最後の晩餐【ベルユミ】(13)

2017年6月号でユミルがどこぞの地下室によく似た場所で拘束されていた所から湧いた妄想会話ベルユミ。

実際にマーレに一旦帰ったのかどうかはわからないけど、食べられる前日地下牢に入れられているユミルの部屋にベルトルトがあのシンプルワンピースの着替えを持ってくる所から。

何でも許せる人向け。性描写あり。


ユミル「何だ」��
ベルトルト「これ、明日の」��
ユミル「私の手の届く所に置いといてくれ」��
ベルトルト「…うん」��

ユミル「馬っ鹿野郎、そこで届くかよ。私の手足に繋がってる鎖が見えないのか」��
ベルトルト「あっ。…ごめん」��
ユミル「それに、着替え渡されたって手首足首に鉄の輪っかが付いてるんだ、今着ている服が脱げないばかりかそれも着られないだろう。大陸の上層部の気のきかなさに心配になるな、この国の今後が」��
ベルトルト「…あの」��
ユミル「何だよ」��
ベルトルト「上官がさ、最期だから…何か食べたいものがあればって」��
ユミル「そうだなぁ」��


ユミル「クリスタの作ったクッキーが食べたい」��

ベルトルト「無理を言わないでくれ」��

ユミル「じゃあクリスタの作ったふかし芋で妥協してやろう」��

ベルトルト「…」��

ユミル「ちっ。シケてんな」��

ベルトルト「…ごめん」��

ユミル「じゃあ、」��


ユミル「お前」��

ベルトルト「…は?」��

ユミル「最後に食ってみたかったんだ」��

ベルトルト「…」��

ユミル「はっ。なんて顔しやがるんだ。冗談だよ馬鹿」��

ベルトルト「着替え、ここに置くね」��

ユミル「あぁ」��


ユミル「…っ!、にひやがぁッ!!」��

ベルトルト「食べたかったんでしょ、僕のこと」��

ユミル「冗談だって言ったろ!口に指を突っ込むやつがあるか、クソッ!」��

ベルトルト「大きい声を出さないでくれ」��

ユミル「ん、うぐっ」��

ベルトルト「口の中って温かいね」��

ユミル「ふ、ぅっ゛」��

ベルトルト「蕩けそうに柔らかくって気持ちいいよ」��

ユミル「ぅ、うぅぐっ」��
ベルトルト「…っ、噛み切ったって、良いよ。また生えてくるし」��

ユミル「ぐっ、ぅ…」��

ベルトルト「噛むのやめるの?」��

ユミル「っ、私はお前の指なぞ食いたくはない」��

ベルトルト「だろうね」��


ユミル「馬鹿、やめろ!」��

ベルトルト「暴れないで、ボタンが外しにくいし鎖が鳴るから」��

ユミル「よせ、脱がすな…よ!」��

ベルトルト「さっき自分じゃ着替えができないってば言ってたじゃないか」��

ユミル「着替えだけなら下着の中に指を突っ込む必要があるかよ!触んな、触んなよ!!」��

ベルトルト「…口の中と似ているね。温かくてぬるぬるする」��

ユミル「てめぇ、ガラじゃねぇ振る舞いだな。恥ずかしげもなく。ふざけてんじゃねぇよ」��

ベルトルト「ふざけてなんかない」��

ユミル「」��

ベルトルト「こんなの恥ずかしいよ、とても」��

ベルトルト「でも、もう二度とないから」��

ベルトルト「君に食べられたい」��


ユミル「…は、こんな機会に私なんぞで脱童貞したいってか。ちったぁ時と相手を選べよ下衆」��

ベルトルト「聞こえなかったの?君に食べられたいって言ったのに」��

ユミル「んむ、ぅ、はぁ」��

ベルトルト「は、舌を噛み切っても良い、よ。君の一部になれるならそれもいい」��

ユミル「ん、ぅぁぁあ、ぁあ!」��

ベルトルト「お腹の中で溶かされそうだ」��

ユミル「ひぅ、ぅあ、っあ」��


ベルトルト「ねぇ。美味しい?僕」��

ユミル「っ、は、ぁあ、くっそ」��

ベルトルト「答えてくれよ」��

ユミル「わ、るくはねぇな、っあ」��

ベルトルト「…そう。良かった」��


ベルトルト「…明日は、」��

ユミル「朝からお前も発つんだろ。せいぜい頑張ってやってこい」��

ベルトルト「…君と道がまた、�壓がればいいのに」��

ユミル「長い目で見りゃあどこかで�壓がるかもな。二千年とか」��

ベルトルト「長すぎるよ」��

ユミル「知るかよ」��


ベルトルト「ねぇ。僕ずっと前から君の事を」��

ユミル「あ━━━━━━━」��

ベルトルト「…何だよ」��

ユミル「今その台詞言ったら、次のやつに知られるぞ」��

ベルトルト「あっ、えっと、ぁぁあ」��

ユミル「今したことも知られるなぁ、ひひひ」��

ベルトルト「ァァア」��


ユミル「恥ずかしいな?」��

ベルトルト「恥ずかしいよ…」��

ユミル「これ以上恥を積み重ねるな。それに」��

ユミル「私の気が変わるかも知らんぞ」��

ベルトルト「…それは」��

ユミル「困るならさっさと出て行け。先程の続きはまたどこかで聞こう」��

ベルトルト「…」��





からの現代パロに続く流れの話があったらいいな��どなたか書いて下さらないかな

おわれ

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