提督「艦娘達が不満を持っている?」 (166)
提督「最近、艦娘達が不満を持っている。らしい」
提督「私にたいしてなのか」
提督「他の艦娘、設備等々」
提督「何に対してかはわからないし」
提督「噂程度だが…取り敢えず>>3に聞こう」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466667071
ミムラ
提督「ミムラ…」
提督「大分前から鎮守府に不法侵入しては」
提督「艦娘に嫌がらせをして回るくずだったな」
提督「銃殺、刺殺、焼殺しても翌日には遺体が消え」
提督「また現れる…」
提督「諜報には向いていると言えば向いているが…」
……………………
ミムラ「不満? 知らね」
ターンッ!
ドサッ
提督「やはり駄目だな、>>9に聞こう」
ゴンベッサ
提督「ゴンベッサにあうか?」
提督「ミムラを影で手引きしていると言われている裏社会の男」
提督「複数の名前をもち」
提督「一説では怪人二十面相とも言われていたが」
提督「今では…死刑を待つ身」
提督「会うだけ無駄だな」
提督「>>15に聞こう」
ID加速中
提督「ID加速中は…無理だな」
提督「やつはどこにでもいるが、どこにもいない」
提督「開発機関により造り出された兵器〝アッボーン〟や〝エヌジー〟により」
提督「やつはもはや見ることもかなわん」
提督「…ふむ」
提督「しかしなんだ」
提督「この〝アンカ〟装置は欠陥品か?」
提督「出てくるのが頭の悪いものばかりだな」
提督「これでダメなら明石にAIの組み直しを頼むべきかもしれん」
提督「>>21に聞くか」
かごめ
提督「かごめ…か」
提督「はぁ…やはりダメか」
提督「故障かAIの知能自体が低いのか解らないが」
提督「この機械ではダメそうだ」
提督「明石を呼ぼう」
………………………
提督「すまないが、頼む」
明石「いえ、それが仕事ですから」
明石「なんとか頑張ってみます」
提督「そう言えば。というには急な話だが」
提督「明石はこの鎮守府に何か不満はあるか?」
明石「>>25」
頭の悪い安価は無視
もっと工廠利用してください
明石「もっと工廠利用してください」
明石「今言ったように、修理や開発等が私の仕事です」
明石「なのに…提督といったらまったく利用してくれませんし」
提督「しかしだな」
提督「修理の要らない完全勝利」
提督「有限資材の節約」
提督「それらは保つべきことだと思うが?」
明石「それはそうかもしれませんが」
明石「やっぱり…仕事がほしいです」
提督「ふむ…>>28」
頭の悪い安価は無視
チンフェ
提督「しかしだな、明石」
明石「なんですか?」
提督「さっきも言った通り」
提督「我が鎮守府は完全勝利を当然としている」
提督「ゆえに」
提督「改装等の仕様もないのだよ」
提督「資産の消費は上に報告が必要でな」
提督「必要もないのにやると、怒られるんだ」
明石「少しずつちょろまかしておくべきでしたね」
提督「さらっと言うんじゃない」
提督「上の人間がいたら問題発言だぞ」
明石「あはは…」
提督「………ふむ」
提督「(やはり、何か明石が熱中できることを見つけてやるべきか)」
提督「>>41」
頭の悪い安価は無視
春雨を犯す
提督「そうだな、明石」
提督「作るのが好きなら」
提督「何か模型を作ってみてはどうだ?」
明石「模型、ですか…」
明石「なるほど」
提督「模型は基本、オリジナルに倣った色塗り等をするが」
提督「別に倣わなくて良い」
提督「好きに改修して良いんだ」
提督「自分だけの、明石だけのものを」
提督「作って見せてくれ」
明石「…分かりました」
明石「提督の期待に応えられる傑作を作って見せますよ」
明石「期待しててくださいね」
提督「…ふっ」
提督「私が期待しては、ハードルが上がるんじゃないか?」
明石「だからこそ。ですよ」
提督「(そう言って明石は執務室を出ていく)」
提督「(一つは解決できたか…)」
提督「だが、やはり」
提督「小さいとはいえ、不満があるのだな」
提督「次は>>47に聞くか」
頭の悪い安価は無視
角川
提督「ならば、大本営に聞いてしまうべきか」
提督「…この世界も平和になってきた」
提督「改修を叱られる理由もそこにある」
提督「…軍縮」
提督「本来すべきことを」
提督「私は数多の理由を使い、避けてきている」
提督「だが…」
提督「そろそろ、避けきれないだろうな」
大本営から>>52
頭の悪い安価は無視
このクソスレをHTML化しろというお達し
提督「…やはり来たか」
提督「この鎮守府を解体しろ…と」
提督「だがあいにく私は、はい。と、簡単に口にする人間ではない」
提督「組織の人間としては失格だが」
提督「ただの人間として失格にはなりたくないからな」
提督「…解体しろと言うならば、私も求めよう」
提督「艦娘達が人間として学び、生きていくことのできる施設の設立を」
提督「それが受理できないのならば」
提督「この鎮守府は…無くさせない」
提督「彼女達は戦うためにいる」
提督「ゆえに、戦う必要がなくなったら」
提督「解体処分するというのは全く解らないとも言えない」
提督「だが、それでも」
提督「彼女達は人間として、生きていく権利があるはずだ」
提督「彼女達が望み、傷つき傷つけながら掴み取った世界で」
提督「戦い抜いた先に見ていたものに」
提督「触れることが許されて良いはずだ」
提督「(だが、上の人間にとって)」
提督「(艦娘は兵器で道具だ)」
提督「(功績をたて、昇格しその在り方を変えようと目論んだが)」
提督「(いくら立てても、戦地の提督からは抜け出せなかった)」
提督「(いや、出させては貰えなかった)」
提督「(艦娘に肩入れする人間は邪魔だったんだろうな…)」
提督「(勝てば勝つほど、有能という理由で激戦区に投入され)」
提督「(防ぎきれず、戦死する)」
提督「(私が今も生きているのは)」
提督「(艦娘達が優秀だっただけで、私が生きている分、艦娘が犠牲になった)」
提督「(犠牲になった艦娘達のためにも)」
提督「(生き残った彼女達の友人を救いたいが…)」
安価下コンマ
安価下2コンマ
安価下のコンマが
安価下2のコンマを上回れば申請受諾
提督の秘書艦
>>66
サイレントホモ
提督の秘書艦(艦隊これくしょんに存在する艦娘の中から一人)
>>69
頭の悪い安価、レスは無視
大淀
コンッ…コン
提督「大淀か? 入って良いぞ」
大淀「失礼します」ガチャ
大淀「提督、総司令部より遣いの方が来ています」
大淀「会われますか?」
提督「遣いか…早いな」
提督「連絡を返してからまだ一時間も経っていないんだがな…」
提督「あらかじめ用意していたか」
提督「あるいは…」
大淀「提督?」
提督「あぁ、すまない」
提督「招いて構わん」
提督「必要な会議だ」
大淀「…」
提督「大淀?」
提督「どうかしたか?」
大淀「いえ…」
提督「目を逸らすな、大淀」
提督「君の悪い癖だ。異論があるのだろう?」
大淀「…異論とまではいきません」
大淀「ですが提督」
大淀「その会議に、私も同席させては頂けませんか?」
提督「理由を聞こう」
大淀「私が秘書艦だからです」
提督「>>78」
頭の悪い安価、レスは無視
↑
提督「良いだろう」
提督「ただし、この会議冒頭の相手方の出方次第で」
提督「私は反逆者として処刑も覚悟しなければならない」
提督「当然、同席した君も関係者として処罰を受けるだろう」
提督「内容が内容だ」
提督「私以上に、厳しく罰せられるかもしれない」
提督「それでも…」
大淀「構いません」
大淀「提督が私を秘書艦に宛がってくれたときから」
大淀「私は、提督と共にあろうと決めていますから」
提督「そうか」
提督「喜ぶことなのだろうが」
提督「現状では…なんだ」
提督「些か喜び難いな」
提督「だが…」
提督「礼を言っておこう」
提督「ありがとう、大淀」
大淀「い、いえっ」
大淀「私は…私の素直な気持ちを告げただけです」
大淀「この思いは提督が私達に注いでくれた思いがあってこそ」
大淀「お礼を言うべきは、私かと」
提督「(大淀はそう言うと)」
提督「(呼んできますね。と、執務室を出ていく)」
提督「私の注いだ思い…か」
提督「(君達が常に応えてくれたからこそ)」
提督「(君達が私と同様に思いを注いでくれたからこそ)」
提督「(私は私であり続けることができたのだ)」
提督「(だからこそ、大淀)」
提督「(私は君に礼を言ったんだ)」
……………………
「久しいな、存続派の愚か者」
提督「こうして対面した数だけならば」
提督「もはや友人と言っても過言ではないだろうに」
「言う気はない」
「無駄な話もする気はない」チャキ…
大淀「!」
提督「ほう…」
提督「(まさか、銃口を向けられるとはな)」
提督「(もしかしたらと思っていたが)」チラッ
大淀「……………」
提督「(大淀の目の前でも平気で行うとはな)」
「上の人間はお前が目障りだと言っていた」
「お前以外の提督も存続派はいるが」
「銃口を向ければ一転してすまない。と、口にし」
「兵器の娘達は良いんですよ。と口を揃える」
「だが、お前はこれでもその目を向けている」
「やるならやれ、意思は変わらない。と」
提督「生憎、私には私の遺志を継いでくれる優秀な秘書がいる」
大淀「!」
提督「そして、秘書には頼れる仲間がいる」
提督「この鎮守府は私の鎮守府ではなく、みなの鎮守府だ」
提督「私一人討たれたところで滅びはしない」
「……………」
提督「だが、私の首は国の首と考えるバカもいる」
提督「ゆえに鎮守府が滅ばずとも国が滅ぶ可能性もある」
提督「それでもなお。と、思うならば撃て」
提督「外すなよ?」
「……………」
提督「……………」
「…………」スッ…
「いや、その必要はないそうだ」
提督「と言うと?」
「上の人間が認めなかったのは…」
「いや、恐れているのは」
「兵器が街に出たことにより国民の生活が脅かされ、批判される可能性があるからだ」
「鎮守府内の設備のみである程度満足できるようにされているのもそれが理由だと」
「お前は知っているだろう?」
提督「ああ」
「だが、お前が言うように」
「終戦による軍縮の波にのせ」
「艦娘を解体処分するのは誤りだとする声も出てきている」
提督「先日の提督の自殺の件か?」
「そうだ。上層部による圧力に耐え兼ね」
「泣く泣く艦娘を解体処分した提督が自らも解体処分した凄惨な事件だ」
「その提督の親族から広まり、大規模なデモが起こりつつあるからな…」
大淀「つまり試験的にこの鎮守府を残し」
大淀「国民に二度とあのようなことが起きないように配慮しているとアピールして」
大淀「艦娘を存続させることによる国民への影響調査もしたい。ということですか?」
「そうだ。概ね彼女の言う通りだ」
「だから、お前はお前の望み通りにしろ」
「それが、俺が預かった答えだ」
……………………
提督「(遣いの男が帰って)」
提督「(私よりも先に、大淀が息を深く吐き)」
提督「(胸を撫で下ろした)」
大淀「提督!」
提督「…皆まで言うな」
大淀「いいえ! こればかりは言わせていただきます!」
大淀「何を考えているんですか!」
大淀「撃たれたら…」
大淀「もしも撃たれていたら…っ!」
提督「(大淀は激しく叱責し)」
提督「(ひどく顔を歪ませた)」
提督「(それだけ心配させ、不安にさせたのだろう…)」
提督「>>88」
頭の悪い安価、レス そぐわないものは無視
すまない……だがこれしか考えられなくてな
提督「すまない…だがこれしか考えられなくてな」
大淀「本当です…本当ですよ。提督」
大淀「いくらでも修理可能な私達の身をあんじるくらいなら」
大淀「ご自身の身をあんじてください」
提督「…あぁ、解ったよ」
提督「すまなかったな、大淀」
大淀「分かっていただければ、それで十分です」
………………………
提督「(さて、本格的に彼女達のための施設などを考えなければいけないな)」
提督「(全員と面談はするが)」
提督「(日に数人程度に押さえておくべきか…)」
提督「(今日は総司令部との件もある)」
提督「(あと一人くらいにしておくか)」
提督「>>94に聞こう」
頭の悪い安価、レスは無視
利根
利根「提督、待たせたかの?」ガチャ
提督「いや、問題ない」
提督「早速用件を…と、言いたいところだが」
提督「利根。ひとつ約束してもらいたい」
利根「なんじゃ…不穏な前置きをしおって」
利根「なにか事件でも起きておるのか?」
提督「そう言うわけではないが」
提督「正直に、隠さず言ってくれ」
利根「無論、提督に隠し事など…」
利根「そうじゃな。ひとつを除いて有りはしない」
利根「それで…」
利根「我輩に何を問う?」
提督「利根は私や鎮守府、他の艦娘」
提督「なにかに不満はあるか?」
利根「…なるほど」
利根「そうじゃな…」
利根「>>99」
頭の悪い安価、レスは無視
提督の為だけに男湯が用意されていること
一緒に入ればいい
利根「湯じゃ」
提督「湯?」
利根「男湯なるものが提督だけのためにあるじゃろう?」
利根「それが少々気に食わん」
利根「一緒に入れば良かろう」
提督「待て、それは私に言われても困る」
提督「そもそも、君達は兵器だが」
提督「同時に女性体だ」
提督「君がそれを失念しているとは思えない」
提督「少し疲れているのならば休暇を取ってくれ」
利根「提督」
提督「遠回しに疲れていることを示さなければならないほど」
提督「私は君達をきつく縛っている覚えはない」
提督「だから、つまり」
利根「提督」
提督「休みたければ休みたいと…」
利根「提督」
提督「……………」
利根「悪い癖じゃぞ」
提督「しかし…」
利根「我輩達は気にせん」
利根「平和になり、ようやく現を抜かすことができることを」
利根「我輩達は心から喜び、追い求めている」
利根「裸で語り合おうとは言わぬ」
利根「しかし、提督に対し」
利根「戦い、生き延び、勝利を持ち帰ることしかできなかった我輩達に」
利根「別の貢献をさせて欲しいのじゃ」
提督「それとこれとは関係ないはずだが…」
利根「そうとも限らぬ」
利根「提督の背中を流したりな…」
利根「どうじゃ提督。今から行かぬか?」
提督「…」
提督「>>103」
頭の悪い安価、レスは無視
👆
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira110681.jpg
[ゴンベッサ・先原直樹]
ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県SSの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると詐称し、炎上した。
詳しくは「ゴンベッサ」で検索
なお、本人は現在も自分のヲチに一人で粘着して三年以上の自演活動を続けており、
さっさとネットから消えればいいものを自演による燃料投下をやめないため
現在も枯れない油田状態になっている模様
ゴンベッサ総合★10 → http://goo.gl/o9GqAT
提督「さすがに二人きりはまずい」
利根「まずい? 何がまずいのじゃ?」
提督「色々とだ」
提督「数人で、全員水着着用が条件だ」
提督「(流石に、利根一人では)」
提督「(見つかった時が恐ろしい…)」
提督「(出来れば避けたいことだ)」
提督「(あまりすべきではないとさえ思う)」
提督「(だが、こう願われては…一蹴するわけにも行かない)」
利根「提督、あと数人は我輩が集めればよいのか?」
提督「流石に私が誘うわけにはいかないだろう」
提督「そんなことは駆逐艦相手でなくとも」
提督「憲兵に仕事をして貰うことになる」
提督「(合意の上でも問題ではあるが)」
提督「(裸では無いのだから、罪は軽い)」
利根「そうか。では適当に集めてこよう」
利根「待っておれ」
提督「ああ、頼む」
提督「(あまり頼みたくはないがな…)」
安価下コンマの右側(一桁)が人数
0=10
安価下から8つ
艦娘の中から選択
頭の悪い安価、レスは無視
間違えた
安価下から6つ
艦娘の中から選択
提督「確かに、私は利根。君に任せた」
提督「だが、この人選の理由を聞いても良いか?」
暁「なによ司令官! 暁じゃ不満なの?」
愛宕「全体的に不満?」
愛宕「好みの艦娘が居ないのかしら?」
提督「何が不満とかではなくてだな…」
陽炎「他にも居たには居たのよ」
衣笠「仁義なきじゃんけん大会できめたの」
加賀「遠慮がなかっただけよ」
千歳「人気はありましたね」
提督「…怪我したりはしてないんだな?」
利根「問題はないぞ」
利根「騙し、騙されの激しさを除けば普通じゃ」
提督「(つまり普通ではなかったのか…)」
暁「でも、司令か…」
加賀「途中で他の艦娘が来ても困るわ」
暁「むっ」
加賀「だからしっかりと話をしたのよ」
愛宕「全員に話を持ちかけて」
愛宕「負けた子は来たらダメ~って」
陽炎「手は出したけど、暴力はなかった」
陽炎「嘘じゃないわ」
衣笠「負けた艦娘は悔しがってたけど」
衣笠「ちゃんと認めてくれたよ」
提督「(全員か…)」
提督「(みなが水着程度の露出ならば)」
提督「(混浴も構わない)」
提督「(そう思う程度には、好かれていると言うことなのだろうか?)」
暁「もぅっ、司令官!」
提督「?」
暁「無視しないでよね!」
提督「(暁はそう言うと、私の手を引いた)」
………………………
加賀「男湯は狭いのね」
衣笠「それでも半分くらいはありそう…」
愛宕「艦娘は数が多いから、凄く広いのよね」
暁「一人だとちょっと遠慮しちゃうわ」
陽炎「いつも第六の誰かを引っ張ってるイメージしかないのはそれが理由か」
暁「あ、暁じゃないわ! あれはみんなが…」
提督「…」
千歳「提督? どうかしました?」
提督「いや、普段自分一人だからな」
提督「賑やかなのが違和感ある…というか」
提督「少し不思議でな」
利根「我輩達は賑やかなのが当たり前じゃ」
加賀「けれど…」
…チャポン
提督「(示しあわせたわけではないが)」
提督「(全員が口を閉じ、目を瞑って)」
提督「(孤独を感じる)」
愛宕「…寂しくはなかった?」
提督「ここからでれば、嫌でも賑やかになってくれる」
提督「気にはならなかったな」
提督「(しかし)」
提督「(孤独であること)」
提督「(賑やかであること)」
提督「(どちらも経験していると、思うことがある)」
提督「(もしもこの境目の扉を開けた先が)」
提督「(孤独な風呂場と同じものになってしまったら。と)」
暁「司令官?」
提督「(黙っただけで下から覗きこんでくる暁の目を見る)」
提督「(普段なら考えっぱなしな不安や恐れは)」
提督「(暁達の視線や存在感に緩和され、乱され、消える)」
提督「何でもない…いや、暁」
暁「?」
提督「暁達はこの鎮守府や私に不満などはあるか?」
暁「不満?」
陽炎「私は>>125」
暁「>>127」
頭の悪い安価、レスは無視
逆に司令官は私たちに不満はないの?
私たちにもっと構ってよ
陽炎「私は逆に、私たちに不満はないのかって気になるわね」
提督「私が君達に。か」
陽炎「他の鎮守府ではあーだこーだ言う司令もいるらしいじゃない」
愛宕「そうね~」
愛宕「比べると確かに、提督は言ってるのを見聞きしないわ」
衣笠「なにもないなら良いけど、言わないだけの可能性もあるからね」
暁「そうそう、暁達にもっと構ってよ」
加賀「…子供ね」
暁「なによーっ!」
加賀「間違ったかしら?」
暁「むぅっ! ぷんすか!」
提督「(加賀と暁の争い未満のじゃれあい)」
提督「(それを見て暁を唆す陽炎と愛宕)」
提督「(参加しようと機会を伺う利根)」
提督「(呆れつつも楽しんでいる千歳と衣笠)」
提督「(不満…か)」
提督「(普段はただの少女、女性と変わらない彼女達に)」
提督「(私は>>>131)」
ただ楽しさを感じるばかり
提督「(ただ、楽しいと感じさせて貰っている)」
提督「(幸福感を感じさせて貰っている)」
提督「(私がいるが、私がいない空間での騒がしさ)」
提督「(それを、私は守りたいと思った)」
提督「(守るための行動を取ってきた)」
提督「(国だけではなく、鎮守府という小さな国、大きな家を)」
提督「(そこに住む家族のような彼女達を)」
提督「(見ていたかったからだ)」
提督「(それを見ることのできる今に)」
提督「(それを見せてくれる彼女達に)」
提督「…」
提督「不満などないな」
利根「なんじゃ、欲がないの」
衣笠「欲がない…のかな?」
衣笠「もっと別な気もする」
千歳「欲を言う必要がないんじゃない?」
暁「放してーっ」
加賀「ごめんなさいと言ったら考えるわ」
暁「うぅぅ…ごめんなさいっ」
加賀「…」
暁「な、何で離れないの?」
加賀「考えるだけよ」
加賀「考えた結果、放すのは止めたのよ」
暁「むーっ!」
愛宕「あらあら…」
利根「苛めはダメじゃぞ」
加賀「遊んでるのよ」
暁「遊ばないでっ」
提督「(この日常を守りたかった提督がたくさんいる)」
提督「(その中にはこの日常を守れなかった提督がいる)」
提督「(守ることができた私は)」
提督「(続けることの出来る私は)」
提督「(きっと、幸せなのだろう)」
暁「司令官! 何で助けてくれないのよっ」
提督「あぁ、すまない」
暁「もうっ」
提督「(いつの間にか、暁は解放されていて)」
提督「(全員の目が私に向けられていた)」
利根「さて、やるかの」
加賀「流石に気分が高揚します」
提督「何を…」
ギュッ
愛宕「逃げちゃだめ」
提督「逃げるようなことなのか?」
提督「いや、それよりも愛宕」
提督「ここは浴場で湿度が高く蒸し暑い」
提督「にも関わらず密着され…」
衣笠「衣笠さんも微力ながら行きますっ」ギュッ
提督「る…と…だな…」
利根「提督が壊れかけておるな」
千歳「提督はこういうの苦手だから…」
陽炎「けど、いつものダンガンで引かないと壊れるとは…」
暁「暁もびりょくなが」
加賀「…ふふっ」
暁「むっ」
暁「暁はまだ成長途中なんだから!」
加賀「そうね。改二になれば変わるわ」
暁「そう…って、暁はもう改二よ!」
加賀「…残念ね」
ナデナデ
暁「うぅっ」
…………………
提督「…っ」
提督「(気づくと見慣れた天井が見えた)」
提督「(もっとも、鎮守府の中なら大体は見慣れているが…)」
提督「私室か」
提督「(誰が運んでくれたのか解らないが)」
提督「自分の部屋で眠っていたようだ」
提督「そして>>138がいる」
艦娘の中から一人
プリンツ
プリンツ「んん…」
プリンツ「提督ぅ…」
提督「プリンツ…なぜここにいる…」
提督「(運んできたのがプリンツか?)」
提督「(いや、あの場で気を失ったのだ)」
提督「(あの中にいた誰か…もしくは出てすぐにプリンツと出会い)」
提督「(委ねたか…)」
提督「(いずれにしろ、私を見ていてくれたのだな)」
提督「(まだ数名の艦娘としか話してはいないが)」
提督「(それでも、不満があるもの達がいた)」
提督「(…まぁ、些細なことだったが)」
提督「(艦娘の為の施設)」
提督「(さまざまな思惑の足場とはいえ、その許可を得た)」
提督「(向こうが利用してくるのなら)」
提督「(こちらも、利用させてもらうとしよう)」
プリンツ「ん…admiral、起きたんですね」
提督「あぁ、すまない。心配させたな」
プリンツ「謝らなくて良いよ」
プリンツ「私達がかけた心配に比べたら全然…だから」
提督「…」
提督「(今まで…か)」
提督「(そうだな)」
提督「(戦地に行かせていたのと比べれば)」
提督「(逆上せたくらい…となるか)」
提督「…プリンツ」
プリンツ「はい?」
提督「私や、仲間…鎮守府…なんでもいい」
提督「君は、何か不満があるか?」
プリンツ「>>144」
上
プリンツ「もっともっとadmiralのこと知りたいです」
プリンツ「私が以前いた鎮守府のadmiralと違って」
プリンツ「上官としては、沢山教えてもらいました」
提督「…」
プリンツ「今まではいつ別れるか判らない日々でしたから」
プリンツ「admiralが親密になりすぎるのを避けようとしていることは解っていましたし」
プリンツ「私達も理解して、受け止めてきました」
プリンツ「でも、もう良いんですよね?」
プリンツ「大淀が言ってました」
プリンツ「私達は戦いを離れ、人間として生きていくことが出来ると」
プリンツ「もう、親密になりすぎないように」
プリンツ「気を使わなくていいんですよね?」
提督「(彼女にしては…というのは失礼だが)」
提督「(やはり、普段のプリンツと比べてみれば)」
提督「(とても丁寧で真面目な発言だった)」
提督「…親密に。か」
提督「そうだな。私は私自身の保心の為にそうしてきた」
プリンツ「そんなことないですよ」
プリンツ「失うことが怖い」
プリンツ「失ってしまうのは嫌だ。辛い、苦しい」
プリンツ「そう思うのは、大切に思ってくれているからだって」
プリンツ「長門が言ってましたし」
プリンツ「私も、同じでした」
プリンツ「毎日、怖かった」
プリンツ「ここで沈んだらどうしようって」
プリンツ「仲良くなりたいと思いながら」
プリンツ「なったあと、沈んでしまう可能性を考えてしまって」
プリンツ「admiralが、私達を物として考えてくれることが救いですと言った」
プリンツ「前の鎮守府の仲間のことを思い出して…」
プリンツ「それも間違っていなかったんだって思いました」
提督「ただの兵器としか考えてくれないなら」
提督「こちらも、同様に考えられる」
提督「それなら…別れが辛くないからか」
プリンツ「はい」
プリンツ「でも、それはもう考える必要がなくなりました」
プリンツ「だから、admiralのことをもっと知りたい」
提督「(彼女はそう言って目を向けて)」
プリンツ「これからのために」
プリンツ「知りたいです」
提督「(体を寄せてきた)」
プリンツ「私は…」
プリンツ「…Ich liebe admiral」
提督「!」
プリンツ「私は…Ich liebe…dich、貴方を」
提督「(彼女は二度、繰り返した)」
提督「(私に言うために)」
提督「(そして、自分に言うために)」
提督「>>150」
実は好きな人が居るんだ…
好きな相手(艦娘の中から)
>>153
プリンツ
オーケープリンツね
明日には終わるだろうが
保険酉
提督「そうだな…」
提督「私には思いを寄せる人がいる」
プリンツ「!」
提督「多分、それが君の知りたいことだろう」
プリンツ「…」
提督「(彼女はあんなことを)」
提督「(Ich liebe dich)」
提督「(貴方を愛しています。と、言いながら)」
提督「(目をそらす)」
提督「(知りたいと同時に知りたくない)」
提督「(プリンツのそんな葛藤が感じられる仕草だった)」
提督「私は…」
提督「いや、私も。と言うべきか」
提督「…」
プリンツ「ad…提督?」
提督「(勇気がないな…私も)」
提督「(彼女達に散々死ねと命令してきたのに)」
提督「(一緒に生きてくれと言う事が出来ないとは…)」
提督「(だが、彼女は言ってくれたのだ)」
提督「(彼女に言わせてしまったのだ)」
提督「…」
提督「プリンツ、君だ」
プリンツ「へっ?」
提督「私が想う相手は君だ、プリンツ」
提督「(言わないわけにはいかない)」
プリンツ「え…」
プリンツ「ぇぇっ!?」
プリンツ「…///」
提督「(彼女は遅れて声をあげると)」
提督「(赤面して、自分の頬を摘まむ)」
プリンツ「私…起きてる?」
プリンツ「なら、夢じゃないっ!?」
提督「…ああ」
提督「夢ならば、私はきっと」
提督「もっとはっきり出来ているはずだ」
プリンツ「admiralが、私を?」
プリンツ「unglaublich…ううん」
プリンツ「嘘じゃない」
提督「戦いのある日常から」
提督「戦いのない日常へ」
提督「世界は変わっていく」
提督「私達も変わらざるを得ないだろう」
提督「だが、それでも」
提督「私の隣に君がいる時間だけは、変わらないでいて欲しい」
提督「…受けてくれるか?」
提督「艦娘としてではなく、一人の女性として」
提督「Ich liebe Prinz Eugen」
プリンツ「…はいっ!」
プリンツ「Vergnügen…楽しませてください」
プリンツ「今までのように、admiral」
プリンツ「提督のお隣で!」
……………………………
提督「(まだまだ解決すべきことは)」
提督「(大なり小なり、数多くあるだろう)」
提督「(だが、時間もまだまだある)」
提督「(一つずつ、確実に)」
提督「(今までのように、解決していけばいい)」
プリンツ「zzz……」
提督「(艦娘…彼女達の不満も、悩みも)」
提督「(地域の人々や、上の者達のことも)」
提督「(私の生涯をかけて)」
提督「…共に歩むことの出来る時代の礎となろう」
艦!
終わり
艦娘全員とか無理だから潔く終わっとく
色々あったが安価協力どうも
暁と加賀くらいしか良く知らなかったけど
まぁ、なんとかなってると思いたい
依頼出す
このSSまとめへのコメント
憐れなSSだな…
上手い事持ち直したな