勇者「料理バトルをしよう!」 (56)

僧侶「料理…バトルですか?」


踊り子「えー?めんどくさそー」


魔法使い「デュフフ…そ、僧侶ちゃんの手作り…」


勇者「もし、俺よりも上手な料理を作れたら…なんでも言うことを聞いてやろう」


勇者「魔物の皮とか売ってるから100万ゴ-ルドとかでも良いぞ」


踊り子「ホント!?」


勇者「俺に勝てたらな」


踊り子「ふふん。アタシだって結構料理上手なのよ?」

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僧侶「ちょっと踊り子さん…」


踊り子「もし勇者に勝てたら…勇者から大好きだーとか言ってもらえるよ?」


僧侶「…む、無理に言ってもらいたくありません!」


踊り子「…でも、この機会を見逃したらきっと一生言わなそうだけどなー」


僧侶「確かに…や、やっぱりやります!」


魔法使い「デュフフ…僧侶ちゃんがやるなら僕もやるよ…」


勇者「みんなやる気になってくれたようで良かったよ」

勇者「前菜(オ-ドブル)、肉料理(メインディシュ)、お菓子(デザ-ト)の3本勝負だ」


踊り子「…望むところよ」


僧侶(…教会では肉料理を食べちゃいけなかったんですよね…)


魔法使い「デュフフフフ…拙者も負けないでござるよ」


勇者「じゃあ、30分後までに作り上げてね。まずは前菜(オ-ドブル)から」


勇者「…もし、店に売っているものでも出したら…分かるよね?」


勇者「それじゃあ、料理バトル1回戦…開始!」

<30分後…>
勇者「全員完成しているようだね」


勇者「…1番目は踊り子でいいか?」


踊り子「…えぇ。どうぞ」




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僧侶「…可愛いですね」


勇者「意外だな」


踊り子「アタシが可愛いのを作っちゃいけないわけ?」


僧侶「い、いえ。そんなことありませんよ」


勇者「…次は僧侶で」


僧侶「これです…」



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踊り子「なんか予想通りね」


勇者「…次、魔法使いのは?」


魔法使い「デュフ…これでござる」



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勇者「…最後は俺、だな…」


踊り子「どんなの作ったのよ?」


僧侶「私も知りたいです!」


勇者「持ってくるから…ちょっと待ってて」


勇者「…これだよ」




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↓2コンマ数
0〜20 踊り子
21〜40 僧侶
41〜70 魔法使い
71〜99 勇者
…で勝敗が決まります。

踊り子「…やっぱり勇者のが一番美味しかったわ…」


僧侶「見た目もとっても素敵でした!」


勇者「…ありがとう。褒めてくれて嬉しいよ」


勇者「次は肉料理(メインディッシュ)だ。時間は40分後」


勇者「2回戦…開始!」

<40分後…>
勇者「全員できたみたいだね」


勇者「…それじゃあ僧侶から」


僧侶「…えっと、これです…」



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踊り子「…個性的で良いんじゃないかしら」


魔法使い「…美味しそうに見えるよ」


僧侶「踊り子さん、魔法使いさん。…下手に励まされた方が傷つきます…」


勇者「…それじゃあ、次は魔法使いで」


魔法使い「デュフ…肉料理は少し自信がないでござる」



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僧侶「…全然美味しそうじゃないですか」


踊り子「た、確かに見た目は少しアレだったけど…僧侶のもきっと美味しいわよ!」


勇者「…次は踊り子なんだけど…」


踊り子「すっ、すぐ持ってくるわ!」


踊り子「…えっと、どうかしら」



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勇者「俺のはこれだ」


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↓2コンマ数
0〜10 僧侶
11〜40 魔法使い
41〜70 踊り子
71〜99 勇者
…で勝敗が決まります。



勇者「…魔法使いの料理が美味しかったかな」


踊り子「小さくて食べやすいわ」


魔法使い「デュフ…褒めてくれて光栄でござる」


勇者「…次は負けないからな」


勇者「最後はお菓子(デザ-ト)だ。時間は40分後」


勇者「3回戦…開始!」

<40分後…>
勇者「それじゃあ俺からで」



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踊り子「…スッキリしていて美味しそうね」


僧侶「…さすが勇者さんです」


魔法使い「デュフフ…拙者も負けてないでござるよ」


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勇者「…魔法使いはタルトか」


踊り子「次はアタシよ」



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僧侶「…なんていうか…踊り子さんの料理って可愛いですね」


踊り子「…ふん」


勇者「最後は僧侶だ」


僧侶「…分かりました。食べてください」


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↓2コンマ数
0〜25 勇者
26〜50 魔法使い
51〜75 踊り子
76〜99 僧侶
…で勝敗が決まります。

勇者「踊り子の料理美味しいな…」


僧侶「…それに可愛いです」


踊り子「恥ずかしいからもうやめて…」


勇者「…じゃあ勝った二人の言うことを聞いてやろう」


踊り子「…じゃ、じゃあ100万ゴ-ルドが欲しいわ」


魔法使い「せ、拙者は魔法使いを卒業したいでござる」


勇者「…分かった。ほら、やるよ」


踊り子「…本当にいいの?」


勇者「…あぁ。俺に勝ったからな」

魔法使い「せ、拙者は…」


勇者「…あぁ。俺がお前を卒業させてやるよ」


僧侶「えっ?」


勇者「…俺だって一回は勝ってるんだぞ。だから他の人が言うことを聞く権利があって当然だろ」


勇者「…さぁ、魔法使い。俺と一緒に…」


魔法使い「や、やめるでござ…」


勇者「やらないか」アッ---

これまでの出来事を冒険の書に記録しますか?
(記録した場合このスレは終了します)



↓2安価

強くてニューゲームを開始します。料理上手にするキャラを選んでください。




安価↓

勇者「料理バトルをしよう!」


盗賊「料理…バトル?」


踊り子「えー?めんどくさそー」


賢者「デュフフ…と、盗賊ちゃんの手作り…」


勇者「もし、俺よりも上手な料理を作れたら…なんでも言うことを聞いてやろう」


勇者「魔物の皮とか売ってるから100万ゴ-ルドとかでも良いぞ」


踊り子「ホント!?」


勇者「俺に勝てたらな」


踊り子「ふふん。アタシだって結構料理上手なのよ?」

盗賊「…私だって料理はある程度できる…」


踊り子「…賢者はどうなの?」


賢者「デュフフ…盗賊ちゃんがやるなら僕もやるよ…」


勇者「みんなやる気になってくれたようで良かったよ」


勇者「料理の規定は特になしの一発勝負だ」


踊り子「…望むところよ」


盗賊「負けない…」


賢者「デュフフフフ…負ける気がしないでござる」


勇者「じゃあ、40分後までに作り上げてね。」


勇者「…もし、店に売っているものでも出したら…分かるよね?」


勇者「それじゃあ、料理バトル…開始!」

<40分後…>
勇者「全員完成しているようだね」


勇者「…1番手は賢者でもいいかい?」


賢者「デュフフフ…いいでござるよ」



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盗賊「…美味しそう」


踊り子「でもアタシだって負けてないわよ?」


踊り子「勇者。次はアタシにやらせて」


勇者「…良いよ」


踊り子「ありがと。アタシのはこれよ」


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盗賊「可愛い…食べるのがもったいない…」


賢者「デュフ…なかなかやるでござるな…」


勇者「次は俺だ」



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盗賊「…最後は私…」



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↓2コンマ数
0〜20 賢者
21〜40 踊り子
41〜70 勇者
71〜99 盗賊
…で勝敗が決まります。


勇者「盗賊の料理が一番美味しいと思う」


盗賊「…これはお母さんのレシピなんだ…」


賢者「おふくろの味ってやつでござるな」


踊り子「それで?何を命令するの?」


盗賊「…特に思い浮かばない…」


踊り子「ないの?何も?」


盗賊「お母さんの作ってくれた肉じゃがの味をみんなに食べてほしかっただけだから…」


勇者「…それじゃあ、盗賊の店を造るってのはどうだ?」


盗賊「…私の店…?」


勇者「あぁ。お前料理作るの好きだろ?」

盗賊「…でも」


勇者「お前は俺に勝ったんだぞ?もっと自信持てよ」


盗賊「…ありがとう」



…それから二年の月日が流れた…



記者「…オススメの料理は何でしょうか」


踊り子「当店のシェフが作る肉じゃががオススメです」


記者「…ふむ。じゃあそれを頼もうか」


踊り子「かしこまりました」


勇者「良かったな、盗賊…」


盗賊「みんなのおかげだよ…」


なぜこの店が人気なのか?


…その理由を尋ねると、彼女は四人のスタッフとお母さんのおかげだと述べていた…

これまでの出来事は冒険の書に記録されました




賢者と魔法使いが同一人物か気になる

勇者「賢者の料理が一番美味しいと思う」


賢者「デュフフ…まぁ、当然の結果でござるな」


踊り子「…で?何を命令するのよ?」


盗賊「…気になる」


勇者「俺にできることならなんでもするよ」


賢者「…なら、僕に服従すると誓え」


踊り子「はぁ?何言ってんのよ。アンタちょっとキャラ変わりすぎ…」


勇者「約束は約束、だもんな」


盗賊「…勇者、本気なの?」


勇者「…俺は賢者に服従することを誓うよ」

賢者「…ククク。勇者がいなければ人類に勝ち目はあるまい」


勇者「…何を…」フラッ


踊り子「ちょ、ちょっとふざけるのもいい加減に…」


賢者「…ふざけてなどいない。僕…いや、我は魔王。」


盗賊「…魔王…賢者が…?」


魔王「対象が服従すると誓えば対象を無効化することができるからな…勇者を洗脳するのに骨が折れたわい」


踊り子「…いきなり勇者が料理バトルをしようなんて言ってきたのは…」


魔王「我の洗脳魔法によってじゃ」


盗賊「…許せない」


魔王「小娘二人に遅れをとるほど弱くはないわい」


魔王「…しばし眠っておれ」

…そうして世界は魔王に征服された…


踊り子「…私達、助からないのかしら」


盗賊「…助からないよ」


踊り子「そう…ね。もう私達二人しか人間はいないものね」


盗賊「…ごめんね、踊り子…」


踊り子「なんで盗賊が謝るのよ?」


盗賊「…私、魔王の側近なの」


踊り子「え?」ザシュッ


魔王「…盗賊よ。つらいか?」


側近「大丈夫」


魔王「…そうか。無理はするなよ」


側近「そっちだってかなり無理したくせに」


魔王「…そうだな」

魔王「…それにしても演技がうまくなったな」


側近「そっちだって」


魔王「…楽しかったからな」


側近「そうだね。私だって楽しかったよ」


魔王「これからは魔族のために頑張らないとな」


側近「…分かってる」


…さようなら

>>48魔法使いは勇者に掘られて一般人になった
賢者は強くてニューゲームをしたら出てくるキャラだから、魔法使いと賢者は別人

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