男「中出ししたモノを女の子に変態させる能力ぅ~~~?」 (181)



 小包がポストに入っていた。

 開けると中には2つの黒い腕輪と、一通の手紙。


『あなたには「中出ししたモノを女の子に変態させる能力」が与えられました。

 超能力的なアレです。使用回数とか制限はありません。

 例によって他にも能力が与えられた人が何人かいます。

 他の能力者を全員殺害すればその腕輪は外れます』


 手紙から視線を手首に移すと、いつの間にか腕輪が右手首に装着されていた。

 なんだこの腕輪。不気味なので外そうとするが、肉に食い込んで外れない。

 不良品か? いや、新手の送りつけ詐欺かもしれない。とにかくコレを外さなければ。

 外す方法は書いてないのか。俺は手紙の続きを読む。


『そうそう。その腕輪ですけど無理に外そうとしたら爆発しますよ。

 他にもこちらの意にそぐわない行為なんかに対しても注意、警告の後に爆発します。

 試しにもう一つの腕輪を誰かに装着してみてから外すように仕向けてみてください。

 昼間から汚い花火が御覧になれますよ(笑)』


 悪趣味な文章だ。新手のイタズラだろう。

 そう思い込みたい。だが、いつの間にか腕に嵌められていた黒い腕輪。

 背筋に嫌な感覚が立ち上ってくる。もしかして手紙に書かれていることは本当なんじゃないか。

 俺は恐ろしくなって――


男の行動自由安価↓(作者的に無理なものは無言で安価下)


 恐怖と性欲は脳の同じ領域で情報を処理しているという。

 つまり俺が恐怖を感じると同時にムラムラ来るのは陶然の成り行きだった。

 俺は目の前にあるもう一つの黒い腕輪を鷲掴みにすると、自慢のイチモツにあてがって上下に擦り始めた。

 うむ。ひんやりとしてなかなか良い具合である。下手に扱うと爆発するらしいが、そんなことは性欲の前には関係なかった。

 運動を開始して2分も経たずに射精した。

「ふう。ちょいとブカブカだったがまあ良しとしよう」

 テーブルの上のティッシュに手を伸ばそうとしたその時、つかんでいた黒い腕輪が光り輝き始めた。

「な、何だ!?」

 その閃光はあまりにまばゆく目を開けていられないほどだった。俺はたまらず目を閉じて――



「うにゅぅ……よく寝たです……ふぁ~」

 再び目を開けた時、俺の手が握っていたのは黒い腕輪型オナホではなく、ロリプニっとした黒髪ロングの幼女の肢体から伸びる、真っ白くやわらかな手だった。

 幼女だ。黒い腕輪が幼女に変化した……いや。ほぼ原形が無いから『変態』したというべきか。腕輪が女の子に――!

 なんということだ。あの手紙の内容は真実だったというのか!?

 いや、待て。この幼女は俺の性欲が生み出した質量のある幻影という可能性もある。

 俺はとりあえず――

 
行動自由安価↓




 目の前には幼女。だがそんなことは性欲の前には関係なかった。

 俺は腕輪オナニーの快楽が忘れられず、自身の右手首に装着されている腕輪に未だ元気な愚息をあてがった。

 だが当ててみた所で気が付いた。

 穴が、無い。

 なんということだ。【穴がなければ中出し出来ない】ではないか。

 ええい。床オナニーの要領でこすりつければ――

 乱暴に肉棒を手首にすりつけ、何とか射精にこぎつけようと挑戦してみる。

 すると腕輪が赤く点滅し始め、内臓スピーカーから電子音声が流れ始めた。


『腕輪に不可解なダメージを検出しました。これ以上の負荷を与えれば警告に移行します』


 そういえば手紙に書いてあったな。腕輪を外そうとすれば注意、警告した後に爆発する、と。

 俺は手紙の内容を思い出し――


行動自由安価↓


 俺は手紙の内容を思い出した直後、何の脈絡もなくひらめいた。
 
 そうだ。普通に指オナに切り替えればいいじゃないか。

 普段から慣れ親しんだ技法である。俺ぐらいの者になれば左手の指でも利き手同様の刺激を得ることができる。

 まもなく射精に至る、という所で俺は右手の手首を射線に置いた。

 ぶっかける対象はもちろん右手首の黒い腕輪だ。注意とか警告とか、そんなことはもう関係なかった。

「でるッ……! これでもくらえええええッッッ!!!」

 雄叫びと共に俺の白濁液は見事、右手首の黒い腕輪に命中し――


「う、腕輪に攻撃しちゃダメなのです~~~っ!!!」


 白い弾丸が着弾するより早く割り込んで来たのは、先ほどの幼女だった。

 幼女は俺の右腕を払いのけ、腕輪の代わりに被弾した。

 小動物のように愛らしい顔面に、ねっとりとした性欲の塊がまとわりついた。

「うぅ~~、なぁにこれ……ベトベトするよぅ……」

 なんということだ。幼女にガンシャを決めてしまった。

 俺は悪くない。この幼女が急に俺の腕輪ぶっかけオナニーを邪魔したからだ。

 いわば事故だ。俺はロリコンでも犯罪者でもない。ただの罪なきオナニストだ。

 だが事故とはいえぶっかけてしまったのは事実。

 俺はとりあえず――


行動自由安価↓




男の精力を直下コンマで決定↓

01~33:大したことない。さっきの2発で打ち止め。明日も射精できない。明後日には通常通りに回復。
34~66:まあまあ。毎日2発は余裕。3発撃つと明日はフニャる。明後日には通常通りに回復。
67~99:絶倫。特に射精に制限は無いが、さすがに5発以上は翌日に響く。
00  :性欲の神。


 精液でベトベトの幼女。なんと背徳的な光景だろうか。

 そして彼女を汚した白濁液の発信源が俺自身ともなれば、さもあらん。

 俺の良識が長年封じ込めてきた邪なるロリコンの波動が、今、解き放たれようとしていた。

 なんということだ。俺はロリコンだったのか!? 罪なきオナニストであるはずの俺が、いたいけな幼女に――

「あれぇ?? お兄さんのゾウさんがフニャってなっちゃったです……」

 幼女は萎えた俺のイチモツを興味ぶかげに観察している。

 クソッ、立て! 立てよ! 今たたなきゃ何にもならないじゃないか!

 今なら無知シチュで幼女の膣に中出し放題だというのに!!

 ――ちくしょうッ。

 俺は心の中で悲鳴をあげた。

 強く――強くなりたい。

 俺は強くなることを決意した。

 まあ、それはさておきとりあえず――


男行動安価↓


 寝よう。全ては悪い夢だったのだ。

 俺は使い果たした体力と精力を回復させるべくベッドに倒れ込んだ。

 寝て起きればすべて悪い夢だった、というオチかもしれない。

 すぐさま寝息を立てはじめる俺に、幼女が何か話しかけているようだった。

 ああ、彼女もまた俺の見ている悪い夢の一部なのかもしれない――

 俺は暗い眠りに落ちた。


そういえば男の住んでる所って?あと家族構成とか↓自由安価(下2、3も拾うかも)



 ドアを叩く音で目が覚めた。誰かが玄関のドアをノックしているのだ。

 軽くノックしただけでも大きな音が響くほど、この部屋はボロく壁が薄い。

 叩く音と共に俺の名を呼ぶ声がする。

 聞き覚えのある声。これは隣部屋の住人のものだ。

 このドブ川の傍に立つボロアパートの中で俺と最も親しい人物だった。

 俺は俺を呼ぶ隣人を出迎えるべく怠い体を引きずるようにして戸口へ向かった。

 ――そういえばあの幼女は?

 部屋の中にはいない。

 やはり夢だったか。

 それもそうだ。腕輪が幼女に変わるだなんて、そんなバカげたことが――

 玄関を開けようとドアノブを右手で掴んだその時、視界に入ったのは黒い腕輪。

 ああ、やはり夢ではなかったようだ。

 俺はドアノブを回し、隣人を出迎えた。


アパートの隣人はどんな人? 自由安価↓



「やあ男くん。ちょっと真面目な話があるんだけど、いいかな?」

 くたびれたYシャツ姿のオッサンが、いつになく真剣な面持ちで立っていた。

 時間は夕方。夕日を背にタバコを咥えるオッサンから、僅かだが殺気のようなものを感じた――ような気がした。

 なんだ――? いつもはダラダラとした雰囲気でグダグダと愚痴まきながら一緒に酒を飲む仲だというのに。

 今日はいったいどうしたのだろうか。

 俺はオッサンに笑いかけた。

「どうしたんだよ、オッサン。そんな怖い顔してさ」

 するとオッサンも笑った。いや、笑ったのは口元だけだ。目は笑っていない。

 鋭利な視線を俺に突き刺しながら、オッサンは口を開いた。

「幼女を部屋に連れ込んで性行為に及ぶなんて、君はそんなヤツじゃないと思っていたんだがね」

 ――は? え? 何の話だ?

「共同浴場で小さな子がシャワーを浴びていたから驚いて事情を尋ねたんだ。すると君から性行為を受けたというじゃないか」

 あの幼女! 勝手に部屋から出て共同の風呂場を使ったのか!

 まあ、精液の顔面シャワーを受けた後なら普通のシャワーを浴びたいと考えるのは極めて自然だ。

「警察に通報すべきかとも思ったが、君と私の仲だ。何か誤解があるのかもしれないと思って一応、確認に来たというわけだ」

 オッサン真面目だな。そして律儀だな。

 話せばわかるか? 俺とオッサンも知らない仲というわけでもないんだし。 

 とりあえず――


男行動安価↓



男の身体能力コンマ

01~33:ヒョロい。幼女と互角。
34~66:まあまあ。並みの成人男性と互角。
67~99:強い。成人男性でも簡単に組み敷けるぐらい。
00  :レスリングの神。

直下↓


 昔の偉い人は言った。とりあえずヤっちまえ、と。

 しっかり睡眠をとったお陰で最低限の精力は回復している。

 それでも射精は無理かもしれない。だが勃起なら可能だ。現に俺の愚息はビンビンだ。

 俺はオッサンの手首を掴むと部屋の中に引き倒した。

 巴投げの容量で畳に叩き付けられたオッサンは受け身をとり損なったようだ。

 悲鳴も上げられずもんどり打っているオッサンをうつ伏せに組み敷いて、ズボンと下着を同時に引き下ろした。

「な、何を――!?」

 絞り出すような悲鳴をあげるオッサンの引き締まった尻の割れ目に、満身創痍の肉棒で果敢に挑む。

「ヤっちまえばこっちのもんよ!」

 俺のエクスカリバーが闇を――引き裂いた。




※※※詳しい描写は割愛させて下さい※※※




「いや、済まない。私の勘違いだったようだ。男くんがロリコンではないということは身をもって理解したよ」

 尻をさすりながらオッサンはにこやかに微笑む。いつものオッサンに戻ったようだ。

 いや、心なしか親密度が増したような気もするが、それは気のせいだということにしておこう。

「オッサンさん。ロリコンって何なのです?」

 一勝負が終わった後、オッサンの部屋に匿われていた幼女も部屋に戻って来た。

 誤解も解けた所で一緒に夕食を取っている所だ。今日の晩御飯はソーメンだ。

 オッサンは発泡酒に口をつけながら、感慨深げに俺を見つめている。

 何だろう。この視線は――いや、今は深く考えないでおこう。

 結局の所、二度と射精できなくなっても構わないという覚悟の元、強行した結果、分かったことがある。

 それは【人間に中出ししても女の子に変態しない】ということだ。

 手紙の内容を思い出す。

 【中出ししたモノ】というのは、どうやら【物】であって【者】ではないらしい。

 つまり【穴のある物(非生物)】に中出ししなければ俺の能力は発動しないようだ。

 



 夕食も終わり、オッサンは部屋へ帰って行った。

 幼女の件も遠縁の親戚ということで何とか納得してもらった。

 そういえばこの幼女、どことなく俺に似ているような気もする。

 似ている理由は分からないが、お陰で親戚という設定にも説得力が増したのかもしれない。

「そんなにまじまじ見つめて、どうしたのです?」

「なんでもねーよ」

 俺は手痛いダメージを負った股間の紳士に目をやった。

 今日一日で酷使に酷使を重ねたスペシャルウエポンは、もはやピクリとも動かない。

 【明日まる一日は勃起すら難しい】だろう。

 あるいは適切な治療を受けるべきかもしれない。

 だが悠長なことをしていていいのだろうか。

 俺は右手の黒い腕輪を見つめる。

 手紙には他の能力者の存在が示されていた。そして、それらの人物の殺害を推奨するような文言もあった。

 つまりそれは、能力者である俺も命を狙われるということだ。

 いつ、どこで、誰に、どんな能力で襲われるか分からない。

「お兄さん、目が怖いですよぅ……ほら、すまいる、すまいる!」

 幼女が自分の頬を引っ張っておかしな顔をしてみせる。

 元腕輪の女の子――成り行きで生み出してしまった仮初の命。この子を、俺はどう扱うべきなのだろう?



明日からの行動指針↓↓↓直下自由安価↓↓↓


それでは行動方針が決まった所で今日はお終い。続きは明日か明後日の22:00ぐらいから。

その間、敵能力者の募集しておくよ。

名前なし、簡単な素性と能力だけ。ガチ能力でもエロ能力でもOKよ。

そろそろやるダス。

ちょっと真面目な能力多すぎませんかね?(おまんちん能力ばっかりになるだろーと思ってたなんていまさら言えない……)


 腕輪を受け取った日から3日が過ぎた。

 過ぎた、が。これと言って変化は無かった。

 敵能力者に襲われたり、怪しい気配を感じたようなこともなかった。

 それもそのはずである。

 俺は筋金入りの引きこもりなのだ。

「お兄さん……今日もお外に出ないのです?」

 床に掃除機をかけながら幼女が遠慮がちに聞いてくるがそんなの関係なかった。

 生活に必要なものは全てネット通販で賄えるのだ。

 生活費だってネットで稼げる。

 つまり俺が外に出る必要性など皆無。

 そう、外出する理由が俺には無いのだ。

 3日前から変わったことと言えば右手の腕輪が外せないことと、元腕輪の幼女が部屋の隅に座っていることぐらいだ。

 ちなみに股間の調子は通常レベルにまで回復している。

 この3日、自慰行為は自重していたが、そろそろ解放してもいいだろう。何なら能力を試すために何かの穴に射精してもいい。

 【一日一射精】を守っていれば体調を崩すこともないはずだ。

 ちなみに幼女とはこの3日間の間で――



↓3日間の間で幼女との仲はどうなった?(自由記述安価)


 やや複雑な関係になっていた。

 その原因は明らかに俺だ。

 俺が幼女に快楽調教系のエロ漫画準拠の知識を植え付け、都合のいい肉オナホにしようとしたからだ。

 股間の調子が戻り次第、すぐにでも膣出しセックスできるようにと下準備をしていたつもりだったがそれが裏目に出た。

 俺が寝ている間にネットを使い正しい性知識を身に着けた幼女は、翌朝から俺を地面に吐き捨てられたタンカスでも見下すかのような目で俺を見るようになった。

「このクズ虫……けがらわしいので近づかないでください」

 語尾からかわいらしい感じが失われ、真顔で汚い言葉を吐くようになってしまったのだ。

 幼女からむけらられる冷たい視線。それだけで股間に来るものがあった。

 いけない。幼女に蔑まれて興奮するとかどんな変態だ。

 おれはあくまでオナニスト。変態ではない。

 その一件以来、初日のように無垢でかわいらしい笑顔を向けてくれることは少なくなったが、それでも頼れる身寄りは俺だけだ。

 更に、どうやら俺のことを生みの親と直観で認識しているようでもあった。

 俺の見ていない所で、ちょこまかと部屋の掃除をする姿は微笑ましくもあった。

 嫌悪されてはいるが、好意を持っていないわけでもない。

 何とも不安定で微妙な関係になってしまった。

 やや居心地は悪いが、そもそも俺は天涯孤独の身の上だ。

 好かれていようが嫌われていようが、他人がこの部屋にいるというだけで元々居心地は悪いのだ。

 さて、そんなことはどうでもいい。

 そろそろ何かアクションを起こしてもいいだろう。

 あるいは引きこもり作戦を続行してもいいだろう。

 何かするべきことはあるだろうか――


なにする?(男の行動自由安価)↓



 ここに板コンニャクがある。

 コンニャクとは江戸時代より自慰行為に使われている由緒正しきオーガニックオナホである。

 手軽に購入でき、簡単に破棄できる。オナホを買えない低所得者に優しい初心者向け標準オナニーアイテムだ。

 日本で最もオーソドックスなオナホと言っても過言ではない。

 俺の能力を試し、今後の試金石とするにはもってこいというわけである。

 さっそく切り込みを入れ、健全なる一本角をニュルリと滑り込ませる。

 うむ。懐かしくも生臭い、田舎のおばあちゃんの手作り料理のような優しい快楽が珍棒を包み込む。

 これならば時間を浪せずして射精に至るであろう。

 はたして貫通式であっても中出し認定されるのであろうか、という不安はすぐに杞憂だということに気が付いた。

 俺のフィニッシュが近づくにつれて摩擦部からまばゆい光が漏れだした。

 どうやら【穴があったら何でもいい】みたいだ。

 そのへんガバガバなんだな。まあいいか。

 部屋の隅で幼女が「汚らわしいですぅ……」とか呟いていたような気がするが、終始俺のオナニー姿を頬を紅潮させてガン見している辺り、もしかしたらまんざらでもないのかもしれない。

 そうこうしている内にフィニッシュ。同時にまばゆい閃光がフラッシュ。



「あら? ここはドコかしら? 確か私、こんにゃく芋から板コンニャクに形成されて……」



 あ、コンニャクの頃の記憶あるんだ。

 しかし自分が女の子に変態している事には疑問を持たないのか、こいつらは。

「えっと……はじめまして。私、確かコンニャクだったはずなのですが……あなたは?」

 ちょっと上品そうな女の子だ。清楚そうな白を基調とした服装で、薄く茶色がかった髪の毛はゆるいカールがかかっている。

 性格はややおっとりしているか。柔らかそうな垂れ目が印象的だ。

 うん、コンニャクの原型ないな。

 おっと、この子は挨拶をしている。

 こちらも挨拶を返すべきだろうか?

 
どうしよう?(男行動自由安価)↓



「はじめましてお嬢さん。俺は男という者です」

「まあ。ご丁寧に。よろしくお願いしますわ」

 白いスカートの裾をつまんでお辞儀してみせる姿はまさに良家のお嬢様、といった風だった。

 うむ。性経験が乏しそうだ。

 初体験は新婚初夜でなければなりませんわ! とか言いそうだ。

 無理矢理シチュでオナニーが捗りそうである。

「なんかわたしの時と対応が違う気がするですぅ……」

 幼女が部屋の隅で何か言っているようだが気にしない。

「そちらの女の子はどなたですの?」

「……幼女ですぅ」

「まあ幼女ちゃんっておっしゃるのね。仲良くしていただける?」

「べ、べつに構わないですけど……」

「それじゃあ一緒に遊びましょう! 何がいいかしら?」

「お、おままごとがいいです!」

「あらあら。それじゃあ私、ペットの犬をやりますわ」

 なんか勝手に遊び始めたぞ。精神年齢は低いのか?

 いや、コンニャクの子が面倒見が良いだけかもしれない。

 何にせよ新たな同居者が増えてしまった。

 この調子で一日一射精してると一月後には巨大なハーレムが誕生してしまうな。

 そうするとこのボロアパートでは手狭になってしまうだろう。

 まあ、そんな仔細は後で考えてもいい。

 とりあえず今日の所は――


なにかする?(男行動安価↓)&コンマ30以下で……


「ただいま娘たち。パパが帰って来たぞ~!」

 下半身丸出しの状態で無理矢理おままごとに参加してみる。もちろん股間の紳士はバーサーカー状態だ。

 無邪気におままごとに興じる幼女を見ていると、何かこう、強引に姦しく泣かせたい欲求がムラムラと湧いて来たのだ。

「な、何してるですか!? きゃむっ!?」

 そのまま幼女の上にダイブ。抑え込むように組み敷いて身動きを封じる。

 成人男性すら容易く組み敷く俺の身体能力をもってすれば幼女ひとり程度、赤子の手を捻るより容易い。

 いや、赤子の手を捻るのは罪悪感があってかなり難しいだろう。

 だが幼女をレイプすること程度、朝飯前だ。

「ちょっと待つです! 何しようとしてるですかっ!?」

 この後に及んでジタバタと抵抗する幼女。

 そうでなくては。

「俺は今から……お前を犯す!」

「変態! この変態~~~っ!!!」

 涙目の幼女に変態とののしられ、俺の股間は大天狗へと進化した。

 腹に着くんじゃないかくらい怒張した俺の御立派様が、ずらされたショーツの隙間から露わになった無毛の秘所にあてがわれる。

 我慢汁がチュクっと音を立てて幼女のピッタリと閉じた入り口にキスをした。

 幼女が息をのみ、表情に怯えが奔る。

 これから来るだろう初体験の衝撃に女の本能が恐怖しているのだ。

 本来ならじっくり慣らし、作法を教え込んだ上での貫通と行きたかったが仕方がない。

 ムラムラ来てしまったのだから、しょうがないのだ。

 股間の破城槌はその先端を城門に押し当てた。

 右手を添えて進路が逸れないように。

 少しずつ、ジリジリと前進する。

「いひっ!?」

 痛みがあったのか、幼女が未熟な嬌声をあげる。まだ快楽を知らない青成りの嬌声だ。

 ぴっちり閉じていたすべすべの肉筋は、もはや楕円形に押し広げられていた。

 未開の秘所は既に、俺の鎌首の半分ぐらいを受け入れている。

 心なしか湿り気を帯びて来たようだが、それでも膣璧の抵抗が激しい。

 慎重に慎重に。少しずつ肉棒が肉壁を押しのけていく。

 


「あっ……あ……!」

 全長の半分ほどを受け入れた所で幼女の両腕が俺の背中にまわされた。

 愛情から俺に抱き着いてきた? いいや、違う。これは恐怖だ。

 未知なる痛みの恐怖に支配された行き場のない未成熟な精神は、こともあろうに苦痛を与えている張本人である俺に助けを求めているのだ。

 自分を襲っている男に対して縋るより他にないのだ。俺の肉棒を締め付ける膣圧と同じぐらい、背中に回された両腕はぎゅっと俺の身体を締め付けた。

 幼女の唇が俺の耳にささやいた。熱で魘されたような熱くか細い声で。

 非力でか弱い生き物が、必死で俺に哀願する。

「いたく……しないでぇ……」

 その一言で、俺の中の何かが一瞬で切れた。

 気が付くと俺は激しく前後に腰を振っていた。

 幼女の悲鳴なんてお構いなしに。

 ただ、己の性欲を発散するためだけに。

 所詮、目の前のコレはモノだ。

 今は人間の姿をとっているとはいえ、元はただの腕輪だったものだ。

 それを俺の能力で人間に変えているだけのこと。

 これは、この行為はいつものオナニーと何ら変わることはない。

 そうだ。これは自慰行為に過ぎない。

 俺の身体の下で、涙と悲鳴を上げ続ける幼女を見下ろしながら、俺は自分に言い聞かせた。

 内に芽生え始めた罪悪感と共に、俺は精液を中に吐き出した。




 射精と同時に、眩い閃光が俺の目に飛び込んで来た。

 能力が発動した!?

 なぜだ。生き物相手には発動しないんじゃないのか。少なくとも人間相手では発動しなかったのに。

 何か条件があるのか? いや、今はそれより――

 思わず閉じた目を見開く。

 すると、目の前には――



「うにゅぅ……よく寝たですぅ……ふわぁ~~~」



 何も変わらない。幼女がいた。

 だが、おかしい。

 俺に犯された痕跡がない。

 衣服も乱れていない。

 何も変わっていない。

 まるで、3日前に初めて変態した時のように。

 初めて出会った時のように。

 あの時と寸分違わない。


「あれぇ、ここはどこなのです? わわっ、お兄さんのゾウさんがフニャってなっちゃってるのです!?」


 この3日間の、記憶が、無いのか?

 なんだこれは。能力が発動して【再変態】したとでも言うのか? 

 変態能力が発動し、新品の状態に戻ったのか。

 なんてことだ。能力で生み出した女の子たちは【モノ】なのか。そうか。そういうことか。

 そして中出しして能力を発動すれば【再変態して最初の状態に戻る】のか。

 なるほど。これなら何をしても、どんなことをしても中出しさえしてしまえば元通りというわけだ。

 これほど都合の良いものはない。

 最高の肉オナホじゃあないか。

 オナニストの俺に最適の能力というわけだ。この『中出ししたモノを女の子に変態させる能力』は――!



※※※男の精神状態が【悪墜ち】しました。以降、能力で生み出した女の子たちを生き物や人間とは認識せず【モノ】として扱います※※※






――どこか違う所。


女子校生A「ねーねーB子、知ってるこのアプリ」

女子校生B「何コレ? 【あなたの町の犯罪者探知機】ぃ?」

A「そういう冗談アプリよ。3日前から配信されてるんだけどね。GPS情報を元に、地図上にフキダシが出るの」

B「えー!? ウチの高校に連続殺人犯がいるじゃん!?」

A「だからそういうアプリなんだってば」

B「えー、ちょっとヤダー! ウチの近所のボロアパートに性犯罪者が潜伏中だって! キモッ!」

A「だから冗談アプリだってば。作った人、いったい何を考えてこんなの作ったんだろうねー」

B「ん? ねーねー。このフキダシの右上についてる黒い輪っかのマークって何?」

A「詳しくは知らないけど、たまについてるみたいだよ」

B「ふーん。何か意味があるのかなあ……?」

A「さあねー」

B「ところでA子。その黒いブレスレット、どこで買ったの? ちょっと高そうじゃん。教えてよ」

A「プレゼントよ」

B「誰? 彼氏?」

A「もー、いないよ彼氏なんてー」

B「ちょっとー教えなさいよー、隠し事とか止めてよねー」

A「……いつかちゃんと話すから、ね?」

B「もー、絶対だよ?」

A「あはは、約束するから」

B「本当だからね? 破ったら絶交だからね!」

A「はいはい。わかりましたよーっと」





というわけで今日はこのへんで。

まあエロとバトル半々ぐらいのつもりで行きますよっと。

※※※ちょっと後付け解説※※※

ちなみに「中出ししたモノを女の子に変態させる能力」は、発動者が【モノとして認識したもの】なら女の子に変態させます。

極端な事を言えば、普通の人すらモノとして扱えるサイコパスな人がこの能力を得ると、オッサンすら女の子に変えることができます。

最初は良識を持って女の子たちを人扱いしていた男ですが、コンマ判定の結果、人間性を捨ててしまいました。

本当はバトルを通して女の子たちをモノ扱いするか、人として扱うか葛藤したりするような展開を予定していましたが思い通りに行かないのが安価スレの常。

こうなってしまえば鬼畜な安価もどんどこい状態です(虐殺行為はNG)

それじゃまた。

やりますよ。そろそろ能力バトル要素も回収していかないと……

※ちなみに装着済みの腕輪は肉に食い込んで完全フィットしてますので穴はありません。
よって中出し能力を装着済みの腕輪には使えません。
能力発動には【穴】が必要不可欠です。



 けだるい倦怠感の中で目を覚ます。

 もう朝か。昨日はかなりハッスルしてしまったからな。まだ疲れが取れていない。

 ベッドから起き上がると手狭な台所に見知らぬ女の子たちが立っていた。

 ええと、あいつらは確か――

「あら。おはようございますわ」

「おはようです、お兄さん!」

 そうだった。俺の能力で生み出した「モノ」たちだ。

 俺の寝ている間に朝食を作るだなんて、便利な機能が備わっているものだ。

 今は2人だが、この調子で増やしていけば外に働きに出してヒモ生活をすることだって夢じゃない。

 俺は引きこもってグータラ生活。その間、こいつらに働かせればいいのだ。

 うーむ、夢が広がる。

 いっそのこと、あの手紙とこの腕輪のことなんか忘れて、この能力で稼げるだけ稼ぐというのも悪くないかもしれない。

 殺し合いなんてまっぴらだ。やりたいヤツらだけでやればいい。

 小包が届いてからずっと引きこもっているんだ。俺の居場所がバレる可能性は無いに等しい。

 俺は引きこもってこいつらに稼がせる。

 うむ、この作戦は最強だな。

 引きこもり最強説がここに誕生した。

 さて、今日も今日とてオナニーに励むとしようか。

 いや、万が一ということもある。そろそろ敵能力者の襲撃に備えるべきだろうか。

 どうしよう?


男行動安価↓


 働かせるにしてもオナホにするにしても、とりあえず手駒を増やして困るということはない。

 手駒といっても戦力として期待はしないでおこう。こいつら二人を見る限り戦闘には向いていない。

 仮に他の能力者と戦闘になった場合は、俺の身体能力で押さえつければ済む事だ。

 まあ最低でも家事手伝いをしてくれれば文句はない。ついでにアレの具合も良ければ最高だ。

 さて、とりあえず家の中にあるもので、適当な穴のあるものでも集めてみようか。

 一応、戦力として期待はしないがとりあえず強そうなものを選ぶべきだろうか。

 万が一、戦闘の助けとなるような女の子に変態してくれれば儲けものだ。

 えーっと、何があったかな?


男の部屋にありそうなもので強そうなもの、穴のあるものを挙げてくださいまし。
↓↓3レスまで候補としてストック。コンマ2桁が一番高いものに能力使用。


※※※【00は100として扱います】※※※


 とりあえず目についたものといえば【空のペットボトル】だ。

 まあ、つっこめない事はない。

 というか過去につっこんだことがある。

 部屋中に転がっているし、いざとなったらいつでも使うことができる。

 だが有用な女の子が生まれそうかと言われれば微妙な所だ。

 空のペットボトルは、いわばゴミだ。

 ゴミから生まれる女の子に有能さを期待するのは酷だろう。

 だが頭数を増やすにはもってこいだ。何せ、一本150円。安い人件費もあったもんだ。

 俺がペットボトルを弄んでいると、幼女が背後から俺の頭を小突いた。

「いてっ、何すんだ!?」

「ぶーん、ドドドドド! 悪の巨人を発見なのです! 正義のロボットの攻撃なのです!」

 幼女が勝手に押し入れから【ロボットのプラモデル】を取り出して遊んでいる。

 あれは一時期、嵌っていたロボアニメの主人公機だ。スマートなメカデザインに惚れて購入したものだったか。

 うむ。股下の部分から中出し出来そうだ。あれも候補に入れておくか。

「あのう、男さん。押し入れを掃除していたらこんなものが出て来たのですが……これって何ですか?」

 今度はコンニャクの子が何かを差し出して来た。

 これは――

 ……。

 【電動式えんぴつ削り機】。

 あの学校とかにあった、穴にえんぴつを入れるだけで「ガガガガ」と音を立てて削るヤツだ。

 ……そうだ。穴に挿入した棒を激しく削り取る機械。

 ……。

 ……。

 ……。

「強そうだな。勝負してみるか」

「えっ?」

 俺は覚悟を決めた。確かにえんぴつ削り機に挿入するなど正気の沙汰とは思えない。

 だが狂気の果てにこそ得られる強さというものがある……そんな気がする。

「男さん、いったい何を……?」

「大丈夫、電源を入れていなければただの狭い穴だ。それじゃあ行くぞ! 唸れ! 俺のペンシルバニア!!!」

 俺は俺の一番槍を無慈悲な処刑道具の狭穴へと突き刺した。

「くっ、硬くて狭い……ッ! だがこの程度で……!」

 俺とて歴戦のオナニスト。このまま中出しを決めてくれる――ッ!!!

 果たして勝負の行方は――!?


コンマ判定
01~33:幼女「あ! コンセント抜けてるです! 挿してあげるです!」
34~66:中出し成功
67~99:最中に敵襲
00:鉛筆の神

※※※鉛筆削り機は記念品とかでよくある太い鉛筆用の特殊なモノということで何とか。00コンマなのでいろいろ優遇させてもらいます※※※※


 気合で中出しに成功した俺の視界を、例によって閃光が遮る。

 眩い光が晴れた俺の目の前には――

「えー? ちょっと男くんマジー? 超ウケるんですけどー?」

 なんか思ってたのと違うの出てきた。

 いかにもビッチな金髪ポニテの褐色ギャル女子校生が爆誕したぞオイ。

 それに今どきダボダボのルーズソックスって。

 しかも男くんとか気安く呼びやがって。いったい何様のつもり――

 ……ん? こいつ今、俺の名前を呼んだか?

「お前、俺のこと知ってるのか?」

「何言ってんのさ。アタシと男くんの付き合いでしょ? 高校卒業の時からじゃん」

 確かに、この鉛筆削り機は高校卒業の時、恩師から送られた品だ。

 いろいろと謎の多い先生だったが、最後の最後まで謎だった。なんでこんな特殊な鉛筆削り機を俺に送ったんだ? 今でも理由は分からない。

 鉛筆削りギャルと話していると、いくつか分かったことがある。

 どうやらモノだった頃の記憶は漠然とだが女の子状態にも受け継がれるということだ。

 つまり俺が長く使っているものを変態させればある程度知り合い状態から関係がスタートするということだ。

 まあ、どうでもいいことだが。

 しかし果敢に挑んだものの、生産性の無さそうな女の子が出来てしまった。

 もうちょっと勤勉そうで、従順な感じの女の子が欲しかったのだが。

 まあ、それはまた明日にでも別のもので試せばいい。

 今日はとりあえずいつも通り、グータラと過ごすことにしよう。
 
 俺は高校卒業から今に至るまでの俺の思い出話を、幼女とコンニャク娘を前に自慢げに話して聞かせるギャルビッチを後目にベッドにうつ伏せに倒れ込んだ。

 丁度、その時。

 玄関の薄い戸を、激しく蹴破る音がした。

 俺も含め、部屋の中にいた全員がそちらの方に振り向いた。

 そこには――作業着姿に鉄パイプを方に担いだ、軽薄そうな茶髪の青年が立っていた。

「チューッス。腕輪の持ち主がここにいるってのはホントかい?」

 青年はにこやかな笑みを浮かべ、左腕で前髪をかき上げた。その手首には、黒い腕輪が巻き付いていた。




「いちにの……女の子3人に野郎が1人、と。まいったな、てっきり一人だと思ってたんだけどなあ」

 青年は肩に担いだ鉄パイプをトントンと弄びながら、血走った眼で部屋の中をぐるりと見渡している。

 なんだコイツは。新手の強盗か? いや、順当に考えれば――

 俺と同じ腕輪の能力者だ。それもブッチギリで頭のイカれたヤツ。

 おそらく人殺しも何なくやってのけるような。

 体格は――俺と同じぐらい。取っ組み合いになれば互角か、俺の方が多少有利か。

 だが相手にはあの鉄パイプという凶器と――

 俺と同じような能力を持っているはずだ。

 うかつに手を出せば危ないかもしれない。

 どうする? 下手に動くのはかえって危険か?

 いや、先手をうつべきだろうか?

 どうする――?

 選択を誤ればあの鉄パイプで脳天をカチ割られることになるだろう。

 それだけはゴメンだ。


どうする?(男の行動自由安価)↓↓(微妙なのは安価下にするかも)



「ビッチ、お前ちょっと俺の傍にいろ。その他は部屋の隅で待機な」

「は、はいなのです!」

「そうですの? 肉盾にしていただいても構いませんのに」

 幼女とコンニャク娘を左右に散らす。……ん? コンニャクの子、なんか物騒なこと言ってなかったか? まあいい。

 一応、ギャルビッチには戦力として期待しておく。3人の中じゃいちばん動けそうだしな。

 あいつと取っ組み合いになった時、後ろから殴ってもらう事ぐらいは出来そうだ。

「お? お? アタシを頼りにしちゃう系? ちょっとうれしいかも」

「万が一の保険だ。期待はしてない」

 俺の余計な一言にビッチはムスっとした表情でポニテの中に手をつっこんで――シュルルと電源コードを引き出した。

「……何それ?」

「ん? アタシの電源コードだけど? いっとくけどアタシ、コンセントにコレ挿さないと能力使えないからね」

 そんなの初耳だぞオイ。なんだ? 頭からコンセント生えてんのお前? つーか何か能力使えんの!?

 俺が混乱していると、青年が鉄パイプの先をこちらに――俺にまっすぐ向けた。

 さながら野球のホームラン宣言のように。

「あー、やっぱお前が能力者か。俺な、この部屋に能力者がいるって事しか聞いてなくて、ぶっちゃけこの中の誰が能力者か分かってなかったのよね」

 続いて青年は鉄パイプを上段に構えた。考えなくても見れば分かる。あいつは、俺に向かって突進して来るだろう。そしてあの凶器を振り下ろすつもりでいる。

「お前が司令塔だな、お前。大方、女の子を催眠か何かで操ってハーレムを作る能力とか、そんなんだろう? どうだ? 当たってんじゃない?」

 まずった。女の子たちに適格な指示を出したつもりだったが、かえって裏目に出たかもしれない。

 いや、相手は最初から俺に目星をつけていた。遅かれ早かれ俺が能力者だとはバレていただろう。

 ならコソコソする必要はない。

 こちらに攻撃が来ると分かっていれば手の打ちようはいくらでもある。

 相手の能力が未知数である部分が不安ではあるが――


どうする?(男行動安価↓)※注意:男の行動がいかなるものであれ青年は鉄パイプで男めがけて攻撃しようとしてくるでしょう。


 方針は決まった。

 あいつがこれ見よがしに見せつけている鉄パイプ。

 あれを奪って手駒にすれば、敵の戦力も減って一石二鳥だ。

 うむ。我ながらグレートな作戦だ。

 だが、どうやって奪うべきだろうか。

 相手も能力者。無策で格闘を挑むのはいささか無謀というものだろう。


どうやって奪い取る?(具体的な男の行動安価↓)

>>※注意:男の行動がいかなるものであれ青年は鉄パイプで男めがけて攻撃しようとしてくるでしょう。


 相手はナンパそうな若者だ。

 鉄パイプも脅しの道具程度のものだろう。

 はったりで鉄パイプを渡すように仕向けてやろう。

 俺の巧みな話術をもってすればその程度朝飯ま――

「【瞬発力100倍】」

 ――え?

 青年が何かを呟いたと思った次の瞬間、目の前に、鉄パイプを振りかぶった、青年が、立っていた。

 いったい何が――

「【腕力100倍】ィイッ!!!」

 メキッ、と音を立てて青年の腕が肥大化したのが見えた――それが俺にとって人生最後の光景だった。

 油断しきっていた俺は訳も分からないまま頭部に渾身の一撃を受けた。

 ミシッ、あるいはドチャッ、という音と共に、俺の頭が弾けた。

 スイカ割りのスイカって、こんな感じなんだろうか――。

 俺の死ぬ間際に頭を過ったのは、そんな下らない思考だった。



【男は死亡しました】
・再開する場所をレス番号で指定して下さい。↓


※※※といった所で中断します。また明後日ぐらいに続きを※※※

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