アルミン「じゃあ、何で世話焼かれたときとかもっと優しくしてあげないのさ？ミカサはエレンのためを思ってやってるんだよ？」

エレン「そ、それは…、照れ隠しだ///みんなの前じゃ、ちょっと恥ずかしいってのもあるけどな。」

ジャン「まったく、てめーはうらやましすぎるんだよ！！この死に急ぎ野郎が！！」

エレン「大きい声出すんじゃねーよ！うるせーだろうが！」

ジャン「ああ！？」

アルミン「まあまあ、二人とも落ち着いて。ていうか、ジャンいつからいたの？」

エレン「何言ってんだアルミン？最初からいただろ？」

アルミン「へ？ああ、そうだっけ？（エレンの発言にびっくりしすぎて気づかなかった）」

ライナー「で、いつからミカサのこと女として好きになったんだ？」

ベルトルト「うん、僕も気になる」

アルミン（いつの間にかライナーとベルトルトもいるし。）

エレン「シガンシナ区で一緒に暮らしてた頃から好きだったぞ」

アルミン「へえ～。そうだったんだ。でもそんなそぶり見せなかったよね？」

エレン「まあ、アルミンとかに気づかれるのはちょっと恥ずかしかったからな」

ジャン「ミカサと一つ屋根の下暮らすとか…、くそ！うらやましすぎる…」

エレン「まあ、落ち着けよジャン。今日はいがみ合うのはやめて、ミカサを語り明かそうぜ！」

ジャン「…そうだな。明日は休みだしな！語るか！！」

エレン「おう！！」

ライナー「俺も付き合おう（俺はクリスタについて語りたいがな）」

ベルトルト「僕も付き合うよ（まあ、そんな好きなわけじゃないけど）」

エレン「よし！今日は朝まで…！」

エレジャンライベル「レッツパーリー！！！！！」

アルミン（！？…ついていけなかった）

ライベル（なんか乗ってしまった）

……

エレン「まず、これは誰もが思っていることだと思うが…………、とんでもなく美人だ！」

ジャン「おう！言うまでもないな！」

アルミン「それは僕も思うよ」

ライナー「そうだな（まあ、クリスタはそれ以上に美人でかわいいけどな）」

ベルトルト「うん、そうだね」

エレン「顔の形、目、鼻、口。どれをとっても一級品だ！！」

ジャン「ああ！その通りだ！そしてあのきれいな黒髪！！」

エレン「はあ…///、思い出すだけで会いたくなる///」

ジャン「まったくだ…///」

エレン「スタイルも抜群だ！！」

ジャン「俺は何と言ってもあのすらっと長く、美しい脚が好きだ！」

エレン「ジャン！お前よく分かってるな！！」

ジャン「当然だ！俺を誰だと思ってる！！」

アルミン（いや、誰だよ！？）

エレン「それに、あいつは普段はあまり目立たないが…………けっこうおっぱいがでかい！」

ジャン「何！？そうなのか！？」

エレン「ああ！！俺には分かる！！」

アルベル（なんで分かるんだ！？）

ライナー「だが、あの腹筋はどうかと思うがな」

エレン「！？どういうことだ！？ライナー！？」

ジャン「簡潔に述べろ！！」

ライナー「！？いや、バキバキに割れてるのはちょっとな…」

エレジャン「それがいいんだろうが！！！！！」

ライナー「」ﾋﾞｸｯ!!

エレン「はあ……ライナー、お前には失望したよ………」

ジャン「お前にミカサを語るのはまだ早すぎたようだな…」

ライナー「いや！？ちょっとまっt」エレジャン「うるせーよ！！！！！」

ライナー「」ﾋﾞｸｯ!!

エレン「ライナー………お前もう寝ろよ」

ライナー「えっ！？」

ジャン「そうだ。もうお前とはしゃべりたくねー」

ライナー「ちょっ、ちょっと待ってk」エレジャン「うるせーつってんだろーが！！！！！」

ライナー「…」

アルミン「二人とも落ち着いて！！ライナーだって悪気があって言ったわけじゃ…」

エレン「なんだ、アルミン？お前、ライナーの肩をもつのか？」

アルミン「そ、そういうわけじゃないんだけど。ほら、ライナーもなにか言いたいことがあるみたいだし聞いてあげてもいいんじゃないかなって…」

ジャン「ライナー……この後に及んで、まだミカサの悪口を言うつもりか？」

ライナー「ち、ちがう！俺の発言が気に障ったのなら謝る！本当にすまなかった！さっきのはその、冗談だ！！」

エレン「冗談でも言っていいことと悪いことがあるよな！？！？」

ライナー「」ﾋﾞｸｯ!!

ジャン「ここにミカサがいなかったから良かったものの、もしいたら相当傷ついたと思うぞ！？訓練どころじゃなくなったかもしれない」

ベルトルト（それはさすがに言いすぎじゃ…）

エレン「ライナー……例えばお前がクリスタに『あの糞ゴリラ、ほんとにキモい！生理的に無理！死ねばいいのに！』と言われたとする。お前はどう思う？」

ライナー「…」

ライナー「すごく傷つくと思う。多分立ち直れない」

エレン「それを！！今！！お前は！！同じことをしたんだよ！！！！！！！！！！」

ライナー「！！！！！！！！！」ﾊｯ

ライナー「糞！！俺は何てことを…」

ジャン「やっと、自分がやったことの重大さに気づいたか、この屑が！！」

ライナー「エレン、ジャン。本当に、本当にすまなかった！！！もう二度とあんな発言はしない！！！」

ライナー「だから…だから……こんな愚かな俺を許してくれーーーーーー！！！！！！！」

エレン「…」

ジャン「…」

エレン「はあ……わかったよ、ライナー。今回は大目に見てやる。だが、今度ミカサを傷つけるようなこと言ったら………分かってるな？」

ライナー「！！お、おう」

ジャン「次からは気をつけろよ」

ライナー「ああ！！！ありがとうエレン！ジャン！恩に着る！！！」

アルベル（なんだこれ）

アルミン（ていうか、エレンは日頃のそっけない態度が一番ミカサを傷つけていることを知らないのだろうか？）

エレン「よし、じゃあライナー。ミカサのいいとこ言ってみろ」

ライナー「えっ！？あ、ああ！分かった！」

ライナー「え～と…」

ライナー「…」

アルベル（ライナー、がんばれ！！）

ライナー「…」

ライナー「…」

エレン「……おいライナー。まさか思いつかない……なんてことはないよな？」

ライナー「」ﾋﾞｸｯ!!

ジャン「おいおいエレン！そんなことありえないだろ！ミカサのいいとこなんて山ほどあるんだから！な！ライナー！」

ライナー「お、おう！！当たり前だ！」

ライナー（大丈夫だ。俺ならできる。落ち着け…集中しろ…そして見つけろ！！！）

ライナー（！！！！！）ﾊｯ

ライナー（あった！！！）

ベルトルト（ライナー……いけ！！！）

ライナー「ミカサは…」

アルベル「」ｺﾞｸﾘ

ライナー「いいかおりがする！！！！！」

アルベル「」ﾎﾟｶｰﾝ

エレン「…」

ジャン「…」

ライナー（くっ！ダメか…）

エレン「…ライナー」

ライナー「！お、おう」ﾋﾞｸｯ

エレン「よくわかってるじゃねーか！」

アルベル（え！？）

ライナー「！！！ま、まあな！（はあ…助かった）」

ジャン「すれ違うたびに香るあのフローラルな香り！！！」

エレン「そして髪が揺れるたびふわっと香るシャンプーの香り！！！」

エレジャン「はあ……///、たまらん///」

ベルトルト（すごいな、この二人のミカサ愛…）

アルミン（なんかキモくなってきた）

エレン「次はベルトルト！」

ベルトルト「！！う、うん！」

ベルトルト（とにかくいいことを言えばいいんだよね）

ベルトルト「ミカサはやっぱり強いよね！！」

エレン「…」

ジャン「…」

ベルトルト（あれ！？）

エレン「ああ、まあそうだな」

ジャン「確かにな」

エレン「よし！！気を取り直してアルミン！！」

ベルトルト「」

ジャン「アルミンはもちろんあるよな！？」

アルミン「もちろん！！」