ぐだ男「カルデアの日常 (21)
~王様自慢~
ガウェイン「うちの王様は素晴らしい手腕で民を救い……」
トリスタン「その比類なき武力により国を護りました」
ニトクリス「それはファラオも同じですっ!」
ネロ「ローマの建国王がもっとも素晴らしいのである! 何と言っても余の国を作ったのだからなっ!」
サンソン「それならマリアだって!」
ネロ「ちーがーうー! 建国王ー!」
アルトリア「……立香、あれを止めてきてほしい……」
ロムルス「うむ。あのようにローマの子が争うことを良しとはしない」
ぐだ男「う、うん。マシュ、無理やりにでも止めてきてくれ……あれ?」
マシュ「みなさん! もっとも筋肉を磨き上げ勇気を持った王はレオニダス王ですっ!」
ぐだ男「マシュ!!!」
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~おもちゃ~
ステンノ「……素晴らしいわね。私?」
エウリュアレ「そうね。こんなものが見られるなんて」
アナ「はい。姉様達にまた会えて嬉しいです……♪」
メドゥーサ「…………」
ステンノ「ええ、私も。それに私も嬉しいわよね?」
エウリュアレ「ええ。あら、無駄よ? アステリオス、そのまま引っ張ってきて」
アステリオス「ワカッタ」
ゴルゴーン「ええい! 離せ! 何故そんなに力強い! おのれマスター!」
ステンノ「素晴らしいわね。マスター」
エウリュアレ「礼を言うわ。ほら、駄妹。そんな風に他人に運んでもらってるから太るのよ」
ステンノ「私からも。こんなにも面白いおも……妹との再会をありがとう」
ぐだ男「うん……その、ごゆっくり……」
ゴルゴーン「マスタァァァ!!!」
メドゥーサ「……これで少し楽になりますね……」
~天使~
黒ひげ「んんwww戦場の天使とも呼ばれたナイチンゲールたんwww天使に違い無いですなwww」
黒ひげ「今会いに行きますぞー!!!」
ナイチンゲール「その不潔な格好はなんですかっ!」
黒ひげ「うわっとぉ!? もしもーしオタクどなた~? 拙者忙しいのでござるけど」
ナイチンゲール「うるさいです。そのように不潔な格好だと感染症などの危険性が上がります」
黒ひげ「サーヴァントには関係無いでござるよwww待っててねナイチンゲールたーん!」
ナイチンゲール「ナイチンゲールは私です。良いから来てください。消毒します」
黒ひげ「え!? 嘘!? ナイチンゲールもBBA!? 拙者落ち込……ちょっ! 顔にアルコールぶちまけないで!」
ナイチンゲール「これでは足りませんね……消毒に入ります」
黒ひげ「ちょちょちょ、それで何するの!? 拙者燃えちゃう! 普段から萌えてはいるけどそれはダメ!」
ナイチンゲール「いきます!」
黒ひげ「らめぇぇぇ!!! アルコールに引火してるからぁぁぁ!!!」
~おやつ~
セイバーオルタ「うむ……魔術師の食べているものもなかなかうまいな」
ロマン「あはは……お褒めに預かり光栄です」
オルタ「おかわり」
ロマン「い、いや、それは僕の秘蔵のおやつで……」
オルタ「おかわり」
ロマン「本当に貴重な品で……」
オルタ「おかわり」
エミヤ「セイバー、そこらへんにしておかないか」
オルタ「では貴様が作れ。そうだな、またハンバーガーを貰おうか」
エミヤ「良いとも」
ランサーオルタ「私も貰おうか」
エミヤ「もちろんだ」
ガウェイン「王の食事ですか! 私も手伝わせていただきます!」
エリザ「私も手伝うわ!」
エミヤ「頼むから座っていてくれ」
~遊戯~
ヴラド「むぅ。ここか」
ロビン「へっ、温い手だな。じゃあここだ」
ヴラド「当然そう来るだろうな。ではここだ」
ロビン「げっ、そりゃ無いぜ。戻さない?」
ヴラド「馬鹿を言うな」
エリザ「あら、何やってるの?」
ロビン「将棋だよ。チェスみたいなもんさ」
エリザ「私もやりたいわ!」
ロビン「だとさ?」
ヴラド「では私が代わろう」
ーーーーーー
エリザ「……もう一回」
ロビン「あのなぁ、もう十回目だぜ?」
ヴラド「ロビンフッド、次は私が打とう」
ロビン「へいへい。頼みますよ」
エリザ「うぅ~……!」
ーーーーーー
エリザ「やったっ! 勝ったわ♪ 私ってやっぱり凄いのねっ!」
ヴラド「うむ。中々の腕前であったな」
ロビン「苦労人なことで……お、マスターも一緒にどうだ?」
ぐだ男「ん、じゃあ一回だけ」
ーーーーーー
エリザ「ダメ! 待って! 私が勝つまでやるの! ちょっと!」
~聖杯~
三蔵「聖杯なんて御仏的にはきっとダメよ!」
ぐだ男「いや、でも……」
ケツァルコアトル「お酒! 良いわね、お酒飲みましょう!」
ぐだ男「ケツァルコアトルに聖杯あげたいし……」
三蔵「そもそもこれ聖杯云々の前にアルコール中毒じゃない!」
ケツァルコアトル「器にするだけだから問題ありまセーン!」
三蔵「そんなにお酒ばっかり飲んでたらナイチンゲール呼ぶわよ!」
ケツァルコアトル「すみまセーン! もうやめマースッ!」
ぐだ男「……何かあったの?」
三蔵「酒呑と夜中に廊下で酒盛りしてたらこっぴどく怒られたんだって」
ぐだ男「そんなに怖がることあるのか……?」
三蔵「それも三日三晩も!」
ぐだ男「……そりゃそうなるか」
~絵本~
ジャック「おかあさん、絵本読んで?」
ぐだ子「はいはい。今日は何読む?」
ジャック「人魚姫がいいな……♪」
アンデルセン「おいおい。作者の前でそれの読み聞かせをやるっていうのかマスター?」
アリス「わーい! 私も聞きたいわ!」
ぐだ子「ファンが待ち望んでるんだよ?」
アンデルセン「ええい! 貴様ら作家の気を考えんか!」
シェイクスピア「それなら私の作品をどうぞ、マスター」
ぐだ子「ありがとう、シェイクスピア」
ーーーーーー
ジャック&アリス「「よくわからなかった!」」
シェイクスピア「……辛いこともあるものですな」
アンデルセン「まあその……アンタの作品は子供受けはしないかもしれないな」
~天敵~
ランサー「お、おいやめろ!」
キャスニキ「くそっ、どこまで追ってくるんだ……!」
ランサーオルタ「オイ、俺はもう逃げねえぞ」
ランサー「やめとけ! またあんな地獄の日々に戻りたいのかよ!」
キャスニキ「せっかくカルデアに来たってのにやってられるかよ!」
スカサハ「逃げるのはおしまいか? では修行の成果を見せてみろ」
オルタ「お前に教わることなんてねえよ!」ブン!
スカサハ「ほう、吠えたな。ではまず一人だ」ガシャーンッ
ランサーキャスニキ「「オルタが死んだ!」」
プロトランサー「おお? お前らどうしたんだ?」
ランサー「いいから逃げろー!!!」
スカサハ「ほう、4人目か? 良いだろう。貴様ももう一度鍛え直してやる」
ランサー「おいお前も早く逃げるぞ!」
プロトランサー「お、おう!」
水着スカサハ「そんなに急いでどこに行く?」
アニキs「「「ギャーーー!!!」」」
~魔法少女~
イリヤ(う、ど、どうしよう……)
メディア「ねえ、貴女の衣装、素敵ね?」
イリヤ「あはは……ありがとうございます」
ルビー「イリヤさん! これ完全に獲物を狙う蛇の目ですよ! イリヤさんは人気者ですね~!
イリヤ「ルビーは黙ってて!」
メディア「ねえ、少しで良いから向こうでお着替えしない?」
イリヤ「ひぃっ!」
メディア「貴女の服のデザインが見たいのよ」
イリヤ「え? あ、それなら、はい。どうぞ」
ルビー「え、ちょっ? イリヤさーん? どうして渡したんですか? ちょっとー!?」
メディア「これで私もリリィみたいに可愛らしくなって……! 宗一郎様……!」
イリヤ「まあ……良いよね♪」
~電子機器~
アルテミス「ねぇダーリン、いつでも連絡出来るって素敵ね」
オリオン「お前いつでも俺のこと連れ歩いてるじゃねえか!」
アルテミス「それはダーリンが浮気しないようにでしょ!」
オリオン「あっ、ハイ。あの、手から力抜いてください。潰れちゃう」
アルテミス「はーい。それじゃあちゃんとこれ持っててね」
オリオン「はいはい……」
ーーーーーー
アルテラ「通信機器は悪い文明! 本当の自分を曝けだせないと聞いた!」
ロマン「そんなことない! というか誰に聞いたの?」
アルテラ「喋るクマさんだ」
アルテミス「ねえダーリン?」
オリオン「そりゃ女口説かない俺なんて本当の自分じゃ……すみませんでしたっ!!!」
~キッチン~
武蔵「よーし、うどん食べに行くかー!」
エミヤ「うどんくらいなら私が作ろう」
キャット「キャットも手伝うワン♪」
武蔵「やったー♪」
ーーーーーー
武蔵「よーし、うどん食べに行くかー!」
ブーディカ「作ったことは無いけど……やってみよっか!」
武蔵「お願いっ!」
ーーーーーー
武蔵「よーし、うどん食べに行くかー!」
イシュタル「うどんってあれでしょ? あの麺類。ラーメンと同じ感じで良いわよね? 作るわよ」
武蔵「う、うん。お願いするわね」
ーーーーーー
武蔵「よーし、うどん食べに行くかー!」
ガウェイン「ではまずポテトを砕きます」
武蔵「ちょっと!」
ーーーーーー
武蔵「よーし、うどん食べに行くかー!」
アルトリア「私も行きます」
弓アルトリア「では私も」
槍アルトリア「仕方ないですね」
ーーーーーー
武蔵「ご馳走様! 誰かお金持ってきた?」
アルトリアs「……解散!」
武蔵「ちょっと!!!」
~英雄譚~
マーリン「王の話をしよう……王は小さい頃は一人で寝られなくてね。ケイに添い寝してもらってたりしたよ」
ぐだ男「ほうほう」
マーリン「好き嫌いは無かったが大飯食らいでね。その上食べたらすぐに寝てしまうときた」
ぐだ男「アルトリアにもだらしない部分があったんだ」
マーリン「寝相も酷くてね。王になってからもよくベッドから転がり落ちたりしてたよ」
ぐだ男「へー。そんなことも……」
リリィ「は、恥ずかしいですね……」
ーーーーーー
槍王「これはなんだ。精神攻撃か? おい、何故そんなに優しい目でこちらを見るのだゴルゴーン」
~夢~
ラーマ「花の魔術師よ。せめて夢の中だけでもシータに逢えないものか?」
マーリン「今の僕には難しいね。確かにそのくらいできるものもいるが……」
ロマン「純粋な夢魔なら出来るかも知れないね。レイシフトして会いに行ってみるかい?」
ラーマ「頼む。シータに逢えるのであれば余は手段など問わない」
ーーーーーー
ラーマ「この路地裏にいるのか……?」
ラーマ「黒猫、か? 話に聞いた夢魔の姿……頼む。夢の中で構わない。シータに逢わせてくれないか」
ーーーーーー
ぐだ子「ラーマ、幸せそうに眠ってるね」
ロマン「そうだね。うん、きっといい夢を見ているよ」
~音楽会~
ネロ「ふふふ……流石だな、我がライバル……!」
エリザ「そうね。でも、実力だけを磨いても仕方ないわ」
ネロ「何? そうなのか?」
エリザ「ええ。だって私たちの歌はこんなに素晴らしいのにまだ世界中に歌声を響かせて無いじゃない」
ネロ「むむぅ、確かに。ではどうすれば良いのだ?」
エリザ「私たちを後押しする優秀なプロデューサーと作曲家が必要ね!」
ネロ「おお! 作曲家ならカルデアにもいるではないか!」
エリザ「早速行ってみるわよ!」
ーーーーーー
マリー「それで、二人はどうなさったの?」
アマデウス「出来た曲を見せたら悲鳴をあげて帰ってしまったよ」
マリー「まぁ! また品の無い曲を作ったのね!」
アマデウス「そんなはっきり言ってくれないでおくれよ」
~カツアゲ~
牛若丸「おい弁慶、何か芸を見せてみろ。何、出来ない? ではそこで飛んでみろ!」
牛若丸「飛んで小銭を寄越すと良い! ……まあこのくらいで良いか」
イシュタル「あ、ああやればお金がたくさん……!」コソコソ
ーーーーーー
イシュタル「ちょ、ちょっと芸を見せてみなさいよ」
ギルガメッシュ「ふむ。良いだろう」
イシュタル「ええっ!? 素直に見せるの!?」
ギルガメッシュ「娯楽というものには美も含まれる。美しい我様の姿を見たいというのも納得だ」
ギルガメッシュ「とくと見るがよい! 人類の美の頂点を!」
イシュタル「な、なんで脱いでるのよー!!!」ダッ!
ギルガメッシュ「ふん……見る目のない奴め。我が肉体こそが最も美しいというのに」
終わりです
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