アスカ「(つ・ω・)つ」(79)

シンジ「アスカ。なにしてんの?」

アスカ「だっこ神拳」

シンジ「え。なに??」

アスカ「この構えを取られると、シンジはだっこせずにいられないという―――」

シンジ「……」

アスカ「(つ・ω・)つ」アチョー

シンジ「えっと……あのさ。アスカ」

アスカ「(つ´・ω・)つ」

シンジ「はぁ……だっこするからこっち来て」

アスカ「ほーら効いた。もう、バカシンジはしょうがないわね~」

ぎゅぅ

アスカ「んー」ゴロゴロ

シンジ「アスカ、そのナントカ神拳だけど」

アスカ「ん?」

シンジ「僕が忙しい時は使わないでね? ご飯の前とかさ」

アスカ「なんでよっ」

シンジ「お願いだから」

アスカ「むぅ。ま、勘弁してやるわ」

シンジ「ありがと……」

アスカ「んんー」ゴロゴロ

シンジ「アスカぁ、朝だよー」

ガラガラ

アスカ「ふぁぁ。ミサトは?」

シンジ「昨日は遅かったみたいで、まだ寝てる」

アスカ「(つ・ω・)つ」ヤッタ!

シンジ「……いや、ほら。朝は時間無いから。ね?」

アスカ「(つ・ω・)つ」チョット

シンジ「……」

ぎゅぅ

アスカ「ふふ」

学校~屋上

シンジ(アスカ、さすがに授業中は大人しくて助かった。ヒヤヒヤしたけど)

シンジ(……屋上、いつでも入れるってどうなんだろ。この学校って安全管理が結構いい加減だよな)

シンジ(おかげで日向ぼっこできるからいいか―――)

ギィ

シンジ「?」

アスカ「シンジ。こんなとこいたのね」

シンジ「うん。なに?」

アスカ「別にぃ」

シンジ「……」

アスカ「⊂(・ω・⊂)」

シンジ「やっぱり」

シンジ「でも僕、今あんまり立ちたくない」

アスカ「じゃ、いいわよ。そのまま寝てても」

ドサッ

シンジ「ぶげっ」

アスカ「なによぶげって。失礼ねー、私が重いみたいじゃない」

シンジ「だって……もう少し丁寧に乗っかってよ!」

アスカ「身体鍛えなさいよ。ん~」ゴロゴロ

シンジ「はぁ」

アスカ「……」ゴロゴロ

シンジ「……」ナデナデ

リツコ「本日の訓練は以上よ」

ミサト「お疲れさま、3人とも。もう上がっていいわよ」


更衣室

シンジ「アスカ、まだ?」

アスカ『女子の着替えを急かすんじゃないわよ、スケベ』

シンジ「スケベは関係ないだろ」

アスカ『おし。シンジ、ちょっと入ってきて』

シンジ「更衣室に?」

プシュッ

シンジ「なにアスカ」

アスカ「(つ・ω・)つ」アチョー

シンジ「……まぁそんな予感はしたんだ。構えたまま待ってるとは思わなかったけど」

アスカ「(つ`・ω・´)つ」アチョチョー

ぎゅぅ

アスカ「ふぁ」

シンジ(うっ。女子更衣室で女の子だっこしてると、ちょっと意識しちゃうな……)

アスカ「にゃふ」グリグリ

プシュッ

シンジ「ッ!?」

アスカ「あ」

レイ「……」

レイ「なに、してるの?」

シンジ「あ、いやあの! これはっ」

アスカ「ファースト、あんた帰ったんじゃなかったの!?」

レイ「忘れ物―――なにしてたの?」

シンジ「えっと……」

アスカ「勘違いしないでよねスケベなことじゃないんだから! だ……だ、だっこ神拳よ」

レイ「? なにそれ」

アスカ「なにって。構えられると……バカシンジはついだっこしちゃうっていう……拳法で」

シンジ(アスカ真っ赤だ。改めて説明するとすごく恥ずかしいもんな……)

レイ「それをすると、さっきみたいになるの?」

アスカ「ま、まぁ。そういう事」

レイ「……」

レイ「私もする」

シンジ「え?」

レイ「だっこ神拳。それをすると、碇君にだっこしてもらえるのね?」

シンジ「えええ」

アスカ「ダメぇっ!」

レイ「どうして?」

アスカ「どうしてじゃないわよ。あんたはダメ」

レイ「なぜ? 碇君にだっこしてもらうだけなのに」

アスカ「うっさい! ダメったらダメ!!」

レイ「私が碇君にだっこされると、あなたに不都合があるの?」

アスカ「うっ……別に……誰がシンジにだっこされたって……」

レイ「なら邪魔しないで」

アスカ「う、ぐぅぅ」

レイ「(つ・ω・)つ」コウ?

レイ「(つ・ω・)つ」コウスルノ?

アスカ「うー、うー」

シンジ(ど、どうしよう。これは……だっこしてもマズいけど、神拳効かないってのもマズいような)

レイ「(つ・ω・)つ」マダ?

シンジ(どうしようどうしようどうしよう)

アスカ「だ……だから! それじゃダメなの!!」

レイ「?」

アスカ「だっこ神拳はそんな簡単なものじゃないんだからっ」

アスカ「身につけるにはそれなりの修行が必要なのよ。形だけ真似したってシンジは操れないわ!」

シンジ「へー」

レイ「そうなの?」

シンジ「え。うん……多分まぁ。そうみたい」

アスカ「残念だったわねーファースト」

レイ「師匠」

アスカ「……は?」

レイ「今日から弐号機パイロットのことを師匠と呼ぶわ」

アスカ「し、師匠!?」

レイ「私にだっこ神拳を教えて。師匠」

アスカ「師匠……」

シンジ(うわ。アスカの目がキラキラしてる)

アスカ「仕方ないわね! あんたは今日から私の弟子よ!」

レイ「よろしくお願いします」

アスカ「うむうむ。苦しゅうない」

シンジ「なんだこれ」

レイ「で、何をすればいいの?」

アスカ「え……? そーねえ。とりあえず今日は帰りなさい、遅くなるし。修行は明日から」

レイ「早く覚えたいわ」

アスカ「師匠の言うことに逆らわない!」

レイ「……はい。碇君、師匠、さよなら」

プシュッ

アスカ「ふっふっふ。とうとうあのファーストを支配下に置く日が来たのね」

シンジ「ねえアスカ。いいの? 教えるなら、最終的には綾波のこともだっこしなくちゃいけないけど」

アスカ「あ……」

その夜~葛城邸

アスカ「いただきまーす」

シンジ「どうぞ」

アスカ「(´・ω・`)」モキュモキュ

シンジ「……アスカってもきゅもきゅって感じで食べるよね」

アスカ「なにそれ。バカにしてんの?」

シンジ「違うよ。どっちかって言うと、可愛いなーと思って」

アスカ「ふん」

シンジ「……」

アスカ「(´・ω・`)」モキュモキュ

シンジ(もきゅもきゅしてる)

シンジ「ところでさ。綾波に修行つけるって、何するか決めてるの?」

アスカ「あったり前じゃない! バッチリ考えてあるわよ」

シンジ「ふーん」

アスカ「(´・ω・`)」モキュモキュ

とりあえず寝る

翌日~葛城邸

アスカ「じゃ、始めるわよファースト……いえ、レイ!」

レイ「はい」

アスカ「私の弟子の練習のために、特別にこんな物を用意したわ」

ガサッ

シンジ「何これ?」

アスカ「バカシンジの身代わり」

シンジ「身代わりって。ただのダンボールじゃないか」

アスカ「はっ、あんたバカぁ!? 裏っかわ見てみなさいよ」

シンジ「……紙が貼ってある」

『ばかしんじ』


シンジ「……」

レイ「……」

アスカ「どー見てもバカシンジの身代わりでしょ?」

シンジ「ただ貼ってあるだけ!?」

アスカ「なによ文句あるの? だっこ神拳継承への道は険しいんだから」

レイ「私―――やります。師匠」

アスカ「うむ!」

アスカ「(つ・ω・)つ」コウヨ!

レイ「(つ・ω・)つ」コウ?

アスカ「(つ`・ω・´)つ」シンジ!

シンジ「はいはい」

ぎゅっ

アスカ「はぅ」

レイ「(つ・ω・)つ」…

アスカ「ほら、レイは身代わりシンジに抱きつく!」

レイ「はい」ガサッ

アスカ「そろそろ一端離れて。すぐまたいくわよー」

シンジ「はぁ」

アスカ「(つ・ω・)つ」アチョー

レイ「(つ・ω・)つ」アチョー

ぎゅぅ

アスカ「ふにぁぁ」ゴロゴロ

レイ「……」ガサガサ

シンジ「あ、あのさ。アスカ」

アスカ「なぁにぃ♥」

シンジ(上機嫌だな……)

シンジ「これってなんだかさ、綾波が……その」

レイ「……」ガサガサ

シンジ「可哀想って言うか……僕が言うのもヘンだけど」

アスカ「しょーがないじゃない修行なんだから」

レイ「……ありがとう碇君。碇君にだっこしてもらえるよう、私頑張る」

シンジ「綾波。でも」

レイ「師匠、続けてください!」

アスカ「う……っ」

アスカ「じゃ、じゃあまあ、次ね」

レイ「はい」

ぎゅぅぅ
ガサガサ

アスカ「ん~」

レイ「……」

アスカ「んん~」

レイ「……ぁ」ポタッ

シンジ「!?」

レイ「私……泣いてる。これが涙」

シンジ「綾波っ」

レイ「大丈夫。まだやれるわ。師匠、お願い」

アスカ「う、ぅぅっ」

シンジ「アスカぁ」

レイ「師匠!」

アスカ「ああもう! 分かったわよっ、免許皆伝してシンジにだっこさせてあげるわ!」

アスカ「ただし私も一緒の時だけ。監視の無い場では使用禁止よ! いいわねレイ」

レイ「はいっ」

シンジ「……」

アスカ「なによその顔」

シンジ「ううん、なんでも無い」

シンジ(その条件ってほとんど意味ないっていうか、どーせほぼ一日中アスカと一緒なの忘れてるな)

アスカ「ふ。私って弟子想いね」

学校~屋上

アスカ「(つ・ω・)つ」チョンワ

シンジ「よいしょ」

ぎゅぅ

アスカ「んふ~」

レイ「⊂(・ω・⊂)」コッチモ

シンジ「順番にね」

ぎゅぅ

レイ「はぁぁ」

アスカ「(つ・ω・)つ」コウタイ!

シンジ「はいはい」

ぎゅぅぅ

シンジ(ふう。さすがにちょっと、腕疲れてきたな)

アスカ「シンジー」ゴロゴロ

レイ「碇くん……」ゴロゴロ

シンジ(……ま、いいか)

数日後~

ミサト『三人とも、聴こえてる?』

レイ「はい」

アスカ「バッチリ」

シンジ「はい!」

ミサト『目標の使徒は、5時間前から観測でもこれといって動きも見せていないわ。でもこちらかの遠距離射撃も効果がない』

アスカ「突っ込めば?」

ミサト『そうしたいところだけどね』

シンジ「ダメなんですか?」

ミサト『近距離では、エヴァの装甲でも役に立たないこわ~い武器を持ってることを確認済みよ』

アスカ「じゃあどうすんのよ」

リツコ『悪いけど、目標を監視しつつしばらくその位置で待機』

アスカ「え~」

ミサト『今、仕掛けるきっかけを作るための無人機を戦自から調達させてるわ』

シンジ(準備が整うまでは膠着状態ってことか……やだな)

シンジ(使徒がそれまで待っててくれるとも限らないし)

~~~~

アスカ「ミサト! まだなの?」

ミサト『戦自が渋ってんのよ。悪いけどまだしばらく―――ただ、緊張は解かないで』

シンジ(……待つだけって、結構キツいや)

アスカ「うぅ~~っ」

シンジ(アスカ。だいぶイラついてる……な!)

弐号機「(つ・ω・)つ」

ミサト『な、なに??』

シンジ「アスカぁ!?」

マヤ『零号機も動き出しましたっ』

零号機「⊂(・ω・⊂)」

シンジ「綾波までっ!?」

弐号機「(つ・ω・)つ」モウヤダ

零号機「⊂(・ω・⊂)」ダッコナノ

ミサト『なにこれ、なんなの???』

弐号機「(つ・ω・)つ」アチョー

零号機「⊂(・ω・⊂)」アチョチョー

シンジ(あ、あれしたらだっこしてもらえるって―――二人は(勝手に)信じてるわけで……)

シンジ(でも今の状況でされてもっ! でもいまさら期待を裏切るのもっ!)

弐号機「(つ´・ω・`)つ」

零号機「⊂(´・ω・`⊂)」

シンジ「あああああああ……」

シンジ「す――――――」

ミサト『酢?』

シンジ「す、す、隙ありいいいいいいいいっっ!!!」

ドダダダダダダッ!

ミサト『えええ?』

リツコ『特攻!?』

ミサト『ちょっ。シンジ君、どうしたのッッ!?』

シンジ「うぉぉぉああぁぁぁぁぁーーー!」

ザシュッ!

シンジ「ぐぅっ…………く。このぉぉっっ!!」

ガキッ! ザクッッ!

シンジ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

―――ぐしゃっ



マヤ「も……目標、沈黙しました」

ミサト「……さっぱり分からん」

青葉「隙がどうとか叫んでましたね」

日向「使徒と直接対峙してきたパイロットにしか理解できないような隙があったってことか?」

マヤ「まさか」

リツコ「ひょっとして……」

マヤ「先輩?」

リツコ「シンジ君は、天と地と万物を紡ぎ相補性の巨大なうねりの中で自らエネルギーの疑縮体に―――」

ミサト「あーはいはい」

リツコ「―――純粋に人の願いを叶える、ただそれだけのために」

ミサト「ま、赤木博士ぇの発作は置いといて。当のシンちゃんは?」

日向「使徒を殲滅直後、初号機から飛び出て走って行きました」

ミサト「はぁ??」

シンジ「ハァ、ハァ、ハァ……」

アスカ「シンジ」

レイ「碇君。大丈夫?」

シンジ(エヴァの陰なら人に見られない……かな?)

ぎゅっ

アスカ「ん、にゃふふ」

シンジ「ほら。綾波も」

ぎゅっ

レイ「あぁ♥」

シンジ「……」

アスカ「? ねえ、なんかちょっと顔が怖くない?」

シンジ「……」

レイ「どうかしたの?」

シンジ「あのさ……僕、言っておいただろ!? 忙しい時は神拳ダメだって」

アスカ「だって忙しくはなかったわよねー、レイ。じっとしてただけだし」

レイ「むしろ退屈だったわ」

シンジ「はぁ……もうっ!」

もう少しだけど休憩

葛城邸

アスカ「むぅ。シンジが部屋に閉じこもっちゃった……」

レイ「あの後葛城三佐と、碇司令からも厳重注意を受けたみたい」

アスカ「おっかしーわねー、何がいけなかったんだろ」

レイ「やっぱりあのタイミングでだっこ神拳は……」

アスカ「あんたもやったじゃない」

レイ「師匠が先にやったから」

アスカ「……」

レイ「……」

アスカ「もう! 仕方ない、バカシンジのご機嫌でも取ってやるか」

レイ「どうするの?」

アスカ「そうねぇ。誰かを喜ばせるにはまず、自分がされて嬉しいことを考えればいいんじゃない?」

レイ「されて嬉しいこと……」

コンコン

アスカ「シンジー」

レイ「碇君。起きてる?」

シンジ『……しばらく休ませてよ。疲れちゃった』

アスカ「だから癒しにきてあげたのよ」

シンジ『?』

ガラガラ

シンジ「……なに?」

アスカ「ふっふふ。いっつもだっこさせてるから、たまにはあんたをだっこしてあげる」

レイ「あげるわ」

シンジ「い、いいよっ、だっことかそんな」

アスカ「なぁに遠慮してんのガキのくせに」

シンジ「同い年だろ」

アスカ「だっこされてるとねー、心が『フワ~』っとなるんだから」

シンジ「ふわー……」

アスカ「ってことでホラ、あれやんなさい」

シンジ「あれって…………アレを!? 僕も!?」

レイ「碇君ならきっとすぐ出来るわ」

シンジ「えぇぇ……」

アスカ「さぁっ、さっさとする!」

シンジ「ねえ、ホントにやるの?」

アスカ「は・や・く!」

シンジ「ううっ」

アスカ「……」ジーッ

レイ「……」ジーッ

シンジ(に、逃げられない。逃げちゃダメ、なのかなぁ)

シンジ「(つ・ω・)つ」…

レイ「上手!」

アスカ「よし。いい感じよシンジ。も少し指をぴんとして、それで『アチョー』って」

シンジ「(つ・ω・)つ」ア、アチョー

アスカ「よく出来ました! はいだっこー」

むぎゅぅ

シンジ「うわっ!?」

アスカ「んふふ。いーこいーこしてあげますからねーシンちゃん」

シンジ(む、胸が、顔にっ。ムニってうぁぁ)

アスカ「……」ナデナデ

シンジ「///」

レイ「師匠。次は私も碇君をだっこしたい」

アスカ「却下! これは絶対私だけなの」

レイ「……そう。なら私は、師匠にだっこされてる碇君にだっこされてるわ」

シンジ「え。でもどうやって」

レイ「こうして……」

むぎゅぅ

レイ「はぁ。碇くん」スリスリ

アスカ「あ、ちょっとコラっ」

レイ「碇くん……」スリスリ

アスカ「レイ、それただ抱きついてるだけじゃない! シンジ癒しに来たんでしょ!?」

レイ「……駄目?」

シンジ「い、いやまぁ……構わないけど」

~~~~

アスカ「どぉシンジ。癒される?」

シンジ「ぅ……うん」

アスカ「ホワァ~ってなるでしょ」ナデナデ

レイ「あったかい」スリスリ

シンジ「……」



シンジ(いい匂いがする―――二人共、柔らかくてあったかくて)

シンジ(なんだか、ホントにほわぁってしてきた……)

プシュッ

ミサト「たっだいまー」

ペンペン「クェェ!」

ミサト「ただいまペンペン。シンジ君たちは?」

ペンペン「クェッ」

ミサト「ん?」

トタトタ



ミサト「……おやまぁ」

アスカ「クー、クー」

レイ「スゥ」

シンジ「スー、スー……」

ミサト「見事にひと塊で寝てるわねぇ。仲のよろしいことで」

ペンペン「クエェ?」

ミサト「あ。起こさなくていいわよ、ペンペン。それより布団かけてあげなくっちゃ」



おわり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom