桃華「ふむ…」

ありす「桃華さん、これは…」

桃華「ええ、風が向いてきましたわね…」

ありす「じゃあ…！」

（ｶﾞﾁｬｯ）

梨沙「おっは～！」

桃華「あら梨沙さん、ごきげんようですわ」

ありす「おはようございます」

梨沙「二人とももう来てたのね…って、二人でナニ見てるの？」

桃華「こちらですわ」ｽｯ

梨沙「んっと…？」

『プラウディスポット　ドリームリミテッドガチャ開催！』

梨沙「あら、ちょっと前のアタシのステージね！」

ありす「前のファッションショーがあったのでこちらの路線で来るかと思いましたけど…」

梨沙「ふふん、あれはあくまであの時だけよ！」

梨沙「どお？セクシーでしょ？」

桃華「そうですわね…セクシーだとは思いますけど…」

梨沙「…あによ？」

ありす「サイバーな印象が強いですね」

桃華「少し前の藤原さんや高峰さんの方面に見えますわ」

梨沙「う”っ…確かに…！」

桃華「その内どこかのイベントでお三方のユニットが拝見出来るかもしれませんわね」

梨沙「でものあは場合によってはヘレンより言ってることわかんないし…」

ありす「飛鳥さんと普通にお話出来るなら問題ないのでは？」

梨沙「そうかしら…まぁいざって時には肇に任せるわ！」

桃華「…俄然お三方の会話が見てみたくなってきましたわ」

ありす「眺めている分には凄く面白そうですよね」

梨沙「その時は絶対アンタ達も引きずりこでやるんだから…！」

桃華「あら、ではその時はわたくしはフレデリカさんと志希さんを召喚致しますわ！」

ありす「ならばこちらは周子さんと飛鳥さんです！」

桃華・ありす・梨沙「…」

梨沙「…やめよ？」

桃華「そうですわね」

ありす「私達と藤原さんの胃袋がストレスでマッハです…」

梨沙「…それで？アタシのガチャの画面を二人で真剣に見てたのはなんでなのよ？」

桃華「梨沙さん、今が何の期間なのかはわかっておいでですわよね？」

梨沙「今…？真尋のイベント中だっけ？」

ありす「それもありますけど！」

梨沙「後は…周子のイベントは終わってたわよね？」

桃華「梨沙さん！総！選！挙！」

ありす「何とぼけてるんですか！」

梨沙「あ～…だってねぇ」

ありす「なんですか？」

梨沙「言っちゃアレだけど、アタシにはあんまり関係ないと思ってたし」（前回51位）

ありす「それは…」（前回24位）

桃華「これまでの結果は確かにそうかも知れませんが、今回は違いますわ！」（前回42位）

桃華「U149という作品の存在！各種グッズでの梨沙さん採用率の増加！SRの数も増えました！」

梨沙「それは他の子だってそうじゃない」

桃華「そして今回はこの選挙期間の最中にガチャが来ました！」

ありす「前回からガチャの影響はかなり限定的になりましたが、影響力が無いわけではありません」

桃華「梨沙さん、スターライトステージでわたくし達と一緒に歌いましょう！」

梨沙「そりゃあアタシだって出来るならやりたいけど…」

桃華・ありす「「その言葉が聞きたかった！」」

梨沙「…な、何よ」

桃華「そうと決まれば櫻井グループの全社員に限界まで梨沙さんのガチャを回すように打診を…！」

ありす「アイドル仲間へ根回しと…掲示板やSNSでダイマとステマです！」

梨沙「ちょっ！？やめっ…！やめなさいって！」

桃華「…どうして止めますの？」ｷｮﾄﾝ

梨沙「止めいでか！！！」

ありす「大丈夫です！梨沙さんは天井のシミを数えているだけで良いですから！」

梨沙「何が大丈夫なのよ！！！というかそれはこういう時に使う言葉じゃない！」

ありす「知ってます！」

梨沙「尚タチが悪い！」

桃華「…どういう意味なのです？」

梨沙「はいこの話は終了～」

ありす「桃華さんはそのままでいてくださいという事です」

桃華「むぅ～…なんだか仲間はずれにされているみたいですわ！」

梨沙「それよりも！アタシは自分の実力でやるから、変な気遣いは無用よ！」

桃華「むぅ…」

ありす「わかりました…」

梨沙「ったく…というかアンタたちはまず自分の心配をしなさいよ」

梨沙「こういうのは水モノなんだから、油断してると足元すくわれるわよ？」

桃華「それは重々承知しておりますわ」

ありす「それでも…私たちは梨沙さんと一緒にステージに立ちたかったんです…」

梨沙「…はぁ、その気持ちだけ有難く受け取っておくわ」

桃華「そうなりますと…プランBですわね」

ありす「そうですね」

梨沙「はぁっ！？」

桃華「物量で押すのがお嫌なのでしたら正攻法で梨沙さんの魅力を発信すれば良いだけのことですわ！」

ありす「ということで、『プロデューサーさんが独断で選ぶ、梨沙さんから聞いた印象に残っている言葉ランキング』です！」

梨沙「ちょ」

桃華「では早速第5位！」

『パパとはやく結婚したいな～♪』（N特訓前）

梨沙「」

桃華「これは所属した当初の台詞ですわね」

ありす「プロデューサーさんは当時『またアクの強い子が来たな』と思ったそうです」

梨沙「い、良いでしょ別に！パパが好きなのは別に今も変わらないわ！」

桃華「別に悪いだなんて言っておりませんわ」

ありす「あくまでプロデューサーさんの印象に残っている言葉ですから」

梨沙「うぐぐ…って待って、これ5位ってことはあと最低4個は聞かされるの？」

ありす「もちろんです」

梨沙「ジョーダンじゃないわ！逃げ…」

桃華「ああもしもし、わたくしです…ええ、梨沙さんのガチャを皆様に…」

梨沙「わかったから！その電話切りなさいって！」

桃華「うふふ、分かっていただけたようで何よりですわ」ﾋﾟｯ

ありす「では第4位です」

『フラッシュはなしよ。この子驚くから』（ｾｸｼｰﾊﾟﾝｻｰ特訓後）

梨沙「あ～…」

桃華「プロデューサーちゃまいわく、『どちらかと言えば自分の事を考える子だと思ったけど、

ホワイトタイガーの子供に見せたあの笑顔と気遣い、この子は確実に良い子だと確信した』とのことですわ」

梨沙「ななななな…！」

ありす「なんだかんだ梨沙さんって面倒見が良いですよね」

桃華「晴さんのお世話を焼いている所などは手のかかる弟の面倒を見ていらっしゃるようで微笑ましいですわ」

梨沙「一応アイツも同い年なんだけど…」

桃華「続いて3位ですわ！」

『寒くな…はっくちゅん』（ﾆｭｰｲﾔｰｽﾀｲﾙ特訓前）

梨沙「…えっ？」

ありす「コメントは『くしゃみかわいい』」

梨沙「いきなり語彙力無くなったわね！？」

桃華「梨沙さん、いくらおしゃれのためでも無理はいけませんわ」

梨沙「しょうがないじゃない！ガマンしてこそのおしゃれよ！」

ありす「それで風邪なんか引いてしまったら本末転倒ですよ」

梨沙「うっ…わかってるわよ、ちゃんと対策はするわよ…」

桃華「第2位！」

『プロデューサーは有能だってわかってるから、こんなお仕事も受けられるの。アンタも期待に応えて、アタシをもっとカワイくしてよねっ！』
（ｵﾄﾒのﾎﾟﾘｼｰ特訓後）

梨沙「ちょっ…！」

桃華「『ここまで来てやっと素直に言って貰えた気がする、もっと良い仕事持ってきてやるからな！』とのことですわ」

梨沙「…///」

ありす「梨沙さんも最初から見ると随分丸くなりましたね」

梨沙「うっさいっ！」

桃華「第1位！」

『アタシの天下統一、プロデューサーはずっと隣で見届けなさい！』（乙女武将特訓後）

梨沙「違うの！これは役になりきっていた時のノリで…！」

ありす「ノリで…本音が？」

梨沙「そうだけ…そうじゃないの！別にアタシはあんなロリコンのことなんか…！」

桃華「コメントとしては『どんな時でも梨沙の担当Pだ、安心して輝いてくれ』とのことですわ」

梨沙「…///」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ありす「梨沙さん真っ赤ですよ」

桃華「うふふ、梨沙さんも素直ではありませんからね」

梨沙「アンタ達には言われたくないわよ…」

桃華「以上、プロデューサーちゃまが独断で選んだベスト５でしたわ！」

ありす「まだまだ色んな台詞があるので皆様是非梨沙さんをお迎えしてみてください」

桃華「Rや完走SRが多いのでお迎えしやすいのも強みですわ！」

梨沙「アンタ達誰に話してんのよ…」

桃華「とにかく！梨沙さんに投票お願いいたしますわ！」

ありす「後はSNSなどで地道にデレステのMVスクショを大量投下するとかでしょうか…」

桃華「ぷちは是非ご自身で育てて欲しいですしね」

ありす「では…」

桃華「…というのは」

梨沙「あ～……うん、アタシ帰るわね」

ありす「これは…」

桃華「…で…ですわ」

梨沙「おつかれ～」

（ﾊﾞﾀﾝ）