～女の子×女の子～

咲「今日は穏乃ちゃんと二人で遊ぶんだ～！」

咲「あっ！噂をすれば電話だ！」

穏『もしもし。咲？今どこら辺？』

咲「ちょうど今から家でるところだよ！」

穏『了解！じゃあ、待ってるから！』

咲「えっ？穏乃ちゃん、もう居るの？」

穏『う、うん』

咲「まだ、約束の30分前だよ？」

穏『咲が迷子にならないように先にきてたんだよ！』
　（ホントは、楽しみ過ぎて早く来てしまったとは言えない///）

咲「そうだったの！ごめんね！今すぐ行くよ！」

穏『う、うん！待ってる！』

～待ち合わせ場所～

穏（今日は、少し頑張ってオシャレをしてみた…）
　（具体的に言うと白いワンピース…絶望的に似合ってない気がする…）

咲「…」キョロキョロ

穏「あっ！さ～き～！」オーイ

咲「？」

穏「おはよう！咲！」

咲「あれ？穏乃ちゃん？」

穏「？」

咲「なんだか、いつもと全然違うから見つけられなかったよぉ」

穏「あ～、コレね～。やっぱり似合ってないかな？」タハハ

咲「そんなことないよ！すごく可愛いよ！」

穏「そ、そうかな～///」

咲「うん、とっても似合ってるよ！」

穏「そんなに褒めないでよ～///　それより、早く行こ！見たい映画あるんでしょ？」

咲「そうだった！」

～映画館～

穏（これ、恋愛映画だったんだ…）

穏（やっぱり、咲の横顔ってドキドキするなぁ～）ジー

咲「」

穏（咲と出会ってもう結構な日が経つな～）

穏（このまま、友達っていうのもありかな～）

穏（…いや！そろそろ強引にいってもイイはず！）

穏（えい！）ギュー

咲「！！」

咲（えっ！？穏乃ちゃん、急に腕に抱き着いて来てどうしたんだろう///）

穏「ちょっと、寒くて…ごめんね」ボソリ

咲「あっ、そうだったの？だ、大丈夫だよ///」

穏「…ありがと」ボソリ

咲（さっきから、穏乃ちゃんが喋る度に息が耳元にあたる///）

穏「」ギュー

咲「！！」

咲（そんなに強く抱き着いたら、穏乃ちゃんの胸が///）

穏（あまりなくても、少しはある！）

咲「あの、ちょっと…」

穏「ん？どうかした？」

咲「う、ううん。なんでも…」

咲（女の子同士なのに、なんでこんなにドキドキするんだろ…///）

穏（いくら、シャイな咲だってここまですれば…）

穏「ね。咲」

咲「なっ、何かな？」

穏「これくらいすれば、わかるでしょ？ね？」

咲「！！」

穏「さっきから目線が胸元だよ///」ニコッ

咲「えっと、これは違くて！」アタフタ

穏「ねぇ、ちょっと来て？」グイグイ

咲「えっ？」

～非常階段～

咲（…これは、どういう状態？）

穏「…」

咲（穏乃ちゃんが上目づかいで、唇をこっちに向けてる///）

咲「えっと、穏乃ちゃん？これはどういう…」

穏「名前くらい呼び捨てにしてよ」

咲「！！」

穏「ねぇ、何もしないの？」

咲「で、でも、私たち女の子どうしだし…」

穏「私は咲となら、イイよ？」フリフリ

咲「で、でもっ」

穏「焦らなくてイイよ？」ギュー

咲「穏乃ちゃん///」

穏「呼び捨てでイイよ？」フー

咲「…し、穏乃っ///息が耳に…///」

穏「そろそろ覚悟できたよね？」

咲「それは…」

穏「キスして///」

咲（ダメだ！今日の穏乃ちゃん可愛すぎる！）

咲「…穏乃っ！」

穏「ン～」

咲穏「ちゅ」

咲「///」

穏「もっとして///」

咲「うん」

咲穏「んっ…はっぁ…」

咲「…っ！ぷはっ///」

穏「咲ってば以外に肉食系だね///」

咲「ご、ごめんね///」

穏「ううん。すごく気持ち良かったよ///」

咲「ありがと？」

穏「…もうひとつ、お願いしていい？」

咲「何かな？」

穏「あとのことは…任せたっ」バタンキュー

咲「穏乃ちゃん！？どうしたの？顔が茹蛸のようだよ！」

穏「キューっ」

咲「待ってて、直ぐに救急車を…」

穏「ヘロヘロ～」

咲（穏乃ちゃんの唇おいしかったな…もう少しだけ…）


咲がそのあと、救急車を呼んだのは数十分後の事だったという。
穏乃の体には至るところにキスマークがあったとか、なかったとか…