謎のゾンビウィルスに感染した。世紀末モバマスSSです。
全編グロしかないので苦手な方は閲覧注意でよろしくお願いします。
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モバP「おーう、みんなお早う、どうした??今日はみんな朝から機嫌が良いな?何か良い事あったのか??」
卯月「プロデューサーさん!おはようございます!!
あのですね、事務所に来る前に空き家に隠れてる子供を三人見つけまして、捕まえて持ってきたんです!」
凛「隣でみんなで食べてたんだよ、朝からお腹一杯。卯月のおかげだね」
未央「新鮮な人肉なんて久しぶりだしねぇ、しまむー様様ですなぁ」
モバP「おー、そりゃ羨ましいな」
卯月「余りは手足千切り取って残してますので、プロデューサーさんも後で食べてくださいね!!」
モバP「ああ、有り難く頂くよ」
卯月「隣の部屋に置いてますから。
うふふ、でもかな子ちゃんとかがさっき行きましたから、早く行かないと無くなっちゃうかもしれませんよ??」
モバP「そりゃ大変だ。新鮮な子供の肉なんて滅多に食べれないしな、すぐ向かうよ」
卯月「はーい、腿の部分が柔らかくて美味しかったですよー」(ニコニコ)
【隣の部屋】
かな子「あ、プロデューサーさん、おはようございまひゅ」(モグモグ)
智絵里「お、おはようございます」
輝子「お、おはよう。フヒヒ…今日も気持ち良く燻んだ曇天の絶好の地獄日和だな、親友…」
モバP「おう、おはよう。…おいおい、かな子。口に生肉頬張りながら返事するなんて行儀が悪いぞ??
ほら、口の横から血が垂れてるじゃないか…」(フキフキ)
かな子「す、すいませーん、あんまり美味しいのでつい夢中に…」
モバP「まぁ気持ちは、わからんでもないがな…。 どれ、俺も戴こうか…」
モバP「ん、智絵里と輝子は食わないのか??」(ムシャムシャ)
智絵里「わ、私はあまりお肉食べられないので…、このヘシ折った歯をしゃぶってます…。
煙草とか吸ってない子供の歯は飴玉みたいに甘くてとても美味しいんですよ」(えへへ)
輝子「わ、私はみんなが食べ終わった後の死骸の内臓で毒キノコを栽培させて貰うから…。
死骸に生える毒キノコは普通の人なら食べただけで死ぬけど、ゾンビなら平気だし…。 し、知ってる??
毒キノコって旨味成分は食べれるキノコより数倍強いんだよ…?? ホントにゾンビになって良かったと思うよ……」
モバP「そうかそうか、生えたら俺にもたべさせてくれよな、
俺は脳に生えたヤツが食べたいな」
輝子「フヒヒ…流石親友、グルメだな…。 分かった、取っておくよ…」
きらり「にょわー!☆おはーしゃー!!☆」
杏「おはよー…」
モバP「おっ、きらり、杏おはよう、悪いな杏、毎朝きらりを運んでくれて」
杏「いや、良いよ…、這って進めるとはいえ、上半身しか無いんじゃどんどん削れていっちゃうしね…」
きらり「うーっ…杏ちゃん、何時も悪いにぃ…」
杏「別にいいよ。この身体になって何かやたらと怪力になったし、別に嫌じゃないしね…。
それに、泣いて嫌がるきらりをゾンビにしたのは杏なんだし、責任は取らないとさ…」
きらり「別に良いよぉ?☆もう気にしてないにぃ☆ それに身体が半分になってみんなよりちっちゃく可愛ーくなって、
きらりとーってもハピハピ☆だよぉ??」
モバP「自分の好きな人ほど食べたくなるんだよなぁ、んで、食べた端から感染してゾンビになる悪循環…懐かしいなぁ」
(ガチャ)
卯月「あれ??みんなお揃いですね!!」
凛「昔の話してるの??懐かしいね…」
未央「あれからもう大分経ちましたからなぁ…私達ゾンビになっちゃったから歳とらないし、時間の感覚とかもう無いけど」
智絵里「最初に感染したのは卯月ちゃんでしたっけ?? 震え始めて様子が変だ、と思ったら急に凛ちゃんの首筋に食らいついて…」
凛「そうそう、あの時は痛かったし大変だったよ…」
卯月「えへへ…ごめんなさい、凛ちゃんがなんだかとても美味しそうに見えて…」
かな子「その後、未央ちゃんに襲いかかって来る卯月ちゃんをみんなで泣き喚きながら抑え付けてる所に凛ちゃんが起き上がって…」
杏「奈緒と加蓮に襲いかかったんだよねぇ」
モバP「そこからはもうパンデミックだったよなぁ…、一時は早苗さんとか木場さんとかの武力高い人がバリケードを築いて
一月くらい抵抗してたけど……」
卯月「仁奈ちゃんとかみりあちゃん達がゾンビになって這い寄ってくるのを見て、
膝から崩れ落ちて抵抗しなくなったんですよね!!」
未央「アレで大分楽になったよねぇ。作戦勝ちだったなぁww」
モバP「それで残りのアイドル達と俺が追い込まれて囲まれて万事休す、って所で俺が飛び出して囮になったんだよなぁ」
凛「アレで数人逃しちゃったんだよね」
杏「ほとんどゾンビ全員プロデューサーを追っ掛けてたもんね…、全くどんだけ食べたかったのさ…」
きらり「んでも、杏ちゃんも追っ掛けてたにぃ?☆」
杏「うっ、それはそうだけど……」
智絵里「それが一昨日の事でしたよね」
モバP「最後は壮絶だったよなぁ…。 逃げ場のない屋上でお前らに囲まれて、
四方八方から喰い千切られて…、お陰でもうほとんど身体が残ってないわ」
ホネP「ゾンビと言うよりスケルトンだぞ、俺」
かな子「ご、ごめんなさい、つい食べすぎちゃって…」
卯月「プロデューサーのお肉、とても美味しかったです!!」
ホネP「まあ、100人以上のアイドルから好かれてたって証明だから、
プロデューサー冥利には尽きるけどな………おっ、メールだ」
凛「メール?誰から??」
ホネP「生き残ったアイドル達だな、俺が逃げのびてまだココに隠れてるって信じてて、
無事逃れた仲間を集めて助けに来るそうだ」
杏「あんなゾンビの集団に囲まれて助かるわけないのにねぇ…、シュワちゃんでも無理だよ、きっと」
ホネP「まぁ、俺がそう信じるように仕向けたメール送ったんだけどな??
ゾンビになっても知性がある事知らないみたいで、面白いように引っ掛かってくれたよ」
未央「それじゃコレから待ち伏せでもしよっか!!」
智絵里「逃げてる娘たちもゾンビになれば隠れ家とかいろいろわかりますしね!!」
凛「向こうからやってくる大量の新鮮な人肉…まぁ、悪く無いかな」(ジュルリ)
かな子「もう一杯たべても太らないし、幸せだなぁ…」
きらり「これでみんなみーんな、仲間だにぃ☆」
ホネP「ああ、みんなゾンビになれば永遠に死なないし、ずーっと一緒に居れる。素晴らしい事だな」
卯月「そうですね、ずっと、ずっと一緒ですよね!!」
【終】
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