少女「お前がパパになるんだよ!」 男「110番」 (17)

ファンファンファン……

婦警「またキミか」

少女「てへ☆」

婦警「いい加減にしなさい。お兄さん困ってるでしょ」

少女「こんな可愛い子にエッチ迫られて通報する方がおかしいっしょ!」

男「そろそろ精神病棟にぶち込んで下さい」

少女「うるせー!ちんちん出せやー!」

男「うお!?」

婦警「確保ー!」

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三日後


男「………」

少女「来ちゃった」

男「」ピッピッ

少女「待って!まだ何もしてないよ!?」

男「不法侵入」

少女「違うの!猫ちゃんがお腹すかせてたからご飯をあげようと思って」

猫「フシャーッ!!」

男「めっちゃ威嚇してる」

少女「チッ……畜生の癖に……」

猫「バフベロハギャベバブジョハバ!!!」

シュバババババババッ!!

少女「オギャー!!」

男「猫選手。怒濤のラッシュラッシュラッシュ」

少女「た、助けてー!」

少女「酷い目にあった……」

男「お前、いつまで家に来る気?」

少女「処女貰ってくれるまで」

男「一生かよ……参ったな」

少女「一生貰わない気!?」

男「ったりめーだろ」

少女「なんでさー!」

男「前にも言っただろ。俺は男の子にしか興味ないの」

少女「ショタコンは犯罪ですよ」

男「ロリコンもだろうが」

少女「お兄さんは何で男の子が好きなの?」

男「さあな。気付いたら女より魅力的に見えてた」

少女「うわぁ」

男「引くぐらいなら付き纏うなよ」

少女「やーだよ。好きだもん」

男「そうかい。ほら、暗くなる前に帰れ」

少女「今日は帰りたくないの」

男「帰れ」

ーーーーーー

少女「ただいまー」

シーン……

少女「……」

ザーッ

男(急に降るとか無しだろ……ん?)

少女「あ、お兄さん」

男「また来たのか」

少女「えへへ。 へ、へくちっ!」

男「こんな雨なのに外で待ってるからだ……仕方ねぇ、中入れ」

少女「わーい……お邪魔しま」

ビターン!

男「!?」

少女「あは、い、いた~い……」

男「お前……風邪ひいてんのか!?」

少女「うんー……そう、かも……」

男「いつからここにいた!」

少女「二時間……ぐらい…?」

男「!ーーこの馬鹿!!」


ーーーーーー


パチリ

少女「……」

男「起きたか」

少女「あれ、お兄さん…?」

男「気分は?」

少女「えっと……ちょっと苦しい」

男「そうか」

少女「……看病してくれたの?」

男「倒れた病人を玄関に放置しとけるか」

少女「優しいー」

男「テメェ……」

少女「ありがとう……」

男「………黙って横になってろ」

男「お粥。食えるか?」

少女「あーん」

男「自分で食え」

少女「ちぇー」

男「……」ピッピッ 

プルルル……プルルル……

男「……」

少女「無駄だよ。誰もいないもん」

男「……」

少女「前も言ったじゃん。あそこはただの無料ホテルだって」

男「良いのか、それで」

少女「良いもなにも、いないんだもん。はい、ごちそーさま」

男「……薬取ってくる」

少女「……ねぇ、私じゃダメ?」

男「は?」

少女「冗談抜き。本気で好き」

男「…………」

少女「………」

男「……何で、俺なんだ」

少女「お兄さんだから」

男「なんだそれ」

少女「ごめん。それしか思い付かない」

男「………」

少女「……あはは、やっぱダメ」

チュッ

少女「……へ?」

男「今はこれが精一杯。捕まりたくないから、後は大人になってからな」

少女「ー!」

ガバッ!!

男「うお!?」

少女「お兄さん大好き!!」

男「ああもう、わかったから大人しくしてろ!」

少女「はーい。あ、そういえば一つ忘れてた」ペラッ

男「おい、なんでスカート捲って」

モッコリ

男「………え?」

少年「実は私、男なんだ」


おわり

男「待て待て『おわり』じゃないから」

少年「えー、せっかく良い感じだったのに」

男「どこがだ。つか、どうなってんだそれ」

少年「なにが?」

男「なにがじゃねぇ。なんでいきなりソレが付いてんだ。さっきまでなかっただろ」

少年「……チッ」

男「舌打ち」

少年「もー。男の子が好きって言うから頑張ったに」

男「……なに言ってんだ?」

少年「つまり、こう言うこと……んっ」

スゥゥ……

少女「ふぅ……」

男「は……え……え?」

少女「私、性別を変えられるの」

男「性別を……変えられるって」

少女「昔からこんな体質なの。ただ、ちんちん生やすのはすっごい体力使うから普段は女の子で生活してるの」

男「ああ、つまりお前それで倒れたと」

少女「せいかーい」

男「何してんだよ……」

少女「………気持ち悪い?」

男「別に。驚きはしたけど」

少女「そっか……えへへ」

男「つか、そんなあっさりバラしていいのか?」

少女「うん。お兄さんなら受け入れてくれると思ったから」

男「随分信頼してくれるな」

少女「だって大好きだもん」

少女「あ、しまった」

男「どうした?」

少女「せっかく生やしたのにお兄さんとエッチする前に戻しちゃった」

男「あー……確かにそれは惜しかった」

少女「うわ、お兄さんが乗り気だ」

男「ショタコンだからな」

少女「むぅ……わかった。連続して生やしたことないけどやって」

男「やめろ。それやると疲れるんだろ?」

少女「でも、せっかく恋人になれたのに」

男「無理されると迷惑だ。寝てろ」

少女「はーい……」

男(………もしかして、コイツの親が帰ってこないのは)

少女「お兄さん。リンゴ食べたい」

男「無い」

少女「じゃあお兄さんのソーセージ」

男「黙れ」

続きは思い付いたら

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