安価で小説書きたい案をください…… (79)
出来るだけですが新しいものが書きたいなぁなんて思ってます。
主人公が男で17才というのは確定させて頂きます。
まず、学園ものバトルものファンタジーものなどのジャンルの選別を協力して頂きたいです。
注意:筆者は文才はありません
それではお願いします
これより下1で
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483924177
SFファンタジーホモ学園NTRバトルもの
>>3さんのが逸脱しすぎてやばかったんですが、18禁系統のものは流石に書けないので笑
ラブコメファンタジーですね!
それでは異世界もの。もしくは実際には居ない、ありえない空想上の存在が現代にあったら的なものになると思います。
出来ればですが後者を書きたいです。
案を頂きたい!
下1
異世界からやってきたモンスターの娘らと生活するはめに
>>5さんすいませんそれと全く同じようなものが既に世に出回っているみたいなので申し訳ございません。
下1で
様々な異世界とつながっている洞窟を発見し、冒険や交流することに
>>7さん素晴らしいです!
かなり難しそうですがそそられますね。
ということは現代と異世界を行き来する形になります。
後は主人公の性格と名前と誰にも知られたくない秘密のようなもので主人公に味を出したいと思います。
プロローグを書いておきますのでその間にお願いします。
ピンときたものを採用します
女性が主人公の小説とかも見たいです、女騎士とか正義の魔法少女ものとか
今回は男主人公だから無理ですが、次回から女主人公描いてくれたら嬉しいですが、どうでしょう
名前 鬼塚 鋼 (おにづか はがね)
性格 内気で気弱 名前にコンプレックス
秘密 女性として生まれたかったと思い、度々女装している
>>9さん
ダブル主人公でもいいですよ!
ていうかすいませんプロローグ書いてるんですがやはり名前ないときついので名前誰か下さい
下1
女性主人公、高町なのは
>>10さん
了解です!
>>12さん了解です!
シャカシャカシャカシャカ
歯間に無様に挟まった海苔を綺麗に磨き落としていく。
「やっぱ毎日コンビニの弁当じゃな……」
母親が毎日作ってくれた料理のありがたみを実感した瞬間だった。
空き箱となった海苔弁をゴミ袋に投げ捨ててカッターシャツに着替え始める。
「今日からか」
……それは今年の6月のことだった。その日は丁度俺、 鬼塚 鋼 (おにづか はがね)の17才の誕生日だった。
鬼塚の家系といえばヤのつく方々の間では有名で鬼塚組なんて言われていた。そんな泣く子も黙る鬼塚組の次期総長と謳われていたのがそう、一人息子の俺だった。
そんな俺の17才の誕生日だということで馬鹿みたいに騒ぎ出した親父達。
「もう嫌だ」
俺は我慢の限界で飛び出した。
俺は好きでこんな家に産まれた訳じゃない。そう、今までずっと我慢してきたんだ。
鬼塚という名前だけで周囲に気を遣わせ、鬼塚というだけであいつは怖いやつなんだなどとレッテルを貼られる。
「(それに俺は……)」
床に転がった『女性もの』の雑誌をタンスの奥にしまい込んで俺は玄関口に立った。
「……暑い」
夏休み空け初日の授業は決まって猛暑日。7月の頭に編入した鋼だったが、すぐに夏休みが始まってしまったため友達は出来なかった。
よってボッチ夏休みを家の中でダラダラと過ごしていた訳だが鋼にとってそれは苦痛ではなかった。
元々から家系のせいで友達と呼べるものはいなく家に居ると親父の舎弟達が盛り上がっいてとてもではないが気を休められない。
リリリッ!っとポケットに押し込んでいた携帯が鳴る。
何だろうと思って開けると唯一登録してある母親からだった。
『お金だけど今月は大丈夫そう? 身体に悪いものばかり食べたりしてない? 』
そう。鋼が編入試験を受けれたこともお金に困ることがないのも全て母親のお陰だった。
周りから日陰者ような扱いを受けている鋼に気付いた母親は鬼塚組の中で唯一の鋼の理解者であり協力者であった。
現在母親が親父に「鋼は鬼塚組に相応しい男になるために自分磨きの旅に出たわ」なんて嘯いて誤魔化したところ親父は「なんて立派な奴なんだ」と感涙していたらしい。
「(でも、いつまでも母さんに頼っている訳にはいかないよな)」
>>12さん
すいません調べたら既存のキャラクターだったので出来れば別の名前でお願いします
性格等主人公とおんなじような感じで書いてくださるとありがたいです
下1
進行上鬼塚 鋼の見た目が必要になりました!
見た目募集します!
出来れば設定を考慮した感じで細かく言って下さると大助かりです。
下2
あとすいません
ヒロインの見た目も案ください。
主人公の見た目、女の子の見た目。
下5以内ぐらいの中でピンときたものを採用します。
イケメンか
美少女かもお願いします、
ドッドッド!
それは紛れもない心臓の動悸の音だった。
幸い北海道で名を馳せる鬼塚組の名前はここ、長崎までには届いてないようで、鋼自身も邪険に扱われることはなかった。
何せ身長165cmと少し低い体躯で、肌がやたらきめ細かい中性的な顔立ちをした鋼の見た目からはとてもヤのつく職業関係の人間には見えない。
しかし、
「まーちゃんあそぼー!」
「あのねー鋼くんと遊んでたらねー、うちのお母さんにあの子には関わっちゃだめ! って言われたんだー」
ビクッ!と肩が跳ねる。
ーー鋼にとってそれが1番最初の拒絶であった。
「(もう、昔のことなんだ、落ち着け俺)」
今日こそは友達をと、隣の席の女の子ーー錦野まに(にしきの まに)に話しかけようとする鋼だったが、前述の理由でずっと攻めあぐねているという訳だ。
それにしてもと顎に手をやる鋼。
「いいなーああいうヒラヒラしたの」
鋼の目線は錦野の人形のように整った顔立ちではなく、腰まで伸びて太陽の光を反射して輝いている見事な金髪のツインテールでもなく、ーーましてや彼女のその身長に似合わない豊満なバストではなかった。
制服ーー女の子用の制服に目をやっていたのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
授業が終わり今日も誰にも話しかけられなかったと嘆息する鋼だったが横面を強く弾く痛みに驚いて横を見る。
「あんた私のことずっと見てたでしょ」
そこには何かを野球の投手のように投擲したポージングをした錦野が立っていた。
「ちょっと気持ち悪いのよあんた。周りの子達はあんたのこと鋼キュンだのなんだの言ってこそこそ話してるけど」
その大声と、フンっと胸の下で手を組む仕草に、ザワザワと周りの男子生徒の目が釘付けになる。
「これは立派なセクハラよ!」
ーーそうやっていきなりコ◯ンくんのように指を突きつけて的外れな事を言ってくる錦野に呆気に取られていた鋼だったが。
「ぷ、くくっ、ハハハ!」
急に笑い出した鋼。周りの生徒も驚きに目を見開いている。
「な、なんなのよ」
「いや、ごめん。だって…ぷくくく」
これが笑わずにいられるだろうか。なぜなら今まで鋼は人生の中で、誰かに暴力や暴言を吐かれる事などなかったのだ。鋼の周囲には愛想笑いを顔に貼り付けて鋼を避ける人間ばかり。彼らの目には鋼ではなく、鬼塚組しか映っていなかったのだ。
それがどうだーーコロコロと転がって足に当たる消しゴムを見ていっそう吹き出す鋼。
「あ、あんたおかしいんじゃないの!?」
大声で怒鳴って出て行く錦野。その瞬間 あ。まずったな と感じる鋼。なぜなら彼女は鋼の事情など知る由もない。ーーそしてそれは当然彼女ではなく周囲の生徒も……
「(絶対へんな奴だと思われたーー)」
周囲の生徒の顔を見るのが怖い、きっとみんな編入してきた 鬼塚 鋼 はヤバいやつだって思ったに違いな……
パチパチパチパチパチパチっ!
「え!?」
それは気持ち悪いだとか変質者だとかそういう罵倒ではなく、確かに賞賛の拍手だった。
お昼とその他諸々の事情により離席します。
その間にこうした方が良い。この設定追加してほしい。
このヒロインどうですか等あればよろしくお願いします。
因みに主人公にはこの後工事現場のバイトをさせてそこで異世界に繋がる洞窟を発見する予定です。
後どうしても欲しい安価として
複数の異世界が存在するので最初に行く異世界がどのような異世界なのか案がどうしても欲しいです。
これより下10こ以内で良さげなものを採用したいと思います。
よろしくお願いします
妖精と人間が共存する世界
妖精は人間に魔翌力を与えて、人間は魔法を使い妖精と人間が暮らしやすい世の中を作ってきた
しかし政府は妖精の力を悪用しようとする動きを見せて、妖精を守る古き思想派と妖精を強制的に捕らえて奴隷のように魔翌力を吸い取ろうとする悪の政府派で対立している
>>43さんの意見にさせて頂きます!とても素晴らしいとおもいました。
その他としては相良太陽の参加はありだと思ったので書きます!
「やるじゃん鬼塚!」
これまで全く接点の無かった男子生徒からいきなり肩を叩かれる。
「え、え何がどうして?」
鋼は意味がわからない。ーーそれもその筈。つい先程までずっと鋼は女子の身体ーもとい制服を見ていてそれを錦野に勘違いされて罵倒された。
その罵倒に対し急に笑い出したおかしな変態の筈だった。
「錦野さんはね、家がすっごいお金持ちで私達誰も錦野さんに逆らえなかったの」
「それに性格がすごい乱暴で怖かったんだぁ」
「顔は良いんだけどなー性格があれだし何より逆らうと金で何されるかわかんねぇしな」
「そんな錦野をビビらせて追い払っちまうなんてすげえよ鋼!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なんだろうかこの気持ちは。
あれからクラスの人達がいっぱい来て、鋼の席を取り囲んで話しかけてくるという珍事。
鋼は驚きと今までの周囲とのギャップからオドオドとしか話せなかったが、それでも周りの女の子なんかは キャー可愛いなんて言って楽しく話してくれた。
「俺、友達が出来たんだ」
硝煙やタバコの匂いなど一切しないのどかで澄み切った空気が鼻腔をくすぐる。かなりの田舎でコンビニに行くまでも一苦労だが実家よりは数倍マシだった。というより寧ろ好きな方なのかもしれない。
田んぼ脇に立つ電信柱のカーブミラーに映り込む、自分のだらし無く笑った口元に手を触れる。
「……可愛いか」
今ここに告白しよう。天下の鬼塚組の次期総長、鬼塚 鋼には誰も知られたくない、母親にすら隠している秘密があった。その秘密とは、
「もっと可愛いって言われたいな」
密かに抱く女装癖であった。
鋼には昔まーちゃんと呼んで遊んでいた女の子がいた。まーちゃんは毎日可愛い可愛いと鋼に女装をさせ続けた。最初は鋼も嫌がっていたものの、可愛いと言われることに徐々に嬉しさを感じていった。
しかし別にそれは女になりたいだとかそういう感情ではない。鬼塚組のイメージとは真反対である可愛いという言葉に惹かれたが故だった。
「(でも、そんな趣味バレたら絶対気味悪がられるよな……)」
後ですが遅ればせながらタイトル募集させて頂きます
下3つ以内で良さげなものを採用したいと思います
ラウンド・トリップ・ファンタジー
>>52さんありがとうございますとても素敵なタイトルだと感じました!
以下タイトルは
Round Trip Fantasyとさせて頂きます。
後ですが、太陽の参加により鋼の一人称を『僕』に変えることにしました。よろしくお願いいたします
はぁーとこれまた大きなため息をついた時だった。
プルルルル!
「え、着信? ってそういえば」
鋼の周りに集まって来た生徒達とラインI.Dやらメアドやら電話番号やらを交換したことを思い出した鋼。今まで母親との定時的な連絡もしくはインターネットで可愛い服を調べたりするぐらいしか用途の無かった携帯だったが急に賑やかになったものだ。
「相良 太陽(さがら たいよう)?」
誰だっただろうか生徒達は皆一斉に自分の名前を述べて質問を投げつけて来ていたので名前と顔が一致しない。
「(……とりあえず出てみるか)」
「もしもし?」
「おー鬼塚! 相良だ、お前一人暮らしだろ? 一人暮らしだとやっぱマネーは大切だろ? 同じ一人暮らしのよしみとしてお前にとっておきのアルバイトを教えてやろうと思ってよ」
……お金か、確かにこれ以上母親に頼り続けるというのは如何なものだろうか。
「ありがとう! 助かるよ相良」
「よっしゃ! なら日曜日空いてるか? そこで体験いくぞー」
「うん」
携帯を切り頬を叩く鋼。
「(悩んでたって何も始まらない。 そもそも可愛いって言われたいなんて早々バレるもんじゃない)」
気を引き締めていこうと太陽と周囲の木々で影ができている遊歩道をダッシュする。
ーーあからさまにひなたを避ける鋼
「あ、直射日光は肌に良くないんで(^ ^)」
それから週末まで僕の席には毎日友達が来た。そこで知ったが相良太陽は実は隣のクラスだったらしく、僕と錦野さんとの騒動の時にたまたまクラス前を通りかかっていたらしい。
因みに錦野さんとは……その後一切会話をしていない。知り合ったばかりの僕ですらその錦野さんの態度は、傍若無人なお嬢様を絵に描いたようだと感じる程だった。
話せる雰囲気じゃなかったのだ。
「おい、何暗い顔してんだよ鋼」
不意に肩を叩かれて顔をあげるとそこには筋肉質で背の高めな男子、相良太陽がいた。
「いつまで待たされるのかと不安になってたんだよ太陽……」
既に太陽、鋼とファーストネームで言い合う仲になっていた僕達だったがいい加減に説明して欲しい。
「月曜日、お前から電話貰って来て学校で会っていきなりジャージで午後6時にここで待ち合わせって言ってきて」
ウンウンと意味深げに頷きまくって聞いている振りをする太陽
「バイトの内容聞いても秘密だのなんだの言って誤魔化してその上遅刻か」
「ははは、悪りぃ悪りぃでもまだ15分しか遅刻してないし許せ」
デコを小突かれ青筋を額に浮かべる鋼だったがなんと時給が2000円というかなり優良なバイトを紹介してもらえるということで我慢する。
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カツンカツンカツンっ!
「叩けー只ひたすらに叩くんだ鋼!」
「お前の頭ぶっ叩くぞ太陽」
ーー完全に騙された。汚れてもいいジャージで来いという時点で気づけばよかった、確かにもらえる金額は相当なものだがこれはキツイ。
それはそれぞれ三、四人のチームに分かれて唯ひたすらに山をくり抜くという意味不明なアルバイトだった。しかも今回鋼と太陽は新人だからということで全く人が寄り付けなさそうなポイントを任されていた。
「こんなことして何になるんだよ」
目的が鮮明でなく完全に無心で掘り続けている作業に嫌気が差して腰を下ろす鋼。
用事で離席します。
続きは夜22時ごろになると思います
流石田舎といったところか、見上げた空には相当な数の星が瞬いていた。
「(お星様になりたい……)」
そんな乙女チックな妄想を繰り広げている時だった。
ッカタン!!
と背後でスコップが落ちる音。上を向いた首をそのまま背後に倒していくと
「……え?」
そこには僕達と同じようにジャージに身を包んだ 錦野 まに の姿があった。
彼女はふるふると肩を震わせて口をパクパクさせる。ーーそのバツの悪さというか場違い感に口を開けたまましばし放心する鋼だったが「あはは」と苦笑いを浮かべてみる。
それが余計癇に障ったのだろうか錦野はスコップの上でふんふんと地団駄を踏み始めた。
その様子に気付いたのか「何事ですか」と此方へ来た太陽。ーーしかし太陽も錦野の姿を見るなり硬直して動かなくなる。
「どうして……なんであんたらがいるのよ」
突然この世の終わりの様な顔をして涙目になる錦野。そのまま地面にヘタリと崩れ落ちた。崩れ落ちる時にボヨンっと大きく揺れる胸に思わず目がいったのは仕方のないことだ。
「どうしてって言われてもお金が欲しかったからだよな鋼?」
「う、うん。(でもその理屈でいくとどうしてお金持ちなはずの錦野さんが?)」
と、思考してみたが答えが見つからない。とはいえ1週間前から気まずい錦野相手に奥手気味な鋼がそんな踏み込んだ質問を投げかけられる訳がない。
「てか、なんで金持ちなお前さんがこんなしんどいバイトしに来てんの? おかしくね?」
そんな風に悩んでいると落ち着きを取り戻した太陽が快活な声でズバッと問題点にツッコミを入れる。流石太陽だ。どうやら老若男女分け隔てなく接する太陽にとってはこの誰もが物怖じするお嬢様も言うなれば『ただのお嬢様』ということのようだ。
「(僕なんかよりよっぽどすごいよ)」
と感心した鋼が太陽の顔を見ようと立ち上がったところだった。
バンッ!
「ぶべらっ!!」
「ひいい!!」
ーー太陽の顔面にスコップの柄がめり込んでいた。
ガタガタと歯を打ち鳴らし怯える鋼に対して急に悠然とした立ち振る舞いを見せる錦野。
「私がここでバイトしてること」
今まで彼女が笑ったところを見たことがなかったが、
「誰かに話したら殺すから」
ーー彼女の笑みは途轍もなく怖かった。
それから2ヶ月ほど経った。鋼と太陽は毎週金曜と日曜の夜に掘るというシフトを組んでいた。奇しくも同じ班分けになっている錦野のシフトは定かではないが決まって鋼達が入っている時間には錦野の姿があるため同じシフトだと推測する。
「結構掘ったよな」
「うん」
班は4人。鋼と太陽と錦野とあともう1人なのだが、日が被っておらず把握しきれていない。人が10人はゆったりと入れるスペース(流石に立ってだが、)この4人というメンバーにしてこの短期間でよくもまあここまで掘ったものだ。
相変わらず無愛想な錦野に同意を求めるように視線を送る鋼だったが、錦野は今も真剣に「働かざるもの食う……」とかなんとか小声で呟きながら掘り進めていて聞く耳を持たない。
「おい、錦野もちょっとは休んだらどうだ?」
ーー太陽が労いの言葉を掛けた瞬間だった。
何度も何度もざくりと岩肌にスコップを突き立てていた錦野だったがいきなり動きを止める。「どうしたんだよ」と鋼達が駆け寄ると錦野が額に汗を浮かべながら
「ここなんかおかしい」
錦野はそう呟いて『岩肌に突き刺さったスコップをそのまま90度回転』。
はぁ!?と驚愕を露わにする鋼達を尻目に錦野はそのまま平然とスコップを引き抜く。
するとガラガラと目の前の岩が崩れ落ちて中から真っ白なゲートのようなものが現れた。
「な、なんだよこれ」
思わず声が漏れる鋼。それを皮切りに錦野と太陽が騒ぎ出す。
「これは世紀の発見よ! きっとこのゲートはどこかの空間に繋がってて……そしてこれを世界に公開すれば私はこのゲートの第一発見者として」
「お、おいマジでやばいってなんだよこれ! これ由紀に見せたらきっと驚くだろうな。 そう思うよな鋼! な?」
由紀とは太陽の妹であり詳しくは知らないが現在は実家の長野の病院で療養中らしい。
「(太陽はかなりのシスコンみたいだけどなんなんだろうな)」
目の前で起きている超常現象そっちのけでそんなしょうもない事が頭をよぎった時だった。
バチバチバチッ!
「え!?」
ーー突如太陽のフレアのようにゲートから白い光が溢れ出て鋼達を連れ去ったのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここは妖精と人間が共存する世界 。
妖精は人間に魔力を与えて、人間は魔法を使い妖精と人間が暮らしやすい世の中を作ってきた 。
しかし政府は妖精の力を悪用しようとする動きを見せて、妖精を守る古き思想派と妖精を強制的に捕らえて奴隷のように魔力を吸い取ろうとする悪の政府派で対立している。
ここから進行重視で地の分はかなり端折って会話文と安価で進行していく形をとります。筆者には実際そうやって案を貰って進めたのち、地の分を書いてそれを他サイトに投稿してあげてやろうという目論見があります笑
まず、鋼達がおりたったこの世界ですが。
そのおりたった場所はどこ?(野原や施設や森の中など)
下2で
妖精から魔力を供給して貰い魔法を使って発展を遂げてきた世界における田舎とは、すなわち妖精がいなく未発展という土地ということになる。この世界で絶対数が少なく希少な存在である妖精。
直接頭に響いてきたかのような声に顔をしかめる鋼達。
続きはまた明日の夜に書きます。
その為にやはり安価をとっておきたいとおもいます。
欲しい案としては
1.この世界でなにをすれば元の世界に戻る条件を満たしたことになるのか
2.この世界における妖精の容姿(小さい? 人間と同じぐらいの背丈? 女だけ?)
お願いいたします。
明日書く時に挙げられていたもので良さげなものを採用しようとおもいます
遥か昔、天地開闢に等しい力を手に入れた生命体が居た。『それ』に性の概念や肉体はなく、なんの因果か生まれ出でた事に対する関心だけがそこにはあった。確かにその絶大なる力によってこの世のありとあらゆるものを手にする事が出来た『それ』ではあったが、自己研鑽をしようにもあらゆる事象の達成は先天的な力で難なく遂げてしまう。
『それ』はこの世界で唯一の生命体であるが故に【自由】ではあったが明確な【意味】を見つけることも出来ず唯その空間を漂うばかりだった。自分は何の為に生まれてきたのかーー万年億年と永遠に等しい時の中で思考の海に浸かっていた『それ』はいつしか不意に感情という概念を形成した。感情は『それ』に【孤独】というものを植え付け、【孤独】は生みの親である『それ』にとってそれこそ本当に唯純粋な【毒】になってしまった。病に伏す筈も無い『それ』ーーだというのに『それ』は如何にも苦しいと言わんばかりに滅茶苦茶に空間をのたうちまわりながら更に数千年考えた。
そして『それ』は思いつく。自身をこの苦しみから解き放つすべーー他の生命の構築。命というものを考えたことはなかったが、幸い自分自身については造詣が深い。そうして出した結論が
【きっと自分は半分でも生きていける】
分裂すると『それ』は『それら』になり、さらに『それら』は『無数』になった。そして無数は其々窒素や酸素、その他の元素へと姿を変えて身を寄せ合った。
ーーそうして出来たのが【星】だった。
遂に『それ』は生命を循環させる仕組みを空間に創り上げたのだ。『それ』は散らばった自身を唯広がる静寂の中で美しく照らす為に最後のひと仕事と【太陽】へと姿を変えた。
こうして孤独を制した『それ』の生まれた意味は見つかった。なぜなら新しく生まれてくる『無数』は今、数多の可能性と発明を模索し続け互いに『名前』を付けあっていたりする。完全に『それ』から脱退した我が子たちを
熱を帯びながら見つめ続けるという役目を担えたのだった。
そうして創造された世界の1つに『それ』だったもの、その残滓が新たに妖精と呼ばれるようになった。
元は同じなのに、妖精は『それ』の不思議な力の一部を有していたのだ。
ーーそれが【魔力】であった。
人々は妖精達の魔力を利用することによって今まで生きてきた。妖精達は魔力を、人々は絶対数の少ない妖精の保護を担うことで共存してきたのだった。
しかし人はどうしようもなく欲望に塗れた生物であった。利益の為に妖精を奴隷の様に扱いその魔力を搾り取り続け、挙句の果てにその妖精を【喰らった】者が現れたのだ。
妖精を喰らった者はたちまちにして膨大な魔力を手に入れ周囲を呑み込んでいく。今もなお呑み込み続ける巨悪に打ち勝ち世界を救う。
それがこの世界で鋼達に課せられた試練だった。
たかが、一介の高校生ら3人に何ができるというのか……
すみません、何ができると思いますか?爆笑
下3以内ぐらいで良いのがあれば!!
そうりゃあ秘めたる力目覚める感じでそうでしょう、炎の魔法使えたり、氷の魔法を使えるようになったり
>>73その程度でどうにかなる規模の敵ではなくなってしまいますた笑相手魔力の塊みたいなもんですからね笑
やはりスケールでかすぎで修正すべきでしょうか
たった3人で世界を呑み込むほどの巨悪に打ち勝つのに付け焼き刃の魔法や剣術で……
倒せるビジョンが見えない……
なら主人公達を強くするしかないですね、例えばヒロインは一騎当千最強の女騎士変身出来るが
力を行使出来る条件として自分の為ではなく、大切な人を守る為に力を行使出来る、こんな感じで制約も入れてみる感じで
>>78さん
成る程!今日は寝てまた明日話を構築して参ります!
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