P「デュエルプロデューサー?」 (4)
プロデュエリスト引退を決意した五年前のあの日。
俺の前に一人の女の子が現れた。
彼女との出会いは一年前、彼女が暴漢に襲われてるのを決闘で助けたのが始まりだった。
男性が苦手だという彼女。そんな彼女と話をしているうちに、いつしか兄妹のように仲良くなっていた。
そんな彼女にプロデュエリストを辞めること、そして実家に帰って家業を継ぐことを話した。
彼女は泣きそうだったが、それでも涙は見せなかった。
心配をかけたく無いと思っていたのであろう。
そんな彼女に、俺はお守りとして俺のデッキを渡した。困ったときには俺の変わりだと思って、そのデッキを頼ってくれって。
そして俺はーーー
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懐かしい夢を見た。
P「そういえば、デッキ渡したときに、俺の手元に残っていたカードがあったんだっけ?」
これが絆というものなのかねぇと、ぼやきながら、机の上に置かれたデッキを見る。
P「というか、俺も女々しい奴だよな。あいつの遺したデッキを使ってるなんて」
あいつの遺したデッキと俺の手元に残っていたカード。それを組み合わせたデッキが俺の今の相棒達だ。
一応、プロローグまで。
遊戯王×アイマスのクロスです。
カード効果はOCG準拠。
ただし、レアリティーや流通数は現実とは異なります。
第一話が書き終わったら、また、更新します。
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