・モバマスSS
・短編
・不快感を覚える表現が含まれる可能性あり
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モバP(以下P)「お、おう…」
秋葉「なんだその反応は、興味がないか?」
P「いや、なんでも」
P「で、そいつはどんなもんなんだ?」
秋葉「ならば説明してやろう」
秋葉「まず、コピーしたいアイドルをこのカプセルに入らせる」
P「危険性はないのか?」
秋葉「アイドルが入っている間はスキャンしかしないからな、大丈夫だ。それに、スキャン方法も人体に問題がないことは証明済みだ」
P「ならいいのか?…で、その後は?」
秋葉「ここに必要な原料が表示されるから、それをこっち側から入れて待つ。1~2時間したら出来上がりだ」
P「なるほど、結構時間かかるのな。で、材料ってのは?」
秋葉「それなら」
一ノ瀬志木「にゃは~、ここに用意したよ~」
P「志木か、いつの間に」
秋葉「志木には開発の段階から協力して貰ったからな。材料の用意も彼女に頼んだ」
志木「中身は企業秘密だけどね~」
P「企業秘密って…」
秋葉「まあいい、試しにやってみよう。誰か、実験台になりたい奴はいるか?」
P「待て、作った後のクローンはどうする?そいつは自分と同じ存在と対面する訳だろう?正気を保てるのか?」
秋葉「無理だろうな。だから、そうなれば[ピーーー]しかないだろう」
P「おい!それは殺人じゃないのか?」
秋葉「そもそも人間のクローンを作る時点で法には触れているからな。それに、[ピーーー]と言ってもまた装置に入れて分解するだけだから、元のアイドルの精神への影響もあるまい」
秋葉「あくまで今回の実験は、この装置が成功か失敗か試すだけのものだ」
秋葉「というわけで、誰か、やってくれるか?」
緒方智恵理「わたしは…ちょっと怖いかな…凜ちゃんはどう?」
渋谷凜「私も怖くないわけじゃないけど…でも誰かやらなきゃ駄目なんでしょ?じゃあ私がやるよ」
秋葉「ありがとう。では、ここに入ってくれ。スキャンは2~3分で終わるし、酸素濃度も一定になるようにしてある」
凜「わかったよ。…入ってみると、意外と狭くないんだね。居心地は、悪くないかな」
秋葉「デザインに強いアイドルに協力して貰ったからな。まあそこまで長くいる空間ではないのだが」
…
秋葉「完了だ。あと1~2時間もすれば出来上がるだろう」
智恵理「凜ちゃんのクローンかあ…」
~1時間後~
秋葉「お、出来たみたいだな」
凜?「…」
凜「本当に私そっくりだ…こんにちは」
秋葉「まあな。クローンというものは、そういうものだ」
凜?「…!?」
凜?「!!!」
凜?「」
秋葉「どうやらパニックを起こしたみたいだが、言語の知識がないから喋れないようだ。早く捕まえて戻さなければ…あれ、Pは?」
智恵理「プロデューサーさんなら、なんか緊急連絡が来たとかで、行っちゃいました」
秋葉「そうか…志木!」
志木「はいは~い。必殺!チオペンタール~」
ブスッ
秋葉「そんなもの持っていたのか…ありがとう、志木」
(チオペンタール:短時間麻酔薬、現在入手困難)
志木「いいよいいよ~、それより、これどうする?」
秋葉「私たちじゃどうにもならんからな、とりあえずここに置いておこう」
凜「私が寝てる…変な感じ」
智恵理「あ、プロデューサーが帰って来ました」
バタン
P「おい、秋葉!それに凜、智恵理、志木!」
「「「「なんだ?(なに?)(なんですか?)(なになに~?)」」」」
P「晶葉、凛、智絵里、志希が交通事故に遭った!至急、代わりにBスタジオに行ってくれ!」
終わりです。
初投稿でした。
1箇所saga忘れがあったので、投稿し直します
>>4
秋葉「まあいい、試しにやってみよう。誰か、実験台になりたい奴はいるか?」
P「待て、作った後のクローンはどうする?そいつは自分と同じ存在と対面する訳だろう?正気を保てるのか?」
秋葉「無理だろうな。だから、そうなれば殺すしかないだろう」
P「おい!それは殺人じゃないのか?」
秋葉「そもそも人間のクローンを作る時点で法には触れているからな。それに、殺すと言ってもまた装置に入れて分解するだけだから、元のアイドルの精神への影響もあるまい」
秋葉「あくまで今回の実験は、この装置が成功か失敗か試すだけのものだ」
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