきれません。皆を助けてくれましたから」
提督
「もう少し早く助けたかったくらいだ……俺は無力だ」
鳳翔
「そんなことありません。私は……私こそなにもできませんでしたから……」
提督
「……モブ提督に何をされた?」
鳳翔
「……私には家族がいませんでした。私が生れた頃には皆、いなくなっていて……ここの子達が家族みたいなものでした」
鳳翔
「………………」スッ
提督
「あの野郎」ガタッ
鳳翔
「待ってください! ……大丈夫ですから、本当に」
提督
「鳳翔……」
提督
「安心してくれ、もうお前を傷つける奴はいない。俺が保証する。もし何かあったらすぐに言ってくれ、なんでもしてやる」
鳳翔
「そんな……これ以上の迷惑はかけられません」
鳳翔
「辛かったですけど……でも、皆を守るためでしたから」
提督
「馬鹿を言うな。クソッ、ゲス野郎め……!」
鳳翔
「……提督は、とても優しい人です。これからも提督の為に頑張ります」
提督
「………………ッッ! 鳳翔!」ガシッ!
鳳翔
「ひゃっ!?」
提督
「お前は幸せになってもいいんだ! もうこれ以上縛られる必要はない! 艦娘などやめて普通の幸せを」
鳳翔
「提督」フイッ
提督
「っ!?」
鳳翔
「私は、皆のために、皆と戦いたいんです。ここで私だけ逃げることなんてできません」
鳳翔
「提督のお気持ちは嬉しいですけど、私はそれでも艦娘でいたいんです」
提督
「鳳翔……」
鳳翔
「ありがとうございます、提督」ギュッ
提督
「……余計なことを言ったな……。鳳翔、これからは俺のそばで、共に戦ってくれ」ギュッ
鳳翔
「はい。この命、尽きる火まで」
提督
「………………」///
鳳翔
「……え、ええと……お茶、淹れ直してきますね」///
提督
「うむ……頼んだ……」クイッ
提督
「何故だ……鳳翔といると、胸が高鳴る……」
提督
「……さっさと深海棲艦を倒し、世界を平和にしよう」
↓1 80人達成イベント!(複数艦可)
すまんな鳳翔さんだけ特別扱いして
モブ提督たちに鳳翔さんは何をされたんでしょうねぇ……
今日は寝ます。
これ100人無理そうだな
↓1 朝霜の好感度上昇コンマ安価
100越えなので半分、ゾロ目で倍
よく考えたら朝霧って未実装艦じゃないの!
どうしましょう
妄想で書いてええのんかなこれ
すまん、朝霧だけ既に出てる艦娘で再安価する
↓1 代わりの艦娘
もう朝……か……。
あー仕事めんどくせー。
でも親父に嫌われたく無いし……仕方ないけど行くかぁ。
コンコン
加賀
「おはよう。よく眠れたかしら」
朝潮
「はい!」
加賀
「これから提督のところに挨拶に行くわ」
朝潮
「分かりました! よろしくお願いします!」
…………なんだ、この真面目オーラ全開のしゃべり方……。
しかもこれ、あたいの声じゃない……?
何がどうなってるんだぁ!?
身体も動かないし……!
コンコン
加賀
「朝潮を連れてきました」
朝潮!?
あたいは朝霜だ!
「入れ」
朝潮
「失礼します!」
ガチャ!
親父!
助けてくれよ!
朝起きたらなんか朝潮になっちまってて……。
朝潮
「本日よりこちらの鎮守府に配属されました、朝潮型一番艦、朝潮です! よろしくお願いします!」バッ!
ダメだ……口も勝手に動く……!
何がどうなってんだよ!
提督
「よろしく頼む」ゴゴゴゴゴ
朝潮
「は、はい!」
……やっぱ親父、かっこいいな……。
ガチャ!
ん?
朝霜
「親父!」タタッ!
ガバッ!
は?
あたい……?
提督
「……はぁ……朝霜。仕事中に来るのはダメだと言っただろ?」
朝霜
「良いじゃんかぁ! なー遊ぼうぜー!」
……違う!
あいつはあたいじゃない!
親父の娘は、あたいだけだ!!
くそ! 離れろよ!
提督
「すまんな、朝潮。気にしないでくれ」
朝潮
「は、はい!」
嫌だ! 偽物野郎!
親父から離れろ!
動け! 動けよ! ぶっ飛ばしてやる!
朝霜
「次の休み遊びに行こーぜぇ!」
提督
「ふふ……分かったよ」
やだやだやだ!!!
それはあたいだけだ!!!
親父の……。
朝潮
「パパのバカーーー!!!」
ガバッ!!
朝霜
「……………………ゆ、め?」
提督
「……大丈夫か?」
朝霜
「親父!? え!?」
提督
「部屋の前を通ったらお前のうなされている声が聞こえてな。パパのバカ、という言葉から察するに悪夢に俺が出ていたのか?」
朝霜
「……っ!」ガバッ
提督
「…………」ポンポン
朝霜
「……親父は、あたいだけの親父だよな?」
提督
「当たり前だ。お前は俺の大事な家族だよ」
朝霜
「……うん……」ギュゥ
提督
「今日は一緒に寝ようか」
朝霜
「うん…………パパ、大好き……」ギュ
提督
「俺もだよ」
司令官はロリコン。
……そんな噂話を聞いたのはーーー
完
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
ごめん今日はこれだけ
さっちんって皐月?
もう出てますよ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
つ、次スレ……!?
好感度一覧
・戦艦
008 日向(09)
031 武蔵(100)
050 大和(94)
054 比叡(13)
060 山城(136)
・空母
004 加賀(96)
012 大鳳(68)
013 飛龍(61)
036 蒼龍(66)
052 瑞鶴(37)
056 天城(96)
・軽空母
043 瑞鳳(22)
045 飛鷹(00)
047 隼鷹(39)
080 鳳翔(82)
・重巡
006 利根(79)
014 加古(12)
019 鈴谷(67)
026 三隈(26)
057 高雄(710)
067 古鷹(45)
・軽巡
002 阿武隈(82)
007 那珂(05)
023 五十鈴(00)
030 夕張(50)
046 多摩(316)
049 名取(70)
059 球磨(77)
062 天龍(90)
078 酒匂(83)
・駆逐
001 吹雪(35)
003 望月(51)
005 早霜(20)
011 皐月(54)→(127)→(163)
015 白露(51)
016 秋月(71)→(104)
018 初月(79)
020 五月雨(21)
021 漣(75)
022 磯風(31)
025 荻風(51)
027 響(29)
028 嵐(100)
029 初霜(03)
032 長波(77)
033 雪風(17)
034 暁(68)
035 天津風(75)
037 野分(74)
039 照月(62)
040 卯月(83)→(156)
041 清霜(36)
042 舞風(30)
044 朝霜(104)→(139)
048 曙(72)
051 夕雲(00)
053 秋雲(84)
061 村雨(23)
063 夕立(55)
065 朝雲(37)
066 水無月(476)
068 海風(85)
069 朝潮(00)→(48)
070 弥生(00)→(64)
071 荒潮(528)→(545)
072 霞(06)
073 陽炎(87)
074 島風(70)
075 満潮(00)
076 松風(28)
077 黒潮(64)
081 沖波(14)
・潜水
024 伊58(87)
055 伊26(79)
058 伊14(53)
064 伊8(92)
・その他
009 占守(100)
010 国後(51)
017 サラトガ(91)
038 秋津洲(58)
079 速吸(88)
好感度早見表
それ以下 殺される危険あり、逃げて
01~10 大嫌い
11~20 嫌い
21~30 ちょっと嫌い
31~40 苦手
41~50 普通
51~60 友人
61~70 親友
71~80 気になる人
81~90 好き
91~00 愛してる
それ以上 やばい、逃げて
101~200 貴方のためなら死んでもいい
201~300 死んでも離さない
301~400 死ぬときは一緒に死にたい
401~500 先に死んでほしい。そのあと死ぬから
501~600 死んでない。私のなかに生きてるから
601~700 あなたが死んでも生き続ける。そうすれば貴方と永遠に一緒だから
701~800 この世界には私と貴方しかいない。他のものは死んでもいい
801~900 こんな世界いらない。皆死んじゃえ。生き続けるのは私と貴方だけ
901~999 ここは私の世界
1000 ……………………?????
もう書く艦娘いないでしょぅ……
沖波
「ひっ」ビクッ
提督
「む。すまんな」
沖波
「……い、いえ……」
提督
「どうだ、ここには馴れたか?」
沖波(14)
「その……はい……」
提督
「(まだ心の傷は癒えないようだな……仕方もないか)」
提督
「沖波、俺はお前の味方だ。もし困ったことや、何か言いたいことがあったら遠慮せずに言え」
沖波
「…………はい」
提督
「(この様子だと、何があっても絶対に言っては来ないだろうな)」
提督
「…………あー……なんだ……。人生は山あり谷ありと言ってな……」
沖波
「あの」
提督
「なんだ?」
沖波
「そんなに、気にしないでください……仕事はちゃんとしますから……失礼します……」トボトボ
提督
「………………神父提督にきつくやってもらうように言っておこうか」
提督
「どうにかして沖波の心を開く方法があればな」
提督
「……くっ……心理カウンセリングの勉強をしておけばよかったな……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
おーこのタイミングで
↓1 千代田が提督と最期を共にしたいほど愛してる理由は?
とうとう一線越えたか……
私には千歳お姉がいるのに……。
私は……提督と……。
真夜中の執務室で……。
パンッ! パンッ!
グチュ……グチュ……!
千歳
「千代田?」
千代田
「え!? お姉!? ど、どうしたの!?」
千歳
「それはこっちの台詞なんだけど……。ボーッとしてどうしたの?」
千代田
「ううん! なんでもない! 本当に大丈夫だから!」
千歳
「ならいいけど……あ、提督! おはようございます!」
提督
「うむ、おはよう。……千代田もおはよう」
千代田
「………………」パクパク
提督
「千歳、すまないが千代田に話がある。借りてもいいか?」
千歳
「え? あ、はい。どうぞ」
提督
「うむ。千代田、行くぞ」ガシッ
千代田
「………………」///
提督
「すまなかった」ドゲザー
千代田
「ど、土下座はやめてよ!」
提督
「酔っていたとはいえ……いや、だからこそ部下に手を出すなどと……」
千代田
「良いってば、私も酔ってたし……」
提督
「すまん……今ここで辞める訳にはいかないんだ。他のことならなんでもするから……」
千代田
「本当に、良いから……」モジモジ
昨日……ここで……。
やぁぁ……! ダメぇ……! ダメになるからぁ……!
パンッ! パンッ!
千代田! 千代田!
千代田
「んっぅ……」モジモジ
提督
「千代田……? 大丈夫か!?」
千代田
「……提督……」
提督
「なん……な!?」
千代田
「提督……なんでもしてくれるの……?」クチュ……
提督
「千代田! 何をして」
千代田
「なら、今すぐここで私を抱いてよ……もう、耐えられないの!」
提督
「馬鹿を言うな! 落ち着け!」
千代田
「なんでもするって言ったわよね? 昨日のこと、思い出しただけで……ここ、こんなになっちゃって……もうダメなの!!」ガバッ
提督
「千代……!?」
千代田
「……あは♪ 提督の方も準備できてるじゃない……ね」
提督
「待て……! 流石にそれは……」
千代田
「言い訳なんて、しなくていい。提督はなんでもするって言ったからしてもらいたいことをしてもらう……それだけだから」ジー……スゥ
千代田
「……おっきい……♪」トロン
提督
「千代田……」
千代田
「(……ただのセフレなんだから……だから良いの……ごめん、お姉……)」ペロッ
提督
「……………………」
提督
「…………俺は無力だ……」ハイライトオフ
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
だからエロは無理だって(ry
提督
「由良、またミスをしたと聞いたが……」
由良
「ごめんなさい……」
提督
「あぁいや、怒っている訳ではない。まだこの鎮守府には慣れていないだろうし、わざとミスをしている訳ではないのだろう? なら良いんだ」
提督
「ただ、こう失敗続きとなると何か原因があるのではないか、とな」
由良
「違うんです……今まではずっと監視されていたので、周りを気にしながら仕事をする癖がついていて……ごめんなさい……」ビクビク
提督
「……そうか。ゆっくりでいいから、慣れていけ。もうここにはお前を見張る奴はいない」
提督
「お前のペースでやっていけば良いんだ」
由良
「提督さん……ありがとうございます、ね」
提督
「それはそうと弾を持たずに出撃したことは直々にお仕置きする」
由良
「」ガクガクブルブル
提督
「俺はもう誰一人失いたくない……だから……」
提督
「これは、愛の鞭だ」
<ジェノサイッカッタッ!
<あー!
提督
「今日のことで、武器を忘れると俺に怒られるということを忘れなくなればいい」
提督
「嫌われるのは、慣れている……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
足柄
「んっく……ぷはー」
提督
「あまり飲みすぎるなよ?」
足柄
「向こうは全然飲ませてくれなかったんですから、少しくらい!」ゴクゴク!
提督
「やれやれ……」
足柄
「ところで……提督は飲まないんですか?」
提督
「……朝霜に散々怒られたからな……」
足柄
「何かやらかしたんですね」
提督
「気にするな。飯だけにしておく」
足柄
「酔った提督も見たかったなー」
提督
「楽しいものでもない。これ以上罪を重ねたくない……」
足柄
「本当に何をしたんですか……」
提督
「…………それにしても……艦娘は酒に強いのが多いな」キョロキョロ
足柄
「飲まなきゃやってられない、ってのもありますけどね」
提督
「……感謝している」
足柄
「ふーん……なら、何かプレゼントとか欲しいなぁ……なんて」ニヤー
提督
「プレゼント? 何かほしいものでも?」
足柄
「ほら、例えば……指ぐふぅ!!」ドサッ
提督
「足柄!?」
千代田
「……行きましょうか」
荒潮
「はぁい……」
ズルズル……
提督
「……遠くで足柄の悲鳴が聞こえた気がした」
提督
「俺は、目を背けた……」
↓1 次の艦娘
↓2 艦娘の好感度コンマ安価
最後の最後でやらかしたの
今スレラスト艦に相応しい最期だ
おまけをしてやろう
↓1 摩耶が提督と本気の殺しあいをした理由は?
次回更新で終わりです
早いですが、長い間ありがとうございました
windowsが7から10になって未来に来た気分になってました
夜中に更新します
この鎮守府に来て、一月が経った。
アタシたちの環境は驚くほど改善され、みんなは喜んでいた。
そりゃそうだ、働き詰めの毎日から解放されたんだからな。
だがアタシは、絶対にあの野郎を信用なんてしない。
どうせあいつも用が済んだらあのクズみたいに、アタシら艦娘を物のように扱うんだ。
「摩耶」
飯を食っている時、提督に声をかけられた。
無視してやったが、もう一度声をかけられたので仕方なく返事をする。
「…………んだよ。気安く人の名前呼んでんじゃねぇ」
「戦場でもないのに随分と剣呑だと思ってな」
「アタシに話しかけんじゃねぇ」
逃がす気が無さそうだと分かったが、うっとうしくなって席を立った。
提督はいつも通り、表情ひとつ変えない。
「そうは言ってもな。俺はここの提督だ、様子のおかしい奴を見かけたら声をかけないわけにはいかない」
無視して脇を抜けようとしたが、腕を掴まれる。
咄嗟に振り払おうと腕を動かそうとしてみたが、びくともしない。
「摩耶。まだ食べ終わっていないようだが?」
「仕事はする、それでいいだろうが! アタシに関わるな!」
「……いつまでもそのままで良いのか?」
「当たり前だ! アタシは一人で良いんだよ! さっさと退け! ぶっ殺されてぇのか!?」
アタシの言葉に反応してか、周りから複数の殺気を感じた。
威嚇なんかじゃない、危害を加えたら本気でやる、という類いのものだ。
特に提督の横にいた多摩と占守は、耐えきれないとばかりにアタシの方に向かってきた。
「待て」
提督は二人を制止した。
帽子を深く被った提督は、言い聞かせるようにゆっくりとした口調で話始めた。
「……摩耶。仲間を信じていない奴は、必ず誰かの足枷になる」
「仲間だと!? ここにそんなもんはいない!」
「お前自身の命も危険に晒す。即刻、考えを改めろ」
「うるせぇ! 死ねって言うなら死んでやる! 自分の命なんか惜しく……」
最後まで言い切る前に、アタシは声を失った。
提督から、深海棲艦からも感じることのない殺気を感じたからだ。
「艤装をつけろ、摩耶」
「…………は?」
艤装……?
意味が分からない、艤装つける……?
深海棲艦なんてどこにも
「聞こえなかったか……? ……今すぐ艤装を着けろ摩耶ァァァァア!!!!」
アタシの思考を遮って、提督がアタシの首を掴んだ。
早すぎて、まるで反応できない。
そこで思い出した、酒匂が自慢気に話していたことを。
『司令があっという間にあの三人組をやっつけて、あいつを懲らしめたんだ!』
天龍
「誰かあいつに禁句を教えてやらなかったのかよ……」
加賀
「それとなく注意はしたわ。聞いていたかは別にして」
鳳翔
「き、禁句ですか……?」
武蔵
「意味もなく命を蔑ろにする発言、仲間を蔑ろにする発言のどちらかで、提督はブチギレる。意味があっても半日動けなくなるが、今のは本気も本気だ」
天龍
「あーったく!」
スタスタ
天龍
「提督、ちょっと落ち着けって。摩耶も気が立ってただけ
ブンッッ!! ドガァン!!
提督
「外でやる。迷惑はかけん」タンッ
天龍
「壁ごと窓ぶっ壊して迷惑かけんもなにもねーっつの!」
提督
「命をかけている仲間に対して最大の侮辱をした。絶対に許さん……二度と艦娘でいられない身体にしてやる」グググッ……ダンッ!!
球磨
「……どうするクマ? 追いかけるクマ?」
多摩
「オススメはしないにゃ」
天龍
「全面的に摩耶の奴が悪い。……つって無視良いって訳でも無いしな……」
武蔵
「少しくらい痛い目にあった方が良いと思うが。提督のことだ、十分もすれば冷静になるだろう」
鳳翔
「……あの……今朝の事なんですけど……」
武蔵
「む?」
鳳翔
「明石さんと話しているのをたまたま聞いちゃって……詳しくは聞こえなかったんですけど……」
球磨
「嫌な予感がするからその先を聞きたくないクマ……」
鳳翔
「『これで遠距離での戦闘も行えるな。流石、明石だ。今度天龍にでも演習を付き合ってもらうよ』……って言ってて……」
摩耶
「ぐ……っ……!」
摩耶
「ナメるなよ……アタシは艦娘だ!!!」ドォン‼
<カイザー……ウェーブ!
ボチャン!
摩耶
「(なんだ!? 砲弾が打ち返され――)が……!?」ゴンッ!!
ぼちゃっ!!
摩耶
「(今の衝撃は……!? 痛みはあまり)」
タンッ
提督
「隙だらけだ」ゴォッ!!
<ジェノサイッ!
摩耶
「がぁっ!!」
提督
「圧縮した空気を一気に放出する装備だ。溜めに少し時間がかかる上に残念ながら遠すぎると大したダメージは与えられないようだが。近付く隙を得られるのなら、それだけで十分有用だ」
摩耶
「テメェ……!」
提督
「弱い……弱すぎる……駆逐艦にすら敵わないんじゃないか?」
摩耶
「(落ち着け……安い挑発だ……)」
提督
「それでよく今まで生き残れたな。艦娘は辞めて家に帰ったらどうだ?」
摩耶
「(遠距離での有効手が無いんだ、近づかせなければ攻撃も受けない)」ドォン‼ ドォン‼
<カイザーウェーブ!
摩耶
「(飽和攻撃だ! 数で押してやる!)」
ドォォン! ドドドォン!
ドンドンッ!
<バカな……
摩耶
「……ハ! 偉そうな口叩いてこの程度かよ!」
ぽちゃ、ぽちゃ
天龍
「摩耶ーー!! 早く構えろー!!」
タンッ!
摩耶
「……ッ!?」ガチャ
<カイザーウェーブ!
ドンッッ!!
摩耶
「がふ……!?」
提督
「何度でも言い続けてやる。よくそれで生き残れたな」バッ!
摩耶
「(服を脱いだ……? 何が来る……? 早く、起きねぇと……!)」グ……ググ……
提督
「遅い」
ドドドドド……
摩耶
「…………」ボチャン
天龍
「…………今の、見えたか?」
加賀
「7……?」
多摩
「10は行ってたにゃ」
鳳翔
「動きを封じた後、腹部に4発、両腕両足に1発ずつ、眉間顎頭頂部首、後ろに回って背中を二回打って蹴りで転ばせてましたね……恐ろしい早業です……」
球磨
「見えたのかクマ……!」
天龍
「鳳翔さんもスゲーけどあいつは本当に人間なのかよ……」
提督
「明日までに荷物を纏めておけ……」クイッ
摩耶
「ま、ちやが……ぐ……」
提督
「ここが戦場でなくて良かったな。戦場だったら……死んでいるところだ」
摩耶
「…………」
提督
「仲間がいないというのはそういうことだ。誰も助けてくれない。勿論ここの連中は、例えお前が仲間だと思っていなくても助けてくれるだろうな」
提督
「だが仲間の存在のありがたみを知らないお前に、共に戦う資格はない」
摩耶
「アタシだって……信じてたよ……」
提督
「…………!」
摩耶
「仕方ねぇだろ……どいつもこいつも信じられない奴ばかりで……霧島の奴も…………」
提督
「…………だからと言って、自棄になるのは……。……気を失ったのか」
提督
「……俺も未熟だな、カッとなるとすぐにこれだ」スッ
ぽちゃ
摩耶
「…………霧、島……」スゥ……スゥ……
提督
「………………時間が必要だな……」
提督
「いかんな……冷静さを欠くのは一番ダメだ」
提督
「しっかり正面から向き合っていかねば」
エピローグへ
明石
「失礼しまーす」ガチャ
提督
「明石か。どうした?」
明石
「新しい発明品を作ってみました! その名も《ヤミエルンデスメガネ》!」
提督
「ヤ? このメガネの改良版か?」
明石
「いいえ! このメガネは好感度を見るメガネではありません。その人の心の闇を見るメガネです!」
提督
「……心の闇?」
明石
「基本的にはそのメガネと変わりませんよ! 自分に対しての数値が出てきます。その数値が高ければ高いほど相手に対して人には言えない愛情を抱いているということになります」
提督
「……あー……つまり0だと?」
明石
「クリーンな感情を持ってますね。例えるなら透き通るような空の青さのように」
提督
「50で?」
明石
「少し人には言えない闇ですね。例えるなら思春期男子のベッド下のように」
提督
「100だと?」
明石
「逃げた方が良いです。90越えはヤバイです」
提督
「…………」
明石
「更にこのメガネ、見た相手の抑圧されている感情を表に引き出させる効果もあるんです!」
提督
「ということは?」
明石
「普段は普通を装っていたり、自覚の無い人を無理矢理病ませることができます。勿論闇が無い人には効果はありませんけど」
提督
「廃棄しろ」
明石
「えーー!!」
提督
「明らかに危険物だろうが」
明石
「そんなことありませんよぉ! ね? ね? 試してみましょうよ!」
提督
「断る。……ふむ……俺が着けるのは却下するが、知り合いに押し付けてみようか」
明石
「え?」
提督
「俺の後輩でな。俺や神父提督のように戦闘能力が高いわけではないが、優秀な男がいる」
提督
「ただ少しやる気が足りなくてな……。やるときはやる、それ以外はだらけている。ついたあだ名がなんだかんだ先生だ」
明石
「なんでそんな人に押し付けるんですか?」
提督
「もう少ししっかりしてもらう為だ。お前の話を総合すると、向こうの艦娘の状態によっては窮地に立たされるだろうしな」
明石
「私が言うのもなんなんですが……大丈夫ですかね? 提督だからこそ危ないものでも良いやーって感じだったんで……怒られたりしませんか?」
提督
「元帥閣下に聞かれたら笑い転げながら許可するだろうから問題ない」
明石
「あー」
提督
「それでは準備をしておいてくれ。俺は手紙を書いておく」
明石
「分かりました」
ガチャ!!
天龍
「提督!」
加賀
「まだ無事だったみたいね……」
提督
「加賀? 天龍と、ハチ……天城もか。珍しい組み合わせだな」
8
「提督。千代田さんとヤッちゃったって本当ですか?」
提督
「」
天城
「……本当みたい、ですね……」
提督
「な、何故……」
加賀
「とにかくここから離れましょう。このままだとここら一帯戦場になります」
提督
「待て! 事情が飲み込めない!」
8
「戦艦から武蔵、山城。重巡高雄、軽巡多摩。駆逐艦なら皐月、秋月、嵐、卯月、朝霜、水無月、荒潮。海防占守。……名前に心当たりは?」
提督
「よし、今すぐここから離れよう」
ドォォン!!
加賀
「追い付かれたわ!」
武蔵
「…………提督……何故だ……誰よりも早く指輪を貰ったのは私だった筈だ……」ゴゴゴ
山城
「私から離れて行くのね……また私は……そんなの……嫌です……」ゴゴゴ
高雄
「……許せません……許せません許せません許せません許せません許せません許せません許せません」ゴゴゴ
提督
「脱出する! ついてこい!」バリンッ!
天龍
「了解!」タンッ!
天城
「私は……ここで食い止めます!」
加賀
「付き合うわ」
8
「御武運を」タンッ!
ドドォン!!
提督
「加賀……天城……」
天龍
「言ってる場合じゃ……っぶね!?」キィン!!
多摩
「泥棒猫め……排除するにゃ」
天龍
「っ多摩ァァァ!!」ガッ!
皐月
「司令官……ボクもう、堪えられないよ……」ゴゴゴ
秋月
「頑張ろうって……思ったのに……」ゴゴゴ
嵐
「こんなことで勝負が決まるなんて……絶対に嫌だ……」ゴゴゴ
卯月
「うーちゃんだってね、嫉妬はするんだよ?」ゴゴゴ
天龍
「早く行けー!!」
8
「ここは、任せてください」
提督
「…………くっ!」タタッ!
提督
「はぁ……はぁ……」
水無月
「声が……ねぇ、司令官……また声が聞こえるんだよ……助けて……」
荒潮
「私は俺で荒潮でボクで僕であたいでアタシで我輩」ブツブツ
占守
「<●><●>」
朝霜
「親父よぉ……新しいママとかいらないつーの……」ゴゴゴ
提督
「しまった、逃げ道を塞がれた……!」
提督
「落ち着け……話し合えばわかりあえ」
<コンナハズハー!
完
というわけで無事、完結です。
ここまで見ていただいて本当にありがとうございました。
提督強すぎだろ! っていつキレられるかドキドキしてましたが、終わることができて良かったです。
次回、なんだかんだ先生のヤミエルンデスメガネ編やります
楽しんで見ていただければ幸いです
タイトルは
提督「ウォォォォア」吹雪「?」
になると思います
それではまた会う日まで、ごきげんよう
神罰です!
間違えた
提督「コノママデハオワランゾー」吹雪「?」【安価あり】
こっちでした
最後までgdってすみません!
このSSまとめへのコメント
途中から内容ブレてんじゃん・・