ありす「いたずらとおかしのゆめ」 (19)

デレマスなんですよ
多分間に合ったということでいいと思います
間に合ったということでお願いします

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フレデリカ「志希にゃん志希にゃん! とりーっくおあ~……とりーとめんとー♪」ワシャワシャワシャワシャ

志希「やーん髪がさらさら~」

フレデリカ「あっこれバターだった。トリックの方ってことでいっかー!」

志希「やーん志希ちゃん食べられちゃう~」




ありす「という夢を見ました」

唯「あははっ、なにそれちょー面白ーい☆」



ありす「唯さんはあんまり不思議に思わないんですね」

唯「だって夢ってそんなもんじゃん? 唯だってちなったんとこ飛んでく夢とか見るしー」

ありす「ちなったんというのは千夏さんですよね」

唯「そーそー、ピューって飛んでくの!」

ありす「ピューって」

唯「ピューって☆ あーあ、ホントに飛んでけたら楽しいのになー」

ありす「そういえばその服はどうしたんですか?」

唯「あ、これ? ハロウィンだからコスプレだよー。せ、セイレーン? だっけ。袖が羽根みたいでカワイイっしょー」

ありす「えっと……歌声で船を惑わせて人を食べてしまうんでしたっけ」

唯「まじー? 食べはしないけどみんな唯の歌で喜んでくれたらうれちーなー♪」

ありす「ライブでもいつも盛り上がってて、その……かっこいいと思います」

唯「まじまじー?! ちょーうれちーよアリガトー♪」ギュッ

ありす「あう、や、やめてください……」


唯「ねーねー、ところでありすちゃんはコスプレしないの?」

ありす「橘です。私はそういう子供っぽいのは……」

唯「えー? せっかくだしやろーよー。衣装も用意してあるよー?」

ありす「なんでですか!」

唯「文香ちゃんのリクエストだよー」

ありす「え、う、文香さんが?」

唯「ささ、ほら着替えちゃおうよー☆ 手伝ったげるから♪」グイグイ

ありす「あ、あの、一人で着替えられますから!」

唯「いいからいいからー♪」


ありす「うう……なんでこんな目に」ニャーン

唯「うんうん、にゃんこ似合ってるよー」

ありす「嬉しくないです……」

唯「そんなこと言わないでー☆ ほら、お決まりのセリフ!」

ありす「え、と、トリックオアトリート」

唯「よく出来ましたー! はい、飴ちゃんあーげる☆ ありすちゃんにはいちご味♪」

ありす「あ、ありがとうございます……」


唯「それじゃ、唯もちなったんにトリックしたりトリートしたりしてこよーっと。じゃーねー☆」フリフリ


ガチャッ


周子「おっと」

唯「わ、周子ちゃんゴメーン! じゃーねー!」ブンブン

周子「いってらっしゃーい……お、ありすちゃんもハロウィンモードかー」フリフリ

ありす「橘です。周子さんは……狐ですか?」

周子「神様の使いだよー。こんこんってね」

ありす「ヘソ出てますけど……寒くないんですか?」

周子「寒いよりしゅーこちゃん脇腹弱いのが心配かなー。それよりほらほら、お決まりのセリフをば」

ありす「……トリックオアトリート」

周子「はいはい、ウチの実家のいちご大福だよー。ご賞味あれー♪」

ありす「ん……ん!」モチー

周子「お、美味しいって顔だ」

ありす「美味しいです……今まで食べたいちご大福で一番……!」

周子「そこまで言ってくれるとウチもちょっと誇らしいわぁ、なーんて」


ありす モチモチ

周子「いやー、それにしても嬉しそうな顔のありすちゃんキュートやなー」

ありす「む、橘です」

周子「たちばにゃちゃんかわええわぁ」ナデナデ

ありす「……トリックオアトリート」

周子「お、おかわりー? あっちの冷蔵庫にまだあるからちょっとまっ

ありす「トリックオアトリート」

周子「食い気味に

ありす「トリックオアトリート」

周子「あの

ありす「お菓子が無いならイタズラしないとだめですね。決まりですし」スッ

周子「え? ちょ、ま」




ガチャ


夕美「おじゃましまーす……」

周子「あっはははははありははははありすちゃんやめてはははは」

ありす「橘です」コショコショ

周子「あああ橘さん堪忍してー!!!」

夕美「なにやってるの?」

ありす「夕美さん、おはようございます」パッ

夕美「あ、うんおはよう!」

ありす「それと、あの、トリックオアトリート、です」

夕美「はい、お菓子じゃないんだけど、どうぞ!」

ありす「わぁ、いい香り……ポプリ、っていうんでしょうか」

夕美「うん! あのね、藍子ちゃんに教えてもらって作ってみたんだ。私が育てたお花なんだよ!」

周子「はー……死ぬかと思った……」

夕美「あ、そうそう、周子ちゃんなんでくすぐられてたの?」

周子「おやつ持ってなかったからありすちゃんにイタズラされちゃったよー」

ありす「周子さんがイジるから悪いんです」

夕美「……周子ちゃん周子ちゃん」クイクイ

周子「ん、どしたん夕美ちゃん」

夕美「トリックオアトリート♪」ニコッ

周子「え? あ、だからお菓子は

夕美「じゃ、イタズラしちゃおっかな」ニコー

周子「これ周子ちゃんダメなやつだ。三十六景何とやら!」ダッ

夕美「あ! 待ってよー」ダッ




ガチャ


フレデリカ「わぉ」

周子「ちょ、足速い速い速い!」バタバタ

夕美「わたし、リレーの選手に選ばれたりしてたんだよ!」バタバタ


バタン


フレデリカ「ばいばーい。二人とも元気だねー」フリフリ

ありす「あ、おはようございます」

フレデリカ「わぉー、たちばにゃちゃんだー♪」

ありす「フレデリカさんは仮装はなんですか?」

フレデリカ「フレちゃんはー、小悪魔メイドだよ~♪ どうー? 小悪魔ー?」

ありす「わお、前にお仕事でも着てましたね」

フレデリカ「わぉ超スルー。たちばにゃちゃんクールぅー♪」

ありす「当然です」フンス

ありす「ところで奏さんや文香さんや志希さんは?」

フレデリカ「シキちゃんは気ままに旅に出たけど奏ちゃんも文香ちゃんもそろそろ戻ってくるんじゃないかなー」

ありす「志希さんは相変わらずなんですね……」

フレデリカ「相変わらないのがシキちゃんのいいとこだよー。フレちゃんは唯ちゃんに教えてもらってちょっと早めに戻ってきたのでした♪ ……それはそうとしてー」

ありす「あ……と、トリックオアトリート!」

フレデリカ「よく出来ましたー! かな子ちゃんオススメのマカロンを持ってきてみたよー♪」

ありす「わぁ……!」


フレデリカ「うんうん、お好きなマカロンを選ぶが良いぞ~♪」

ありす「あ、えっと……」ワクワク

フレデリカ「あ、そうそう、橘ちゃん!」

ありす「?」

フレデリカ「とりっくおあとりーと~♪」

ありす「あの、私、何も用意して無くて」

フレデリカ「ふっふっふ、それじゃイタズラしないとダメですなぁ~……じゃ、たちばにゃちゃん」ポフポフ

ありす「えっと……」

フレデリカ「膝の上においでー♪」ポフポフ

ありす「イタズラ、ですか?」

フレデリカ「イタズラだよー、おいでおいでー♪ 一緒にマカロン食べよー♪」

ありす「……イタズラなら決まりですし、しょうが無いですね……お邪魔します」ペコ

フレデリカ「おじゃまされます~」ペコ




ガチャ


志希「あー、フレちゃんとありすちゃんが仲良ししてるー!」

ありす「あ……」

フレデリカ「橘ちゃんがお菓子持ってなかったからイタズラ中なのだー!」

奏「あら、可愛い画ね。ねぇ文香……文香?」

文香 キラキラ

奏「ああ、聞こえてないわね……」

志希「フレちゃん後で志希ちゃんにもイタズラしていいよー」

フレデリカ「ふっふっふー、撫で転がしてしんぜよーう」

文香「ありすちゃん、あの、後で私にも」ポフポフキラキラ

ありす「え? あの、あ、はい」

奏「あら、じゃあ私も……悪戯、させてもらおうかしら?」

フレデリカ「わぉー! 奏ちゃんやらしぃー♪」

奏「せめてセクシーと言って欲しいわ」




ガチャ


周子「うー……ひどい目にあった……」

夕美「ご、ごめんね? やりすぎちゃった」

奏「あら周子……夕美も、いらっしゃい」

夕美「あ、うんありがとう。実はさっきぶりなんだけど……」

文香「あの、周子さん……なんだか披露しているように見えるのですが」

周子「夕美ちゃんに弄ばれた……」

フレデリカ「わぉ、夕美ちゃんダイタン~♪」

夕美「えっ?! あの、えっと、そのっ」




ガチャ


唯「ちゃーっす☆」

フレデリカ「唯ちゃんちゃーっすぅ。千夏さんもおはようございますー♪」

千夏「お邪魔するわね。唯ちゃんに引っ張ってこられちゃったわ」

奏「その様子だとハロウィンを存分に楽しんだみたいね?」

唯「うんうんー♪ ちなったんチョー美味しかったよー☆」

志希「わぉ、唯ちゃんもだいたーん♪」

千夏「そういう言い方だと誤解されるでしょ?」

唯「あははっ、ごめんごめんー♪」


マァ、ワタシモタノシイノハタノシイワヨ ツンデレトイウモノデショウカ フミカチャンヨクソンナノシッテルネ

シューコチャンハタノシイ? タイクツデハナイカナ シリニシカレルタイプヨネ カナデチャンガソレヲイウカニャー


ありす(ああ、今までやったことなかったけど)

ありす「賑やかなのも、楽しい……かも…………ふふっ」


おまけ

加蓮「……それ、何?」

奈緒「空飛ぶスパゲッティ・モンスター」

忘れてたのでこれは言わせて
橘ちゃんは歳の離れた末っ子

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