光彦「ここは...」
コナン「気づいたか光彦」
光彦「こ、コナンくん!?ここはどこなんですか!?」
コナン「わからないが...どうやらここは...どこかの地下室みたいだ」
光彦「地下室...」
コナン「助けが来るまで待つしかない...」
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助けを待ちながら僕とコナンくんは部屋にある物を確認する。
光彦「使えるのは...ナイフだけですね」
コナン「テレビはあるが...電源コードが全て切られてる」
光彦「僕達...助かるんでしょうか...」
コナン「...絶対に助かってやるさ」
光彦「・・・・・・」
ここに閉じ込められて...5時間が経つ...助けはまだ来ない。
コナン「光彦?大丈夫か?」
コナン君が僕を心配そうに見つめ声をかける。
光彦「大丈夫ですよ...コナンくん」
コナン「そうか...もうちょっとの辛抱だからな」
閉じ込められて...長い時間が経つ...助けは来ない。
光彦「・・・・・・」
少し前まで希望に満ちた表情をしていたコナンの目は今では血走った目をしている。
コナン「・・・もう我慢の限界だ」
・・・・・・助けはまだ来ない・・・・・・・・・
光彦「・・・・」
コナン「光彦...ちょっといいか?」
光彦「なんですか?」
僕がそう言った時だった。心臓に強烈な痛みが襲いかかる...今まで感じた事のない痛みだ。
光彦「コナン...くん...」
体が怠くなり何も考えられなくなっていく...やがて僕の意識は闇に消えていった。
コナン「悪いな...光彦...」
俺は...光彦を殺した...殺してしまった。目の前には俺がナイフで殺した光彦が倒れていた。
コナン「俺には帰る場所があるんだ...だから!俺は死ぬわけにはいかないんだ!...さてと...食料も手に入れた事だし...体力を付けないとな」
果たしてコナンは地下室から脱出する事が出来るのか!?
END
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