アイドル達「!?」ザワザワ
モバP「神戸とSSAの4日間開催で過去最大の規模だ。遂に単独だぞ。みんなで最高のステージにしよう!」
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From:池袋 サンシャインシティ ナンジャタウン
凛「ごめんね。折角のオフなのに付き合ってもらって」
美嘉「良いよ気にしないで。誘われなかったらきっと私から言い出してたと思うしさ★」
卯月「全員オフなんてちょっとワクワクします!」ガンバリマス
美嘉「珍しいよねー。けど、なんとなくだけど、ね、凛?」
凛「うん。多分これはプロデューサーが作ってくれた時間なのかな」
卯月「精一杯楽しんじゃいましょう!。懐かしいですよねここ。
あ、オトメイトとのコラボやってますよ。イケメン男子が沢山います~」
凛「そういえばあのときも何かやってたよね。『虎と兎』がオリオンをなぞる……奈緒だとすぐ分かるんだけど」
美嘉「混雑してたもんねー。でも、終わってから食べた餃子美味しかったね」
凛「ふふ。気が抜けて何でも美味しかったような気がする」
卯月「あんなに緊張したの初めてでした」
美嘉「そうだね。ここから掛けてもらったんだ」
凛「シンデレラの魔法に」
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ちひろ「アイドルのみんながいないと事務所も静かですねー」
モバP「仕事が捗って助かります」カタカタカタ
ちひろ「クス。もう、そんなこと言ったら駄目ですよ」
モバP「反省してまーす。あ、そうそうスカウトチケットありがとうございました。女神!天使!ひちろ!」
ちひろ「プロデューサーさん、いつも頑張ってくれてますからちょっとしたお礼です」
モバP「何だこの大天使……。頭が上がらないなぁ」
ちひろ「仕事も午前で一段落付きましたし、ナワバリバトルで遊びましょうよ!」
モバP「いやまぁ、今日は俺達も半日出勤みたいなものですから良いですけど。
事務所が静かって言っても今のうちだけだと思いますよ」
ちひろ「え? どうしてですか?」
モバP「んー、多分すぐ分かります」
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凛「なんか結構変わってる」
卯月「一度リニューアルしたんです」
美嘉「へー。卯月ちゃん詳しいね。あ、でもホラここだよ。私達が立ってたところ」
凛「今だと……狭く、感じるね。あのときはあんなに広く見えたけど」
美嘉「あはは★ 50席って聞いて、そんなに埋まらないって正直不安に思ってたよねー」
卯月「でも、立ち見席まで埋まっていて沢山見に来てくれて、感動しました」
美嘉「そういえばあのときはまだ『おねシン』もなかったんだよね」
凛「スタートしてもいないって感じだったね。懐かしいな」
卯月「あんまり上手く歌えませんでした。もっと頑張ります!」
美嘉「私達みんなそうでしょ。歌詞も飛んじゃうし、ボロボロで終わってから大反省会したよね」
凛「上手く出来なくて悔しいっていう感情もあったけど、受け入れてもらって嬉しかった。
光が眩しくて、キラキラしてて、温かくて」
卯月「あのとき見た光が、今に続いてるんですね」
美嘉「ここよりも600倍も大きな会場でやるんだ私達」
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From:池袋 サンシャインシティ 噴水広場
凛「あれって……」
未央「おーい、しぶりーん!」パタパタ
卯月「未央ちゃん?」
美嘉「莉嘉に……みんなも」
ξ*'ω')ξ「凛ちゃん達も考えることは同じだにぃ?うれすぃー///」
李衣菜「なんかこの展開ロックじゃん!」
かな子「卯月ちゃんこれ食べる?」からあげクン ホイミ味
卯月「なんだか体力が回復しそうです!」 卯月のHPが50回復した
未央「ここに来る前ローソン寄ったんだけど、私達の一番くじが売っててちょっと恥ずかしかった。えへへ」
凛「もう出てたんだ。そういえばローソンって言えば――」
美嘉「私はあんまり思い出したくないかなーって。かなーって」
杏「そのネタは他所の事務所じゃないかー」
卯月「765さんにはお世話になりました! あのときの凛ちゃん可愛かったです」
凛「もうあんな恥ずかしいの着ないからね!」
莉嘉「ほらほらお姉ちゃん覚えてる? 高いよねー」
美嘉「うん。ここから4階まで360度囲まれてたね。発売日なのにもうコールが聴こえてきてビックリしたもん」
未央「見守られてるって感じがして、楽しかったなぁ。」
李衣菜「『おねシン』も『Star!!』も『GOIN'!!!』もここで歌ったし何かすごいよね」
かな子「昔ね、765さんもここでライブやったことがあるんだって」
ξ*'ω')ξ「不思議な縁を感じるにぃ」
杏「まさか杏が歌ってダンスするようになるなんて……あのときまで実感なかったけどね」
凛「それに、ニュージェネもここからスタートした――」
未央「その節はご迷惑を……」
卯月「未央ちゃん。それがあるから今があるんです!」
未央「――うん。ありだと。そういうとこ、やっぱりしまむーはお姉さんだよね」
凛「ねぇ、みんな折角集まってるんだし近いから行ってみる? 新宿まで」
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フレデリカ「フンフンフフーン♪フンフフー♪フレデリカー♪」チクチク
奏「太股をボールペンで突くのは止めなさいといつも言っているでしょう」
フレデリカ「ねぇねぇ奏ちゃん。次のライブ、一緒に歌えると良いね」チクチク
奏「そうね、きっと歌えるわ。だから太股をボールペンで突くのは止めてくれる?」
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ガチャ
藍子「あのープロデューサーさん?」
モバP「だからちひろさん初心者はまずローラーを使った方が良いです――って、どうした藍子?」
ちひろ「それに皆も……何か忘れ物って雰囲気でもなさそうだけど?」
藍子「ごめんなさい。あの、レッスン室使わせてくれませんか? 自主レッスンしようかなって思うんですけど」
友紀「身体動かしたい気分なんだ!」
モバP「おう自由に使って良いけど、怪我だけには気をつけてな。いや、俺も後で行くわ」
輝子「フヒ……親友が見てくれるなら安心」
早苗「会場が大きくなって嬉しいと思う反面、ちょっと不安だったりもするのよね」
モバP「おっと、しおらしい早苗さんも珍しい。ま、初めてステージに立つアイドルもいますからね。
いきなりSSAなんて菜々さんくらい鋼のメンタルと下積みがないと、どうしてもそういう気持ちはしょうがない」
ちひろ(なるほど……こういうことですか。あ、今のうちに塗っとこ)
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From:新宿 東口 ステーションスクエア
凛「やっぱり人が多いね」
かな子「普段何気なくここを通るときにも、ふと立ち止まっちゃうんです」
未央「寒かったよねー。いや、でも私達的には熱かったかな?」
美嘉「11月だったからね。後で聞いたら上の駅のホームまで歓声が聴こえてたんだって」
卯月「1stライブが舞浜に決まって、夢を見ていた色んな事が叶い始めた場所です」
李衣菜「夢が少しずつ大きくなって行ったんだ」
ξ*'ω')ξ「杏ちゃん、メンバーもたぁくさん増えて楽しいにぃ」
杏「まぁ、それだけ杏が働かなくて良くなるからいいよ」
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From:事務所 20:00
凛「ただいまーって、あれ? プロデューサーがいるって聞いたのに」
凛(屋上かな?)
屋上
ガチャ
モバP「おかえり。やっぱり事務所に来たかー」
凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」
モバP「一緒にトップアイドルを目指さないか?」
凛「…………」
モバP「…………」
凛「良い顔してるね」
モバP「今をときめくシンデレラガールに褒められるとは俺もまだまだイケるか」
凛「フフ……。このやり取りも懐かしいね」
モバP「どうだった今日?」
凛「お見通し? なんかちょっと複雑なんだけど」
モバP「そうでもないから聞いてる」
凛「SSAは2年前に立ったよね」
モバP「765さんのステージに上がらせてもらったんだ。でも、今度は――」
モバP「恐いか? SSAの後、舞浜、代々木、幕張――」
凛「他にも色んな会場、小さいステージから大きなステージを経験してここまで来た」
モバP「別にこれで終わるわけじゃない。ここからまた新しい道が始まっていくんだ。
夢は、トップアイドルは、例えドームでライブを成功させたって続いていく」
モバP「シンデレラマスター01を背負ってるうちのエースが弱気でどうする。
765さんの力はもう借りられないぞ」
凛「うん。大丈夫。今度は私があの会場で蒼くて消えない音を刻むから。だから、行こう一緒に。ずっと先まで!」
モバP「おう。馬車の役は任せとけ」
凛「そこは魔法使いじゃないの?」
モバP「いや、俺まだ30超えてないし」
凛「ふ、ふーん。そうなんだふーん。ふーん」
モバP「何で嬉しそうなの凛?」
凛「ほらもう遅いんだから送ってくれるでしょ」
モバP「微妙な時間だし、食事行くか?」
凛「え、家で食べていきなよ?」グイグイ
モバP「いや、そういうわけにはいかないだろ。あ、ちょっと凛!?」
凛「早く帰るよプロデューサー!」
おわりん。
単独でSSAか。でっかくなったなぁ・・・
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