ララム「はーい！！ あたしからみんなにスペシャルスタミナ弁当のプレゼント！！」

ロイ「み、見た目は凄い綺麗だね……」

エキドナ「あんた……あたし達を[ﾋﾟｰｰｰ]気かい？」

ララム「あーー！！ エキドナさんひどーーい！！」

ダグラス「そうだぞエキドナ。 ララムが一生懸命作ってくれたんだ。 食べようではないか」パクパク

ララム「お義父様！！」

ガレット「……よく食えるな」

パーシバル「……私には無価値だ」

オージェ「お、俺も食べてみようかな」

ララム「あ！！ 凄い嫌そうな顔してる！！ 絶対食べたくないって思ってるでしょ！！」

オージェ「い、いや……そんなことは……」

ララム「ねぇねぇ！！ ロイ様は食べてくれる！？」

ロイ「う、うーん……こういうのはお楽しみにとっておきたいし……後でゆっくり食べるよ」

ララム「わーーーい！！！ ロイ様が食べてくれるーーー！！」

ララム「『この弁当を君だと思って食べるよ』『まぁロイ様』」

ギース「……何やってんだお前」

ダグラス「……なんだみんな、食べないのか？ だったら私が食べるが」

ララム「お義父様！！ そんなに沢山たべれるの！？」

ダグラス「ああ」

ギース「じゃああんたにあげるぜ」

ガレット「俺もあげるわ」

ロイ「ぼ、僕も……」

ララム「！？ ロ、ロイ様は食べてくれるんじゃなかったの！？」

ロイ「あっ……えっと……そうだったね……食べるね……」

ララム「わーーーい！！！」

エキドナ（死んだね）

ダグラス「……なんだみんな、食べないのか？ だったら私が食べるが」

ララム「お義父様！！ そんなに沢山たべれるの！？」

ダグラス「ああ」

ギース「じゃああんたにあげるぜ」

ガレット「俺もあげるわ」

ロイ「ぼ、僕も……」

ララム「！？ ロ、ロイ様は食べてくれるんじゃなかったの！？」

ロイ「あっ……えっと……そうだったね……食べるね……」

ララム「わーーーい！！！」

エキドナ（死んだね）

ララム「……」フリフリ

エキドナ「流石だよ、あんたの踊りは誰にも敵わない」

ララム「本当！？」

ロイ「僕もそう思うよ」

ララム「わーい！！ ロイ様にも褒められたー！！」

ガレット「……」フリフリ

ララム「あ！！ ガレット！！ 踊りやめたんじゃなかったの！？」

ガレット「！ う、うるせえな！！/// 金儲けの手段が中々思いつかねーんだよ！！」

ロイ・エキドナ「……！！！」

ガレット「おいてめぇら！！ なに笑い堪えてやがる！！」

パーシバル「君の踊りは、私には無価値だ」

ガレット「追い打ちをかけるようなこと言うんじゃねえ！！」

ララム「……あっ！！ そうだ！！」

ロイ「？」

ララム「女装が似合う人決定せーん！！ ドンドンパフパフーー！！」

ギース「……そんなくだらないことの為に俺を呼んだのかよ」

ダグラス「口を慎めギース、くだらないとはなんだ」

オージェ「……ていうかさララム」

ララム「なにー？」

オージェ「……殆どロイ様に女装させるのが目的だよね？」

ララム「あ！！ バレた！！」

ロイ「ええっ！！？」

ララム「本当はロイ様だけでいいけどー、折角だからほかの人達もみたいなーって！！」

パーシバル「……私の女装は無価値じゃないのか？」

ララム「そんなことないよパーシバル様！！ 絶対面白いって！！」

ギース「……お前馬鹿にしたいだけだろ」

エキドナ「……ところでこの大会、あたしは出れないだろうね」

ララム「あ！！ エキドナさんも女装してもらうよ！！」

エキドナ「えっ」

ララム「つまり女の子っぽい服を着るってこと！！ 今まで男の子らしい服ばっかりだったもん！！」

エキドナ「いや……あたしはいいよ」

ララム「そんなこと言わないで！！ ほら！！」

エキドナ「あっちょっと……」











エキドナ「……」

ララム「うわーーー！！ 凄い似合ってるーーーー！！！」

オージェ「確かに似合ってる……」

パーシバル「……私には無価値だ」

ガレット「お前はなんだったら価値があるんだよ」

ロイ「ラ、ララムさん……着てみたよ」

ララム「！！！！」

ロイ「こ、この服……パンモロじゃないか？」

ララム「可愛いーーーーー！！！」ギュウウ

ロイ「あっ……ちょっ……苦しい……」

ダグラス「……誰も私の女装には触れないのか」

オージェ「触れたくないんですよ」

ララム「エキドナさんの銅像もいいけどロイ様の銅像も作りたい！！」

ギース「……それで俺達を呼んだのか」

ガレット「ちゃんと金はくれんだろうな？」

ララム「うん！！」

パーシバル「銅像など無価値だと何度言えば……」

ララム「あーもう！！ つべこべ言わないで造るの！！」

ララム「これを見たロイ様、きっと喜んでくれるだろうなぁ……」

ガレット「……どうだか」

ガレット「……」ガンガン！！

パーシバル「……」ガンガン！！

ギース「……」ガンガン！！

エキドナ「……あんたら、今日もやってるのかい？」

ギース「おう」

エキドナ「……あんたらのことだからこういうのは自分から進んでやらなさそうだけど……金かい？」

ガレット「それもあるけどな、一番の理由はな……」

ララム「頑張れー！！」フリフリ

ギース「……あの踊りが見たい、からだな」

パーシバル「何かをやってる時に彼女の踊りを見るのは格別だ」

エキドナ「……分かるよ、その気持ち」

パーシバル「設計図通りに造ったぞ」

ララム「あたしとロイ様がキスしてる銅像の完成ーー！！ ありがとうみんな！！」

ギース「……これは反応に困るんじゃねえのか？」

ララム「早速ロイ様呼んでこよーーっと！！」













ロイ「……」

ララム「どう！？ ロイ様、嬉しい！？」

ロイ「う、うん……嬉しいよ」

ララム「わーーーい！！！」

ダグラス「私の銅像……造ってくれないだろうか」

パーシバル「無価値だと思うのですが……」

ララム「はいあなた！！ あーーーーん！！！」

ロイ「あ、あーん……」

ララム「はーーいよく食べれましたー！！」

ララム「じゃあ次はあたしが口移しするね！！」

ロイ「や、やめてよララムさん……」

ロイ「僕達もう立派な大人だし……そういう恥ずかしいことは……」

ララム「えーーなんで！？ 夫婦じゃん！！」

ロイ「いや、だからって……」

エリウッド「別にいいじゃないかロイ」

ロイ「父上！！」