メッサー・イーレフェルト(以下メッサー)「どうしてこうなったんだ…」
フレイア・ヴィオン(以下フレイア)「うぅ…カナメさん……ゴリゴリぃ…」ピクピク
レイナ・プラウラー(以下レイナ)「もうダメ……クラゲになっちゃう……」ピクピク
マキナ・中島(以下マキナ)「きゃわわな星が見える…あれは彗星かな…?いや…違うな。…彗星はもっとパァーって………」コテン
ミラージュ・F・ジーナス(以下ミラージュ)「くじょーはぁ…こーほーまでぇ…おねがいしますぅぅ………」グデー
メッサー「(ワルキューレの面々とミラージュが倒れ、他にも多くのケイオス職員たちが死体のように寝ている、はっきり言って異常だ、こんな時に隊長はどこにいる?)」
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【注意】
・キャラ崩壊注意
・ウィンダミア訛りが微妙
・口調、呼称に違和感があるかも
(二時間前)
アーネスト・ジョンソン(以下ジョンソン)「えーーーーー、挨拶の文章を考えていなかったので手短に終わらせる。皆、今年も一年ご苦労だった!このフロアの3つのホールは全てウチの貸し切りだ!今日は飲んで食って騒いで楽しんでくれ、以上!乾杯!」
一同「かんぱーい!」
メッサー「(今回ばかりは流石に周りに合わせてグラスを手に取る、ここまではまだよかったはずだ)」
ハヤテ・インメルマン(以下ハヤテ)「おーう、メッサー!飲んでるかー?」
メッサー「息が臭いぞお前、未成年飲酒とはいい度胸だ」
ハヤテ「酒ぇ?いーや、違うねぇ!これは銀河麦ジュースだ!そうだろ?チャック?」
チャック・マスタング(以下チャック)「んー?ああ、これは(ラグナ人の感覚的には)ただのジュースだな(アルコールも10%程度だし)、うん、間違いなくジュースだ」
メッサー「妙な間があったが?」
ハヤテ「うぉーい!整備長~飲んでるか~?」フラフラフラ~ッ
メッサー「ハヤテがすでに千鳥足だが?」
チャック「気にするなって!ほら、飲め飲め!」グイグイ
メッサー「俺は飲まな…」
チャック「俺のさk…麦ジュースが飲めないってのかー?」グリグリ
グリグリグリグリグリグリ
メッサー「……いい加減にしろ」グビッ
チャック「ヒューッ!一気に行ったー!」
メッサー「?ジュースだと言ったのはお前だろ?」トクトクトクトク
チャック「あ、あはは…それより、だ。マキナから聞いたんだが、お前、カナメさんにサシで飲みに誘われたのに断ったそうじゃねえか?」
メッサー「ブッフォァッ!」
チャック「きったねーwww何してんだよwww」トクトクトク
メッサー「あ、ああ、すまない」カタカタカタカタ
チャック「グラス持つ手が震えてるじゃねえか!」
メッサー「ぬっ!こ、これは!…あれだ!ヴァール化の予兆だ!」
チャック「見え見えの嘘をつくなよwww」
メッサー「あ、いやそれはだな…」
チャック「マジな話さ、お前、カナメさんとどこまで進んだんだよ?」
メッサー「……黙秘権を行使する」
チャック「認めねえからな、おら吐けよ、吐いちまえよ~」グイグイグイグイ
メッサー「分った、白状しよう。俺はカナメさんと手を…」
チャック「手を…?」ゴクリンコ
メッサー「繋ぐ間柄だ!」キリッ
チャック「出したんじゃねえのかよ!」
メッサー「?何を言っている?」
チャック「ああもう!小学生かお前は!」
メッサー「お前は何を言っている俺がカナメさんに手など出せるわけないだろう!」
チャック「おいおい、ひっでえ男だな~まさか魅力が無い、なんていうんじゃないだろうな?」
メッサー「馬鹿を言うな!魅力的だからこそだ、魅力的すぎるんだ!いいか?彼女は人間を通り越している、天使だ、いや女神だ!世界を作ったのはカナメさんだと言われれば俺は信じる」
チャック「真顔で何を言ってるんだお前はwww」
メッサー「つまり、だ。手を出すなど畏れ多すぎて俺にはできない…」
チャック「散々理屈こねくり回してただのヘタレ宣言じゃねえか!」
メッサー「ヘタっ…何だと?」
チャック「お前は当事者だから却って分からないかもしれないが、カナメさんのことよく見てみろ?お前に話しかけるときだけ、やたら嬉しそうだぞ?」
メッサー「何だって!?」
チャック「それになぁ…たまに袖とか掴まれるだろ?」
メッサー「あ、あぁ」
チャック「お前だけにしかやってねえんだよ!」
メッサー「何…だと!?」
チャック「つまりな!カナメさんはお前に向けて散々好き好きビーム撃ってるのにな、肝心のお前はそれに気づきもしない!」
メッサー「お、俺は…」
チャック「理屈はもう要らねえ!お前の素直な気持ち、ぶつけてこい」
メッサー「チャック…感謝する!」
チャック「バーカ、俺に頭下げる暇があるならさっさと行ってこい!」
メッサー「ああ!」
タッタッタッタッタッ
チャック「さてと、俺も飲みなおすとしますか、隊長と艦長はどこにいるのかな~~~っと」
(同じころ 別のホール)
カナメ・バッカニア(以下カナメ)「かんぱーい!って言ってもほぼいつも通りのメンバーね」
マキナ「クモクモはすぐにどこかいっちゃったし」
レイナ「代わりにミラージュ」
ミラージュ「あの…私が本当にお呼ばれしてもいいのでしょうか?」
フレイア「もちろん!みんなと一緒なら楽しいかんね!」
マキナ「そうそう、たまには一緒に、ね?」
ミラージュ「そう言っていただけると幸いです」
フレイア「カナメさん、はい、銀河麦ジュース」
カナメ「ありがとう、フレイアは気が利くわね」トクトクトクトク
フレイア「にしししし~いや~それほどでも~」
マキナ「フレフレ嬉しそう~」
レイナ「ガチデレ来てるね」
ミラージュ「最近しっかりしてきましたね、ハヤテもフレイアも」
カナメ「…………これおいしい……」トローン
フフッ、ホントウニカワイイワネ、フレイア… エ?チョット?カナメサン?
マキナ「でも待って?今渡したのって」
ハヤテクンッタラ、ツミツクリナンダカラ
レイナ「銀河麦ジュースだね」
エ?チョット、メガコワイ…
マキナ「一ついいかな?カナカナの酒癖って?」
ソンナハヤテクンヨリサキニ
レイナ「君のような勘の良いガキは嫌いだよ」
イタダキマス
フレイア「ひゃあああああああ!?カナメさん!?」
カナメ「ん~?いいじゃないの~スキンシップよ~」スリスリスリスリスリスリスリ
フレイア「ハァハァ…か、カナメさん…!?」
カナメ「ほら、力抜いて…んっ………」
フレイア「えっ?女の子同士で!?」
カナメ「そんなの問題じゃないわよー」チュゥゥゥゥゥゥン
(1分後)
フレイア「ンッ!?……ぶはぁっ! ミラージュさん、逃げ…」バタンッ
ミラージュ「フレイア!?」
カナメ「ミラージュぅ…ちょっといらっしゃい…」
ミラージュ「ひっ!?」
マキナ「ここまで見ればもうお分かり」
ムー…イアシシテルワネ サワッ
レイナ「カナメの酒癖、もとい、銀河麦ジュース癖は…そう!」
キヌノヨウナサワリゴコチ…マサニビキャク カ、カナメサン…
マキナ「キス魔に変貌!」
デモチョットコッテル…ホグシテアゲル!
ミラージュ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
レイナ「新しい性癖!?」
キンニクノツキスギネーパイロットダカラッテヤリスギハデメヨー? キ、キヲツケマス
マキナ「抵抗しようにもできないミラミラきゃわわ!」
ハァーハヤテクン、ドッチヲエラブノカシラ… ハ、ハヤテハ!?ヒァァァァァンッ!?
(3分後)
ミラージュ「そんなことまでできるなんて……苦情は…広ほ…」バタン
マキナ「ミラミラー!」
レイナ「最後の砦ー!」
カナメ「グスッ 二人ともぉ…聞゛い゛て゛ぇ!メッサーくんがね、メッサーくんがひどい゛の゛ぉ゛!」
マキナ「よしよしヾ(・ω・`)」
レイナ「今度は泣き上戸」ナデナデ
カナメ「エグッ わらひねぇ、メ゛ッサ゛ーく゛ん゛のことぉ、らい、らい、らーーーーーいすきらのにねぇ!ちっとも気づいてくれないのぉ!」
マキナ「ムッツリだからねー」ナデナデ
レイナ「良い子良い子」ナデナデ
カナメ「こ゛の゛前もね゛ぇ!二人で飲みに行こ゛うと゛思った゛の゛に゛!…ヒグッどうしてら゛め゛な゛の゛よ゛ぉぉぉぉおっ!」
マキナ「わー、涙目爆発音してるー」
カナメ「もひかひれ………マキナァ゛!そのスイカ寄越しな゛さ゛ぁぁぁあ゛い゛!!」
レイナ「グッドラック」
マキナ「助けて―!レイレーイ!」
カナメ「どうしてこんなに大きいの!?どうやったのよぉ!」
サワサワ モミモミモミィ
マキナ「カ、カナカナ?」
カナメ「ヴぇへへへー良いではないかー良いではないかー!」
モミモミモミモミ
マキナ「あーーれーーーー」
レイナ「セクハラ親父…」
(2分後)
マキナ「ヒィィン、もう…限界ぃ…」バタン
カナメ「レイナも…逃がさないからねぇ…」
レイナ「\(^o^)/オワタ」
カナメ「この時期でもへそ出し…サービス精神旺盛ねぇ…そーれ!」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「!?ヒイヒヒッヒッヒヒヒwwwwwwあはははwwwwダメだってwwww無理wwww」
カナメ「んー?ここがいいの?ここが感じるの?」
コチョコチョコチョ
レイナ「うぇひひひひwwww壊れちゃうーwwwwキャラがwwww壊れちゃうwwwww」
カナメ「口ではそう言っても体は正直ねぇ」
コチョコチョコチョコチョコチョ
レイナ「たwww助けwwwwwwww呼吸がwwwwwww……www…w」
(30秒後)
レイナ「ふふふっひひひ……www」ピクピク
ガチャ!バーン!
メッサー「カナメさん!」
カナメ「あ~メッサーくんだぁ~あれれ~4人いる~」
メッサー「正気に戻ってくれ!俺は一人だ」
カナメ「む~…メッサーくんはそんなこといわないもん!」
メッサー「俺は本物だ!」
カナメ「じゃあだきしめて」
メッサー「…………(もしや、こっちがカナメさんの本音…何故気づけなかった、大馬鹿者か、俺は)!!」
ギュッ
カナメ「…?」
メッサー「カナメさん、俺は自分の気持ちに気づいた。そして貴女の気持ちにも気づいた。アルコールの力で言うのは卑怯かもしれないが言わせてくれ……。俺はカナメさんのことが好きだ!愛してる!」
カナメ「メッサーくん…?」スーーーッ(酔いが一気に醒める音)
メッサー「その素敵な笑顔が好きだ、透き通るような歌声が好きだ、何をとっても最高だ!俺は一生!あなたを守り抜く!」
カナメ「//////////」カオマッカ
メッサー「…カナメ…さん?」
ヒューヒュー!ヤルネェ!カッコイイゾーチュウイー!カナメサーン!オシアワセニー!ニュウセキハイツデスカー?
メッサー「……とりあえず出ましょうか」
カナメ「/////」コクリ
(近所の公園 噴水広場)
カナメ「正直、驚いた…メッサーくんにあんなこと言ってもらえるなんて」
メッサー「いきなりですみません、ですがあれは本当の俺の気持ちです」
カナメ「分ってるよ。だから…こんなにうれしいんだよね…」
メッサー「カナメさん…」
カナメ「それに私も 」 ザバァァァァァァッァン
メッサー「午前0時にも噴き出すんだな…えっと、今何と?」
カナメ「ううん、なんでもない…これからも守ってくれるよね?私のナイト様?」
メッサー「勿論です、命を懸けて守り通します」
カナメ「これからもよろしくね、それと…誕生日おめでとう、メッサーくん」
おまけ
(割と静かなホール)
アラド「おう美雲、他のメンバーのところにはいなくていいのか?」
美雲「ええ、私はこれでいいの」
ジョンソン「こんなオッサン共しかいない場所でもか?」
美雲「当然…」
アラド「(こりゃあ間違いなくカナメさんの酒癖の悪さ知ってるな)」
ジョンソン「(ワルキューレに加入したての頃の歓迎会の件か…)」
アラド「(そりゃあいきなりリーダーがキス魔になって新人に這い寄るんだからな…)」
ジョンソン「(トラウマだろうよ)」
美雲「(聞こえてるわよ?)」
アラド「心の声を拾うな、だが悪いな、陰口みたいな形になって」
美雲「そのことはいい、そしてここにいる理由もご明察よ……カナメとの酒の席だけは今後も遠慮するわ………(遠い目)」
当該居酒屋でケイオス関係者が出禁になったということしか資料が残っていないワルキューレ美雲歓迎会事件。真相は当人らと神のみぞ知る
fin.
書き溜めていたワードのデータが投下途中で吹っ飛ぶという大惨事に見舞われつつも完結です。
メッサー中尉誕生日おめでとうございます(盛大な遅刻)
メサカナ流行れ(本音)
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