【安価・コンマ】剣と魔法の異世界ファンタジーで生き残る (1000)


主人公の少年が、剣アリ魔法アリの世界で生き残るのを目的に頑張るスレです

進行はコンマと安価

1ヶ月ごとに節目となる、死亡率高めのイベントが起こるので気をつけて下さい

まずは・・能力から決めていきますか

筋力↓1
魔翌力↓2
耐久力↓3
敏捷↓4
器用↓5

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1482969919


筋力・12
魔力・14
耐久力・45
敏捷・54
器用・50

次は最重要項目

体力↓1
精神力↓2


体力・88
精神力・73

次にストーリーに深く関わる、主人公の出身についてです

異世界人、あるいは地球生まれの主人公かを決定します

↓1~3の多い方


異世界生まれの異世界人に決定

次は名前を決めます

苗字は1文字、名前は2字以上

↓1~3から候補を募集


グリン・ティルラ

シリウス・ストレイドッグ

ライオー・ターヤ

筋力12の彼に強そうな名前が集まってしまった・・ま、いいか

多数決で決めます

1、グリン・ティルラ

2、シリウス・ストレイドッグ

3、ライオー・ターヤ

↓1~4で一番多いので決定


同点決勝

1、グリン・ティルラ

2、シリウス・ストレイドッグ

↓1~3で多い方


シリウス・ストレイドッグが主人公の名前になったようです

そしてこれまた重要項目の性格を決定します

筋力が低いので

1、弱気、泣き虫、根暗

体力が高いので

2、我慢強い、筋金入りの根性、活動的

1と2から、それぞれ一つずつ選んで下さい

↓2で1の項目を

↓3で2の項目を決定します


泣き虫で・・我慢強い・・?

うーん、よりにもよってこの2つか・・

ま、安価は絶対なので次に行きます

今度は家族構成を決定します

選べるのは父、母、兄or姉、弟or妹の最大四人

なしでもいいですが、修羅場スタート確定です

↓1~3で、コンマ一桁の一番低いのを採用


家族は父、母、姉

最後に魔力が低いので使い道は少ないかもしれませんが、主人公の扱える魔術の属性を決定します

火炎属性・・攻撃力抜群の魔術を多く覚える。ただし魔力が低いと悲惨

水氷属性・・治癒や回復、解毒に関する魔術が多い。攻撃には向かないが、基本の魔術の一つに身体能力を向上させるものがある

土石属性・・防御に関する魔術を多く覚える。攻撃魔術はパッとしないが、死にたくないならこれ一択

風空属性・・攻撃や補助、多くの生活場面でも応用が利く万能タイプ。でも育成方針を一つに絞らないと器用貧乏になる

雷属性・・雷、電気を操り放つ攻撃は強烈の一言。魔力が低くても十分強く、熟練の魔術師になれば一騎当千間違いなし

光属性・・弱い。邪悪な存在に特効こそあるが、他は目眩しや基礎の攻撃・回復魔術しかない。ただし神の加護を受けている状態で扱うと、絶大な威力を発揮する

闇属性・・呪いや読心、悪魔召喚など幅広い魔術を覚える。更には呼び出した悪魔と契約すると、不思議なことが起こる

以上の7属性から一つだけ選択して下さい

ただし雷・光・闇の属性を得るには、選択したレスのコンマが6~0でなければ習得できません

また、1~5が出た場合は直後の再選択から雷・光・闇属性が消え、無条件で習得できる火炎・水氷・土石・風空属性から選んでもらいます。

↓2属性名を記入してどうぞ


以上で基本情報が整いました

名前・シリウス・ストレイドッグ
年齢・15
体力・88
精神力・73
筋力・12
魔力・14
耐久力・45
敏捷・54
器用・50
【属性】土石


コンマ表
1~3・・マイナス方向へ
4~6・・マイナスorプラス方向へ
7~9・・プラス方向へ
0・・再判定、ただしその判定では偶数で超プラス方向、奇数で超マイナス方向へ、となります

このスレは基本コンマと安価で進行していきますが、1ヶ月ごとに死亡率高めのイベントが起こります

そして本スレは、主人公が約一年を生き残った時点でエンディングを迎えます

一年の時間・・訓練に励み強くなっても、知人たちと交流をしても良し、皆さんの自由です

泣き虫なのに我慢強い少年、シリウス・ストレイドッグ

果たして彼はシビアな異世界で生き残れるのか

それでは物語・・スタートです


シリウス「…………」ボ-

大人しい男の子「ねえ、今日はなにしてあそぼっか?」

活発な男の子「とっくん! 騎士さまになるには、いっぱい強くなんなくちゃいけないかんな!」

人形を持った女の子「えー! やだ!」

大人しい男の子「ぼくも、いたいのはヤだな……べつのであそぼーよ」

人形を持った女の子「はいはい! えっとねー、今日はおままごとするの! ほら、かわいいお人形さん持ってきたんだよ!」

活発な男の子「お人形ぉ? そんなんで遊んでたら、騎士さまになれないぞ!」

人形を持った女の子「……うー」ジワッ

大人しい男の子「……ほら」

活発な男の子「わ、わかったよ……今日だけだかんな」

人形を持った女の子「わーい!」

シリウス「…………」ボ-


シリウス「……騎士さま」ボソッ

シリウス「……はあ。僕も騎士さまの試験、受かったらいいのにな……」

シリウス「でも、きっと、ずっと畑仕事ばっかりやってくんだろぉなあ……」

シリウス「一日中働いてても、筋肉、全然つかないし……才能ないってことなのかな……?」

シリウス「…………」ブワッ

シリウス「あっ……そろそろ、仕事しなくちゃ……」ゴシゴシ

シリウス「……ん? あそこにいるのは……」

直下コンマ判定
1~3 ポニーテールの年上の少女
4~6 中性的な顔立ちの美少年
7~9 中年の筋肉質なおじさん


シリウス「あ、やっぱり先生だ……」

先生「おう、シリウスじゃねえか。どおしたよ? こんなとこに突っ立って」

シリウス「え、と」

先生「はは、母ちゃんにケツでも引っ叩かれて逃げて来たか?」

シリウス「ち、違いますよ! ……先生こそどうしたんですか、今日は剣の授業もないのに」

先生「んー? や、天気もいいし散歩でもな」

直下コンマ判定
1~5 シリウス「先生が、ですか……?」ゾワ
6~0 シリウス「先生がですか?」


シリウス「先生がですか?」キョトン

先生「俺のガラじゃねーけどな。こんだけなんもねえと、面白えことが落ちてんの期待してな、歩きまわんだよ」

シリウス「面白いこと、ですか?」

先生「ああ。聞くか? ま、聞いてけよ。突っ立ってるよか楽しいぜ?」

シリウス「え、僕、急いでるんですけど……」

先生「最近一番笑えたのはアレだな。ローバーの野郎とあいつの嫁さんが夜中に騒いでたやつ」

シリウス(聞いてない……)

先生「日も落ちて寝静まってんのに、喧嘩腰の声が聞こえて来たのな。何かと思って耳ぃ立ててたらな、なんと……」

シリウス「はあ」

先生「ローバーのヤツが早漏で、それに嫁さんがブチギレてんだよ! ギャハハ、あの野郎、しばらくソーローバーっつわれてたぜ!」

シリウス「そーろー……? っていうか、それ先生が呼び始めてましたよね」

先生「あ、そだったか? ……ま、いーだろ」

シリウス(話、もう終わったかな……)

先生「んで、お前は仕事サボって何してんだ?」

シリウス「……先生の話につき合ってたんですけど」

先生「おお? 俺のせいか? いかんぞーシリウス、そーやって人のせいにしてもな……」ペチャクチャ

シリウス(もう行こ……)タッタッタッ

先生「……でな、分かるか……ありゃ? シリウスどこ行った?」


シリウス(僕たちの住む国は、外国からは“騎士の国”っていわれるほど騎士さまが凄い)

シリウス(外国では貴族さまが騎士さまを従えてるらしいけど、僕たちの国は貴族さまと騎士さまは対等なんだ)

シリウス(女の子は優雅な貴族さまに憧れて、男の子は強い騎士さまに憧れる……)

シリウス(しかも凄いことに、僕みたいな普通の村人でも憧れるだけじゃない)

シリウス(毎年王都で開かれる試験に合格すれば、騎士になれるチャンスがもらえるんだ!)

シリウス(もらえる……ん、だけど……)

シリウス(でも普通の家じゃ王都までの旅費も、受験料もかかるから、一生に一回受けられるかどうか……)

シリウス(試験も100人に1人受かるかどうかってぐらい、難しいらしい……)

シリウス(僕は力もないし、泣き虫だし……先生に体力と我慢強さはほめられたことあるけど、それだけ……)

シリウス「受かりっこ、ないよね……」

直下コンマ判定
1~3 ?「だーれだっ」
4~6 ?「シ・リ・ウ・スぅ?」ゴゴゴゴ
7~9 ?「おい、そこの」


?「シ・リ・ウ・スぅ?」ゴゴゴゴ

シリウス「……えっ? あ、お母さ、ん……?」

母「だ~いじなお仕事、ほったらかして……どこいってたのぉ?」

シリウス(お、お母さんが怒ってる……)ガクガク

シリウス(ここは慎重に言い訳しなきゃ、今日はずっと仕事させられるかも……)ナミダメ

*ここで失敗すると、今日の残り時間は畑仕事に費やされて自由行動が行えなくなります

1、ちょっと遠くでボーッとしてて
2、先生に捕まって……
3、ご、ごめんなさいぃ!

↓2

今日は多分、これで更新終了です
再開は早くて明日の6時、遅くても8時に再開します
おやすみなさい


不正解


シリウス(……いや、ここはあえて言い訳なんてしないで謝ろう!)

シリウス(それに、ボーッとしてたとか、立ち話してたなんて言ったら……)ブルリ

シリウス「ご、ごめんなさい!」

母「……まぁ、いちいち目くじら立てるのもね」

シリウス「えっ、じゃ、じゃあ……」

母「ほら、とっととお父さん手伝ってきなさい」

シリウス「……うん! 今日はいつもより、頑張ってくるよ!」


1を選ぶと母が心配して、家の中でのみ自由行動可能でした

2だとコンマに委ねられました


父「…………」ブン

シリウス「お父さーん!」

父「…………」ピクッ

シリウス「ごめんなさい、ちょっと考えごとしてて……」

父「……構わん」

シリウス「えっと、僕はどこをやればいいかな?」

父「…………」スッ

シリウス「ん、分かった」

父「…………」ブルンピキッ

父「


誤送信orz


父「っ!? こ、腰が……!」グヌヌ

シリウス「えぇっ!? だ、だいじょぶ!?」


シリウス(この日は陽が沈むまで畑仕事をした……)

シリウス(夜更かしする元気もなく寝床につくと、心地いい疲労感に連れられて……)

シリウス「…………」グゥグゥ

>午後と夜の行動を畑仕事に費やしたため、筋力経験値が上昇しました

>なお、経験値は100貯まると対応する能力が1アップします

>ただし能力は初期値の2倍までしか上がりません

>例でいうとシリウスは初期の筋力値が12なので、成長限界は24です

>上昇値は直下とこのレスのコンマ二桁の合計分


>筋力12→13、蓄積経験値は47

>以上がチュートリアルになります

>シリウスが言ったように、彼の住む国は“騎士さまの国”と他国に評される国です

>始めの月の終わりにある騎士認定試験に合格するのが最初の目標であり

>合格不合格かでストーリーの方向、関わる人物に大きな影響を与えます

>当然エンディングや難易度も変化します

>それとこのスレでは時間経過を分かりやすくするため、太陽暦を採用します

>ただし1年が360日、1ヶ月が30日のオリジナルの暦です

>以上、改善点などあれば指摘してくれるとありがたいです


4月1日 早朝


シリウス「……う、ん。ふぁあ……」

シリウス「…………」ポ-ッ

シリウス「……はっ!」

シリウス「……よし、今日から騎士さまになるため頑張るぞ!」


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

>早朝に起きると、時間経過なしで訓練を一つだけ行えます

>早朝に起きるには夜の行動選択後、『今日はもう寝る』を選ぶ必要があります

直下 筋力・耐久力・敏捷・器用の内、訓練する項目を選択

↓2 1~5の項目から選択


>oh……実は交友は登場キャラの内、一部のサブキャラにしか行えません

>それ以外のキャラでも2、〇〇(人名)と書けば、そのキャラとのイベントが起きますが……旨味は少ないです

>交友できるキャラは終盤で15人前後に設定しています

>交友できる相手が少ない時は、ぶらつくを選んで知り合いを増やしましょう

>そして今回の行動は交友できる相手が現在いないので、強制的にぶらついてランダムイベントを起こしてもらいます

>運が良ければ交友相手が見つかるはず

>先生は……週に3度強制イベントが発生するので、次のイベントが起きてから交友できるようになります

>ただし先生も、交友しても旨みの少ないキャラです


>器用50、蓄積経験値は48

シリウス「う~ん、とりあえず外に出てみたけど……どこに行こっか」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


シリウス「……ぶらついてたら凄い家に着いちゃった」

シリウス(この家は、村に常駐している騎士さまのお館……)

シリウス(とっても凄い魔術師で、村の近くの魔物は赴任してすぐに倒し切っちゃったぐらいなんだ)

シリウス(……僕も見たかったなあ、騎士さまの活躍するとこ)

そんな騎士の名前↓1~2


>や っ ち まっ た

>まさか水増しのために増やした空き地の存在を忘れて、番号が一つずつズレたまま記憶してたなんて……

>アーサー・グランとパトシリアは把握

>次に豪邸へぶらついた時に多数決とります

>早朝の行動でシリウスが川辺へぶらついたとこから再開


シリウス「なんとなく川辺に来てみたけど……」

シリウス「…………」

シリウス(水の流れる音が耳に心地いい……心が洗われてるような気がしてくるよ)

シリウス「……もう少ししたらあったかくなって、川遊びにぴったりだよね」

シリウス(今日はこのまま、ここでまったり過ごそうかな……)

直下コンマ判定
1~3 ?「…………」ジャバジャバ
4~6 ?「…………」ガサッ
7~9 ?「おい」


?「…………」ガサッ

シリウス「……? 今、茂みの方から音がしたような……」

シリウス(気のせい、かな……)

?「」バッ

シリウス「うわあ!?」

直下コンマ判定
1~3 ?「ガルルルル……!」
4~6 シリウス「な、なんだ……ただのリスか……」
7~9 ?「きゃあああああ!」


>早くもピンチを迎えた模様


ギラついた目の犬「ガルルルル……!」

シリウス「わ、わ……ど、どうすれば……!」

シリウス(に、逃げるか、声を上げるか……それとも戦う!?)

1、戦う
2、逃げる
3、助けを呼ぶ

↓2


>さて、初の戦闘に突入しようか……というところでシステム安価です

>地の文、いりますか?

>入れるメリットは詳細な情景描写や細かい部分も書き込めることです

>デメリットとしてはテンポが悪くなります

>入れないメリットは、入れるに比べて格段にテンポが良くなり、読みやすくなります

>デメリットはラスボス戦でも初戦闘でも、バッだのガッだのドゴッ……という感じで緊張感が生まれなくなります

↓3までの多数決


<把握


シリウス(逃げたい……けど、僕の足じゃ逃げきれないだろうし……)

シリウス(この川辺は自警団の屯所からけっこう距離がある……)

シリウス「や、やるしか、ないんだ……!」ジワァ


名前・シリウス・ストレイドッグ
体力・88
精神力・73
筋力・13
魔力・14
耐久力・45
敏捷・54
器用・50
【属性】土石

名前・犬
体力・25
精神力・3
筋力・25
耐久力・15
魔力・0
敏捷・80
器用・10
【属性】なし

直下
1~3 犬「バウッ!」シリウス「う、うあぁっ!」
4~6 犬「バウッ!」シリウス「ぐぅっ……!」
7~9 シリウス「たあっ!」


>あれ? 手が進まない……


シリウス「たあっ!」

細かく砕けた石で足場が悪い川辺。

親指に力を込めて地面を蹴りつけ、シリウスは威嚇を続ける犬へ蹴りを繰り出す。

犬「バッ」

シリウス(えっ、当たった!?)

見るからに素早く動きそうな痩身の犬は、決して俊敏ではないシリウスの蹴りをまともに受けた。

>犬 体力25→15

シリウス(なんで当たったか分かんないけど……これはチャンスかも!)

シリウス「やあっ!」

直下コンマ判定
1~3 犬「ワン!」
4~6 犬「バワッ!」
7~9 犬「キャンッ」


横向きに倒れこんでいる犬へ追撃を仕掛けるシリウス。

犬「バワッ!」

犬はすぐに体勢を整え、向かってくるシリウスを迎え撃とうとしているようだ。

足を止めて様子を窺うべきかと逡巡するが。

シリウス(……いや、こんなぐらぐらする足場じゃ止まらない。怖いけど……突っ込む!)

シリウス「て、てぇいっ!」

犬「バウンッ!」ドカッ

>犬 体力15→10

シリウス(よし、あと一撃加えられれば……!)

跳ね飛ばした犬は、空中で体勢を整えて着地する。

犬は疲労の色が濃くなっているようだが、先ほどのように安易に追撃を仕掛ければ手痛いしっぺ返しを食らうだろう。

直下コンマ判定
1~3 犬「ガウッ!」
4~6 犬「グルルルゥ……バウッ!」
7~9 犬「キャイーン……」


犬「グルルルゥ……バウッ」

犬は、ようやく自らの敏捷性を生かしてシリウスへ飛びかかった。

シリウス(こ、こわっ! 避けなきゃ……!)

追い詰められた犬の、鬼気迫る様相に危機感を覚えたシリウス。

1、後ろへ飛び退る
2、横へ倒れこむ
3、いや、ここはカウンターだ!

↓2


シリウス(とりあえず、ここは後ろに……!)

全力で飛び退り、距離を置こうとするシリウス。


…………。

……ところで、覚えているだろうか?

ここは川辺、細かく砕けた石が積み重なっている地面は、ひどく滑りやすい。

ただの少年が、全力で飛び退ろうとすれば……ましてや目の前に恐ろしい形相を浮かべた敵が迫っているとあれば。

足を滑らせず、また転ばず、敵の攻撃を躱せるだろうか?

直下コンマ判定
1~3 シリウス「あっ……」
4~6 シリウス「……痛っ!」
7~9 シリウス「あっ……ぶな!」


シリウス「あっ……ぶな!」

飛び退ろうとした、その直前。

土の捉え辛さを足裏で感じ取り、咄嗟にたたらを踏むことでシリウスは転倒を避けることに成功した。

……しかし犬は既に目前へと迫っている。

シリウス(次は絶対に間違えられない……!)

1、横へ倒れこむ
2、一撃を耐えてカウンターを狙う
3、一撃を躱してカウンターを狙う


>安価先指定し忘れた

↓2


直下コンマ判定
1~3 シリウス「くぅっ……」
4~6 犬「バウッ!」
7~9 犬「バウッ!?」


目前に犬が迫る中、シリウスは目に涙を浮かべて唇を噛み締める。

シリウス(すぐに避けたいけど、まだ早い……! もう少し、あと少し……引きつける……!)

犬が地面を蹴りつけ、空中に飛び上がった……瞬間。

シリウス(今っ!)

シリウス「ふぬっ!」バッ

右側へ倒れこみ、犬の爪が服を僅かに切り裂く。

犬「バウッ!?」

シリウスの回避は完璧に成功し、一切の傷を負わずに窮地を切り抜けた。

そして幸運は、さらなる幸運を呼び寄せる。

シリウス「ぅえっ!?」

犬の爪が服に引っかかり、倒れ込んだシリウスと共に犬を地面に叩きつけた。

心構えをしていたシリアスは衝撃を耐え切ったが……立ち上がったシリアスは急いで犬の状態を確認する。

直下コンマ判定
1~3 フラフラ
4~6 朦朧
7~9 虫の息


犬 体力10→5

シリウスのすぐ傍に打ちつけられた犬は、立ち上がるのがやっとといった体だ。

仮に再び襲いかかってきたところで、簡単に返り討ちにできるだろう。

戦闘で張り詰められていたシリウスの緊張が、プツリと断たれた。

>戦闘終了

次は野良犬とかじゃなくてちゃんとしたモンスターと戦いたいもんだ


>初戦闘、お疲れさまでした

>いやー、後ろに飛び退った時は、やっとピンチを迎えたかと思ったんですけどね

>直後でまさか、9が出ちゃうとはなあ

>ちなみにあそこで1~3が出てたら、死亡率6割の危機を迎えてました

>それと、犬のステータスの内、最も高い敏捷の経験値が上がります

上昇値は直下コンマ二桁分


>俊敏54、蓄積経験値は31

>>116豪邸の下りの通り、近くの魔物は騎士さまによって殲滅済みです

>しばらくは出ないと思います

>さて、この更新でしばらく中断

>再開は21時頃になります


>ちょっと早いけど再開します


シリウス「っく、はあ、はあ……!」ガクガク

シリウス「は、はは……終わったら、足震えてきた……」ジワァ

シリウス(なんか分かんないけど、涙も出てきたし……)

シリウス「……服、破けちゃったな」

シリウス「……かっこ悪いよ、僕」ゴシゴシ

犬「……キャン……」


シリウス(……っと、そうだ……この犬、ほっておいたら危ないし、どうにかしないと……)

シリウス「……そういえば……」

シリウス(襲われてた時は気づかなかったけど、なんだかこの犬、動きが鈍かったような……)

シリウス(それによく見たら骨が浮かび上がってて、すごい痩せてる……)

シリウス「…………」

シリウス(……今回、怪我しないで倒せたのは運が良かっただけ)

シリウス(……危ないのも、分かってるんだけど)

シリウス(このまま屯所の人とかに言っちゃうと、殺されちゃう……よね?)

シリウス「……餌づけとかしたら、大人しくなってくれるかなあ……?」

1、かわいそうだけど、やっぱり危ないよね
2、ちょっと家まで走って、何か取ってこよう

↓2


シリウス(……よし!)

シリウス「ちょっと待っててね、今、なんか取ってくるから!」タッタッタッ


>自宅

シリウス「え、と……」ガサ

シリウス(昨日の残りものしかなかった……これ、食べれるかなあ?)

シリウス「……とりあえず持って行ってみよう」


>川辺

シリウス「はあ……はあ……!」

シリウス「さ、さすがに、全力で往復は、キッツいな……」

シリウス(えと、あの犬は……いた!)


犬「…………」

シリウス(倒れてる……い、生きてるかな……?)

犬「……クゥーン」パタパタ

シリウス(今のは……威嚇、なのかな)

シリウス(なんにせよ、生きてるなら……)スッ

犬「…………」

シリウス(……す、すごい見てる……もうちょっと近づけてみよう……)ススッ

犬「…………」クンクン

シリウス(……中々、食べてくれないな)

シリウス「あ、危なくないよー……食べてもいいんだよー」

犬「…………」パク

シリウス(食べた!)


>キリが悪いんですけど、今日はこれで終了です

>明日は朝の8時、早くて7時ぐらいに再開


犬「…………」ガツガツ

シリウス(わあ……すごい勢いで食べてる……)

犬「…………」ガツガツ

シリウス「…………」ジ-

犬「…………」バクン

シリウス(……あ、もう食べきっちゃった)

直下コンマ判定
1~3 犬「ク~ン……」
4~6 犬「…………」バッ
7~9 犬「……ワン」タッ


犬「ク~ン……」

シリウス(あれ? まだ元気なさそうにうつ伏せになってる……ご飯食べたら元気んなると思ったんだけど……)

シリウス「ん……どうしよ」

シリウス(やっぱり……僕が全力で蹴っちゃったからだよね、これ)

シリウス(でも、怪我とかは僕じゃ治せないし……)

シリウス(……しょうがないか)

シリウス「おいしょ、っと……」

シリウス(持ち上げても全然反応しない……足とかもプラーンってなってるし)

シリウス「…………。もしかしたら、ゴメンね……」


>ちょっとここで、次に出てくるキャラの名前を決めます

>男性の名前です

↓1、2


>ウィーグラフ、フリーデシルト

>上の二つから決定します

↓1~3で多い方


>安価下

>1、2時間くらい中断


4月1日(日) 午前


シリウス(えーと、いるかな……)

シリウス「すみませーん」

シリウス「いない……かな」ガチャビクッ

白衣の男性「……おや、誰かと思えばシリウス君じゃないか」

シリウス「あ、お医者さま……」

白衣の男性「ふむ? その犬は……なるほど。とりあえず立って話すものではないようだね」

白衣の男性「とりあえず入ってくれるかい?」


シリウス(この人は、この村のお医者さまのフリーデシルトさん)

シリウス(水氷魔術を使って僕たちの怪我とかを治してくれる人だ)

シリウス(僕は川辺でこの犬に襲われたことや、ご飯をあげたこと)

シリウス(僕のキックで怪我をしたことを素直に話した)

フリーデシルト「……ふむ、それで君は、この子を殺さずに怪我を治してもらおうと?」

シリウス「はい……あの、この犬、治してあげてくれませんか……?」

直下コンマ判定
1~3 フリーデシルト「可哀想だけど、それは出来ないよ」
4~6 フリーデシルト「……まあ、大丈夫かな」
7~9 フリーデシルト「構わないよ」


フリーデシルト「可哀想だけど、それは出来ないよ」

シリウス「そ、そんな……!」

フリーデシルト「その犬は元々、この近くの魔物が飼っていた猟犬だよ。人を襲うよう訓練されている」

フリーデシルト「以前行われた掃討作戦で主を失ったんだろうね。餌を求めて流れて来た……ってとこかな」

シリウス「で、でもこのままじゃ死んじゃいますよ……そんなの」

フリーデシルト「可哀想……かい?」

シリウス「……はい」

フリーデシルト「……それでも、この子を治して野に放てば……また誰かを襲うかもしれない」

フリーデシルト「君は運よく怪我を負わないで倒せたけど、もし君じゃなくて、もっと幼い子供だったら……分かるね?」


シリウス「…………」

フリーデシルト「……けど、私がこの子をどうこうするつもりはないよ」

シリウス「え……?」

フリーデシルト「私は手を貸すことは出来ないが、目を瞑ることぐらいなら出来る」

フリーデシルト「それにね……君が他の大人ではなく、真っ先に私を頼ってくれたことは、医者としてとても喜ばしいことなんだ」

フリーデシルト「……そろそろ往診の時間だ。さあ、早く行きなさい」

シリウス「……ご迷惑をおかけして、すみません」ベコリ

シリウス「……それと、ありがとう、ございました……」ガチャッ

フリーデシルト「…………」

フリーデシルト「……君が賢明な判断が出来ることを祈っているよ」


シリウス「……はあ」

犬「……クゥーン……」

シリウス「この子、どうすればいいのかな……?」

1、諦めちゃダメだ、頑張って助けよう!
2、仕方ない……できるだけ遠くに帰そう

安価↓1


シリウス(……仕方ない……できるだけ、遠くに帰そう……)

犬「……アォーン……」

シリウス「…………」

シリウス「ゴメン、ね……助けて、あげられなくて……」ポロッ


4月1日(日) 昼


シリウス「はあ、はあ……」

シリウス(こ、これだけ遠くにくれば、もう、戻ってこれないよね……?)

犬「…………」

シリウス(ごめんね……ごめんね……僕じゃ、助けてあげられないんだ……)ジワァ

シリウス「…………」ゴシゴシ

シリウス「……せめて、少しでも安全そうなところに……」


シリウス「ここなら……」

シリウス(僕が見つけたのは大木に空いた、大きな洞だった……)

シリウス「えと、途中で見つけた、食べれる木の実をおいて……」

シリウス「……じゃあね」

犬「……ワン……」

シリウス「あとは、枝を立てて洞を隠して……」

シリウス「…………。ごめんね……っ」ダッ


4月1日(日) 午後


シリウス「…………」ジワァ

シリウス「あ……」

シリウス「こんな顔じゃ、お母さんたちに心配かけちゃうよね……」ゴシゴシ

シリウス「……何しよ……」


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓2


>筋力・耐久力・敏捷・器用の内から一つ選択

>コンマが00だと特別なことが……

下2


シリウス「あ……服、少し破けちゃってたんだっけ……」

シリウス「……直してる間は、気分、紛れるかな……」

シリウス「…………」スッスッ

>器用50、蓄積経験値は71

シリウス「……ふぅ。久しぶりだったから、あんまり上手に出来なかったな……」


4月1日(日) 夜


シリウス「もう陽は沈んじゃったな……」

シリウス「……あの犬、今頃どうしてるんだろ」


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓2


>この項目は、現在の日時、主人公のステータス、交友関係、持ち物を確認できます

>ステータスのかっこ内は、蓄積経験値を示しています

4月1日(日) 夜

名前・シリウス・ストレイドッグ
体力・88 (0)
精神力・73 (0)
筋力・13(47)
魔力・14 (0)
耐久力・45 (0)
敏捷・54 (31)
器用・50 (71)
【属性】土石

交友関係
なし

持ち物
なし

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓2


1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓2


>高台

シリウス「…………」ボ-

シリウス(……やっぱり苦しい時は、ついついここに来ちゃうなあ)

シリウス(空が明るい時……昨日みたいな日は、村の全部を見渡せる……)

シリウス(目をこらすと、働いてる大人たちや遊んでる子供たちが見えて……)

シリウス(なんだか……胸の奥がふぅ、って軽くなったような気がするんだ……)

シリウス「…………」

シリウス(あ……そろそろお家に帰んなくちゃ……)

直下コンマ判定
1~3 ?「」ガサッ
4~6 ?「わあっ!」
7~9 先生「よお」


?「」ガサッ

シリウス「」ビクッ

シリウス(し、しまった……! この時間は夜行性の獣たちが危ないから、近づくなって言われてたのに……!)

シリウス(い、いや……でも、まだ何かいるって決まったわけじゃない……)

シリウス(ゆっくり、背中を見せないように後ろへ……)

>現れたのは……

直下コンマ判定
1~3 大型の肉食動物
4~6 中型の草食動物
7~9 臆病な小動物


>コンマ神がシリウスを殺そうとしている模様

殺人熊「…………」ジ-

シリウス「」ピタッ

シリウス(え……あ、へ……?)

シリウス(な、なんで、殺人熊が……? こんなの小さな村じゃ、騎士さまがいても倒せない……)

シリウス(見つけ次第、近くの村の騎士さまたちが協力するような化け物……)

シリウス(……騎士さまでさえ、戦えば死んじゃうかもしれな--)ガクッ

シリウス(あ、あれ……? 逃げないといけないはずなのに、ひ、膝に力が……)

殺人熊「…………」ノソ

シリウス「う、あ……あ……」

直下コンマ判定
1~3 殺人熊「グオォォォォォン……!」
4~6 先生「よーう」
7~9 ?「ライトニング・ピラー」


殺人熊「グオォォォォォン……!」ビリビリビリ

シリウス「はっ……」

シリウス「う、うわあぁぁ!」

>戦闘開始

名前・シリウス・ストレイドッグ
体力・88
精神力・73
筋力・13
魔力・14
耐久力・45
敏捷・54
器用・50
【属性】土石

名前・殺人熊
体力・150
精神力・0
筋力・120
魔力・0
耐久力・90
敏捷・75
器用・20
【属性】なし

直下コンマ判定
1~3 殺人熊「グルォォォン!」
4~6 先生「ずあぁい!」
7~9 ?「ショット」

0こい!


直下コンマ判定
偶数 ?「ショット」先生「うるあッ!」
奇数 殺人熊「…………」ノソリ


シリウス「と、とにか、逃げないとっ……!」バッ

殺人熊「…………」ジ-

シリウス「へあ!?」

シリウス(な、さっきまで後ろに……!)

殺人熊「グオォォ……!」

シリウス(声、後ろから……!?)

シリウス「あ……ま、まさか……」

シリウス(二匹、いる……のか……?)

シリウス「……う、あ……」ガクン

直下コンマ判定
1~3 殺人熊「オォォォン!」
4~6 シリウス「もう、ムリだ……」
7~9 先生「おーいおい……!」

これはすごいww

マジでビーストテイマールートあるな


直下コンマ判定
偶数 シリウス「諦めて……たまるもんか……!」ジワァ
奇数 殺人熊?「くふふ……」

これはもう一度0出せばなれるんじゃね?


シリウス「……っ!」グッ

シリウス「……死ぬなら、せめて少しでも傷を負わせてやる……!」

シリウス(お父さん、お母さん、お姉ちゃん……ごめん。みんなは生き残ってね……!)

シリウス「う、うお--」

殺人熊?「くふふ……」

シリウス「っ!? 」

シリウス(今、どこから声が……!?)

殺人熊?「くふっ、くふふ……くふふふっ、くふははははは!」

シリウス(く、熊が、笑ってる!? なん、え、なんで!?)

殺人熊?「くふん! ……いやあ、やはりニンゲンの絶望する姿は素晴らしい。つまらない芝居をした甲斐がありました」

シリウス(く、熊が話せるわけない、よね……なら……)

シリウス「ひ、ひょっとして……人……?」

殺人熊?「……ふん。仕方ないとはいえ、ニンゲンに間違えられるとは不愉快極まりますねえ……」


殺人熊?「ふむ……この姿のまま、というのは面倒ですね」ブワッ

シリウス「なっ、霧……!?」

シリウス(いや……これ、霧じゃない……? ふぐっ!?)ブオン

シリウス(今度は、すごい風が……くぅっ! もう、ほんと、何が起きてんの……!)

シリウス「……って、さっきの熊モドキの人は……あ)

強風に吹き飛ばされた霧の先、シリウスが目を向ける。

紺色の髪、視線を惹きつける美貌の女性……しかし、シリウスの意識を釘付けにしたのは。

前髪を後ろに流され、まるで誇示するかのように額に存在する……6つの宝石。

シリウス「うあ、あぁ……!」


>額にある宝石が指す彼女の正体とは……!?

1、魔族
2、悪魔
3、それ以外

↓1~5

コンマ神「年末で運営してるスレ少ないからサービス」


魔族。

それはかつて、人間と世界の覇権を争い……そして敗れた種族。

激しく人間を憎んでいた様から現在においては地上に降りた悪魔とされ、お伽話にも用いられている。

一説によれば、人間が使う魔術とは異なる術を用いて奇跡を起こしたとされ。

戦時中は人間に多くの死と哀しみを振り撒き、数百年と経った今もなお、恐怖と憎悪の象徴として人々の心に刻まれている。

姿形は実に多種多様であったとされるが、唯一の共通点として額に宝石が存在したという。

長らく歴史の表舞台に姿を現すことがないため、既に絶滅したとされていたが……。


シリウス「額の、宝石……まさか、あなたは……!」

?「くふん、どうやら知っているようですねえ……その通り」

?「私の名はアニエス、至高の存在である魔族です。ニンゲンに滅ぼされたなどと伝わっていたようですが……どうです?」

アニエス「永き時を経て、再び恐怖が顕現し……それを目の当たりにした感想は!?」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「……僕は……絶望なんかしない!」
4~6 シリウス「どう、して……今更……?」
7~9 先生「演説は終わったかよ、お嬢ちゃん」


シリウス「……僕は……絶望なんかしない!」

アニエス「…………」

シリウス「あなたがお伽話みたいな、残酷な魔族だったとしても……」

シリウス「必ず……絶対に騎士さまが、また、倒すんだ……!」

アニエス「……ふん、つまらないニンゲンですねえ。先ほど熊に化けた時は、中々そそる顔をしていたというのに……」

アニエス「正体を明かせばより強い絶望に打ちひしがれ、甘美な快感に酔わせてくれると思っていたのですが……」スッ

シリウス(剣!? どこから……!)

アニエス「とんだ期待外れでした」スッ

シリウス「っ……?」ガチン

シリウス(か、体が……動かない……!?)

アニエス「死になさい」ヒュン

シリウス(あ……ぐ! な……くもんか……!)

迫る剣に覚悟を決め、涙を堪えるシリウス。


アニエスの持つ剣が数瞬後にはシリアスを切り裂こうかという……その時。

アニエス「がっ!?」ドガン

高速で駆けてきた影が凄まじい衝突音を響かせて、アニエスの痩躯を軽々と吹き飛ばした。

影はアニエスを吹き飛ばしたことなど気にも留めていない様子で首を鳴らし。

先生「演説は終わったかよ、お嬢ちゃん」コキッ

シリウス「せ、先生!? って、あれ、動く?」

先生「よーお、シリウス。てめえの好きな騎士さまじゃなくて悪いがな、助けに来てやったぜ?」


シリウス「ど、どうして先生が……!?」

先生「あ? まずは、ありがとうございますだろが。助けてもらったんだからよ」

シリウス「へ!? そ、そんなことより……!」

先生「はん? ダメだぜ、この世にゃ感謝の言葉より大事なモンはねえってのがな」ペチャクチャ

シリウス「ありがとうございます! って、こんなこと言ってる場合じゃなくてですね……!」

先生「おう、感謝しろ。ま、俺ぁ感謝したことなんざねえがな
。うはははは」

シリウス「……先生! ふざけてる場合じゃないんです!」

シリウス「信じられないかもしれないですけど、今僕を襲ってた人は魔族で……!」

先生「知ってんぜ、あのお嬢ちゃんがそー言ってたし、顔に石っころまで埋まってっからな。ニセモンってこたぁねえだろうよ」

シリウス「えっ?」


シリウス「……そういえば先生、見つけ次第に駆けつけてきたって感じじゃなかったでしたよね」

シリウス「ひょっとして……まさかですけど、少し前から見てたんですか……?」

先生「あん? ったりめーだろ」

先生「また魔族なんてのが出てきたんなら、騎士団なりなんなり、そーゆーとこに話さなきゃだろ」

先生「どーやって話ぃ聞き出すか困ってたんだ。したらよぉ、気持ち良さそーぅに自分からペラペラ話すもんだからな」

先生「こりゃあイケるとこまで待ってんのがいい……って思ったんだよ。んで、いよいよヤベぇって頃にゃあ待ちぼうけてな」

先生「もー少しで教え子一人、俺より先におっ死んじまうとこだったぜ、ギャハハ」

シリウス「…………」

先生「お? せっかく生きてんのに、なんで変な顔してやがんだ?」

先生「ま、もーちょい俺の登場が遅かったらな、そんな顔も出来なかったんだけどな! 感謝しろよ!」

シリウス「……はい、いや……なんで素直に感謝できなくなるようなこと言っちゃうんですかね……」


アニエス「……くふっ。くふふふふふ」

シリウス「っ!?」ビクッ

先生「……お? 本気で撥ねたんだけどな……見た目より、随分と頑丈みてぇだな」

シリウス「せ、先生、どうしましょう……!?」

先生「逃げる……ってのはマジぃか」


アニエス「くふっ、くふん……ニンゲン如きに謀られていたとは、全く……あなた、お名前は?」

先生「ぶわぁーか、教えるかよ。俺の名前は、ベッドの隣のいい女にしか教えてやんねえ」

先生「若くても魔族にゃ勃たねえし、バケモンに父ちゃんなんて呼ばれるなんざ、俺ぁゴメンだぜ。知りたきゃ俺の母ちゃんでも探せや」

アニエス「……くふふ……どこまでも虚仮に……あなた、死にましたよ」

アニエス「ニンゲンの分際で私を怒らせたのですからね、楽に殺してもらえるとは思わないことです……!」

シリウス「先生……!? 今の挑発、いりましたか!?」

シリウス「あの魔族の人、余計に怒ってるじゃないですか!」

先生「かっかすんなよ、ダーイジョブだって……それとな、魔族の嬢ちゃん」

アニエス「……なんですか? 殺され方の希望なら受けつける気はありませんがね」

先生「はっ、バカ言え。てめえ、さっき虚仮にされたとか言ってたよな?」

シリウス「先生、なにを……?」

先生「だぁーてろ……嬢ちゃん、分かってっか? 俺が虚仮にしたのはな、てめえが先に喧嘩ぁ吹っかけてきたからだぜ」

アニエス「……ほう?」


先生「散々、俺の教え子に陰湿な嫌がらせした挙句だ。死になさい、だあ? バカかよ、ぶっ飛ばすぞコラ」

先生「初めは適当なとこでこの不良ヤロウ回収して、騎士でも呼んでくるつもりだったけど……ヤメだ」

シリウス(え、不良って……?)

先生「てめえは俺がふん縛って、ゴメンナサイの刑だ」

アニエス「……おやおや、よもや私に敵うと思っているとは……思い上がりも甚だしい」

先生「はっ、断言してやる」


先生「お嬢ちゃんじゃ俺ぁ倒せねえよ」


シリウス(……先生は確かに強い、けど)

シリウス(……相手は伝説の魔族……それに)

シリウス「……先生、さっき僕、体が動かなくなったんです……多分、あの魔族が……」

先生「……ほーん、金縛りみてえなもんか。お伽話通り、変な術使うってんなら、闇魔術のとは違うってことかよ」

先生「ま……実際に受けてみねえとなんとも言えねえや」

シリウス(僕にも……なにかできないのかな……)

直下コンマ判定
1~3 アリエス、圧倒的
4~6 アリエス、優勢
7~9 拮抗


>ちゃんとデッドエンド用意してるのに

>な ぜ 終 わ ら な い

>皆さんも夜にぶらつくと、殺人熊に襲われたり

>神様の気まぐれで超展開とか迎えさせられるので控えましょう

>それと、紅白見ながら書いてるので誤字が多くなるかも

>それではもうしばらくお付き合い下さい

コンマ神「デッドエンドになったと思ったら特殊判定で超展開は常識」


陽が沈みしばらく。

光源は月から注ぐ僅かな月光のみで、睨み合う両者には互いの顔も見えない。

遮蔽物の少ない高台、間合いを図って息を殺す二人。

それぞれ獲物は同じ剣だが、その形には大きく差があった。

人間の男は無骨な大剣、一方の魔族の女は月明かりで銀色に輝くレイピア。

先に動いたのは……大剣を持つ男だった。

先生「しッ!」

大剣を振りかぶり、その巨躯で風を切り裂きつつ女へと迫る。

しかし女は避けるでもなく、僅かに何かを唱えた--瞬間。

先生「うおっ!?」

男の目前、地面から土が迫り上がり壁を作った。


シリウス「っ!」

男が壁に衝突する姿を幻視し、思わず息を呑むシリウス。

しかし男は焦ることなく……そして、足運びに僅かな変化を加えた。

先ほどより低く、そして体を丸め……一際強く土を蹴り上げた男は、弾丸の如き破壊力で、堅牢なはずの壁を破壊した。

先生「どらぁッ!」

粉砕された壁の欠片が弾け飛んで空を舞い、男の視界が開ける……左。

男より更に低く、飛び跳ねるように男へレイピアを突き出す。

アリエス「やあ……死ね」

男の喉笛……正中線を狙い澄ました一閃は、しかし素早く引き戻された男の大剣に弾かれた。


シリウス「す、すごい……」

シリウス(先生とアリエスの戦いは、もう数分以上続いてる)

シリウス(アリエスは土を操って壁を作ったり、硬い弾を撃ち出したり……先生の隙を作ろうとしている)

シリウス(僕は魔術が使えないから、アリエスの魔術が、普通の土石魔術と違うか分からないけど……)

シリウス(でも、明らかに……僕じゃアリエスに勝てない……)

シリウス(近づいたらすぐに土の塊が飛んできて……動きを止められてる内に、先生との戦いのついでに突き殺される……)

シリウス(悔しいけど、手伝うつもりで二人の間に飛び込んでも……先生の邪魔になるだけだ……)


シリウス(……けど、もっと凄いのは先生だ。アリエスは剣も魔法も使えるのに、先生は剣だけで互角に渡り合ってる)

シリウス(前に村の男数人がかり相手に勝ってて、やたら強い人だと思ったけど……)

シリウス(そういえば先生は元々、この村の人じゃなかった……って聞いたことがある)

シリウス(何年か前、旅人だった頃に立ち寄ったこの村で剣の腕を買われて、子供たちの剣の師匠として雇われたらしい)

シリウス(魔術は使えないけど、剣なら誰にも負けない……いつも通りの軽口だと思ってたけど、本当にこんなにすごかったなんて)

シリウス(僕自身は直接役には立てないから、せめて助けでも呼べたらいいんだけど……)

シリウス(……動いたらすぐに倒されそうな気がする……)

直下コンマ判定
1~3 アリエル「そろそろですね……」
4~6 シリウス(ん? あれは……?)
7~9 ?「ショット」


>コンマ把握

>1時間くらい席を外します

>予測変換の問題で、シリウスがたまにシリアスになってしまうかもしれません

>>>1の記憶の都合で、アリエスがたまにアリエルになってます

>……すみません

>再開します


シリウス(……なんか、アリエスの様子がおかしな気が……)

シリウス(どこが、って言えるほど、はっきりしたものじゃないんだけど……)

何十度目か、再び男がアリエスに肉薄して大剣を振るう。

しかしアリエスは踏み込もうとはせず、男に向けて石弾を撃って自らは数歩引いた。

先生「チッ……キナ臭え動きだ。てめえ、なあに狙ってやがる?」

アリエス「…………」

シリウス(狙う……そうだ、そんな感じだ……)

シリウス(初めはアリエスも、積極的に先生を剣で仕留めようとしてたのに)

シリウス(途中から、どうしてか先生から距離を取りたがってるような、そんな戦い方になってた……)

シリウス(……アリエスが、あの金縛りみたいな術を使ってこなかったことも気がかりだし……なんか、嫌な予感がする……)

アリエス「そろそろですね……」ニヤ


先生「あん? なにが……っ!?」ガチン

シリウス(……? 今、アリエスの額の宝石が光ったような気が……)

アリエス「中々手こずらせてくれましたが、所詮はニンゲン……こうなったら私のものです」

シリウス(先生の動きが……止まった? ま、まさか……!)

先生「っ……っ!」

シリウス(間違いない……先生、今自分の体が動かせてない!)

アリエス「くふふ……さあて、まずはどうしてあげましょうかねえ……?」

シリウス(僕が……僕がどうにかしないと……!)

直下コンマ判定
1~3 シリウス「う、うわあぁぁぁ!」
4~6 アニエス「……おっと、もう一匹忘れていました」
7~9 シリウス「…………」


>果たしてこの初日の夜、終わる日は来るのか

>そろそろ今年も明けそうですが、いったいいつになったらこの物語は終わるのか

>うーん、先の長さにニヤニヤが止まらない

直下コンマ判定
偶数 ?「ピラー、ショット」
奇数 ?「アリエス、何を遊んでいる」


シリウス「僕が……僕がなんとかしないと……!」

起死回生の策を打とうとしたシリウス、その一歩目は……無慈悲な声に押し潰された。

?「小僧、大人しくしておいた方が身のためだ」

シリウス「っ!」

声はシリウスの後ろから、突如として響いた。

押し潰されそうな威圧感に体を硬直させ、心臓が跳ね上がる。

シリウス(ひ、と……? せ、せめて誰かだけでも、確認、しないと……!)

アリエス「……くふ、まさか貴方がいらっしゃるとは。いったい何の用ですか--ライブラ」

シリウスが振り返った先、背後に立っていたのは。

紺色の目の、しかしアリエスの魅入られる深い紺色とは違い、優しげな色の美青年だった……が。

シリウス「あ、あぁっ……!」

彼の額に覗く、五つの宝石を見たシリウスは、小さく……内に大きな絶望を含めた声を上げた。


>(もうすぐ)明けましておめでとうございます

>シリウスの夜は明けそうにありませんがね

>さて……朝から続けて注意力が散漫になっているのか

>新キャラ、ライブラさんの額の宝石の数を、本当は6のところ5にしてしまったり

>途中途中に散見するミスの数々……うーん、すみません

>0に好かれ、直後で奇数を連発する割に、死亡判定は躱していく主人公シリウス

>彼を、来年も何卒、宜しくお願いします

>それでは、みなさん

>おやすみなさい


>あけましておめでとうございます

>……人は少なそうですが、再開します……

>うーん、コンマ神の鬼畜っぷりが凄まじいですけど

>シリウスの初日はいつ終わるんですかねえ


シリウス(そ……んな……アリエス一人でもピンチだったのに)

シリウス(二人目なんて、いたら……どうしようも、ないじゃないか……)

ライブラ「アリエス……前にも言った筈だが、今はまだ雌伏の時。積極的に交戦するべきではない」

アリエス「くふっ……忌まわしいニンゲンが、我が物顔でこの世を闊歩する様を、唇を噛み締めて見逃せと?」

ライブラ「ああ、その通りだ。いずれ来たる、逆襲の旗を揚げるその日までは」

アリエス「……くふん……まあ、貴方の言い分の方が、理があるようですねえ……」

アリエス「しかし……このニンゲンどもはどうします?」

アリエス「私たち魔族のお話……振り返れば、少々語り過ぎたような気がします」

ライブラ「…………」

直下コンマ判定
1~3 ライブラ「我ら魔族の目的……知られたからには生かしてはおけんな」
4~6 アリエス「っ!?」
7~9 ライブラ「……放っておけ。目的のものの回収が最優先だ」


ライブラ「我ら魔族の目的……知られたからには生かしてはおけんな」

アリエス「……ええ、そう言うと思っていましたとも」ニヤァ

シリウス「……っ!」

アリエス「さて、まずは私を虚仮にしてくれたそちらのニンゲンから……っ!?」

アリエスが視線を向けた先……先ほどまで男が縫い付けられていた場所には、しかし影も形も存在しなかった。

アリエス「なぜ……どこに消えたッ!」

シリウス(あれ!? さっきまでそこにいたのに……?)

ライブラとアリエスに挟まれた場所で、視線を泳がせるシリウス……足音を殺し、そこに忍び寄る影が一つ。

そして……。


シリウス「うぐっ!?」

男は素早くシリウスの腰を抱え上げ、その場から駆け出した。

シリウス「せ、せんせぇっ!?」

先生「うるっせえ、耳元でデケェ声出すんじゃねえよ!」

シリウス「えっ、はい……って、なんで動けたんですかっ?」

先生「あ? ……ま、アレだよ。受けた感じ、似てたからな、闇魔術と」

先生「昔、うさん臭えジイさんにな。闇属性の魔術師との戦い方教わったことがあってよ」

先生「俺ぁ剣さえありゃいいんだがな、けっこー面白え術教えてくれるもんで幾つか覚えてよお」

先生「その一つに呪い移しっつー、かけられた呪いを相手に移すのがあってな」

先生「ぽっと出て来た優男のアイツにやってやったんだよ、金縛り!」

シリウス「先生、魔術は使えないんじゃ……?」

先生「はあん? 二度も窮地救ってもらった恩師に聞くか、それ」

シリウス「いえ……まあ、そうですね、すみません」


シリウス「あの、担がれてて分かんないんですけど、これ……どこ向かってるんですか……っ」

先生「あ? 屯所以外にどこ行くんだよ」

先生「あそこの設備でデケェ騎士団と通信しちまえば、アイツらも引っ込むしかねえだろうからな」

シリウス「あ、の、じゃあ僕は、騎士さまのとこに助け呼んできますから、降ろしてっ……この体勢、すごい辛いですし……!」

先生「ダメに決まってんだろ。てめえ一人でアイツらに追いつかれたら、今度こそお陀仏なんだからよ」

先生「ってなワケだから我慢しろや。お前、我慢すんのは得意だろが」

シリウス「でも、僕担いでたら、追いつかれるかもしれないじゃないですか……!」

先生「はあ? てめえ一人抱えたぐれえで、俺があんな細っこい女と、タマのあるなしはっきりしねえ優男に追いつかれるかよ」

直下コンマ判定
1~3 アリエス「潰れなさい」
4~6 ライブラ「誰になら追いつかれないと? ニンゲン風情が随分と思い上がったものだ」
7~9 ライブラ「誰になら追いつかれないと? ニンゲン風情が随分と思い上がったものだ」?「ピラー」


ライブラ「誰になら追いつかれないと? ニンゲン風情が随分と思い上がったものだ」

後方から響いた声に驚き、振り向くと。

シリウス「飛んでる……!?」

先ほど置き去りにした筈の魔族、ライブラが高速で飛行して男を追走していた。

先生「チッ……!」バッ

シリウス「っぐ!」ゴロゴロ

先生「……前言撤回だ! シリウス、死ぬ気で走って屯所行け!」


シリウス「先生は!?」

先生「コイツ足止めして……や、二・三発ブン殴って顔の形、変形させてやる! その後は適当に時間稼いで……つかとっとと行けや!」

シリウス「く……絶対、死なないで下さいよ……!」タッタッタ

先生「……ったく、バカが……」

ライブラ「おい、ニンゲン。辞世の句ぐらいは詠ませてやるが……どうする?」

先生「ああん? 詠むわきゃねーだろモヤシヤロウ。オラ、とっととかかって来やがれ」

宙に浮き上がったままのライブラは目を細めた。

ライブラ「……ふん、アリエスがムキになるわけだ。まずはその汚らわしい口を切り刻んでくれる」スッ

どこから取り出したのか、手に数本のナイフを挟み狙いを定める。

先生「……ギャハハ、先に言っといてやるよ」

男はさもおかしそうに笑い……。


先生「優男、てめえじゃ俺ぁ倒せねえよ」


シリウス「先生……大丈夫かな……」

シリウス(いや、今はアリエスに会わずに屯所へ行く方法を考えないと……)

1、目につきやすいけど、全力疾走で最短距離を突き進む
2、遠回りでも安全に、体を隠せる場所を選んで進む

↓3まででコンマ一桁が高い方


>やっぱり、このやり方だと被りますね

>このレスのコンマが奇数で1、偶数で2


シリウス(……焦っちゃダメだ……落ち着いて、確実に行こう)

シリウス(体を隠せる場所を選んで……音を立てないように)

直下コンマ判定
1~3 アリエスと遭遇
4~9 半分ほど進む


シリウス「……ふぅ」

シリウス(ようやく半分ぐらい進んだかな……)

シリウス(……先生は今頃、あの魔族と戦ってるはず……)

シリウス(アリエスと戦ってもう疲れてるだろうし、あのライブラって魔族がどれだけ強いか分からないけど)

シリウス(……早く助けを呼ばないとマズい気がする)

シリウス(そのためにも、あともう少し……絶対に見つかるわけにはいかない……!)

直下コンマ判定
1~3 アリエスと遭遇
4~9 屯所に到達


シリウス「やっ……」

シリウス(や、やっと……着いた!)

シリウス(見張りは立ってないけど、明かりが漏れてる……誰かがいるんだ)

シリウス(本当に……あと少しで……)

シリウス「……行こう」


シリウス「すみません!」ダッ

駐屯兵「うおっ! な、なんだなんだ、どうしたんだよ!?」

シリウス「魔族です! 魔族が現れたんです、村の近くに!」

シリウス「今先生が戦ってるから、早く騎士団に連絡を!」

駐屯兵「魔族ぅ? ……おいおい、こんな夜中にタチの悪ぃイタズラは辞めてくれよ……ったく」

シリウス(ダメだ、全然信じてくれない……!)

直下コンマ判定
1~3 アリエス「くふふ、ようやく見つけましたよ」
4~6 シリウス「もういい、こうなったら……!」
7~9 ?「……その話、偽りはないか?」


駐屯兵「大体、今更魔族なんて出てくるワケねえだろ。吐くならもっとマシな嘘吐けっての」

シリウス(……っ、今も先生が危ない目にあってるままなのに……)

シリウス「もういい、こうなったら……!」

駐屯兵「あっ、バカ、そっちは大事なもんが……! ちょ、扉開けろ!」ドンドン

シリウス「えーと……これが騎士団との通信用の機械か……!」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「これが……こうで……あれ?」
4~6 シリウス「これが……こうで……できた!」
7~9 シリウス「これが……こうで……あれ?」?「何事だ」


>ようやく出て来た?さん

>唐突に名前安価です

↓2まで


>バルミウス、フォルトナート

>予定が狂いましたが、これに以前採ったアーサー・グラン、パトリシアを加え

>以上4つから?さんの名前を決定します

↓4までで多いもの


シリウス「これが……こうで……あれ?」

シリウス(む、ムリだ……使い方が全くわからない……)

シリウス(やっぱりさっきの人を説得して……!)

?「--何事だ」

シリウス「っ??」ビクッ

シリウス(な……この、声は……まさか……?)

?「魔族、という言葉が聞こえたが……少年、話を聞かせてもらおうか」

全魔術師の内、1割もいないとされる雷魔術の使い手であり。

赴任早々、村近隣の魔物を打倒し尽くした英雄。

シリウス「騎士、フォルトナート……」


フォルトナート「……今の話、偽りはないか?」

シリウス「は、はい……騎士さま」

シリウス(……僕は騎士さまに事情を話した)

シリウス(川辺に行ったこと、殺人熊に襲われたこと)

シリウス(その殺人熊が実は魔族の化けていた姿で、その魔族に殺されそうになったこと)

シリウス(危ないところを先生に助けられたこと、二人が戦っているともう一人魔族が現れたこと)

シリウス(そして先生が今魔族の一人と戦っていること……何度もつっかえて、必死に話した)

フォルトナート「……そうか」


シリウス「あ、あの! 嘘、吐いてないです!」

シリウス「お願いします! 先生、今も魔族と戦ってるはずで……!」

フォルトナート「少年」

シリウス「それに、もし魔族が合流してたら……!」

フォルトナート「少年! ……もう大丈夫だ。後は私に任せろ」

シリウス「あ……すみ、ません……」


フォルトナート「君」

駐屯兵「は、はい!」

フォルトナート「まずは騎士団本部にこのことを伝達」

フォルトナート「次に万が一に備えて、村の医者を呼んで来てくれ」

駐屯兵「は……? いえ、しかし、ただのイタズラでは……?」

フォルトナート「仮にこれが嘘の類であれば、責任は全て私が引き受ける。君はただ、私の指令に従っただけだ」

駐屯兵「は……はっ、了解しました!」クルッ

フォルトナート「少年、君は疲労が溜まっているだろう。ここで休んでいなさい」

フォルトナート「私は現れた魔族を対処する」

1、……道案内、僕にやらせて下さい!
2、……お願いします

↓2


シリウス「待って下さい! 道案内、僕にやらせてくれませんか!?」

フォルトナート「……ただ待つだけ、というのが辛いのは分かるが」

フォルトナート「……少年、先ほど君自身が、自分では魔族相手に手も足も出なかったと言っていた筈だぞ」

シリアス「け、けど……僕なら先生と別れた場所まで、正確に覚えてます!」

フォルトナート「……戦いになったら、君では足手纏いだ」

シリウス「うっ……で、でもアリエスなら僕を狙ってるはずです! 探さなくても、相手から来てくれるかもしれない!」

フォルトナート「……少年の足では、私に付いて来れない」

シリウス「死ぬ気で追いかけます……!」

フォルトナート「…………。勝手にしなさい。ただし、自分の身を最優先に動くと約束してもらう」

シリウス「はいっ!」


シリウス(……着いた、けど……先生もあの魔族もいない)

シリウス「……ここで先生と別れました」

フォルトナート「ふむ……確かに痕跡があるな。戦闘している内に場所を移したか」

シリウス「すみません……ここからは、僕にはなにも……」

シリウス(っていうか……じっとしてられなくて騎士さまについてきたけど……)

シリウス(本当にアリエスが僕を探してるのかも分からないし……やっぱり)

シリウス(僕、弱いなぁ……)ジワア

直下コンマ判定
1~3 先生「ぐぁ……っ!」
4~6 アリエス「ようやく見つけましたが……新手ですか」
7~9 先生「……近いな」


先生「ぐぁ……っ!」

シリウス「っ、先生……ち、血まみれじゃないですか!?」

先生「そ、の声……シリウス、か……? 屯所行けっ、つったろが……!」

シリウス「行きましたよ! 騎士団に連絡も、助けだって連れてきました!」

先生「は……マジかよ。仕事早ぇな、クソ……」

シリウス「……って、言ってる場合じゃない! これ、早くお医者さまに見せないと……!」

直下コンマ判定
1~3 ライブラ「やはり戻って来たか」アリエス「ええ、探す手間が省けました」
4~6 ライブラ「やはり戻って来たか」
7~9 フォルトナート「……貴様、何者だ」


先生「助け……クソが……っ! 早く、こっから離れろ!」

シリウス「置いてけるわけ……って、そういえばあの魔族は?」

ライブラ「--やはり戻って来たか」スッ

シリウス「っ」

シリウス(しまった……先生を囮に、釣られたのか……!)

ライブラ「新手がいるようだが……ふん。やることは変わらんな」

ライブラ「始末する」スッ

フォルトナート「……少年、下がっていなさい」

フォルトナート「額の宝石……貴様が魔族か?」

ライブラ「…………。……答える必要はないな」

フォルトナート「……そうか。ならば……」

フォルトナート「排除する」


シリウス(相手の魔族……ライブラの戦ってるとこは見てないけど)

シリウス(同じ魔族の、アリエスと拮抗してた先生がやられた……)

シリウス(それに……相手は伝説の魔族。どんな術を使うか分からない)

シリウス(騎士さま……フォルトナートは実戦経験豊富な雷属性の魔術師)

シリウス(生き物相手なら、一騎当千の強さだ……)

シリウス(……いったい、どっちが勝つんだろう……?)

直下コンマ判定
1~3 ライブラ優勢
4~6 拮抗
7~9 フォルトナート優勢


>夢の話です、それも初夢の

>2日続けて、コンマ判定で0が出て来ました

>悪夢です

>今日は0、出て来なかったから安らかに眠れそうだったのに

>シリウス、超展開に好かれ過ぎじゃありませんかね

>始まりは、夜にぶらついただけなのに

直下コンマ判定
偶数 シリウス「……待って下さい」
奇数 ライブラ「っ? 小僧、お前まさか……」


フォルトナートとライブラの戦い、最初に動きを見せたのは……歴戦の魔術師、フォルトナートだった。

フォルトナート「ショット」ビリィ

突き出されたフォルトナートの手から、ライブラへ向けて閃光が迸る。

僅かにでも当たれば体を電気に掻き乱され、立つことすらままならなくなる一撃。

迫る閃光にライブラは避ける素振りも見せず……しかし次の瞬間、初めからそこにいなかったかのように掻き消えた。

驚きに目を見張るフォルトナート……その斜め後ろに出現したライブラは、右手に挟まれた4本のナイフを投げ付けた。

直後、気配を感じ取ったフォルトナートは回避を試みるが。

4本の内1本がフォルトナートの肩を切り裂き、鮮血を舞わせた。

フォルトナート「くっ……ピラー!」

ライブラの足元が淡く光り、雷光の束が昇るが……やはりその後にはライブラの姿はなく、直後再び鮮血が舞った。


シリウス(どうして……こんなことになったんだろ……)

シリウス(どうして、僕の前にお伽話の魔族が現れたんだろ……)

シリウス(どうして、先生は血まみれになってるんだろ……)

シリウス(どうして、僕の憧れで……英雄の騎士さまが傷ついてくんだろ……)

シリウス(……どうして、僕はあの時……あの犬を見捨ててしまったんだろ……)

シリウス(ただ、僕は……みんな幸せに生きていきたかっただけなのに……)

シリウス「…………」

シリウス「もう……こんなの、沢山だ……」グッ


シリウス「……ぐ……っ!?」

シリウス(づっ!? 頭が……割れそうなぐらい、痛い……!)

シリウス「あぐっ、がっ……う、ぐぅ……!」

雷魔術を連発するフォルトナートと、消えては現れを繰り返すライブラ。

目まぐるしく立ち位置を変えて戦っていた二人も、苦悶の声を上げて頭を抱えるシリウスの異変に気が付いた。

フォルトナート「少年、どうした……!?」

ライブラ「…………」

シリウス「あっ、ぐぅあぁ! いった、うぐ、ぐうぅぅぅぅぅ……っ!」

そして……。


>一つのイベントがズルズル続いたせいで起きた0連発劇

>>>1の思いも寄らない偶然が重なったことで

>描いていたストーリーから、開始1日目でスタート地点→ゴールまでの道筋を真逆に進んでいます

>このままいっそ反転して、なんだかんだで最初のゴールに辿り着くのを願うばかり

>さて……

>超 重 大 判 定

直下コンマ判定
1~5 シリウス、??に覚醒ならず
6~0 シリウス、??に覚醒


そして……。

シリウス「あ……あれ? 痛みが……」スゥ

シリウス(さっきまでの頭痛が、なくなった……?)

フォルトナート「大丈夫か、少年!」

シリウス「え……あ、はい」

立ち上がり軽く首を振るシリウス……その姿に、双眸を細める者が一人。

ライブラ「小僧、お前まさか……」

目を瞑り、ライブラは額の宝石に手を添える。

ライブラ「…………。仮にそうなら……」

シリウス(あれは……あの痛みはなんだったんだろ……?)


ライブラ「……小僧。お前とはいずれ、また会うやもしれんな」

シリウス「え……?」

フォルトナート「っ、逃すか……!」ビリィ

ライブラの消える予兆を感じ取ったフォルトナートは、再び魔術を放つが。

その雷撃は虚空を貫くのみに終わった。

残された血まみれの男二人とシリウスは……幻のように溶けて消えた伝説の存在に。

深く、深く--。


シリウス(あの後、ライブラとアリエスがまた現れることはなく)

シリウス(先生と騎士さまは、屯所に呼ばれたフリーデシルトさんに治療してもらった)

シリウス(今、村の近くは駐屯兵の人たちが見回っているそうだけど)

シリウス(……多分、成果は上がらないんじゃないかな)


シリウス(あれだけの目にあったのに擦り傷しかない僕は、駐屯兵に連れられて家に帰った)

シリウス(出かけてからずっと帰ってこない僕を心配してたお母さんたちには)

シリウス(高台で眠っていたのを見つけたので送った……と説明された)

シリウス(なんでも魔族が現れたことをみんなに言っちゃうと、無用な混乱を引き起こす……とかなんとか)

シリウス(僕にも箝口令が敷かれて……言いわけもできない僕は、お母さんにこっ酷く叱られた)

シリウス(散々泣いて謝った後、ようやく布団に入ると)

シリウス(ああ、ようやく今日が終わるんだ……って実感して……)

シリウス(そして……)

シリウス(今日が、終わった)


>壮絶な1日目を迎えたのに、冗談みたいな悪運で一度も死なず

>立て続けに重なった0奇数コンボで、今後の展開に大きな影響を与えられたシリウス

>>>1も計らずも重なった偶然の符合の数々にびっくりですよ

>魔力を除く全ステータスが上昇します

体力↓1

精神力↓2

筋力↓3

耐久力↓4

敏捷↓5

器用↓6


>体力88、蓄積経験値は66

>精神力73、蓄積経験値は39

>筋力13、蓄積経験値は64

>耐久力45、蓄積経験値は34

>敏捷54、蓄積経験値は92

>器用50→51、蓄積経験値は21


4月2日(月) 早朝

シリウス「…………」パチ

シリウス「……ふぁあ、ぅん……」

シリウス「……んー」

シリウス「はあ……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1早朝訓練

↓3早朝の行動

1


>>>313早朝訓練は、鍛える能力を指定して下さい

>選べるのは筋力、耐久力、敏捷、器用からです

>安価下

筋力


>うーん、ようやく終わりました

>いやあ……ほんとーに長かった

>さて、と……そろそろ落ちます

>再開は明日の7~9時ぐらいです、はい

>おやすみなさい

>安価下


>寝る前にちょっと安価取り直します

>4月2日の早朝の行動です

>行動を選択する時は1、筋力というふうにして下さい

>筋力だけだと、早朝訓練として取ったのか、その時間の行動として取ったのか分からないのです

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1早朝訓練

↓3早朝の行動

1
敏捷


>過疎スレ過ぎて安価が取られなかったみたいなので

>>>315を早朝訓練、>>318を早朝の行動とします

>うーむ、やっぱり地の文は好き嫌いが分かれるみたい

>そろそろ再開します


>筋力13、蓄積経験値は97

>敏捷54→55、築坂経験値は80

シリウス「今日はダッシュで足を鍛えよう……」

>…………

シリウス「……っ!」ダダダッ

シリウス「ぜぇ、ぜぇ……ふぅ、はあぁ」

シリウス「つ、疲れた……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

>6、ヒントを追加しました

>この項目を選ぶと、>>1がオススメの行動を提示します

↓1


4月2日(月) 午前


>ぶらつくのは……

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


シリウス「……なんとなくここに来たけど……」

シリウス(空き地ってだけあって、ホントに何もないんだよね……)

直下コンマ判定
1~3 ?「すまない」
4~6 ?「シーリウスっ」
7~9 先生「おお? シリウスじゃねえか」


シリウス(別に用があったわけじゃないし、もう帰ろうかな……)クルッ

先生「おお? シリウスじゃねえか」

シリウス「っ、せ、先生! えっ、なんで普通に歩き回ってるんですか!?」

シリウス「昨日お医者さまに安静にしてなさいって言われて、入院されられてませんでしたっけ?」

先生「や……リハビリ?」

シリウス「なんですか、それ……っていうか抜け出してきたんですね……」

先生「……しゃーねーだろ、退屈なんだからよお」

先生「しかもやったらうるせぇし。これすんなあれすんなって、俺ぁてめえらのお人形じゃねっつの」

先生「流石の俺も我慢の限界、あんな辛気臭えとこいられるかよ」

シリウス「入院初日で抜け出してる人が何言ってるんですか……」

シリウス「…………」

1、……昨日はありがとうございました
2、……昨日はすみませんでした

↓2


シリウス「先生……昨日はすみませんでした」

先生「あ? んだよ、急に」

シリウス「昨日、布団に入ったら……その時は必死で、何もなかったのに」

シリウス「……色んなもの、思い出して、怖くなって……!」

シリウス「アリエスに金縛り、かけられた時……ああ、もう死んじゃうんだって、思って……っ」ジワァ

シリウス「先生が来てくれてなかったら、僕、本当に死んじゃっててっ……!」ツウ

シリウス「でも……そのせいで魔族と戦うことになって、先生とか、騎士さまが、傷だらけになって……!」ポタッ

シリウス「一番戦わなきゃいけなかったのは僕なのに……なのに僕は、なんにもできなくて……!」

先生「…………」

シリウス「本当に……すみませんでした……!」


先生「……ああっ、うぜぇ!」ダン

シリウス「っ」ビクッ

先生「バカか、てめえは! どいつもこいつもしけた面ぁ見せやがって……!」

先生「こっちはウンッザリしてるってのに、てめえまで辛気臭えツラでグチャグチャ言い出しやがる!」

先生「挙句の果てにゃ、俺があの優男に負けたみてえな口振りじゃねえか!」

先生「あいつがあの……んだその……とにかく妙ちきりんな技使わなきゃ、俺の圧勝だったっつの!」

シリウス(使われたから負けたんじゃ……)

先生「とにかくだ! 俺ぁ、あのヤロウにゃ負けちゃいねえ!」

シリウス「……はあ。そうですか……」


先生「だからだ! シリウス、てめえが俺に言うのはゴメンナサイじゃねえよな?」

シリウス「…………。あはは、本当にそうですよね」

シリウス「……先生。昨日は助けてくれて、ありがとうございました」ペコリ

先生「それだよ! 分かったんならこれからは、俺のことは様をつけて呼べ!」

先生「敬意を込めて、あった時ゃ顔地面に擦り付けてだ! いいな!」

シリウス「それは嫌ですよ……」


シリウス「……そういえば先生。アリエスが使って来た金縛りは、闇魔術と似てたって言ってましたけど」

シリウス「ライブラの瞬間移動は、魔術で似たようなものはあるんですか?」

先生「あ? あー、ねーな、多分。だからお伽話に出てくる、魔術じゃねえ別のなんかだったんだろ」

先生「ったく、近づいたと思ったら人の死角にピョンピョン跳びやがって……チッ、思い出したらムカついて来たぜ……!」

先生「あの優男……次に見かけたらボッコボッコにして、王都のオカマバーに送りつけてやる!」

シリウス「復讐のやり方がえげつなさ過ぎますよ……捕まえたら、ちゃんと騎士さまに引き渡して下さい」

シリウス「……っていうか王都って、そんな店があるんですか……」


先生「っと、俺ぁそろそろ行くぜ」

先生「捕まって説教なんざ、ごめんだからな」

先生「次は……川辺にでも行くか」

シリウス「いや、もう戻った方が……って聞かないで行っちゃったし」

シリウス「…………」

中年の女性「あぁらまあ? シリウス君じゃないの?」

シリウス「あ、看護師の……」

看護師「ちょっと聞きたいんだけどぉ、あなたの先生知らない?」

看護師「昨日すっごい怪我して運び込まれたんだけど、もうすぅぐ抜け出しちゃってねえ」

シリウス「あ……先生ならさっきまでここにいましたよ。次は川辺に行くとか行ってました」

看護師「まあ、ホント!? ありがとね、シリウス君。私急いで行かなくちゃ……じゃあねえ」

シリウス「はい、さよなら……」

シリウス(……先生には悪いことしたかな)


4月2日(月) 昼


シリウス「さて……お昼は何をしようか?」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


>一部の相手とは交友関係が築けます。

>一部の相手とは、物語において主要な役割を担っている味方キャラのことで

>例えばヒロイン、ライバルなどがいます

>交友関係を築いた相手とは、仲が更に深まる時に固有イベントが発生します

>物語のターニングポイントにおいて、恋人や親友がいるかで変化する可能性があるので

>積極的に交遊していきましょう

>しかし、初めの1ヶ月は交友で選べる相手が一人しかいなく

>それもまだ発生していないので

>まずはぶらつくでイベントを起こして、コンマが上手いことやってくれるのを待ちましょう


4月2日(月) 昼


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


シリウス「どこに行こうかな……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓2


>高台

シリウス(昨日までは……綺麗な花が咲いてる、お花畑みたいな場所だったのに)

シリウス(昨日アリエスが使った土石魔術のせいで、地面がめくれ上がったり、そこら中にデコボコした穴が空いてる……)

シリウス(なんで……)

直下コンマ判定
1~3 ?「」ガサッ
4~6 ?「うわっ、何コレ!?」
7~9 フォルトナート「……少年、何故ここに」


?「うわっ、何コレ!?」

シリウス「えっ、お姉ちゃん……?」

姉「うーん……いつの間にか、村の数少ない絶景ポイントが荒れ地になってた……」

姉「シリウス、なんか知ってる?」

シリウス「えっ、や……」

シリウス(魔族のことは言っちゃダメなんだよね……)

シリウス「……お、お姉ちゃんの方こそ、何か知らないの?」

姉「知らないから聞いたんじゃない」

姉「もー……こんなの誰がやったのかしら」

シリウス「さ、さあ……誰なんだろうね……?」


姉「……シリウス、あんたちょっと怪しいわよ?」

姉「さては……お姉ちゃんになんか隠してるわね!」

シリウス(うっ……な、なんとか話をずらさないと……!)

シリウス「そ、そうだ。お姉ちゃんはなんでここに……?」

姉「ん? いやあ、弟が昨日から元気なさそうだったからね。つけて来たのよ」

シリウス「つけて来たって……ちょっと怖いよ、それ……」

シリウス(でも、これで誤魔化せたかな……)

姉「……で、話を逸らそうとしたってことはやっぱり隠しごとがあるのね」

シリウス「な、ななないよ……?」アセアセ

姉「目が泳いでるわよー」ニヤニヤ


シリウス「……はぁ。まあ、うん……確かにあるよ、隠しごと」

姉「やっぱりね! ささ、お姉ちゃんに教えなさい!」

シリウス「い、言えないよ。約束したから……」

姉「約束? 誰とよ?」

シリウス「そ、それも言えない!」

姉「まあまあ、いいじゃない姉弟なんだし。あたしは言った内に入んないから、ね!」ワシャワシャ

シリウス「も、もう……しつこいって……!」ダッ

姉「あっ、ちょっと待ちなさいよー!」


4月2日(月) 午後


シリウス「……お姉ちゃんから逃げて来たけど」

シリウス「もう午後か……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


シリウス「午後はどこに出かけようか……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓2


>道場

シリウス(ここは僕たち村の子供に剣術を教える道場で)

シリウス(先生が村から渡された家でもある)

シリウス(佇まいは立派な木造の建物なんだけど、家の中は先生の私物が散らかっててとても汚い……)

シリウス(村の綺麗好きの人たちが、たまに掃除してるんだけど)

シリウス(先生、綺麗にしてもすぐ散らかすんだよなあ……)

シリウス「さて……」

シリウス(せっかく道場に来たんだし、剣の練習でもしていこうかな)

>直下コンマプラス20、器用の経験値が上がります


>ちょっと紛らわしい早朝訓練、行動選択での訓練、道場での訓練の補足説明です

>早朝訓練は、夜の後に出る安価で今日はもう寝るを選ぶと、明日の早朝に時間経過なしで行えます

>行動選択での訓練は、コンマ00を出すと特別なことが起きます

>道場での訓練は、鍛える能力は選べませんが、魔力を除くステータスの内いずれか一つにプラス20の補正がかかります

>他にシステムで分かり辛いこと、要望などあればレスに気付き次第返答します


>器用51、蓄積経験値は96

シリウス「……ふう。そろそろ帰ろうかな」

シリウス(道場での授業は火、木、土曜日の午前中……忘れないように行かなくちゃ)


4月2日(月) 夜


シリウス「もう陽も沈んじゃったけど……夜は何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


シリウス「どこをぶらつこうか……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓2


シリウス「うーん……今日はなんだか、空き地が気になるんだよなあ……」

シリウス「……何もないんだけど」

シリウス(…………)

シリウス「……夜中だし、さすがに人は見当たらないか……」

シリウス「春だけど、夜はまだ冷えるなあ……帰ろう」

直下コンマ判定
1~5 そのまま帰宅
6~9 ?に目を付けられる


>>>368ちょっ……

直下コンマ判定
偶数 ?に気に入られる
奇数 ?に嫌われる


>シリウス、幸運に嫌われてるとしか思えない

>さて、以前言った、この1ヶ月は交友関係を築けるのは一人しかいない……撤回です

>初めてのお友達(嫌われてるけど)、その正体は……


シリウス「そういえば……」

シリウス(昔は、ここにお墓が立ってたって聞いたことがある……)

シリウス(村人のお墓ってわけでもなく、いつの間にか建っていたそうで)

シリウス(気味が悪いし、掘り返すのは罰当たりっていうことで放置されてたらしいんだけど)

シリウス(何十年か前、劣化が酷すぎて見るに耐えられないから取り壊されたらしい)


シリウス(……それ以来、お墓の跡地の近くに住んだ人の身に不幸が降りかかるっていう偶然が続いて)

シリウス(納骨されていた人が、お墓を取り壊されたのを怒って祟っているんだ……ってなったそうだ)

シリウス(だから、この周りには何もない空き地になった……っていうのをお母さんから聞かされたなあ)

シリウス(……まあ、僕ももう15だし。これくらいじゃ全然怖くないけどね、うん、全然)

シリウス(……でも、ちょっと寒いから走って帰ろうかな……っ?)カツ

シリウス「ん……?」

シリウス(なんだろう、この石……少し光ってるような……?)

シリウス(綺麗な石だし……ふふ、お母さんたちにも見せてあげよう)スッ

シリウス「っ……!」ゾワゾワ

シリウス(今、誰かに見られてたような……)

シリウス「気のせい、だよね……?」

シリウス(やっぱり……足を鍛えるためにダッシュで帰ろう)ダッ

?「…………」


>?の破片を手に入れた!


シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓2


4月2日(月) 深夜


シリウス(この時間だとみんな寝てるから、人と会うことはないよね)

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


シリウス「かなり遅い時間だけど……どこに行こうかな?」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓2


>川辺

シリウス(あの犬と会ってから、もう随分経った気がするけど……まだ昨日ことなんだよね)

シリウス(……あの時は、すごく調子よかったんだよなあ)

シリウス(なのに……その日の夜には、熊に襲われたり、かと思ったら魔族に襲われたり……)

シリウス(同じ一日のことなのに、どうしてあんなに運がよくなったり、悪くなったりしたんだろ……)

シリウス(……こんなこと、考えても仕方ないことなんだろうけどさ……)

直下コンマ判定
1~3 ?「」ガサッ
4~6 ?「」チャプ
7~9 シリウス「……ん? あれは……?」


?「」チャプ

シリウス(今のは……あ)

森鹿「…………」チャプ

シリウス(大っきい鹿だなあ……水を飲んでるのか)

シリウス「…………」ジ-

森鹿「…………」クイッ

シリウス(っ、目が合っちゃった……! 逃げた方がいいのかな……!?)

森鹿「…………」タッ

シリウス「あ……」

シリウス(鹿の方が逃げてっちゃった……)

シリウス(僕も、もう家に帰ろう……)


4月3日(火) 午前


シリウス「あ……もう午前か……」

シリウス(昨日は夜更かししたから仕方ないよね)

シリウス(っと、まずはどうしようかな?)

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


>道場

シリウス(いつも通り道場に来たけど……)

シリウス「……誰もいない……」

シリウス(先生が来てないのはともかく、生徒まで一人もいないって……)

シリウス「とりあえず待ってみよう……」

>……

シリウス「だ、誰も来ない……!」

シリウス(あれ、今日って火曜日だよね……? 自信なくなって来た……)

シリウス(も、もう少しだけ待ってみよう……)


>…………

シリウス「……ついに誰も来ないままお昼になっちゃった……」

シリウス(一度、家に帰ろう……)

>家

シリウス「ただいま……」

母「あら、お帰りなさい。どこに行ってたの?」

シリウス「どこって……火曜日なんだから道場に行って来たに決まってるでしょ? ……なんか誰も来なかったんだけど」ハア

母「道場に行って来たって……もしかして、あの子……」

シリウス「へ……な、何、どうしたの……?」


母「今日の朝ね。看護師の方が来て、先生が怪我をしたから授業は中止だって伝えに来たのよ」

シリウス「へあっ!? 何それ、僕聞いてないよ!」

母「あなたまだ寝てたから、お姉ちゃんに伝えるよう言っておいたんだけど……言い忘れたみたいね」

シリウス「そ、そんな……」ガク

母「明後日からはまた授業再開するらしいから……まあ、お疲れ様」

シリウス「…………」

姉「ただいまー……お? どうしたのよ、床に崩れ落ちたりして」

姉「ははっ、寝坊助さんのくせにもう疲れてんの?」ケラケラ

シリウス「…………」ブチ

1、お姉ちゃんのバカー!
2、もう誰も信じない……

↓1


シリウス「お姉ちゃんの……」

姉「ん?」

シリウス「お姉ちゃんのバカー!」バン

姉「うわっ、な、何よ急に大声出して……!」

シリウス「道場のこと、僕に言い忘れたでしょ!? おかげで誰も来るわけない道場で、何時間も待たされたよ!」

姉「あっ、忘れてた……」

シリウス「それに寝坊助なのはお姉ちゃんでしょ! いつもは僕の方が早く起きるし!」

姉「き、今日はあたしの方が早かったじゃない……」

シリウス「い、つ、も、は!? 用事のある日は、僕が起こしてあげてるんだよ!」

姉「~っ! だったら今日も早く起きればよかったじゃない!」

姉「何時間待ったか知らないけど、そんなので怒るなんて小さいのよ、器が!」

シリウス「っ……もういい!」ダッ


4月3日(火) 昼間


シリウス「…………」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>もっとヒントを選ぶといいと思うなー(小声

シリウス「……どこに行こうかな」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


>高台

シリウス「やっぱり……あの夜のことが心に焼きついてるのかな」

シリウス(ふとした時に、ここのことを思い出しちゃうなあ)

シリウス「…………」

シリウス(……ライブラが消える前に言ってた、あの言葉)

シリウス(また会うかもしれない、って……どういう意味だったんだろ……)

直下コンマ判定
1~3 ?「」ガサッ
4~6 フォルトナート「……少年、何故ここに」
7~9 ?「ここが、魔族の現れたという……」


>ついに登場した、始めの一ヶ月で唯一の交遊可能キャラ(の予定だった)である……

>主人公のライバルキャラ!

>まずは性別を決めます

>ですが注意点が一つ

>交友関係を築ける女性キャラは、通常交友を深めることで恋人となりますが

>ライバルだけはどう転んでも恋人にはなりません

↓1~3で多い方の性別


シリウス「っ?」

シリウス(誰か……いる?)

?「ここが、魔族の現れたという……」

シリウス「っ!」

シリウス(今……魔族って言わなかった!?)

?「ッ、ふんっ!」ビリィ

シリウス「えっ!」

シリウス(雷魔術!? ……っていうか、これ当た--避けなきゃ!)

直下コンマ判定
1~3 シリウス「痛っ!」
4~6 シリウス「あっ、ぶな……!」
7~9 シリウス「くっ!」


シリウス(跳ぶ、倒れる、は、当たる)

シリウス(当たるなら、どこ?)

シリウス(手、掌……は、ダメだ)

シリウス(これは、当たるの、マズい)

シリウス(跳んでも、倒れ込んでも、当たる……から!)

シリウス(少ない動きで、雷撃の)

シリウス(通らない道筋に、体を置く……!)スッ

シリウス「くっ……!」

シリウス(あ、ぶなかった……! けど、避けれた!?)

?「フン、避けたか魔族め!」

?「優秀なボクが、これ以上強くなる前に倒しておこうとするのは分かっていたからな!」


>ライバルの名前安価です

>名前は2~4文字、苗字は3~5文字まででお願いします

↓1~4まで募集


>べリア・グラート

>オルガ・アストレア

>エクリス=カルマ

>リエル・シファー

>以上4つの内

↓5までで一番多いものを採用


>オルガ・アストレア

>リエル・シファー

>以上の2つから決定

↓3までで多い方


シリウス「ちょ、僕が魔族って!?」

?「しらばっくれるな! 先日の貴様らが襲ったという少年、大方ボクと間違えてのことだろう!」

?「無辜の民を傷付けたのは勿論、父様を襲ったその咎……このボクが断罪してやる!」

シリウス「えぇっ!? や、だから違うってば!」

シリウス「それに、額を見てよ! 宝石ついてないでしょ!?」

?「魔族は熊の姿に化けて出たと聞いた! 顔の一部を変えるなど造作もないはず!」

?「それに、目標であるボクの殺害は完了していない!」

シリウス「こっ、の……だからあ! 僕は魔族に襲われたの!」

シリウス「人間で、だから君のことなんて知らないの! だいたい誰なの君!?」

?「白々しい……ボクのことを知ったからこの村に現れたというのに。だが、いいだろう。ボクの名、聞きたければ教えてやる!」


?「ボクの名はオルガ・アストレア!」

オルガ「誇り高き騎士、フォルトナート・アストレアを父に持つ、英雄の血を引く者であり!」

オルガ「いずれ最強の騎士となる男だ!」

シリウス「はっ……!?」

シリウス(目の前の子が、あの騎士さまの息子……?)


シリウス「……君の方こそ嘘をつくな! 確かに面影はあるけど、性格が全然違うじゃないか!」

オルガ「おっ、面影だと……!? ふ、ふん、嘘を吐いているのは貴様の方だろう!」

オルガ「ただの村人が……このボクの不意を突いた一撃を、避けられるわけがないだろう!」

オルガ「さながら魔族の魔術的回避のように!」

シリウス「な、なぁ! 魔術的回避……!?」

シリウス「そ、それを言うなら君の雷魔術の方も……!」

オルガ「ふ、ふん! ボクが優秀なのは当たり前だ……!」


シリウス「くっ、どうしても僕が人間だって認めてくれないんだね……」

オルガ「当たり前だろう」

オルガ「貴様の方こそ、どうやってもボクが父様の息子だと認めないようだな……」

シリウス「だから、僕は人間だって!」

シリウス「…………」

オルガ「…………」

シリウス(なんか……こいつには負けたくない……!)

直下コンマ判定
1~3 フォルトナート「何をやっている……?」
4~6 シリウス「あれは……騎士さま!?」
7~9 オルガ「あれは……父様!?」


オルガ「あれは……父様!?」

シリウス「っ、ほ、本当に騎士さまだ!」

フォルトナート「む……オルガに少年」

フォルトナート「二人は知り合いだったのか?」

オルガ「ボクが魔族と知り合い!? 冗談はよして下さい!」

フォルトナート「魔族……少年のことを言っているのか?」

オルガ「ええ! ここで待ち構えていたら、まんまとやって来ましたよ!」

フォルトナート「……すまないが、言っている意味が分からない」


フォルトナート「少年、息子の代わりに説明してくれないか?」

シリウス「む、息子……? 騎士さまのご子息はどこにいるんですか……?」キョロキョロ

フォルトナート「……そこのオルガが、私の息子だ」

シリウス「ソコノオルガ? す、すみません……おっしゃられている意味が分からないんですが……」

フォルトナート「…………」


オルガ「と、父様? ひょっとして、そこの魔族とお知り合いなのですか?」

フォルトナート「……いや、少年は魔族では」

シリウス「き、騎士さま……父様などと呼ばれていますが……?」

フォルトナート「だから……オルガは私の息子で」

オルガ「くっ、だからボクは父様の息子だと何度言えばわかるんだ……!」

オルガ「全く……魔族は随分と頭が悪いんだな」フッ

シリウス「そっちこそ、僕は魔族じゃないって何度も言ってるじゃないか……!」

シリウス「なんかちょっとエラそうだし……自覚してないだろうけど、すごく厭味な人だよ君……!」


>…………

シリウス「そ、それじゃあ本当に騎士さまの息子なんですか……?」

フォルトナート「ああ、そうだ」

オルガ「で、ではこいつは魔族ではなく、魔族に襲われていた少年……ということですか?」

フォルトナート「その通り……ようやく分かってくれたか」

フォルトナート「ふむ……それとだ。少年、今日君に会えたのは幸運だった」

フォルトナート「先日の件について詳しく話を聞きたかったのだ。今、時間はあるか?」

シリウス(先日……魔族の件、だよね……あっ)

シリウス(そういえばオルガ、どうして魔族が現れたこと知ってるんだろう……?)

シリウス(箝口令が敷かれてるはずだから、当事者でもなきゃ知らないはずなのに……)


オルガ「魔族の情報か……君、ボクも聞かせてもらうが構わないな?」

シリウス「えっ? 嫌なんだけど……」

オルガ「くっ、器の小さい男だな君は……!」

シリウス「う、器の大きさは関係ないだろ……!? そもそも箝口令敷かれてんのになんで知ってるのさ……!」

オルガ「……それこそ君には関係ない話じゃないか?」

シリウス「…………。……と、とにかく、騎士さまでもない君には話せないんだよ」

フォルトナート「……少年の言葉の通りだ。オルガ、部屋に戻っていなさい」

オルガ「し、しかし父様……最も遭遇する確率の高いボクが、魔族の情報を多く持っていれば……!」

フォルトナート「オルガ」

オルガ「っ……分かりました」


フォルトナート「……すまないな、少年」

シリウス「あ……いえ」

フォルトナート「似ていない……と思っただろう。私と、オルガは」

シリウス「えっ……それは、どういう……?」

フォルトナート「……いや、忘れてくれ。それよりもあの時は慌ただしくて詳しく聞けなかった部分もある」

フォルトナート「魔族の件、思い出せる範囲で構わない。初めの方から教えてくれないか?」

シリウス「はい。あ……でも長くなるかもしれないです。」

フォルトナート「……む、気が利かずにすまない。茶を持って来させよう……セバスチャン」

執事「はい、ただいま用意しております」

シリウス(えっ、この人いたの!? ぜ、全然気づかなかった……って、じゃない!)

シリウス「えっ、や、お構いなく! ただ騎士さまのお時間が大丈夫なのかなと思っただけで……」

フォルトナート「そうか……気遣いは嬉しいが、私の方は大丈夫だ」


>ちょっとオルガの扱い辛さと、シリウスのキャラブレに戸惑っています

>中断、再開は明日の16時前です

>ひょっとしたら朝に、少しだけ顔を出すかも


>16時からの予定でしたが、今から再開します

>いつものケータイではないので更新速度少し落ちるかも

>16時からいつものに戻るので、途中I.D.? 変わるかもしれません

>そんじゃぼちぼちやってくよー


>…………

フォルトナート「ふむ……なるほどな。協力感謝する、少年」

シリウス「いえ……僕も分からないことだらけで、役に立ててたらいいんですけど……」

シリウス「……魔族の目的とか、ほんと、なんにも分からなくて……」

シリウス(……魔族の、目的)

シリウス「あの、オルガ……じゃなくて騎士さまのご子息は」

フォルトナート「オルガで構わない……いや、むしろそう呼んでやってくれないか?」

シリウス「えっ、いや……でも」

フォルトナート「あの子には幼少から息苦しい生活をさせて来た」

フォルトナート「そのせいで君のように同年代の知人が、一人もいないまま……他者との関わり方を良く知らないで強くなってしまった」

フォルトナート「少年がオルガに、それを教えてやってはくれないか? 勿論無理にとは言わないが……」

シリウス「…………」

1、僕がオルガの鼻をへし折ってやりますよ!
2、まあ、騎士さまの頼みなら……

↓1


シリウス(オルガ……正直、あんまり関わりたくないけど……)

シリウス「えと……はい。騎士さまからの頼みですから、やらせていただきますよ」

フォルトナート「……すまない。私もあまり、人情の機微に敏くないようだ」

シリウス「えっ!? あっ、す、すみません!」

フォルトナート「謝るな、頼んだのは私だ」

シリウス「や、確かにご子そ……オ、ルガは嫌なところもありますけど、いいところもあると思いますから! っていうかありますよね、はい!」

フォルトナート「……そう思ってくれているなら、たまにでも話し相手になってくれれば有難い」

シリウス「はい!」


>…………

シリウス(あの後、騎士さまに改めてお礼を言われた)

シリウス(家まで送らせると言われたけど、丁重に断って門まで見送られて家に帰った)

シリウス(オルガ……いきなり攻撃してくるし、思い込みの激しいやつだけど)

シリウス(騎士さまの頼みもある……)

シリウス「今度……会いに行ってみようかな」

>交友でオルガ・アストレアを選べるようになった!


4月3日(火) 午後


シリウス「午後は何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>以前>>337で書いたのはストーリーを充実させるためのヒントです

>今回はバトルで勝利するためのヒントです

>以前の魔族とのイベントで“シリウスは何故参戦しない”と思った方もいるでしょう

>お答えします

>それはズバリ……シリウスが魔族に、完全に劣った能力が原因です

>筋力などで全て負けているので(それも大差で)参戦させようにもコンマ0偶数でも出さないと負けが確定してしまったからです

>その現状をどうにかするには

>このスレの戦闘システムの都合上、魔族などの強敵と対決する場合は、平均値60よりもいずれかの能力が80の方が勝ちの目が出やすくなります

>初めの能力上げの指針は、まず筋力、魔力、耐久力、敏捷、器用のいずれかを成長限界付近まで上げるのを優先した方がいいかもしれませんね

>……まあ、所詮は安価次第ですが


>それと、ちょっとシステムに関する安価を一つ取りたいのですが

>今、五人ぐらいいますかね?


>ん……まあ、途中誰か来ることを願って

>今回追加するか決めるのは

>スキルシステム、です

>パワプロの特殊能力みたいなのが近いです

>剣術○だと剣の扱いが上手く、剣術◎だと凄く剣の扱いが上手くなります

>まあ、他にも剣術Lv1とか熟練度でもいいんですけど


>追加することのメリット・デメリットを上げます

>メリットは、強さの自由度が広くなり、シリウスの強さに幅が生まれます

>例えば隠密行動みたいなスキルがあると、そういった判定のコンマ表が有利になります(コンマプラス1みたいな補正はなし)

>デメリットは、良くも悪くもスキルに縛られることです

>不調の時と絶好調の時で、同じ剣の腕前って……なんか萎えますよね

>以上、質問はありますか?

>10分待ちます


>それでは安価を取ります

>スキルシステムはいるか、いらないか

↓5までで多い方


>それではスキルシステムの詳細を決定します

>パワプロみたいに○◎、レベル制から

>熟練度タイプだと、管理の面倒臭さ・上昇値の設定などの作業に気が遠くなるので除外

↓3まで多い方


>あ、や、ちょっと待った


>補足説明

>ポイント制を追加します

>1日ごとに決まったスキルポイントを与えられ、それを消費して

>新しいスキルを習得したり、スキルを強化します

>これになると、スキル表示はレベルで表されます

>デメリットは、イベントなどで上昇することがほとんどないです


>それでは改めてパワプロ、レベル、ポイント

>いずれか一つを選択してください

↓4まで多い方


>人が来ないので、スキルシステムはパワプロを基礎にしたものとします

>シリウスの初期スキルを決定

>強いものではなく、なるべくありふれた感じで

>安価で決まったスキルが強いと判断されたら、適当に劣化させます

↓1


>劣化出来ないけど強い……よく絶妙なところを

4月3日(火) 午後


シリウス「午後は何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「何を鍛えようかな……」

>筋力・耐久力・敏捷・器用から一つ選択

↓1


>筋力13→14、蓄積経験値は42

シリウス「畑仕事を手伝おう……」

>…………

シリウス「ふっ、ふっ……!」ザクッ

父「シリウス」

シリウス「えっ、どうしたの?」

父「…………」スッ

シリウス「あ……もうこんな時間か。お父さん、僕は先に上がるね」

父「…………」コクッ


4月3日(火) 夜


シリウス「うー、ん……」

シリウス「ちょっと疲れたけど、何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「夜だけど、どこに行こうかな……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


>高台

シリウス「ここに来たの、今日の昼ぶりだけど……」

シリウス(その時と夜じゃ、見える景色も全然違う)

シリウス(当たり前な話……でも、ちょっと不思議だよね……)

直下コンマ判定
1~3 ?「」
4~6 オルガ「むっ、魔族か……!?」
7~9 姉「あ……」


オルガ「むっ、魔族か……!?」バッ

シリウス「ちょっ! 僕、僕、シリウス!」

オルガ「ふん……君か。一日に二度も、ボクに何の用だ?」

シリウス「僕は高台に来ただけだよ! っていうか、オルガこそなんでこんな時間にいるの」

オルガ「……君には関係ない。用もなく来ただけなら早く帰るんだな」

シリウス「ぐっ、めちゃくちゃ用あったよ! オルガには教えないけどね……!」

オルガ「…………」

シリウス「…………」

オルガ「……帰らないつもりなら、先日の魔族の件についてだけ話し相手になってやるぞ」

1、魔族のこと知ってるみたいだし、騎士さまの頼みもあるし……話しても大丈夫かな
2、僕は忙しいの!

↓1


オルガ「…………」

シリウス(どうしよう……しゃべるな、って言われてることだけど……)

シリウス(オルガは魔族のこと知ってるみたいだし)

シリウス(……何より、騎士さまからの頼みだってある)

シリウス「まあ……いいよ」

オルガ「っ、そ、そうか……どうした、早く話せ」

シリウス「く、いちいち腹に立つ言い方をするよね……!」

オルガ「なんだと!? そういう君こそ、昼間は話そうとしなかったじゃないか! 素直に話せばいいものを!」

シリウス「箝口令敷いた人の前で、堂々と破るような人がいるか!」

オルガ「どうだか。やっぱり実は魔族で、優秀なボクを狙ってるるんじゃないのか?」

シリウス「なんだと!?」


シリウス(結局オルガとずっと喧嘩して、魔族のことは話さないまま帰って来た)

シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月4日(水) 早朝


シリウス「……よし」

シリウス「今日も一日、頑張るぞ」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓2


>間違い

↓1早朝訓練

↓2早朝の行動

耐久


>初日に起きた0の連発のせいで、物語は当初の予定とは大きく道筋を変化させています

>終わりが変化すれば、当然今の目標である、一ヶ月後の騎士の試験にも影響があります

>今はぶらついて、物語の必須イベントを起こしましょう

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>耐久力45、蓄積経験値44

シリウス「朝の空気が美味しいなあ……」スゥハァ

シリウス「朝はどこに行こうかな」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


>家の周り

シリウス(朝は家の周りを散歩しようかな……)

シリウス「…………」ザッザッ

直下コンマ判定
1~3 ?「」トトッ
4~6 フリーデシルト「ん? 君は先日の……」
7~9 シリウス「あれ? いつの間に……」


フリーデシルト「ん? 君は先日の……」

シリウス「あ……お医者さま」

フリーデシルト「ふむ、朝の散歩かい?」

シリウス「はい……朝は、結構早く起きるので」

フリーデシルト「それは良い習慣だ。これからも続けるのがいいだろう」

シリウス「…………」

フリーデシルト「…………」

シリウス「……聞か、ないんですか? あの犬のこと……」

フリーデシルト「知っても、どうすることも出来ないからね。それに……」

フリーデシルト「私とあった君の顔を見れば、想像が付くよ」

シリウス「…………」


フリーデシルト「後悔してるかい?」

シリウス(何が……って、決まってるよね……)

シリウス「どう、なんでしょう」

シリウス「あの後、色々あって……思い出す暇も、考える暇も、あんまり……なかったから」

フリーデシルト「……これが慰めになるとは思わないがね。私は、君は賢い選択をしたと思うよ」

シリウス「賢い、ですか……」

フリーデシルト「それでも納得出来ない。ひょっとしたら、あの犬を助ける事が出来たのかもしれない……そんな顔をしている」

シリウス「……よく分かりますね」


フリーデシルト「はは、これくらいはね」

シリウス「……じゃあ、僕はこれで」

フリーデシルト「ああ、またね」


4月4日(水) 午前


シリウス「お昼にはまだ時間があるな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス(一ヶ月後にある、騎士さまになるための最初の試験……)

シリウス(僕みたいに普通の村の子供でも、18才までは毎年受けられるんだけど)

シリウス(会場は王都だから移動するのにもお金がかかる……僕の家じゃ、今年一回が限界なんだよね)

シリウス(今は試験に向けて、できるだけ体を鍛えよう)

シリウス(……確か、出発は25日だったはずだ)

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「今日は何を鍛えようか……」

↓1

剣を鍛える


>>>516スキルは、イベントや先生のいる日の授業に参加する、などで習得・強化出来ます

>授業で習得出来ないスキルは、物語の進行に伴って

>習得できる施設が登場していきます

>俊敏55、蓄積経験値は93

シリウス「今日は足を鍛えよう」

>…………

シリウス「くっ……っ!」ダダッ

シリウス「あ、あんまり集中、できなかった、な……」ハアハア


4月4日(水) 昼間


シリウス「お昼はどうしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1

筋力14、蓄積経験値は42
耐久45、蓄積経験値は34
敏捷55、蓄積経験値は93
器用51、蓄積経験値は96
今鍛えられるのはこれで合ってる?


>>>523凄いですね……その通りです

>でも>>1のとは耐久の蓄積経験値だけ違ってます

>ちょっと最初から確認して行きます


>>>499の早朝訓練が抜けてるみたいですよ

>それと4、行動選択で現状確認をすれば、シリウスのステータスや交友関係を確認できます

>安価は交友、選べるのはオルガのみなので強制的にオルガイベントです


>高台

シリウス「…………」ボ-

オルガ「おい」

シリウス「っ」ビクッ

シリウス「な、なんだオルガか……びっくりさせないでよ……」

オルガ「ふん、後ろに立っても気付かないとは……」

オルガ「家畜並みに警戒心の薄い男だな、君は」

シリウス「ちょっとボーっとしてただけでしょ! このくらいで、どうして家畜と比べられなくちゃいけないんだよ!」

シリウス「それに、会っていきなり攻撃してくるやつよりはマシじゃん」

オルガ「……本当に警戒心が薄いね。君はボクの側にいることが、どれだけ危険なのか分かっていないのかい?」


シリウス「ボクの側って……オルガの方から来たんじゃないか」

オルガ「君にここを離れるよう忠告しに来たのさ」

オルガ「なんせボクがいる間……ここは、今日にでも再び魔族が襲ってくるかもしれない場所なんだから」

シリウス「……優秀なのは、そうなのかもしれないけど」

シリウス「オルガの言う……強いから狙われるってことなら、普通は騎士さまの方を狙うんじゃない?」

オルガ「いずれは父様を超える存在になると気付いたのだろう。敵ながら、中々に先見の明を持った連中のようだな」

シリウス「ふーん……騎士さまのこと、尊敬してると思ってたんだけど」

シリウス「そういう生意気な部分は、誰が相手でも変わらないんだね」


オルガ「何を言ってるんだ。騎士の家では、親を超えるのは息子の義務だ」

オルガ「今の世代より、次の世代が強くなっていく……そうしてこの国は、他国から騎士の国とまで呼ばれる軍事大国へ成長したのだからな」

シリウス「な、なるほど」

オルガ「……それと、ボクは父様のことを誰よりも尊敬している」

オルガ「これは強さに依るところだけでなく、人間性……ひいては騎士としての在り方にまで及ぶ」

シリウス「う、うん……そうなんだ……。なんか、よく分かってないのに勝手なこと言っちゃった、ごめんね」

オルガ「……ふん、ボクも長く喋りすぎた。今度は君の話を聞かせろ」

>…………

シリウス(その後、オルガに先生や家族の話をして過ごした)

シリウス(傲慢なだけじゃない、オルガの内面を知った)

>オルガとの交友ランクが1に上がった!

↓1のコンマ分、オルガの交友ポイントが上がります


>オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)


4月4日(水) 午後

シリウス「さて……何をしようかな?」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「午後だけど……どこに行こうかな」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、田舎に似つかわしくない豪邸

↓1


>強制イベント発生です

>アストレア邸

シリウス「ん……?」

シリウス(騎士さまの家の前、見慣れない馬車が止まってる……)

シリウス(前に来てた時は、確か……王都の騎士団が主導した、騎士さまの集会のお知らせだったっけ)

シリウス(騎士さまが村から出かけて、ちょっと話題になったんだよね)

シリウス(今回はなんの連絡だろう?)

シリウス(まあ、村人に関係のある話なら……夜ぐらいになれば、僕にも伝わってくるかな)


4月4日(水) 夜


シリウス「もう夜だけど……どこに行こうか」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント道場の活用

↓1


>今回は道場の活用についてです

>>>359の通りコンマ00が出ると、今後の育成の大きな助けになったり

>以前話した魔族対策である一点特化の能力を作り易くなりますが

>今は試験に向けて、平均的に能力を上げる必要があります

>道場での練習は内容こそ選べませんが、コンマに20のプラス補正がつくので

>この時期は積極的に取りに行きましょう

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


4月4日(水) 夜


名前・シリウス・ストレイドッグ
体力・88 (66)
精神力・73 (39)
筋力・14(42)
魔力・14 (0)
耐久力・45 (44)
敏捷・55 (93)
器用・51 (96)
【属性】土石

交友関係
オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)

持ち物
?の破片

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、ヒント

↓1


シリウス「夜はどこに行こうか」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>道場

シリウス「先生は……いないか。まだ入院してるのかな」

シリウス「明日には授業があるらしいけど……」

シリウス「……暇だし、素振りでもしようか」

シリウス「棒に、重しをつけて……っと」

↓1のコンマ分、筋力の経験値が上がります


>道場でのボーナス、プラス20を加えます

>筋力14→15、蓄積経験値は3

>…………

シリウス「ふっ、くっ、ふっ!」ヒュッヒュッ

シリウス「……ふう。今日はこの辺で帰ろうかな」


>強制イベント続きです

シリウス「ただいまー」

母「あ、シリウス! どこ行ってたの、大変なのよ!」

シリウス「え!? な、何、どうしたのお母さん?」

母「今日、王都の方から試験に関する連絡が来たのよ!」

シリウス「試験……試験って、月末の、騎士さまになるための試験?」

母「それ以外ないでしょ! ……って、そんなこと言ってる場合じゃないのよ!」

母「試験、早くなったのよ! 20日になったのよ!」


シリウス「試験が早まる!? って……え、なんで?」

母「分からないわよ、もう! でも、こんなの隣国との戦争以来……」

シリウス(試験を早めるなんて……僕は大丈夫だけど、王都から遠くの村じゃ、もう間に合わない人も出ちゃうんじゃ……)

シリウス(あれ……? これって、ひょっとして……すっごい非常事態……?)

シリウス(いったい、何が原因なんだろう……)

母「それに前、街から来た商人さんが魔族……お伽話の魔族が出たって噂してたし……」

母「なんだか、嫌な感じがするわ……」

シリウス「魔族が出た……」

シリウス(それって、アリエスたちに僕たちが襲われたこと……?)

シリウス(でも、実際に見た人が僕と先生、騎士さまだけなのに、こんな大ごとにするかな……?)

シリウス「……僕も、嫌な予感がして来たよ……」

シリウス(魔族……いったい何が目的で、何をしたんだ……?)


シリウス「試験が10日早くなったせいで、出発日が15日になった……」

シリウス「まだまだ鍛えきれてないのに、こんなんじゃ受かるわけ……」

シリウス「はあ……もう夜も更けてきたけど、今日はどうしよう……?」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月5日(木) 早朝


シリウス「試験、早くなっちゃったし……」

シリウス「今日から気合い入れて鍛えていかなきゃ」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1早朝訓練

↓2早朝の行動


>やー、ようやく交友コマンドの意味が出て来ましたね

>そんなとこまで進めたところで中断です

>再開は明日の朝

>安価下


>耐久力45→46、蓄積経験値は34

シリウス「うわ、今日は雨か……」

シリウス「小雨だし、そんなに降り続かないだろうけど……」

シリウス「……ちょっと外には行きたくないなあ」

↓1訓練内容


>現状確認で、スキルを確認できない不具合を修正

>敏捷55→56、蓄積経験値は64

シリウス「……いや、こんなことで怯んでる場合じゃない!」

シリウス「限界まで走り込むぞー!」

>…………

シリウス「っぐ、けほっげほっ、おえっ……」ナミダメ

シリウス「は、走り、過ぎて……のどが……」

シリウス「ちょ、ちょっと、今は、もう、無理、かな……」


4月5日(木) 午前


シリウス「今日は久しぶりに授業がある……」

シリウス「絶対参加しなきゃいけないわけでもないし……」

シリウス「……まあ、サボり過ぎたら先生が怒るだろうから、一週間に一回くらいは、行った方がいいかもね」

シリウス「さて、何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>ぬぬ……道場の授業、人気ですねえ

>本来はぶらつく→道場を選んでもらおうと思ってましたが

>次回から、行動選択時に授業に参加出来る7、授業を追加します


>道場

シリウス「せんせーい、いますかー?」

先生「お? おい……てめえ、この前、あのオバザンに俺の居場所チクりやがったか?」

シリウス「え゛っ!? いやいや……ぼ、僕が恩人を売るようなマネするわけじゃないないですか!」

先生「ああ? そうか……言っとくがよ、俺ぁあの後、あのオバサン連中にシモの世話までされかけたんだからな」

先生「もしチクってやがったら、あの優男の前にてめえをオカマんとこに送りつけてやるからな?」

シリウス(う、うわあ。先生、これ本気じゃん……)


シリウス「そ、それより退院できたんですね。全快おめでとうございます」

先生「ああ、まぁな。俺ぁ入院なんざしなくても、あんな傷ぐれえ自分で治せたけどよ。ま、アレだな」

先生「付き合いっつーの? ピンピンしてんのに入院とか、意味わかんねーけど」

先生「捕まった後は監視ついて、脱走もできなかったせいでよ。別んとこまでビンビンになっちまったぜ、ギャハハ!」

シリウス「は、はは……」

先生「……退院直前は、あのオバサン連中にまで反応しかけて死にたくなったがよ、ギャハハ……」


先生「ま、今は体もムスコもスッキリしてっからな!」

先生「今日は何やんだ?」

シリウス(どうしようかな……)

剛力(0/400) 筋力が5上がる
硬化(0/400) 耐久力が5上がる
俊足(0/400) 敏捷が5上がる
手品師の手(0/400) 器用が5上がる
剣術○(0/500) 剣の扱いが上手くなります
格闘術○(0/500) 格闘が上手くなります
盾術○(0/500) 盾の扱いが上手くなります
雄叫び(0/600) 相手を怯ませます
集中○(0/600) 集中力が上がります
回避(0/600) 回避が上手くなります
縮地(0/1000) 一瞬で相手に近付けます
鷹の目(0/1000) 欠点や欠陥を見つけやすくなります
不動心(0/1000) 動揺し辛くなります

↓1


シリウス「いつも通り、剣の稽古をつけて下さい」

先生「おー、んじゃ、やってくぞー」

>…………

>剣術○(26/500)

先生「……にしても、やっぱお前才能ねえよなあ」

シリウス「うぐっ! 自分でも分かってるんですから、そんなハッキリ言わないで下さいよ……」

先生「んじゃま、今日は終わりだ……おーいクソガキども、てめーらも今日のとこは帰りやがれー」

活発な男の子「クソガキじゃねーよ!」

大人しそうな男の子「……はーい。もう帰ろうよ、ぼく疲れたし」

先生「おうコラ、シリウス。てめえもとっとと帰りやがれ」

シリウス「はい……」


4月5日(木) 昼間


シリウス「お昼はどうしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


シリウス「ん? この前、空き地で拾った石……もうみんなにも見せ終わったし、戻してこようかな……?」

1、石を持っていく
2、石を持っていかない

↓1


シリウス「出かけるついでに、この石を空き地に戻してこよう……」

>…………

シリウス「空き地についたけど……」

シリウス(なんか、昼間なのに薄暗い……気味が悪いな……)

シリウス(ちょっと肌寒いし……雨が降ったからかな……?)

シリウス「うー、石も戻したし、早く帰ろう……」

直下コンマ判定
1~3 何事もなく帰宅
4~6 シリウス「痛っ」コンッ
7~9 ?「…………」


>新キャラを安価できめますか?

>性格とか、口癖とか、特徴とか、詳細には決めませんけど

>だいたいのキャラ設定を安価にゆだねますか?

>するか、しないか

>45分までで多い方に決定


>そんなにしたいのですか……

>じゃあ、名前と性別を最初に決めます

>ただし、この人はストーリーの都合上、つきまとわれるのでそれを考えて下さい

↓1名前

↓2性別


>それでは、性格と口癖と外見的特徴を決めます

>性格は一言で

>口癖はセリフを「」に入れて、どういう場面で多用するかあると分かりやすいです

>外見的特徴についてですが、人間以外はエルフ、犬か猫などのメジャーな動物の獣人なら可

>他にも髪が長いとか、簡潔に

↓1性格

↓2特徴

↓4口癖


>狼の獣人でヤンデレですか

>口癖は食べちゃうぞー、とかですかね……

>以前の判定で嫌われているので、交友を続けるとヤンデレ化します

>踏み台


?「…………」ジ-

シリウス「……?」

シリウス(あれ、いつの間にか女の人が立ってる……)

シリウス(頭に動物の耳があるから、獣人かな? 服もちょっと見慣れないし、村人じゃないよね……)

?「…………」ジ-

シリウス「…………」ムズムズ

シリウス(す、すごい見てくる……なんか、雰囲気も変だし……)

シリウス(どうしようか……声、かけたほうがいいかな?)

1、声をかける
2、声をかけないで、伏見がちに女の人を避けて通る

↓1


シリウス(ひょっとしたら、誰かに用があるのかもしれないよね……)

シリウス(この村、高い建物ないから見通しはいいけど、けっこう広いし……)

シリウス(迷惑そうだったら……すぐに帰っちゃえばいいか)

シリウス「あの……」

女性の獣人「……何?」ギロ

シリウス(ひえっ……迷惑そうとかじゃなくて、声かけただけで睨まれた……!)

シリウス「いえあの、ただ、どうしたのかなって思ったから声かけてみただけで、ごめんなさいすぐ消えますね……!」

女性の獣人「待ちなさい」グイッ

シリウス「あぐっ!?」


女性の獣人「……まあ、やっぱり触れるわよね」

シリウス「へ……? いや、さわれるも何も、さわれないわけないじゃないですか」

女性の獣人「…………。可哀想に……貴方、まだ死んたことに気付いてないのね」

シリウス「はい? え、や、僕が死んだって……えぇ?」

女性の獣人「……貴方、もう死んでるのよ。これからは私たちと同類にしか見えないし、触れない」

シリウス(な、何言ってるんだろう、この人……)

直下コンマ判定
1~3 女性の獣人「実際に体験させてみたら分かるかしら……」
4~6 先生「お? どーしたシリウス」
7~9 フリーデシルト「うん? 昨日ぶりだね」


>>>598修正

女性の獣人「……まあ、やっぱり触れるわよね」

シリウス「へ……? いや、さわれるも何も、さわれないわけないじゃないですか」

女性の獣人「…………。可哀想に……貴方、まだ死んたことに気付いてないのね」

シリウス「はい? え、や、僕が死んだって……えぇ?」

女性の獣人「……貴方、もう死んでるのよ。これからは貴方達の同類にしか見えないし、触れない」

シリウス(な、何言ってるんだろう、この人……)


シリウス(どうしよう……手助けできればと思って声かけただけなのに、厄介な人に捕まっちゃったのかな……)

シリウス(どうしよう……)

フリーデシルト「……うん? やあ、昨日ぶりだね」

シリウス「あ、お医者さま」

女性の獣人「……?」

フリーデシルト「こんなところに一人で、どうしたんだい?」

シリウス「えっ? 一人って……」

シリウス(この女の人、見えてないみたいな言い方……あれ……? そういえばお医者さま、会ってから一度も女の人のこと、見てない……)

シリウス(かなり目を引きそうな人なのに……)チラ


女性の獣人「どうして……」グッ

女性の獣人「…………」バッ

シリウス「ちょ、何を--っ!?」

シリウス(突然、女性はお医者さまに突進していった)

シリウス(驚いて、体が固まってた僕は……直後に、さっきのが比べものにならないくらい……それこそ、目が飛び出るくらい驚いた)

シリウス「す、すり抜けた……!?」

シリウス(女性がお医者さまにぶつかることはなく……代わりに女性の体がすり抜けて、女性はたたらを踏んだ)

シリウス「な、何が、どうなって……?」

フリーデシルト「……? どうかしたのかい?」


女性の獣人「ど、どうなってるの……」

女性の獣人「この人は私が触れないんだから、普通の人間……」

女性の獣人「貴方、私が触れるんだから幽霊のはずよね? それで、まだ死んだことに気付いてないのよね……?」

女性の獣人「なんで幽霊が……普通の人と話せてるの……?」

シリウス「は、え……な、ど、どういうこと……?」

フリーデシルト「……まさか……」

フリーデシルト「……君、ひょっとして、そこに誰かがいる……そんなふうに見えているのかい?」

シリウス「見えているのかい、って……い、今、先生に突っ込んで行ったじゃないですか! 見えてないんですか!?」


フリーデシルト「…………」

フリーデシルト「君は、ここにかつて墓があったのを知ってるかい?」

シリウス「え、まあ……知ってますけど」

フリーデシルト「なら、ここの近くに住んだ人が祟りに遭うのも知ってるかい?」

女性の獣人「…………」

シリウス「聞いたことは、ありますけど……唐突になんなんですか?」

フリーデシルト「……それなら、ここに幽霊が住み着いてるという話は?」

シリウス「それは初耳ですけど……ま、まさか……」


>うーん……安価だと書きだめできないんだよねえ

>見返してミスとか結構あるし……

>中断です

>再開は20時半前後


フリーデシルト「ああ、恐らく。今君が見えているのは人ではなく、幽れ--」

女性の獣人「違う!」

シリウス「っ」ビクッ

女性の獣人「アレは祟りなんかじゃない! 私のこと、無視したり、見えない扱いしたりするから……あいつらが悪いの!」

女性の獣人「私は幽霊なんかじゃない……!」

女性の獣人「私は……私はまともよ!」ダツ

シリウス「ちょ……!」

シリウス(ど、どうしよう……?)

1、今すぐ女性を追いかけよう
2、お医者さまの話の続きを聞こう


>安価指定し忘れた

↓1


シリウス「くっ……お医者さま、すみません!」

シリウス「僕、追いかけるから、さよなら!」ダッ

フリーデシルト「あ、ああ、うん。行ってらっしゃい」

フリーデシルト「…………」

フリーデシルト「……ふむ。彼は中々、変わった星の元の生まれなのかな」


>…………

シリウス「み、見失った……」

シリウス「途中の壁すり抜けてくし、浮いて逃げてくし……」

シリウス「…………。本当に、幽霊なんだ……」

シリウス「…………」

シリウス「とにかく、ほっておけない雰囲気だった……どうにか見つけないといけない、んだけど」

シリウス「……ちょっと、見当つかないな……」

シリウス「ん……?」

>シリウスは?の破片を手に入れた!

シリウス「これ、さっき空き地に置いてきたはずなのに……どうなって……?」

シリウス「……いや、今はとにかく探さないと……」


>川辺

女性の獣人「…………」

?「」ハァハァ

女性の獣人「……?」

シリウス「い、いた……!」ヨロ

女性の獣人「きゃああ!?」

シリウス「そ、そんなに驚かないで下さいよ……かなり走り回って、ようやく見つけたのに……」

女性の獣人「な、なんで追って来たのよ!」

シリウス「あんな顔して、逃げ出されたら、探さないわけにはいかないでしょ……」


シリウス「…………」

シリウス「……お姉さんは、幽霊なんですか?」

獣人の女性「……違う。私は、病気なの」

獣人の女性「普通の人には触れなくなって、物にも触れなくなって」

獣人の女性「……でも年を取らなくなったり、浮けるようになって」

獣人の女性「それで……幽霊にしか、私の存在が分からなくなる……病気」

シリウス「……それは、幽霊ってことじゃ」

獣人の女性「違う!」

シリウス「っ」

獣人の女性「わた、私は、病気なの! 幽霊なんかじゃない!」

獣人の女性「そうよ……私は……私は、まともなの……」


>今日は終了

>朝には始めます


シリウス(……なん、だろう……さわったら崩れてしまいそうな、この人の脆さは……)

シリウス(…………)

シリウス(……誰にも見えない、から……誰にも、頼れない)

シリウス(支えられないと、生きていけないのに……一人で立つしかなくて……)

シリウス(だから、僕が少しつついただけで……ぐらぐら、揺れてる……)

シリウス(……助けて、あげなきゃ……)

シリウス(出来るかどうか分からないけど……僕にしかやれないんなら……)

シリウス(……もう、見捨てたくない)


シリウス「あの……」

獣人の女性「……何」

シリウス(っ……言葉を選ばなきゃ、また逃げ出しちゃうかもしれないよね……)

シリウス(どう、言えばいい……?)

1、その病気を治す手伝い、僕にさせてくれませんか
2、僕と……お友だちになってくれませんか……?

↓1


シリウス「……その病気を治す手伝い、僕にさせてくれませんか」

獣人の女性「貴方が……?」ジ-

獣人の女性「…………。無理よ。幽霊になったお医者さまとか、高名な魔術師……誰に聞いても、そんな病気はないって」

シリウス「……その人たちは、今は……?」

獣人の女性「みんな、それぞれよ……生きてる内は出来なかった、自分の欲望を満たしたり」

獣人の女性「家族の顔を見に行く、って言って……そのまま帰って来なかった人もいた」

獣人の女性「……けど、みんな」

獣人の女性「いなくなる前に『ありがとう、自分はもう帰らなくちゃ』……そう言って、満足しきった顔で……」

獣人の女性「……消えちゃった」


シリウス「……でも、僕なら」

シリウス「僕は、生きてるけど、お姉さんの姿が見えます。声も、聞こえます」

シリウス「さわることだって……だから僕がいれば、今までやれなかったこと、やれるようになると思います」

獣人の女性「それは……」

シリウス(今、ちょっと体が揺れた……動揺してる? もう一押しってこと……?)

シリウス(……攻めどき!)


シリウス「僕、騎士さまになるための試験があるから、そろそろ王都に行くんです!」

シリウス「そこには一生かけても見きれないくらいの本が、高く積まれた部屋があるって……!」

シリウス「そんなにあるなら、お姉さんの病気に関わる本も何冊……ひょっとしたら何十冊だってあるはずですよ!」

獣人の女性「……っ」

シリウス「お姉さんの病気……治す手伝い、させて下さい!」

直下コンマ判定
1~3 獣人の女性「……何が狙いよ」
4~6 獣人の女性「それで貴方に、なんの得があるの?」
7~9 獣人の女性「頼んでも、いいの……?」


獣人の女性「……それで貴方に、なんの得があるの?」

獣人の女性「私に協力しても、私は見返りなんて返せないのよ」

獣人の女性「なのに……どうして」

シリウス「……優しい、んですね……お姉さんは」

獣人の女性「私が……?」

シリウス「だって、お姉さんはすごい苦しいはずなのに、僕のこと考えてくれたじゃないですか」

獣人の女性「…………」

シリウス(……今のは、ちょっと卑怯だったかな)

シリウス(お姉さんは多分、僕に悪意があるかを探ろうとして……聞いてきたんだろうから)

シリウス(僕はそうかもって考えながら、警戒心を解くためにああ言ったんだ……)

シリウス(騙した……ってことになるのかな……? どうしよ、僕ちょっと悪い子だ)


シリウス(……でも、悪いことしてでも……助けられるかもしれないのに、見捨てるなんて嫌だから)

シリウス(僕は、どんな嘘だって……!)

獣人の女性「…………」

直下コンマ判定
1~3 嘘を見抜かれた上に悪意があると勘違いされる
4~6 嘘を見抜かれたけど悪意はないと思ってもらえる
7~9 嘘を見抜かれて、獣人の女性「じゃあ……どうして、私のこと助けようとするの?」


獣人の女性「……嘘ね」

シリウス「え、う、嘘じゃないですよ……?」

獣人の女性「……なら、嘘じゃないけど本心でもない、ってとこかしら?」

シリウス「……そんなに僕、顔に出てました?」

獣人の女性「そうね……とっても」

シリウス「…………」グッ

獣人の女性「だから貴方に……悪意がないのも、分かったわよ」

シリウス「え……じゃあ……」

獣人の女性「だから、聞かせて欲しいの」

獣人の女性「貴方には悪意も、得も、何もない……」

獣人の女性「じゃあ……どうして、私を助けようとするの……?」


シリウス「……これから、言うことは嘘じゃありませんよ?」

獣人の女性「吐いてもわかるけどね」

シリウス「そうですけど……はぁ」

シリウス「この前、この川辺で犬に襲われたんです。怪我もしないで倒せましたけど」

獣人の女性「……貴方が?」

シリウス「確かに僕は貧弱ですけど……そんなにおかしいですか? まあ、勝てたのは運がよかったからなんですけどね」

シリウス「その犬、お腹がすごい減ってたみたいで……初めから弱ってたんです」

獣人の女性「…………」

コンマ神寝てるみたいだな
今のうちに判定抜けたい


シリウス「でも僕は、必死に戦って……犬がフラフラになるぐらいになって」

シリウス「……ようやくその犬が、骨が浮かんでるぐらい?せてるのに気づいたんです」

シリウス「……すぐに家まで走って、ご飯を持って行きました。けど、怪我のせいで……僕のせいで、犬はまだ立ち上がれなくて」

シリウス「自分じゃどうしようもなくて、だからお医者さまに診てもらおう、って……でも、治してくれませんでした」

獣人の女性「…………」

シリウス「治したら、またその犬が襲ってくるかもしれないから……それで、僕は……っ」ジワァ

シリウス「……その、犬をっ、遠く……遠っくに、捨ててっ……!」ポタポタ


>>>630コンマ神からは逃げられない

>それに……コンマ神が寝ててもちゃんとバッドエンドルート用意してますから(ニッコリ


シリウス「それで、助けられたかもしれないのにって、後悔してて……」

シリウス「お姉さんの、助けになれるならいいなって……」

獣人の女性「…………。貴方……」

シリウス「……?」

獣人の女性「馬鹿過ぎるわ。それに、とんでもないお人好し。よく今まで生きて来れたわね」

シリウス「ええ!?」

獣人の女性「当たり前じゃない。人を襲う獣を飼おうとでも思ってたの?」

獣人の女性「奇跡的に貴方には懐いたとしても、貴方の近しい人を襲って殺処分決定よ。後悔するようなことなんて、何一つないじゃない」

シリウス「……お姉さんのために、かなり打ち明けたのに……」

獣人の女性「ミーラ」


シリウス「え?」

獣人の女性「ミーラ、私の名前よ」

ミーラ「私の……病気、治すの手伝ってくれるんでしょう?」

ミーラ「いつまでもお姉さんって呼ばれたくないし……」

ミーラ「私、病気にかかってから年取ってないんだから。貴方とそんなに年は違わないと思うわよ」

シリウス「……僕、15ですよ。それも一ヶ月ぐらい前に誕生日迎えたくらいの」

シリウス「お姉さん……ミーラさん、20才くらいですよね?」

ミーラ「……私、16よ」

シリウス「え゛」


>…………

シリウス(あの後は機嫌を悪くしたミーラをなだめて、また会う約束をしてから別れた)

シリウス(幽霊のミーラと出会い……そして、彼女の脆さを知った)


>ミーラとの交友ランクが1になった!

>以降ミーラが交友で選択可能になります

>空き地にぶらつく時、?の破片を持って行くと強制的にミーラと交遊します

直下コンマ分、ミーラの交友ポイントが上がります


>気づいた

>ミーラ(幽霊)とミイラ(死体)で、すこーしだけかかっているんですね


>ミーラ 交友ランク1(31/400)

4月5日(木) 午後


シリウス「幽霊……怖いものだと思ってたけど、ミーラは普通の人間みたいだったなあ」

シリウス「……ちょっと、壊れそうな感じもしたけど」

シリウス「ミーラと遊ぶときは、かなり気を遣わなくちゃね……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「どこを鍛えようか……」

↓1(筋力・耐久力・敏捷・器用)


シリウス「足を鍛えるのは、かなり疲れるけど……」

シリウス「…………」

シリウス「でも、苦しくなったら、その分ちゃんと効果はあるよね」

シリウス「……よし、頑張るぞ!」

>…………

>敏捷56→57、蓄積経験値は14

シリウス「ぜえ、ぜえ……!」

シリウス「ま、まあまあ、鍛えられた、かな……?」


4月5日(木) 夜


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>今回は、能力を分かりやすくするために

>こんなものを作りました

0~10 成人でこれなら身体的な欠損がある

11~20 人の子供ほど

21~30 劣等

31~40 平均

41~50 平均

51~60 平均

61~70 優等

71~80 一握り

81~90 人間の限界

91~100 超人

100~ 人外

>これを見て訓練、頑張って下さい

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「もう夜か……どこに行こう?」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>家の周り

シリウス「……ふぅ」

シリウス(訓練で疲れた体に、冷たい空気がしみ渡る……)

シリウス(……少し冷やし過ぎたかな)

シリウス「軽く走って帰ろう……」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「痛っ」
4~6 フリーデシルト「おや? 今日はよく会うね」
7~9 姉「あ……」


フリーデシルト「おや?」

シリウス「あ、どうも……」

フリーデシルト「今日はよく会うね……とは言っても、昼の件が濃過ぎたから、そう感じてしまうだけかな」

シリウス「本当にそうですね……」

フリーデシルト「……ふむ? 顔色が優れないようだね。何か心配事でも?」

シリウス「まあ、最近は色んなことがありすぎて、ちょっと疲れ気味です……」

シリウス「それに……もう試験も迫ってるし」

フリーデシルト「ああ、なるほど……それは聞くだけで疲れそうな話だ」

フリーデシルト「私に教えられそうなことであれば、少し話せるけど……聞いていくかい?」

1、絶大な効果を得られる訓練法
2、訓練を少しだけ効率化する方法
3、昼に聞き逃した、ミーラについての話

↓1


シリウス「……それじゃあ、訓練の効果を上げる方法なんていうのはありますか?」

フリーデシルト「それならいいものがある。君は運動前、準備体操をしているかい?」

シリウス「へ? まあ、怪我とか怖いからしてますけど」

シリウス「誰かに教わったわけじゃないから、少し間違ってるかもしれないですね……」

フリーデシルト「それなら、運動前の正しい準備運動の方法について教えよう」

>…………

シリウス(お医者さまに効率的な訓練法を教わった……)

>次回の早朝訓練で、コンマに20のボーナスがあります

シリウス(夜も遅いので、お医者さまに挨拶をして家に帰った……)


シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月6日(金) 早朝


シリウス「ふあぁあ……」

シリウス「さてと……今日も一日頑張ろう」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1早朝訓練

↓2早朝の行動


>耐久力46→47、蓄積経験値は30(ボーナスでプラス20)

シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>道場

シリウス「あれ? 先生がいない……朝から外に行ってるのかな?」

シリウス「授業の前に、何か教えてもらえたらと思ったんだけど……仕方ない」

シリウス「ちょっと剣筋を確認しておこうか……」

直下コンマプラス20、器用の経験値が上がります


>…………

>器用51→52、蓄積経験値は37

シリウス「うーん……やっぱり、道場にくると身が引き締まるなあ」

シリウス「まあ住んでる先生があの調子だから、誰にでもそうってわけじゃないんだけどね……」

シリウス「……そろそろ授業が始まるだろうけど……今日は出ようかな?」

1、授業に出る
2、別のことをしよう

↓1


>ああ、勘違いしてた……

>授業があるのは火・木・土でしたね

>今回の授業は、土曜の前倒しということにして下さい

先生「おー、シリウス。今日も来てたか」

シリウス「そうそうサボったりはしませんよ……」

先生「その調子で頼むぜ? 授業やってる時間に誰もいなかったら、マジでこの家追い出されちまいそうだからな」

シリウス「あはは……」

シリウス(それって先生が普段、みんなにちょっかいばっかかけてるからじゃ……)


先生「んで、今日はどうすんだ?」

シリウス(どうしようかな……)

剛力(0/400) 筋力が5上がる ?
硬化(0/400) 耐久力が5上がる ?
俊足(0/400) 敏捷が5上がる ?
手品師の手(0/400) 器用が5上がる
?剣術○(26/500) 剣の扱いが上手くなります ?
格闘術○(0/500) 格闘が上手くなります ?
盾術○(0/500) 盾の扱いが上手くなります ?雄叫び(0/600) 相手を怯ませます ?
集中○(0/600) 集中力が上がります
?回避(0/600) 回避が上手くなります ?
縮地(0/1000) 一瞬で相手に近付けます
?鷹の目(0/1000) 欠点や欠陥を見つけやすくなります ?
不動心(0/1000) 動揺し辛くなります

??↓1


>>>667あれ? 何が起きたんだ?

>ちょっと検証


シリウス「それじゃあ、今日も剣の稽古をつけて下さい」

先生「んじゃ、なんか適当なモン適当に振っとけ」

シリウス「適当すぎますよ!」

>…………

>剣術○(66/500)

先生「やー、まだまだ、ぜんっぜんダメだな!」

シリウス「なんでそんなにズケズケ言うんですか……」

先生「ギャハハ、ま、今日は終わりだ。オラ、てめーらもとっとと帰りやがれ」

活発な男の子「はーい」

大人しそうな男の子「それじゃあ、ありがとうございました」

シリウス「……はあ、先が長いなあ……」


4月6日(金) 昼間


シリウス「ふぅ……何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「誰に会いに行こうか……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)
ミーラ 交友ランク1(31/400)

↓1


シリウス「昨日の様子だと、そんなに危なくはないけど」

シリウス「ちょっと心配だな……ミーラに会いに行こう」

>空き地

シリウス「ミーラ、いる?」

ミーラ「あら……?」

シリウス「あっ、いた。少し話そうよ」

ミーラ「貴方、誰だったかしら?」

シリウス「ひどっ! 僕だよ、昨日会ったよ!」

ミーラ「ふふ、冗談よ。でも名前は教えてもらってないわ」

シリウス「あ、そうだった……僕はシリウスって名前なんだ。よろしくね、ミーラ」

ミーラ「シリウス……よろしくね」


ミーラ「……それで、今日は何をするの?」

シリウス「ああ、うん……」

シリウス(ミーラの病気を治す……そう約束したけど)

シリウス(……ミーラはどう考えても、病気じゃなくて幽霊だよね……)

シリウス(ってことはミーラを助けるには、死んだ人を生き返らせる……そういうのが必要なんだろうけど)

シリウス(そんなの、あるわけないよね……)

シリウス(……どう、したらいいのかな……?)

1、フリーデシルトに聞く
2、オルガに聞く
3、フォルトナートに聞く

↓1


シリウス「うん、今日は騎士さまに--」

シリウス(あれ? 騎士さまに説明するなら、ミーラの脆さも話さないといけないんじゃ……?)

シリウス(そうしないと、話してる最中にマズいことに……)

ミーラ「……? シリウス、どうしたの?」

シリウス「あ、や、今日はミーラと話をしに来ただけなんだ……ごめんね」

ミーラ「……そう」

シリウス「うん……」

ミーラ「……それなら、貴方のことを聞きたいわ。話してくれる?」

シリウス「えっ、僕のことでいいなら話すけど……」

>…………

シリウス(しばらく自分のことをミーラに話して、話が尽きた頃に別れた)

シリウス(次にミーラと会う前に、騎士さまに事情を説明しておかなきゃ……)

↓1コンマ分、ミーラの交友ポイントが上がります


>ミーラ 交友ランク1(45/400)

4月6日(金) 午後


シリウス「何をしようかな……」


>ミス

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「誰と会いに行こうかな……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)
ミーラ 交友ランク1(45/400)

↓1


シリウス「忘れない内に、騎士さまに話をしてこよう」

>アストレア邸

シリウス「来たはいいものの……」

シリウス「こんなに大きいと、人を呼ぶにもどうすればいいのか分からない……」

執事「いらっしゃいませ、ストレイドッグ様。旦那様に何かご用でしょうか」

シリウス(あ、前の執事の人……)

シリウス「あ、その、用ってほどじゃないんですけど、聞きたいことっていうか……」

執事「でしたら部屋にお通しさせていただきます。どうぞこちらへ」

シリウス「あ、ありがとうございます」ペコリ


>…………

シリウス「…………」ソワソワ

シリウス(こういうところは落ち着かないな……)

フォルトナート「……待たせたな、少年」

シリウス「あ、すみません。お忙しいところ……」

フォルトナート「いや、オルガに構ってもらっている礼だ。それで聞きたいこととは?」

フォルトナート「息子については恥ずかしい話だが……あまり語れない」

シリウス「あ、今日はオルガのことじゃなくて。あの……その……」

フォルトナート「……?」

シリウス「騎士さまは……幽霊、信じてますか?」


>…………

フォルトナート「中々……信じ難い話だな……」

フォルトナート「あの空き地に、そういったものが住み着いているとは聞いていたが……」

シリウス「そう……ですよね」

フォルトナート「……それで少年が聞きたいのは、そのミーラという少女の“病気を治す”方法か?」

フォルトナート「それとも……その少女を安らかに眠らせてやる方法か?」

↓1

1、病気を治す方法
2、安らかに眠らせてあげる方法

↓1


シリウス「……ミーラの、病気を治してあげる方法です」

フォルトナート「……少年。仮に成功したとしても、少女は……」

シリウス「分かってます。祟りは……何十年も前からある話……」

シリウス「ミーラが普通の人間に戻っても……彼女を知っている人は、もうない」

シリウス「彼女を見てくれていた人たちは、もう、いない」

フォルトナート「……彼女を背負う覚悟がある、ということだな」

シリウス「……はい」

フォルトナート「……ならばその決意に、口を出すべきではないか……」

フォルトナート「…………」

直下コンマ判定
1~3 フォルトナート「しかし……申し訳ないが、心当たりがない」
4~6 フォルトナート「……そういった術を使う者達に心当たりがある」
7~9 フォルトナート「……そういった術を使う者に心当たりがある。確か王都にいるはずだ」


フォルトナート「……そういった術を使う者に心当たりがある。確か王都にいるはずだ」

シリウス「ミーラの病気、治せるんですか!?」

フォルトナート「いや……死者の蘇生に成功したという話は寡聞にして聞かない」

シリウス「そ、そうですか……」

フォルトナート「……少年は、闇魔術というのがどういったものか知っているか?」

シリウス「えと……呪いとか、悪魔みたいのな関係してるってことぐらいです」

フォルトナート「大まかにはその通りだ……しかし、闇魔術とは未だ多くの謎を孕んだ属性でもある」

フォルトナート「悪魔の召喚及び使役のみならず、契約によって得られる効果は千差万別であり」

フォルトナート「使い方次第では、全く未知の属性に変貌する可能性を持つ」

フォルトナート「そして現在確立されている闇魔術の分野に……死者の使役、というものがある」

シリウス「死者の、使役……」


フォルトナート「死体や人形に、作り物の魂を吹き込み……生ける屍と化す術」

フォルトナート「生や死……それと、少女の掛かった病気には詳しい筈だ」

フォルトナート「……私はあまり好んで付き合う人種ではないが、仕事上知り合った輩が一人いる」

フォルトナート「少年は今年、騎士候補生の試験を受けに王都へ向かうのだろう」

フォルトナート「出発日に、彼の居場所を記した地図と紹介状を持たせよう」

シリウス「そ、そんなに……何から何まで、ありがとうございます」

フォルトナート「気にするな……少女に宜しく頼む」

シリウス「はい」


>…………

シリウス(今回も家まで送ってくれるという、ありがたい申し出を丁重に断り)

シリウス(玄関まで見送りにきてくれた騎士さまに頭を下げて、帰路についた)

シリウス(今日は騎士さまのおかげで、大きな収穫があったな……)

シリウス(今度ミーラに会ったら報告しなきゃ)

↓1のコンマ分ミーラとの交友値が上昇します


>ミーラ 交友ランク1(140/400)

4月6日(金) 夜


シリウス「さて、どうしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>騎士候補生試験は能力値がイコールで最高値です

>つまり筋力を計るテストだと

>現在シリウスの筋力値が15なので、成功率が15%です

>合格には7項目中、4つのクリアが条件なので

>筋力を捨てて、他の3つを鍛えましょう

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「何を鍛えようかな……」

↓1


シリウス「ふぅ……」

シリウス「……気合い入れて頑張んなくちゃ」

>…………

>敏捷57、蓄積経験値は52

シリウス「はあ……はあ……!」

シリウス「あ、あんまし……上手くいかないなあ……」


シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月7日(土) 早朝


シリウス「はぁ~あ……」

シリウス「…………」

シリウス「……そろそろ起きないと」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「どこに行こうかな……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>川辺

シリウス「……ふうぅ」

シリウス「たまにはこうやって、体と心を休めるのも必要だよね……」

シリウス「…………」

シリウス(あ、ちょっと……眠たく……)

シリウス「…………」

>…………

シリウス「…………」スゥスゥ

直下コンマ判定
1~3 ?「」
4~6 ミーラ「……あら?」
7~9 姉「あ……」


姉「あ……」

シリウス「…………」スゥスゥ

姉「こんなとこで、寝てるんだ……ここ、動物も来るから危ないってお母さんに言われてるのに」

姉「……って、聞こえてないか。……言わないよ」

シリウス「…………」スゥスゥ

姉「……ねえ、シリウスは……試験、受けるんだよね?」

姉「今でも、私より筋肉ないのに……」

姉「ふふっ。昔は、いっつも私の後ろについて来てたよね」

姉「よく転んで、すぐ泣いて……まあ、今でも泣くけど。でも、だんだん泣かなくなって……」

姉「……強く……なったよ、シリウス?」


姉「……もし、受かっちゃったら……もう会えなくなるかも、しれないね……」

姉「……さみしいなぁ………」ジワ

姉「っ……泣き虫、うつっちゃったっ……」ゴシ

姉「…………。ねえ、この間は……ごめん」

シリウス「…………」スゥスゥ

姉「面と向かっては、恥ずかしいから……寝てるうちに渡しとくね……」

姉「……はい、これ」スッ

姉「昔、村に来た商人さんが売ってたブローチ……すごく似てるでしょ?」

姉「あんた、欲しがってたからなぁ……あの日さ、これが売られてたの見て、お小遣いはたいて買っちゃったよ」

姉「シリウス、喜ぶかなぁ。ひょっとしたら感極まって、泣いちゃうかなぁ。……わくわくしてたら、伝言ね、忘れちゃってた」


姉「帰ったら、あんた怒ってて……私も意地んなって、ケンカして……」

姉「これが、ひょっとしたら弟とのお別れかぁ、って思ったらさ……あたし、ツラくてさ……っ……!」ポロッ

シリウス「…………」スゥスゥ

姉「…………」ゴシゴシ

姉「まったく……お姉ちゃんの苦労、知らないで」

姉「……昔と変わんない。寝顔と泣き顔は、可愛いんだから……」

シリウス「…………」スゥスゥ

姉「起きるまでは……危ないから、守っててあげる」

姉「……ホント、損な役回りだよ。けど、仕方ない……かな」


姉「あたしは、あんたのお姉ちゃんだもん」


>…………

シリウス「……う、ん」パチ

シリウス「ふぁあ……けっこう、寝ちゃってた……」

シリウス「……?」

シリウス(今、誰かいたような……)カチャ

シリウス「……あれ? このブローチ……」

シリウス「どこかで……見た気が……」

シリウス(……まさか)

シリウス「…………」

シリウス「……帰ったらお姉ちゃんと仲直り、しないと」


4月7日(土) 午前


シリウス「お姉ちゃんに謝ったら、笑って許してくれた……」

シリウス「……ありがとう」ニギッ

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>姉イベント、やれてよかった……

>コンマで引かれなきゃ、喧嘩別れでしたからねえ

>やりたいことやれたし、キリもいいので今日は終わり

>再開は明日の朝

>安価下


シリウス「どこを鍛えよう……」

↓1


シリウス「今日は手先の器用さを鍛えよう……」

シリウス「確か、この辺りに……刺繍道具が……」

>…………

>器用52→53、蓄積経験値は5

シリウス「痛っ」

シリウス「うわー、血が出ちゃってる……」

シリウス「集中も切れてきたし、今回はこの辺にしよう……」


4月7日(金) 午後


シリウス「どうしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>午後じゃない、昼間だこれ

>安価下


シリウス「どこに行こうか……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1

5

期間は短いのにスキルも交友も必要経験値が多すぎるし
結局何一つ身にならずに終わる予感


>>>735ヒントを確認してみると、いい情報が出せます

>川辺

シリウス「ふぅ……」

シリウス「……落ち着くなぁ」

シリウス「…………」ウツラウツラ

シリウス「……はっ」

直下コンマ判定
1~3 ?「」ガサッ
4~6 フリーデシルト「やあ」
7~9 ミーラ「あら?」


フリーデシルト「やあ」

シリウス「あ、お医者さま。こんにちは……と、ありがとうございます」

フリーデシルト「ふむ? 何がだい?」

シリウス「す、すみません。この前教えてくれた準備体操、すごい効果だったからお礼言わないと、って……」

フリーデシルト「ああ、そんなことか。あの程度の話で良ければ、これからも教えても構わないよ」

シリウス「え、本当ですか!? ありがとうございます!」

フリーデシルト「ふむ、それでは今日は何か聞いていくかい」

シリウス(何を聞こうかな……)

1、絶大な効果を得られる訓練法
2、訓練を少しだけ効率化する方法

↓1


シリウス「あの……最近訓練を頑張ってるんですけど、あんまり効果を実感できなくて……」

フリーデシルト「ふむ。それなら訓練の効果を極限まで上げる方法、というのがあるね」

シリウス「そ、そんなものがあるんですか……?」

フリーデシルト「まあ、あまり一般的な訓練法ではないからね」

フリーデシルト「学園都市で発表された論文で、確か題名は……『人工的・後天的な天才の生成設計図』だったかな」

シリウス「す、すごそうな名前ですね……」

フリーデシルト「まあ、内容も劣らずさ。今回は軽く始めの部分を話そう」

>…………

シリウス(お医者さまに絶大な効果を得られる訓練法を教わった……)

>次回の訓練で、コンマが00と99の場合は特別ボーナスがあります


4月7日(土) 午後


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>交友は、交友ランクアップまでの必要値が0のランクがあります

>一日に二回くらい交友を選べば、全ての交友ランクがマックスになる……といった難易度

>それとスキルは、元々設定していなかったステータスです

>なので、なくても能力がそれなりなら生き残れます

>まああれば強いのは確かですが……

>スキルは訓練のみでなく、イベントや0などのイベントで習得できる可能性があるものなので

>あんまり無理をしなくても大丈夫ですよ

>>>1的には、終盤で通常スキルが10個あればいいかな……と思ってこの難易度にしています

>それに、特定の条件を満たすと、通常のスキルより遥かに強力なスキルが取得できます

>このスキルシステムがパワプロを基にしている……これでピンと来る方は多いんじゃないでしょうか

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「誰に会いに行こう……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)
ミーラ 交友ランク1(140/400)

↓1


>中断

>再開は16時前です

>安価下


シリウス「ミーラに会いに行こう……」

シリウス(……騎士さまから紹介された、闇魔術師の人の話をしないといけないしね)

>…………

シリウス「あ、やっぱり空き地にいた」

ミーラ「あちこち移動してたら、貴方私の事見付けられないでしょ? それに……」

シリウス「……?」

ミーラ「…………。いえ……言いたいのはそれだけよ」

シリウス(そういえば、初めて会ったのはこの場所だし、何か思い入れがあるのかな……)

シリウス(……空き地の祟りの話だと、ここにミーラのお墓があったらしいし)


シリウス「……何かあるなら、言ってね?」

ミーラ「じゃあ言わせてもらうけど。貴方が試験に落ちてとんぼ返りになって」

ミーラ「一生かけても見切れないくらいの、大量の本の山の一部しか見れないことになるかもって思うと不安だわ」

シリウス「うぐっ、し、試験については頑張りますとしか……」

ミーラ「……冗談よ。不安は、まあ、あるけど」

ミーラ「……貴方が協力してくれるって言ってくれただけで、私は、十分助けられたから……」ボソッ

シリウス「……? 何か言った?」

ミーラ「さあ? おじいさんは耳が遠いのね」

シリウス「老化はまだ始まってないよ!」


ミーラ「それで、今日はどうしたの?」

シリウス「あ! そ、そうだった!」

シリウス「騎士さまに話を聞いてきたら、ミーラの蘇せ……病気に詳しい知り合いがいるって!」

ミーラ「っ!」

シリウス「ひょっとしたら、ミーラの病気が治るかもって……居場所とか、紹介状も今度--」

ミーラ「誰! どういう人!」ガシッ

シリウス「いつぁっ……!」

ミーラ「何処にいるの! この村……じゃないわね? ……答えて!」

シリウス「お、王都……だけど……」


ミーラ「……なら、私はもう王都に行くわ」

ミーラ「ありがとう、シリウス。じゃあね」

シリウス「ちょっ……まだ地図もらってないんだよ!? それに、ミーラだけ行っても気づいてもらえないじゃないか!」

ミーラ「っ……けど!」

ミーラ「……っ……」

シリウス「お、落ち着いてよ、ミーラ……」

シリウス「試験の時まで待ってくれれば、僕もつきそえるから……」

ミーラ「……ごめんなさい、シリウス」

ミーラ「今日は、もう……帰って……」

>…………

シリウス(ミーラはようやく見えた希望の光に、抑えがたい衝動を覚えたようだ……)

シリウス(これがダメだったとしたら……)

シリウス「…………」

シリウス(……念のために、他の人にも話を聞いておくべきだよね……)

↓1分、ミーラの交友値が上昇


ミーラ 交友ランク1(152/400)

4月7日(土) 夜


シリウス「……はぁ」

シリウス「どうしようか……」

シリウス(今すぐは、ミーラとは合わない方がいいよね……)

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>アストレア邸

シリウス(……行くあてもないから、適当に歩いてたら……)

シリウス(騎士さまの家の前にきちゃった……)

シリウス(やっぱり大きいから、遠くでもよく見えるんだよなあ)

シリウス(目印になるから、夜なんかだとありがたいんだけどね)

シリウス(……それにしても)

シリウス「やっぱり大きいなあ……」

シリウス「……これ、ここに来るたびに言ってる気がする……」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「あだっ!」
4~6 フォルトナート「……む?」
7~9 オルガ「……シリウスか?」

ほい

そう言えば女騎士パトリシア居ましたが、今後出てきますか


>>>758あばばばばば

>>>759ストーリーの途中でそういう安価が出た時、安価がパトシリア(女騎士)になれば

>まあ、出ます

再判定
偶数 先生「お?」
奇数 ライブラ「…………」ヒュン


先生「お? シリウスじゃねーか」

シリウス「……あれ、先生。どうしたんですか?」

先生「面白えこと探してぶらついてんだよ。んで、お前は?」

先生「なんか笑えそうな話よお、持ってたら言えよ、な?」

シリウス「そんなのあるわけないじゃないですか……」

先生「はあー、マジかよ……お前はあれだな、これから先もしけたことばっか起きるんだろうな、ギャハハ」

シリウス「変な脅しはやめて下さいよ……試験も近づいて、ちょっとナーバスになってるんですから」


シリウス「……はあ。先生、僕の今の実力だと受かりますかね……?」

先生「知るかよ、んなもん」

先生「ま、てめえ程度だと、やっぱ重要なのは運じゃね?」

シリウス「そんな身もふたもない……」

先生「…………。しゃーねーな、今から俺が特訓してやるよ」

シリウス「え? 特訓ですか?」

先生「おう、いつもの授業よりハイでスペシャルなやつだ」

シリウス「…………。……あの、本当にいいんですか?」

先生「俺んとこから騎士の卵が産まれりゃ、この村での俺の評判もうなぎ登り、更なるぐうたら生活が出来っからな」

シリウス(そういうの、言わなきゃいいのに……)


先生「んじゃ、テキパキやってくか」

シリウス(何を鍛えてもらおう……)

剛力(0/400) 筋力が5上がる
硬化(0/400) 耐久力が5上がる
俊足(0/400) 敏捷が5上がる
手品師の手(0/400) 器用が5上がる
剣術○(66/500) 剣の扱いが上手くなります
格闘術○(0/500) 格闘が上手くなります
盾術○(0/500) 盾の扱いが上手くなります
雄叫び(0/600) 相手を怯ませます
集中○(0/600) 集中力が上がります
回避(0/600) 回避が上手くなります
縮地(0/1000) 一瞬で相手に近付けます
鷹の目(0/1000) 欠点や欠陥を見つけやすくなります
不動心(0/1000) 動揺し辛くなります

>選んだ項目の、必要経験値の半分が上昇します

>剣術○なら250、縮地なら500です

↓1


シリウス「いつも通り剣の稽古をお願いします……」

先生「厳しさは、いつもとは違うがな?」ニヤ

>…………

先生「オラッ、てめえの力じゃ大してダメージ与えられねえんだ!」

先生「剣振る時ゃ、キレと速さを意識しろ! 狙うのは体の真ん中だ!」

シリウス「は、はいっ……!」

>…………

先生「へばってんじゃねえぞコラァ! 腕だけじゃねえ、素振りは全身運動だろうが!」

シリウス「は、はぁ、はぁ……は、い……!」

>…………

>剣術○(316/500)

先生「……ま、こんぐれぇが引き上げの潮時だな」

シリウス「……ひゅぅ…………」


シリウス「た、立ってるのも辛いけど…今日はどうしよう……」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月7日(土) 深夜


シリウス「……これだけ暗いと、どこに行くにしても足元には気をつけなきゃ……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「どこに行こうかな……」

シリウス(まあ……どこに行っても、人と会うことはないだろうけどね)

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


シリウス「……この石は、どうしようかな……」

1、持っていく
2、持っていかない

↓1


>空き地

シリウス「ミーラは……いないか」

シリウス(ちょっと、残念だな……)

シリウス(会うのはちょっとマズいんだろうけど……)

シリウス(少し……会えたらよかったのに、って思ってたのかな)

シリウス「……明日、またこよう」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「痛っ」
4~6 シリウス「もう少し、ここにいよう……」
7~9 シリウス「……? 今、何か……」


シリウス「痛っ」ズル

シリウス「き、気をつけてたのに転んだ……」ジワ

シリウス「うわあ……皮むけちゃってるよ……」

シリウス「……はぁ。帰ろう」


4月8日(日) 午前


シリウス「はぁ……今日はどうしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「何を鍛えよう……」

↓1


シリウス「今日は体を鍛えよう……」

>…………

>耐久力47、蓄積経験値は92

シリウス「ぬぐぐ……!」

シリウス「ぐむむ……!」

シリウス「……っはあ……っ!」ドテ

シリウス「はあ、はあ……す、少しは、鍛えられたかな……」


4月8日(日) 昼間


シリウス「何をしよう……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「連続で訓練はキツいなあ……」

シリウス「…………」

シリウス「……けど、頑張るしかないよね」

↓1


シリウス「今日は手先の器用さを鍛えよう……」

シリウス「えーと、裁縫道具は……」

>…………

>器用53、蓄積経験値は33

シリウス「……ふう。あんまり進まなかったな……」


4月8日(日) 午後


シリウス「何をしよかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>>>792ん、連取ですね

>安価は無効です

↓1


>この拠点では、ぶらつくを行なっても

>新たな交友相手は出現しません

>ぶらつくの選択頻度を減らして、交友、訓練を選ぶ頻度を増やすのが吉

>ただ、道場では訓練が行えるので積極的に取るのもオススメです

>……まあ、目新しいイベントを見たいなら、ぶらつくはオススメです

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「何を鍛えようかな……」

↓1


シリウス「足を鍛えよう……」

>…………

>俊敏57→58、蓄積経験値は47

シリウス「…………」

シリウス「ふっ……!」ダッ

シリウス「ぐっ……っ!」ダダダ

シリウス「っ……っ、はあ!」

シリウス「はあ、はあ……っんく……!」

シリウス「す、すごいいい感じにできた……」

シリウス「この調子で続けば……!」


4月8日(日) 夜


シリウス「何をしよう……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


4月8日(日) 夜


名前・シリウス・ストレイドッグ
体力・88 (66)
精神力・73 (39)
筋力・15(3)
魔力・14 (0)
耐久力・47 (92)
敏捷・58 (47)
器用・53 (33)
【属性】土石
【技能】直感

剣術○(316/500) 剣の扱いが上手くなります

交友関係
オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)
ミーラ 交友ランク1(152/400)

持ち物
?の破片

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、ヒント

↓1


シリウス「誰に会いに行こう……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(94/600)
ミーラ 交友ランク1(152/400)

↓1


>中断

>再開は明日の朝です

>安価下


>高台

オルガ「……む? また君か……」

シリウス「またって……そんな言うほど来てないでしょ」

オルガ「ふん。それで、なんの用だい。君がここに来る理由はないだろう」

シリウス「まあ、訓練ばっかしてると息が詰まっちゃうからね……息抜きだよ」

オルガ「訓練……なるほど、君も今回の試験を受けるのだったか」

シリウス「も? ひょっとしてオルガも受けるの?」

オルガ「……聞いていないのか? 今年はボクが試験を受けるから、行きはアストレア家の馬車で王都へ向かうんだ」

オルガ「運良く時期が被った君も同乗することになる、と父様から聞いていたが」


シリウス「えぇ、や、聞いてないんだけど……それって、誰が伝言役だったの?」

オルガ「確か、君の通う道場の師範だった筈だが」

シリウス「伝わらないはずだよ……」

シリウス「オルガ、あの人に伝言なんか頼んでも、全然伝わらないからね」

オルガ「……まあ、思い返せば生真面目そうな顔ではなかった気がするが……」

シリウス「お察しの通り不真面目な人だよ……」


シリウス「……って、試験が間近に迫ってるのに、オルガは訓練もしないでこんなとこにいていいの?」

オルガ「その言葉、そのまま返すぞ」

シリウス「僕は息抜きで来たって行ったでしょ! 普段は訓練漬けなんだよ!」

オルガ「……そもそも、ボクが試験に落ちるわけがないだろう。剣でも魔法でも、どんな試練だろうと越えられない筈がないのだからね」

シリウス「うぐっ……すさまじい自信……」

オルガ「君こそ、そろそろ息抜きも済んだだろう。ほら、訓練に戻ったらどうだ?」

シリウス「くっ……オルガには絶対負けないからな!」ダダッ

オルガ「……ふん」


シリウス(家に帰った後、がむしゃらに訓練に打ち込んだ)

シリウス(オルガには負けたくないな……)

↓1オルガとの、交友値の上昇値

↓2訓練内容を指定、コンマ分、対応した能力の経験値が上がる(ボーナス20)


>オルガ・アストレア 交友ランク1(168/600)

>敏捷58→59、蓄積経験値は9

シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月9日(月) 早朝


シリウス「ふぅあぁ……」

シリウス「んー……!」ノビ-

シリウス「っはあ……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1早朝訓練内容

↓2早朝行動内容


シリウス「何を鍛えよう……」

↓1


シリウス「手先の器用さを鍛えよう……」

シリウス「裁縫道具……裁縫道具は、っと……」

>…………

>器用53→54、蓄積経験値は21

シリウス「…………」ススッ

シリウス「…………」ススッ

シリウス「……はっ」

シリウス「もうこんなに時間経ってたんだ……」

シリウス「……今回はかなり調子よかった。次もこの調子で……!」


4月9日(月) 午前


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>このssは進行がターン制で、早朝、午前、昼間、午後、夜、深夜の6つに分けられています

>そしてそれぞれ、ぶらつくで選んだ際のコンマ表に影響があります

>例えば深夜であれば人と遭遇することは滅多にないでしょう

>日中であれば人と遭遇する割合が大きく

>夜中だと人気のない場所に行けば戦闘イベントなどが起こる確率が高まります

>これらを考慮すれば、会いたい人や起こしたいイベントによって

>選択するコマンド次第で有利に出来るのではないでしょうか

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「誰に会いに行こう……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(168/600)
ミーラ 交友ランク1(152/400)

↓1


>うわーうわー、すみません

>>>73に書いた通り、当初は誰とでも交遊でかかるよう考えていましたが

>それをすると、交友関係を築けるキャラとの関係が致命的な遅れを取る恐れを考慮していませんでした

>なので申し訳ありませんが仕様変更、先生とか家族とかフリーデシルトとかとイベントを起こしたければ

>深夜以外でぶらついて下さい

>今回はお詫びも兼ねて、先生とイベントを起こします


>って安価確認したら連取じゃん!

>お詫びはまた今度、今回は安価下のミーラと交友


>空き地

シリウス「あ、ミーラ……。落ち着いた……?」

ミーラ「シリウス……ええ、落ち着けたわ……」

ミーラ「……昨日は……ごめんなさい」

シリウス「えっ、や、ミーラは悪くないよ! 仕方ない、ことだって思うし……」

ミーラ「…………。……貴方、やっぱりお人好しよ。私の事なら見ない振りも出来るのに」

シリウス「……助けられるかもしれないなら、見捨てたくないよ」

ミーラ「それは……私が助けられなかった犬と重なるから、かしら?」

シリウス「…………」


>前回のイベントは一昨日だった……

シリウス「あの……僕、前に言ってたのは獣人じゃないよ? 犬だよ、ペットで飼う感じの……」

ミーラ「別にそこは勘違いしてないわよ……私が言いたいのは」

ミーラ「…………。いえ。やっぱり、なんでもないわ」

シリウス「……? あ、そうだ。この間深夜に出かけたら転んじゃったんだ」

ミーラ「馬鹿ね。そんな時間に外を出歩くからよ」

>…………

シリウス(ミーラとしばらく話をして過ごした)

シリウス(それにしても、ミーラが言ってた……ミーラと、あの犬を重ねる……)

シリウス(……どういう意味だったんだろう?)

↓1ミーラとの交友値が上昇


>ミーラ 交友ランク1(216/400)

4月9日(月) 昼間


シリウス「何をしよう……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>道場

シリウス「せんせーい、いませんかー?」

シリウス「…………」シ-ン

シリウス「先生がいたら稽古をつけてもらえるかなって思ってたんだけど……」

シリウス「仕方ない……自主練習にしよう」

シリウス「今日は体を鍛えよう」

↓1のコンマプラス20、耐久力の経験値が上がります


>…………

>耐久力47→48、蓄積経験値は90

シリウス「……っ……」グググ

シリウス「っ……うっ、ぬ……!」ググッ

シリウス「うぐ、ぐぐぐ……!」ググ

シリウス「づ、だっ……」ゴトン

シリウス「はあ、はあ……ふぅ」

シリウス「すごい、いい感じに出来た……」

シリウス「もう少し続けたいけど、そろそろ帰らなきゃ……」


4月9日(月) 午後


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「何を鍛えようかな……」

↓1


シリウス「やっぱり足が速いと、いざって時に助かるよね……」

>…………

>敏捷59→60、蓄積経験値は24

シリウス「……っ!」ダダダ

シリウス「……ずあっ!」ダッ

シリウス「っく、はあ、はあ……!」

シリウス「すごい……今までで一番速く走れたんじゃないの……!?」

シリウス「よし、もう一周……!」


4月9日(月) 夜


シリウス「もう夜だ……今日は調子がいい気がするけど」

シリウス「……何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「誰に会いに行こう……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(168/600)
ミーラ 交友ランク1(216/400)

↓1


>所用で中断します

>2、3時間後には戻って来れるかなって思ってますハイ


>空き地

シリウス「こんばんわ、ミーラ」

ミーラ「あら。今日は、よく会いに来てくれるのね」

シリウス「あはは……本当は訓練した方がいいんだろうけどね……」

ミーラ「……別に、気なんて遣わなくてもいいわ。一人は慣れてるもの」

シリウス「い、いや……僕が会いたいだけだよ」

ミーラ「…………。……今、ちょっとゾワッと来た」

シリウス「そ、そんなに僕のこと嫌いなの……?」

ミーラ「案外、嬉しくて鳥肌が立ったのかもしれないわ」

シリウス「嬉しさで鳥肌は立たないよ!」


ミーラ「それで、何を話してくれるのかしら?」

シリウス「ああ、うん……今日は、」

シリウス(そうだ……騎士さま以外にも、ミーラの話を聞いておこうとしてたんだっけ)

ミーラ「……?」

シリウス(ミーラのことは、誰にでも話していいものじゃないよね……)

シリウス(誰に聞こうかな……)

1、フリーデシルト
2、先生
3、村で一番長生きの人

↓1


>うーん……調子悪い

>多分こっから更に崩すので、2、3日空けるね~


>そろそろ再開


シリウス(そういえば……祟りの話って、噂ぐらいしか知らないんだよね……)

シリウス(何か、ミーナの助けになるヒントがあるかもしれないし。一応知っておきたいんだけど……)

シリウス(……ミーラに直接聞くのは、ね。ちょっと危ない気がするし……あっ!)

ミーラ「…………」

シリウス(そうだ……村で一番長生きの人なら、噂より詳しいこと、知ってるかも……!)

シリウス(えーと、村で一番長生きの人は……)

ミーラ「……ちょっと、シリウス」


>キャラが動かない……また中断

>すみません


>終わった、更新はもうない……そう思った?

>残念! まだ、続くのです!

>再開


シリウス「あ……え、何?」

ミーラ「……それはこっちのセリフよ。黙り込んだと思ったら、急に一人で百面相し始めるんですもの」

ミーラ「一体何を考えていたのかしら?」ズイ

シリウス「えっ!? い、いや? 何も考えてないっていうか、むしろなんて言うか……!」アセアセ

ミーラ「そう。それは、私には言えないことかしら?」

シリウス「…………。そんなに、顔に出てた……?」

ミーラ「隠そうと思ってあの反応なら、いっそ嘘を吐かない方が賢明だと思うわ」

シリウス「それはかなり厳しいんじゃないかな……」


ミーラ「……まあ、この話はもういいわ」

シリウス「えっ、聞かないの?」

ミーラ「あら、ひょっとして聞いて欲しいのかしら? それなら、なおさら聞く気がなくなったわ」

シリウス「トゲトゲしいなぁ……や、まあ、聞かないでくれるなら、僕も嬉しいんだけどさ」

シリウス「さっきまでは聞き出そうって感じだったから……ちょっと、モヤッとするって言うか……」

ミーラ「聞いて欲しくないなら聞かないわよ。……私は貴方に、恩返しも出来ないのだから」

シリウス「っ、ミーラ……」


シリウス「…………。あの、それじゃあ見返りってわけじゃないけどさ。もう少し、優しく話してくれないかな?」

シリウス「今って、ミーラと会うたびに心の傷が増えていってるから……」

ミーラ「嫌よ」

シリウス「ええ!? なんで!?」

ミーラ「だって私、恩返し云々以前に、貴方の事嫌いだから」

シリウス「はぐっ! い、今の……今までで一番深く刺さったよ……」

>…………

シリウス(その後、ミーラと少し話してから家に帰った)

シリウス(今度ミーラと会う前に、『村で一番長生きの人』に会いに行こう……)

↓1ミーラとの交友値が上昇


>ミーラ 交友ランク1(290/400)

シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月9日(月) 深夜


シリウス「うわー……真っ暗だ」

シリウス「外に行っても、人には会えないだろうけど……何をしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


シリウス「こんなに暗いと、あんまり遠くには行きたくないし……」

シリウス「……家の周りでも歩こうかな」

>家の周り

シリウス「…………」スタスタ

シリウス(小さい頃から、ずっと見てきた道……)

シリウス(豊作で、畑一面が緑色の時。知ってる人、知らない人が同じ道を通る光景)

シリウス(たくさんの人が畑を耕している時。今みたいに、僕以外、みんな寝ている時)

シリウス(試験に受かれば、しばらくは王都に住むことになる……)

シリウス(そうなったら、しばらくは村に戻って来れないんだよね……)

シリウス「まあ……試験に受かるかどうか、僕じゃ怪しいけど」

直下コンマ判定
1~3 シリウス「あいたっ!」
4~6 「」
7~9 シリウス「ん……?」


シリウス(そういえば、裁縫。あそこはもうちょっと手先を……)ガッ

シリウス「あいたっ!」ズテン

シリウス「~っ……!」

シリウス(足元、見てなかった……)

シリウス「……はあぁ。怪我したとこ痛いし、今日はもう帰ろう……」


4月10日(火) 午前


シリウス「あれ? もうこんな時間か……」

シリウス「昨日は、遅くまで起きてたからかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


>作中で日付変わったし、キリもいいので

>安価出して今日は終了

>また明日、多分昼ぐらい?


シリウス「何を鍛えよう……」

↓1


シリウス「そうだなあ……足を鍛えようかな」

>…………

>敏捷60、蓄積経験値は83

シリウス「っ……!」ダダッ

シリウス「……っはあ……はあ……!」

シリウス「つ、疲れた……今回は、これでお終いにしよう……」


4月10日(火) 昼間


シリウス「ふぅ……何をしようかな?」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「今月の20日の試験……移動時間もあるから、実際は15日までか」

シリウス「移動中は訓練に集中できないだろうし、村を出るまでに、できるだけ体を鍛えなきゃ……」

4月10日(火) 昼間


1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、現状確認

↓1


シリウス「何を鍛えようかな……」

↓1


シリウス「体を鍛えよう……」

>…………

>耐久力48→49、蓄積経験値は11

シリウス「……っ……っ……!」プルプル

シリウス「……っくぁ!」ドサッ

シリウス「ち、ちょっとは……硬く、なったかな……?」ゼエゼエ


4月10日(火) 午後


シリウス「訓練続きで、ちょっと疲れたな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


>高台

シリウス「はあぁ……」

シリウス(疲れた……ちょっとここで休憩していこうかな……)

シリウス「…………」ボ-

オルガ「誰かと思えば……また君か」

シリウス「あ……なんだ、オルガか」

オルガ「こんなところで道草を食っているとは、余程試験に自信があるようだな」

オルガ「それとも、潔く諦めたのかい?」

シリウス「うるさいな……少し休憩してるとこだよ」

オルガ「ふん。精々試験まで努力することだ……とは言え、君みたいな凡人では難しい話かもしれないが」

シリウス「…………」イラッ


オルガ「……君、最近父様と会ったか?」

シリウス「へ……? 確か、4日くらい前に会ったけど……」

オルガ「……そうか」

シリウス「……?」

オルガ「……数日前」

シリウス「え?」

オルガ「王都から、試験の日程を変更する旨の報せが届いた」

シリウス「知ってるけど……それがどうしたの?」

オルガ「……その日から父様が忙しそうになさっている」

シリウス「……もしかして、寂しいの?」ニヤニヤ

オルガ「…………」ギロ

シリウス「じ、冗談だよ……」


オルガ「父様……地方に配属された騎士の役目は、周辺の魔物・危険動物の殲滅、盗賊団などの犯罪者集団の制圧だ」

オルガ「父様は就任直後に、そういった諸々の仕事を片付けている」

シリウス「そう、らしいね」

オルガ「もちろん魔物出現の報告が自警団からあれば、討伐に向かう事もある……が、今は数ヶ月前に周辺の調査が行われたばかり……それが現在の父様の多忙に繋がっているとは考え辛い」

シリウス「えーと……」

オルガ「村の治安維持はその地の自警団の役目……ましてやこんな小さな村だ。事案など小さな諍い程度のものばかりだろう」

オルガ「……分からない……だが騎士である父様が動く必要のある事など……やはり、魔族の件か?」

シリウス「……え、と……」

オルガ「それとも……いや、引き継ぎの時期にしては早過ぎる……」

シリウス「…………」ポカ-ン


オルガ「早まる……いや、今は魔族が現れた非常事態だ……中央も戦力の分配を再検討しようとしている筈……」

シリウス「……あ、僕はそろそろ訓練に行かなきゃいけないから……じゃあね」

オルガ「仮にそうなったのなら、父様をこの小さな村の防衛に当たらせるのは役不足か? やはり相応の騎士に引き継ぎを……?」

シリウス「…………」ススッ

>…………

シリウス(その後、物思いに耽るオルガを残して家に帰った)

シリウス(騎士さま……忙しい中、この前は会ってもらったのか……)

シリウス(ちょっと、申し訳ないな……)

↓1コンマ分、オルガの交友値が上昇


>オルガ・アストレア 交友ランク1(243/600)

4月10日(火) 夜


シリウス「さて……何をしようかな?」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「うわっ、外、暗い……」

シリウス「……あんまり走り回りたくないな」

↓1鍛える項目


シリウス「大人しく、家で裁縫をしよう……」

>…………

>器用54、蓄積経験値は68

シリウス「…………」スッ

シリウス「…………」ススッ

シリウス「ふぅ……今日はこのくらいで終わりにしようかな」


シリウス「もう夜も更けてきたけど……今日はどうしようか」

1、もう少し起きていよう
2、今日はもう寝よう

↓1


4月11日(水) 早朝


シリウス「ふぁあ……」

シリウス「ん~……」ノビ-

シリウス「っつあ……」

シリウス「……ふぅ」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1早朝訓練内容

↓2早朝行動内容


>敏捷60→61、蓄積経験値は62

>このスレはイベントを必須・サブ・交友・固有・ぶらつき、以上5つの種類に分けています

>必須イベントとは、進行上必要なイベントのことです。

>ぶらつくなり交友なりで発生することがありますが、訓練続きで発生させられなかった場合

>強制的に時間を消費して発生します

>……ですが発生させるのが遅くなると、ペナルティが付く恐れがあります

>次回ヒントを選択した際はサブイベントについて話します

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「誰に会いに行こうかな……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(243/600)
ミーラ 交友ランク1(290/400)

↓1


>ああ……すみません

シリウス「どこに行こう……」

1、家の周り
2、道場
3、高台
4、空き地
5、川辺
6、アストレア邸

↓1


>今更だけど、シリウスの泣き虫設定どこ行ったんだろ

>弱気な性格の男って自分には扱いづらいみたい

>シリウスの性格だと皮肉も言えないし……

>今日は更新終わり

>安価下


シリウス(道場へ訓練しに行こう……)

>道場

シリウス「……あれ?」

シリウス(先生いないなぁ。こんな早い時間なのに、もう散歩してるのか……)

シリウス(……まあ、昨日は授業サボっちゃってるからね。いたらいたで、色々と言われそうだし)

シリウス「っと……それより訓練訓練……」

シリウス「えーと、重しがたくさんあるから……」

シリウス「よし、今日は体を鍛えよう」

↓1コンマプラス20、耐久力の蓄積経験値が上昇


>…………

>耐久力49、蓄積経験値は82

シリウス「ぐぬ……!」ググ

シリウス「っ、ぐっ……!」グググ

シリウス「……っ……」プルプル

シリウス「……っああ!」バタン

シリウス「はぁ……はぁ……! だいぶ、キツいぞこれ……!」

シリウス「ふはぁ……今日のところは、もう帰ろうかな……」


4月11日(水) 午前


シリウス「うあー……ちょっと体が重いな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>今回はサブイベントについて説明します

>サブイベントとは『物語の本筋に関わる、必須ではないイベント』のことです

>発生方法はぶらつく・交友を選ぶこと、必須イベントと似た感じですが

>サブイベントは強制的に発生しません

>最近発生したサブイベントは、オルガとの交友で起きた『父様が最近忙しい』ですね

>この先の展開について、少しだけ明かしたりもしてます

>とは言え、主に>>1の思い付きで発生するので、狙って取れるものではない感じです

>それと前回の必須イベントについて補足があります

>必須イベントは、発生時期に入るとシステムアナウンスを入れます

>発生が遅れるとペナルティーありなのに、ノーヒントというのはフェアじゃありませんからね

>次回は交友・固有イベントについて説明します

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「誰に会いに行こう……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(243/600)
ミーラ 交友ランク1(290/400)

↓1


>晒し中

>そろそろ埋めネタを募集していきます

>安価を取る際、希望のネタを出して下さい

>>>1の琴線に触れるものなら970過ぎた辺りからやっていきます

>安価下


シリウス(ミーラに会いに行こう……)

シリウス(っと、その前に、村で一番長生きの人に会いに行くんだっけ)

シリウス(確かこの村で一番長生きなのは……)

↓1老人の名前


>中断します

>再開は21時前くらいに

>安価下


>更新できる時間が少ないので、安価は取らずに>>1のレスで判定

>このレスのコンマが偶数ならシリウスはディーケンに世話になったことがある

>奇数なら顔を知っている程度


シリウス(この村で一番お年寄りの人は……ディーケンさんかな?)

>村内の民家

シリウス(確か、この辺りに住んでた気がするけど……いた!)

シリウス「すみません、ディーケンさん」

ディーケン「……ぬ? お前さんは……スーザンの倅じゃったか。儂の家にガキが一体なんの用じゃ」

シリウス(怖っ……)

シリウス「えーと、あの……」

ディーケン「……早よせんか、待つ間に迎えが来ちまうじゃろが」

シリウス「あっ、はい! そのですね、昔の噂話で聞きたいことがあって……」

直下コンマ判定
1~3 ディーケン「昔ぃ? 覚えとらんわ、さっさと帰らんか」
4~6 ディーケン「昔ぃ? ……お前さんはなんの話を聞きたいのじゃ?」
7~9 ディーケン「……ほう。昔のことならよう覚えとる」


ディーケン「……ほう。昔のことならよう覚えとる」

シリウス「ほっ、ほんとですか!?」

ディーケン「うむ、お前さんの親父とスーザンの馴れ初め、豊作の年不作の年、行商人やら旅人から聞いた出来事……ぜーんぶこの頭に詰まっとる」

シリウス「それはすごいですね……」

ディーケン「どれ、腰の痛みも強くなって来たとこじゃ。立ち話には厳しい年じゃしな」

ディーケン「出すもんなぞありゃせんが、聞きたい話があるなら儂の家に寄っていかんか?」


シリウス「お邪魔します……」

ディーケン「そう畏るな。息子夫婦が村から離れ、婆さんも逝った」

ディーケン「気を遣う相手なぞおらん、楽に座れ」

シリウス「す、すみません……」

ディーケン「肝っ玉の小さい男じゃのう。お前さんの親父もスーザンも、度胸は中々のもんだというのに……」

ディーケン「まあ良い、わざわざ儂の所に来た用向きを聞こうかのう?」

シリウス「はい……その、実はですね……」


>…………

ディーケン「空き地の幽霊、祟りの主……か」

ディーケン「……ふぅむ」

シリウス「あ、あの……信じられないかもしれませんけど、本当の話で……」

ディーケン「いや、信じるとも」

シリウス「え? え、あれ……ありがとう、ございます?」

ディーケン「まあ……祟りを直に見とらん者にはそうかもしれんがな。実際に見たもんなら、いないと頭ごなしに決めつけられた時の方が余程納得いかんかった」

ディーケン「儂も初めて祟りを見た時ゃ、『これは何か、人ならざるものが住んでる』……そう感じたわい」

シリウス「…………」


キリ悪いけど中断

再開は明日の18時くらい


時計の針的には18時

よって再開


シリウス「その、僕が聞きたいのも、それについてで……」

シリウス「ミーラは、人には触れないみたいなんです。物もすり抜けてたし……」

シリウス「それじゃあ……祟りってどういうものだったんですか……?」

ディーケン「…………。教える事は、出来る」

ディーケン「じゃが、その前に聞かせてもらいたいのう……」

シリウス「?」

ディーケン「お前さん、それを聞いてどうするつもりじゃ?」


ディーケン「祟りなぞと言うくらいじゃ。当然、ガキの悪戯程度のモンじゃないことくらい……分かっとるよなぁ?」

シリウス「……はい」

ディーケン「そして今、お前さんは祟りの主……その娘を助けたく思っとるのじゃろ?」

シリウス「はい!」

ディーケン「じゃったら祟りの話を聞くのは辞めた方が良い。或いは……その娘っ子を助けるのを、かの」

シリウス「え……ど、どうしてですか……?」


ディーケン「聞くところに依ればその娘、かなり繊細な気性の持ち主と見える」

シリウス(確かにミーラは……脆そう、って感じるけど……)

ディーケン「お前さんが儂の話を聞けば、必ず娘っ子に対する恐怖が生まれる筈じゃ。大なり小なりな。その状態で会えば、娘は敏感にそれを感じ取るじゃろうて」

シリウス「僕は……そんな、怖がったりなんて……」

ディーケン「例えお前さんがそれを上手く隠したとしても……お前さんが自分じゃ気付けん、手綱を握れとらん部分にはよう現れちまう」

シリウス「…………」

ディーケン「……じゃが、決めるのは飽くまでお前さんじゃ」

シリウス(僕、が……)


ディーケン「さて、今の話を聞いた上で聞くとしようかの」

ディーケン「助けたいなら儂の話を聞いてくのはお勧め出来ん」

ディーケン「お前さんなりに考えて、それで聞いていくというなら儂の覚えとる限りを話そう」

シリウス「…………」

ディーケン「……迷っとるようじゃから言うがな。儂は勧めんぞ」

ディーケン「その娘っ子を助けるのに、儂の話が不可欠ってわけでもないじゃろうしな」

ディーケン「さあ……どうするのじゃ?」

1、聞く
2、聞かない

↓1


シリウス(僕が……)

シリウス(……僕にしか、助けられないんだ……)

シリウス「……聞かせて下さい」

ディーケン「……良いのか?」

シリウス「はい。……お願いします」スッ

ディーケン「頭なぞ下げんで良い、もう一度言うが楽に座れ……この話は長くなるからの」


祟りの噂を儂が聞いたのは、今から随分昔の話じゃ……

お前さんの母親も生まれとらん……50年は前の事

大きな都市ならともかく、村の姿は今とほとんど変わらん

男は畑を耕し、女は家事に追われ、ガキは群れて喧しく……

時折商人が街から来ては話をせがみ、やれどこぞの貴族様が結婚なさっただの、やれ今年の騎士様で一番功績を挙げたのは誰だったと雁首付き合わせてのう……そんな穏やかな日常じゃった

……あの頃は今の空き地にも人が住んでおってな。家に囲まれて、古い墓石がぽつんと立っとる場所でのう

祟りの噂はなかったが、ただ……ただ、変な話を良く耳にする所ではあった

夜中に通ると少女の声が聞こえた、気配を感じて振り向くも誰もおらんかった……何処にでもある、眉に唾せにゃ聞けん話じゃよ


平和な日々……その内のある日の事じゃ

村の中心、墓石を避けるように空いたそこに目を付けた行商人がおった

商いをし易そうな場所とでも考えたのか……罰当たりな事に、その墓石を壊して露店を開こうと考えたのじゃ

当然村人は皆、揃って反対した。金なんぞのために、死者の安らかな眠りを妨げるべきではない……と

それにその墓石に眠るのは、不作で困っとった儂ら村人に相場より安値で食料を打ってくれた……恩のある商人さんの娘じゃったしな

じゃが、その行商人は強引じゃった……一度素直に引いた後、再び来た時には十数人の荒くれ者を引き連れて墓石のある広場に押し入った

儂ゃ、恩人の娘の墓を荒らされるのが悔しくてのう……村の若い男衆と、石でもぶつけてやろうと覗いておったのじゃ

そして……ヤツは手入れの行き届いた、まだまだ新しい墓石を目の前にこう言いよった

『ああ、なんと汚く朽ちた墓石か。見るに耐えん、取り壊してやるのがせめてもの情けだろう』


村人何人かは呆れて溜め息を吐き、残りはヤツに殴り掛かった

しかし護衛の荒くれ共に軽くあしらわれてのう……先頭を走った儂は、気付けば真っ先に投げ飛ばされておった

荒くれ共数人はヤツに張り付き、数人は儂らを押さえつけ……数人は、鍛治に使うかのような鎚で墓石を叩き始めた

元々丈夫な素材ではなかったのじゃろうなぁ……墓石はすぐに、元の姿が分からん有様になってしもうて……

しかしな……荒くれ共が一仕事終えたとばかりに息を吐いた時、儂の胸に渦を巻いとった怒りは木の葉のように吹き飛んだのじゃ

胸中に途方もない不安が過ぎり、顔中に脂汗を浮かべて、背中を冷や汗が伝う……春の日の事だと言うのに、空気が真冬のごとき冷たさのように感じての……

その場にいた者は皆口を噤み、水を打ったように静まり返った……思い返せば、あれこそ嵐の前の静けさというものじゃったのかもしれん

時が止まったように感じる時間が、どれほど続いたことか……瞬間、辺りが途端に暗くなった

日が隠れたのか、儂はそう思い這いつくばった姿勢で見上げると--


ちょっと中断


ディーケン「っ……」

シリウス「だ、大丈夫ですか……?」

シリウス(震えてる……それに最初より顔色も悪い……)

ディーケン「ふぅ……すまんの。あの日だけは何度思い出しても肌が粟立つわい」

シリウス「いえ、謝るなら僕の方こそ……辛いことをさせてしまって、すみません……」

ディーケン「お前さんが謝る事ではない。……しかし、この先を話すには儂も覚悟がいる」

ディーケン「続きはまた後日ということにしてくれんか? お主も娘っ子との関係……良く
ディーケン「っ……」

シリウス「だ、大丈夫ですか……?」

シリウス(震えてる……それに最初より顔色も悪い……)

ディーケン「ふぅ……すまんの。あの日だけは何度思い出しても肌が粟立つわい」

シリウス「いえ、謝るなら僕の方こそ……辛いことをさせてしまって、すみません……」

ディーケン「良い、誰に謝られる事でもないしの。……しかし、この先を話すには儂も覚悟がいる」

ディーケン「続きはまた後日ということにしてくれんか? お前さんも娘っ子との関係を考えるべきじゃろうしな」

シリウス「……はい」


>…………

シリウス(あの後、ディーケンさんにお礼を言って家に帰った)

シリウス「…………」

シリウス(祟りの話に差しかかった時、ディーケンさん……怯えてた気がする)

シリウス(気丈そうなあの人でも、思い出すだけであんな風になるなら……)

シリウス(仮にもし僕が、そんな目にあったとしたら……)

シリウス(僕は……ミーラと今まで通りに話せるのかな……?)

↓1ミーラとの交友値上昇


>ミーラ 交友ランク1(312/400)

>>>1の都合により、今後の更新について安価取ります

>というのも、正月前の休みで暇つぶしと趣味を兼ねて投稿したのがこのスレなんです

>一ヶ月くらいで終わるかな? そう思って始めたのですが、このペースだと一年はかかる模様

>それはマズイと、遅まきながら気付きました

>なのでテコ入れの安価取りというわけです

>1案、スレタイ通りシリウスが死ぬまでこのまま続ける

>2案、>>1の都合がつく時に投稿。 この場合>>1が意地でも完結させますが、ssではなく小説家になろうみたいなとこに移って、地の文多くなります。 更に言えば安価なしコンマなしリメイクになるから色々修正

>3案、ふざけたこと抜かすなやり切れやコラァ(高確率で>>1が逃亡)

>多数決、18時ごろまでに多いのを採用


ふう……1が多いようだしやっていきます

それと>>1からの助言

こうして安価出した以上、>>1は意地でも主人公がデッドエンドを迎えるまで続けますが

それはつまり、死ねば終わるということです

ぶらつく0奇数のコンボが来ない限り、通常パートじゃそうそう死にはしませんが

30日ごとのイベントは、判定かなり厳しめです

気を付けて行動して下さい……まあ、生きるか死ぬかはコンマ次第ですけど

さて、1日5回行動が多過ぎるって声も出てましたが

そこはこのスレの特徴ってことで目を瞑って下さい

あとどれほど続くか分かりませんが、お付き合いいただければ幸いです


4月11日(水) 昼間


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


>今回は交友・固有イベントの2つについて話していきます

>交友イベントは読んで時のごとく、選んだ相手とおしゃべりして交友値を上昇させるイベントのことです

>選択回数も多く、よって他の誰かと同じ話題を持使い回すことも多くなります

>固有イベントは反対に、そのキャラが登場を決定した時点で>>1が内容を固定してしまったイベントのことです

>次ランクへの必要交友値が満たされた時に発生し、同時に対象の交友ランクが上がります

>また、そのキャラの重大な転機も固有イベントで起こるので、必然的に内容が厚くなります

>……大方はこれで説明し尽くせましたかね

>一応、交友ランクがマックスになれば報酬が個別にありますが

>交友はお気に入りのキャラを選ぶ、というスタイルが気楽で良いんじゃないでしょうか

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認

↓1


シリウス「誰と話そうかな……」

オルガ・アストレア 交友ランク1(243/600)
ミーラ 交友ランク1(312/400)

↓1


シリウス「ディーケンさんの話の続き、聞くかどうか決めないといけないけど……」

シリウス「今すぐ聞きに行くわけにはいかないよね……」

シリウス「それに……」

シリウス(……僕も一度、自分の気持ちを確かめなくちゃ……)


>空き地

ミーラ「あら。いらっしゃい、シリウス」

シリウス「あ……うん、おはようミーラ」

ミーラ「……何かあったのかしら? 随分と落ち込んでいるようだけれど」

シリウス「そう、かな? ちょっと自分じゃ分かんないや……」

ミーラ「……そう」

シリウス「うん……」


ミーラ「…………」

シリウス「…………」

ミーラ「……行きましょうか、シリウス」

シリウス「え……? 行くってどこに?」

ミーラ「安心なさい、そう遠い場所ではないわ」スタスタ

シリウス「あっ、待ってよミーラ!」


ミーラ「……着いたわ」

シリウス「ここって……高台だよね。どうしてこんなところに……?」

ミーラ「…………。ここから見える景色はね、シリウス。昔からずっと同じなの」

シリウス「…………」

ミーラ「私が病気にかかった頃から今日まで……住む人が変わっても、この村の姿は変わらない」

ミーラ「……私がどんな気持ちの時でも、変わらないのよ……変わってくれたりしないの」

シリウス「そう……だね」


ミーラ「……ねえシリウス。私はここが好き。ここにいるだけで心が落ち着くの」

シリウス「え……?」

ミーラ「私が病気になっている間に、私の知っている人はみんな変わってしまったわ。……ここにいれば、私は変わってないって思える」

ミーラ「だから好きなの、この場所」

シリウス「ミーラ……」

ミーラ「……ごめんなさいね、私は貴方の悩みが何かなんて分からないわ。分かっても、私じゃそれを解決できたりしないと思う」

ミーラ「私には貴方を助けることは出来ないわ。……だから」

ミーラ「これが、私が貴方に渡せる全部なの」

ミーラ「私の『好き』を、貴方に渡す事が……私に出来る精一杯の恩返し」


シリウス「…………」ポロッ

ミーラ「ちょっと、どうして貴方が泣くの」

シリウス「えっ? あ、ほんとだ……」ゴシゴシ

シリウス「ごめん……僕ね、嬉しくてさ」

シリウス「ミーラ、僕のこと嫌いだし……だから、慰められてるって思ったら」

シリウス「そう思ったら……なんか、分かんないけど本当に堪らなくて……」ジワァ

シリウス「それより、ごめんね……迷ってごめん……」

ミーラ「? 何を……?」

シリウス「ありがとね……ミーラのこと、絶対助けるから……!」

ミーラ「そう……私の方こそ、お礼を言うべきよ」

ミーラ「私を助けるなんて言ってくれて、ありがとう」ニコ


>…………

シリウス(僕はひとしきり泣いた後、空き地に戻ってからミーラと別れた)

シリウス(ミーラを助ける決心はついた……明日にでもディーケンさんに話の続きを聞きに行こう)

↓1ミーラとの交友値上昇


>ミーラ 交友ランク1(395/400)

4月11日(水) 午後


シリウス「何をしようかな……」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1


シリウス「何を鍛えようかな?」

↓1


>次スレです

【安価・コンマ】剣と魔法の異世界ファンタジーで生き残る2http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1

>埋めネタ集まんなかった……


>あれ? 飛べない……貼り直しも出来ない

>すみません、更新して上に上げるので一覧から探して下さい


シリウス「裁縫でもしようかな……」

>…………

>器用54、蓄積経験値は95

シリウス「…………」スス

シリウス「……ふぅ、今日はこの辺にしようかな」

シリウス「それにしても……もう少しって感じなんだけど、あとちょっとが上手くいかない……」

シリウス「はぁ……」


4月11日(水) 夜


シリウス「もう暗くなって来た……」

シリウス「……どうしようかな」

1、訓練
2、交友
3、ぶらつく
4、今の目標
5、現状確認
6、ヒント

↓1

埋めネタってどんなん書けばいいか分からんのよ
先生の師匠は魔族と人間のハーフとかそんなん書いていいんか
安価なら6


>>>997うああ、なんか適当に出してくれたら良かったんですよ

>魔族関係は出されても厳しかったけど、シリアス重視な感じならやれますし

>例としてはストレイドッグ家の一日とか、先生の昔の話とか、先生とライブラが戦ってる最中のアリエスの動向とか

>色々……出せたんですよ……

>今回は情報小出しにしすぎて、意思疎通が図れなかったので

>次スレでシリウスが970まで生きてたら再募集します

>奮ってご応募して下さい


>あ、それと1000の望みは出来るだけ叶えます

>出来そうにない場合もあるから、2つあれば望ましいです

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