JD「ええあ!?だ、だれ!?!?」
勝手に同棲おじさん「同棲しにきたよ~」
JD「けけけ警察!!」
勝手に同棲おじさん「ま、待ってよ。グラタン作ってるからとりあえず食べよう」
JD「え!?」
勝手に同棲おじさん「好きでしょ?グラタン」
JD「う、うん……」
勝手に同棲おじさん「警察はそれから呼ぼう」
JD「それもそうだね……うん……」
勝手に同棲おじさん「マカロニは固めにしといたよ」
JD「わぁ~いあたしの好み知ってるんだね」
勝手に同棲おじさん「そうだね。調べたよ」
JD「どうやって?」
勝手に同棲おじさん「秘密だよ~」
JD「ま、いっか!うーん、いいにおい」
勝手に同棲おじさん「手洗ったかい?」
JD「そうだった!洗ってくるね!」
JD「いっただっきまーす」
勝手に同棲おじさん「召し上がれ~」
JD「モグモグ……おいしい!」
勝手に同棲おじさん「よかったー」
JD「おじさんが来てくれなかったらコンビニ弁当だったからよかったー」
勝手に同棲おじさん「喜んでもらえて嬉しいよ」
JD「警察呼ぶのやめとくね!」
勝手に同棲おじさん「ありがと」
JD「モグモグ……うん!おいしい!」
JD「ところで、おじさんだれ?」
勝手に同棲おじさん「勝手に同棲おじさんだよ!」
JD「え?」
勝手に同棲おじさん「今日からよろしくね!」
JD「ちょちょちょ!むむ無理だよ!同棲なんて!」
勝手に同棲おじさん「でも、もう決めちゃったし……」
JD「いや、勝手に決めないでよ!」
勝手に同棲おじさん「だって勝手に同棲おじさんだもの」
JD「あ、そっか……」
勝手に同棲おじさん「よろしくね!」
JD「いやいや!冷静に考えて無理だよ!」
勝手に同棲おじさん「でも、家賃はおじさん持ちになるよ?」
JD「え?まじ?」
勝手に同棲おじさん「まじまじ」
JD「うーん……」
勝手に同棲おじさん「月に5万円浮くんだよ?」
JD「…………」
勝手に同棲おじさん「5万円あったら可愛い服とか買えちゃうよ?」
JD「うーん……」
勝手に同棲おじさん「おじさん、調理師免許もってるよ?」
JD「え……」
勝手に同棲おじさん「ダスキンで働いてたこともあるし」
JD「お……」
勝手に同棲おじさん「クリーニング屋さんもしてたよ」
JD「……」
勝手に同棲おじさん「どう?」
JD「い、いいよ……ちょっとなら……」
勝手に同棲おじさん「いえい」
JD「はぁ~なんか疲れちゃった……」
勝手に同棲おじさん「お風呂沸いてるよ」
JD「おじさんほんとに気が利くね~」
勝手に同棲おじさん「おじさんは後片付けしておくから入っておいで」
JD「優しー。お言葉に甘えて入ってくるね」
勝手に同棲おじさん「ごゆっくり~」
JD「あ、おじさん!」
勝手に同棲おじさん「なに?」
JD「のぞかないでよ!?」
勝手に同棲おじさん「大丈夫!見飽きてるから!」
JD「え!?」
勝手に同棲おじさん「冗談でーす!」
JD「もう……洒落になんないよ……」
勝手に同棲おじさん「ごめんごめん」
~お風呂~
JD「ふ~いい気持ち~」
JD「勝手に同棲おじさんかぁ……」
JD「最初は怖かったけど、なんかいてくてると安心だなぁ」
JD「ぶっちゃけ一人暮らしとか不安だったし」
JD「買い忘れてたいつものボディーソープも用意してくれてるし」
JD「なんかおじさんストーカーくさいけど乱暴するような人じゃなさそうだし」
JD「ま!試しに一緒にすんでみよーっと」
JD「ふーさっぱりぱりぱり!」
勝手に同棲おじさん「パリパリチキン!」
JD「おじさんノリいいね!」
勝手に同棲おじさん「おじさんをなめないで頂きたい」
JD「うん!おじさんはすごいおじさんだ!」
勝手に同棲おじさん「テレるなぁ」
JD「おじさんもお風呂冷めないうちに入っちゃいなよ」
勝手に同棲おじさん「うん。ありがとう」
JD「いえいえ、こちらこそ」
勝手に同棲おじさん「冷凍庫にアイスあるから食べてね」
JD「わぉ!至れり尽くせりだ」
勝手に同棲おじさん「JDちゃんの好きなアイスまんじゅうだよ」
JD「なんで知って……ってま、いっか!ありがとおじさん」
勝手に同棲おじさん「はい、どういたしまして。それじゃあ、お風呂頂きます」
JD「どーぞー」
JD「うん。アイスまんじゅううまうま」
~お風呂~
勝手に同棲おじさん「ふぅ~、とりあえず通報されなくてよかったよ~」
勝手に同棲おじさん「いや~JDちゃんは可愛いなぁ……」
勝手に同棲おじさん「同棲できるなんて夢みたいだ……」
勝手に同棲おじさん「…………」
勝手同棲おじさん「よし!JDちゃんに喜んでもらえるように明日も頑張るぞ!」
勝手に同棲おじさん「いやーいい湯だったよ~」
JD「あ、おじさん。はいこれ……食べかけだけど」
勝手に同棲おじさん「アイスまんじゅうくれるの?」
JD「うん。美味しくて好きなんだけど一個食べると胸焼けするから食べてー」
勝手に同棲おじさん「ふっふっふ……」
JD「ま、まさか残すことまで計算ずくだった!?」
勝手に同棲おじさん「いや、残すとは思ってたけど食べかけをくれるとは思わなかった」
JD「はっ!確かにかなり失礼なことしてる!?」
勝手に同棲おじさん「まぁ、それだけおじさんに馴染んでるということで!」
JD「そうだね?あはは!」
勝手に同棲おじさん「じぇ、JDちゃんの食べ掛けアイスペロペロ~」
JD「きもっ!おじさんきもい!」
勝手に同棲おじさん「ご、ごめん」シュン
JD「あーあ!いい感じだったのにポイントダウンしちゃった」
勝手に同棲おじさん「何ポイント?」
JD「100ポイントマイナスです!」
勝手に同棲おじさん「うげっ」
JD「でも、その前にもろもろで1,000ポイント獲得してるから大丈夫だよ!」
勝手に同棲おじさん「よ、よかったー」
JD「あはは!」
勝手に同棲おじさん「JDちゃん、明日は1限目からだからもう寝たら?」
JD「そうだね、もう寝るよ」
勝手に同棲おじさん「おやすみー」
JD「おやすみー」
JD「……ってなんでベッドまでついてくるの?」
勝手に同棲おじさん「え?」
JD「え?じゃないよ!まさか、一緒に寝る気!?!?」
勝手に同棲おじさん「そうだけど?」
JD「だだだだ、ダメでしょ!」
勝手に同棲おじさん「じゃあ、おじさん床で寝るの?ここの家ソファも布団もないからおじさん春先の肌寒い夜をなにもかけずにかたくて冷たい床で寝るの?」
JD「うっ……」
勝手に同棲おじさん「そうだよね……いくら、ご飯用意したりお風呂沸かしたりしても一緒に寝るのはおかしいよね……おじさんが間違ってたよ……おじさんは冷たい床で寝るよ……」
JD「あーもう!いいよ!一緒寝よ!」
勝手に同棲おじさん「いいの!?」
JD「ただし、私に指一本でも触ったら床だからね!」
勝手に同棲おじさん「はーい!」
書き貯め吐き出したのでとりあえず今日はここまで。続きは明日てきとーに
JD「うぅ、せまい……」
勝手に同棲おじさん「ダブルベッド買おうね」
JD「いやいや、何で一緒に寝るの前提なの!?」
勝手に同棲おじさん「ふふふ」
JD「ねぇ、おじさん。背中合わせにしてよ」
勝手に同棲おじさん「えーおじさんこっち向きじゃなきゃダメなんだよ~」
JD「じゃあ、場所変わろうよ」
勝手に同棲おじさん「いやーおじさん壁際じゃないと落ちちゃうから~」
JD「んーもう!」
勝手に同棲おじさん「落ち着いて落ち着いて……寝んねしましょ」
JD「誰のせいで落ち着けないと思ってるの!まったく」
勝手に同棲おじさん「JDちゃんドキドキしてるの?初だなぁ」
JD「ドキドキはしてるけど違う意味でね」
勝手に同棲おじさん「JDちゃん」
JD「なぁに」
勝手に同棲おじさん「世の中理不尽なことばかりなんだよ……」
JD「うん」
勝手にの同棲おじさん「一人暮らしにおじさんがくることくらいなんでもないさ」
JD「なんでもあると思うけど……」
勝手に同棲おじさん「…………」
JD「おじさん、なんか辛いことでもあったの?」
勝手に同棲おじさん「まぁね……」
JD「私でよければ聞こうか?」
勝手に同棲おじさん「いや、それよりも腕まくらしたいな」
JD「は?」
勝手に同棲おじさん「ほら」クイッ
JD「あ、ちょっ!触っちゃだめでしょ!」
勝手に同棲おじさん「どう?おじさんの腕まくら」
JD「……悪くない」
勝手に同棲おじさん「ほらね。何事もまず受け入れることが第一歩なんだ」
JD「偉そうなこと言ってるけどやってることは犯罪だよね」
初潮告げおじさんもおったやろ
,:':,...,:':,
,:' ・ω・ ':,
;: :;
゛'ー---‐'""
JD「おじさん、腕痛くないの?」
勝手に同棲おじさん「慣れてるからねおじさん」
JD「そうなんだ詳しくは聞かないけど……」
勝手に同棲おじさん「JDちゃん……」
JD「なに……?」
勝手に同棲おじさん「おやすみ」
JD「お、おやすみなさい……」
チュンチュン……チュンチュン……
トントントントン……
JD「ふぁ~あ」
勝手に同棲おじさん「おはよー」
JD「おはよ……」
勝手に同棲おじさん「朝ごはん今作ってるから顔洗っておいで」
JD「はーい。朝ご飯なに?」
勝手に同棲おじさん「ご飯とお味噌汁と卵焼きとおひたしだよ」
JD「THE 和食だね。おいしそ」
勝手に同棲おじさん「いいから早く顔洗って」
JD「はーい。ていうか、なんかおじさんとの生活にすでに慣れている自分が怖い」
>>23
その節はどうも
ねる
続きはあしたにする
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