文香「ふみふみふみか」 (18)
※顕著なキャラ崩壊とお下品なお話が含まれます
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文香「世の中には」
文香「足で踏まれることに快感を覚える人がいると聞きます」
文香「そもそもなぜ人は足に魅力を感じるのでしょうか」
文香「足は本来性的な欲求を満たすための器官ではありません」
文香「古代では素足のまま歩き回り、宿に入る前にも足を洗わなければ入れなかったそうです」
文香「靴を履く時代になると、足は土埃で汚れることはなくなりました」
文香「しかしその代償として通気性の悪い靴では足が蒸れてしまうようになりました」
文香「そもそも足は身体の中でも特に汗をかく部位であることが知られています」
文香「汗で蒸れた足はとても衛生的とは言えません」
文香「水虫、魚の目、不衛生な足のせいで出る症状です」
文香「水虫といえば、川端康成の著作に『みずうみ』という作品があります」
文香「醜い足を持つ男が、美しい足を持つ女性を追いかける衝動に駆られる作品です」
文香「これも足フェチのひとつなのでしょうか」
文香「いずれにしても足は不潔なものであり、そこに性的な魅力を感じるということはおかしなことだと」
文香「それが世の習いということでしょう」
文香「……」
文香「しかし」
文香「普通の人ならば嫌悪するような」
文香「どこを歩いたかもわからないような足で」
文香「踏まれてしまうということは」
文香「人としての尊厳を」
文香「踏みにじられているような」
文香「背徳感が生まれる」
文香「そう背徳感です」
文香「性的な欲求とは本来、隠された欲求であるべきです」
文香「人として恥ずべき行為を、こっそりと行う」
文香「その言い表せないような『トキメキ』を感じることが」
文香「足で踏まれることを」
文香「快感に結び付ける」
文香「だから人は踏みつけられることで」
文香「興奮してしまうのでしょう」
文香「……」
文香「私はそういう人種ではありません」
文香「決して足でふみふみされることに興奮するような」
文香「卑しい変態ではありません」
文香「しかし」
文香「私はアイドルという未知の世界に飛び込み、そこで今まで見たことのないような景色を見ることが出来ました」
文香「自分でも気が付くことが出来なかった自分」
文香「そういった未知の自分に出会うことがとても大切だと気が付きました」
文香「ならば」
文香「新たな世界の扉を開くために」
文香「新たな挑戦をすることは」
文香「必然だと」
文香「つまりはそういうことなのです」
文香「茜さん」
茜「……」
文香「……」
茜「なるほど」
茜「文香さんは新しい自分と出会うために」
茜「ありすちゃんに」
茜「ピンヒールを履かせて」
茜「ふみふみしてもらっている」
茜「そういうことですね?」
文香「……はい」
茜「ありすちゃんが」
茜「『私の尊敬する文香さんはこんな変態じゃない』と」
茜「半泣きになりながらも」
茜「ふみふみしている」
茜「そこに何の下心はないということですねッ!?」
ありす「……グスッ、タチバナデス」
文香「……」
茜「……」
文香「……はい」
茜「そうですか」
文香「ご理解いただけましたか」
茜「ところで!」
文香「!?」
茜「実際にふみふみされて!」
茜「文香さんは!」
茜「新しい扉を開かれたのですか!!!」
茜「具体的に!!」
茜「私にもわかりやすく!!!」
茜「教えてください!!」
文香「……」
茜「……」
ありす「……コンナノフミカサンジャナイ、グスッ」
文香「……正直」
文香「とても」
文香「興奮します」
ありす「!?」
文香「こんな小さな女の子に」
文香「自分を慕ってくれる女の子に」
文香「無理やりふみふみさせて」
文香「今までの私の尊厳を否定されるのは」
文香「とても」
文香「興奮します」
ありす「……(呆然)」
茜「なるほど」
茜「つまり文香さんは!」
茜「小学生に踏まれて興奮するッ!!」
茜「変t『……変態』!?」
ありす「文香さんの変態……ッ」
ありす「変態!!変態!!変態!!変態!!」
茜「ありすちゃん!?」
ありす「橘です!」
文香「キレイ……、ありすちゃんキレイ」
茜「文香さん!?」
ありす「私は!」
ありす「尊敬する文香さんが望むのならば!」
ありす「いつでもふみふみします!!」
ありす「だからこれはwinwinの関係なのでいかがわしい行為ではありません!論破ァ!!」
茜「ぎゃああああああああ!!ボンバー!!!!」
ビターン!!
文香「茜さん!」
ありす「ふう!耐えきれなかったようですね!では文香さん」
文香「ありすちゃん……」
ありす「続きをしましょうか。ね?」
文香「はい、よろこんで」
奏「……」
奏「なにこれ」
ありふみエンド!
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