【安価】オリキャラで灰と幻想の世界を生き抜く【グリムガル】 (88)



灰と幻想のグリムガルの二次創作です

グリムガルの世界をオリキャラ達で生活していきます

原作キャラとの絡みは安価次第?となります

ネタバレも注意です




主人公は男?女

↓2



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463404746

ふたなりはちょっと…

ずれて女で決定


主人公の性格を一言で言うと?


例 勇敢、臆病、怠惰、真面目など


↓2










──目覚めよ──







声が聞こえたような気がした




当たりは暗い。真っ暗だ。夜の闇に飲まれたかのように何も見えない



ここはどこ?


私は床から起き上がる。床にしてはごつごつしているかもしれない。コンクリートというよりはむしろ岩?

こんな意味の分からないところには私は一人で何を…

「…」

……誰かいる?人の気配を感じる。いや、一人じゃない何人かいるかもしれない


1声をかける
2黙ったまま

↓2


「…」


あえて声はかけない。沈黙は金だ。

相手が味方とは限らない。敵かもしれない。

…敵って


それ以前に私はどうしてここに──



???「オイ、ドコだよここは」

男の声だ。荒々しい。コンビニの前でたむろしていそうなヤンキーの声だ

???「そんなの聞きたいのはこっちだって」


今度は女の子の声だ。だいぶ幼い感じがする


???「ミーにもわかりませんネー」


もう一人……中性的な声でこれは男かどうかは分からない。奇妙なしゃべり方だ

最初に聞こえた声から順にヤンキー、幼女、外人と仮に予防


幼女「何人いるのよここには」


人数4~12人の間で





外人「もし、まだ喋ってない人いたらスピークして下さいネー」


「は、はい。一応ここにいる」

こんなよく分からない状況で最初から仲間外れは流石に困る。すかさず返事をする


???「はーい!」

???「んじゃ、ここにも一人」

???「…うっす」

???「……は、い」

???「ちっ。しゃーねぇな」


思ったよりも人数がいた

全部で9人か


とりあえず残りの面子も
声を出した順に女A男A男B女B女Cとする


女A「それで人数がわかったとこで、どうするのー?」

ヤンキー「どうするも、こーするも」


「仲良く、自己紹介して握手でもすれば……冗談よ」

暗闇でもメンチを切られたのがわかった


男A「とりあえずこっから出ればいいんじゃね?」

幼女「出るって、出口は?こんな暗闇じゃ分かりっこない」

泣きわめくような声で騒ぐのはやめてほしい。耳が痛くなる

女B「……あっち、少しだけ……光が見える気がする」

ヤンキー「それを早く言えや、雑魚が」

言うや否や、ヤンキーは駆けていく。こんな暗闇の中、よく走れるもんだ


幼女「先に行くなんてズルい。行くわよ」

幼女がヤンキーに続いて進み出す。残された面子もそれに習うことにした




出口のほうに歩くにつれ、少しずつ明るくなってくる。目が闇に慣れたっていうこともあるだろうけど


出口の鉄格子は開いていた

最後におっとりとした声の女Bが出るとガチャンと鍵のかかる音がした




外に出ると一番に目を引いたのは……


夜空の赤い月。


真っ赤な月。

どうして月が赤い?赤はおかしい。有り得ない


外人「わぁお…」


月明かりに照らされる外人はますます男か女か分からない。整った顔立ちは美少年とも美少女とともとれる


私はなんとなく出てきた方の洞窟を振り返る。なんで私はあんな所にいたのだろう



突然、後ろから声をかけられた


声をかけてきたのは?




男A「ちょいと、いいかい?」


「…何?」

後ろ髪を軽く括った男に警戒心剥き出しで対応する。

なんとなく苦手なタイプの気がしたからだ


男A「そんな怪しむことないって。さっき自己紹介とか言ったろ?それをちょっとしよってこと」


「そう、それなら……」


名前?……私の名前って……?

主人公の名前↓2



男A「ん、どうした?」

少し間が空いた

「な、何でもない。ユアよ。それが私の名前」


男A「ユア、ユアちゃんね」

ユア「ちゃん付けは止めて」
何故か心の底から腹が立つ。……そこまでは言わないけどなんかイラッとくる

ユア「私が名乗ったのよ。そっちは?」

男Aの名前
↓2


男A「ん、すまん。俺は……ニックだ」


男A……もといニックも私と同じように名前を答えるのに不自然な間が空いた。

ユア「ねえ、名前以外に何か覚えてたりしない?」

ニック「んん、何も。覚えてないし思い出せそうにないな」


やっぱり。ニックも私もそうってことはきっと他の人たちもそうだろう


ニック「それにしても、ここはどこなんだかな。お月が赤いとかあり得んだろ」

???「どーも」

突然、そいつは現れた


そいつはひよむーというらしい

なかなか癪に障る話し方で、途中何度もヤンキーが切れたり、女Cが静かに切れたりしたが、案内人を名乗るツインテールの女は私たちを町へと率いった


『オルタナ』というらしい町はそこそこ発達はしているようで、朝早くなのに人々はせこせこ働いている

時折、物珍しそうにこちらを観察してくるのは少し不快であったが、それだけだ



『オレタノ刀竟車義男兵口レソトムーノ』



目的地についたようだ

ひよむー「それじゃあ、ひよむーこのへんで。ブリちゃんあとはよろしくお願いします!」

キリ悪いけど今日はここまでで

続きは明日やります

時系列は安価で

1ユアがグリムガルに来たのはハルヒロたちより前
2ユアがグリムガルに来たのはハルヒロたちより後(マナト死亡以降)クザクたちが来る前

↓2



ブリちゃんと呼ばれた男……最低限生物学上は男であろう

彼はカウンターの椅子に座りながら、私たちを観察している

観察というよりは品定めだろう。女よりも男の方を念入りに眺めている

…正直、キモい



隣にたつニックが少したじろいでいるし
あのヤンキーですら引いている


1自分から話を切り出す
2誰かが切り出すのを待つ



沈黙に嫌気がさした

ユア「ひよむーに後は任されたんじゃないの?いつまでこうしているつもり?」


私は嫌みを心から込めて、話を切り出した

ブリちゃん「あらぁ、見た目に合わず生意気ね」

大して気にするわけでもなく、ブリちゃんは右手で狐を作る


かわいいとでも思ってるのだろうか?


外人「なぜミー達をここにつれて来たのデスカ?」


ブリちゃん「スカウトよ。外の看板は見たでしょ?」


看板?

『オレタノ刀竟車義男兵口レソトムーノ』

女B「オルタナ辺境軍義勇兵団レッドムーンですかぁ?」


なるほど…そんな風に読むのか。壊れていてよく分からなかった


ブリちゃん「そうよ」

ブリちゃんはドサッとカウンターの上に、小さな皮袋と三日月の描かれたコインのようなものを置く。

全部で9セット。私たちの人数分だ


ブリちゃん「 これは見習い義勇兵身分証明章、通称・見習い章ね」

コインのようなものをこちらに見せて言う

ブリちゃん「見習い義勇兵の身分を証明するもの。名前のまんまね」

ブリちゃん「そしてこれが10シルバー。あんた達は今ここでアタシにすかうとされて見習い義勇兵になるか、このまま出て行くかを選べるわ」

言うことを聞けば、身分と金はやるってことだろう。だが、聞かなかったら─

女C「義勇兵とやらにならなかったら一文無しで野垂れ死ねってことか」


ブリちゃん「そんなことは言ってないわ。ほかにも仕事はあるだろうし、まぁ簡単ではないでしょうけどね」


さて、どうするの?と言ったようにブリちゃんはカウンターに座り直す。


私は…

1見習い証をとる
2少し周りの様子を見る

↓2


何の考えもなしにあれを手にするのは危険だ。そもそも義勇兵とは何をするんだ?それを知らないままにあれを受け取るのはリスキーではないか?


周りを見渡す

ニックは落ち着きを取り戻しているようだが、動こうとはしない

女Bはぼーっと虚空を見つめているし、女Aはぽけっとしている。男Bは部屋の隅で無言のままだ

外人と女Cはそれぞれ頭の中で考えをまとめているらしい

幼女はあーでもないこーでもないとぶつぶつ何かを言っている


不意に一人が見習い証と皮袋に手をかける

ヤンキー「上等じゃねえか。やってやんよ」

ブリちゃんに顔を近づけメンチ切る

ブリちゃん「そう」

ブリちゃんの涼しい態度が気に入らなかったのか、ヤンキーは荒々しく振り返る


安価 ヤンキーの名前↓2

マサムネ「オレはマサムネだ。オレに着いてくる気があるヤツはいるか?」

…仲間を作ろうってことか。妥当だ


背はなかなかでかい。態度だけでなく腕っ節もそこそこはあるだろう

だが、こいつはさっき真っ先に一人で出口に走った。信用できるか?


私は…

1着いていく
2着いてかない

考えるまでもない

あんなやつ信用できない

それにそもそもヤンキーは嫌いだ。着いていってもうまくは行かないだろう

男B「…」

すっと男Bが見習い証に手を伸ばす

女A「行くー」

幼女「あたしも…いく」



マサムネ「三人か…。行くぞ。じゃあな」

幼女「ちょっと待ちなさいよ」

男B「…」

女A「まったねー!」

4人はそのまま、扉から出て行く

ブリちゃん「それでアンタらは?アタシもあまり暇じゃないからね」

いつまでも悩んでるなってことか

そんな勝手な。
私たちはいきなりこんな意味の分からない状況に置かれてるってのに

だけど、いつまでもここにいるわけに行かないのはあっている

1見習い証をとる
2○○に声をかける



女Bは依然としてただぼーっとしている。

意外と鋭そうだから考え事をしているのかもしれないが、私にはそうは見えない

ユア「ねえ、どうする?」

女B「……ど、うって?」


ユア「義勇兵になるの?それとも─」

女B「なるよぉ」

ユア「へ?」

そう言って、女Bは見習い証と皮袋を手に取る

カウンターに置かれている見習い証と皮袋は残り三つ。女Cが皮袋の銀貨を確認しているから、彼女がとったのだろう

女B「ユアはどうするの?」

どうして名前、と思ったが。きっとニックとの会話を聞いていたとかだろう

女Bの名前は?

いや、今はそれよりも

1見習い証をとる
2○○に話しかける




迷いが無かったとは言えない。
むしろある。あり過ぎる

だけど、私はそれを手に取った。とってしまった。取ってしまったのだからしょうがない。今更、戻れない


女B「これで、仲間です」

ユア「わっ!?」

女Bに、突然手を取られる。女Cの手も取ろうとしたようだが、簡単に避けられている

すらりと背の高い女Cとやや小柄な女Bでは体格差があるのだから仕方がないことではあるが

女Bの名前↓

女Cの名前↓2

カーラ「なんのつもりだ?」

ぎろりと睨みつけるが女B(カエデ)は特に意に介していない

カエデ「…仲間、だから」

カーラ「仲間?いつそうなった?別にアタシは──」


外人「それならミーも仲間デスネ」

外人はぷらぷらと見習い証を振り回していう

ニック「ん、じゃあ俺も仲間でいいかな」

ニックも結局見習い証をとったようだ

カエデ「そう。仲間です」

女Bは私の手をまだ握っている



…たぶん、私も仲間の一人なんだろう

別に嫌ではない。あのヤンキーの仲間よりずっといい

それにこんな状況だ。一人よりは仲間がいた方がいいかもしれない。いや、かもしれないじゃない。いた方がいい

これからどうすればいいのかすらわからないのだから


これからどうすればいいか、ニックがブリちゃんに尋ねると端的に言うと自分で考えてどうにかしろと言われた



『諦めない事。諦めたら確実に死ぬわ』

アドバイスともいえないアドバイスを餞別として送られ、私たちは事務所から追い出された

これからどうしようと話し合いに入る前に、今更な気もする自己紹介を始めた

↓2 外人の名前

書いてなかった…。すいません。一応、男です


ラマーディ「それでこれからどーするデスカ?」

カーラ「どうするって、アタシはまだ納得し──」

ニック「カーラちゃんもそんなこと言わないでって。今は協力した方が徳っしょ?」

カエデ「情報収集が必要です」

ついさっき仲間仲間と騒いでいたときと打って変わって、カエデは静かにそう言う。まるで別人だ


ユア「私もそう思う。とりあえず調べてみないと何もわからないし」

義勇兵の仕事とか、住む場所とか、食べ物を手に入れる方法とか。調べることはたくさんある

話はまとまった。これに関してはカーラも特に文句は内容だ

情報収集の成果
↓コンマ(高いほど良い。01が最低。ぞろ目はクリティカル)

オルタナの街を探索して一時間強

意外なくらい簡単に欲しかった知識のほとんどは集まったと思う

ラマーディ「みんなカインドで助かりましたネー」

ユア「…カインドではなかったんじゃ……シンプルな人は多かったけど」

せいぜい親切と呼べる人物はあのシノハラという男ぐらいだ

そんな中でも情報収集に成功したのはラマーディやニックのコミュ力の高さが大きかったと思う


それに比べて…私(コミュ力不足)は…というよりも私たちは…


【info】以下の情報を手に入れた
義勇兵の仕事
通貨の価値
ギルド
義勇兵宿舎
ヨロズ預かり商会
狩り場(追記予定)
酒場(追記予定)
市場(追記予定)




市場でそれぞれ食べ物を買った私たちは木陰で休憩をしている。

いろいろとありすぎて頭が理解に追いついていない。非現実すぎてまるでアレみたいだ。アレってなんだ?


カーラ「…」

屋台で買った串肉に豪快にかぶりついている。情報収集の時に絡まれてからずっと機嫌悪そうだ。少し怖い


カエデ「ううっ……」

カエデはカエデで市場に入ったとたんに具合が悪くなって、それ以降ずっとふらふらしている

本人に聞いたところ、人混みはダメ、らしい


ニック「ん、カエデちゃんは大丈夫?」


カエデ「さっき、よりはまし」

カエデは顔色は優れないまま少し微笑んでみせるが、すぐに笑みは消えた

ラマーディ「無理はしちゃノーデスヨ?」

カエデには悪い気もするが、本題に入ろう

本題というのは、誰がどのギルドに入るかということだ


義勇兵はまず基本的にギルドに入る。ギルドにて魔法やら剣術、体術といった戦闘に必要なスキルを会得する

どのギルドで教わる技術も役立つものではあるが、通常一つのパーティーに盾役にもなれる戦士や回復役の神官は必須のクラスだ

誰がどのギルドに入るか、各々の希望なども考慮して決めねばならない

基本的な技能やスキルを教えてくれる上に簡単な装備も貰えるが、見習い義勇兵が持つ10シルバーから8シルバーを要求してくるというなかなか阿漕な商売である

一応、一部のギルド以外はあとから入り直すこともできるが、見習いの間はそんな余裕はないだろう


チームの誰がどのギルドに入るかを決定します(暗黒騎士以外はあとから変更もできる)また、盗賊はチームに一人だけです。無職はご勘弁ください

ギルド一覧
戦士、神官、魔法使い、暗黒騎士、狩人、盗賊、盗賊、聖騎士


↓カーラ

↓2カエデ


カーラ 盗賊
カエデ 神官


ギルド一覧
戦士、神官、魔法使い、暗黒騎士、狩人、(盗賊)、聖騎士


↓ニック

↓2ラマーディ

バランスは良さそう?ラスト


カーラ 盗賊
カエデ 神官
ニック 戦士
ラマーディ 狩人

ギルド一覧
戦士、神官、魔法使い、暗黒騎士、狩人、(盗賊)、聖騎士


↓2 ユア



オルタナの他の地区とは違い、東町は落ち着いた雰囲気に包まれている

治安もよく人気はあるが、家賃や宿代は他よりもぐっと高くなるらしい
今のところ、私には関係のない話だが

魔法使いギルドはその一角にあった

一言で言うならいかにもって感じの建物だ
周囲と比べてもややというよりも明らかに浮いているようにみえる


あまり気が進まないが、今さら躊躇っても仕方がない。他の四人も今頃、各ギルドに入ろうとしているのだから

扉を押し開けるとそこには…


1痩せぎすの男
2背の高い女





また中途半端ですがここまでで

最後にまだ決まってなかった女Aと男Bの名前だけ

↓女A

↓2男B


その女は大きかった。カーラもすらっとしていて背が高かったが、それとは違うというか、別格で。

高いというよりもデカいという形容詞の方があっている気がする。私よりも頭二つ分以上上に女の顎がある



???「新人か?よくぞ来た、魔法使いギルドへ」

その女は堅苦しい言葉とは反対に、やけに愛想の良い笑みを顔に浮かべているが、姿格好と体格差に圧倒されて言葉が出ない

???「汝、何れのエレメンタルを会得す?」

えれ、めんたる…?

1「えれめんたるって何?」
2「自由安価」

↓2



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