三村かな子「みんなー! 新しいお店見つけちゃって、シュークリーム買ってきたよ~♪」
日野茜「おおっ! では私、お茶を煎れますね!」
及川雫「美味しそうな匂い-。これは、いい牛乳を使ってる証拠ですよー!」
小関麗奈「雫が言うなら、間違いないわねッ!」
森久保乃々「あの……もりくぼは、帰ろうと思うんですけど……」
若林智香「まあまあっ☆ せっかくだから、みんなでいただいてから帰ろうよ。ねっ☆」
乃々「う……え、はいぃー……」
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雫「本当に美味しそうですね。ええと、お皿を用意して……えっと、6枚でいいですねー」
かな子「ありがとう、雫ちゃん。ここね、最近できたばっかりのお店なんだけど、シュークリームが中でも絶品だってお店の人が言ってくれて」
茜「いただきます! おおっ!! これはシューの香ばしさがたまりません!!!」
雫「中のクリームも、いい牛乳をたっぷり使ってますよー!」
乃々「はう……おいしいんですけど」
智香「ね、良かったね。乃々ちゃん」
茜「本当に美味しいですね……あれ、ひとつ余ってますね!」
麗奈「残りの1個は、このレイナサマがいただきよッ! あ……」
かな子「ダメだよ。ここは公平に、みんなで……」スッ
依田芳乃「失礼いたしますのでー」
かな子「あ、芳乃ちゃん。ちょうど良かった。シュークリーム食べない?」
芳乃「せっかくですが、わたくしは今忙しいのでしてー」
かな子「そうなの? 何かあったの……」
麗奈「じゃあアタシが、いただきよッ!」
雫「だめですよー。独り占めは良くないですよ?」スッ
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若林智香(17)
芳乃「塩はどこにありますのでー?」
麗奈「あっ……うう……塩? はい、塩!」
芳乃「これはこれは、助かりましたのでー。ではー」
智香「あ、芳乃ちゃん……行っちゃった」
かな子「麗奈ちゃん、今の塩じゃなくてお砂糖じゃ……」
麗奈「後で芳乃、驚くわよね。あーっはっはっ……ゲホゴホ」
茜「それでこの最後のシュークリーム。どうしましょう」
雫「5人で分けるには、小さいですしね-」
かな子「ここは公平に、あっち向いてホイで決めようよ」
茜「あ、いいですね。勝負! 勝利! そして、手の中には美味しいシュークリーム! 燃えます!」
智香「え? あ、かな子ちゃん。あっち向いてホイは……」
麗奈「ふっふっふっ。ただのジャンケンならともかく、ひっかけの要素を含むあっち向いてホイなら、このレイナサマの独壇場よッ!」
茜「じゃあまず、乃々ちゃんと麗奈ちゃんですよ!」
乃々「え? あ、あのぉー……」
麗奈「隙ありッ! いくわよッ! ジャンケン、ホイ」グー
乃々「え!? あ、ほ、ほいー……」チョキ
麗奈「あっち向いて……ホイ(→)」
乃々「ほ、ほいぃー……」左
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麗奈「クッ……いくわよッ!」
麗奈・乃々「ジャンケン」
麗奈「ホイ」グー
乃々「ほい」パー
麗奈・乃々「あっちむいてー……」
乃々「ほい」右
麗奈「ホイ」左
茜「はい! 乃々ちゃんの勝ちー!」
麗奈「ちょ、ちょっと乃々。アンタどうしてアタシのフェイントに引っかからないのよ!?」
雫「フェイント?」
智香「麗奈ちゃんは、乃々ちゃんの視線を誘導しようと、あっち向いてホイの、ホイの直前に視線を動かしてたんだ」
かな子「そんなことしてたの?」
麗奈「このテで、今までずっと勝ってきたのに……」
智香「落ち込むことないよっ☆ 麗奈ちゃん」
麗奈「え?」
智香「乃々ちゃんは、あっち向いてホイの達人なんだから」
乃々「た、達人とかそんな大それたものじゃありませんけど……」
かな子「ほんとに? じゃあ乃々ちゃん。私とやってみようよ」
乃々「あ、は、はい……」
かな子「いくよお。ジャンケン、ホイ」グー
乃々「ほい」チョキ
かな子「あっち向いて、ホイ(→)」
乃々「ほいぃー」左
http://imgur.com/A87xZxC.jpg
かな子「次いくよ」
かな子・乃々「ジャンケン」
かな子「ホイ」グー
乃々「ほい」パー
かな子・乃々「あっちむいてー……」
乃々「ほい」右
かな子「ホイ」左
茜「はい! 乃々ちゃんの勝ちー!」
かな子「ほ、ほんとだ。強い」
智香「ねっ☆ あっち向いてホイだと、たぶん誰も乃々ちゃんには勝てないと思うな」
雫「誰も、ですかー?」
智香「これは乃々ちゃんが、ずっと誰からも目を合わせないようにしてきたその努力が実った力だと思うんだっ☆」
茜「おおっ! 日頃の努力が実を結んだ成果というわけですね!!」
かな子「そっか。乃々ちゃんの、誰かと目を合わせたくないという無意識の努力で、目をそらすから誰も乃々ちゃんに視線を向けられないんだ」
雫「乃々ちゃんは負けないから、やってる内に相手の方が負けちゃうんですねー」
麗奈「乃々の後ろ向き姿勢に、そんな利用法があったなんて……誰か乃々に勝てる娘はいないのっ!?」
ガチャッ
白坂小梅「し、失礼……します……」
麗奈「小梅、いいところに。ちょっと乃々とあっち向いてホイで勝負しなさいよッ! アンタのあの子を使って、有利に……」
小梅「あ、あの……」キョロキョロ
かな子「どうしたの? あ、シュークリーム食べる?」
小梅「いえ……あの……し、失礼……しました」
バタン
雫「? なんだったんでしょうか?」
ガチャッ
佐久間まゆ「智香ちゃん」
智香「あ、まゆちゃん」
麗奈「まゆ、いいところに。アンタも乃々とあっち向いてホイで勝負しなさい。アンタのスローモーな動きなら、乃々もタイミングを狂わすかも……」
まゆ「まゆのダンスの自主練に、つきあってくれますかぁ?」
智香「うん、いいよっ☆」
まゆ「苦手なダンスも克服して、まゆPさんに褒めてもらいたくて……えへへ」
かな子「あ、まゆちゃん。シュークリームどう? とっても美味しいんだよ」
まゆ「ありがとう。でも、これから体を動かすから、せっかくだけど遠慮しておきますねぇ。ごめんなさい」
智香「じゃあ、行こうよっ☆」
まゆ「はぁい。よろしくおねがいしますねぇ」
麗奈「くうう……誰か……誰か乃々にあっち向いてホイで勝てる娘はいないのッ!?」
かな子「うーん」
雫「応援するために、みんなのことをいつもよく見てる智香さんが『誰も勝てない』って、言ってましたからねー」
乃々「そ、そんなことないと思うんですけど。もりくぼは……もりくぼなんて……」
麗奈「誰も!? 本当に誰も、乃々に勝てないって……ん?」
ピコーン!
麗奈「誰も……誰も乃々には勝てない、ねえ……フッフッフッ……アーッハッハッハッ……げほごほ」
兵藤レナ「おやおや。麗奈ちゃんが私に何の用かしらね? めずらしい事もあるものね」
麗奈「ちょ、ちょっと近くを通ったから……」
レナ「……言い訳は結構よ。用件があるなら、早く言いなさい」
麗奈「ま、まいったわね……レナさんには隠し事はできないわねッ!」
レナ「それで?」
麗奈「お願いよッ! アタシたちと『あっち向いてホイ』で勝負してッ!」
レナ「……」
麗奈「正直に言っちゃうと、アタシたち、お小遣いがぜんぜんないのよッ! いや、ギャラはもらってるわよ。でも、それは口座に入ってるし、今アタシたちの手元にはこのシュークリームが1個しかないのよッ!」
レナ「……」
麗奈「でもねェ~考えてみてよレナさん。2人でシュークリーム1個なんて、1口ずつ食べたらもうおしまいなのよ~。だったら、増やすかスっからかんになるか! スリルに賭けてみるッ! それが成長期つーもんでしょッ! アタシはそー思うのよ。違う!?」
レナ「いいわ……賭け事は嫌いじゃあないし、おもしろそうね」
麗奈(しめた! かかったわねッ!)
レナ「で? ルールは?」
麗奈「あっち向いてホイをするのは、この乃々。1回勝負。アタシたちが負けたらこのシュークリームはレナさんのもの。アタシたちが勝ったら……」
レナ「ここに10万円あるわ」ポイ
麗奈「……えッ?」
レナ「あなた達が勝ったら、持って行っていいわ」
麗奈「え、ちょっ、え」
乃々「じゅ、じゅじゅじゅ、10万円って……大金なんですけど……」
レナ「どうしたの? やらないの?」
麗奈「や、ややや、やるわよッ! の、ののの、乃々ッ! かまうことないわよッ!」
乃々「で、でも、こんな大金をを賭けてやるなんて、むーりぃー」
麗奈「かまわないって言ってるでしょッ! こんなの、レナのハッタリに決まってるじゃないッ!」
レナ「やらないの? あ、そうか。わかったわ」
乃々「な、なにがですか?」
レナ「もう10万円……これでいい?」ポイ
乃々「に、ににに、20まんえん……む、むむむ、むーりぃー!」
麗奈「や、やるのよ乃々ッ!」
土屋亜子「まいどー! あ、麗奈ちゃん久しぶりやんかー。こないだ楓さんと3人で行った旅ロケ『突然の修善寺旅行! まさにサプラ伊豆』以来やなあ」
麗奈「あ、あれ? 亜子?」
レナ「私がさっき、電話して雇ったのよ。『取り立て人』をね」
亜子「土屋亜子ですー。ほんなら、仕切らせてもらいますね。このあっち向いてホイ勝負。勝負の結果は、アタシが見届けて……しっかりきっちり取り立てさせてもらいます」
ゴゴゴゴゴゴゴ
乃々「あ、あうう……れ、麗奈ちゃーん……」
麗奈「じ、自信を持ちなさいよッ! アンタはあっち向いてホイなら無敵なのよッ!」
レナ「……いくわよ」
乃々「む、むむむ、むーりぃー」
レナ「ジャンケン、ホイ」グー
乃々「ほ、ほい」チョキ
レナ「あっち向いて、ホイ(→)」
乃々「ほいぃー」左
http://imgur.com/A87xZxC.jpg
レナ「次、いくわね」」
レナ・乃々「ジャンケン」
レナ「ホイ」グー
乃々「ほい」パー
レナ・乃々「あっちむいてー……」
乃々「ほい」右
レナ「ホイ」左
亜子「はいはーい! 乃々ちゃんの勝ちでーす!」
レナ「……負けたわ。今の勝負、イカサマはなかった……いえ、やってても1度だけは見逃してあげようかとも思ったけど、本当に真剣勝負だったのね。私の、負けよ。持って行きなさい」
麗奈「じゃ、じゃあ……え、遠慮なく……」
亜子「あー、ええな、ええなあ。アタシにもちょっと、わけてー」
乃々「ど、どうしましょうか麗奈ちゃん……こんな大金、困るんですけど」
麗奈「い、今更どうしようもないわよッ! は、半分は乃々のよッ!」
乃々「い、いらないんですけど」
麗奈「う、受け取りなさいよッ! 半分こ、お金も責任も半分こよッ!」
乃々「むーりぃー……」
遊佐こずえ「こっちー……こっちー……ここではないどこかはー……こっちー……」
乃々「? こ、こずえちゃん?」
麗奈「なにやってるのよ?」
こずえ「こっちー……こっちへー……あ」
麗奈「どうしたのよ?」
こずえ「こっちー……そっちじやなくて、こっちー……こっちー……」
乃々「? ……!」ビクッ
小梅「こずえちゃん……ど、どう……?」
芳乃「うまく引き寄せられたのでしてー?」
こずえ「それがー……」
乃々「……ひ」
麗奈「? 乃々?」
乃々「ヒャッハー!!!」
麗奈「乃々!?」
こずえ「あ……」
小梅「も、もしかして……」
芳乃「乗り移られたのでしてー!?」
麗奈「はあァ!?」
かな子「つまり、事務所に変な霊的存在が現れて」
雫「それが、誰かに取り憑こうとしていてー」
茜「とうとう乃々ちゃんに取り憑いちゃった、ってわけなんですか!」
小梅「う、うん……」
こずえ「とめようとしたんだけどー……」
芳乃「わたくしの、祓いもなぜかつうじなかったのでしてー」
麗奈「そ、それってもしかして、塩を探してたのは」
芳乃「そうなのでしてー。祓いには塩を用いるものでしてー」
かな子「……麗奈ちゃんが、塩じゃなくて砂糖を渡したから」
麗奈「し、知らなかったのよッ! そんな目的なんて」
芳乃「なるほど。それでわたくしは、失敗したのでしてー」
雫「それはともかく、それで乃々ちゃんは」
茜「今、ああなってるんですね!」
乃々「こりゃいけるんですけど!!! いけるんですけど!!!!!! 今の私ならいけるんですけど!!!!!! ウアアアア!!!」
かな子「……ど、どうしよう」
芳乃「取り憑かれてしまったからには、乃々殿の身体から霊を追い出す必要があるのでしてー」
麗奈「それなら早くやりなさいよッ!」
芳乃「それがー」
乃々「あっち向いてホイ」
雫「え? なんですかー?」
乃々「あっちいてホイ。やって欲しいんですけど」
雫「?」
乃々「それじゃあいくんですけど」
雫「あ、は、はいー。ジャンケン、ホイ」グー
乃々「ほい」チョキ
雫「あっち向いて、ホイ(→)」
乃々「ほいー」左
http://imgur.com/A87xZxC.jpg
雫「あいこですねー。じゃあ」」
雫・乃々「ジャンケン」
雫「ホイ」グー
乃々「ほい」パー
雫・乃々「あっちむいてー……」
乃々「ほい」右
雫「ホイ」左
こずえ「まけちゃったー……たいへんー……」
茜「え?」
雫「あ、あああーーー……」ガクッ
かな子「し、雫ちゃん!? どうしたの!?」
小梅「し、勝負に負けたから……魂の力を……」
芳乃「奪われてしまったのでしてー」
麗奈「な、なんですってッ!?」
乃々「こりゃいけるんですけど!!! いけるんですけど!!!!!! 力がどんどんながれてくるんですけど!!!!!! ウアアアア!!!」
芳乃「どうやら、得意な勝負をして相手の力を奪う能力を持っているようなのでしてー。祓うには、あの勝負に勝たないと無理なのでしてー」
かな子「それってつまり、乃々ちゃんに……」
茜「あっち向いてホイで勝たないといけないってことですか!? それは……」
麗奈「無理ってことじゃないッ!!」
乃々「次は……」
一堂「……きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」
ドタドタバタ!!!
乃々「逃がさないんですけど!!!」
智香「充実したレッスンだったねっ☆」
まゆ「智香ちゃぁん? まゆの自主レッスンのはずが、智香ちゃんががんばってましたけど」
智香「エヘッ☆ ごめんね。でも、まゆちゃんも上達してたよ」
まゆ「Pさん、褒めてくれますかねぇ……えへへ」
かな子「と、智香ちゃんにまゆちゃん!」
茜「逃げるんです! 誰よりも速く!! どこよりも遠くへ!!!」
まゆ「?」
智香「どうしたのっ?」
芳乃「それがー……」
~斯く斯く云々~
芳乃「というわけなのでしてー」
智香「うーん。要は、乃々ちゃんにあっち向いてホイで勝てばいいんだよねっ?」
麗奈「そりゃ勝てばいいけど、誰もあっち向いてホイじゃ乃々に勝てないって言ったのは智香、アンタでしょッ!」
智香「そうだけど、そうでもないよ。乃々ちゃんにあっち向いてホイに勝つ方法……実はあるんだっ☆」
茜「本当ですか!? 信じられませんけど!!」
智香「ちょっと準備とみんなにも協力してもらわないといけないんだけど」
かな子「? うん、なんでもするよ」
乃々「見つけたんですけど。逃がさないんですけど。あっち向いてホイ、やって欲しいんですけど」
智香「うんっ! じゃあ……アタシが相手だっ☆」
乃々「相手にとって不足はないんですけど」
まゆ「ねえねえ智香ちゃん、今誰に電話してたんですかぁ?」
智香「まあまあ。じゃあみんな協力してね。まずかな子ちゃんは」
かな子「うん」
智香「後ろから、まゆちゃんの目を塞いで」
かな子「え? こ、こう?」
まゆ「え、え? まゆ、なんにも見えませんよぉ」
智香「まゆちゃん、ちょっと協力してね。後できっと、プロデューサーさんも喜んでくれるからっ☆」
まゆ「ほんとですかぁ? じゃあまゆ、がんばっちゃいますねぇ」
智香「茜ちゃんは、まゆちゃんの耳を塞いであげてっ!」
茜「? こうですか!?」
まゆ「なんにも聞こえませんねぇ」
乃々「はやくあっち向いてホイ、やりたいんですけど」
智香「はいはいお待たせっ☆ じゃあいくよ……」
麗奈「? なんなの? これでどうやって、あの乃々にあっち向いてホイで勝てるっていうのよッ!?」
智香「ジャンケン、ホイ」グー
乃々ほい」チョキ
智香「あっち向いて……」
ガチャッ
P「智香ー。大事な用事ってなんだー?」
智香「ホイ(→)」
乃々「ほい」右
http://imgur.com/sC0zDnO.jpg
麗奈「あ」
小梅「あ」
芳乃「あ」
こずえ「あ」
かな子「あ」
茜「あ」
まゆ「?」
乃々「……あ、あれ? え、えええ」
智香「はい。アタシの勝ちーっ☆」
乃々「ありえないんですけど! 信じられないんですけど!! 負けちゃったんですけどおおおぉぉぉおおおぉぉぉーーーっっっ!!!!!!」
ズズズズズズズ
芳乃「今でしてー。祓ったま♪ 清ったま♪ 滅するのでしてー!」
「ぎいやああああああああああああ………………」
こずえ「きえたー……きえたー……」
小梅「よ、よかった……」
麗奈「ちょっとなによ! どういうことよ! なんで智香は乃々に勝ったのよッ!?」
かな子「そうだよ、どうして?」
智香「えへへっ☆ あのね、プロデューサーさんがいたから」
茜「?」
智香「乃々ちゃん。逃げようとしながらも、いっつもプロデューサーさんを見ているから。目をはなさないからっ☆」
乃々「ご、誤解なんですけど////」
智香「プロデューサーさんと目は合わせないけど、乃々ちゃんはいつもプロデューサーさんを気にしてるんだよねっ☆」
乃々「ちがうんですけど……////」
まゆ「智香ちゃぁん。まだですかぁ」
智香「あ、もういいよ。かな子ちゃんも茜ちゃんも、はなしてあげてっ☆」
まゆ「ふう。それで智香ちゃん、今のは……あ、Pさぁん////」
かな子「もしかして」
茜「私たちがまゆちゃんの目と耳をふさいでいてのは!」
智香「うん。まゆちゃんには……ナイショだよっ☆」
麗奈「まったく、アンタの観察力が一番恐ろしいってことね」
智香「みんなのことを知ってないと、応援ってできないからねっ☆」
まゆ「けっきょくなんだったんですかぁ……あ、Pさぁん。えへへ////」ギュッ
乃々「……////」ドキドキ
P「? それで? 俺はなんで呼ばれたんだ?」
智香「エヘヘヘヘっ☆」
お わ り
http://imgur.com/GqnSrwq.jpg
以上で終わりです。おつき合いいただきまして、ありがとうございました。
http://imgur.com/3NAFOR6.jpg
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