藤本里奈「近所迷惑な暴走族を注意してみた」 (20)

里奈「あげぽよ~~~~只今夜の11時なんですけど・・・」




奈緒「んだよこんな夜に」
ゆかり「なんか聞こえますね」



ブオオーーーンボボボブオーーーボボボブオーーーー



里奈「いるいるwwwwwwwwwwwwあれは族ですねwwwwwwwwwwww」

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奈緒「おいおい駐車場まで来て何する気だよ」

ゆかり「ちょっと気が引けますね」





里奈「もちろんあれするんだよ」

奈緒「え・・・?まままさか・・・・・・!」






里奈「今日はあの暴走族に特攻したいと思いまーーーすwwwwwwwwwwww」

ブオンボボボンボボボンボボボンボボボォォン






奈緒「いやいやいやいややや冗談だろ!?」
ゆかり「え・・・・・・・さすがにあの音は美しくないっていうか五月蝿いというか」

里奈「そーゆー企画なんで☆」

ゆかり「ちょちょ・・・・・・勝手に企画しないでもらいたい」
奈緒「でもあの数・・・・・・・5人か」




ボボボーーーーーーンボボボーーーーーン




里奈「なんという素晴らしい空ぶかしの技でしょう」
奈緒「感心すんなよ」

里奈「じゃああれに最初に特攻する人じゃんけんで決めよ☆」
奈緒「・・・・・・・もーいいよ」
ゆかり「どうせやるんでしょうし」





3人「最初はぐー!じゃんけんぽーーん!」

ゆかり「奈緒ちゃんチョキ、私らグーですね」
奈緒「なんだってんだよーーーー!」
里奈「はい!最初は奈緒ちゃん!決定!」
奈緒「あーーんもう・・・・」

奈緒「・・・・・・・・・・」






里奈「早く行けや」
奈緒「だだってこえーし・・・・・・・あとこえーし・・・・・・」
ゆかり「む・・・・・・・・・」





奈緒「わ、わぁーたよ、行けばいいんでしょ!」

里奈「~♪」

里奈「じゃあうちらは木陰で見るとすっかwwwwwwww」
ゆかり「殺されなきゃいいですけどwwwwwwww」




ブボボボボンボボボーンボボボボーーーーー

奈緒「ったく・・・・・・・」









族B「おい誰か来たぞ」
族C「なんだあいつ」
族D「パンピーだろサツじゃなさそうだし」

奈緒「・・・・・・あの・・・・・・」



族A「あぁ?」


奈緒「・・・その・・・き近所の迷惑になるんで・・・・・・」



族C「誰だテメェ」
族B「縄張り踏み込んでんじゃねーぞコラ」



奈緒「・・・・・・ででできればさ・・・・・その爆音・・・やめてほしいな」







里奈「wwwwwwwwよっわwwwwwwwwwwwwwwww」

族E「なんだその眉毛wwwwwwwwあんた芸人?wwwwwwww」

奈緒「・・・・いや芸人じゃ」
族A「ここはテメェのくるとこじゃねえんだよとっとと帰れ」


奈緒「・・・・・・いやでも」
族B「消えねーとぶっ飛ばすぞコルルァァ!!」
族C「んだこらぁ!!」





奈緒(やっべwwwwwwwwwwこりゃガチでやばいwwwwwwwwwwwwww)

タッタッタッタッタ








奈緒「ハア、ハア、ハア・・・・・・・・」


里奈「なっさけなー☆」
ゆかり「駄目ですねー」

奈緒「いいいいやマジで殺されるって!ありゃやべえだろ!?」

里奈「じゃあ次はゆっかりーんいっちゃうー??」

ゆかり「この流れで私ですか!!?」

奈緒「・・・・・・がんばれwwww」




ゆかり「しょうがない・・・」
里奈「あ、そうだゆかりんフルート持ってちょ」

ゆかり「っていうか持ってたんですか!?じゃなくてなぜフルート!?」

里奈「ゆかりんのフルート演奏でヤンキーの怒り鎮めよう作戦ってことで☆」


ゆかり「上手くいくでしょうか・・・・・・」

ボオオオンボボボオオオオオオオン






族D「また誰か来やがったぜ」
族C「おい今度の奴なんか持ってるぞ」
族B「ありゃ鉄パイプだ」
族C「完全に喧嘩売ろうとしてるなあいつ」

ゆかり「・・・・・ちちょっといいでしょうか?」


族B「あぁ?」
族A「おいテメェ何武器持ってんだコラ?」

ゆかり「え?」
族A「聞こえてねーのか!?武器持ってんじゃねーぞおらぁ!」


ゆかり「いいいやその・・・・・・こここれはですね武器じゃなくてフルー
族B「るっせえんだよ!ほんとに殴るぞてめえ!!」
族D「おいおめえさっきの奴の仲間か?」
ゆかり「・・・・・・!」
族E「何?ビビってんの?wwww」
族A「おいこいつの脳天叩きわっぞ!」つ金属バット
族C「ウス」つ鉄パイプ





ゆかり(いやいやいや冗談じゃないですよ!これらを相手って)

タッタッタッタッタ






ゆかり「はあ・・・・・はあ・・・・」

里奈「作戦失敗かーwwww」
ゆかり「あの人数は無理ですよ!」

里奈「それにしてもみんなビビりじゃーん」

奈緒「うるせーなじゃ次里奈が行けよ!」

里奈「・・・・・・・・・」

奈緒「お前もビビってんじゃねえかwwwwww」

里奈「だ、大丈夫!あんなの群れてなきゃ粋がれない雑魚の集まりっしょ☆」




里奈「そんじゃいってきー!」

ブオーーーーーーン






里奈「ちょりーーす」

族A「あぁーん?」
族E「おいなんかこいつ見ただけでムカつくからやっちゃおーぜwwwwwwww」
族B「おう」つ木刀
族C「うす」つ鉄パイプ




里奈「やべwwwwwwwwwwwwwwww」

タッタッタッタッタッタ





里奈「・・・・・・・・・」
奈緒「一番ビビってんじゃんwwwwwwwwwwww」
ゆかり「結局全員逃げて終わるっていう」

奈緒「あ、あいつらどっか行っちゃった」


里奈「ま、結果オーライってことっしょ」
ゆかり「当事者が一番役に立ってないじゃないですか」

里奈「ま、ということで今日の企画おしまい!」

奈緒「こんなこと付き合わされたの初めてだ」
ゆかり「2度とやりたくないですよ」
里奈「いいじゃんいい経験じゃーんばーじん卒業じゃーん」
奈緒「・・・・・・ほんと怖かったよ」
ゆかり「来世に行くところでした」




奈緒「もう帰ってアニメ見て寝よ」
ゆかり「肌に悪いですしね」



里奈「じゃーねー」

そのころ



拓海「あいつらネタだとしても手ェだしてねーよなもうムショ行きたくねーよ」





 劇   終

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