穏乃「色んな女の子にエッチな事するぞ!」 (70)
<高鴨家 穏乃の部屋>
穏乃「インハイ終わってからずっと退屈してたけど、目が覚めた!」
穏乃「今までの私は麻雀以外青春してなかった!エッチもしてない処っ女処女!これは損!」
穏乃「よって、遅れを取り返すために、色んな女の子にエッチな事するぞ!」
穏乃「山を走り回ってたおかげで体力はあるから、1日に何回したってへっちゃら!いっくぞぉー!!」ダダダダッ!
穏乃母「あら?どこへ行くの?」
穏乃「大人になりに行く!それじゃね!しばらく帰らないから!」ダダダダー
穏乃母「はぁ?…なんなのかしら一体?」
穏乃母「ん?この本……穏乃が読んでた本?自己啓発本みたい。あ、しおりが……」ペラッ
穏乃母「えっと……『今までの自分を変える時には大胆に変えろ』ねぇ……」
穏乃母「読んでいるうちに影響受けちゃって、いてもたってもいられなくなったのね……まったく」クスッ
穏乃母「あら?こっちの本は……えーと……『女体技倫(にょたいぎりん)』」
穏乃母「語呂が悪いわね………というより、あの子も年頃とはいえこんな……」ペラ..ペラ..
穏乃母「…………ええっ!?こ、こんな事まで載ってるの!?これはバイブルになるわ!私も買わないと!」アーマゾーン!
<新子家>
穏乃「こんにちはー!!」
望「穏乃ちゃん、こんにちは。憧に用事?」
穏乃「はい!」
望「今部屋にいるからあがっていいわよ」
穏乃「ありがとございまーす!」ペコリ!
穏乃「うおおおおおおお!!!!」ダダダダダダ!!!!!
望「ふふ、元気ね。でもあまり力強く走ると床が抜けちゃうから気を付けてね?」
穏乃「はい!望むところです!」
望「いい返事」クスッ
<憧の部屋>
穏乃「憧ーーーーーーーっ!!!」ドカァン!
憧「ひぃっ!!」ビクン!
穏乃「憧ーーーーーーーっ!!!」
憧「う、うううるさいっ!ビックリするじゃない!」
穏乃「お、勉強してたの?」
憧「え?うん」
穏乃「そうなんだ。じゃあさ、私とエッチな勉強しようよ」
憧「え?」
穏乃「どう?」
憧「………ちょ、ちょっと待って」
穏乃「うん」
憧「え?何これ?こんなハピネスがあるなんて……あ、もしかして夢?」
穏乃「?」
憧「……ねえしず。そこのタンスに入ってる鞭を出してくれない?」
穏乃「わかった………おお、いい鞭だ」
憧「それであたしのお尻をぶって」
穏乃「うん。ハイィッ!」シュン!
ピシィン!
憧「おぅっ!」
穏乃「いい鞭だ」
憧「気持ちいい……やっぱり夢じゃない」
穏乃「じゃあ……エッチな事しようか?」
憧「うん!」
穏乃「どうせなら勉強になる方がいいよね?よし、私がマジックで憧の体に日本地図を描いたあと、それを舐めて消すね」
憧「うん!」
穏乃「ふんふふ~ん♪」カキカキ
憧「はぁぁあ………四国から描いてるぅぅ……あ、愛媛のところ、感じるっ!」ピーン!
穏乃「ふぇっへへ……次はどこ描こっかなー?」
憧「はぁ……はぁ……お願い、九州にしてぇ……」
穏乃「うーーーーーん……」
憧「九州来て!九州来て!九州来てぇっ!!」ハァ!ハァ!ハァ!ハァ!
穏乃「北海道!!」
憧「はぁぁあああああああん!!!」イックゥゥゥ!
穏乃「えっへへ~、ファーストステージで終わっちゃったね」
憧「はぁ……はぁ……」コクリ
穏乃「さて、それじゃあ帰ろっかな」クルッ
憧「……る」
穏乃「ん?」
憧「……アンコール……アンコール」パン..パン
穏乃「………ふふっ」
憧「アンコール……アンコール……」パン..パン
穏乃「富山ァッ!!」カキッ!
憧「ぴゃあああああ!!憧・達・昇~~!!!」シャバァアア!
穏乃「ふふふ……あ!こんなに濡れては四国や富山が風邪を引く」フキフキ
憧「最中!」ビクゥン!
穏乃「北海道は記念に残しておくよ」クルッ
憧「ありがとう……しず」
穏乃「うん。それじゃ」
憧「ん」
穏乃「憧ーーーーーーーっ!!!!!」ダダダダ!
憧「ふふ……しずらしい」クスッ
<松実館>
穏乃「玄さーん!」オーイ
玄「あれ?穏乃ちゃん!遊びにきてくれたの?」
穏乃「はい!あと、指を入れにきました!」
玄「ゆび?どこに入れるの?」
穏乃「お尻です!ここ!!」ズビッ!
玄「ドラッ!」
穏乃「ふむふむ……36.2分……平熱ですね」
玄「おむむむ……」
穏乃「スカートに穴空いちゃいましたね。今度弁償します」クイッ!
玄「ドラァン!」
穏乃「あ、そっか。お尻の穴に指を入れられたらまともに喋れないか」
玄「そんな事は……ないけど……」
穏乃「あ、そっか……お尻の穴に指を入れられても普通に喋れるか」
玄「うん」
穏乃「それじゃ質問ですけど、宥さんはいますか?」
玄「おねーちゃんはこたつに入ってるよ」
穏乃「そうですか……うーん、じゃあせっかくなので、こたつをここまで持ってきましょう」
玄「わかった」
穏乃「じゃあ一瞬抜きますね」ズポ
玄「!ッラド」
穏乃「では運びましょう」
玄「うん」
<松実館 こたつ部屋>
穏乃「こんにちはー!」
宥「え?穏乃ちゃん?」
穏乃「ちょっとすいません。玄さん、そっち持って下さい」
宥「え?」
玄「ごめーちゃん……どいてね」
宥「う、うん」
玄「よいしょっと。持ったよ」
穏乃「ふふ……さっきまでお尻に指を入れられてたのに、もうこたつ持ち気取りですか?」ククク
玄「そ、それは……///」
宥「玄ちゃん?」
穏乃「まぁいいです。運びましょう」ヨイショ
宥「え?え?どこに持っていくの?」
<庭 -Niwa->
穏乃「おいしょっ!」ドズン!
玄「はー、こたつって結構なかなかだね」
穏乃「はい!」
宥「ね、ねえ……どうしてこたつをここに運んだの?コンセントが無いとこたつは無力なのに……」
穏乃「だって、宥さんはこたつがある場所にいるんですよね?」
宥「うん。私はこたつがある場所にいるけど……」
穏乃「私、宥さんに用事があったので。おびき寄せる形になってすいません」
宥「え?でもさっき会ったのに……」
玄「うん、私もそう思った」
穏乃「くく……お尻がうずきませんか?」
玄「ど、どらぁ……///」
宥「?」
穏乃「とにかく、宥さんの場合は寒い外でやる事に意義がありますので」
宥「そうなの?」
穏乃「はい!なので、スカートめくってお尻を出してください」
宥「ええっ!そ、そんなの無理だよぉ…//」
穏乃「またまた。お風呂場では出すくせに」ヘヘ
宥「で、でも……ここお風呂場じゃないもん!」
穏乃「またまた。庭も角度を変えればお風呂場ですよ」
宥「そんな事…」
穏乃「山育ちの右手!」グイッ!ペロン!
宥「ああっ!穏乃ちゃんによって前傾姿勢をとらされた上にスカートをキレイにめくられてなんだかんだでおねーちゃんのお尻の穴がお披露目!!」
穏乃「あっためてあげます!」ズポン!
宥「MAKOッ!」
玄「い、今私が見てるのは現実なの?穏乃ちゃんが両手の人差し指を2本、おねーちゃんのお尻に入れちゃった!」
穏乃「ほっ、ほっ、ほっ……」カシカシカシ!
玄「それだけじゃない!その人差し指同士をお尻のドーム内で格闘させてる!その摩擦でおねーちゃんの体が……」
宥「あったかーいあったかーいあったかーい」ブルッ..
玄「いきなり3ポイント!すごい……」
玄(これが全国……)ゴクリ
穏乃「……山では……風に揺れる木々が触れては葉が落ちて、その落ちた葉もまた風によって重なって……そんな塩梅ですよ」
玄「うん……」
宥「あったかーいあったかーいあったかーい」
玄「!?BPMが……ぅわ……だんだん早くなってきた…」ドキドキ
宥「あったたあったたあったたあったたかっかかっかっかあったたかーい」ガタガタガタガタ..
玄「ギリギリだよぉ……」
穏乃「これで……最後っ!」コスヌポ!
宥「!?」ビックゥーン!
玄「わあ……おねーちゃん気持ち良さそう……」
穏乃「どうですか?」
宥「……私の名前は松実宥、阿知賀女子学院の3年生です」ヒクヒク
穏乃「これだけ言えたら上等ですね」クルッ
玄「もう行くの?」
穏乃「はい。先を急ぐんで」タタッ!
宥「…………」
玄「………穏乃ちゃん、すごいね」
宥「……うん」
玄「なんかね、穏乃ちゃんがおねーちゃんにエッチな事してる間、世界が変わったみたいになったよ」
宥「うん」
玄「自分でもよくわからないうちに解説してた。誰かに喋らされてたみたい……」
宥「穏乃ちゃんの新しい能力なのかな?」
玄「そうかもしれない。穏乃ちゃんがおねーちゃんにエッチな事してる間は、周りが穏乃ちゃんのテリトリーになる、とか……」
宥「だったらすごいね……」
玄「うん………」
宥「……………」
玄「……………」
玄・宥「…………とりあえずこたつ戻そう」
<奈良の道路>
穏乃「ほっほっほっ……」タッタッタッタッ..
やえ「お?お前は阿知賀の大将じゃ…」
穏乃「えええいっ!」バッサァ!
やえ「きゃあっ///」
穏乃「小三豆無之無毛晒( ス カ ー ト め く り )」
やえ「な、なな……何を…//」
穏乃「山の神よ!」
ザァァァア..
やえ「え?何……?冷たっ……雨?」
穏乃「……………」パン!パン!
やえ「何を拝んでいる!他校とはいえど、先輩のスカートをめくっておいて…」
穏乃「……小走さんがアクメになりますように」
やえ「は?」
山の神「まかせよ。ぬううっ!」
やえ「え?あ、あ……あああああ……………っ!!」ガクガクガク..
穏乃「……………」クルッ!
穏乃「小走は アクメるけども 白目むかず 弛緩している 肛門洞窟」
やえ「はぁ……はぁ……何を言ってる……短歌のつもりか……?」ハァ
穏乃「それじゃまた!お元気で!」タタタッ!
やえ「あっ!高鴨……くっ……」
山の神「まぁまぁ、そう怒るな」
やえ「……………」
山の神「…………」
やえ「もうお前は帰れ」
山の神「いや、帰ろうにも山が家だから」
やえ「……そうか」
山の神「うん……」
やえ・山の神「…………」
<大阪>
穏乃「なんでやねーーん!!街並みやないかーい!!」
穏乃「あははは!千里山の人たちみんな可愛いから楽しみだな!」
洋榎「おおう!待て待て!」
穏乃「え?」
洋榎「千里山のやつらが可愛いのは認めるわ!せやけどな、姫松かて可愛いのおるで!!絹とか恭子とか!!」
穏乃「んー……それは同感ですけど、面識ないからやめようと思って」
洋榎「アグレッシブさは大事やで!?」
穏乃「そうですね!検討します!」
洋榎「おっしゃ!それで?千里山のやつらと何するつもりやったん?」
穏乃「そうですね……浣腸とかも興味あって…」
洋榎「かんちょう?なんやそれ?」
穏乃「あ、試しにやってみます?」
洋榎「そやな。ものは試しや。アグレッシブにいかんと」
穏乃「では後ろ向いてもらえます?」
洋榎「任せえ」クルッ
穏乃「えい」ペロン..プスッ!
洋榎「んほぅっ!?」
穏乃「注入~♪ウォウウォウ~♪」チュー..
洋榎「ちょ、ちょ!な、なにしてんねん!」
穏乃「え?浣腸ですけど」
洋榎「か、かんちょうって……この浣腸か!」
穏乃「その浣腸です」
洋榎「あ、アホか!こんな駅前で浣腸するて正気か!露天商もぽつぽつおるのに!って……うっ」グルルル..
穏乃「おっ、来ましたか。あとは我慢してもらって……」
洋榎「が、我慢できるかボケ!お前なんか知らん!この変態め!」ダダダダダッ!
穏乃「あ……逃げちゃった……我慢できないって情けないなぁ。私なんて2日間我慢した事あるのに」
穏乃「まぁいいや。予定通り、千里山へ行こう」ダダダダ!
<千里山女子高校 校門前>
穏乃「足元がお留守だよっ!」ドズン!
警備員「おぐっ!」バタン
穏乃「みぞおち一発でダウン……私もなかなかやるよね」
穏乃「って、今日は休みだから学校にはいないか!あはは、早とちりしちゃったよ。園城寺さんの家を探そう」テクテク
<園城寺家の前>
穏乃「くんくん……よし、表札も出てるし間違いない!いやあ、サービスエリアで嗅いだ園城寺さんの匂いを覚えててよかった!」
穏乃「園城寺さんはどう攻めようかな~?」フフフ..
怜「あれ?あんたは阿知賀の……人の家の前で何してるん?」
穏乃「あ、園城寺さん、おかえり!」
怜「え?おかえりって」
穏乃「ささ、早くあがってあがって」
怜「へ?いや、私の家…」
<玄関>
バタン..
怜「なぁ、一体なんなん…」
穏乃「ふんっ!」ガバッ!
怜「っ!?な、何を……って、ぜ、全裸!?なんで全裸で抱きついてくんねん!」
穏乃「今日は……玄関でしよう」
怜「は?いや、今日はって……」
穏乃「明日は軒先…」
怜「いや……だから」
穏乃「土日は……ふふっ、私に言わせる気?ん…」チュッ
怜「んむっ!?」
穏乃「ちゅちゅ……るる……」
怜「っぷぁ……」
穏乃「ふふ……園城寺さんは相変わらず可愛い…」
怜「はぁ……はぁ……もう、ええ加減に……」
穏乃「園城寺さん、見て。私のココ…//」
怜「?」チラ
穏乃「水あめみたいになってるみたい」
怜「いや、知らんがな。なんで他人事風やねん」
穏乃「園城寺さんのもそうかい?」
怜「は?」
穏乃「ふんっ!」バサァ!
怜「っ!?全裸にされてる!?いつの間に……//」
穏乃「冬の山で枯葉を相手にチャンバラしてたから器用になったよ」
怜「…………うぅ//」
穏乃「園城寺さんのアソコ……キレイやがな」
怜「うっ……や、やめぇや//」
穏乃「私のココとごっつんこしよう」
怜「え……」
穏乃「こねてこねて……美味しい水あめを作ろう」
怜「も、もうやめぇて」
穏乃「食べ物を粗末にする気ですか!?」カッ!
怜「っ!?」
穏乃「今やめたら、水あめを捨てるのと同じですよ!?」
怜「でも、それ水あめちゃうし…」
穏乃「いや、水あめだよ!」
怜「無茶苦茶や……」
穏乃「…………じゃあごっつんこは諦める」スッ
怜「そ、そう?よかった」ホッ
穏乃「……代わりに腕を借りるね」グイッ
怜「え?」
穏乃「おおおおおっ!」カクカクカクカクカク!
怜「ひぃ!やめて!私の二の腕に股間を擦り付けんといて!!」
穏乃「はぁぁぁぁあ!!」カクカクカ...カ.カクカ....クカク!
怜「わぁ!変則的なリズム!?腰カクカク界のMeshuggahや~!」
穏乃「ああぁあ……イクよぉおおおおおおっ!!」カクカッ.カカクカ...クカーク..カク!
怜「激重ビートやぁあ!!」
パシャァァア!
穏乃・怜「……………」
穏乃「ふぅ……では、失礼します」
怜「え、う、うん……」
<千里山女子高校 校門前>
穏乃「だから足元が甘いって!」ズムゥ!
警備員「うごぉ!」バタン!
穏乃「ふぅ……トドメはやっぱりみぞおちに限る」
警備員「ううぅ……俺とした事が……くそぉ……情けない」
穏乃「……そんな事ないよ」
警備員「え?」
穏乃「さっきのダメージから立ち直っただけでもすごいと思う」
警備員「え……」
穏乃「だから……これからも稽古を忘れないように」
警備員「あ……」
穏乃「それじゃ、私は学校に用事があるから。またね」
警備員「は、はいっ!!」
<廊下>
穏乃「ふぅ……園城寺さんから感じた竜華さんの匂いを辿ってみたら……まさか学校とはね」
穏乃「お、この教室だ。よいしょっと」ガチャッ
穏乃「こんにちはー!!」
竜華「え?」
セーラ「お?」
浩子「あんたは確か……阿知賀の」
泉「高鴨さん、ですね」
穏乃「はい!って皆さん揃ってたんですね。いないのは園城寺さんだけだ」
竜華「うん。怜は用事がある言うて帰ったから」
穏乃「なるほど」
セーラ「で?わざわざ大阪まで来てどうしたん?遊びに来たんか?」
穏乃「遊びというより用事ですかね」
浩子「ほぉ」
泉「用事ってうちの学校に?」
穏乃「いえ、竜華さんです」
竜華「?」
セーラ「竜華に?」
穏乃「うーん、どうしようかな……お尻はクリア済みだし、二の腕も……うーむ」
竜華「なんなん?」ボイーン
穏乃「む?」
竜華「全然」ボイイ
穏乃「…………」
竜華「話」タプン
穏乃「…………」
竜華「が見」プニョン
穏乃「…………」
竜華「えへ」ポニュ
穏乃「…………」
竜華「んけど」Bomb!
穏乃「よし!胸にしよう!」
竜華「ん?」
穏乃「ひゃっはー!」バッ!
竜華「ぅわぁ!?」
穏乃「秘技!六芒星脱がし!!」シュビイ!
浩子「ろ、六芒星脱がしやて!?」
セーラ「ど、どないしたん?浩子、なんか知ってるん?」
浩子「いえ、知りません!」
セーラ「そうか!」
泉「すごそうです……」ゴクリ
浩子「きっと六芒星を描くようなイメージで服を脱がす!って感じだと思います」
セーラ「浩子が思ったんならそうやろな!」
穏乃「…………」
竜華「え………」ゼンラー..
泉「っ!清水谷先輩があっという間に裸にされましたよ!」
竜華「わ……わ……服が……めっちゃ恥ずかしい…//」
セーラ「竜華!恥ずかしいのを誤魔化すには歌やで!!」
竜華「う、歌?」
浩子「歌って誤魔化すんです!」
竜華「わ、わかった……ホンマは全然わからへんけど……こほん」
竜華「♪Hey 今日は打たせてもらうで やるきじゅーぶん」
穏乃「それでは……あむっ」パク
竜華「ひぃう!」ビクン
セーラ「りゅ、竜華の乳首に吸いつきよった!」
浩子「脱がしただけでは満足せえへんとは思ってましたが……清水谷先輩が脱がされた時点で、私たちが助けるのをサボった結果、とうとう吸われてまいましたね」
泉「はい。自分では人助けに関しては高1で最強や思ってましたけど……サボってもうたらそこらの1年と一緒ですね」
竜華「ぅう……♪調子よさげで 手牌もなかなか…」
穏乃「ちゅー!……ちゅー!!………ちゅー!!!!………ちゅー!!!!!!」
竜華「え?い、痛っ……ちょ、だんだん強く……ああっ!」
セーラ「お、おい!阿知賀のあの子のほっぺた、めっちゃへこんでるで!」
浩子「ええ……あれだけ強く吸える人…親戚に1人おるかどうかですわ……」ゴクリ..
泉「あああ!!み、見てください!」
竜華「っ!?」フワッ..
セーラ「浮いた!?」
穏乃「ちゅぅ!!」グリュン!
浩子「回した!?」
竜華「ぅわあああああ……♪す、スピード性も……重要やな…」グルグルグル!
穏乃「ちゅ~~~~~~~~~」ジュズズズズ..
セーラ「マジか……」
浩子「乳首に対する吸引力だけで清水谷先輩を浮かし、そして支えながら右手で清水谷先輩を風車みたいに回転させて……」
泉「高校生のレベルちゃいますよ……」
竜華「♪プレッシャーに耐えながら瞬間に……ああああ……」グルルルルル..
セーラ「くっ……回転が早すぎてなんのこっちゃようわからんくなってきたで……」
浩子「江口先輩!こっち来てください!泉も!」
泉「は、はい」タタッ
セーラ「?なんや?」タタッ
浩子「これがスーパースローカメラで見た2人の映像です」
セーラ・泉「!!!」
浩子「高鴨選手が乳首を吸う。清水谷先輩が浮く。ここが支点です。そして右手で清水谷先輩の腰を横から押して……」
セーラ「あっ!このまま回転さすと乳首がねじ切れる……!?」
泉「いえ、高鴨選手が上手く舌を使ってますよ」
浩子「そう。噛んだまま回したりしたら乳首がバイバイですからね。それをしてもうたら厳重注意でしょうし、気を付けてますよ」
セーラ「なるほど」
泉「………それにしても……ずっと強く吸うだけでも辛いでしょうに……」
セーラ「ホンマや。それに加えて、体が竜華の回転に流されんよう踏ん張り続けるのもしんどい……これが出来るやつはそう多ないやろな」
浩子「ええ。おそらく高鴨選手は、スタミナがかなりついてきました、とか言われとったはずです」
泉「全ての動きを瞬時に、しかも清水谷先輩が空気を読まずに回されながら動いた時も、バランスを崩さず対応してます」
セーラ「ああ。竜華の甘さをも包み込む優しさで必死に耐えて……普通ならくじけてもおかしないで……」
浩子「ええ。高鴨選手は抜群の勝負根性を持っていますね」
竜華「♪ハンパな読み…あ、あかんやつやぁ~~」グルルルル..
穏乃「ちゅ……はっ……んむっ……はぷっ」
泉「……とはいえ、清水谷先輩にも負担は掛かる……」
セーラ「大丈夫なんか?なぁ、浩子!」
浩子「ええ。清水谷先輩は、とても丈夫な人で むっちりきたえられていますので」
セーラ「それなら良かった」
穏乃「はむうっ……ちゅ……ふぁ……くっ…」
泉「あ……」
浩子「どないしたん?」
泉「なんか様子が ヘンです・・・」
穏乃「んっ……ちゅ……れろ……っ、あっ!」パッ
竜華「♪状況応じて 和了!どやあああああああああ!!??」スポーン!
セーラ「りゅ、竜華が飛んだぁああ!!!」
浩子「高鴨選手、口を離してしまったぁ!!」
泉「くそっ!サビは目の前やのに!!」
竜華「ひゃああああ!怖い~~~!!」ヒューン..
泉「元部長~~~!!!」
ガチャッ!
セーラ・浩子・泉・穏乃「!!!」
怜「りゅーーーかーーーーーーー!!!!」タタッ!
竜華「え?」
怜「くぅっ!!」ガシッ!
竜華「わ……」
ズザーーーーッ...
竜華「と、怜……?」
怜「…………竜華、大丈夫?」
竜華「う、うん……怜が受け止めてくれたからや……ありがとう」
怜「ふふ……嫌な予感がビンビンしたから来てみたけど、まさか竜華が逆さまになって飛んでくる思わんかったわ」
竜華「あはは……」
怜「ホンマ、間に合ってよかった」ギュッ
竜華「怜……///」
怜・竜華「…………///」
セーラ・浩子・泉「…………」
セーラ「しっかし、相変わらず2人の空間を作っとるなぁ」
浩子「ホンマですね」
泉「ええ」
穏乃「一体、いつになったらあの2人はくっつくんでしょうね?」
浩子「どうもオク手のタイプのようで デビューは遅れるかもしれません」
<東京 白糸台高校>
穏乃「なんか千里山よりも警備員の質が低かったなぁ……2秒もたないとはね。もっと足腰鍛えないとダメだよ」
淡「あれ?あー!!!高鴨穏乃!!」
穏乃「え?ああ、大星さん」
淡「何しに……って、わかった!私に勝負を挑みにきたんだねっ!?」
穏乃「うーん。大星さんも可愛いからいいんだけど…」
淡「えっ//」
穏乃「ごめんなさい。今日は大物狙いなので」
淡「おおもの?何を…」
穏乃「それでは」テクテク
淡「ちょ、ちょっと待ってよ!」タタタ..
穏乃「あの、急いでるので」
淡「私を無視するなぁ!」トーセンボ!
穏乃「はぁ……もう、しょうがないですね」
淡「?」
穏乃「3本でいいか」
淡「え?」
穏乃「大星さん、サザンの勝手にシンドバッドって曲を知ってますか?」
淡「あー……えーと、確か古い曲だよね?お父さんが歌ってるの聞いた事ある」
穏乃「ちょっと最初から歌ってもらっていいですか?」
淡「?いいけど」
穏乃「お願いします」
淡「んんっ!………♪ラーラーラーラララー」
穏乃「隙だらけだよ!」シュッ!
淡「ラー……バァア!?」モゴゴ!
穏乃「ふふ……そんなに口を大きく開けたら、指を入れてもらいたがってるみたいじゃん」
淡「もげが……ははらもひむもが……(それは……高鴨穏乃が……)」
穏乃「さて、口に入れたこの3本の指で、大星さんをイカせましょう」
淡「!?」
穏乃「続きは私が歌うねっ!♪砂まじりの茅ヶ崎」ガコガコガコガコ!
淡「もがが!ふひおははへ、ようえにうもははまいで///(口の中で、上下に動かさないで)」
穏乃「ちょっと飛ばして……♪今何時?」ガコガコガ!
淡「もが?」
穏乃「ほら、大星さん、歌わないと」
淡「ふぇ?」
穏乃「ではもっかい……♪今何時?」ガコガコガ!
淡「もご……♪もーめはいはいへー!(そうねだいたいね)」
穏乃「♪今何時?」ガコガコガ!
淡「♪ほっほまっへへーほおぉ(ちょっと待っててオー)」
穏乃「……………ふぅ」
淡「……………………」
穏乃「…………………」
淡「?めぇ、ほうひいはらふちはらはひへ?(ねぇ、もういいなら口から出して?)」
穏乃「……………♪心なしか今夜~」ガコガコガコ!
淡「もごお!」
胸騒ぎの腰つき×3後―――
穏乃「あー……あっつー」パタパタ
淡「はぁ……はぁ……///」
穏乃「じゃ、そろそろ行くね」
淡「ま、待ってよ!」
穏乃「えー?もう十分気持ちよくしてあげたのに」
淡「そ、それは……確かに気持ちよかったのも事実だけど……///」
穏乃「だったら、今日のところは……ね?また今度してあげるからさ」
淡「わかった……約束だよ?」
穏乃「もちろん。それじゃ」クルッ
淡「あ、あのさ!」
穏乃「なんですか?」
淡「つ、次に会う時までに……その……Z団の江ノ島を覚えておくから!」
穏乃「OH……イケナイ子だね。でもサンキュー!」タタッ
淡「///」
<照がいる教室>
照「…………」
穏乃「おじゃまします!」ガチャ!
照「?」
穏乃「わー……やっぱりいいなー、可愛い」
菫「ん?キミは……阿知賀の大将の高鴨さんか?」
誠子「あれ?今日ってなんかありましたっけ?練習試合とか?」
尭深「ない」フルフル
穏乃「…………」テクテク
菫「……高鴨さん?」
穏乃「…………」
照「……………」
穏乃「いただきます」
照「…………」
菫・誠子・尭深「?」
穏乃「んっ」チュ
照「ん……」
菫・誠子「!!??」ガタガタッ!
尭深「ずず……」
穏乃「ちゅ……ん……れろ……」
照「ちゅ……んぁ……っちゅ……」
菫「な、な、な……」
誠子「え?え?え?」
尭深「ずず……ごくり。ふぅ……」
穏乃「脱がすよ?」
照「…………」コクリ
シュルシュル..
穏乃「可愛いおっぱい」
照「小さくてゴメン……///」
穏乃「んーん……私の好きな大きさだよ……ちゅ…」
照「んっ……///」
菫「お、おい……亦野!!」
誠子「ひぃっ!」
菫「これは……お前のせいか!?」
誠子「ち、違いますよぉ!」
尭深「ずず……これ見て……」
菫「ん?見てって何を……これは……こぼれた茶葉か」
尭深「茶葉の形をよく見てください」
誠子「えーと、これは文字かな?……『マタノ ガ ワルイ』………えっ!」
菫「やはりお前か!」ドシュ!
誠子「痛っ!違いますよ!ってか零距離で射貫くの禁止ですって!」
尭深「ずず……ぱりっ……もぐもぐ」
照「高鴨さんも……ちゅ……脱いで」
穏乃「うん……」スルッ..
照「ふふ……可愛い……」
穏乃「や、やめてくださいよ……///」
菫「待て!逃げるな!」ドシュ!
誠子「ひぃっ!」
尭深「ぱり……もぐも……っ……ごほっ!げほげほ……ごく……っぷはぁ」
穏乃「照さん……もう……我慢できない」
照「私も……」
クンズホグレツ...........
照「はぁっはぁっ……もう……ダメ……い、イク……っ!ぁ………はぁぁ…」
ギュルルルルルッル!!
菫・誠子「!!!」
尭深「ずず……はぁ……」
菫「て、照の右手に竜巻が……」
誠子「麻雀以外でああなったのは初めて見ました……」
尭深「ずず……うっ!底に溜まったの苦い……」
照「あっ………」フワッ..
菫「て、照!」
誠子「竜巻の力で宮永先輩の体が浮いていってます!一体どうしたら……」
穏乃「っ!」シュッ..トン
照「あ……」
菫「た、高鴨さんが照の背中に乗った?何のつもりだ?」
誠子「きっと、照先輩の浮上を抑えるためだと思います」
尭深「…………」オカワリ オカワリ
照・穏乃「っ……」ブーン..
菫「あっ!まずい!窓から外へ出た!」
誠子「あのままじゃ危険ですよ!宮永先輩の竜巻は右手だけです!バランスを崩して落下してしまいます!」
尭深「なんて事……茶葉が………無い!」ガサゴソ
菫「くっ……照!」ダッ!
誠子「弘世先輩!窓から身を乗り出したら危険です!」
菫「わかってる!だがせめて確認を…………え?」
誠子「?一体何が……え?」
尭深「ま、まさか……買い置きがこんなにあるなんて……」
穏乃・照「~♪」ブーン..
菫「完璧なバランスで……」
誠子「飛んでる……」
尭深「どうして……?私以外はお茶にあまりこだわらないはずなのに……」
菫「!あれは……」
穏乃「~♪」ブンブンブンブン!
誠子「なんで高鴨さんが裸に……?あ、ジャージを手に持って振り回してる……」
菫「そうか……照の竜巻と高鴨さんのジャージグルグルによって、真っ直ぐ飛んでいるんだな」
誠子「はは……どうやら落下の心配は無いようですね」
菫「ああ……よかった」ドシュ!
誠子「痛っ!」
尭深「本当……これで今すぐおかわりできる」コポポポ...
<空>
照「…………」ブーン
穏乃「…………」ブンブンブンブン!
照「あ……夕陽……」
穏乃「本当だ……キレイだね……」
照「うん」ブーン
穏乃「……………」
照「…私たち、どこに向かうんだろう?」
穏乃「ん?そうだね………じゃあさ、宮永さんが行きたいところを頭に浮かべてみてよ」
照「え?うん……」ブーン
照「………………」
ブゥーー--ン!!!
照「わ、わぁあ!」ブゥーーーン!
穏乃「いいよ、その調子!」
照「ひゃああーーー!!」ブゥゥウウゥウゥン...
穏乃「それーーーーっ!!!」ブンブンブンブン!
終わり
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