インデックス「とうまは頭怪我してるんだよ!!!」 (38)


上条さんとインちゃんのお話
書き溜めないよ……

ガーッと書いてガーッと投下してしまうので推敲ほとんどしてないけど、まあ、よろしくお願いします


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470045170


………第七学区・舞夏の巡回ルート………


インデックス「……」ムス

舞夏「お? そこにいるのは……」クルクル

インデックス「あ、まいか……」 

舞夏「なんだかご機嫌斜めみたいだけど、どうしたー?」

インデックス「昨日とうまと喧嘩した」

インデックス「だから出てきた」

舞夏「え、昨日から外に追い出されてたってことなのか??」

インデックス「違うよ、追い出されてないもん」

インデックス「朝になってから勝手に出てきたんだよ」

舞夏「たいしたことなさそうで安心したぞー」


インデックス「大したことなくないんだよ!!」

インデックス「ずっと口聞かないんだもん」

舞夏「そりゃ珍しい……」

インデックス「言い合ってる途中に突然黙り込んじゃって、ずっとそのままなの」

舞夏「……何があったか知らないけど、謝らないとずっと気まずいままだぞー?」

インデックス「そうだけどー、今日なんて朝ごはんがカップ麺だったんだよ?」

インデックス「それってありえないんだよ」

舞夏「んー、確かにそれはらしくないなー」

インデックス「でしょ? そんなに怒ってたことないのに」

舞夏「……ちょっと事情話してみてくれよ。アドバイスできるかもしれないしなー」

インデックス「分かったんだよ。昨日の夜のことなんだけどね」


上条「おーい、インデックスー」

インデックス「んー?」

上条「もも切ろうと思ってるんだけど食べるかー?」

インデックス「ももっ!! もも食べるー」

上条「おう、じゃあ待っててな」

インデックス「……」

インデックス「待って、とうま」

上条「はいはい? 何ですか?」

インデックス「私も皮むいてみたい!」

上条「へ? インデックスが?」

インデックス「うん、とうまにお世話になってばっかりだからね。感謝の印ってことで」

インデックス「それにカナミンも終わったし」ピッ


上条「いやー、やめとけよ」

上条「そもそも、ももってりんごとかと違って、柔らかいしむきづらいしさ」

上条「それに俺はインデックスのことお世話してるとか思ってないし」

インデックス「やるったらやるの!」

上条「えー、でもこれ土御門から貰ったやつだし一個しかないからなぁ」

上条「今度にしないか?」

インデックス「やるの! もう決定だから!」

上条「突然どうしたんだよ、インデックス?」

インデックス「どうしてもないもん!」

インデックス「どうかしてるのはとうまのほうだから!」 


カチン

上条「あー、上条さんカチンときちゃったよ?」

上条「お前にやらせたら怪我するから、俺がやるって言ってるのがわからないのか?」

上条「今まで人のためにって言って怪我してるお前を何度見てきたと思ってるんだよ」

インデックス「そんな大したことじゃないでしょ!」

インデックス「とうまにいつもありがとうって切ってあげるって言ったのに」

上条「だから、そんなことしなくても分かってるっての!」

インデックス「むー!!」

インデックス「とうまは頭怪我してるからこんな簡単なこともわからないんだよ!!!」

上条「!?」ビクッ

インデックス「はぁ、はぁ……」

上条「……悪かったな、インデックス」スタスタ

インデックス「……え?」

ガラララッ ピシャッ


インデックス「って」

舞夏「暴言は良くないなー」

インデックス「分かってるよ、そんなこと」

インデックス「でも、とうまだって普段は言い返してくるんだよ?」

インデックス「それなのに昨日はその後さっさとお風呂場行っちゃって……」

インデックス「ありがとうしたかっただけなのにあんなに怒る事ないんだよ」

舞夏「感謝云々っていうのは、二人でよく話すとして」

舞夏「とりあえず暴言吐いてしまったことだけは謝ったほうがいいと思うけどなー」

舞夏「感謝してるならなおさらだぞー?」

インデックス「ヤダ!」

インデックス「とうまを傷つけちゃったのかもしれないけど、私もとうまにありがとうを拒絶されて嫌だったもん」

舞夏「……なら仕方ないなー」

舞夏「無理に謝っても意味ないし、気持ちが落ち着くまでぼーっとしてるといいぞー」

インデックス「うん、そうする」

インデックス「時間とっちゃってごめんね」

舞夏「いやいや、よりよい同居生活が送れるよう祈ってるからなー」クルクル

ひとますこのへんで……

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー


………上条の部屋………


上条「……」

上条(……あいつ、記憶喪失に気づいてたなんて……)

上条(そんな素振りなかったはずだし、俺なりに気を使ってたんだけどな……)

上条(やっぱり違和感があったのかな)

上条(……俺じゃ足りねぇんだな……)

上条(……あいつを救った本当のヒーローはきっと喧嘩もしないし、朝ごはんをカップ麺にしたりしないんだろう……)

上条(あいつは俺が記憶喪失なのを知っていたのに、嘘をつき続けてたなんてほんと滑稽だな……)

上条(わざわざインデックスは俺に付き合ってくれてたんだ、幼稚な嘘に)

上条(なんて思って話しかけられなくなっちまったのもほんと馬鹿だな)

上条(こんなんだから記憶喪失はバレちまうし、インデックスをあそこまで怒らせちまうんだ……)


上条(はぁ……)

上条(そういえば、インデックス食べ終わったかな……気まずいな)ガラララッ

スタスタ

上条(……食べ終わってるみたいだな。珍しく流しに入って……)

上条「……ん? 紙?」ピラ

『家出します。今更謝ったって許さないんだよ。それでは、今までありがとう』

上条「……これ、どういうことだよ!」ダッ

上条(もしかして魔術師とかの仕業? いや、でも筆跡はインデックスのだ……)

上条「ちっ、学園都市は危険だってのに!!」


ガチャッ

上条「インデックス!!」ダッ

上条「インデックス! どこにいるんだ!!」

土御門「カミやん、こんな朝っぱらから大声出してどうしたんだにゃー?」

土御門「インデックスに何かあったのか?」

上条「家出するって……紙に書いてあって……」

土御門「それくらい良くあることだぜい? 年頃の女の子だろ?」

上条「いや、だって……昨日喧嘩して、今日家出だからさ」

土御門「ははーん? そりゃ構ってちゃん家出だぜい」

土御門「見つけるのはそう大変ではないだろうが、かなり深くまで行ってしまうことがあるかもしれないぜい」


上条「だったらやっぱり!」

土御門「焦るなよ、まだ朝だぜい?」

上条「スキルアウトとかに絡まれてたらどうするんだよ!!」

上条「魔術と関係ないことじゃ、インデックスはただの女の子なんだぞ!」

土御門「……カミやんは心配症だにゃー」

土御門「まあ、俺はインデックスどこにいるかは知らないけど、見たら連絡するぜよ」

上条「分かった、悪いな」

土御門「おー。カミやんも追っかけられないように気をつけろよー」


………………………………

小萌「シスターちゃんですか?」

上条「ああ、見なかったか?」

小萌「んー、あっちに歩いていくのを見ましたよ」ユビサシ

上条「ああっ、サンキューな、先生!」ダッ

………………………………

美琴「あー、あのシスターね」

上条「見たか?」

美琴「うん、バスターミナルの方行ったわよ。一時間くらい前に」

上条「そっか、ありがとな」ダッ

美琴(……アイツに立ち読みしてるの見られるとは……)


………………………………

青ピ「あのシスターちゃん? せやなー、見てへんわー」

上条「そっか、呼び止めて悪いな」

青ピ「気にしてへんでー。シスター捜索頑張ってなー」

上条「ああ、見たら家帰るよう言ってくれ」

青ピ「了解-」

………………………………

黒子「白い服を着た銀髪碧眼のシスターですの?」

上条「ああ、見なかったか?」

黒子「彼女でしたら十分くらい前にそこで見たんですの」

上条「そうか! ありがとうな!」ダッ

黒子「迷子なのでしょうか?」


……………………………

上条「くそっ、インデックス、どこ行ったんだ!!」タッ

上条(……感謝したいとか言って心配させて……)

上条(なんで俺が偽物だって知ってるのに、なんであんな純粋な笑顔でお世話になってるだとか、感謝だとかいうんだよ)

上条(……嫉妬するじゃねぇか……)

上条(いや、でもそれでインデックスにあたるなんて最低だ……)

上条(早く見つけて、謝らないと……)

上条「頼むから無事でいろよ……」

とりあえず、ここまで

亀だけど、何とか次には終わらせる


インデックス「……ええと、第三学区かぁ……だいぶ歩いたな……」

インデックス「……結構暗い道来ちゃった……」トコトコ

インデックス(そろそろ帰ろうかな……とうまを心配させたくないし)

インデックス(あ、はは……今まで心配かけてきたから恩返ししようとしてたのにな……)

インデックス(また心配かけちゃってるよ)

インデックス(心配かけたいと思っちゃってる)

インデックス(バカだな。とうまだからまた心配してくれるって思って)

インデックス(とうまの優しさにおんぶに抱っこだ……)

インデックス(……謝って、ありがとうしないと……)


「見つけた……」

インデックス「え?」クルッ

ダキッ

上条「見つけた、インデックス」

インデックス「と、とうま!?」

上条「……インデックス、昨日は……あと今までごめんな」

上条「許されない嘘をつき続けて」

インデックス「……え?」

上条「インデックスは知ってたんだよな。俺がお前を助けたヒーローじゃないってこと」

上条「……俺が記憶をなくしてたこと」

インデックス「え、とうま?」

上条「もう隠さなくていいって」

上条「悪いな、お前が好きだったやつに成り代わってお前の傍にずっといてさ」

上条「それなのに文句も言わず俺に付き合ってくれてたんだよな」

インデックス「……」


上条「昨日の夜、俺に感謝するって言ってたけどさ、それは俺じゃなくてお前を救ってくれた誰かに言ってやるべきだよ」

上条「俺もその立場になりたかったけど役不足だからさ。感謝してもらえる権利もないんだ」

インデックス「……記憶なくしてたんだね、私を助けてくれた時の」

上条「ああ。そんな改めて言うことじゃないだろ」

インデックス「ねえ、とうま」

上条「なんだ?」

インデックス「知らなかった。とうまがそんなに苦しんでたなんて、知らなかったんだよ」

上条「良いんだよ、俺の苦しみなんてお前が俺に嘘つかれているせいで感じた苦しみには遠くおよばないよ」

インデックス(……とうまはあの時から本当に記憶喪失していた。だけど私のために黙ってた)

インデックス(それなのに私がいつの間にかそのことに気づいてたって思ってるんだね)

インデックス(そして、私が偽物のヒーローであるとうまに感謝をしたいと言い出したから拒否した……)

インデックス(そんなに私のことばかり考えてくれてるのに、それでもとうまの中の本当のヒーローには届かないんだね)

インデックス(……それなら…………)


インデックス「ねえ、とうま」

上条「……なんだ?」

インデックス「こうやって抱きしめてくれるの久しぶりだね」ギュウ

上条「……え、インデックス、それは……」

インデックス「実はね、とうまと私は恋人同士だったんだ」

上条「っ……ごめんな、嫌だったか」スッ

インデックス「やだよ、離さないで」ギュウウ

上条「だから言ったじゃないか。俺はお前が好きだった上条当麻じゃないんだよ。その皮をかぶった別物だ」

インデックス「違うよ。どっちも私が好きなとうまなんだよ。とうまはとうまなんだよ」


インデックス「……だから、今のとうまの気持ちを教えて?」

インデックス「私のことが好きなのか嫌いなのか」

上条「クソッ、そんなの好きに決まってんだろ……」

上条「大好きだよ、愛してるよ!!」ギリッ

上条「いつもインデックスの好意を受ける過去の俺を羨んだよ」

上条「昨日、とうまに感謝したいって言ってた時に嫉妬もした」

インデックス「そっか、そうだよね」

インデックス「でもね、私もいっつも嫉妬してたんだよ。短髪と話してたり、クールビューティーと話してたり……」

インデックス「他の女の子と楽しそうに話してるとうまを見て嫉妬したよ」

インデックス「それでも私が今のとうまのことを好きじゃないと思う? 両想いじゃないと思う?」

上条「……インデックス、好きだ。今の俺を見て欲しい」

インデックス「うん。とうま、私も好きだよ。大好き」ポフッ




上条「じゃあ帰ろうか」スッ

インデックス「うんっ」ギュウ

インデックス「とうま」

上条「ん?」

インデックス「いつもありがとうね」ニコ


おしまい。
インちゃんかわええよな

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