ガヴリール「どうしたんだ?タプリス…?」
タプリス「サターニャとかいう悪魔に2進数変換されてしまったんです!」
ガヴリール「は?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489873352
ガヴリール「2進数変換ってそもそもなんだよ」
タプリス「0と1で数える方法です…コンピュータの文字とか画像とかにも使用されてます…」
ガヴリール「へぇ…で、2進数ってサターニャと関係あるのか?」
タプリス「あ、ありますよ!?」
サターニャ「くくく…呼んだかしら…?」
タプリス「呼んでないです!」
サターニャ「あら?まだ2進数に変換されてないのね…!あなたの『言葉』…!」
タプリス「されないで…」
サターニャ「どうやら能力が発動されたみたいね…!」
タプリス「101001001010011010100001101000101011000110110011101001001100011110100100101110011010000111000100101000011010101010100100101111011010010011110011101001001100101010100100101100111010000111000100101001001100001110100100110001101010010110101100101001011100000110100100110001111100101011010001101101001011100110100100101101011010010011101100101001001100011010100100101001001010010011101011101000011100010010100001101010101010000110101001」
サターニャ「そうよ!やっと能力がちゃんと発動してよかったわ…!」
タプリス「1010010010110011101001001100111010110000101011011100101111100010101000011100010010100001101010101100000111100001101001001010111110111000101101011010010011001011110011001110000110100100101101111010010011000110101001001010111110100100110000001010010010110101101001001010010010100001110001001010000110101010」
サターニャ「文字コードは、EUCだから安心しなさい!翻訳さえすればちゃんと喋れるわ」
タプリス「101001001100101010100100111010011011000011000010101111111011010010100001110001001010010011000111101001001010110110100100110111101010010010111011101001001111001110100100111010001010000110101010」
サターニャ「タプリス…あんたね…」
ガヴリール「何喋ってるのか…さっぱりわからんな…」
ヴィーネ「えぇ、そうね…」
ガヴリール「ヴィネット!?殺されて死んでしまったはずじゃ…!」
ヴィーネ「ベネットじゃない!ヴィネットよ…!」
ガヴリール「どっちも同じだろ…?」
ヴィーネ「違うわよ…!私の名前は、『月乃瀬=ヴィネット=エイプリル』…!『月乃瀬=ヴィネット=エイプリル』なのよ!OK?」
ガヴリール「月乃瀬=ヴェネット=エイプリルという名前か…覚えておく」
ヴィーネ「だからなんでそうなるのよ!」
ガヴリール「ベネットだからだろ」
ヴィーネ「えっ…(思考停止)」
ガヴリール「今日からヴィーネではなくベネットと呼ばしてもらおう」
タプリス「101101111110111011000111101101011100000010100101110000001110100011000111110110101010010010101100101000011010001010100100101010111010010011101111101001001010010010100100101111011010010010100110101001001100011110100100101110011010000110101010101001001110010010100100111000011010010011000110101001001010001010100100101100101010010011011110101001001011011110100100111001111010010010100110101001001110100010100001110001001010000110101010」
ヴィーネ「タプちゃん…!そうよね、やめてもらわないとね…」ゴゴゴゴゴ
ガヴリール「や、やめてくれ…!わるかったよ…」
ヴィーネ(あの偽りの性格で暮らしてたあの天使(仮)のガヴが謝るなんて…!)
ガヴリール「心の声…聞こえてるぞ」
ヴィーネ(う、嘘よね…テレパシーの能力でもあるのかしら…)
タプリス「11000101101101111011111110111111110000001110100011000111110110101010010011001110110001111011110111001110110011111010010011001010101001001111001110100100110001101010010011001010101001001010010010100100110001111010010010111001101001001110100010100001110001001010000110101001」
ヴィーネ「タ、タプちゃんまで…え?そうなの?」
ガヴリール「そうだよ…そもそもそれって下界では必要ないしな。」
ヴィーネ「確かに…そうよね…ってサターニャは、どこに…?」
ガヴリール「サターニャならさっき、『この能力を使えば世界が、混沌とした殺伐の世界…』という意味不明なセリフを言って別の場所へ瞬間移動(テレポーテーション)したぞ」
タプリス「10111101110101101011010011010110101100001101110011000110101100001010000111001010101001011100011010100101111011001010010111011101101000011011110010100101110001101010000110111100101001011011011110100101111001111010010111110011101000011100101110100001101010101010000110101001101001001011110110100100111100111010010011001010110001111011110111001110110011111010010011110010101110111111110110100100110000111010010011000110101001001010010010100100111010111010010011001010101001001111001110100100110001101010000111000100110010001101110010110110101100011010010011000111101001001011100110100001110001001010000110101010」
ガヴリール「いや、サターニャのことだし制御できなくて『三途の川』でも逝ってそうだけどな…」
ラフィエル「三途の川が、どうかしたんですか…?」
ガヴリール「独り言だ…っていつからそこに…?」
ラフィエル「最初の会話から聞いてましたよ…?あそこの電柱からですが…!」
ガヴリール「へぇ…じゃあタプリスが、2進数で喋ってるのも知ってるんだな。」
ラフィエル「はい…!タプちゃんが、何を喋ってるのかはわかりませんが…」
タプリス「1100011111110010101100011010100111000000111010001100011111011010101000011100010010111011111001001010010011001110101110001100000010100100110000111010010011000110101001001110101110100100101100111010010011001000101001001110111110100100101010111010010011101010101001001101111010100100101110011010000110101001」
ラフィエル(な、なんでしょう…何喋ってるのかは、わからないのに意味は分かってしまいますね…)
ラフィエル「意味は、わかりました。タプちゃんが今、『白羽先輩…私の言ってることわかります?』的なことを言ったのが聞こえました。」
タプリス「10100100110000011010010011100011101001001111001110100100110010001100101010111001101001001011001110100100101010001010010011000110101001001011111110100100111100111010010011000111101001001011100110100100110011011010000111000100101000011010101010100100110010101010010011101001101001001110100010100100101010111010010011000011101001001011111110100100110001111010000111000100」
ガヴリール「タプリス…?どうかしたのか?」
タプリス「ある程度なら喋れ1010010011101011101001001110100010100100101001101010010011001011101001001100101010100100111010101010010011011110した!」
ガヴリール「まだ混ざってるが元に戻ったな…ってか、あの能力の効果って時間制限とか射程距離の制限とかありそうだな…」
サターニャ「そんなのないわよ…?『文字数制限』は、あるけどね」
ガヴリール「なんか…使いずらい能力だな…その能力…」
タプリス「なんでそんな能力を…」
サターニャ「暇だったからよ!」
ガヴリール「暇って…小学生じゃないしさ…」
サターニャ「な、なによ…!世界を一巡させて遊んでたっていうのに!」
ガヴリール「世界一巡って…」
タプリス「何を言ってるのか、意味が分からないです…」
サターニャ「もういいわ…世界を20分前に戻してもう一度遊ぶわ…!」
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タプリス「な、なんですか!?これは…!」
ガヴリール「どうしたんだ?タプリス…?」
タプリス「サターニャとかいう悪魔に2進数変換されてしまったんです!」
ガヴリール「は?」
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