【モバマス】梨沙「小中戦隊ドデカレンジャー! このあとすぐ!」 (31)

※キャラ崩壊にご注意ください



【杏息日の恐怖】



杏「えー……ウソでしょ……?!」

杏「折角引っ越してきたのに、近くにポケストップが無いなんて……!」

杏「このままじゃ、私が家を出なきゃいけなくなる……」

あんずマホ「いやいや出たらえぇやん」

杏「誰か……助けてぇ……!」









「承りましたわ!」

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桃華「混沌に咲く大輪の薔薇――ドデカレッド!」

ありす「世界を見通す真実の眼――ドデカブルー!」

莉嘉「がおーっと噛みつく元気の頂点――ドデカイエロー!」

晴「暗雲ぶち抜く名ストライカー――ドデカブラック!」

小春「心も体も瞬間セラピー――ドデカピンク!」

5人「「子供と大人の境界線!!」」

桃華「えぇ、頑張らなくても良いんですのよ」ニッコリ

5人「「小中戦隊!! ドデカレンジャー!!!!!」」

桃華「あら、髪がボサボサですわ」クシクシ

小春「洋服はクローゼットから適当に見繕いましたぁ」キセキセ

莉嘉「まだまだ紫外線が強いから、塗ってあげるね☆」ヌリヌリ

晴「運搬用の台車持って来たぞー! ハイ乗った乗った!」ノセノセ

ありす「それでは『ポケストップ巡り・杏さんの家発着ルート・3時間コース』を開始します」ピッピッ

杏「スゴい! いつの間にか杏が外に出ることになってる!」

杏「助けて! ドデカレンジャー!」

晴「どうだ? たまの外出も良いもんだろ?」

杏「いや、さすがの杏でも、みんなに世話されるワケには――」ガラガラ

小春「あっ降りないでください!」

ありす「今私たちがお世話しているんですから!」

莉嘉「杏ちゃんはそのまま座ってるの!」

杏「なんか要介護老人みたいな扱いされてる……!?」

桃華「……ところで安息日(シャバット)をご存知ですか?」

桃華「旅行へ行かず、車に乗らず、スポーツをせず、料理を作らず、火を使わず、掃除をせず、髪をとかず、スイッチを入れず、写真を撮らず、お金を使わず、傘をささず、ペンを持たず……」

桃華「エレベーターですら立たずに備え付けの椅子に座って過ごしますの」

杏「……」ガラガラ

杏「ちょっと働くか……」ガラガラ

桃華「それが懸命ですわ」



続く

【活字中毒にご用心】



文香「……」ペラッ

文香「……」

文香「……」ペラッ

時計「おいおい、何時間読めば気がすむんだ……?」カッチコッチ

文香「……」









「文香さん!」

桃華「混沌に咲く大輪の薔薇――ドデカレッド!」

ありす「世界を見通す真実の眼――ドデカブルー!」

莉嘉「がおーっと噛みつく元気の頂点――ドデカイエロー!」

晴「暗雲ぶち抜く名ストライカー――ドデカブラック!」

小春「心も体も瞬間セラピー――ドデカピンク!」

5人「「子供と大人の境界線!!」」

ありす「文香さん! 聞いてますか!?」

5人「「小中戦隊!! ドデカレンジャー!!!!!」」

ありす「文香さん! 文香さーん!」

晴「おーい! 文香! 返事しろー!」

桃華「文香さん! もう時間ですの!」

小春「もうじき夜になっちゃいますよー?」

莉嘉「がおー! がるるるー!」

文香「っ」ハッ

文香「凄い……図書館の閉館時間を守れました……!」

文香「ありがとうございます……ドデカレンジャー……!」

晴「いっつも夢中で読んでるけどさ……」

晴「本なんて面白いのか?」

小春「晴さんは屋外で遊ぶ方が好きなんですよねー?」

晴「あぁ! やっぱりサッカーが1番だからな!」

ありす「私たちインドア派にサッカーは、辛いものがあります」

桃華「でも、たまにはスポーツを嗜むべきですわ」

莉嘉「そうだっ! 文香さんも一緒にどう?!」

文香「私……ですか?」

莉嘉「うん! みんなですれば、絶対楽しいよ!」

文香「……分かりました、今度しましょう」

晴「よしっ!」グッ

ありす「もう、晴さんはすぐそれなんですから」フフ...



続く

【幼君カリスマの降臨】



美嘉「あー困ったわー」

美嘉「ホント困ったわー」

美嘉「何がってワケじゃないけど困ったわー」

美嘉「これはもう、正義の味方の助けが必要だわー」チラッ

「……」

美嘉「誰かー助けてー★」フヒヒ









「……」










「……」









莉嘉「……何やってるの、お姉ちゃん?」

美嘉「あ、莉嘉」

美嘉「……あれ? ちょ、ちょっと! ドデカレンジャーはどうしたの?!」

莉嘉「いや、今日はオフだから」

美嘉「あ……そうなんだ……」

莉嘉「久し振りにお姉ちゃんと一緒にどこか出掛けようと思ったんだけど……」

莉嘉「これは、お説教が必要みたいだね」ハァ...

美嘉「凄い……オフなのにドデカイエローがやって来た……!」

美嘉「ありがとう! ドデカイエr「お姉ちゃん正座」……はい」

莉嘉「あのね……通報するのは自由だよ?」

莉嘉「でも、それがどれだけ緊急なのか、事態の重い軽いはどれだけか――」

莉嘉「そういうのは、こっちが全部判断しているの。全ての通報に対してね」

莉嘉「だから、特に必要でもないのに何度も何度も通報するのは、ハッキリ言って迷惑なの」

莉嘉「みんな優しいから何も言わないけど、それに甘え続けるわけにはいかないのは分かるよね?」

莉嘉「ねえ聞いてるのお姉ちゃん?」

美嘉「……ハイ……」グスッ

莉嘉「泣きたいのは私の方なんだよ? 1番の通報妨害者が実の姉だなんて……」

莉嘉「でもみんな文句1つ言わずに対処してくれてるの。その努力は分かるよね?」

美嘉「……ハイ……」

莉嘉「これからはイタズラ通報はしない?」

美嘉「……ハイ……」

莉嘉「これ以上続くようなら、私の権限で、お姉ちゃんを懲らしめるからね? 分かった?!」

美嘉「……ハイ……」グスッ

莉嘉「はぁ……」

莉嘉「『正義の味方に休みはない』――」

莉嘉「分かってはいるけど……やっぱり大変だなぁ」ヤレヤレ



続く

【石勺柏の侵略】



晴「お、おい……ここはどこなんだ?」

P「今、このお城のような建物に晴と一緒にいるのは、この俺だぁ―――ッッ!!」

P「後はこの回るベッドの上で、晴とKENZENなお突き合いをするだけです!!」

晴「な……なぁP///」モジモジ

P「こ、これはまさか……KOKUHAKU?!」

晴「実は、オレ……言いたいことがあって……///」

P「ウワヘヘ」

晴「オレ……お前のことが……///」









晴「その気になってたお前の姿はお笑いだったぜ!」

P「ダニィ!?」

桃華「混沌に咲く大輪の薔薇――ドデカレッド!」

ありす「世界を見通す真実の眼――ドデカブルー!」

莉嘉「がおーっと噛みつく元気の頂点――ドデカイエロー!」

晴「暗雲ぶち抜く名ストライカー――ドデカブラック!」

小春「心も体も瞬間セラピー――ドデカピンク!」

5人「「子供と大人の境界線!!」」

晴「すり替えておいたのさ!」

5人「「小中戦隊!! ドデカレンジャー!!!!!」」

晴「ドデカソルト!」バサァ!!

晴「ドデカソルト!!」バサァ!!

晴「ドデカソルト!!!」バサァ!!

P「ぎゃあああああああああああああああ!!」ジュゥゥゥ...

桃華「どうやら、ドデカソルトの力で成仏したようですわ」

ありす「そんなの非ィ科学的です!」

莉嘉「本物のPくんを見つけたよ!」ヨイショット

小春「奥で縛られてましたぁ!」ヨイショット

P「スゴい! 晴を食い漁るというニセモノの俺の野望を食い止めるなんて……!」

P「ありがとう! ドデカレンジャー!」

P「うおおおぉぉぉッッ!! 晴ぅぅぅ!! 晴ぅぅぅぅッッ!!!」

晴「あっオレその晴とは違う晴だから」

P「えっ」

小春「もしかしてこの人、変態なんですか?」

P「滅相もございません! この私が変態などと、そのようなことあろうはずがございません!」

莉嘉「怪しいな~」ジー...

ありす「あなたの担当する晴さんは、次のSSRの撮影のため、さきほど現場に出られましたよ?」

P「ダニィ!? 俺の晴が1人でだと!?」

P「こうしちゃおれん! 早く追いかけなければ!」

P「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ダダダダダ...!!

晴「……」

晴「あいつにも塩まいとくべきだったかな?」

桃華「ドデカソルト」



続く

【好き嫌い猫を殺す】



みく「うぅ……どうしよう……!」

みく「楽屋のお弁当、全部お魚のお弁当だ……」

みく「Pチャンは今、別の子の現場にいるから、代わりを用意してもらうこともできないし……」

みく「だからって別のものを買う時間もないし……」

お弁当「食べへんのんか?」

みく「だ……誰か助けてにゃあ……!」









小春「この部屋からネコさんの声が聞こえましたよ」

桃華「混沌に咲く大輪の薔薇――ドデカレッド!」

ありす「世界を見通す真実の眼――ドデカブルー!」

莉嘉「がおーっと噛みつく元気の頂点――ドデカイエロー!」

晴「暗雲ぶち抜く名ストライカー――ドデカブラック!」

小春「心も体も瞬間セラピー――ドデカピンク!」

5人「「子供と大人の境界線!!」」

小春「今日はここでお昼をとりましょうねぇ♪」

5人「「小中戦隊!! ドデカレンジャー!!!!!」」

莉嘉「私たちの楽屋のお弁当を持ってきたよ!」

晴「オレたち子供だから、子供弁当が用意されるんだよな」

小春「みくさんの好きそうなハンバーグ弁当もありましたよぉ」

桃華「わたくしはお茶を用意いたしますわ」

ありす「隠しカメラは全て撤去しておきました」

みく「スゴい! いとも簡単にお弁当が手に入っちゃった!」

みく「ありがとう! ドデカレンジャー!」

みく「ありすちゃんのお弁当……モグモグ……もらっちゃったけど……モグモグ……食べなくて大丈夫なの?」

ありす「今日は作ってきたので、1人分なら構いません」つMYお弁当箱

ありす「橘です」

小春「えっと……鮭弁当に白身魚弁当、カレイ弁当にW鮭定食弁当……」

晴「見事に魚ばかりだな」

莉嘉「えー? こんなことってあるの?」

桃華「今、ありすさんが監視カメラを調べていますわ」

ありす「……こ、これは……!」つタブレット

晴「おいおい、マジかよ!」

莉嘉「大胆だね~」

小春「お弁当をたくさん抱えて、出てきてますよ」

桃華「やっぱり、お弁当をすり替えた犯人は……」

5人「「浅利七海――!!」」



続く

【椿の如く堕つ】



椿「ど、どうしよう……」

椿「いつも765プロのあずささんと勘違いされる……」

椿「どうにかして見分けてもらいたいけれど、どうすればいいのか……」

鏡「2人とも美人やんけ!」

椿「だ……誰か助けてぇ……!」









「今参ります!」

桃華「混沌に咲く大輪の薔薇――ドデカレッド!」

ありす「世界を見通す真実の眼――ドデカブルー!」

莉嘉「がおーっと噛みつく元気の頂点――ドデカイエロー!」

晴「暗雲ぶち抜く名ストライカー――ドデカブラック!」

小春「心も体も瞬間セラピー――ドデカピンク!」

5人「「子供と大人の境界線!!」」

桃華「これは……難問ですわね……!」ゴクリ

5人「「小中戦隊!! ドデカレンジャー!!!!!」」

小春「カメラ趣味の有無!」

ありす「いつもカメラを持っているとは限りません!」

晴「髪の色が青いとあずさ! 黒っぽいと椿!」

莉嘉「そんなの色合いでいくらでも変わるよ!」

桃華「髪が長いほうが椿さん! 短い方があずささん!」

小春「ロングヘアー時代なだけかもしれません!」

莉嘉「ダメ……ぜんぜん思いつかない!」

椿「そんな……ドデカレンジャーが手も足も出ないなんて!」

桃華「だ……誰か助けてください……!」









「まったく……しょうがないわねー」

梨沙「歩いた軌跡も輝く未来――ドデカゴールド!」





5人「「ドデカゴールド!!」」

梨沙「椿とあずさの見分け方でしょ?」

梨沙「……」

梨沙「ズバリ! アホ毛のあるのがあずさ! ないのが椿!」

5人「「……」」

5人「「おぉー」」

椿「すごい……見分けやすい方法を、一瞬で教えてくれた……!」

椿「ありがとう! ドデカゴールド!!」

5人「「ありがとう!! ドデカゴールド!!」」

晴「梨沙が出るときは、このパターンでいいよな?」

莉嘉「異議なーし☆」

桃華「今回が初出動でしたけど……気分はいかがですか?」

梨沙「なんか……最初は『こんなもので』って思ってたけど……」

梨沙「やってみたら、すごくスッキリしたわ!」

ありす「分かります」ウンウン

梨沙「人のために活動するって、こんなに清々しい気持ちになれるのね!」

晴「おっ、これはハマったクチだな」

椿「それじゃ、また困った時は呼べば良いかしら?」

小春「私たちも、どんどん呼びましょうよぉ♪」

莉嘉「よっ! 追加戦士!」ヒューヒュー

梨沙「えぇ! アタシに全部お任s――いやちゃんと自分たちで解決しなさいよ!」

全員「「HAHAHAHAHA」」



続く

フォローレス



※本SSは記念すべき追加戦士初出動ということで『テンプレの崩壊』がテーマとなっています
次回があれば、いつも通りのテンプレSSに戻ります



※どのキャラクターも決してdisっていません、全員大好きです
でも最近は美玲が1番好きです
ちなみに自分は小日向Pです



※パラガスPさんのSSは大好きです、いつも楽しく読ませていただいています
本SSにも書きました通り、そちらに忍び寄る怪しげな怪異は当方で祓っておきました
これからも新作楽しみにしています

以上です、ありがとうございました

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