モバ「依田芳乃の仰せのままに」 (18)
アイドルマスターシンデレラガールズの、依田芳乃のR18SSです。
最近やたらと疲れがたまる。妙に運のめぐり合わせが悪い気がする。
そんな気分になることは、誰しもあることだろう。
長い人生、いつでも調子が良いはずもない。
しかしそれにしても、一週間に4回も事故に見舞われるのはおかしいんじゃないだろうか。
幸いどれもギリギリのところで負傷は避けられているのだが。
道を歩いていて上から植木鉢が落ちてくる、曲がり角で車が突っ込んでくる、駅のホームで押されて落ちそうになる。
そして極めつけに、今日なんか工事現場の近くを通ったら鉄骨が降ってきた。
ほんの数cmずれていたら、俺は今頃細切れ肉と化していただろう。
当たらなくて運が良かった……なんて、そこまでポジティブにはなれそうもない。
だんだん不幸に遭う感覚が短くなり、規模が大きくなっているようにも思える。
事務所でふさぎ込んでいると。
「おや……そなた、また何か、邪な気に憑かれているようでして」
現れたのは依田芳乃、我が担当アイドルである。
年齢の割に浮世離れした雰囲気があり、神秘的で清浄な佇まいの芳乃。
拝み屋だか祈祷師だかの家系だそうで、そんな彼女が"邪"とまでいうのは、やはり気になる。
「分かるか、そういうの。最近、身の回りに変なことばかり起こって……そのうち怪我でもしないかって心配でな」
「でしたら、わたくしの禊を受けてみてはいかがでしょうー。そなたになにかあってはと思うと、わたくしも不安でしてー」
売れ始めた担当アイドルに、自分のことで時間を取らせるのは申し訳ないが。
しかし、もうそんなことを言っている場合でもないかもしれない。
悩みを解決したり不安を除いたりする点において、芳乃は並のカウンセラーを凌ぐ力を持つ。
禊なるものがいったいどういうものなのかまったく見当もつかないが、今日の帰り道にも死ぬかもしれないと思うと、遠慮している余裕など無い。
芳乃の導きに従うことにした。
「それがよいでしょー。では、この後、わたくしの部屋に参りましょうか」
担当アイドルの部屋に入るのはプロデューサーとしては気が引けるが、やむを得まい。
そして夕方。
俺たちは女子寮の前まで来ていた。
送り迎えで玄関先にまで来ることは今まで何度もあったが、もちろん中に入ったことはない。
誰かに見咎められないか不安だが、芳乃がいれば大丈夫、なのだろうか。
「それではまいりましょー。人払いをしてあるので、心配なさらずにー」
大丈夫らしい。
案内されて入った芳乃ルームは、和風っぽい感じの、一見したところ普通の女子の部屋である。
が、照明が薄暗く、小物類や壁の装飾が怪しげな雰囲気を発していることもあり、どこか非日常的な感じもする。
香木のような雅な匂いが漂っていて、息をしているだけでも気分が良くなってくる。
余計なものも少ない、きれいに整えられた部屋。
その真ん中に、ござのようなものが敷いてある。
あの上で、禊とやらをするのだろうか。
「それでは、準備いたしますのでー。少々お待ちをー」
奥の部屋に引っ込んだ芳乃は、すぐに戻ってきた。
制服から、薄手の白い襦袢のような着物に着替えている。
両手には桶を持っていて、中には油のようなものが満ちている。
鼻の奥をくすぐる匂いは、どこか野性味があって独特。
香油というやつなのだろうか。
「これを使って、そなたの穢れを落とすのでして。さあさ、服を脱いで横になってくださいましー」
いわれるがままに、俺はシャツを脱ぎ捨て、下着だけになってうつぶせに寝た。
未成年の担当アイドルの前で裸をさらすことに、不思議なほど抵抗が無かった。
今思えば、明らかにおかしな精神状態なのだが、そのときは妙に心が安らいでいて。
芳乃の言うとおりにしてしまった。
そうするのが正しいことであると当然のように考えていて、疑念をさしはさむ余地は無かった。
そして芳乃は、俺の横にひざまずく。
桶の中に手を突っ込んで香油をかき混ぜると、雨上がりの森のような芳香が広がる。
さわやかで、それでいてどこか官能的な匂い。
体の奥から温まって、脱力してしまう。
深呼吸するとますます匂いは強まり、視界がぼやけてくる。
いったい芳乃は何をしようとしているんだろう。
ぼんやり考えていた俺の背中に、小さな手がそっと触れる。
「やり方はばばさまからしっかり学んでおりますがー、実際にするのは初めてでしてー」
そうなのか。
「はいー。これは誰にでもすることではないのでー。わたくしをずっと支えてくださる方しかやってあげられないのでして」
しゃべり方、口調にそれほどの変化は無いはずなのだが、その声にはどこと無く艶のようなものが感じられる。
小さくてかわいらしくて、お人形さんみたいな芳乃に抵抗できない。
背中や首筋にオイルを塗り広げられ、その繊細な指使いに震える。
仰向けにされたときには、既に勃起してしまっていた。
柔らかく微笑む芳乃が下着を脱がしてくる。
さすがに、されるがままはまずいと反射的に身をよじるが。
「じっとして……わたくしに任せてくださいまし」
今まで聴いたことの無いほど色気に満ちた声で囁かれると、気力が萎えてしまう。
非日常的な空間、嗅いだことの無い扇情的な香り、そして芳乃の、普段と同じように見えてそれでいてどこか陰のある微笑がそうさせるのだろうか。
陰茎を露出させられ、そっと握られると、それだけで一瞬いきそうになった。
小さな右手でそっと覆われて、亀頭も竿も痺れるほど気持ちいい。
触られているだけでこんなに感じるなんておかしい、何か異常なことが起きているはずなのに、もっとされたくなってしまう。
「ふふ、ここでして。ここから、そなたに溜まった悪いものを搾り出さないと……」
搾り出す、といったその口調に戦慄した。
香油まみれの手でゆっくりとしごかれる。
実際にしたことが無いという割には、竿に指を絡めて根元からこすりあげる手つきにはよどみが無い。
油がローションのように滑りをよくしてくれているのだろう。
ヌルヌルの手でこすられていると、すぐに我慢汁が溢れてしまう。
透明な粘液を香油と混ぜて、塗りこめるように手コキ。
泡だった油がぐっちゃっぐっちゃと音を立てる。
しごく速度はゆっくり、力加減もかなり緩め、指使いも特に変わったところは無い。
なのにこんなに気持ちいいのはどうしてだろう。
まさかこの、油に何か含まれているのか。
この部屋に最初に入ったとき吸ったあの香りも、ただの良い匂いではなかったのかも知れない。
がっちがちになった竿を握られて、それ以上思考を進めることができない。
肌が透けそうな薄絹をまとった芳乃。
俺を見下ろし、無言のままに促す。
少しずつ手の動きが速くなり、根元から搾り取られるような感覚。
とろんとした淫蕩な目つきから逃れられない。
不慣れなせいなのか、手の動きはやや拙く、しばしば指がカリに引っかかるも、それがまた気持ちいい。
指で輪を作って竿をコスり、先端はねっとりと指先で汁を塗り広げる。
艶かしい香りに包まれて、いつまでも耐えられるはずは無い。
せりあがって来る快感は、すぐに悟られてしまう。
「もう、そろそろでしょうかー。遠慮なさらず、いつでもどうぞー」
包み込むような慈愛と貪る魔性の両方を感じさせる声。
何もかも見透かされているかのような感覚。
裏筋を指先でつつっと撫でられ、尿道口を優しく開かれて、カリ首を指の股で擦られる。
耐えようと思うよりも先に、俺は絶頂した。
十代の頃よりも濃くて量の多い精液が、芳乃の手によって搾り出されている。
天井まで届きそうな勢いの射精を、芳乃は避けようともしない。
袖や襟、首筋にまでどろどろのザーメンを浴びて、うれしそうに微笑んでいる。
いやに長く続く射精の間、ずっとゆっくりしごき続けてくれているせいでなかなか終わらない。
どくどく噴出する精液がやっと止まって、まだ少し手コキされ、残っていた雫も全部吐き出して、ようやく収まった。
「ふふ、上手くいきました。わたくしの手、お気に召しまして?」
声が出せず、うなずくのがやっと。
そんな俺にまたがり、芳乃は何をしようというのか。
「それは良かった。……ではー本格的にまいりましょー」
出し終わってまだ萎えられていない男性器を手に取り、自分の股間に添え、そのまま一気に腰を落としてくる。
竿の根元まで生暖かい肉に包まれて、それで自分が何をされているのか、ようやく理解した。
「よ、芳乃?」
「これ、は……少々、たいへんな……」
見ると、つながりあった部分に僅かな鮮血。
処女でこんな、無理やり? そんな、まさか。
さすがに押しのけようとしたが、機先を制された。
口に何か含んだ芳乃が、強引にキスしてきたのだ。
唾と一緒に、香草のような匂いの液体が口内へ流れ込んでくる。
一口飲んだだけで頭が揺れ、手足がいう事を聞かなくなった。
口を離すとだらしなく涎がこぼれ、唇の間に糸を引く。
竿を締め付ける肉の刺激は強すぎるほどで、押し出されそうなのを芳乃が無理にくわえ込んでいる。
痛みに震えながらも、目を見開き、ろくに毛も生えていない股間を押し付けてくる。
かくかく腰を振る動きは稚拙そのものだが、幼い体で必死にまたがってくる芳乃を見ていると欲望が止まらない。
狭い膣道は奥まで挿入してもすぐに外へ押し出され、またすぐ強引に飲み込まれ、その繰り返しが気持ちよすぎる。
薄絹は汗で張り付いて透け、ほとんど体を隠す役には立っていない。
紅潮した芳乃の肌、ほんの僅かに膨れた胸、そそり立つ乳首、何もかもミスマッチで首筋が熱くなる。
ついさっき手で射精させられたばかりで、本当なら射精はおろか勃起すら難しいはずなのに、どういうわけか男性器は奮い立っている。
未開発な穴を割り開いて自分の形にするのに酔いしれているのか。
だんだん濡れてきた芳乃の股から粘液が溢れ、淫らな水音を立て始める。
短い産毛に絡んでてかてかしているのが淫靡。
陰唇がほとんど捲れあがっていない幼い女陰、激しく動いても揺れない胸、まったく未発達な女体がどうしてこんなにそそるのだろう。
はぁ、はぁ、という悩ましげな喘ぎ声が耳から脳を蕩けさせる。
じっとこちらを見つめる瞳は涙で潤み、焦点すら合っていない。
そんな芳乃に強引に腰を振られていると、またすぐに限界が来た。
いくらなんでも早い、まだそんなに時間経ってないはず、だが。
髪を振り乱して騎乗位で責めてくる芳乃に抗うことなどできない。
唇を噛んで耐えていた芳乃は、チラッと俺の顔を見て舌なめずりした。
「よ、よし、の」
「いいのですよ、そのまま、我慢はむようでして」
変な声が出そうなのを必死にこらえる。
跨られて搾られて気持ちよくて、また俺は射精した。
芳乃の未開発な子宮に、大量の子種汁を注ぎ込む。
二回目の割には量が減っていない、失神しそうなくらい気持ち良い射精。
歯を食いしばって耐えるも、芳乃は動きを止めようとしない。
膣の締まりはますます強くなり、竿を吸い上げて強制的に勃起を維持させる。
無言で腰を振り続ける芳乃から逃れられない。
ぐちゃっぐちゃっと音を立てながら体を上下させ続ける芳乃。
だんだんコツが分かってきたのだろうか、なんだか楽そうにも見える。
しかしこちらはそれどころじゃない……射精している間、し終わってからもこんなに責められて、もう声も出ない。
びゅうびゅう射精して休み無くまた刺激されて、出し終わってもまだ射精が続いているかのような感覚。
気持ち良いのはどんどん強くなり、射精終わってまたすぐ我慢汁が出始める。
半ば出っ放しのような状態で、このまま枯れるまでイかされ続けるのか、と諦めた瞬間。
尿でも精液でもない、薄くて大量の液体が男性器から漏れ出た。
勢いよく噴き出る汁は、これは、まさか潮吹きか。
俺は男なのに……芳乃に乗られて、処女に騎乗位されて、気持ちよすぎて潮を噴いたのか。
現実味が無い、今の自分を理解できない。
確かに芳乃の膣は今までに味わったことが無いほど気持ちよかったが、こんなこと。
凄まじい羞恥と屈辱の中、動けもしない。
膣内に潮を撒き散らされて芳乃はうっとりとした目つきを見せる。
「ああ、これで……そなたのなかの悪いもの、しっかり全部、受け止めてあげましょうー」
出しても出しても液体は止まらず、快感も増すばかり。
芳乃に、この小さな美少女に、魂まですすりつくされるような快感。
脳神経が擦り切れそうな、魂まで啜られる様な凄まじい感覚の中、俺は意識を手放した。
その後どうやって自宅に戻ったか、まったく記憶に残っていない。
確かにすっきりはしたし、体調も悪くないのだが、しかしあの快感はあまりにも強烈だった。
男としての尊厳を砕かれそうになって、もうどうしたらいいか分からなくなっていた。
そしてその翌日。
事務所で、他の人の目がある間は、芳乃もおとなしくしていた。
しかし夕方になって二人きりになると、デスクで仕事をしているこちらに寄ってきて、手を取って耳元に口を寄せて。
「どうでして? 今日の調子は」
「あ、ああ、良いよ、うん……芳乃のおかげ、なのかな」
「それは何より。今日も、いたしましょうか?」
そう言ってくれるのは嬉しいのだが、さすがにあんな恥ずかしい目に合わされるのは勘弁願いたい。
ましてや自分から言い出して、お願いするなんて。
と、そう考えてはいたのだが。
昨日のあの体験で、俺はずいぶん我慢弱くなってしまったらしい。
制服を着た芳乃の、髪から匂い立つ優雅な香りで、自制心を簡単に崩されてしまった。
壊れた器をいくら補修しても、また同じヒビのところから水が漏れるように。
俺は芳乃にやられてしまったのだろうか。
いや、単に気持ちよくなりたいってだけじゃない、芳乃のおかげで体調が良くなるし、それに事故を回避できるかもしれないのだ。
仕事に穴を開けるわけにはいかない社会人として、これくらいは当然ではないか。
そんな自己欺瞞に苛まれる俺を芳乃は嬉しそうに見下ろす。
体をくっつけて、恋人同士の距離で、殊更にゆっくり言い聞かせるような口調。
「今日はもう、誰も事務所には戻ってこないはずでして。……休憩室が、空いておりますね?」
やっぱりだめだ。
この声には逆らえない。
立ち上がり、やや乱暴に芳乃の手をつかみ、ベッドのある部屋に引きずり込む。
されるがままの芳乃の手の暖かさに、包容力のような何かを感じる。
小さな体に嗜虐心を煽られ、つい腕に力がこもってしまう。
ベッドに押し倒し、きれいなセーラー服の裾に手を突っ込み、飾り気の無いブラを引き剥いで平らな胸を揉む。
幼児のように平坦な胸だが、こうして触れてみると思いのほか柔らかい。
薄い肉のかすかな反発が指先に心地いい。
手のひらに当たる乳首の硬さは、子供のものではありえない。
一見すると単に未発達なだけの貧乳だが、これで立派に成熟しているのだ。
揉むというより押し潰す、いや潰すほどの体積も無い……
ひたすら撫でさするような愛撫で、芳乃は顔を真っ赤にする。
「あんまり触られると、恥ずかしいのでして。わたくしのは、その……あまりおおきくないので」
いや、これでいい。これがいい。芳乃の胸は最高だ。
ふにっとしていて独特な感触の胸を、指以外でも楽しんでみようか。
服を脱いで陰茎を露出させて、腹に跨って服の下に竿を差し込んでおっぱいにくっつけてみると、目を丸くしている。
「それは……そなた、気持ち良いのでして?」
小さい胸にこすり付けているだけなので、肉体的な快感はさほどでもない。
が、セーラー服の芳乃の胸に竿を当てて服ごと扱いているという背徳感がいい。
硬い乳首でこりこりしてみると、すぐ先走りが出てくる。
白い布地に染みが広がって淫靡。
構わず男性器を胸に当て続けていると、思った以上に変態的。
こんなこと、本当はしちゃいけないのに、という思いにとらわれて、それがまたいっそう気持ち良い。
芳乃のほうも胸をいじめられて頬を真っ赤にしている。
平らなくせに、いじられると気持ちいい淫乱おっぱいだ。そんな胸はいっぱい使ってやらないとな。
むにむにっと押し当ててカリ首を薄肉に食い込ませていると、意外とすぐ限界が来る。
昨日以来射精してないからか、芳乃のおっぱいに精液をぶっ掛けてドロドロに汚したくてたまらない。
ちょっと怪訝な顔をしているが、構うことは無い。
そのまま、セーラー服とちっぱいの間でしっかり射精した。
服と体の間に白濁液を注ぎ込まれて、芳乃は唾を飲んだ。
出された精液は首のほうへ流れていき、制服の襟まで汚していく。
あの依田芳乃の制服に精液をぶっ掛けていると思うと、イっている最中なのにまたイきそうになる。
慎ましい胸を精液まみれにして、まだまだ硬いままの竿を見て、芳乃はため息をついた。
「これは……思いのほか、恥ずかしいのでして。胸をここまで気に入っていただけるとは、思っておりませんでした」
と言いつつも、もどかしげに太ももを擦り合わせているあたり、まんざらでもないのだろう。
ベッドに這い蹲らせ、スカートをめくりあげて白いパンツをずらすと、ねっとり濡れた股が露になる。
小ぶりな尻をそっと撫でると陰唇がひくひくする。
ロリ体型の癖に、淫乱め。
乱暴なことばかりされて濡れきった膣に一気に挿入した。
昨日したときと比べて少し反発が弱いのは、やはり慣れだろうか。
もちろん緩いわけではなく、出し入れしやすくなっていっそ気持ちよさが増したくらい。
腰をつかむと薄い肉の下、意外としっかりした骨盤がある。
童女のような体型をしていても16歳、女らしく育ってもいるのだと、そう思うだけで先走りが漏れそう。
腰を振って膣奥を何回も突くと、肉がぶつかってパンパンと音がする。
深くえぐるたびに芳乃は苦しそうに呻き、涎を垂らす。
シーツをつかむ手の小ささに、また焚きつけられてしまう。
力任せにやっても拒まない、芳乃は俺を受け止めてくれる、そう思うとますます生殖衝動が高まってくる。
昨日のような、怪しいお香やら何やらはここには無いが。
多分あれはきっかけに過ぎなかったのだろう。
苦しそうな声の中に、少しずつ艶のある喘ぎ声が混じってきた。
普段の芳乃の声と比べてやや低い、搾り出すような声。
一瞬動きを止めてから思い切り突きこんでみると、「お”うっ!?」という声が漏れた。
かわいい顔してるくせに、感じてくるとこんな風に喘ぐのか。
あざといやつめ、誘ってるのか、そうなんだろ、だったら望みどおり中に出してやるよ。
凶暴に、衝動的になっていく自分を止められない。
今まで他の誰に対してもこんな風になったことは無かった。
芳乃が相手だからこそ……俺を受け入れてくれる女だからこそ、こうなってしまうのだろうか。
昨晩、何も出なくなるまで射精したはずなのに、もう射精が抑えられない。
奥のほう、狭くなっている部分を何度も出し挿れしていると、芳乃の濁った喘ぎとともに締まりも強まる。
きゅうきゅう締めつける肉筒に愛されながら、獣のように腰を打ち付ける。
もう外に出すなんて考えられない。
欲望のまま、震えてすすり泣く芳乃の子宮に、思い切り種付けした。
がちがちになった竿を根元まで突っ込んで射精すると、出した精液が全部子宮に注がれるよう。
どくどくと断続的に精液を噴出し、膣内で竿が跳ねる。
その度に芳乃は身をよじり、ケダモノじみた声を上げる。
普段はあんなに清らかで、どこかふわふわした雰囲気の芳乃が、こんな下品な声を出すなんて。
聞いているだけでも精液が止まらない。
射精しながら我慢できなくなって腰を使うと、奥からザーメンが掻き出されてくる。
白くてきれいな太ももに白濁の汚れを残す子種汁。
射精が終わって、まだ感じっぱなしできゅうきゅうしている膣肉で竿をしごいて残った汁も全部注いで、それでもまだ勃起は収まらない。
出し終わってもなお性欲が尽きず、俺は興奮のあまり汚れた竿をスカートの裏地にこすり付けた。
ザーメンをスカートとパンツとお尻になすり付けて、てかてかした汚れを広げる。
染みひとつ無かった制服スカートが一瞬にしてどろどろに汚され、もう外へ履いていくことなどできないだろう。
プリーツスカートのひだに精液が流れ込み、白濁が広がる。
スカートの布地で竿を包み、ごしごしと扱く。
出し切ったばかりの竿からまた新たな子種汁が漏れ出て、表も裏もべとべとになった。
そこまでされても、芳乃は何も言わない。
息を荒げて、はあはあと苦しそうに呼吸するばかり。
仰向けに転がしてみると、服装は乱れ制服は精液まみれ、目はうつろ、まるでレイプされた直後のようだ。
そんな芳乃の、ぷるんとした唇に目を引かれる。
小さな口で深呼吸している、この喉を塞いでやりたいという野蛮な欲求が沸き起こる。
頭をつかんで、硬くなったままの竿を一気に突っ込んだ。
これにはさすがの芳乃も驚いたようで、息を詰まらせて眼を剥いている。
構わず腰を使ってやると、なんと懸命に舌を絡めてきた。
まさかこんなことまで習っていたのか?
あまりにひどいことをしている自覚はあるが、止められない。
芳乃の口をこんな風に性処理道具に使う、罪悪感と背徳感がたまらない。
ふうふうと息苦しそうな吐息に、どこか気持ちよさそうな色が混じっているのは気のせいだろうか。
涙をぽろぽろこぼしながら、こっちをじっと見てくれている。
硬い喉頭を乱暴に突くと、どろっとした唾が唇の端からこぼれる。
ローションのように泡だった唾液がぼたぼた垂れる。
小さくて、形が良くて、きれいな声を出すための芳乃の口をこんな風にレイプしているなんて。
こんな快感を知ってしまったら、もう二度と戻れなくなりそうだ。
出しても出しても萎えない竿を鎮めてくれるのはきっと芳乃だけなんだろう。
もはや我慢する理由も無い。
竿を全部飲み込ませて、裏筋を舌に擦りつけながら、喉奥と食道に向けて射精した。
さすがに少し量は減ったが、それでもまだまだ多くて濃い精液を飲ませる。
芳乃は必死に口と喉を広げ、唇の端から雫をこぼしながらも、口内射精を受け入れた。
どくっどくっと竿が脈動するたびに芳乃の口から白濁が垂れ落ちる。
それでも、頬を膨らませて相当な量の精液を口に含んでくれている。
ゆっくり竿を引き抜くと、こっちに視線を向けたまま咀嚼を始めた。
いくらドロドロしているとはいえ固体じゃないんだから、噛んでも意味無いんじゃないかと思ったが、唾を混ぜて薄めているのだろうか。
ぐちゃぐちゃにちゃにちゃ音を立てて、汚液を口に含む芳乃。
こぼしそうになってずずっと啜るのも品が無くてえろい。
水っぽくした精液を次どうするのか見ていたら、今度はうがいを始めた。
ぶくぶくぶく、と口の中で精液を遊ばせ、ぱかっと開いてがらがらがら。
水でやるようにはいかないみたいだが、こんな風に自分の出したて精液をもてあそばれると、自分そのものが喰われているようでゾクゾクする。
ひとしきり精液を味わった後、ゆっくり嚥下し始めた。
ごくっ、こくっと喉の鳴る音。
白くて細い首の筋肉が動くたびに、今そこを自分のザーメンが通っているんだと思って、それでまたムラっと来る。
ぐちゅぐちゅ音をたてて、ごっくんに反応したのを見てにんまり笑う。
小分けにして何回も飲んでいるのは、一気にたくさん飲めないからか、それともじっくり楽しみたいからか。
最後にもう一度口をあけ、きれいになった口内を見せてもらう頃には、また竿がぎんぎんになっていた。
これがいつまで続くのだろう……なんて、決まっている。
昨日のように、感じすぎて潮を噴いて、それでも終わらなくて、枯れ果てるまでセックスし続けるのだ。
始めるのも、終わらせるのも、俺の権限ではない……全部芳乃の思うが侭だ。
羞恥も尊厳も、もう関係ない。
俺は完全に芳乃に屈服していた。
それ以来というもの。
俺たちは毎日のように、家や事務所や芳乃の部屋で絡み合った。
そのおかげだろうか、以前のような事故に遭うことはまったく無くなったし、体調もずいぶん良い。
どういうわけかPCや携帯のような電子機器を使うと疲れやすかったりするが、新鮮な空気を吸うとすっきりするし、何より芳乃とセックスすれば疲労なんて完全に吹っ飛ぶ。
そんな日々がずっと続いたある日。
芳乃が急に切り出した。
「ねーねーそなたー。少しお暇をいただきたいのでしてー」
暇?
暇とはどういうことだ。
「実は、ばばさまに呼び出されていまして。地元に少しの間、戻らねばならないのです」
なに。
「もしかしたら、長くかかるやも知れません。依田の家の、大切な儀式があるのでして、その準備をー」
そんな、急に。
「すぐ、というわけでもないのですがー」
俺も行く。
口走ってから、はっと気づいたが、別に撤回するつもりも無い。
行って何をするとか、何ができるかとかはまったく考えておらず、ただ芳乃と離れたくない一心での言葉だった。
頼む、俺も連れて行ってくれ。
「そう言っていただけると思っておりました。
ともに参りましょー。ばばさまもきっと歓迎してくれます。わたくしの見出した人ですからねー」
満面の笑み。
俺の手を取って頬ずりして、うっとりとした目つきで見上げた。
「そなたはわたくしのものですからねー。ともに依田を支え、依田となりましょー。ずっとずっと、二人で……」
芳乃の瞳がこんなに深く見えたことは無い。
もしかしたら、もうこっちには戻ってこられないかもしれないな。
でも、別に構わない。
芳乃と一緒にいられるなら、どこでだって生きていけると、そう確信していたからだ。
以上です。
タイトルは、モバPの間違いです。
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