冒涜的な安価SS (5)
強い風が吹き荒れる
高い丘に古い木製の家が建っていた
家から出てきた男は
罠に掛かった不運な狼を棍棒で殴り殺し
罠をかけ直した
文字にならない喚きが聞こえてきた
男はライフル銃を持ち、確かでない喚きの方に行った
草の生い茂りたる岸辺にそれは衝撃的な
名状しがたき 安価 ↓1
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472441392
蛙のような気味の悪い顔
鱗があり、日が反射している
男は驚嘆し、地面に尻をついて数分は動けなかった
辿々しい足どりで、逃げるように家に帰った
それを家族に伝えても、誰も信じようともしなかった
数日が経ち、男は決心した
あの死体を研究者に調べてもらおうと
またあの岸辺に行ったのだ
だが、その死体はなかった
20㎏の丸太を付けた罠と共に
一瞬、川の中を調べようと思ったが
男は恐ろしくなり、出来なかった
男は友の家を訪ねた
「君か、何の用で来たんだ」
男は友に、気味の悪い死体のことを喋った
「………それは 安価↓2 に頼んでもらうといいだろう」
安価↓2
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