※このssは、「プリパラ」と「アイドルマスターシンデレラガールズ」のクロスオーバー作品です。
もともとのキャラクターと大きく性格や口調などが異なる点もあるかと思いますが、何かとご了承ください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1480766314
武内P「はい。取りあえず、名刺を…」
みれぃ「アイドル事務所のプロデューサーが、わざわざスカウトに来るなんてただ事じゃないわ。確かに、またとないチャンスね…」
シオン「しかし、私たちの評判はそんな所まで広がっていたのか。感動を通り越してもはや『吃驚仰天』だ」
そふぃ「なんだか夢みたい~」
ドロシー「でもさぁ、なんかこの人危なそうじゃない?デカいし、無愛想だし、目つき悪いし…。絶対怪しいからやめとこうよ!」
レオナ「ドロシー!ダメだよ、そんな事言ったら!プロデューサーさん、ホントにごめんなさい…」
武内P「と、とにかくすぐに決めていただかなくても大丈夫なので、まずは親御さんと相談してみてください」
らぁら「なんだかいまいち状況が飲み込めてないけど・・・取りあえず、ありがとうのかしこまっ!」
武内P「…それでは、私はこれで失礼します。」
武内P(終始圧倒されてしまった…。あれはきっと、次の時代を支えることができるアイドルの原石ですね…)
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みれぃ「それにしてもどうするの、らぁら。一人だけデビューだなんていかないわよ。これは推測でしかないけど、あの人はSoLaMi♡SMILEとDressingPaféの『ユニットとしての噂』を聞いてやってきた。なら、スカウトするときも個人じゃなくて、なるべく『ユニットごと』したいはず」
シオン「それもそうだ。我々個人がどうこうと言うより、ユニットとしてどうなのか。その方向で検討しなければならないだろう。」
ドロシー「じゃあシオンはどうなのさ。こういうのって、だいたいリーダーが決めるものだろ?」
シオン「私は、ドレッシングパフェならば現実のアイドル界でも十二分にやっていけると思う。二人がいいのなら、あのプロデューサーの言ったことを二つ返事で受けるつもりだ」
レオナ「でも、私はどうしたら…」
そふぃ「レオナちゃんなら、きっと大丈夫だよ~。こんなに可愛くて優しいんだから、きっと大丈夫」
らぁら「でも、今は神アイドルグランプリの真っ最中でしょ?」
みれぃ「それはプロデューサーに連絡をしてみて、所属は神アイドルグランプリが終わったらにしてもらえばいいと思うけど。…らぁら。アイドル界は生半な気持ちでは通用しない、それくらい過酷で厳しい世界よ。いくら努力をしても、目が出なければそこで埋もれていくしかない。落とし穴がどこにあるかなんてわかりようもない…。そんな世界で生きていく覚悟が、あなたにはあるの?」
らぁら「…私は、今まで通り3人で、どんな困難にもめげずに立ち向かっていけば、きっと何とかなると思う!」
そふぃ「らぁらちゃん…」
みれぃ「…フフッ、とんでもなかしこまも大概ぷりね…」
らぁら「何か言った?」
みれぃ「いいえ、何でもないわ。でも、まずは神アイドルになるところから始めないと。そこからよ。私たちの、栄光への道は」
ドロシー「おっ、宣戦布告ぅ?」
しおん「我々も負けてはいられない。神アイドルグランプリで優勝するのは、我々DressingPaféだ!」
レオナ「そふぃさん、私たちは負けません!」
…
……
………
そうして、神アイドルグランプリは円満終了。
奇しくも、優勝は第一回神アイドルグランプリ予選と同じく、SoLaMi SMILEとDressingPaféの同率だった。
346プロとはすでに契約が行われており、まもなく2つのユニットは華々しくデビューを飾る予定だ。
>>11の解説
プリパラの本放送で神アイドルグランプリは終了していないため、二組とも優勝したというif展開となっております。
そして行われた初ライブ――。
らぁら「皆さん初めまして!」
みれぃ「私たちがSoLaMi SMILEぷり♡」
そふぃ「イイ子にしてたかしら?」
らぁら「今日は私たちのライブ、楽しんでいってくださーい!」
<「イヤァー!待ってたぁあ!」
<「SoLaMi♡SMILE万歳!」
<「らぁらちゃん結婚じでぇー!」
菜々「むむむ…。また若い人が増えてしまいました…。菜々だって、菜々だってまだまだ負けません!17歳ですから!」
凛「プロデューサー。いい笑顔だね、あの子たち」
武内P「はい。…彼女たちがきっと、この先の『ニュージェネレーション』になっていくのでしょうね」
凛「フフッ…。私たちもまだ負けないよ」
一方、DressingPafé――。
ドロシー「テンションマックスー!ドロシー・ウェストでーす!」
レオナ「テンションリラックス、レオナ・ウェストです」
シオン「今日は我々DressingPaféの初ライブ!イゴ、よろしく」
<「ドレパ待ってたぁ!」
<「シオン様こっちみてぇ!」
<「一家に一台ウエスト姉妹!」
幸子「ボクっ子が増えてしまいましたか…。でもでも、かわいさだったらボクのほうが何百倍も上ですけどねー!」
りーな「エアギター…本腰入れてギターの練習しないと、このままじゃキャラが奪われちゃうかも…!」
なつきち「あいつ、東堂シオンとか言ったか。なかなかロックな精神を感じるな。隣にいるピンクの髪の子からも、なんだかそんな感じがする。りーな!お前ロックなアイドル目指すなら、あいつらに負けねぇよう本気でやれよ!」
りーな「言われなくても分かってるし!」
志貴にゃん「スンスンスン…この匂い、女の子じゃない人がいるー♪俄然興味が湧いてきたかもー♪」
346プロに入った彼女たちの進む道にあるのは一体何なのか。
願わくば、彼女たちの進む先に光があふれていることを祈りたい。
らぁら「かしこまっ!」
つづく
取りあえずここで終わりです。続きを書くつもりではいます。
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