【安価】バグで戦う物語 (67)
世界は普通に滞りなく動いている。
災害や犯罪が起こってなおも、それは自然の姿だ。
目を覚ましたあなたは、この世界にバグを呼び寄せることができる。
超能力のようなもの、と言うとわかりやすいだろうか。
もっとも、世に出ているそれらは偽物であり、あなたは本当の超能力者の1人目になる。
>>2-4
主人公となる人物の
名前、特徴、性別、その他
ここから選びます
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478703276
名前:レイナ・ロールウェル
性別:女
特徴:ロリ爆乳・臆病で大人しい
一色真理 (いっしき まり)
女
無口気味
目立つ原因不明の白い髪
臆病で大人しい
「まこと」でもいいけど「まり」で。
一色真理のバグ>>6-8
ランダムで制御不能の瞬間移動
彼女の名は一色真理。普通なら女子高生になる歳だった。
髪の3分の1が白くなっており、普段は整った顔つきが勿体無いほどの暗い表情をしていた。
彼女は今、眠っていた。
真理「んん…寝てた…。ん?」
ベッドから体を起こした真理は枕元の紙に気がついた。
真理「こんなの置いたっけ。いや、置いてないよね」
真理「何か書いてある…」
紙に書いてある内容を確かめる。バグ、超能力などとよく聞く言葉が並んでいたが、内容や状況からは非日常的なものを感じていた。
真理「こういうのってさ」
割と嫌いじゃない、そう思った次の瞬間に真理は理解した。バグの存在について。自分のバグの性質について。
ユニークな能力だと真理は思った。
真理「本当にできるのか試したいよね」
臆病ではあるが、好奇心もそれに負けない程には持ち合わせているようだ。
真理「3つ能力があるみたいだけど、まずは…」
>>11(能力)で>>12(行動)する
失ったものを半分取り戻す
昨日落とした財布を取り戻してみる
真理「そうだ。昨日、財布落としたんだ。半分は戻るのかな…」
テーブルに向かって右手をかざす。身体中に力が駆け巡るのを感じる。
真理「すごい…!」
音はなく、気がつけばそこに財布があった。
この時、真理は自分の力に確信を持った。
真理「でもやっぱり、半分なんだよね。お札も半分か~…。そうだ、体を透明にしてみよう」
右手を胸にかざす。再び力の巡りを感じ、気がつけば体が透明になっていた。
透明状態で>>16(行動)する
服を脱ぐ
身につけていた物も透明になっているのを確認し、服を脱いだ。床に落ちた服は見ることができ、手に取った物は任意で透明化できることがわかった。
真理「身につけた服とかは透明化しちゃうんだね」
真理は最後のバグ、瞬間移動を試すために額の中心に手をかざす。例のごとく力の流れを感じ、元いた部屋から消えた。
その頃、とある廃墟ではホームレスの男が今晩の寝床を探していた。仕事も金もなく、結婚もしていない。
擦り切れたスーツを着て、髭は生えっぱなし。不潔を絵に描いたような存在だった。
キャラ安価>>20-21から
名前や年齢、特徴など
条件
男
社会人
ノワール鷹
31
国際指名手配犯
河間口 金二(がまぐち きんじ)
40歳
身体中にイボだらけ
指名手配犯
男の名は河間口金二。エラの張った魚面をしていた。
寝床を見つけ、支度をする。
河間口「こりゃ今晩も飯抜きだな」
見た目とは裏腹に温厚な性格をしていた。
河間口は空っぽになった腹を抱え、浅い眠りについた。
眠りについた河間口の枕元には、真理のものと同じ紙があった。
翌朝、目を覚ました河間口が手紙に目をやる。
河間口「イタズラか…?おじさん、こういうの苦手だから、どこかで見てるんだったらやめてくれよ」
半信半疑ではあるが、頭の中に自分の持つバグの性質がわかる。
河間口のバグ>>24-25
空中浮翌遊バグ
右手の先に力を感じる。使えると確信し行使した。
持っていた手紙が崩れ去った。
河間口「やっぱり…!じゃあ浮遊も…!?」
身体が軽くなる。床から足が離れ、思ったように浮遊できるのを確認した。
河間口「すごい!自由に飛べて、物を壊せるッ!」
河間口は喜ぶ。恐怖や疑問を感じるよりも先に。
河間口は指名手配犯だ。人を殺め、警察には顔が割れている。
その時に新たな志を持ったが、やはり思うように行動ができずに落ちぶれてしまったのだ。
河間口の行動>>28
とりあえずは普段通りに生活する
河間口は考えた。この力を使うことでこの生活を覆すことができるのではないかと。
河間口「まだだ。今じゃないよな」
何か決心をし、普段通りの生活に戻る。
河間口「まずは朝飯の調達からだな…」
廃墟から出た河間口は、朝日の光に消えていった。
キャラ安価>>30-31
名前、性別、特徴など
アリス
女
二重人格でそれぞれ別のバグがある
>>32-33
でお願いします
ジョン・スミス、男、盲目
>>34にしますね
街の人混みの中に、老人の座った車椅子を押す少女がいた。
老人の名はジョン・スミス。背が曲がり車椅子に座っていても大柄だというのがわかる。
盲目で、不細工な目がデザインされたアイマスクをつけている。
アリス「お義父さん、もうすぐだからね」
車椅子を押す少女の名はアリス。ジョンの養子だ。
肌は白く透き通っていて、おっとりした性格だ。
アリスには人格が2つある。見た目による変化は目つきが鋭くなるくらいしかないので、他人が見ても判断は難しい。
この2人もバグの力を有していた。
アリスのバグ>>39-40
ジョンのバグ>>41
人の夢の中を自由に行き来できる
人の人格を切り替える
アリス「お義父さん。多分だけど…」
ジョン「そうか…。逃げられそうかのう?」
この2人、家を出た時点で何者かに後をつけられていた。
アリス「ちょっとスピード上げるよ!」
ジョン「き、気をつけるんじゃよ」
アリスが早歩きで車椅子を押す。アリスはまだ15歳で、その小さな体で押してもさほどスピードは出ない。
アリス「お義父さん、このままじゃスピード出ないよ!バグ使って!」
ジョン「アレ使うのか。わかったよ」
2人は人混みに消えて行く。この街はまだ正常だ。
朝の住宅街に2人の男がいた。
彼らは一軒の家を見張っていた。
キャラ安価
>>45-46
条件
男
多岐川 龍
優男
三鷹「おい、多岐川!」
多岐川「なんすか三鷹さん」
三鷹「今何時だ?そろそろ行った方がいいんじゃねえか?」
多岐川「まだ朝の5時ですよ。さすがにまだ寝てますよ」
三鷹「いや、面倒くせえ。俺はもう行くぞ!」
多岐川「ちょ、さすがにマズイですよ!落ち着いて!」
三鷹仁、38歳。多岐川龍、29歳。
この2人は大手広告会社の社員だ。上司と部下という関係にあたる。三鷹は持ち前のワイルドな性格から業績を伸ばし、昇進した。多岐川は普段は頼りにならないが、「やる時はやる男」である。
この2人もバグの力を有していた。
三鷹「すぐそこにいるってのによ~!」
多岐川「そもそも三鷹さんのバグって信用できるんですか…?」
三鷹「当たり前だ。じゃなけりゃお前のことわからんかっただろーが」
多岐川のバグ>>49
姿を9割変えることができる
多岐川「そう言えば確かに」
三鷹「最初はお前だってわからんかったけどな!」
多岐川「そりゃそうですよ。誰だって変身できるって言われたら試しますよ~」
三鷹「だからって事務の石野ちゃんに化けるのは無えだろ。美人だからってよ」
この2人が勤務する会社はいわゆるブラック企業だ。本社のビルは夜中になっても照明が消えることはなく、現代の身近な戦場とまで言われている。
2人は仮眠をとり、起きるとバグを有していた。多岐川は姿を9割変えることができ、行使中に三鷹に発見された。
三鷹は近くのバグ所有者の場所を感知するバグを持っている。
そして、2人は他のバグ所有者と情報を共有すべく朝方の住宅街を歩き回っていて、ついに見つけることができたのだ。
三鷹「おい、多岐川。もう3時間も待ったんだ。そろそろいい頃じゃねーか?」
多岐川「そうですね、もう8時くらいですし…。あ、その前にコンビニ行ってきていいっすかね?朝飯買ってきますよ」
三鷹「そうだな。頼むわ。あ、コーヒーも頼むわ」
多岐川「ブラックでいいっすかね。俺らブラック大好きですからね。へへへっ」
多岐川は逃げるようにコンビニへ向かう。正直、疲れきっていた。
多岐川「近くにあってよかったねー、と」
多岐川がコンビニに着いたその時
三鷹「おっ、誰か出てきたな。車椅子の老人と娘か…。警戒されないといいが、相手が相手だ。様子見るかね」
多岐川「あー、面倒くせーなー。バグだの何だのって言われても課長も持ってるとか希少価値感じないよな」
「あなた、バグ持ってるんですか?」
多岐川「ん、俺?……え」
声の方に振り向くが、誰もいない。
多岐川「なんだ…空耳か」
「…違いますよ。それより、バグって不思議な力のことですよね?あなたのはどんなものですか」
誰もいない空間から若い女の声が聞こえる。
多岐川「何もないところから声が…?それにバグだと言ったってことはッ」
「悪いな」
何かを強く殴る音が聞こえ、それが自分の体から出た音だと気がついた頃にはもう手遅れで
多岐川「なんなんだ…よ……」
多岐川の意識は途切れた。
都市部から近い商店街で黒のランドセルを背負った小学生の男児が走っていた。
キャラ安価>>56
条件
小学生男子
水無月 悠(みなづき はるか)
自分が弱いからこそ、他の弱い者に対しても優しい気持ちを持つ男の娘
水無月悠は思う。
周りの男子は声代わりが始まっている者もいるのに、自分の容姿や声、名前はなんて女の子っぽいのだろうと。
成長するにつれて男らしくなることは自分にもあるのだろうか、と。
悠「はあ、はあっ…!」
水無月悠は走る。
走るのをやめれば死ぬのだから。奴に捕まれば殺されるのだから。
彼は逃げていた。今朝、家を出てから何者かに命を狙われていた。商店街まで来れば大人がいると思っていたが、それも浅はかな考えだったようだ。
逃げた先にいたのは大人ではなく同級生。同じクラスの藤島 雪乃(ふじしま ゆきの)だった。
悠「雪乃ちゃん…?!」
何から話すか、そもそも話さない方がいいのか迷った。
数十メートル後ろから、狩りを楽しむような目をした大人が命を狙ってくることを話したところで、信じてもらえるのだろうか。
雪乃「…誰かと思ったら悠ね。どうしたの、そんなに慌てて。んふふ、もしかしてまた私にイジメられるって思ってるの?」
悠は悔いた。雪乃を置いて逃げると必ず奴は殺す。雪乃を置き去りにして逃げられるほど強くないことをひどく感じた。
なんとか対抗する手段はある。だが、使いこなせるか、そもそも真実なのかもわからない。
悠「……雪乃ちゃん、下がってて。いや、もう逃げた方がいいね」
雪乃「は?何、急に。頭おかしくなったんじゃないの?」
「見つけた」
悠「ッ?!ぼ、僕だって…!」
キャラ安価>>60-61から
悠のバグ>>63
烏丸 美羽 からすま みう
妖しい色気を持っている
キャラ安価なら
日影 草二(ヒカゲ ソウジ)
男
中学生、ロリコン
バグ安価なら
時間差バグ(投げたモノがその場に停止し、数秒遅れで発射される)
10年後の自分と入れ替わる
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