【ポケモン】オウじいさんのゼブライカ【諺】 (9)

昔々カントーのあるところにオウというお爺さんが一人息子と一緒に住んでいました。

お爺さんは外国から取り寄せたゼブライカ♂を飼っていました。

ある日、ゼブライカが恋人を求めて厩から逃げ出しました。

近所の人々「ドンマイ」

お爺さん「そのうちきっと良い事がある」

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お爺さんの言った事は本当になりました。

なんと、ゼブライカが美しいギャロップ♀を連れて帰って来たのです。

息子「こいつはすげえ! 早速乗ってみよう!」

人々がこれを祝うとお爺さんが「そのうちきっと悪い事がある」……と言い終わる前にお爺さんの息子がギャロップの背中にまたがりました。

悲鳴。 そして消火。

お爺さんの息子の息子は灰になってしまいました。

息子「俺のホエルオーが……」

近所の人々「ドンマイ」

お爺さん「なーに、そのうち良い事あるさ」

息子&近所の人々「それはない」

お爺さんの言った事は本当になりました。

お爺さんの息子は大切な小さいキノコが無くなったので宦官になり、余計な事に使うエネルギーを仕事に使ったので、かなり出世しました。

近所の人々「おめでとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします!」

息子「はっはっはwwww苦しゅうない苦しゅうないwwwwwはっはっはwwwww」

お爺さん「そのうちきっと悪い事が起こるぞ」

近所の人々「またまた~wwwwお爺さん冗談上手いやいwwww」

息子「全くwwww親父は天邪鬼なんだからwwwwはっはっはwwwwww」

お爺さんの言った事は本当になりました。

お爺さんの息子は宮廷の御家騒動に巻き込まれ、冤罪をふっかけられて死刑になってしまいました。

公衆の面前で裸にされ、ギャロップ4頭に四つ裂きにされたのです。

近所の人々「ドンマイ」

お爺さん「そのうちきっと良い事がある」

近所の人々「まあ、そう思うしかないよね」

お爺さんの言った事は本当になりました。

ある日、あまりにもヒマだったお爺さんは、息子のしゃれこうべをその辺にいたハゲタカの子供に履かせてみました。

すると、そのハゲタカがポケモンになったのです!

こうして、「バルチャイ」というポケモンが誕生しました。

近所の人々はバルチャイを使って村おこしをして、見事大儲けしました。

近所の人々「はっはっはwwww笑いが止まらんわwwwww」

お爺さん「そのうちきっと悪い事が起きる」

近所の人々「うるせージジい! せっかくのめでたい気分を壊すんじゃねえ!」

お爺さん「あぁん? やんのかコラ! 誰のおかげで儲けれたと思ってんだ?」

お爺さんの言った事は本当になりました。

お爺さんの発言にキレた近所の人々がお爺さんをリンチしようとしたのです。

すると、バルチャイがお爺さんを守る為に、命を懸けて近所の人々に立ちはだかりました。

恩に報いる為に、小さな体で野蛮な人間の群れに立ち向かう姿。 なんて健気なのでしょう。 素晴らしいです。

そして、一時間に及ぶ激戦の末、バルチャイは近所の人々をせん滅したのです!

お爺さんを救った事に満足したバルチャイは遠くの国へ飛んで行きました。

お爺さんはその後ろ姿をいつまでも見守っていましたとさ。

お爺さん「別れは辛いが、きっと良い事があるさ」

お爺さんの言った事は本当になりました。

なんと、お爺さんが旅をしていると、道にでかいきんのたまが落ちていたのです。

これをフレンドリィショップで売ればしばらくは金に困りません。 よかったねオウ爺さん。


しかし、オウ爺さんは相変わらず

爺さん「きっと悪い事が起きる」

と言うのでした

お爺さんの言った事は本当になりました。

なんと、作者がネタ切れを起こしてしまったのです。

これでは続きを書けません。 なのでこのお話はおしまいです。

人生何が起こるかわからないものですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



終わり

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