某芸人リスペクトの佐久間まゆ紹介SS
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465311483
「どうもー」
「本日はよろしくお願いしますー」
「わたくし肛門見えましても……」
「こう見えましてもね。肛門見えてちゃまずいですから」
「アイドルが大好きでして」
「あっ、そうなんですか」
「特に美城プロさんのアイドルなんか皆さんかわいらしくて素晴らしいと思いますね」
「……まあ、ちょっと媚びる余地が出すぎちゃってますが」
「それでですね」
「はい」
「昨日インターネットのヤホーで調べていたら……」
「Yahooですね。調べ物はちゃんとYahooでしてくださいよ」
「今をときめく超凄いアイドルをひとり見つけてしまったんですよ」
「といいますと」
「皆さん佐久間まゆちゃんって知ってます?」
「当たり前だろ。皆さん美城プロのプロデューサーさんですよ」
「それでですね、この佐久間まゆちゃんについて調べてきたことを今日はお話させていただきたいと思います」
「大丈夫かなあ……」
「佐久間まゆちゃんは9月7日生まれ、出身地は仙台になります」
「おっ、ちゃんと調べてきた」
「アイドルになる前は読者モデル、略してパスモとして……」
「読モだろ。まゆちゃんつれてっても電車に乗れたりはしませんからね」
「読者モデルとして活動していたところで現在彼女のプロデューサーをしている男性にササニシキ……あっ、ひとめぼれをしてしまい……」
「どんな間違いだ。お前どう見てもお米で覚えてるだろ」
「その後、読者モデルから転身、アイドルとして活躍することになります」
「まあ、有名な話ですよね」
「アイドルとして初めてのお目見えは、アイドルマスターシンデレラガールズ、通称ソバマスというゲームの……」
「いや、モバマスだろ。町のお蕎麦屋さんの愛称みたいになってるじゃないですか。蕎麦屋の増田みたいな」
「このモバマス内における、広島エリアで入手できる衣装を集めることで加入する、通称衣装アイドルとしてデビューしました」
「なるほど」
「この衣装なんですが、ズボンパーティといいまして……」
「リボンパーティだろ。ボトムスじゃなくてワンピース状ですからね」
「特訓後のリボンアディクトと合わせて大変かわいらしい衣装になっております」
「まあまあまあ、かわいらしい衣装ですよね」
「その初登場から数か月後、今度はガチャでのRとして再登場を果たします」
「新たな展開ですね」
「このガチャなんですが、ハロウィンパーティ、略してタコパと言いまして……」
「ハロパだろ。タコ焼きパーティみたいになっちゃいますからね。たしかに大阪出身の難波笑美ちゃんと共演してましたけども」
「特訓前後でそれぞれ吸血鬼とマゾっ子のコスプレを……」
「魔女っ娘ね。そういう特殊なプレイはしてませんから」
「さらに年をまたいでその3か月後、2013年の2月。またもガチャでのRとして再登場しました」
「お、またガチャR」
「このガチャをバレンティンパーティと言いまして、アイドルらしく男性にチョコレートを贈るイベント物としての側面を持っていました」
「……まあちょっと発音がおかしかったですが」
「まゆちゃんはプロデューサーさんへチョコレートのみならず手作りのマフラーの贈り物を用意するという周到振り」
「なるほど一途だ」
「このあたりからだんだんと最初の頃のどぎつさよりも独走力をもちつつも一途という面が……」
「いや、独占欲ね。そこまでスポーティじゃありませんから」
「このバレンタインパーティからおおよそ2か月後、4月の中頃のことです」
「お、なんですか改まって」
「この佐久間まゆちゃん、待望のSR化を果たすんですよ」
「お、とうとうSR化!」
「プロダクションマッチフェス、通称プロレスというイベントの……」
「プロフェスだろ。みなさん全力で戦ってますからね。たぶん」
「このイベントの上位報酬アイドルとしての登場します」
「いや、めでたい」
「このSRが仙台シンドロームといいまして」
「恋愛シンドロームだろ。たしかに出身地仙台だけれども」
「先のバレンタインのころから主に二次創作などの話になりますけど」
「はい」
「本人の手法や見通しが悪く結果としてただプロデューサーさん大好きなだけの子になってしまう、いわゆるぽんこつというキャラ付けをされることが多くなってきたんですよ」
「ああ、なるほど。確かに多いかもしれませんね」
「ところがこのゼンマイシンドロームでは……」
「だから恋愛シンドロームだろ。ポンコツだけにゼンマイとでも言いたいんでしょうかね」
「初登場時から纏う、ある種の薄い狂気というんでしょうか。そういうものがセリフや特技名なんかにもあらわれていると一部で話題になりました」
「原点回帰といったところでしょうか」
「特技名が『闘志増大』と……」
「『ソウシソウアイ』だろ。狂気は狂気でも戦闘狂になってしまいますからね」
「この次は少し間をあけまして、半年後、10月の末日に新たにSRとして登場いたします」
「またもSR」
「温泉での一幕とに加え、ピンクとは違う新たなイメージカラーを携えての登場となりました」
「たしかにあれは凄かった」
「名前を、インクの絆と……」
「ちがうな。深紅の絆ね。イメージカラー落ちなくなっちゃいますから」
「ところで、この深紅の絆からですね。じつはまゆちゃん、しゃべるようになったんですよ」
「ああー、その頃でしたっけ」
「実はこのふた月前ほどにETCデビューが発表されまして……」
「CDデビューだろ。まゆちゃん高速のらないからね。運転できませんから」
「2013年の11月の中頃にソロ曲としてCDが発売されました」
「これは凄いことですよ」
「ソロ曲をコスプレイドリームと言いまして……」
「エヴリデイドリームだろ。そういうドリームクラブみたいな仕事はしてませんからね」
「この次の仕事も少々間が空きまして、2014年の6月になります」
「6月というとやはり結婚関連ですかね」
「そう、リサイタルの……」
「ブライダルだろ。まゆちゃん土管の上で熱唱したりはしませんからね」
「冷麺のキズナというお仕事でして……」
「永遠のキズナだろ。夏限定というわけじゃありませんから」
「さらにこれから3か月ほど後になります」
「3か月後」
「久しぶりのガチャRとしてミリオンライブという……」
「ミニオンルージュね。ミリオンライブだと根本的に違う方に行っちゃいますから」
「この特訓前の写真はじつに恋愛シンドローム以来の私服らしい服として話題になりましたね」
「あ、そうなんですか」
「さらにこの登場時の劇場のネタとして後に森久保乃々、星輝子といっしょにユニットを組むことになるわけですよ」
「なるほどあの有名な」
「アンダーザデラックスというんですが……」
「アンダーザデスクね。そんなゴージャスなものの下にいるわけじゃありませんから」
「ここから年をまたいで2015年2月ですよ」
「まだやるんですかね」
「夜のスタメンという名前でのお仕事が……」
「夜の一面ね。ナイターか何かやるわけじゃないですから」
「この夜の七面鳥では……」
「だから一面ね」
「夜遅くまで自身のプロデューサーへのお弁当を作るという面がクローズアップされました」
「いじらしいですねぇ」
「こうやって七面鳥を〆て……オーブンで……」
「そんなシーンはありませんでしたからね」
「同年の7月には少しはやめの水着のお仕事として夏の秘め事というガチャSRとして登場しました」
「おう、夏だ」
「特訓前ではピンク色したかわいいドリルの付いた水着を着ていまして……」
「フリルだわ。どんな水着だ」
「特訓後には見事に打撃のヒロインを演じ切るという……」
「悲劇のヒロインだろ。ヒロインが暴力に訴えちゃだめですよ」
「さらに同年の年末から翌年の年始にかけて行われたイベントにて再び上位報酬SRとしてお目見えすることになります」
「お、これはもうイベント上位SRは初昇格ぶりとなりますが……」
「特訓前の絵柄が暖炉の前で枕を編むという……」
「マフラーだわ。数段時間かかりそうだな」
「そしてこれがまた、特訓後が初撃のヒロインの役で……」
「悲劇だろ。1回表でヒットでも打ったのか」
「繋ぐフライというお仕事の話ですね」
「紡ぐ想いだろ。しかも打ち上げちゃったのかよ。繋がらないでしょそれ」
「ここまでモバマスでのまゆちゃんの活躍を紹介したんですが」
「長かったですね」
「彼女の活躍はモバマスだけにとどまりませんよ」
「といいますと」
「たとえば2015年の下半期からサービスを始めたあのゲーム」
「ああ、なるほどたしかに」
「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ、通称ナマステという……」
「デレステだろ。登場アイドルみんなインド人みたいになっちゃいますからね」
「もともとRとしての登場は非常に早かったんですが、これがサービス開始から2週間になりますね」
「なるほど」
「そして稼働から4か月後、最高レアリティのSSRとしての登場を、SRを飛ばして果たすんですよ」
「凄い話だ」
「このSSRっていうのはSRよりも上のランクですからね。何の略かわかりますか」
「そりゃもう、スーパーレアとかスペシャルレアとかの組み合わせでしょう」
「ないないないない……」
「違いますか。じゃあ何が正解なんですか」
「それはですね、凄く……すご……ぶほほっ」
「何の話だ」
「それでこのまゆちゃんのSSR、フィールマイバントというんですが……」
「フィールマイハートだろ。ただの送りバントになってしまいますからね」
「今やデレマス界を代表する曲のソロも見られるようになりまして」
「あの名曲が」
「おせっかいシンデレラというんですが」
「お願いシンデレラだろ。そんなシンデレラがでしゃばる曲じゃないから!もうめちゃくちゃじゃないか!」
「こんな魅力たっぷりな千川ちひろさん、ぜひ覚えて帰ってください」
「もうぜんぜん違うじゃねえか。いいかげんにしろ」
「「どうもありがとうございましたー」」
以上です。ありがとうございました
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません