旅人「最果ての森で死にかけてる妖精を見つけたから」
旅人「薬草で回復してあげたらスゴくなつかれた」
妖精「にっ」
旅人「おもしろいから、可愛がってみようかな」
▼妖精
外見 ↓1
身長 ↓1コンマ
性格 ↓2
知性 ↓2コンマ
好感度↓3コンマ
▼知性
00-40:言葉が通じない
40-70:すこし言葉が通じる
70-99:そこそこ言葉が通じる
▼好感度
00-30:影に隠れてしまう
30-60:悪戯ばかりしてくる
60-90:気づけば傍にいる(+知性40+好感度40に達したら妖精の加護を受けられる)
90-99:肩乗り妖精(+知性70+好感度70に達したら隷属契約可)
ここにはコンマはないんやで
あるのは秒までやで
>>5
お恥ずかしい……失礼いたしました。
▼最果ての妖精
異国風の黒髪は大雑把にみじかく揃えられている。身長は指先ほど。
あどけなさを残した顔立ちは中性的で、一見雌のように見えるが……?
おとなしく控えめな性格のようだが、意思疎通はできない。
なにかと物陰に隠れているが、旅人を嫌っているわけではないようだ。
寝床は、聖水が入っていた小瓶のなか。
知性 :24 言葉が通じない
好感度:28 影に隠れてしまう
補正 :性格『素直』→特殊イベント終了後、好感度が+1追加される
身長『1cm』→『リパの実』『聖水』を摂取すると、身長が+1追加される
知性『言葉が通じない』→通常コミュイベントで不満度が上昇しやすくなる
▼正体不明の旅人
すべてが謎に包まれている旅人。
ほとんどの場面で、目深にフードを被っている。
ごく稀に、そのフードの隙間から【黒い魔角】が見えるらしい。
男なのか、女なのか、どこで生まれ、どこから来たのか?
真実を知るものは誰ひとりとしていない。
隠しステータス:50(初期値)
▽旅人の性別判定 ↑秒
00-50:男
50-99:女
▽旅人の性別:男
……正体不明の旅人、通称『フレッド』の日記
P.358
今日も、旅をするのにふさわしいせい天だ。
先日行きだおれていた妖精は、まだ目ざめそうにない。
妖精はせい性の生きものだから、せい水に浸した薬草で回復しつづければ
そのうち回ふくするだろうとは思うけど……
せい水は、あまり間近においておきたくないから
できれば、はやく目ざめてほしい。
かの女? かれ?
妖精がたおれていたサイハテの森は、いまだ、妙な気はいがただよっている。
調さが必ようだ。
そういえば、もうすぐ月が消えるころだ。
ねぐらを探さなくちゃいけない。
その前に、食事をしなくては。
▽旅人の一人称判定 ↑秒
00-33:ぼく
33-66:おれ
66-99:わたし
▽旅人の一人称:おれ
……正体不明の旅人、通称『フレッド』の日記
P.359
今日も、旅をするのにふさわしいせい天だ。
先日拾った妖精を、落としたりしてはいけないだろうと思いたち
いろいろとし行さくごしたのだけれど、いい案が思いうかばなくて、
けっきょく、せい水が入っていた小ビンのなかで、ねかせてあげることにした。
……行きだおれていただけあって、回ふくに時間がかかるみたいだ。
すこしだけひん度を高めて、せい水漬けの薬草を与えてみることにする。
一方で、森の調さはまだおわっていない。
森にただようこの気はいは、以前かんじたものとおなじだろうと思う。
ねぐら探しもそうだけれど、食事探しもじゅうようだから
これで、手間がひとつはぶけた。今回の食事は、そいつをねらおう。
手向けになるだろうか。
▼妖精の目ざめ
――いまや亡き旧トチェレート帝国の場末を呑みこんだ、陰森凄幽……通称【最果ての森】。
廃国の町には聖とも、邪ともとれない【異様な気配】が漂っている。
栄光の面影すらない頽廃の土地に、正体不明の旅人は滞在していた。
瀕死だった妖精がようやく目を覚ましたのは、旅人がこの辺境の地に到着してから……三日目だった。
妖精「ぅ……ぴィ、ぃ?」
旅人「!」
旅人「きみ、やっとおきたんだ……おはよう、妖精さん」
妖精「ぴ、っ……!?」
旅人「ごめん、驚かせたかな」
旅人「ずいぶんダメージ負ってたみたいだけど……具合はへいき?」
妖精「ぅぅ……に、にぃ……っ」
旅人「?」
旅人「……もしかして、おれの言葉、わからない?」
妖精「に~~……」
……言葉は通じないようだ。
▽妖精は混乱しているようです
▼最果ての妖精
知性:24 好感度:28 不満度:0 空腹度:30
現在の状態:混乱
▽なにをしますか?(簡易選択肢)
1.とりあえず餌付けしてみる
2.瓶のなかから出してあげる
3.妖精が落ちつくまで待つ
安価↓
>>1
なら今回だけコンマを分+秒の合計にして出せば?
期待してる
>>12
完全に初期状態な妖精が生まれたので、せっかくだからこのまま続行しようと思います。
続きは帰宅後に。
▽なにをしますか?(簡易選択肢)
1.とりあえず餌付けしてみる
2.瓶のなかから出してあげる
3.妖精が落ちつくまで待つ
安価↓
▼妖精が落ちつくまで待つ
意識を失っている間になぜか閉じこめられてしまった小人は、わけもわからず小瓶のなかを飛び回っている。
旅人は、指先程度のおおきさしかない……きわめて小さな妖精を、ぼんやりと眺めていた。
旅人「……妖精の翅って蟲みたいでおもしろいね」
旅人「これだけ身体がちいさいってことは、生まれたてか、なにかに聖力でも奪われちゃったのかな」
しばらく思考を巡らせていると、小瓶のなかの妖精も次第に落ちつきを取り戻しはじめた。
薄い翅を素早く動かしながら、ベチベチと小瓶の壁を叩いている。
旅人「落ちついた?」
妖精「ぶぶぶ」
妖精は不満気に旅人を見つめている。
▽妖精の不満度が上昇しました:不満度+5
▽妖精の状態が変化しました:平常
▼最果ての妖精
知性:24 好感度:28 不満度:5 空腹度:30
現在の状態:平常
▽なにをしますか?(簡易選択肢)
1.とりあえず餌付けしてみる
2.瓶のなかから出してあげる
▼とりあえず餌付けしてみる
妙に妖精からの視線が突き刺さる……。
もしや、なにか訴えかけてきているのだろうか。
旅人が小瓶を軽く持ちあげると、妖精は驚いたように声をあげる。
大地震に襲われたかのように、瓶底にぺったりと身を伏せた状態で、翅を震わせていた。
旅人「あ……ごめん」
妖精「ぴいぃ――~~……っ」
旅人「言葉も通じないみたいだし、わかるかわからないけど……」
旅人「ええと……とりあえず、危害は加えないよ。その証拠に」
旅人「きみの食事もちゃんと用意してる。……瓶底に落としてあげるから、お食べ」
旅人は、慎重に小瓶の蓋を開ける。
いまだに伏せている状態の妖精に当ててしまわないよう、瓶の端に数粒の木の実を落とした。
▽旅人が妖精に与えたのは……(簡易選択肢)
1.青い木の実
2.赤い木の実
▼青い木の実を与えた
先程までおびえていた妖精は、木の実から放たれる甘酸っぱい香りに気づいて、ゆっくりと身を起こす。
妖精「……ぅ、ゆ?」
妖精の身体とおなじくらいの大きさだろうか、青い木の実を両腕で抱えこんだ妖精が、じっと旅人の様子を窺い見る。
数拍、なにも行動しない沈黙が続いたが、妖精は胸にひそませていた警戒を解いて木の実に齧りついた。
妖精「にっ! に~……♪」
旅人「やっぱり……妖精も食事をするのか。ふうん」
旅人「その木の実、気にいった? 今度から、青い木の実を見つけたら拾ってきてあげるよ」
妖精「にっ、にぃっ!」
▽妖精の空腹度が減少しました:空腹度-5
▽妖精の不満度が減少しました:-3
▼最果ての妖精
知性:24 好感度:28 不満度:2 空腹度:25
現在の状態:平常
▽なにをしますか?(簡易選択肢)
1.瓶のなかから出してあげる
1
>>19 ミス
▽なにをしますか?(簡易選択肢)
1.瓶のなかから出してあげる
2.しばらく瓶のなかで育てる
安価↓
▼しばらく瓶のなかで育てる
気づけば上天の空は暮れ、妖精は小瓶のなかで眠りについていた。
能天気なことに、食事をして満たされたのだろう。薄く模様づいた翅につつまれているのが、ちいさいながらも見てわかる。
旅人(それにしても……)
旅人(なぜ倒れていたのだろう。それも、たった一匹だけで?)
思案しながら、旅人は普段滅多に外すことのない頭巾をわずかにずらして、つんと尖った鼻を聳やかした。
スン、と鼻を鳴らせば、風上から流れてくるにおいが鼻孔に雪崩れ込む。ほのかに硫黄臭い。
旅人(聖性の妖精を襲うやつがいるとすれば……それはきっと、このにおいを漂わせている)
旅人(そして、この腐臭がこんなにも近いってことは……たぶんまだ、妖精を狙っている?)
旅人(……すくなくとも、善いものではないだろうし)
旅人(ここで放っておくのも寝覚めが悪いから、保護しておこうかな)
旅人(……一番安全なのは、この瓶のなかだろうし)
旅人(おれが守ってあげないと……)
▽特殊イベント【妖精の目ざめ】終了
……正体不明の旅人、通称『フレッド』の日記
P.360
今日も、旅をするのにふさわしいせい天だ。
先日拾った妖精は、今日になってようやく目をさました。
目ざめたちょく後は、すこしこうふんしていたようだけど、
おとなしい性格なのか、それともおく病なだけなのか、すぐに落ちついていた。
いまは寝どこにしている小ビンのなかで、しずかに眠っている。
それにしても、この森はみょうなかんじがする。
新月が近いからなのか、森の気はいにあてられたからなのか……みょうに身体がざわつく。
それに、この森にすんでいるまものが、妖精のことをねらっているみたいだ。
おれには関けいないことだけど……せっかくだから、妖精を保護することにした。
……これで食事にありつける。
いまは言葉が通じないけれど、
妖精と会話することができれば、この森のこともきけるかもしれない。
きけるのなら、きいてみたいと思う。
旅人「ん……あれ、おれもいつの間にか寝てたんだ」
旅人「ええと、妖精は……もうおきてたんだ。おはよう」
妖精「うりっ、にぃ」
旅人「よくわからないけど……機嫌いいの?」
▽プロローグが終了したので、行動選択欄が追加されました。
▽妖精の好感度が30、知性が40に到達すると
妖精の自我が芽生え、小瓶のなかから解放することができます。
妖精を解放すると特殊イベント【信頼のあかし】が開始され、
それ以降は、選択できる行動が二つから四つに増えます。
▼最果ての妖精
知性:24 好感度:28 不満度:2 空腹度:25
現在の状態:上機嫌
▼なにをしますか?
1.コミュニケーション
妖精:空腹度+2 知性+3 好感度+5
2.食事
妖精:空腹度-5 不満度-3
安価↓
>>20 安価ミス失礼しました
次回に続きます。
安価↓
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