タプリス「は?何言ってるんですか…?」
ガヴリール「お前がちゃんと天界に帰ってるかどうかの監視さ…!」
タプリス「な、なんですって!か、監視!?そ、それって…ストーカーではないですよね?」
ガヴリール「いや、ストーカーだよ?」
タプリス「えぇ…警察に通報しなきゃいけないみたいですね!」
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ガヴリール「警察?そんなの必要ないぞ…タプリス…私は一応天使だからただ天界に追放されて堕天するだけだぞ」
タプリス「せ、先輩…それって堕天使になりたいんじゃ…」
ガヴリール「あぁ!そうだよ、私は堕天使になりたいんだよ。そうすればヴィーネと暮らせるしね」
タプリス「つ、月乃瀬先輩がかわいそうです…」
ガヴリール「あぁ…そのことだが…既にヴィーネの親にも許可をもらっているんだよ…あと天界には私は、堕天使になるとすでに言ってるし…あとは行動するだけなんだよ…まぁ高校卒業するときに行動しようと決めている…魔界ではすでにインターネットをつなげる技術があるみたいだし…私は、魔界に行ったほうが暮らしやすいんだよ…ヴィーネというメイド並の悪魔がいるしな」
タプリス「も、もしかして…私を監視してたのって…」
ガヴリール「あぁ…そうだよ、魔界に行く邪魔をされない為さ…!」
タプリス「じ、じゃあ…私も堕天使となってついていきますよ!」
ガヴリール「あのな…タプリス…言うの忘れてたけど…ルシファーという堕天使に許可をもらわないと魔界には行けれないんだよ…」
タプリス「えぇ!?そ、それを先に言ってくださいよ!」
ガヴリール「まぁ…タプリスが許可貰えるかは知らないがとりあえず行動でもしてみたらどうだ?」
タプリス「わ、わかりました!まずは天界へ行ってきて許可をもらいます!」
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タプリス「天界にやってまいりました…ですが…どこにいけば…」
???「あれ?タプリスちゃんじゃない!」
タプリス「ミ、ミカエルさん…!?ミカエルさんって下界に行ってたんじゃ…」
ミカエル「えぇ!?そ、それは私じゃなくてウリエルのほうだよ!」
タプリス「ウ、ウリエルさんのほうでしたか…」
ミカエル「そうよ、ウリエルのほうよ…というよりガヴリールとラフィエルは、ちゃんと天使らしいことしてるのかしらね…」
タプリス「ど、どうでしょうね…」
タプリス(て、天真先輩が駄天使になったのは言わないでおきましょう)
タプリス「そ、それよりも話があるんですが…」
ミカエル「おや?何かあったの?」
タプリス「あ、あのぉ…私、魔界のほうに行きたいんですけど…どうやって許可貰えばいいですか…?」
ミカエル「タ、タプリスちゃん…?ど、どうかしたの…?辛いことでもあった…?」
タプリス「な、ないです!て、天真先輩が魔界に行くと聞きましたので…」
ミカエル「えぇ!?そ、そんなのきいてないよ!」
タプリス「えぇ…!?て、天真先輩から聞いてないんですか!?」
ミカエル「うん…ガヴリールとはあまり会話しないし…」
タプリス「そ、そうだったんですか…四大天使なので話してるのかと思いましたが…」
ミカエル「ガヴとラフィ、私とウリエルと仲がいいのが分かれてるのが原因かしらね…」
タプリス「な、何かあったりしたんですか…?」
ミカエル「何もないわよ…ただあの二人は、絡みづらいというか…」
タプリス「た、確かに…絡みづらいところもありますね…」
ミカエル「でしょ?圧倒的なオーラに話しかけれない他の天使もいるはずよ…」
タプリス「あ、あはは…あれ?レリエルさん、天界に来てたんですか?」
ミカエル「えぇ…そうよ、会話でもしてくる?」
タプリス「はい!一緒に会話しましょう!」
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レリエル「おや?ミカエルさんとタプリスちゃんではないか」
タプリス「お、お久しぶりです!レリエルさん…!レリエルさん、天界に帰ってきたんですね…私は、下界で暮らしてると思いましたが…」
レリエル「ん?タプリスちゃん違うぞ…?これは、一時的な帰国みたいなものだよ」
タプリス「えぇ…!?そ、そうだったんですね…」
レリエル「簡単に言えば…帰還だけどな」
タプリス「あはは…そ、そうですか…」
ミカエル「ねぇ…タプリスちゃんが魔界に行きたいって言ってたけど…どうするの?」
レリエル「ま、魔界だと…?魔界にいって何をする気だ!タプリス…!」
タプリス「て、天真先輩が駄天…あっ…」
ミカエル「えっと…タプリスちゃん…?その話を聞かせてくれないかな…?」
タプリス「わ、わかりました…」
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