これは咲-Saki-のダンガンロンパのパロです
時系列はサキロンパからサキロンパ2に入る間の未来機関での一連の話です
サキロンパのキャラで一部、出てこないキャラがいます
リハビリ投稿なのでチマチマ投稿しますができるだけ一週間に一回は投稿出来るようにしたいと思います(絶対ではありません)
なお、残りの二作の再開にはまだ時間が掛かりそうなので…ご了承下さい
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476893973
-side 宥-
世界的絶望事件…その事件の影響で世界は破壊され、絶望に満ちていた
そんな中、私達希望ヶ峰学園第90期生は閉鎖された希望ヶ峰学園で世界を破滅へと導いた『超高校級の絶望』を倒し、淡ちゃん達と学園を脱出する事に成功した
超高校級の絶望は倒れた…だが元凶が倒れたにも関わらず絶望達の勢いは衰える事はなく、依然として私達…未来機関と絶望の残党の激しい戦いは続いていた
数多くの犠牲を出しながらも私達は活発に行動していた絶望の残党を捕らえる事で絶望達の活動を鎮静化する事に成功した
やがて次第に破壊行動やデモなどを行う絶望は日に日に少なくなっていき、その規模は僅かなものとなっていった
そして私達は捕らえた絶望の残党の人達をどうするか話し合いために未来機関の支部長クラスが集まる会議に参加する事になっていた
だが、私達は忘れていた…学園にいた超高校級の絶望の言葉を…
希望と絶望の戦いは終わっていなかったと言う事を…
そして、これから未来機関の本部で起こる事件を…
-未来機関本部-
トシ「さて…そろそろ会議を……始めようと思ったけどまだ揃ってないみたいだね…」
未来機関第十五支部長 元・希望ヶ峰学園学園長 熊倉トシ
恒子「会長。別にいいんじゃないの始めちゃって…わざわざ全員待つ必要ないでしょ。答えは決まってるんだし」
未来機関第二十支部長 元・第86期生超高校のアナウンサー 福与恒子
藤田「そう言ってはいるが結局会議はいつも纏まらず平行線のままだろう」
未来機関第十八支部長 元・第79期生超高校のギャンブラー 藤田靖子
恒子「確かにそうだけど今、此処にいるメンバーの殆どは絶望を許してない…処分でいいでしょ?」
郁乃「確かに~。福与ちゃんの意見には賛成やわ。絶望は所詮絶望やからな~」
未来機関第十七支部長 元・希望ヶ峰学園教師 赤坂郁乃
恒子「…誰もアンタに意見は聞いてないっての!」
晴絵「………」
未来機関第十九支部長 元・第83期生超高校の家庭教師 赤土晴絵
良子「…また平行線ですか…」
未来機関第二十一支部長 元・第88期生超高校の軍人 戒能良子
詠「まぁ、元から意見なんて纏まらないんじゃね?未来機関ないでもバラバラ何だから」
未来機関第十六支部長 元・第72期生超高校のムードメーカー 三尋木詠
爽「意見を纏めるどうこうの前に此処に呼び出したアイツらが来てないんだけど?」
未来機関第二十二支部長 元・第92期生超高校のリーダー 獅子原爽
揺杏「………」
未来機関第二十三支部長 元・第92期生超高校の仕立て屋 岩館揺杏
恒子「呼び出した人間も来てないし、意見も纏まらないし…会議の意味ないよね~」
良子「いい加減にして下さい!まだ会議は始まっていません!」
恒子「だから、する必要ないって言ってるでしょ!」
トシ「…やれやれ…」
恒子「それにしてもさ会長」
トシ「なんだい?」
恒子「どうして、絶望をすぐに処分しようとしないのさ…昔の会長ならすぐに実行してたのにさ」
トシ「…昔の事はいいじゃないか…今は今だよ」
恒子「アンタがそんなになったから絶望がいつまで経ってもいなくんだよ!」
トシ「…アンタは変わらないね…いや、この中の数人もか…」
健夜「変わってしまったのは貴女だよ会長」
未来機関第二十四支部長 元・第83期生超高校の生徒会長 小鍛治健夜
トシ「来たんだねアンタも…」
健夜「当たり前だよ。今回は支部長クラスのメンバーは集まる…そう言う事でしょ?」
トシ「…それよりも机から降りな、会議が進まないよ」
健夜「会議も何も始まってすらないでしょ。それに彼女達も来てないし」
トシ「………」
「失礼します」
爽「やっとおでましか」
透華「遅れて申し訳ありません…お集まりいただいてありがとうございます」
未来機関第二十六支部長 元・第93期生超高校のお嬢様 龍門渕透華
淡「………」
未来機関第二十六支部 元・90期生超高校の麻雀家 大星淡
照「………」
未来機関第二十六支部 元・90期生超高校の文学少女 宮永照
宥「………」
未来機関第二十六支部 元・90期生超高校の寒がり 松実宥
恒子「呼び出して遅れるなんていい度胸じゃん」
透華「色々と準備に戸惑っておりましたの…本当に申し訳なく思っておりますの」
爽「どうだか」
透華「………」
晴絵「久しぶりだね…大星、宮永、宥」
淡「そうだね晴絵」
照「………」ペッコッリン
宥「お久しぶりです赤土さん。学生時代はお世話になりました」
晴絵「私もアンタ達が私の生徒でよかったよ」
郁乃「赤土ちゃん。自分の生徒と喜ぶんもいいけど~。そろそろ彼女らにウチらを呼び出した理由教えてもらいたいわ~」
透華「赤坂…郁乃…」ギリッ
郁乃「ん?どうかしたん?」
透華「…何でもありませんわ」
健夜「主役も来たことだから…私達を集めた理由を教えてもらえるかな?…私達も忙しいし暇じゃないんだよ?」
トシ「やれやれ…アンタが仕切るのかい…」
透華「では…」
淡「トーカ。私が説明するよ…トーカに無理言って他の支部長集めてくれるように頼んだんだから」
晴絵「やっぱりお前だったか…大星」
詠「何か解ってたみたいな言い方じゃね?」
晴絵「何となくですけどね」
トシ「静かにしな…済まないね」
淡「大丈夫だよ……皆に集まってもらったのは絶望についてだよ…この本部で捕獲されてる絶望の残党の宮永咲、須賀京太郎、神代小蒔、愛宕洋榎、辻垣内智葉…そして、小瀬川白望…その六人を私達に引き渡して欲しいのと竹井久の処遇を私達に任せて欲しいんだ」
爽「はぁ!?絶望をアンタ達に引き渡せ!?」
良子「フフ…そう来ましたか」
恒子「そんなわけ出来るわけないでしょ!」
爽「アイツらが何をしたかぐらい知ってるだろ!」
淡「知ってるよ!でも、皆の希望は消えてない!絶望になりたくてなったわけじゃないんだよ!」
照「それに、さ……宮永咲と須賀京太郎、竹井久、小瀬川白望は貴女達のクラスメイトのはず。簡単に切り捨てられるの?」
揺杏「それは…」
爽「あんな奴ら知るか!アイツら…竹井のせいで退学になったんだぞ!」
揺杏「………」
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