紗枝めし!【小早川紗枝とハンバーグ編】 (78)
モバマスSSです
紗枝はんとモバPが飯食うだけです
何!?イベントはもう終わったのではないのか!?
言葉遣い間違ってても堪忍してや
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紗枝「~♪」
今日はプロデューサーはんのお家のお掃除の日
前に来てもええゆうとったしお掃除道具一式持って今日一日お掃除どす
紗枝「さぁて、気張りましょか」
ピンポーン
・・・タッタッタッタ
ガチャッ
響子「はーい」
紗枝「・・・はい?」
響子「あれ?紗枝ちゃん?」
紗枝「何で響子はんがここに?」
響子「今日はたまたまプロデューサーさんの家にお掃除に来てましてっ!」
・・・あら?うちもしかしてごっつぅたいみんぐ悪かったん?
モバP「あ~・・・紗枝は聞いてたが響子は抜き打ちで来るからなぁ」
響子「だってそうでもしないとプロデューサーさん誤魔化して押入れとかに押し込むじゃないですかっ!」
モバP「1人で住む分には特に問題ないから大丈夫だ」
響子「ダメですっ!キチンとしないと後で余計に掃除しにくくなりますからっ!」
紗枝「せやなぁ。よぉ分かるわぁ。うちも実家ではキチンと片付けるようにぎょーさん言われたわぁ」
モバP「むぅ・・・(響子の場合容赦なく隠してある本とか捨てるからなぁ)」
紗枝「せやけどもう終わってしもた?」
モバP「そうだな。残念だがついさっき大体終わっちまったよ」
あら~・・・ほんま残念やわぁ
モバP「ふむ・・・折角だ。この後どっか食べに行く約束なんだが2人も来る?」
紗枝「ええのん?」
モバP「2人くらい増えても変らんよ」
響子「ご飯なら私作りますよ?」
モバP「冷蔵庫の中身無いから買いに行く必要があるしどうせ買いに行くなら食いに行った方がいい。大体今から作ったんじゃ時間がかかる」
モバP「毎回作ってもらうのも悪いしな」
響子「じゃあ折角だし甘えちゃいますねっ」
・・・へー、毎回作ってもらっとるんやなぁ
へー・・・
紗枝「ところで誰と約束してはるん?」
モバP「ん・・・じゃあちょいと早いけど行くか」
響子「?どこへです?」
モバP「女子寮」
女子寮の子・・・誰やろ?
モバP「ほーら、車乗れー。イクゾー!」
紗枝 響子「「はーい」」
モバP「さて・・・」
あら、この部屋は・・・
ピンポーン
モバP「おーいいるかー?」
トテトテトテ・・・
イヴ「ふぁ・・・い・・・むにゃむにゃ」
モバP「・・・寝てたなこいつ」
紗枝「イヴはん。髪の毛しゃんとせなあきまへん!」
響子「服もボタンきちんと留めてくださいっ!」
イヴ「ふぇ?紗枝ちゃんに響子ちゃん・・・?あれ?あれ?」
モバP「時間だから迎えに来た」
イヴ「ふぇ!?ちょ!ちょっと待ってください!!」
バタンッ
トテトテトテトテ
<ブリッツェーン!ワタシノフクドコー?ワァッ!?
<ブモー!!
モバP「何やってんだか」
イヴ「お待たせしました!(シャラァーン)」
響子「あ、髪の毛跳ねてますよ。直しますねっ」
イヴ「あ、ありがとうごさいますー!」
あわてんぼうのサンタクロースはんってこんな感じやろか?
モバP「さて、そいじゃま車に乗れ乗れ。とっとと出るぞ」
イヴ「はい!」
紗枝「お邪魔しますー」
響子「お願いしますねっ」
ブリッツェン「ぶもっ」
モバP「よーし・・・ん?」
モバP「待て待て。なーんか多くないか?」
紗枝「せやなぁ」←1
響子「せ、狭いですっ」←2
イヴ「あ、でも温かい・・・」←3
モバP「・・・」←4
ブリッツェン「ぶも~?」←5?
モバP「降りろォ!!」
イヴ「ごめんね、ブリッツェン。お留守番してて・・・」
ブリッツェン「ぶもっ!?ぶもぶもぶもー!(イヤイヤ)」
ごっつぅ嫌がってはるわ・・・
モバP「はぁ・・・なぁブリッツェンよ」
モバP「トナカイの肉って案外美味いらしいな。フィンランドの地方ではトナカイの肉を煮込んで食べるとか。あと日本でも北海道辺りなら食えるらしいぞ♪一度食ってみたかったんだよなト ナ カ イ」
ブリッツェン「(ゾッ)」
響子「走って逃げて行っちゃいましたね」
イヴ「プロデューサーさん!」
モバP「はっはっは、少し言い過ぎたか。・・・でも食ってみたいって気持ちは本当だぞ?」
紗枝「それ、余計質悪い気ぃするねんけど?」
モバP「まぁ後でペットショップでも寄って餌でも買ってきてやろう」
トナカイって何食べはるんやろか?
モバP「とりあえずさぁて・・・3人は何食べたい?」
紗枝「あら?まだ決まってはらへんかったん?」
モバP「イヴに決めさせるつもりだったんだが」
イヴ「それが・・・昨日から楽しみにしてたんですけど、考えすぎて寝ちゃって・・・」
響子「それでさっきまで寝てたんですか?」
イヴ「お恥ずかしながら~」
モバP「本当に恥ずかしい恰好だったがな」
紗枝「プロデューサーはん。あんまりいけずなこと言うたらあきまへんどす」
モバP「へいへい、とりあえずラジオでも点けてから考えるか・・・」
ピッ
『李衣菜のTwilight channel~♪』
あら、李衣菜はんや
『やっほー!李衣菜のTwilight channelの時間だよ!今日は早速曲紹介!ペンネームむーりぃさんのリクエストからこの曲!時々無性に食べたくなるよね!五十嵐響子ちゃんで「恋のHamburg♪ 」』
紗枝 イヴ 響子「「「(ハンバーグ・・・!)」」」
モバP「・・・お前らが何考えたか一発で分かったよ。じゃあハンバーグでいいな」
紗枝「うちはかまへんよ」
響子「はいっ!折角なのでお店の味盗んじゃいますっ!」
イヴ「楽しみですー!」
モバP「じゃあ決定だな。・・・あそこ混むから急ぐか」
ハンバーグ・・・家やとあんまし作る機会のぉてなぁ
楽しみやわぁ♪
モバP「にしても響子と紗枝よ・・・」
紗枝 響子「「?」」
モバP「折角の休日に人の家の掃除とは・・・どういうことだよ」
響子「お掃除楽しいですよ?」
うちはお掃除はそうでもあらへんけど・・・プロデューサーはんと一緒やったら・・・ね
モバP「だったら寮の掃除でも・・・」
響子「・・・やったんです」
モバP「そうなのか?」
紗枝「あ~・・・せやなぁ。ゆかりはんがなぁ・・・」
モバP「え?ゆかりが何かしたの?」
イヴ「あはは・・・”豆まきやりましょう”って張り切っちゃって・・・寮中豆だらけで・・・」
モバP「(あいつ・・・とうとう行事にまで・・・水本さん親子になんと言えば・・・ッ!)」
響子「服にも入っちゃって大変でしたっ」
紗枝「その後食べた恵方巻きも美味しかったなぁ♪」
甘めの味付けにかんぴょう、玉子、しいたけ、かにかま、きゅうり、高野豆腐にちょっとだけ生姜が入っとって
きゅうりのしゃきしゃきっとした食感とふんわりした厚焼き玉子♪
味の染みた高野豆腐としいたけは噛むほどにお汁が出てきて・・・はぁ・・・お腹空いてきたなぁ
モバP「(・・・見たかった)」
・・・まーたやらしい顔してはるわ
モバP「着いたぞ!イヴ!先に降りて席予約の名前書いてきてくれ!」
イヴ「はい!」
響子「ちょっと混んでるみたいですね」
モバP「まだマシな方だ」
紗枝「そうなん?」
モバP「酷いときはかなり待つからな」
紗枝「そない有名なお店なんどすか?」
モバP「まぁある意味有名ではあるな。とりあえず車停めて行くぞ」
響子「はいっ!」
モバP「案外早く座れて助かったな」
イヴ「今日みたいな寒い日に待つのは辛いですからね」
響子「はいプロデューサーさんっ。メニューですっ!」
モバP「ん?あぁ俺はもう決まってるからいいよ」
紗枝「めにゅー見てはらへんのに?常連はんやなぁ」
モバP「前に飛鳥と蘭子と一緒に来たからな」
うちもどれにしよか~・・・
う~ん・・・
紗枝「じゃあうちはこれにしよ」
響子「じゃあ私はこれでっ」
イヴ「私も決まりましたよー」
モバP「うっし、店員呼ぶぞー」
ポーン
モバP「はぁ・・・」
紗枝「どないしはったん?」
モバP「ああいや・・・響子がな・・・大事にしてた本ほとんど捨ててしまってな」
紗枝「響子はん?」
響子「あんなの捨てますよっ!持ちすぎです!」
モバP「いやだって・・・」
響子「だっても何もありませんっ!」
モバP「むぅ・・・(まぁ本命はベッドの真下に張り付けた箱の中にあるからいいか)」
イヴ「ひょっとしてベッドの真下に張り付けてある箱の中の本ですかぁ?」
モバP「」
響子「・・・へぇ」
紗枝「もしかして・・・やらしい本?」
響子「そうなんですよっ!でもそんなところに箱があったなんて!」
モバP「(ダラダラダラダラ)」
イヴ「相変わらず隠し場所変わってませんねぇ」
響子「帰ったらお掃除の続きですねっ♪」
紗枝「あ、うちも手伝うわ♪」
モバP「(畜生ッ!何とかしなければッ!)」
紗枝「それにしてもイヴはんプロデューサーはんの家に詳しいなぁ」
イヴ「あ~、それは・・・」
モバP「お、飯が来たぞ」
ジュワァァァ・・・
響子「わー!美味しそうですっ!」
ええ香りやわぁ♪
店員「ソースおかけします。危ないのでナプキンをお持ち下さい」
紗枝「?」
なんやろ?
ジュゥゥゥ・・・パチッパチッジュワァァァァ!!
ふぁぁ・・・鉄板の上でソースが弾けてええ香りが余計広がって・・・♪
このためのナプキンなんやなぁ
モバP「そいじゃま」
4人「「「「いただきまーす!」」」」
紗枝「あら?このお肉中まで火ぃ通ってまへんけど大丈夫なん?」
モバP「あぁ、気になるなら鉄板に押し付けて火を通せばいいがオススメはしないな」
紗枝「そうなん?」
イヴ「(はふっはふっ!)」
モバP「そうだな。この中が少し赤いくらいが美味いんだよ」
響子「ん!美味しいですっ!」
紗枝「せやったらこのままいただきましょか♪」
ふーっ・・・あふっ・・・
紗枝「あふっあふっ・・・ほふっ・・・」
もぎゅっ・・・・ほふっ!
あ、美味しい!
よー焼かれたお外の部分はギューッ!っとしっかりしたお肉の食感
中の赤い部分はとろ~っととろけるようにお口の中でとろけてしもた
赤身の部分のとろけたのがしっかりしたお肉の部分に絡まって・・・
たまねぎのそーすの甘みがまたご飯とよぉ合っとるなぁ
はふっ・・あふいっ!
紗枝「ん~・・・フォークとナイフやとご飯食べにくいなぁ」
モバP「割り箸そこにあるからイヴ、取ってやってくれ」
イヴ「ふぇ?いいふふぇすよふぁいふぁえひゃん」
紗枝「イヴはん、食べながらしゃべるんはお行儀悪いどす」
モバP「ほれ、口元ソース付いてるぞ(フキフキ)」
イヴ「ん・・・」
響子「仲良いですよねイヴちゃんとプロデューサーさんって」
モバP「伊達に初期組から面倒見てないからな」
イヴ「プロデューサーさんの事ならお仕事中から家での寝顔の可愛さまで知ってます!(フンスッ)」
紗枝「せやなぁ。意外とかいらしいとこあるんやなぁって♪」
ピタッ・・・
響子「・・・は?」
モバP「・・・」
あ・・・しもた
響子「・・・どういうことですか?プロデューサーさん」
モバP「(ダラダラダラダラ)」
紗枝「イヴはんについてはうちも知りたいなぁ♪」
モバP「お前らパフェ好きなの頼んで」
響子「私はお話の方が聞きたいですねっ♪」
モバP「」
イヴ「ごめんなさーい・・・」
紗枝「うちもうっかり口滑らせてしもて・・・」
モバP「・・・」
響子「プロデューサーさんっ♪」
モバP「(笑顔がめっちゃ怖い)」
モバP「紗枝については前に看病に行ったときにうっかり居眠りして・・・」
響子「あぁ!あの時ですかっ」
あの時ごっつぅ恥ずかしかったなぁ・・・
モバP「イヴは昔まだ事務所が小さくて俺が新人だった頃・・・」
イヴ「一緒に住んでました♪」
紗枝 響子「「は?」」
紗枝「どういうことなん?プロデューサーはん?(ブンブンッ)」
モバP「頭を揺らすんじゃない!」
モバP「当時段ボール一丁だったイヴを拾ってきた事は話したな?」
もうそれだけでおかしいんやけど・・・違和感あらへんなぁ
モバP「で、寝泊りなんだけど当時は事務所に女子寮が無くて俺も金が無くてな。仕方なく・・・」
響子「それでもっ!ホテルとかにっ!(ブンブンッ)」
モバP「段ボール一丁の女の子サンタスカウトしてきたけど泊まるとこ無いんでホテルの経費下さいって新人が言って事務所がホイホイ金渡すわけねぇだろ!あと頭揺らすんじゃねぇ!」
イヴ「一家に一人サンタさん状態でしたね♪」
モバP「人の部屋他人のプレゼントで埋めるサンタがどこに居るか!」
響子「まぁ理由は分かりましたっ」
モバP「誰にも言うなよ」
響子「はいっ!その代わり・・・」
響子「今度一家に一台五十嵐響子しに行ってもいいですかっ?」
モバP「・・・駄目です」
響子「えっ?」
モバP「ダメです」
クイックイッ
モバP「ん?」
紗枝「一家に一人和服美人さんは如何どす?」
モバP「・・・」
紗枝「(///)」
モバP「恥ずかしがるなら最初からするな(ポンポン)」
うぅ・・・プロデューサーはんのいけず・・・
イヴ「あ、皆でプロデューサーさんのお家にお泊り会とか」
紗枝「あ、ええなぁそれ♪」
響子「お掃除しちゃうついでに色々出来そうですね♪」
モバP「やめろぉ!そんなことしちゃいけない!!」
紗枝「あら?美人さんに囲まれて”はーれむ”っちゅうやつちゃうのん?」
モバP「これは針の筵ってやつなんだよ!」
贅沢やなぁプロデューサーはんは・・・
せやけどプロデューサーはんと一緒に暮らすってどないなことなんやろなぁ?
一緒に家事したりてれび見たり、いっぱいお話したり・・・楽しいことも苦しいことも一緒に・・・
ちょっとした憧れかもなぁ♪
紗枝「ふふっ・・・」
響子「どうしたの?紗枝ちゃん?」
紗枝「なーんもあらしまへん♪さ、帰りましょか」
イヴ「え・・・パフェ・・・」
モバP「事務所で志保にでも作ってもらえ。帰るぞ」
ギュッ
モバP「こら紗枝」
紗枝「ふふっ、2人に気付かれへんよぉにはよ行こ♪」
将来もこんな風に・・・
出来れば二人っきりで・・・
一緒にご飯食べに行けたらええなぁ♪
おわり?
色々遊んでて寝落ちしてたらこんな時間だ!畜生!お前はいつもそうだ!
ということでおまけ2つは明日かな?
おやすみです
おまけ1 紗枝めし!箸休め【橘ありすとガレット】
ありす「確か・・・タブレットで調べたらこの辺に・・・」
朝早いと流石に寒いですね
私は梨沙さんのようにオシャレで薄着する趣味はありませんからまだ平気ですがそれでも寒いです・・・
ありす「はぁ・・・」
今日は少し気になるケーキ屋さんをネットで調べたので朝からお買い物です
1日限定100食のイチゴムースケーキ・・・
折角なので新たな橘流スイーツの参考にさせてもらいます
・・・別に私が食べたかったわけじゃありません
本当です
ありす「あ、ありまし・・・た・・・ね?」
ま、まだ開店2時間前でこんなに行列が・・・!?
ありえません!非常識です!
ありす「というかこの列どこまで続いてるんですか・・・」
お店の周りをぐるーっと一周しそうな勢いですね・・・
とりあえず・・・
ありす「出直しますか」
クール橘はこの程度では落ち込みません
いえ、すこーーーーし残念ではありますが全然落ち込んでません
大人の女性はこの程度へっちゃらです
???「あれ?ありすちゃん?」
ありす「橘です!あれ?」
フレデリカ「ハロー!ニーハオ♪ボンジュール♪マンマミーア♪」
ありす「最後の関係なくないですか!?」
フレデリカ「そだっけ?」
にしても・・・
ありす「何で列に並んでるんです?」
フレデリカ「?ケーキ買う為だよ♪」
ありす「いえ、それはそうなんですが・・・」
随分前に居ますね・・・
ありす「一体いつから並んでるんですか?」
フレデリカ「2時間前くらいかな~(ガタガタブルブル)」
ありす「せめてもっと厚着してください!」
フレデリカ「最近日が当たって暖かいから油断してたよ~・・・」
ありす「全く、マフラー貸しますから風邪ひかないで下さいよ」
フレデリカ「センキュ~♪あったかーい♪」
はぁ・・・フレデリカさんと喋ってると疲れますね
ありす「ところで今日のお目当てはやはり・・・」
フレデリカ「そそ♪限定イチゴムースケーキだよ♪ありすちゃんも?」
ありす「私は今から帰るところです。今から並んでも買えそうに無いので」
フレデリカ「ん~、じゃあもし買えたら半分こしよっか♪」
ありす「・・・お願いできますか?」
フレデリカ「お任せあれ~♪」
正直助かりました
これで真の橘流スイーツ完成に一歩近づき・・・
店員「はーい、限定イチゴムースケーキここまででーす」
ありす「あ・・・」
フレデリカ「」
フレデリカ「(ズーン)」
ありす「あの・・・その・・・元気出してください」
まさか目の前で完売とは・・・
というか何でフレデリカさんの方が落ち込んでるんですか!?
フレデリカ「ま~、気を取り直してまた次の機会にしよ~♪」
こういう切り替えの早さもフレデリカさんの良いところですね
ありす「そうですね。それではしつr(キュ~)・・・」
フレデリカ「・・・お腹空いた?」
ありす「空いてません(///)」
フレデリカ「アタシはお腹空いたんだけどありすちゃんも一緒にどうかな?どうかな?」
ありす「はぁ・・・仕方ありませんね付き合いましょう」
行かないって答えたら悲しそうな顔しそうですしね
フレデリカ「フンフンフフンフ♪フンフンフンフンフフフ~ン♪」
・・・新曲ですか?
ありす「それにしてもあっちこっち行ってますけど一体どこに向かってるんですか?」
フレデリカ「え?」
ありす「え?」
フレデリカ「テキトーに歩きながら見つけるつもりだったんだけど」
・・・こういう計画性の無さは私には真似出来ませんね
ありす「今タブレットで調べ」
フレデリカ「あ、こっちに美味しそうなお店あるよ~♪行こ~♪」
ありす「あぁもう!待ってください!」
結局フレデリカさんの見つけたお店に入ってしまいました・・・
一体何のお店でしょう・・・?
店員「メニューどうぞ」
ありす「あ、どうも・・・」
・・・がれ・・・っと?
プロヴァンス風??
ラタトゥイ・・・ユ???
さ、さっぱりわかりません・・・
フレデリカ「ここガレットのお店なんだ♪」
ありす「ガレット?」
フレデリカ「そうだよ~♪フランスの軽食の一つだよ♪美味しいよ~♪」
ありす「・・・」
そういえばフレデリカさんって日本とフランスのハーフでしたね
フレデリカ「アタシも味忘れちゃったけどねー♪」
・・・本当にハーフなんですよね?
ガレット・・・一体どんな料理なんでしょう
さっき調べましたけどそば粉を使ったクレープとか・・・
・・・フランスにそば粉があるんですか?
フレデリカ「どれ頼もっかな~♪」
ありす「・・・私は普通のにしましょうか」
変なの頼んでも困りますし
フレデリカ「じゃあアタシもそれにしよ~っと♪」
ありす「では店員さん呼びましょう」
店員「お待たせしましたガレット・ラ・コンプレットです」
そば粉・・・が入ってるせいでしょうか?
少し灰色っぽい本当にクレープですね
中央に目玉焼きが見えるくらいで特に変なところは無いですね
フレデリカ「さ、食べよ~♪」
ありす「はい、いただきます」
フレデリカ「いただきま~す」
サクッ・・・薄い生地でサクサクしてますね
あむっ・・・サクッサクッ・・・
あ、美味しい・・・
サクッとした生地に中はチーズと分厚いベーコンと目玉焼き・・・
胡椒の風味が効いてますね
サクサクとした食感にチーズが絡まってベーコンのボリュームと塩気が丁度いいです
フレデリカ「美味しい?」
ありす「はい!・・・Σはっ!・・・コホンッ。とても美味しいです」
フレデリカ「~♪」
あ、黄身を絡めるとまた違った味になりますね
そば・・・ですか・・・
新しい私の料理の参考になりますね
こくっ・・・ん・・・さすがに紅茶をストレートは少し苦いですね。砂糖を入れましょうか?
・・・子供っぽいと思われませんかね?
フレデリカ「(ポチャンポチャン・・・マゼマゼ)」
・・・大丈夫ですね
こくっ・・・ふぅ・・・
ありす「ご馳走様でした。事務所に行きましょうか」
フレデリカ「スヤァ・・・」
ありす「寝てないで行きますよ!」
フレデリカ「うぅありすちゃん厳しい・・・」
~その後事務所~
ありす「おはようございます」
フレデリカ「おハローボンジュール♪」
モバP「おー、2人共おはよう。丁度いいところに来たな」
モバP「琴歌が自社の限定スイーツを持ってきたからお前らも食うか?」
ありす「え?これって・・・」
モバP「イチゴのムースケーキらしいな。ちひろさんが言うには最近人気らしいが」
ありす「食べて・・・いいんですか?(パァァァァ)」
モバP「あぁいいz・・・げ!あと1個しかねぇ」
フレデリカ「アタシはいいよ。ありすちゃんが食べたがってたし」
ありす「そ、そんなことありません!(///)」
ありす「じゃあ・・・(スッ)」
フレデリカ「ん?」
ありす「半分こ。約束しましたよね?」
フレデリカ「うん♪」
あむっ・・・ムースの部分はねっとりと甘酸っぱくて爽やかな苺の風味!
その下のクリームの部分には苺ジャム・・・それも粒を残していますね
スポンジも赤いです!はむっ!ん~♪苺の味がしますね!最高です!完璧です!
最後にトッピングされていた苺の酸味でさっぱり・・・これは・・・閃きました!!
ありす「(スッ)」
モバP「どうした?ありす?」
ありす「少しキッチンをお借りします」
モバP「」
フレデリカ「」
ありす「今日経験したことを形にします!ネオ橘流スイーツを2人に折角なので味わってもらいます」
フレデリカ「・・・アタシお腹いっぱいだしこれからレッスンあるから~♪」
モバP「(あ、汚ねぇ!!)」
モバP「俺も今から外回r」
ありす「プロデューサーさんは・・・食べてくれますよね?」
モバP「・・・この時を待っていた!さぁ来い!(涙目)」
〇ネオ橘流苺チーズクリーム蕎麦━モバP● 決まり手 この一皿で黙らせます
おまけ1おわり
ネオ橘流レシピも乗っけようとしたけど自分で作ってくっそまずかったのでお蔵入り
今日で終わらせるつもりが長々としてる・・・非力な私を許してくれ
もう一つのおまけは明日の夜に持ち越し!(休日出勤のせい)
今日はお休み
明日ももう少しお付き合いください
紗枝めし!箸休め【五十嵐響子とグラタン】
紗枝「はぁ・・・おこたぬくいわぁ」
響子「お茶飲みますか?」
紗枝「おおきに。いただきます♪」
イヴ「みかん美味しいです~」
3人「「「はぁ~♪」」」
モバP「お前らここが人の家だって忘れてるだろ?」
紗枝「お掃除改めてし終えたんやしプロデューサーはんもほっこりしまひょ♪」
モバP「まぁそうだが・・・それにしても無防備過ぎないか?」
せやろか?
イヴ「(ぐてぇ~)」
響子「ふふっ♪あ、そうですっ!そろそろお昼にしましょう!私、材料持ってきたんですよっ!」
紗枝「あら♪なんやろなぁ?」
響子「それは出来てからのお楽しみですっ♪」
響子「~♪」
響子「(まず牛乳を温めておいて、マカロニを塩茹で・・・少し固めがいいかな?)」
響子「(具を切っておいてフライパンにバターを溶かして、玉ねぎと他の具を炒めて~♪)」
モバP「ああやって見ると本当に新妻っぽいよな響子って」
む・・・まぁたデレデレしよる
紗枝「うちも手伝ってくるわ」
モバP「そうか?大体響子一人で出来ると思うが・・・」
紗枝「うちかて炊事くらい出来ますぅ!」
モバP「?」
イヴ「(スヤァ・・・)」
紗枝「響子はん手伝いましょか?」
響子「あ、ありがとうございますっ!じゃあ温めてある牛乳を今からちょっとずつ加えていってくださいっ」
紗枝「はーい」
響子「(玉ねぎがしんなりしたので小麦粉を入れて~・・・うん!粉っぽさが無くなった)」
響子「じゃあ牛乳をちょっとだけ入れてください♪」
紗枝「このくらい?」
響子「はいっ♪」
響子「(これを何回かやって・・・っと)」
響子「じゃあ紗枝ちゃん次はこのパンの耳と白い部分を分けておいてくださいっ」
紗枝「何や簡単な作業ばっかりさせられとる気ぃもするんやけど?」
響子「お料理は簡単な作業の積み重ねで美味しくなるんですよ♪」
・・・敵わへんなぁ
響子「(ソースが出来たらマカロニを混ぜて塩、胡椒で味付け)」
響子「紗枝ちゃん、棚にあった耐熱皿取ってもらっていいかな?」
紗枝「はいな♪」
響子「(耐熱皿に少しバターを塗ってパンの白い部分とソースを入れて上からチーズを振りかけて・・・後はオーブンへ♪)」
イヴ「(ヒクッ)・・・んん~むにゃ・・・」
モバP「(何だこの女子力の差は)」
響子「(うん!いい感じですっ!最後にこれをトースターで炙っておいて・・・)」
響子「出来ましたっ!」
モバP「お~!グラタンか!耐熱皿あっても作る機会どころか使う機会すらねぇんだよなぁ」
イヴ「(ヒクヒクッ)・・・あ、美味しそうな匂いがします~」
紗枝「イヴはん?こたつで寝たら風邪ひきますえ?」
モバP「こたつで寝たい気持ちは分かるがな」
イヴ「そうですね~・・・こうまったりしてると・・・・・・・・・・スヤァ」
響子「イヴさんっ!お料理冷めちゃいますからっ!」
イヴ「Σはっ!」
モバP「(これが冬場の稼ぎ頭の素か・・・)」
紗枝「ほな冷めへんうちにいただきましょか」
モバP「そうだな」
イヴ「いただきます~」
響子「あ、私はもう一つ用意があるのでお先にどうぞっ♪」
ふーっ・・・ふーっ・・・あふっ!あふあふっほっほふっ・・・
チーズとトロトロのほわいとそーすがまったりとお野菜に絡まって♪
お野菜はブロッコリーと人参、マッシュルーム
どれも火ぃ通ってて柔らこうてほのか~に甘もうて美味しいわぁ♪
はふはふっ!マカロニも丁度ええ柔らかさでほわいとそーすとしっかり絡まってええなぁ
ごろっとしたみーとぼーるもあふっ・・・ん♪美味しい♪
えらい具沢山やし・・・あら?
紗枝「これなんやろ・・・?」
はふっ・・・あ!パンの白いとこ!しっかりそーすのお味が染みててほふっほふふ♪
流石響子はんやわぁ♪
響子「はいっ!お待たせしましたっ!」
モバP「ん?」
イヴ「パンの耳ですか?」
響子「はいっ!トースターで少し焼いたのをグラタンに付けて食べてください」
なるほどなぁ。この為に分けてたんやなぁ
サクッ・・・ふぁぁ♪
さっくりしたパンの耳にほわいとそーすのこってりした味がまたよー合うわぁ♪
響子はんの言うとった通り簡単なことの積み重ねが美味しいもん作るちゅうんが分かるわぁ
はふっ・・・サクッ♪
モバP「ふぅ・・・美味かったよ。ご馳走様」
響子「はい♪それじゃあ片づけて来ますねっ」
紗枝「あ、せやったらうちも」
響子「大丈夫ですよ♪すぐ済みますからっ」
テッテッテッテ・・・
響子はんは凄いなぁ・・・まだ勝たれへんわぁ
モバP「さて・・・2人共」
紗枝 イヴ「「??」」
モバP「さっき片づけしてる時にこんなものを見つけたんだ・・・」
紗枝「これは・・・」
イヴ「絵?ですか??」
モバP「そうなんだよ・・・ただ・・・これ響子が描いたのでな」
あぁ・・・それで・・・その・・・味のある絵やと・・・
モバP「何が描いてあるのか忘れてしまってな・・・というか見た目で正確な判断がつかんのだ」
モバP「何だと思う?」
う~んこれは・・・羽みたいなんがあって・・・これ顔やろか?
イヴ「UMA?」
モバP「んなもん響子が描くか?」
紗枝「うちはナスカの地上絵にしか見えへんなぁ。プロデューサーはんは?」
モバP「(正直”地縛神 Wiraqocha Rasca”にしか見えん・・・)何だろうな?鳥に見えるけどそうでもないような・・・」
響子「洗い物終わりましたy・・・あ!懐かしいですねっ!」
モバP「おう響子、サンキューな」
響子「これ私の中での自信作なんですよ」
・・・うち絵やったら響子はんに負けへん気ぃするわ
響子「かわいいでしょ~♪」
響子「このスズメ♪」
モバP「あぁそうだな(すずめか~・・・)」
イヴ「可愛いですね~(すずめでしたか~・・・)」
紗枝「中々味わい深い思います(すずめやったんか~・・・)」
~一方その頃~
乃々「(何度も何度もお仕事に連れていかれてもりくぼは考えました)」
乃々「(もりくぼがお仕事に連れていかれるのは奇跡的ながらももりくぼに人気があるからだという前提とします)」
乃々「(じゃあもりくぼにお仕事が来ないようにするにはどうすればいいか・・・)」
カタカタカタカタ・・・
乃々「他の人気の人たちがもっと人気になればいいんです・・・」
乃々「まずはラジオにお便りを送って・・・ふふふ・・・今のもりくぼは人気を操作する悪い子です・・・ワルくぼです・・・」
『それじゃあ今日のデレパはここまで~♪来週は大人気アイドル森久保乃々ちゃんをゲストに呼んで来たいと思いま~す!』
乃々「・・・」
乃々「えっ?」
おわり
限定飛鳥が引けなかったり、茄子さんフェス駄目だったり、試しに作ったネオ橘流料理が不味かったりしますが僕は瀕死です
それじゃあ見てくださった方々 楽しみにしてくださってる方々ありがとうございます
次回は・・・(海の)ミルクでも貰おうか
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