コナン「博士!...居ないのか...仕方ねぇなジュースでも飲んで待ってるか...」
コナン「なんだこれ?見ないメーカーのオレンジジュースだな?...まぁいいか」
そのままジュースを勢いよく飲み干す。
コナン「最高だぜー...あ・・・れ?」
突然体が熱くなり始めた。骨が溶けるような感覚に陥る...コナンはAPTX4869を飲んだ感覚を思い出した。
コナン「元の...体に...戻れる...のか...なら着替えを...」
おぼつかない足で博士の家を出るとそのまま工藤家へと向かった。
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灰原「工藤?待たせた...大変よ!博士!」
阿笠「どうしたんじゃ?」
灰原「工藤君が...これを飲んでしまった...の」
阿笠「大変じゃ!早く新一を探すんじゃ!」
元の体に戻った新一はピクニックに行く気分で蘭のところに向かっていた。大切な事を告白する為に...
新一「やっぱり元の体はいいよな!早く蘭に会いに行こう!」
曲がり角を曲がると光彦と出くわした。
光彦「あれ?新一さん?帰ってきてたんですね!」
新一「ああ!...」ドクン!
新一(なんだ...この気持ちは...)ドクン!ドクン!
光彦「どうしたんですか!新一さん!?」
次の瞬間。光彦の首は新一が放った手刀で切断された。体から分離した首は宙で一回転し地面に転がる。落ちている首を見ながら新一は狂った笑い声を上げた。
新一「殺しがこんなに楽しいなんてなぁ...推理よりもやり甲斐があるぜぇ...」
新一は憎悪に心を支配されていた。
ピンポーン!
小五郎「はーい...!お、おまえ...!?」
新一「蘭に会いに来たんだけど」
小五郎は新一を見て腰が引けそうになった。血で真っ赤に染まった新一がニッコリと笑顔で立っていたからだ。
小五郎「い、いったい...なにが!?」
新一「こういう事だよおっちゃん」
小五郎「!?」
新一が放った拳が小五郎の体を貫通し心臓を破壊する。汚い物を見る目で拳を小五郎の体から抜く。すると小五郎の体は糸の切れた人形の様に地面に倒れてしまう。
新一「蘭は...居ないな...なら他の奴らに会いに行くか...」
灰原「博士!見つかった!?」
阿笠「見つからん...しかし迂闊だったわい...こんな事になるんなら冷蔵庫に入れるんじゃなかった」
灰原「人間の憎悪を増幅させて人を変える薬...最初から作らなきゃよかったわ...」
阿笠「とりあえず犠牲者が出る前に新一を見つけるんじゃ!」
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