凛「たこ焼き」 まゆ「パーティーです」 みく「にゃ」 (44)

未央「はい。というわけで早速開始しましょー第14回346プロ所属アイドル親睦たこ焼きパーティー!」

卯月「わーい」ドンドンパフパフ

凛「テンション高いね未央」

まゆ「今まで17回もやっていたんですねぇ」

凛「その辺突っ込まないで」

卯月「暇を持て余したアイドルは仕事が少ない現実から時々逃避しないとやってられないんです!」エヘッ

みく「うぉーい、爆弾発言通り越して発言がすでに爆発してるにゃ」

未央「今回初参加のみくにゃんまゆちゃん早速のツッコミどうもありがとう」

未央「初参加コンビの動向に注目ですな、解説のしまむーさんや」

卯月「特にみくちゃんは関西出身ですからね。きっとそんじょそこいらのたこ焼きでは海原雄山ばりに酷評してくると思います!」

みく「するかぁ。関西ってだけで趣味趣向まで一括りにすんにゃあ」

まゆ「えっ?関西の方って毎日3食たこ焼きじゃないんですかぁ?」

みく「おーい司会者ー!ツッコミが足りないにゃ!せめて凛チャン手伝って!」

凛「えっ、ゴメン聞いてなかった。ジョジョ第4部のOPが何だって?」

みく「本当に何も聞いて無かった!」

未央「さぁて、程よく盛り上がってきたところで早速ゲーム開始だぁ!ロシアンたこ焼き、カモンッ!」パチンッ

まゆ「えっ?」

みく「ちょっ!ロシアンとかゲームとか聞いて無いにゃ!親睦会じゃないの!?」

卯月「ぶっちゃけそんなの口実です!」

凛「ゴメン騙して。でも生贄が増えると私も楽になるからさ」

まゆ「凛ちゃん!?」

まゆ「嫌にゃあ帰るにゃあっ!」


注・色々酷いよ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1460394376

未央「ふっふっふー、そうは問屋が卸さないってね」

みく「えっ?ああっ!いつの間にか足に枷ついてるにゃ!しかもご丁寧に鎖まで!」

凛「悪いね二人とも。でもさ…下手に逃げると余計面倒なことになるから、この程度は我慢してくれるかな」

まゆ「…凛ちゃんたち3人だけの今までの16回たこ焼きパーティーに何があったんですかぁ?」

卯月「あっ、早速たこ焼きが来ましたよ!」

みく「いーやーにゃあー!助けてっ!助けてPチャン!」ジタバタ

未央「みくにゃんはビビリさんだなあー。別に食べられないものは入ってないから安心していいよ?」

凛「今までの経験上、虫とかも入ってないから」

まゆ「全然安心できない情報をどうもありがとうございます」

ありす「お待たせしました。今回は5人ということですので5個ずつ持ってきます。まずは最初の一皿目になります」コトッ

みく「ああっありすチャン!助けてにゃあ!」

ありす「橘です。カオスたこ焼きパーティーのアシスタントの橘です。では」スタスタ

まゆ「はっきりカオスって言いましたよぉ…」

未央「ささっ、じゃあ冷めないうちに食べよっか!」

みく「せめて中に何が入ってるか教えて欲しいんだけど!」

凛「たこ焼きなんだから蛸がは言ってるに決まってるでしょ」

卯月「1つだけ違うものが入ってますけどね!」

まゆ「だからその1つを教えてくださいよぉ」

未央「まゆちゃん」

まゆ「は、はい…?」

未央「…諦めよう?」ポンッ

まゆ(あっ…、今気づきました。未央ちゃんさっきからハイライトさん仕事してません)

凛「さてと…じゃあ私達の足跡残しにいこうか」

卯月「現場検証しやすいようにですか?」

未央「はっはっ、縁起でもない」

まゆ「おうち帰りたいです…」

みく「奇遇だにゃ、みくも帰りたいにゃ」

凛「…何か不自然に一つだけ大きいのがあるね」

未央「でもこんなあからさまだと逆に安全牌かもよ?」

凛「…通るかな」

卯月「御無礼。ロンです」

未央「うあー!人鬼はやめてぇー!」

みく「…何やってんだアイツら」

まゆ「もう、こうなったら仕方ありません。逃げられないんですし、5分の1の確率ですから適当に付き合ってあげましょう?」

みく「色々すっげぇ不安だけど、どうせお腹いっぱいになったらお開きになるよね」

未央「じゃ、毎度恒例早い者勝ちでいくよーっ!」ブスッ

凛「じゃ、私はこれ」ブスッ

卯月「私はこれです!」ムンズッ

まゆ「あ、まゆはこれにしますねぇ」プスッ

みく「あっという間に一番デッけぇのが残ったにゃあ!」

未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

凛「せぇー」

卯月「のぉーっ」





みく「イチゴはアカン!!」ブーーッ!!


凛「アシスタントが既に伏線だったんだね…」

卯月「うわあ、イチゴにおたふくソースかかってる光景生れて初めて見ました!」

まゆ「…普通においひいです」モキュモキュ

未央「うん、アタリは普通に美味しいんだ」モグモグ

みく「おぇっ……ごめん、逃げないから足枷外して?トイレいきたい…」

卯月「途中退場は御法度ですよ!」

凛「どうしても我慢できなかったら後ろにエチケット袋があるから」

まゆ「わぁ、小学校の時の遠足のバス以外で見たの初めてです」

未央「1回戦はみくにゃんがハズレかぁ。残念だったねぇ」

凛「でもイチゴなんてまだまだジャブだよ?第7回の時はドリアン入ってたし」

まゆ「それ臭いでわかりませんかぁ?」

卯月「正直めっちゃ臭すぎてどれに入ってるかなんてわかりませんでした!」

未央「ちなみにそのドリアンたこ焼きは未央ちゃんが責任をもって頂きました」

未央「トップアイドルになって引退して幸せな結婚をして子供が出来て孫達に看取られながら静かに生涯を全うする夢が見られたよ!」

みく「それって走馬灯じゃない?」

まゆ「親睦会と銘打ってるのに臨死体験する可能性があるんですね、このパーティー…」

まゆ「まゆ、Pさんのお嫁さんになるまでこの命燃やし尽くす訳にはいきませんよぉ?」

凛「大丈夫だよ。叶わない夢なんてそのうち諦められるからさ」

まゆ「あ?」

凛「なに?」

未央「さーて、エキサイトしてきたところで第2回戦といこっか!」

みく「それがいいにゃ…放っておくと朱蒼コンビがキャットファイトしそうにゃ…オェッ」

卯月「ネコドルはここにいるのに蚊帳の外でキャットファイトですね!」

みく「ゴメン卯月チャン…みく今気持ち悪くていちいちツッコミ入れてあげられないにゃ…」

未央「はーい!では次のたこ焼き、カモンッ!」パチンッ


乃々「お、お待ちどうさま、なんですけど…」ビクビク

みく「今度は乃々チャンにゃ…何してんの?」

乃々「も、もりくぼのことはお構いなく…ただのしがない地獄たこ焼パーティーのアシスタントですから…」コソコソ

凛「ハッキリ地獄って言っちゃったね」

卯月「さぁ、地獄を楽しみます!」

まゆ「そしてさっきより不自然に巨大なたこ焼きが1つだけ…」

みく「同じミスはしないにゃあ!」プスッ

凛「負けないよ!」プスッ」

未央「おっとぉ!みくにゃんもこのゲームがわかってきたねぇ」プスッ

卯月「一番大きいの貰いますね!」ムンズッ

まゆ(あんな露骨に怪しい巨大たこ焼きを自分から…)プスッ

未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

みく「せぇー」

まゆ「のぉーっ」






未央「コーヒー豆って!!」ブフォッ!

まゆ「芳醇な香りが広がってきましたよぉ」

卯月「熱々の生地の中からコーヒーの豆とか人類史上初めての出来事かもしれませんね!」

凛「誰も幸せにならない出来事だけどね。…うん、美味しい」モグモグ

みく「卯月チャン、そのデカいたこ焼き何が入ってるのにゃ?」

卯月「はいっ、蛸が3切れ入ってるだけでした!」モキュモキュ

まゆ「…こういうパターンもあるんですね…」

みく「油断ならねぇにゃあ…」

未央「おぇぇっ……く、口の中で鰹節とソースとコーヒーの風味がガチンコファイトクラブしている…」

凛「随分詩的な表現だね」

卯月「そういえばガチンコファイトクラブってジムの生徒は芸能事務所の所属タレントだったんですよね!」

まゆ「ああ、ズボンのポケットに台本入ってた映像とか流出しましたよねぇ」

みく「おーい、今その話題必要?みくさっさと終わらせておうち帰りたいにゃあ…」

未央「ごふっ、げほっ、おぇっ……。…じゃ、じゃあ、第4回戦いこうか…」ゲホッ

凛「未央、次は3回戦だよ」

卯月「たった一度のハズレで満身創痍ですね!」

ウトウトしてた…よし寝る
たこ焼きは焼き上がり直前にサラダ油をサッと塗ると外側パリパリ中身フワフワになります

未央「うぅ…口の中が砕けたコーヒー豆でジャリジャリいってて気持ち悪い……次のたこ焼き、かもーん…」オェェッ

卯月「未央ちゃんが喋るたびに風味豊かな香りが漂ってきます!」

凛「ネスカフェゴールドミツボシだね」

みく「ニュージェネってサイコの集まりだったっけ」モグモグ

まゆ「そう言えばみくちゃん、お魚嫌いなのに蛸は良いんですかぁ?」

みく「蛸は魚じゃないよ蛸は蛸だよ!」モグモグ

みく「蛸が嫌いな大阪人なんてこの世にいないにゃ!」モキュモキュ

まゆ「どえらい県民性ですねぇ」

幸子「フフーン!銀河一カワイイボクがたこ焼きを持ってきましたよ!」

みく「アシスタント何人いるのさ」

幸子「はい、3皿目です。みなさん色々大変でしょうけど何とか無事にこのエクストリームたこ焼きパーティーを生き残ってくださいね」スタスタ

まゆ「エクストリームって」

みく「うわぁ、また不自然に1個だけめっちゃ赤いにゃあ…もう嫌にゃあ、こういうの」

凛「見た目からして激辛系かな。第1回目でハバネロ入ってた事もあったし」

未央「口直しの水の代わりにスタドリが常備されてなかったら喉がデストローイしてたよね」ブスッ

卯月「今となっては微笑ましい思い出です!」ムンズッ

凛「良かったね。私には思い出したくないトラウマでしかないけど」ブスッ

みく「お前らいつもこんな会話してるのかにゃ…」ブスッ

まゆ「あっ、あっ…、油断してたら真っ赤なたこ焼きしか残ってませんよぉ…」オロオロ

凛「良かったね。まゆにピッタリじゃない」

卯月「食べたらお顔も真っ赤になりそうです!」

まゆ「あわわわ…ま、まゆバーモントカレーですら甘口なんですよぉ…?」

凛「何それ可愛い」

央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

凛「せぇー」

みく「のぉーっ」

未央「はふっ、ほふっ…美味っ!」モゴモゴ

卯月「島村卯月、3連勝ですっ!」モグモグ

みく「はふはふ…、みくもアタリにゃ!うっま!」モキュモキュ

みく「…ってことは、やっぱり?」チラッ

まゆ「…」モグモグ



まゆ「美味しいですよぉ」モッキュモッキュ

未央「あっれぇー?じゃあその真っ赤な色は?」

まゆ「トマトみたいですねぇ。生地に混ぜてあるみたいです。酸味がソースとよく合いますよぉ」モグモグ

卯月「騙されました!てっきりまゆちゃん大惨事だとカメラ構えてたんですけど!」

まゆ「卯月ちゃん、後でちょっとお話しましょうねぇ?」

卯月「はいっ!」

まゆ「あら良いお返事」

みく「…と」

未央「言うことは…?」




凛「」チーン

みく「凛チャン大当たりにゃ!!」

未央「あ、これ駄目だ、たこ焼き口にしたまま白目剥いて気絶してる!」

まゆ「…あら、中身カレーですよぉ?」

みく「えっ、それ普通に美味しくない?」

まゆ「いえいえ、ルー丸ごと入ってますねぇ」

未央「ワイルドだねぇ」

卯月「凛ちゃーん起きて下さいよー。途中退場はペナルティですよー?」ユサユサ

みく「えっ?ペナルティーまであるの?既に拷問の真っ最中なのに」

未央「しまむーが勝手に言ってるだけだよ。まあ勝手にやりそうだけど」

まゆ「もしかしてこれってバーサーカー卯月ちゃんのガス抜きでやってるんですかぁ…?」

凛「…口の中がスパイシーすぎる…」ケホッ

みく「はい、お水にゃ」

凛「うん、ありがと……おかしいな、水飲んでるのに口の中でカレーになるよ」

未央「ルーがゴロッとそのまま入ってもんねえ」

まゆ「凛ちゃんと未央ちゃんが喋るたびに香ばしい匂いとスパイシーな匂いがしてきますねぇ」

卯月「お腹がすいてきますね!」

みく「現在進行形で食べてるけどね」

未央「よーし、それじゃあ第4回戦だよぉ!」

凛「まだまゆと卯月が無傷だもんね」

まゆ「全員一回当たったらおしまいなんですかぁ?」

未央「うんにゃ、しまむーの気が済むまでだよ」

みく「破壊神の怒りを鎮める儀式か何かなの?これ」

卯月「えへへ…破壊神だなんて」

凛「ふふ、卯月は可愛いね」

未央「若干メンタルがヤンチャだけどね」

みく「若干ヤンチャでコレを済ませるお前らも既に大概だにゃあ」

未央「よーし、次のたこ焼き、カモーン!」パチンッ

卯月「バナナアームズ!」 パロンダッ!

凛「卯月、そういうのいいから。ささっと進めよう?ささっと」

まゆ「そうですねえ、まゆも早くこのイカれた儀式から抜け出したいです」

みく「おい今誰かいなかったかにゃ?」

輝子「お、お待たせ…たこ焼きの追加、持ってきたぞ…」トテトテ

凛「今度は輝子なんだね」

みく「ホントに何人アシスタントいるの!?」

輝子「フヒ…み、みんな大変だろうけど…、このデスメタルたこ焼きパーティー頑張って乗り切ってくれ…健闘を祈ってる…」フヒッ

卯月「ヒャッハーはしないんですか!?」

輝子「フヒッ!?あ、あれは言われてするものじゃ、な、ないぞ…?」ビクッ

未央「あーこらこらしまむー。ゲームの進行が遅れるからアシスタントさんにちょっかい出さないの。ほらほら、今のうちに逃げて逃げて」

輝子「お、おう…助かった…?」トテトテ

凛「すいません、アシスタントの娘へのお触りは遠慮頂けますか?そっちの前川みくになら何をしても構いませんので」

みく「構うわぁ」

卯月「わかりました!では後でじっくりと!」

みく「するかぁ!」

まゆ「さて…これで4回戦目ですね」

未央「さてさて、次はしまむーか、まゆちゃんか…」

凛「未央、普通に2回目のハズレっていう可能性もあるんだからね」

みく「20%の確立ってすごく危険にゃあ…」

まゆ「…あのぉ、1個だけ斑模様のたこ焼きがあるんですけど」

みく「うわぁ、うわぁ……うわぁ…」

凛「すごい色合いだね…たこ焼きに紫色の斑点とか」

卯月「中身はベニテングダケですかね!」

未央「いくらロシアンだからって本当に命かけたくないんだけど」

凛「…ま、まあ。今までのパターンから考えてもコレに何か入っているとは限らないし」

未央「だ、だよね…もしかしたらこの紫色の斑点もブルーベリーかもしれないし」

まゆ「それってハズレじゃないですか?」

みく「うぅ…全然読めないにゃあ…」

卯月「じゃあ私が頂ますね!」ムギュッ

凛「躊躇なく斑模様を掴み取った!」

未央「っていうかどうしてしまむーは毎回手掴み!?」

みく「しょっぱなから卯月チャンがひときわ異彩を放つヤツを持ってったからもう後は見た目じゃわからないにゃ…」プスツ

凛「もう運否天賦だね」プスッ

未央「あれだけ怪しいと逆に安全牌に思えちゃうよねぇ」プスッ

まゆ「いつも1つだけ露骨に怪しいのが入っているのが心理戦を煽りますねぇ、このゲーム」プスッ

卯月「出来立てたこ焼き、熱いです!」ジュウウ

みく「なら手掴みすんにゃ」

未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

まゆ「せぇー」

卯月「のぉーっ!」






卯月「まっず!」ペッ

みく「うわ、今回は見た目通りだったにゃ。あっぶね」

まゆ「意外とリアクション普通ですねぇ、卯月ちゃん」

凛「中身何だったの?」

卯月「ブルーベリーです。地味です。味も地味にただ不味い、合わないだけです!」ペッペッ

未央「リアクションに困るタイプだね…逆にこういうヤツのほうがキツい」

卯月「甘酸っぱさがまったくマリアージュしません!むしろ今でも口の中で蛸とブルーベリーが取っ組み合いの大喧嘩してます!」

まゆ「今のところ不敗神話継続中ですよぉ」モグモグ

未央「ぐぬぬ…でも次は流れ的にまゆちゃんだね!」

凛「不敗神話なんていつか崩れるものだよ。GACKTさんだって格付けチェック間違えたし」

まゆ「ぶっちゃけ80%の確率でセーフですからねぇ。このままノーダメージでいけてもおかしくはないですよぉ?」

未央「よぉーし!次こそぜひともまゆちゃん狙いで!ネクストたこ焼き、カモーン!」パチンッ

卯月「うぇー…気持ち悪いです」フキフキ

みく「ちょっ!卯月チャンみくで口拭かないでよ!」

泰葉「お待ちどうさまです。5回戦のたこ焼きです」トテトテ

みく「だから何人アシスタントいるの!」

泰葉「出来立て熱々ですから火傷しないようにしてくださいね」

まゆ「今更ですけど、皆さんウェイトレス姿なのは何なんでしょうか」

凛「気分の問題かな?」

未央「誰かさんの趣味かなぁ」

卯月「芸歴先輩!スカート短いです!」ピラッ

泰葉「ひゃんっ!」

凛「こら卯月っ!めっ!」

未央「ほら岡崎センパイ!しぶりんがしまむーを抑えている隙に逃げて!」

泰葉「えっ?あ、は、はい…えっと、じゃあ皆さん。引き続きこの悲劇しか生み出さないたこ焼きパーティーをお楽しみください」トテトテ

みく「悲劇しか生まないパーティーをどう楽しめと」

未央「いやあ?ある意味楽しくなってきたかもよ?見てごらんみくにゃんや」

みく「にゃ?」

凛「…これは、今までにないパターンだね…」

まゆ「赤、緑、黄色、黒、白…5個全部が異彩だなんて斬新すぎますよぉ」

卯月「無駄な力の入れようですね!」

凛「うん、どれも怪しすぎてもう何がなんだか…」

未央「こうなっちゃうとただの運だねぇ」

まゆ「じゃあ、とりあえずまゆはこの赤いたこ焼きを取りますねぇ」ヒョイッ

みく「あっ、さっき赤いのでセーフだったからって。今度は赤がアウトかもしれないのに」

凛「蒼は無いね…残念」

未央「いや青いたこ焼きってどう作るのさ」

卯月「ブルーハワイでもぶちまけますか!」

凛「未央、青じゃなくて蒼だよ」

みく「あんまり乱暴なこと言いたくないけどだからどうしたってんだにゃ」

寝るどす。今日は休みだー昼間書ければいいなあ…
生地に醤油をちょっぴり入れると風味がグッと増します。
焼きたてに醤油をつけた鰹節を乗せて頂く食べ方もオススメでごぜーます

未央「どれも怪しすぎるから選びようがないよぉ…もういいやっ!直感でいくよ!」プスッ

凛「未央は黄色いくんだね…流石ニュージェネの黄色担当。じゃあ私は黒かな」プスッ

みく「んむむむ……5個全部が異色すぎて普通のたこ焼きって何だろうってなってくるにゃあ…ええいっ、白でいくにゃ!」プスッ

卯月「残った緑いきます!」ムンズッ

未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

みく「せぇー」

凛「のぉーっ!」





卯月「美味しいです!これバジルです、バジルの緑です!」ハフハフ

まゆ「うふ…不敗神話継続中ですよぉ…。今度は明太子ですねぇ、ピリッとした辛味が意外にマッチするんですねぇ」モフモフ

凛「ふぅ…アタリだったみたいだね。これ海苔が混ぜてあるみたい。磯の風味が……って駄目だ、さっきのカレールーで何も感じられないや」モグモグ

みく「…」

凛「あれ、みくもしかして…」

みく「…これ、ただ生地焼いただけにゃ。具はおろか薬味も入ってないプレーン生地をご丁寧に焼き目つかないように匠の技で焼いてあるにゃ…」モソモソ

まゆ「それ、ハズレって事なんでしょうか?」

みく「気分的にはハズレにゃあ…味なんかしやしねぇ」モソモソ

卯月「みくちゃんがハズレだとしたら未央ちゃんはどうしてブッ倒れてるんでしょう?」

凛「えっ」

まゆ「え?」



未央「」チーン

みく「ミツボシ2回目にゃあ!」

凛「一体この黄色は……うん?どこかで嗅いだ事があるようなこの匂いは…?」クンカクンカ

まゆ「…あ、もしかしてこれオロナミンCじゃないですかぁ?」

みく「おぇっ…何てもん混ぜてるのにゃ」

卯月「元気ハツラツになるはずの飲み物も用法間違えると凶悪ですね!」


未央「うぉえ…胃の中でコーヒーたこ焼きとオロナミンたこ焼きがシンメトリカルドッキング中だよ…」ウップ

凛「ストップ未央。リバースするならエチケット袋でだよ」

未央「おぉ…まさかの2敗目…」ウップ

卯月「元気ハツラツどころか元気剥奪ですね!」ブイッ

未央「ゴメンしまむー…今ちょっと本気でアレがアレだから耳元で大声出さないで…」

卯月「はいっ!」

未央「うん、凄く良い返事」

凛「アタリもハズレも手が込んでるね」

みく「誰が作ってるのさ、こんな悪趣味な罰ゲームたこ焼き」

まゆ(…察しはつきますけどねぇ。いいんです。まゆは何でも受け入れますよぉ…?)

未央「つ、次のたこ焼き…か、かもぉーん…」パチンッ

みく「そこまでボロボロになってもまだ続けるんかい。その執念はどこから来るにゃ」

凛「途中でこのゲーム止めると卯月が暴れだすからね」

未央「ふっふっ…この前みたいにエアコンに突き刺さるような事にはなりたくないからね」

まゆ「やっぱり破壊神の怒りを鎮めるための儀式じゃないですかぁ、これ」

みく「ってかこの前エアコン壊れた理由コレだったんかい」

卯月「ついエヘッとなってやりました!反省してます!」ブイブイッ

凛「うん、可愛い笑顔」

みく「無邪気な狂気ってこの世で一番恐ろしいにゃあ…」

時子「ガタガタとウルサイわよ子豚ども」ツカツカ

みく「うわぁ!」

凛「う、ウェイトレス衣装…」

未央「うっぷ…」

卯月「見事に似合いませんね!」

時子「アァン?」

卯月「ごめんなさい!みくちゃんが何でもしまむら!」ズイッ

時子「いらないわよ」

みく「どっちも酷ぇにゃ」

時子「ほら追加の餌よ。せいぜい無様に悶え苦しみなさいな」スタスタ

凛「…何をどうしたらあの人にあんな服着せられるんだろ」

まゆ「アンミラ制服とか趣味全開ですねぇ…」

卯月「夜の商売の人みたいでしたね!」

未央「しまむーシャラーップ!聞かれたら煮豚ならぬ煮アイドルにされちゃうよ!」ヴーッヴーッ

みく「あ、未央ちゃんケータイ鳴ってるにゃ」

未央「えっ?あ、ホントだ」ピッ


『あとで おもて でろ 』ブツッ


凛「」ゾクッ

未央「何で私!?」

卯月「口は禍の元ですね!」

みく「卯月チャンはもはや歩く災害だけどにゃあ」

まゆ「何はともあれ6回戦ですねえ。まゆはまた生き残ってみせますよぉ?」

凛「それ、フラグじゃない?」

未央「うぅ…このたこパが終わっても後が怖いよぅ…」

卯月「幸子ちゃんと一緒にいきましょう!盾にはなると思います!」

まゆ「卯月ちゃん、もうゲーム始めますから大人しくしましょうねぇ」

卯月「はいっ!」

みく「返事と笑顔は素敵なんだけどにゃあ」

凛「さてと、今度はどんなたこ焼き……って」

未央「…全部、普通だね」

みく「普通に青海苔と鰹節とソースがかかってるにゃあ…」

まゆ「全部普通だと、もはや推理も心理戦も何もできませんねぇ」

未央「しまむー、匂いはどう!?」

凛「無理。カレールーの後遺症が酷すぎて」

時子「ほら追加の餌よ。せいぜい無様に悶え苦しみなさいな」スタスタ

凛「…何をどうしたらあの人にあんな服着せられるんだろ」

まゆ「アンミラ制服とか趣味全開ですねぇ…」

卯月「夜の商売の人みたいでしたね!」

未央「しまむーシャラーップ!聞かれたら煮豚ならぬ煮アイドルにされちゃうよ!」ヴーッヴーッ

みく「あ、未央ちゃんケータイ鳴ってるにゃ」

未央「えっ?あ、ホントだ」ピッ


『あとで おもて でろ 』ブツッ


凛「」ゾクッ

未央「何で私!?」

卯月「口は禍の元ですね!」

みく「卯月チャンはもはや歩く災害だけどにゃあ」

まゆ「何はともあれ6回戦ですねえ。まゆはまた生き残ってみせますよぉ?」

凛「それ、フラグじゃない?」

未央「うぅ…このたこパが終わっても後が怖いよぅ…」

卯月「幸子ちゃんと一緒にいきましょう!盾にはなると思います!」

まゆ「卯月ちゃん、もうゲーム始めますから大人しくしましょうねぇ」

卯月「はいっ!」

みく「返事と笑顔は素敵なんだけどにゃあ」

凛「さてと、今度はどんなたこ焼き……って」

未央「…全部、普通だね」

みく「普通に青海苔と鰹節とソースがかかってるにゃあ…」

まゆ「全部普通だと、もはや推理も心理戦も何もできませんねぇ」

未央「しぶりん、匂いはどう!?」

凛「無理。カレールーの後遺症が酷すぎて」

未央「もう見た目でも匂いでも何一つ違いが判らないなら完全に運頼みだよね…」プスッ

凛「今までは露骨な違いがあったから駆け引きが出来たけど」プスッ

まゆ「80%の確率でセーフですからきっと大丈夫ですよぉ」プスッ

みく「まゆチャンさっきからフラグ立てすぎにゃ」プスッ

卯月「見た目が普通だと余計にハズレに何が入っているかワクワクドキドキですね!」ムンズッ

未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」

凛「せぇー」

まゆ「のぉーっ!」






まゆ「甘ぁぁぁぁぁぁぁあい!!」ブフゥーッ!

凛「うわっ汚!」

未央「あー、やっぱりフラグ立てすぎちゃったかぁ…」

みく「サスペンス番組で言えば「こんなところにいられるか!俺は一人でも逃げてやる!」ぐらいの必死フラグだったもんね」

卯月「旅行先の宿泊地に金田一少年ご一行と毛利探偵事務所の皆さんが居合わせたようなフラグですね!」

凛「それは酷い。確実に宿泊客の2.3人が犠牲になるよね」

まゆ「甘いっ!たこ焼きなのに尋常じゃないぐらい甘いですっ!これ生地にガムシロ入ってますよ!?」

卯月「匂いからしてハチミツも入ってますね!」

未央「あちゃー、デザートたこ焼きだったかぁ」

まゆ「デザートとして出されても舌と脳が拒絶反応起こす濃度ですけど!1個食べたらその日のカロリー満たせそうな勢いですけど!」

凛「どうどう、まゆ落ち着いて。興奮しすぎて乃々みたいな口調になってるよ」

まゆ「ですけどっ!?」

未央「不敗神話もとうとう崩壊だねぇまゆちゃん。これで全員ハズレ引いたね」

みく「未央チャンだけ2回ハズレだったけどにゃ」

卯月「じゃあ全員5回ハズレるまで続けましょう!」

凛「ちょっ、5回は長いよ!せめて3回にしない?」

未央「私もそろそろお腹一杯になってきたんだけど…っていうか、お腹気持ち悪い…」

まゆ「うぅ……お口の中が甘ったるいです……お水飲んでも口の中でジュースになっちゃいます…」

みく「みくはさっさと帰りたいにゃあ…」

卯月「わかりました。じゃあ仕方ありませんね!」




卯月「全員12回ずつハズレ引いたらお開きにしましょう!」エヘッ

みく「長っ!」

まゆ「そこはせめて、せめてキリよく10回じゃ無いですかぁ…」

凛「…諦めよう。卯月がこう言ったらもう止められないよ」

みく「諦めんにゃよぉ!同じユニットのメンバーなんだから責任取って止めろにゃ保護者ども!」

未央「無理だよ、だって私らの足枷の鍵しまむーが持ってるんだもん」

まゆ「2人とも最初から人質だったんですねぇ」

みく「嫌にゃあー!助けてっ助けてPチャン!ライダー!」

卯月「さあさあ、次のたこ焼き、カモーン!」ペチコンッ

ヘレン「ヘーイ!」





P「今、誰か呼んだ?」ジュー

さぁ、どこかの猫が発情しているのでは?」ハフハフ

P「そっか。あ、おかわりいるか?橘さん」

ありす「頂きます。そしてありすです」

乃々「こ、今回も長くなりそうですけど…」モフモフ

輝子「し、しかもゲストが2人いるしな…今日は…」モキュモキュ

P「新たな生贄か…。ほら幸子。追加だ」ヒョイッ

幸子「ありがとうございます。はい泰葉さん、半分こしましょう」

泰葉「うん、ありがとう。…あふっ」ハフホフ

P「ゆっくり食えよー」

凛「ちょっ、5回は長いよ!せめて3回にしない?」

未央「私もそろそろお腹一杯になってきたんだけど…っていうか、お腹気持ち悪い…」

まゆ「うぅ……お口の中が甘ったるいです……お水飲んでも口の中でジュースになっちゃいます…」

みく「みくはさっさと帰りたいにゃあ…」

卯月「わかりました。じゃあ仕方ありませんね!」




卯月「全員12回ずつハズレ引いたらお開きにしましょう!」エヘッ

みく「長っ!」

まゆ「そこはせめて、せめてキリよく10回じゃ無いですかぁ…」

凛「…諦めよう。卯月がこう言ったらもう止められないよ」

みく「諦めんにゃよぉ!同じユニットのメンバーなんだから責任取って止めろにゃ保護者ども!」

未央「無理だよ、だって私らの足枷の鍵しまむーが持ってるんだもん」

まゆ「2人とも最初から人質だったんですねぇ」

みく「嫌にゃあー!助けてっ助けてPチャン!ライダー!」

卯月「さあさあ、次のたこ焼き、カモーン!」ペチコンッ

ヘレン「ヘーイ!」





P「今、誰か呼んだ?」ジュー

ありす「さぁ、どこかの猫が発情しているのでは?」ハフハフ

P「そっか。あ、おかわりいるか?橘さん」

ありす「頂きます。そしてありすです」

乃々「こ、今回も長くなりそうですけど…」モフモフ

輝子「し、しかもゲストが2人いるしな…今日は…」モキュモキュ

P「新たな生贄か…。ほら幸子。追加だ」ヒョイッ

幸子「ありがとうございます。はい泰葉さん、半分こしましょう」

泰葉「うん、ありがとう。…あふっ」ハフホフ

P「ゆっくり食えよー」

輝子「ほふ、はふ……う、美味いぞ親友…」モキュモキュ

P「だろ?今度のは生地に蛸のすり身を混ぜてみたんだ。出汁も干し蛸で取ったし」

幸子「仕事より本気だしてません?…美味しいからいいですけど」ハフハフ

乃々「ぷ、プロデューサーさんは元遠月十傑か何かなんでしょうか…」ホフホフ

P「ほい、追加出来上がり。皿空になってるけどおかわりするか?時子」

時子「アァ?随分調子に乗ってるじゃない。下賤な豚が身の程も弁えずにご主人様に餌を食えと?」

P「んじゃほい、橘さん食うか?」

ありす「もらいます。そしてありすです」

時子「…」クキュゥゥ

P「…」

P「え、何?今の可愛いお腹の音」

時子「豚がぁ!」ヒュンッ

P「白羽取りい!」ベチンッ

泰葉「全然取れてません!?」

幸子「今回は日付が変わる前に帰れますかねぇ…」モグモグ

輝子「フヒ…今までの、最長記録は…?」

乃々「第3回の14時間32分14秒ですね…お腹いっぱいになった卯月さんがおねむになって解散になった回です…」ペラペラ

幸子「もう睡眠薬でも入れたほうが手っ取り早いんじゃないですか?」

泰葉「あ、それ第2回の時試したんですけど効かなかったって」

輝子「ろ、ロックだぜ…」

芳乃「そなたー、第8回戦ですー。準備をー」パタパタ








アッキー「終わるぞ」

ぶっちゃけ未だにおニューのPCのキーに慣れてないという言い訳をしつつ誤字脱字すんません許して下さい前川が何でもしまむら。

夜食にモソモソとたこ焼き食ってて思いついたものをいつも通り書き殴っただけです。たこ焼きっていいよね…外はカリサク、中身はフワフワ、そして蛸はプリプリ…濃厚なソースに湯気で踊る鰹節、色目にも鮮やかな青海苔、紅ショウガ…。マヨかけたりするのも嫌いじゃないです



オツカーレ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom