※シンデレラガールズ×sideMのクロスオーバーです。
※ほんの少し恋愛的描写含みますが、基本ダベってるだけです。
※デレステのカード[つぼみ]一ノ瀬志希のセリフの一部を引用しています。
※このSSを読み、気分を害しても>>1は一切責任を取りませんのでご了承ください。
上記のことを納得できる人のみ、お進みください。
315プロ 休憩スペース
伊瀬谷四季「なんで、ここにいるんすか?」
一之瀬志希「ん~なんとなく?」
四季「相変わらずスーパー適当っすね~」
志希「それ褒め言葉?」
四季「褒めてはないっすww」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1478354785
四季「いいんすか?346プロのアイドルが315プロの事務所にいて」
志希「にゃはは。大丈夫だよ~バレなければ」
四季「もしバレたら?」
志希「キミってそういうこと気にするんだね~」
四季「気にしないアイドルはいないと思うっすよ~?男女だし」
志希「もしバレたら「たまたま通りかかりました~」とか、
「仕事の打ち合わせで来ました~」とか、誤魔化せばいいんだよ~」
四季「・・・あ~、もういいいっす!しきにゃんに常識が通じるわけないっすもんね!」ヤケクソ
志希「それ褒め言葉?」
四季「だから褒めてはないっすww」
志希「そういえばさ~、初めて会ったのいつだっけ?」
四季「唐突っすね・・・もう結構経つんじゃないっすか?一年くらい?」
志希「そんなもんかな~クイズ番組の司会を一緒にやったときだったよね~」
四季「しきにゃんを初めて知ったときはマジ驚いたっすよ!まさか同じ名前の女の子がアイドルやってたなんて」
志希「たしか、あたしが、しきにゃんって呼ばれてるからキミはしきわんってどう?って言ったんだよね!」
四季「そうっすよ!おかげ、あれからオレ犬属性があるとか言われてるんすよ~!?」
志希「いいじゃ~ん、アイドル的には属性が増えるのは良いことだよ~♪」
四季「・・・そういや、オレが言うのもなんすけど、結構ハイパーぶっ飛んだアドリブぶっ込んでったすよね?」
志希「あれ、そうだっけ?」
四季「まさか、オレがフォローに回る日が来るなんて思わなかったっすよ!謝罪をよーきゅーするっす!」
志希「にゃはははは、聞こえないーい♪」
四季「う~頭のネジ飛び過ぎっすよ・・・」
志希「それにしても、まさかキミ一人だけとは意外だね~他のハイジョはどしたの?」
四季「みんな事務所のお菓子の買い出しに行ってるっす」
志希「あれあれ~?キミは行かなくていいのかにゃ~?」ズイ
四季(ち、近いっす・・・!///)
四季「えっと・・・お恥ずかしながら、風邪気味で、ジュンっち達から、
とにかく今日はじっとしてること!って言われてるんすよ・・・」コホンコホン
志希「あ~、以前会ったときより、元気がないと思ったらそういうこと」
四季「あ~あ、インフルエンザの予防接種を受けたばかりなんすけどね~」
志希「にゃはははははははは!風邪とインフルエンザは関係ないよ~!」
四季「し、知ってるっすよ!風邪とインフルエンザは別物ってことくらい!」
志希「ふ~ん。どう別物なのかは知ってる~?」
四季「たしか・・・インフルエンザはインフルエンザウイルスにより発症して、
高熱の他にも関節痛とか筋肉痛とかが起こるんすよね?」
志希「ザッツライト♪あと、全身倦怠感、食欲不振とかの「全身症状」が強く現れるね。
ちなみに、風邪は、くしゃみ、喉の痛み、咳とかの「上気道症状」ね~」
四季「全身か~怖いっすね・・・」
志希「そこが、風邪とインフルエンザの最大の違いかにゃ~?
あとは、風邪は「微熱」とかあるけど、インフルエンザは「高熱」しかないってこと。
そして、発症するのは冬季限定ね」
四季「風邪は夏風邪とかあるっすもんね」
志希「そゆこと♪」
志希「ちなみに、インフルエンザウイルスは、どうやって全身に行き渡るか知ってる?」
四季「へ?外から取り込まれるんじゃないんすか?うつるっていうか」
志希「それだけじゃ不十分だね~ウイルスは一個やそこらじゃ非力なんだよ」
四季「じゃあ、分裂とかするんすか?」
志希「大体あってるけど、実はね、ウイルス自体には分裂する手段が無いんだよ」
四季「え?ならどうやって・・・」
志希「う~ん、それについては酵素から話さないとダメかにゃ~」
四季「酵素?なんかテレビで体に良いって聞いたことあるような・・・」
志希「ブッブー。それは勘違~い。外から摂取できる栄養素じゃないんだよ~
酵素は栄養素じゃなくて、体の中で作られるタンパク質の一種なのだ~」
四季「え!?そうなんすか!?」
志希「にゃはは、そうなんすよ~。酵素は人間の体の全ての活動に関わっているの。
人間の体は細胞によって全て作られてるのは常識だよね?その数なんと60兆個!
手も足も頭も心臓も、ぜーんぶ、細胞は1つの細胞のコピーなんだよね~
でも、体の部位や組織を作るため、様々な細胞が存在する」
四季「・・・心筋細胞とか、すか?」
志希「その通り。身体の場所ごとに細胞の中で何が作られるかが決まっているから、
同じ細胞であっても違う働きをすることができるのだ~
んで、この細胞の働きを決めているのがDNAで、DNAの中にある遺伝子から作られる酵素ってわけ」
四季「DNAって遺伝子のことっすよね?」
志希「惜しいね~、正確には遺伝子の集合体のことを指すんだ。そして、遺伝子というのは
DNAの中の一つ一つの細かいパーツごとの設計図のことを指すの。
そして、それぞれの遺伝子から作られる物質の中で、とても重要な働きをするのが酵素。
酵素っていうのは触媒なんだ。生命活動のあらゆる化学反応を仲介する役割なんだよね。
生命は、体内でおこる様々な化学反応で保たれている。消化・吸収・循環といった体を維持するための活動や、
見る・聞く・歩くといった行動、思考や神経の働きも、生命活動は色々な成分が化学反応を起こした結果というわけ~。
そして、化学反応を仲介する道具のような役割を触媒といい、この触媒こそが酵素の役割なのであ~る」
四季「その酵素とインフルエンザと何の関係が?」
志希「慌てない慌てなーい。ここからだよ~。
さっき、ウイルス自体には分裂する力が無いって、話したよね?
そこで、ウイルスは細胞のシステムを利用しちゃうの。
空気中に漂い、呼吸によって取り込まれたウイルスは、まず喉の上皮細胞と結合する」
四季「それって細胞の中に入るってことっすか?」
志希「そう。ウイルスの表面にあるヘマグルチニンが上皮細胞にあるシアル酸という糖を認識・・・
簡単に言うと、ヘマグルチニンは細胞の扉を開けるカギで、シアル酸はカギ穴ってわけ。
そして、細胞内に侵入したウイルスは、ウイルス自身の遺伝子を送り込むの。
その遺伝子は細胞の核、つまりDNAの合成体へと運ばれる」
四季「遺伝子をDNAに・・・」
志希「はいここで復習~♪さっき言った酵素の働きを述べよ!」
四季「・・・身体の化学反応を仲介する触媒っす!」
志希「せいか~い♪そして、ウイルスの遺伝子にも酵素はあるんだ。
その酵素の働きにより、核は間違えてウイルスの遺伝子を大量に作りだしちゃう!」
四季「げ!?」
志希「そして、感染細胞はウイルス生産工場へと化してゆくのだ~!作られる数は細胞一つにつき1000個!」
四季「うわ~・・・」
志希「そして、工場により出荷されたウイルスは、また工場にする細胞を見つけては、感染する。
あとはこの繰り返しで~結果ほんの1個のウイルスから24時間後には約100万個ものウイルスが複製される!」
四季「まるでハッカーっすね・・・」
志希「にゃはは、面白いメカニズムでしょ~?これからの季節、要注意だね~」
四季「は~、さすがしきにゃん・・・化学に関しちゃマジ敵なしっすね!」
志希「しきわんは、ちゃんとリアクションしてくれるから説明し甲斐があるね~♪
なんか、本当に犬っぽいよ、しきわん♪」
四季「どういう意味っすかそれ~!」
志希「ん~、でもこれくらいなら、医大とかで普通に習うんじゃないかな?」
四季「もうすでに、医大レベルの知識を持ってるのが激ヤバなんすよ・・・」
志希「わたくし、留学&飛び級して身ですので~♪」
四季「あー、そういえばそうっすね」
志希「んで、つまんないからこっちに帰ってきちゃった~」
四季「そして、今ではアイドルっすか。とんでもない経歴っすね~」
志希「・・・ねえ、しきわんの高校生活ってどんな感じ?」
四季「へ?どんな感じって、普通っすよ。アイドルをやってることを除けば」
志希「最近、なにかあった?」
四季「いや、特に無いっすよ。毎日勉強して、クラスメイトとダベって、バンドやって」
志希「・・・・・・」
四季「たまに、ゲーセン行ったりカラオケ行ったり、ファミレス行ったり・・・」
志希「・・・・・・」
四季「学祭の準備で女子に「ちょっと男子~」って怒られたりもするっすww
あ!、そういえばこの間、ハヤトっちと李衣菜ちゃんが一緒に歩いてたの見たんす!」
志希「・・・・・・」
四季「他校の女子と制服デートっすか~って言ったら、二人共、顔を赤くしてガチ否定してたっすよ~」ケラケラ
志希「・・・・・・」
四季「いや~、ああいうのを青春って言うんすね♪」
志希「・・・そっか」
四季「へ?」
志希「いや~、青春を謳歌してるなって思って」
四季「何言ってんすか。しきにゃんだって」
志希「・・・あたしは、学生生活、ぜんぶ留学と飛び級で、すっ飛ばしちゃったから」
四季「あ・・・」
志希「青春、ショートカットしちゃったんだよね」
四季「ご、ごめんっす!無神経で・・・」
志希「いいよいいよ~しきにゃん気にしてなーい♪」
四季「・・・・・・」
志希「でもね、最近、事務所の同世代の女の子の話を聞くと思うんだ、
そういう普通の学生生活のなかの、憧れとか、悩みとか、
何かを目指す気持ちって、あたしには、分からない。
分からないけど、すごく大切な気がするって、ね。
知らないうちに大事なものを忘れてきちゃったのかも」
四季「・・・・・・」
志希「だからキミたちが羨ましい。
青春も、アイドルも共感できる仲間と充実できてるキミたちが」
四季「・・・・・・」
志希「なーんて、あたしらしくないかにゃ?にゃはははは!」
四季「・・・大丈夫っすよ」
志希「ほえ?」
四季「まだ、これからっすよ!」
志希「でも、あたしは」
四季「オレが、しきにゃんの青春を作るっす!」
志希「・・・・?」
四季「一緒のことをやればいいんすよ!」
四季「学校は違っても、一緒のことはできるっす!
ファミレスに行ったり、カラオケ行ったり、ゲーセン行ったり!
あ、ときどき、学校の課題とか手伝ってくれるとありがたいんすけど・・・」
志希「・・・・・・」
四季「だから、また来てほしいっす!一緒に青春をハイパーエンジョイするっすよ!
サイコーにメガ盛りマックスアゲアゲな日々にウェルカムっす!!」ニカ
志希「しきわん・・・」
志希「それって、お互いアイドルだから、時間合わすの難しいよね?」
四季「ぐ・・・そ、それは、なんとか時間が合う日にでも・・・」
志希「それに、ハイジョとの付き合いはいいの?」
四季「い、一緒に行動すればいいっす!人数が多い方が楽しいっすから!」
志希「あとさ、それって別に、あたしの事務所の子とできるよね?」
四季「うぐ・・・!」グサ
志希「ハイジョである必要ないよね?」
四季「ぐおお・・・・!!」ゲキリュウソウ
四季「そ、そうっすね~・・・オレである必要ないっすね~・・・」ズーン
志希「にゃはは。そうだね~♪」
四季「マ、マジでハズいっす~・・・」
志希「・・・でも、気持ちは受け取った!」
四季「・・・」
志希「ありがと♪」ニコ
四季「・・・ど、どういたしましてっす///」
志希「さてと、じゃあ帰ろっか~。そろそろ仕事の時間だしね~」
四季「え?帰るんすか?」
志希「じゃあね~♪」スタコラサッサ
四季「ほ、本当にフリーダムっすね~・・・」
四季「・・・・・・」
四季「バイバイシューっす、しきにゃん」
346プロ 志希の部署
志希「ただいま~♪」
志希P「おう。帰ってきたか」
志希「待った?」
志希P「いや、そろそろ戻る頃だと思った」
志希「さすが、動じないね~」
志希P「いちいち動じてたら、お前のプロデューサーは務まらんさ」
志希「うんうん。そのとーりだと思う♪」
志希P「また、315プロに行ったのか?」
志希「そーだよ~」
志希P「しきわん目当て、か?」ニヤ
志希「・・・さあ?どうだかにゃ?」
志希P「週刊誌には載るなよ~?」
志希「にゃはは!なに言ってるの?」
志希P「なんでもないよ。さて、行きますか~」ガタ
志希「らじゃー」
志希「・・・・・・・」
『オレが、しきにゃんの青春を作るっす!』
志希「・・・・・・・・・・」
志希「・・・・・にゃはは♪」
志希「また会おうね、しきわん♪」
おわり
以上です。
初しきしきコンビSSでしたが、いかがでしたでしょうか?
某、W橘の人の足元にも及ばない駄文ですが、どうか暇つぶしにさえなればと思います・・・
SSにもありましたが、皆さん、これからの季節、インフルエンザにはご注意を。
アイマスのボーイミーツガールはもっと流行るべき!!!
すみません・・・sage sagaを入れ忘れてたの、今気づきました・・・
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