グリフィンドール寮
ハリー「何がクィディッチチームキャプテンだ、何が選ばれし者だ。僕はモテたいんだ」
ロン「ハリー、童貞こじらせるのは妄想の中だけにしとけよ」
ハリー「こいつ、ラベンダーとべったりだからって……いいさ。ハーマイオニー評曰く『いまだかつてなくセクシー』な今の僕なら引く手数多のはずさ」
ロン「あいつ、余計なことを……で?誰を狙うんだい?」
ハリー「手始めに>>3かな」
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ジニー
ハリー「ジニーを落とす。最近気になって仕方ない」
ロン「……」
ハリー「具体的に言うと今年度から、正直言って性的な目で見てる」
ロン「君、よく僕の目の前でその台詞言えたな」
ハリー「だって君、ディーンと彼女が付き合ってるのが不満そうだったじゃないか」
ロン「……まあね。だからって、ハリーならいいってわけじゃないぞ」
ハリー「彼女の自由だろ。それに、きっと僕、脈があると思うんだ……>>5を贈って反応を見れば君も納得すると思うよ」
薬草の花束
ハリー「ほら、これ。薬草の花束」
ロン「薬草束だろ」
ハリー「よく見ろよ、ちゃんと花をつけてるじゃないか。薬草学で優等なネビルお墨付きだから、大丈夫さ」
ロン「何をもって大丈夫なのか僕にはさっぱりだね。具体的に、これ何の薬草なんだい?」
ハリー「>>7だよ」
下剤
ハリー「下剤だよ」
ロン「ハリー、君、錯乱呪文でもかけられたのかい?」
ハリー「違うんだ、聞いてくれよロン。考えがあるんだ。そう引かないでくれ」
ロン「引くだろそりゃ……考えだって?」
ハリー「あぁ。これは下剤を煎じるのに使う薬草で、実は薬にしなくてもその作用を発揮できるんだ」
ロン「ますます引きたくなってきた」
ハリー「僕らは大丈夫さ、ネビルから扱いを聞いてるからね……この花を触ると吹き出る花粉さえ吸わなければ問題ないよ」
ロン「……で?」
ハリー「まず、ジニーにこれを贈る。で、僕に気があるジニーは喜んで、この花を触る、ジニーが粗相する、ここまではオーケー?」
ロン「なわけないだろ」
ハリー「で、不意な出来事にジニーは慌てるはずだ。泣き出すかもしれない……そこで僕がサッと現れるのさ」
ロン「自首しに?」
ハリー「慰めにだよ、こんな風に……『大丈夫だよ、ジニー。さあ、泣かないで。よくあることさ、君のお兄さんなんてここにきてから何度寝室でやっちまったことか』ってね」
ロン「ドン引きだよ」
ハリー「ここまで来たら手段は選ばないさ。さ、>>9でこいつを贈ることにしよう」
フクロウ便
その日、ホグワーツの大広間は混乱の渦に包まれた
差出人不明の薬草束をジニーは不審に想い、不用意に触らず放置
それを、あろうことかピーブズが手にし、広間中にぶちまけたのである
ほとばしる不快音、立ち上る悪臭、悲鳴、絶叫
阿鼻叫喚の生徒達の中で、ハリーとロンは必死に息をひそめていた
二人は退学になった 完
おつかれさまでした
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