モバP「キュートな昔馴染み」 (28)

書き溜めあり
今回から酉つけ始めたけどいつもの人です

実際に秋田弁使ってる人からしたらおかしいかもしれませんが許してください

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モバP「はい、もしもし? どうかした?」

モバP「ああ、遊びに来るの? 明日から? あー、片付けておくよ。はい。はい。じゃーね」

ちひろ「親しそうでしたけど、電話、彼女さんですか?」

モバP「違いますよ。地元の友人です」

ちひろ「プロデューサーさんの地元っていうと…どこの出身でしたっけ?」

モバP「秋田です。良いところですよ」

ちひろ「へー、あっちの方って方言強かったと思うんですけどプロデューサーさんはそんなこと無いんですね」

モバP「まあ都会に憧れて必死で練習したので。さ、そろそろ午後の仕事始めましょうか」

~翌日~

ピン、ポーン

奥山沙織「え、えっどPさん。来だよ?」

モバP「……今何時だよ……」

沙織「朝の7時ですげんども」

モバP「……早いよ。夜行バスで来たのか?」

沙織「んだがら。最近のバスってすげんですね。トイレまでついでら」

モバP「そりゃあ長時間乗るものだしな。立ち話もあれだから入ってよ」

沙織「お、お邪魔します…」

モバP「結構久しぶりだけどそっちは何かあった?」

沙織「お向がいさんが田植えの時に転んで腰怪我しだぐらいがな?」

モバP「じいさん大丈夫だったのか?」

沙織「ピンピンしどりましだ! ただみんなで田植えはみんなでてつでーましだ」

モバP「それなら呼んでくれれば行ったのに」

沙織「Pさん、お仕事さ忙しい思っで…次がらは頼んまずね!」

モバP「ああ、最近帰れて無いからな。ちょうどいい機会になりそうだから頼むよ」

沙織「理由なんで無ぐても来でぐださい! だまに帰っで来ねーと寂しいです」

モバP「分かったよ。今度行く予定作っておくからさ」

沙織「あ、Pさん朝ごはんはもう食べましだが?」

モバP「今起こされたところだから食べてないよ」

沙織「す、すんません! もっどゆっぐり来れば良がっだですよね!」

モバP「平日だったらこの時間に起きてるからそんなに気にしなくていいよ」

沙織「そうですが? あの、わだす食べ物も持っで来だので朝ごはん作ります!」

モバP「本当か? それならお願いしようかな」

沙織「が、頑張ります!」

沙織「で、出来ましたけんど、どうですか?」

モバP「懐かしいメニューだな。いただきます」

沙織「お米はすぐには炊げませんけんどお漬物はうちのおばあちゃんのお手製です!」

モバP「ん、流石おばあさんだな。やっぱり美味しいよ」

モバP「それにしても沙織って料理出来たっけ?」

沙織「え、えっど…おばあちゃんにこんぐらいは作れるようにしどけっで言われました」

モバP「卵焼きふわっふわで美味しいしこれならいつでも嫁にいけるな」

沙織「わ、わだすが嫁さんだなんてとんでもね! こげなわだす貰ってぐれる人なんでいねーです」

モバP「そう? 困ったらうちにおいでよ」

沙織「そげなこと言われだらPさんは冗談でも本気にしぢまうよ…」

モバP「さて、東京観光でしょ? どこか行きたい場所はある?」

沙織「んー、わだすは特に。あっ、ウィンドウショッピングしでみてぁ」

モバP「服とかか? それなら当てがあるから行こうか」

沙織「Pさんアイドルさ見でるんでしたよね? あんまりオシャレな店はちょっど…」

モバP「人は少ない場所だしある意味行きつけの場所だから安心してくれ」

沙織「お、お手柔らかにおねげーします!」

モバP「大丈夫だって。片付けたら早速行こうか」

モバP「ここだよ…そんなに緊張しなくても良いんじゃないか?」

沙織「えど、わだすこげにおしゃれなお店は…」

モバP「大丈夫だって。うちの社で使ってるところだから見立てとかきっちりやってくれるよ」

沙織「ええ! アイドルさん達が使っでるお店なんですが!」

モバP「そりゃほとんどうちの専属契約でやってるところだからな」

沙織「そ、そげなこともあるんですね…」

モバP「うちは特に大所帯だからな」

モバP「こんにちはー」

店員「ああ、いらっしゃい。プロデューサーさん」

沙織「お、おお…と、都会のお店っでこんなんなんだ…」

店員「今日のお客さんはこの子なんですよね?」

モバP「そうです。とびっきり可愛い服を見繕ってあげてください」

沙織「わ、わだすなんてオシャレのオの時も知らねーので…」

店員「安心してください。アイドルの子達に引けを取らない可愛さにしますよ」

店員「さ、こんなもんでどうですか!」

沙織「うう、こげな可愛らしい服わだすなんかに似合っでるんか…」

モバP「おー、見違えるじゃないか。可愛いぞ」

沙織「可愛いだなんでそんな…やっぱりわだすには似合っでねか?」

モバP「うん? その服じゃなくてその服を着たお前も可愛いってだけだよ」

沙織「そげに可愛いばどっちゃるるのだば…すんげくしょしい…」

モバP「前から言ってると思うんだけどな…」

沙織「そげなこと…でも普段とは違うから…びゃっこ困りまず」

モバP「可愛いなんて地元じゃ言われ慣れてるだろ」

沙織「じいちゃんばあちゃんに言われんのどはPさんがって言われんのどじゃちげえ…」

店員「プロデューサーさん。この後うちの店は空いてるけど髪とかまで弄ってみる?」

モバP「て、言ってるけどどうする? せっかくならもっと可愛くしてみても良いと思うんだけど」

沙織「ぴ、Pさんが言うならやっで見でも良いけんど」

店員「それじゃあやってみますか」


それじゃあまず髪型がっつり変えちゃいましょうか

メガネも丸メガネからコンタクトにしてー

すっぴんなんですか!? それなら薄めに化粧もやっておきましょうか

店員「うん! これで良いんじゃないかな!」

モバP「おお! なんだ、随分垢抜けた感じじゃないか!」

沙織「うう…なんかわだすらすくない気がします」

モバP「いやいや。よく似合ってると思うよ」

店員「素材は良いんだからこのくらいはしませんとね」

モバP「いや、流石ですよ。ここまで素敵な女の子になるとは」

沙織「だ、だからそこまで言われちまうとしょしいです!」

モバP「言わなきゃ伝わらないからな。言葉にしておかないと」

沙織「うう…嬉しい…でもしょしい…」

店員「こんだけ可愛ければアイドルになれますよね」

モバP「そうですねー。でもそれは本人と相談かな。沙織はどう?」

沙織「わだすがアイドルなんて無理です! こげなわだすに出来ることじゃねぇですよ!」

モバP「て、言われちゃいますからね」

店員「あはは…さて、お会計済ませましょうか」

モバP「はい。いつもありがとうございます」

店員「こちらこそですよ。化粧品はおまけで付けておきますね」

モバP「さて、とりあえず服は買えたけど他に行きたいところはないか?」

沙織「えっと…アイドルさ見でえって言っだら迷惑ですが?」

モバP「ん? アイドルに興味持ったのか?」

沙織「…ちょっどだげ。だから見でみでえ」

モバP「事務所に行けば誰かはいるとは思うけど流石に迷惑だよな…ラジオの公開収録に行ってみようか」

沙織「そ、そげなもんまであるんですか…」

モバP「えーっと、今日は誰の収録日だったかな…? とりあえず行ってみようか」

\第5回!シャイニーナンバーズのお時間でしてー?/

モバP「ああ! 今日は芳乃の回だったか」

沙織「えど、依田芳乃…さんですか?」

モバP「聞いたことないか? ゲストの未央の方なら分かるんじゃないか?」

沙織「未央さんならテレビで少しだげ見だごどあります!」

モバP「そりゃ良かった。30分くらいの収録だからゆっくり聞いてような」

沙織「は、はい! 楽しみです!」

モバP「ラジオどうだった?」

沙織「しったげ凄がっだ…やっぱりアイドルって綺麗です」

モバP「そうだろそうだろ。でも芳乃はあれでマイペースなところもあってな。この前なんかも…」

沙織「ふふっ」

モバP「何か、おかしかったか?」

沙織「いやいや! Pさんがすんげく楽じそうに話ずもんだがら。アイドルが大好きなんですね」

モバP「まあな。毎日が楽しいよ」

沙織「やっぱり…わだすもアイドルさなっだら変わるんがな…」

モバP「やってくれるのか? 俺としては大歓迎だぞ」

沙織「え…と……わだすなんがには難じいど思うん…けど」


沙織「でも。わだすもあなだの好ぐアイドルさなっでみでから…お、お、おねげーします!」

モバP「緊張してるか? やっとの初ライブだもんな」

沙織「そげなことねーですよ。Pさんが居でくれればいづも通りです」

モバP「それは心強いな。よし! 頑張れよ!」

沙織「その前に少しだげ…Pさん、こげなわだすをアイドルさ押し上げでぐれでありがとうごぜーます」

モバP「ん、急にどうした?そんな改まって」

沙織「言葉にして伝えねーと伝わらねってごど教えでぐれだんはPさんでねか」

沙織「だからわだすの気持ちばはっきり伝えねばね! Pさんが可愛いってどってぐれだんだから頑張ります!」

終わりです
ど田舎で年が近いのは2人だけな中で外堀を埋めたい
幼馴染はいいぞ
html依頼だしてきます

秋田のまあまあ田舎住みのPです
本当の秋田弁だとこんな感じ。

沙織「え、えっどPさん来たど」

沙織「朝の7時だども」

沙織「んだがら。かぁ~、最近のバスってすげな。トイレまでついでらっけ」

沙織「めぶがね、お、お邪魔します」


かぁ~→痰が絡んだ時みたいな感じで発音。
びっくりしたときとかだね。
かぁ~の他に、こぉ~もあるよ。エドはるみみたいな感じ。
これはそれぞれだと思う

めぶがね→ちゃんと言うと「めんぶがねぇ」。
これはごめんなさいね。みたいな感じ。



沙織「向げさいるじさまが稲っこ植えでらとき転んで腰痛でぐしたぐれがな?」

沙織「ピンピンしてらっけよ!ただ、田植えはみんなさ、しけでもらってらっけ」

沙織「んだどもよ、Pさん、仕事忙しいと思ったぉの…んだば、次がらは頼むど!」

沙織「理由なんてねくても来てけれった!たまに帰って来ねば寂しいべったよ!」



しけでもらう→手伝ってもらう。

~ぉの→~だもん。みたいな。この沙織だと、「仕事忙しいとおもったもん…」ってなる。



沙織「あ、Pさん朝めしもう食ったが?」

沙織「め、めんぶがねぇっす!もっどゆっくり来れば良かったですよね!」

沙織「んだが?あの、わたし食いもん持って来たので、朝めし作ります!」

沙織「が、頑張るど~!」

わたし→わたしはちゃんとわたしって言うはず、
モバマスでもデレステでも一人称「わだす」だっけ??
ちょっとやり過ぎだからこれは運営に文句いいたい笑笑

おじいちゃんとかは「ちらしずし」って言えないよ!
「つらすずす」ってなる!



沙織「で、出来たど~、どんだべ??」

沙織「米なばすぐに炊けねけど、漬物なばうちのばっぱのお手製です!」

沙織「え、えっど…ばっぱさ、こんけばっこなば作れるようなっとげ!って言われました」

沙織「わ、わたしが嫁さんだなんてとんでもね!こんたわたしを貰ってける人なんていねーです」

沙織「すたごど言われだらPさんは冗談でも本気にしちまうよ…」

ばっぱ→おばあちゃん

こんけばっこ→このくらいは


沙織「んー、わたしは特に。あっ、ウィンドウショッピングしてみでぇな」

沙織「Pさんアイドル見でらんでしたよね?あんまシャレでら店はちょっど…」

沙織「お、お手柔らかにおねげーします!」


沙織「えど、わたしこんたにおしゃれなお店は…」

沙織「ええ!アイドルさん達が使ってるお店ななが!」

沙織「す、すたごどもあるんですね…」


ななが→~なんですか。

すたごど→そんなこと。

全部やろうかなって思ったけど、
つかれました…
荒らしてすみません。

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